JPS61253936A - 直接放送衛星信号伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビデオ分配ネットワーク、及び、さらに詳述す
ると、マイクロ波、ケーブル、及び特に１直接放送衛星
通信に使用されるビデオ信号、オーディオ信号、及び制
御信号の為の信頼性ある安全な伝送方式に関する。

直接放送衛星サービスには有料テレビジョン、電話会議
、電話ゼミナー、プライベートな放送ネットワーク等が
含まれる。最近数年間小型で低価格のテレビジョン受信
専用端末装置が入手できるようになった為、上記のサー
ビスに対する需要が増大している。受信専用テレビジョ
ン・アンテナ技術が改良され、そして、テレビジョン受
信専用端末装置の価格が低下するにしたがって、さらに
、直接放送衛星サービスに対する需要の増大が期待され
る。

この理由で本発明は直接放送衛星方式に関して記載する
。しかしながら、本発明に関する原理は、現在使用され
ているケーブル及びマイクロ波方式のような他の種類の
通信方式、及び現在開発されている種々の種類の方式に
もあてはまる。

陸線及び陸上のマイクロ波リンクとは異なって、衛星伝
送にはプライバシーが欠けている。この衛星送信はその
衛星信号を受信するように位置したアンテナを有するい
かなるＴＶ受信専用端末装置によっても受信することが
できる。したがって、ビデオ及びオーディオ、プログラ
ミング信号及びデータ信号の安全な伝送が多くの用途に
重要なプライバシーを提供するために必要とされる。

安全性が要求される直接放送衛星ネットワークの簡単な
例はテレビジョン信号を放送するネットワークである。

放送信号区域にアンテナを有する任意の受信機は衛星信
号を受信することができるので、加入者の受信ユニット
忙よってのみ復号化できる方法でその衛星信号を符号化
することが必要である。さらに、Ｋ、他の加入者は他の
プログラムまたはプログラム群に代価を支払っているも
のである。

したがって、特定のプログラムまたはプログラム群に対
して代弁を支払った加入者はそれを受信できるが他の加
入者はそれを受信できないように衛星信号は符号化され
なければならない。

特定の加入者があるプログラムを下見し、そして、その
時に自分がそのプログラムを視聴したいかどうか、した
がって、視聴の権利に対して代価を支払うことを望むの
か否かを決定することができるように方式を設計するこ
とが望ましいであろう。このような所望視聴分支払い（
ＩＰＰＶ）方式においては、加入者の決定は適切な請求
をするために記録されて請求装置に対し連絡されなけれ
ばならない。このような場合においては、そのす二ビス
の盗聴の可能性を排除するために請求当局といかに連絡
するかを加入者受信ユニットに指示する加入者受信ユニ
ットへの制御信号は安全なものでなければならない。

本発明の方式はネットワークの送信端の方へ装置の複雑
な機構を移転し、一方受信装置を安価に、かつ、信頼性
ある状態忙保つように設計されている。現状の人工暗号
化技術は放送信号用の安全な伝送方式を提供するために
使用される。

ビデオ信号は処理されてアナログ形式で伝送される。オ
ーディオ信号はデジタル化されてデジタル・データ形式
で伝送される。アドレス可能な制御データはアドレスに
したがってパケットへ組織化され、そしてオーディオ信
号と同じデジタル・データ形式で伝送される。これらの
信号の全ては時分割多重技術を用いてベースバンドで組
合わされる。この組合わされたベースバンド信号は変調
され、そして、衛星リンクを介して加入者の受信ユニッ
トへ伝送される。

この信号構造により、音声及び制御データ用の副搬送波
の必要がなくなり、ビデオ信号の変移が増大され、そし
て、ビデオ信号の対雑音比を改善することができる。さ
らに、全ての信号はベースバンドで時間的に多重化され
るので、１個のＦＭ復調器のみが全ての信号用の受信機
に必要とされるだけである。

２つのオーディオ・チャネルが放送される。

有料ＴＶササ−スでは、この両オーディオ・チャネルは
ステレオ・サウンド放送用に使用することができる。他
の用途では、そのオーディオ・チャネルの１つはテキス
ト、メッセージ、ファクシミリ等の伝送のようなサービ
スの為のデータ・チャネルとして構成することができる
。

一般忙、送信端装置はプログラム処理ユニットと実時間
コントローラからなる。このプログラム処理ユニットは
ビデオ信号の処理及びスクランブリング、オーディオ信
号のデジタル化、そのオーディオ・データの暗号化、及
びベースバンド信号の時間による多重化を行なう。実時
間制御器は、オーディオ暗号キーを発生し、アドレス可
能な制御メッセージを暗号化し、伝送プロトコールに従
ってパケット・メッセージを発生し、ユーザのデータベ
ースを維持し、そして、他の処理ユニットと通信を行な
う。

各受信ユニットは受信機と使用されるように設計された
アドレス可能制御器デコーダを有しており、その受信機
はそのデコーダと相互作用するために必要なインターフ
ェイスを有している。そのアドレス可能制御器デコータ
ハベースバンド信号のデマルチプレクシングを行ない、
受信機を制御し、そのビデオ信号のデスクランブリング
を行ない、オーディオ・データの暗号解読を行ない、そ
して、そのオーディオ・データをアナログ形に変換する
。

伝送される複合テレビジョン信号は、有効なビデオ部分
及び水平帰線消去期間部分を有するフォーマットを利用
している。２２のデジタル・オーディオ・チャネルと制
御データ・チャネルは水平帰線消去期間の一部を割り尚
てられる。ビデオ・フレーム同期化情報と零レベル基準
が垂直帰線消去期間に伝送される。オーディオ・データ
と制御データはバースト同期モードで伝送される。

２レベル・ビデオ・スクランブリング方式は性能、価格
、安全性の最良の組合わせを得るために使用される。そ
の第一のレベルはビデオ信号から完全にラインとフレー
ムの同期化パルスを除去することによって達成される。

そして、唯一の同期化ワードが同期化の目的で垂直帰線
消去期間に伝送される。

アドレス可能制御器デコーダはその同期化ワードを捜し
て確認することにより同期化を確立する。一度、その同
期化ワードが確認されると、全ての同期化パルスはその
同期化ワードに関して再生される。この技術は第２の安
全レベルであるビデオ信号の反転と共に使用される。

画質の劣化を避けるために、ビデオの反転がシーン変更
／フレーム単位で行なわれる。

そのビデオ反転の順序は送信端で２進ビット・ストリー
ムにより制御される。同でのビット・ストリームが受口
端でその反転信号を回復する走めに使用される。その２
進のビット・ストリームは同期ストリーム暗号から得ら
れる。この同期ストリーム暗号のためのキーは各伝送期
間毎に変えることができる。ビデオ反転は送信端で制御
することができ、そして通信期間でも変えることができ
る。

オーディオのデジタル化のために、本発明は必要な性能
レベルを達成する、サンフランシスコのドルビ　ラボラ
トリーズ（ＤｏｌｂｙＬａｂｏｒａｔｏｒｉｅｓ　）　
　により開発された新しイテルタ変調方式を使用する。

同時に、この変調方式は受信端で比較的安価なデコーダ
の使用を必要とする。

ビデオ・スクランブリングとは異なって、非常に安全な
オーディオ暗号化方式が比較的安価で達成できる。全体
がデジタル式の暗号解読回路は半カスタムまたはカスタ
ム集積回路を用いて構成することができる。非常に重要
なことは使用される暗号化方式では送信される誤りが零
である、即ち、暗号化されたビット・ストリームの１ビ
ットの誤りが暗号解読されたビット・ストリームで１ビ
ットの誤りしか生じないということである。

本方式は、排他的論理和操作を用いてストリーム暗号に
より発生されるビット・ストリームと明白なオーディオ
・ビット・ストリームを組合わせる暗号化方法を使用す
る。受信端は同じストリーム暗号のビット・ストリーム
を用いてオーディオ・ビット・ストリームの暗号解読を
行なう。このストリーム暗号のビット・ストリームはキ
ー（共通のオーディオ・キー）及び初期化ベクトルによ
って発生される。共通のオーディオ・キーは通信期間の
間使用され、そして、制御データ・チャネルを介して暗
号化した形で伝送される。初期化ベクトルは各フレーム
の期間に使用されて、明白な形で水平帰線消去期間に伝
送される。

本発明の直接放送衛星方式で使用される暗号技術のさら
に詳細については、基本的な方法を記載している、発明
の名称「クリプトグラフィック　システム　フォー　ダ
イレクトブロードキャスト　サテライト　ネットワーク
（Ｃｒｙｐｔｏｇｒａｐｈｉｃ　Ｓｙｓｔｅｍ　Ｆｏｒ
　ＤｉｒｅｃｔＢｒｏａｄｃａｓｔ　５ａｔｅｌｌｉｔ
ｅ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　）　Ｊのドナルド　ホーン（Ｄｏ
ｎａｌｄ　１ｏｒｎｅ　）　　の名前で１９８４年１０
月２６日に出願され現在係属中の米国特許出願第６６５
．１１４号、及びその幾つかの改良に向けられた、発明
の名称「クリプトグラフイク　システム　ユージング　
インタチェンジャプル　キー　ブロックス　アンド　セ
レクタブル　キー　フラグメンツＪ　（Ｃｒｙｐｔｏｇ
ｒ＆ｐｈｉｃ　Ｓｙａｔｅｍ　ＵｓｉｎｇＩｎｔｅｒｅ
ｃｈａｎｇｅａｂｌｅ　Ｋｅｙ　Ｂｌｏｃｋｓ　ａｎｄ
　５ｅｌｅｃｔａｂｌｓＫｅｙ　Ｆｒａｇｍｅｎｔｓ　
）のジョン　シェフアース（Ｊｏｈｎ　Ｊｅｆｆｅｒｓ
　）　　及びドナルト　　静−ン（ｐｏｎａｌｄ　Ｈｏ
ｒｎｅ　）　の名前で１９８５年３月１１日に出願され
現在係属中の米国特許出願第７１０．３８５号を参照さ
れたい。これら両出願はその譲受人に譲渡されている。

アドレス可能　制御データ・チャネルはオーディオの暗
号解読キー及び許可証段レベルのような機密に関する情
報を搬送するものである。本方式は盗聴者がこの情報を
正しく受信するのを防止し、そして正当な端末者が許可
された情報以上の情報を受信するのを防止するように設
計されている。本発明で使用される暗号化方式は多重端
末キーの概念を使用する。共通のオーディオ・キーは各
受信端末により使用されるようそれぞれ異なった仕方で
暗号化される。こうして、暗号解読キーが侵される場合
（これはあまり有り得ることではないが）、この暗号解
読キーを除去することたよって損傷は迅速に防止するこ
とができる。

アドレス可能　制御データは組織化され、そしてブロッ
ク暗号アルゴリズムで暗号化されるキーを用いて暗号化
される。ブロック暗号キーの長さは６４ビットである。

従来のデータ暗号化基準（Ｄａｔａ　Ｅｎｃｒｙｐｔｉ
ｏｎ　５ｔａｎｄａｒｄ）と比較すると、本ブロック暗
号はより大きなブロックとより長いキーを有している。

したかって、この暗号を無理やりに解こうとしてもかな
りの努力が必要となろう。

本発明の重要な特徴の一つは、送信端から個々の受信機
ユニットの特定の機能を実時間で制御することができる
ということである。

一般的にこれは、衛星により分配される複合テレビジョ
ン信号の一部を形成するアドレス可能なデータ・ストリ
ームの使用によって達成される。このデータ・ストリー
ムは特定の受信ユニットにアドレス可能でその受信ユニ
ットによってのみ受信可能な部分を有する。

各アドレス可能部分は複数の相異なるメッセージの一つ
を含んでいる。各メッセージはそのアドレスされる受信
ユニットの機能を制御する命令を含んでいる。例えば、
メッセージは、どのプログラミング段が加入者単位で視
聴に許可されるかまたはどのプログラミング段が所望視
聴外支払い処理に適当か等についてアドレスされた受信
ユニットに忠告することができる。

そのメッセージに含まれる情報は実時間で変更すること
ができるので、システム・オペレータは本方式、特に、
各受信ユニットの操作に対する制御を大いに行なうこと
ができる。

これにより、本発明の方式は更に融通性あるものとなり
、そして、特定の加入者に適当な個別化されたサービス
をより良く提供することができる。

本発明の他の重要な特徴は、受信ユニットが、ビデオ及
びオーディオの情報を処理して再生するために制御デー
タを捕捉し使用する方法に関する。複合テレビジョン信
号は各々が異なる周波数の複数のプログラミングチャネ
ルまたは段に関する情報を含んでいる。各周波数に関連
する信号はビデオ情報、暗号化部分を含むアドレス可能
なデータ・ストリームを含んでいる。

プログラムが選択されると、対応する周波数が同調され
てビデオ及びオーディオ情報が選択されたプログラムに
関する情報を含んでいる。この情報は全ての受信ユニッ
トによって使用される。各アドレス可能部分はユニット
・アドレス及びそのアドレスされた受信ユ信ユニットの
ための制御を含んでいる。

各ヘッダは調査され、そして、プログラム関連情報、同
期化情報及び所望視聴外支払い情報を含むその中の情報
は捕捉されて記録される。受信ユニットにアドレスされ
るアドレス可能パケットが存在し得るということを示す
、受信ユニットの群アドレスに匹敵する群アドレスをヘ
ッダが含む場合は、各アドレス可能部分は順次調査され
る。そのアドレス可能部分が全て調査された後で次のヘ
ッダが監視される。

全体的なアドレス即ち受信ユニットのアドレスを含むア
ドレス可能部分が見つかると、その中の制御情報が捕捉
される。この制御情報は上述の様にメッセージの形をし
ている。

メッセージは通常暗号化された形をしている。アドレス
可能部分は受信ユニットに記憶された情報と共に使用さ
れる時は、そのメッセージの暗号解読に使用される情報
を含んでいる。

制御情報とプログラム関連情報は表示されるビデオ及び
オーディオ情報の処理及び再生に使用するために記憶さ
れる。選択されたプログラムが予約したものであるかど
うかまたは視聴外支払い態勢でのみ見られるものでろる
かどうかに依存して、加入者は表示を得るために受信ユ
ニットに必要な命令を入力しなければならなくなるかも
しれない。　　　　　　　　　フしたがって、本発明の
主な目的は、通信方式において、ビデオ、オーディオ及
び制御信号用の信頼できる安全な伝送方式を提供するこ
とである。

本発明の他の目的は、水平帰線消去期間に挿入されるア
ドレス可能データ・ストリームを利用する、直接放送衛
星信号伝送方式を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、複数のアドレス可能パケッ
トを伴うヘッダ・パケットにアドレス可能データ・スト
リームを組織化する直接放送衛星信号伝送方式を提供す
ることである。

本発明のさらに他の目的は、データ・ストリームのアド
レス可能パケットの情報をリアルタイム態勢で変えるこ
とができる直接放送衛星信号伝送方式を提供することで
ある。

本発明のさらに他の目的は、全ての受信ユニットによっ
て受信可能なデータ・ストリームのヘッダ・パケットが
同期化情報、放送されるプログラムに関連するデータ、
及び放送されるプログラムに関連する所望視聴分支払い
データを含む直接放送衛星信号伝送方式を提供すること
である。

本発明のさらに他の目的は、アドレスされた受信ユニッ
トによってのみ復号化できるデータ・ストリームのアド
レス可能パケットが個々の加入者の許可、暗号化キーの
分配、視聴分支払い処理、チャネル周波数の再割当てを
制御し、そしてアドレスされる受信ユニット及びそれ如
関連するディスプレイの他の機能を直接制御する直接放
送衛星伝送方式を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、データ・ストリームのアド
レス可能パケットが受信機の周辺装置とのインターフェ
ースを制御する直接放送衛星信号伝送方式を提供するこ
とである。

本発明の一つの態様によれば、放送信号発生手段と、複
数の放送信号受信手段と、放送信号発生手段から各受信
手段へ放送信号を分配するための手段を含むタイプの通
信方式でデータを伝送するための方法が提供される。

この方法は、有効なビデオ信号部分と水平帰線消去部分
を有する放送信号を発生する段階を含む。オーディオ信
号とデータ・ストリームは発生されて水平帰線消去部分
へ挿入される。データ・ストリームは、全ての受信手段
に適用可能なグループアドレス情報及びプログラム関連
情報より成るヘッダ部分と、このヘッダに関連するアド
レス可能部分のグループを含んでいる。このアドレス可
能部分はアドレスされたグループの受信ユニットの特定
のもの（もしもそのアドレスが全体的なものである場合
は全て）をアドレスすると共にその機能を制御するため
の情報を含んでいる。

この方ｉｓ、アドレス可能部分を選択し、そしてその中
の情報を変える段階をさらに有している。これにより、
個々の受信機はリアルタイム態勢により送信端で制御す
ることができる。

ヘッダの情報は放送信号の有効なビデオ部分に関連する
情報を含んでいる。例えば、この情報はビデオ同期化情
報及びプログラム識別情報を含むことができる。それは
またオーディオのデスクランブリングに関するものであ
ってもよく、そして、オーディオの暗号解読情報を含む
ものであってもよい。この情報はまた所望視聴分支払い
データを含むものであってもよい。

各受信手段は、最上位の桁のビット（グループアドレス
）及び最下位の桁のビット（加入者ユニットのアドレス
）を含む独特のデジタル・アドレスを割当てられている
。ヘッダの情報はそのデジタル・アドレスの最上位の桁
のビットを含んでいる。アドレス可能部分の情報は、そ
のアドレス可能部分が関連する特定の受信手段のアドレ
スの最下位の桁のビットを含んでいる。全ての受信ユニ
ットは全体的な加入者アドレスを使用して同時にアクセ
スすることができる。

各アドレス可能部分の情報は複数の暗号化された受信機
メッセージ型式の内の選択されたものを含んでいる。さ
らに、この選択され光メッセージ型式を暗号化するため
の情報がメッセージ型式の指示として含まれている。

例えば、一つの型式のメッセージはプログラム認証デー
タ及びこのデータを記憶するための命令、並びに追加の
オーディオ暗号解読データを含むことができる。それは
また、デコーダが静止モードにある時に選択されるはず
である「ホーム・チャネル」を表わすデータを含むこと
ができる。

各受信手段は放送信号発生手段との電話通信能力を備え
ることもできる。この場合には、メッセージ型式の一つ
は所望視聴分支払い処理データ、通話時間データ、及び
プログラム値データを有することができる。また、それ
には、プログラム段妨害データ及び電話呼込み（ｃａｌ
ｌ−ｉｎ　）番号データを含むことができる。また、他
の型式のメッセージは、特定のプログラム・チャネルが
トランスポンダ〔応答機）の故障のために通常は使用さ
れない周波数で放送されなければならない場合に使用さ
れるチャネル再割当て表を有することができる。

アドレス可能部分の情報は、また、種々の受信ユニット
のデジタル表示を制御するための表示制御データ、受信
ユニットの動作のための消去及びリセット制御機能デー
タ、プログラム妨害データ、及びオーディオ及びデータ
のスレッショールド・データを含むこともできる。

ある場合には、受信ユニットは放送信号情報の処理、記
録、または表示のために一つまたはより多くの周辺装置
と共に使用される。

メッセージ型式の一つは周辺装置のデータを含むことが
できる。またもう一つのメッセージ型式には周辺装置の
選択データを含むことができる。

本方式の利点の一つは、一つのアドレス可能部分に含ま
れる情報の誤りは、この誤りを含むアドレス部分が関係
する特定の受信ユニット以外の受信ユニットによっては
処理されないということである。したがって、誤りは方
式の機能を破壊するものではなく、この方式の特定の受
信ユニットの機能だけを破壊するものである。

本発明の他の態様によれば、有効なビデオ信号部分及び
水平帰線消去部分を含む種類の放送信号で受信されるデ
ータを処理するための方法が提供される。その水平帰線
消去部分は暗号化されたオーディオ・データ部分とデー
タ・ストリームを含んでいる。データ・ストリームは、
群（グループ）アドレス・データ、信号同期化データ、
及び第１の種類のオーディオ暗号解読データを含む、全
ての受信ユニットに適用できる情報を含んでいるヘッダ
部分、及びユニット・アドレス・データ、暗号化された
メッセージ・データ及びメッセージ暗号解読データを含
む、アドレスされる群の特定のアドレスされる受信ユニ
ットの制御に適用できる情報を各々が含む複数のアドレ
ス可能な部分を有している。本方法は、受信ユニットの
群アドレスに群アドレス・データが一致するかどうかを
決定し、放送信号のビデオ部分のための同期化データ、
及び第１の種類のオーディオ暗号解読データを得るため
にヘッダ情報を処理する段階を含む。もしも群アドレス
が一致する場合には、各アドレス可能部分は順次試験さ
れ、そして、その中に含まれる受信された受信ユニット
のアドレスが受信ユニットのアドレスに一致するかどう
かを決定する。その一致する受信ユニットのアドレスを
持つアドレス可能部分の情報は暗号化されたメッセージ
・データを得てその暗号解読をするために処理される。

メッセージ・データは第２の種類のオーディオ暗号解読
データを含んでいる。第１と第２の種類のオーディオ暗
号解読データはオブディオ信号データの暗号解読に使用
される。

本発明のさらに他の態様によれば、通信方式で使用され
る受信ユニットが提供される。

この通信方式は、プログラムのためのビデオ及びオーデ
ィオ情報、群（グループ）アドレス、同期化情報、及び
そのプログラムに関連する情報を含むヘッダ部分、及び
そのヘッダ部分に関連する複数のアドレス可能部分を含
む信号を伝送する種類のものである。そのアドレス可能
部分はアドレスされる群（グループ）の個々のアドレス
される受信ユニットの制御に関する情報を含んでいる。

受信ユニットは、その信号を受信するための手段及び調
べられるべきプログラムを選択するための手段を含んで
いる。またその選択したプログラムの周波数に同調する
ための手段が設けられている。さらに、ビデオ及びオー
ディオ情報からアドレス可能部分を分離すると共に、受
信ユニットがアドレスされた群の中に入るかどうかを決
定するためにヘッダ部分を調査するための手段が設けら
れている。また、ヘッダ情報を捕捉して記憶するための
手段が設けられている。さらに受信ユニットがアドレス
された群の中にあるかどうかを決定するために各アドレ
スされた部分を調査するための手段が設けられている。

もしもその受信ユニットがアドレスされた場合にそのア
ドレスされた部分の制御情報を捕捉して記憶するための
手段が設けられている。さらにまた、その記憶されたヘ
ッダ情報及び制御情報に従ってビデオ及びオーディオ情
報を処理して表示するための手段が設けられている。

オーディオ情報は暗号化された形で存在する。制御情報
はオーディオ暗号解読情報を含んでいる。処理及び表示
手段は、好ましくは受信ユニットにアドレスされた部分
から捕捉されたオーディオ暗号解読情報に従ってオーデ
ィオ情報の暗号解読のための手段を有する方がよい。

アドレスされる部分の各々はメッセージを含んでいる。

制御情報を捕捉して記憶するだめの手段はメッセージを
捕捉するための手段を有している。メッセージは暗号化
された形で伝送される。アドレスされる部分はさらにそ
のメッセージの暗号解読のために情報を含んでいる。受
信ユニットは、さらに、そのアドレスされる部分の暗号
解読情報を用いてメッセージの暗号解読をするための手
段を有している。

またメッセージの暗号解読情報を記憶するための手段が
設けられている。さらに、そのメッセージの暗号解読の
ためにそのアドレスされた部分の暗号解読情報と記憶さ
れたメッセージの暗号解読情報を用いるための手段が設
けられている。

アドレスされる部分の一つはそのアドレスされる群の全
ての受信ユニットにアドレスされる制御情報を含んでも
よい。受信ユニットは、さらに、受信ユニットがアドレ
スされた群の一つである場合には上記の全体的にアドレ
スされる部分内の制御情報を捕捉し、記憶するための手
段を有している。

これらの目的及び他の目的に対応するよう、本発明は、
添付図面（ここでは類似の数字は類似部品を示す）と共
に考慮される以下の詳細な説明に詳述される。

第１図は、本発明の信号伝送方式を利用する直接放送衛
星ネットワークの概略をブロック線図で示す。この直接
放送衛星ネットワークは、全体をＡと示された送信端ま
たはヘッド端、全体をＢと示された複数の信号トランス
ポンダを有する衛星、及び全体をＣと示された複数の受
信ユニットまたは端末装置の一つを有している。送信端
Ａで発生する信号は衛星Ｂに転送され、その後、信号放
送区域内に置かれた複数の受信ユニットＣに分配される
。

この信号伝送方式は１６００万以上の個々の加入者及び
複数の有効プログラム・チャネルと段を維持することが
できる。実時間（リアルタイム）制御器１０は、１０個
のプログラム入力各々から受信されるプログラム内容の
開始部分に時間的にロックされるスタジオ制御コンピュ
ータ１２から実時間入力を受ける。各プログラム入力は
、時間ベースで補正された標準ビデオであり、このプロ
グラムに関連するモノラル、２力国語又はステレオによ
るベースバンド・オーディオを有することができる。

実時間制御器１０はまたカストマ・データベースを扱う
ビジネス中心コンピュータ１４から及びフィールド・サ
ービス職員または許可された請負人によって使用される
音声応答装置１６からデータ入力を受ける。さらに、実
時間制御器１０はヘッド端オペレータ・コンソール１８
から入力を受ける。

このヘッド端装置はスタジオ制御コンピュータ１２から
プログラム入力を受ける。それはまたビデオ信号をスク
ランブリングしオーディオ信号を暗号化する。そして、
ヘッド端装置は欠くことのできないデータを持つスクラ
ンブルされたビデオ・プログラムと暗号化されたオーデ
ィオ信号をアップリング装置２０へ供給する。アップリ
ング装置２０は信号をアンテナ２１を介して衛星Ｂへ転
送する。

実時間制御器１０の主な機能は、この制御器の一部を形
成するコンピュータ・インタフェース・モジュールを介
してプログラム処理ユニット２４ヘルート決めをされる
アドレス・データ・ストリームを発生することである。

プログラム処理ユニット２４では、アドレッシング・デ
ータ・ストリームは、ビデオ信号の水平帰線消去期間に
挿入される。

実時間制御器１０は、アドレス可能制御器デコーダの許
可リストと、１６００万個のデコーダまで拡張できる所
望視聴分支払い情報をディスク・メモリに記憶する。こ
の情報は相異なるプログラムチャネルへ送うれる。

実時間制御器１ｏＦｉ、また、システム状態のためのメ
ニュー駆動オプション、システム・パラメータ及び記憶
情報の両方の統計及び変化と共にシステム・プログラム
の内容の通常の表示を通信リンクにより接続された遠隔
コンソールへ及び局部的にヘッド端オペレータ・コンソ
ール１８へ供給する。この作動方式はヘッド端オペレー
タのだめのカラー・ビデオ表示端末装置の他に本システ
ムのためのコンソール・プリンタ（図示せず）を有して
いる。

実時間制御器１０のコンピュータ・インターフェイス・
モジュールはプログラム処理ユニット２４に複数の動作
チャネル２つの予備チャネルを与える。各予備のチャネ
ルは、動作チャネルの一つが故障した場合にこの動作チ
ャネルのいずれか一つの代りに使用できる。

これは実時間制御器１０の中で自動的に達成される。プ
ログラム処理ユニット２４はアップリング装置２０にチ
ャネルを提供し、このアップリング装置２０はアンテナ
２１に接続されている。

本システムはオペレータにより局部的に又は遠隔的の両
方でオペレータにより監視でき−るように設計されてい
る。ヘッド端オペレータ端末装置１８と遠隔オペレータ
端末装置は、それぞれ、これらの目的で設けられている
。

ビデオ信号の安全のためのスクラップリングは制御によ
り、同期化パルスの除去及びビデオ信号の反転により達
成される。プログラム処理ユニット２４はヘッド端Ａの
実際のスクランブラ部分である。ビデオ同期化パルスの
除去はビデオ信号の水平同期化部分の除去により達成さ
れる。ビデオの反転はビデオ信号の電子的反転により達
成される。

オーディオの暗号化は２重のオーディオ・チャネルをデ
ジタル化してキーを基礎とする暗号化アルゴリズムで処
理することによす達成される。次に、得られた暗号化デ
ジタル・オーディオ・ビットは制御データと合体される
。結果とし生じるデジタル・ビット・ストリームは、衛
星リンクを介して伝送されるよう放送ビデオ信号の水平
帰線消去期間に置かれる。プログラム処理ユニット２４
はコンピュータ・インタフェース・モジュールを介して
実時間制御器１０とインタフェースする。

実時間制御器１０は、特定の受信ユニットの機能を制御
するように実時間方式で制御データを変える能力を有し
ている。

ビデオ分配ネットワークの加入者受信ユニットまたは端
末端Ｃ（その１つが第１図に図式的に示されている）は
、アドレス可能制御器デコーダ３２とテレビジョン３３
に相互接続された受信機３０を有している。受信機３０
は、ビルゾングの屋上に取り付けられたアンテナ３８の
一部を形成する低雑音ブロック・コンバータ・フィード
３６とケーブル３４より接続されている。受信機３０と
デコーダ３２は発明の名称「レシーバ　ウィズインタフ
ェイス　フォー　インターアクション　ウィズ　コント
ローラプル　デコーダ（Ｒｅｃｅｉｖｅｒ　Ｗｉｔｈ　
Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ　Ｆｏｒ　Ｉｎｔｅｒａｃｔｉｏｎ
Ｗｉｔｈ　Ｃｏｎｔｒｏｌｌａｂｌｅ　Ｄｅｃｏｄｅｒ
　）　Ｊで１９８３年１１月３日にアショック・デコー
ダ （Ａｓｈｏｋ　Ｇｅｏｒｇｅ　）　　及びジョン・ジェ
ファーズ（Ｊｏｈｎ　Ｊｅｆｆｅｒｓ　）　　の名で出
願された現在係属している米国特許出願筒５４８．３５
７号に構造及び機能について記載されている。その受信
機及び制御器の動作のさらに詳しい説明はこの特許出願
を参照されたし。

一般的に受信機は受信信号から与えられた信号に同調す
ると共にこの同調された信号を見るために変調する回路
を含んでいる。キーボード入力はキーボードの動作に応
答して入力命令信号を発生するために提供される。ディ
スプレイは受信機の種々の機能を表わす印を示すために
設けられている。

キーボードから入力命令信号を受けると共に同調回路と
ディスプレイ回路を制御するために制御回路がキーボー
ドに対して使用可能に接続されている。この制御回路は
同調回路及びディスプレイ回路の機能に関するデータ信
号を発生し、かつ受信することができる。

インタフェイスは制御回路とアドレス可能制御器デコー
ダ３２との間で双方向データ信号の転送ができるように
制御回路及びアドレス可能制御器デコーダ３２に対し使
用可能に接続されている。

制御回路は同期化信号を発生して、この同期化信号をア
ドレス可能制御器デコーダ３２に転送する。制御回路は
アドレス可能制御器デコーダ３２からデータ信号を受信
するために一定期間待ち状態となる。次に制御回路は、
データ信号がその待ち期間にアドレス可能制御器デコー
ダ３２から受信されない場合、アドレス可能制御器デコ
ーダ３２と通信を開始するためのデータ信号を発生する
。

制御回路は同調回路及びディスプレイ回路に関連する情
報を記憶するためのメモリを有している。また、制御回
路はメモリにアクセスし、その中の情報を得、及び、そ
れをデータ信号に変換するための手段を有している。

待ち期間にアドレス可能制御器デコーダ３２から受信機
によってデータ信号が受信さｈる場合ｔｃＢ、デコーダ
信号はまずメモリに記憶される。その受信されたデータ
信号を記憶に適当な形に変換するための回路が設けられ
ている。記憶された情報は、その後、同調回路とディス
プレイ回路の機能を制御するために受信機より用いられ
る。

アドレス可能制御器デコーダ３２からのデータ信号は、
例えば、同調回路の同調周波数についてアドレス可能制
御器デコーダ３２に知らせるために、応答により特定の
データ信号を発生する受信機への命令となることができ
る。応答後、アドレス可能制御器デコーダ３２は、受信
機が特定の機能を実施、例えばチャンネルを再度突止め
るため同調回路を異なる周波数に同調させる命令を含む
データ信号を発生するようにもできる。アドレス可能制
御器デコーダ３２がら制御回路へ転送されたデータ信号
は、視聴分支払い処理に応答して同調回路を設定する命
令、ディスプレイ回路を設定する命令、または特定の大
刀命令を無視する命令を表わすデータ・ワードを代替的
に含むこともできる。

制御回路によって発生されたデータ信号は、入力命令ま
たは、ディスプレイ回路または同調回路の状態を表わす
データ・ワードを含むことができる。これらのデータ・
ワードは、発生されるデータ信号を構成する場合の情報
としてアドレス可能制御器デコーダ３２で使用される。

各データ信号は開始部分、データ部分及び終了部分を含
むデータ・ワードを有している。

データ信号の転送は、通常は制御回路により、特に、制
御回路による同期化ワードの発生及びインタフェイスを
介してその同期化ワードのアドレス可能制御器デコーダ
３２への転送により開始される。

制御回路によるデータ信号の受信は、同期化ワードの発
生後一定の待ち期間内にアドレス可能制御器デコーダ３
２からのデータ信号が受信された時にのみ生ずる。制御
回路からのデータの転送は、アドレス可能制御器デコー
ダ３２からのデータ信号がその待ち期間内に受信されな
ければその待ち期間に続いて開始することができる。

制御回路により発生されたデータ・ワードは、アドレス
可能制御器デコーダ３２からのデータ信号の受信が可能
な待ち期間により互いに分離される。したがって、一連
の特定通信プロトコールは、受信機とアドレス可能制御
器デコーダ３２の間でデー誉信号の転送のために守らな
ければならない。

加入者により代価を支払われ、そして加入者に提供され
る通常の予約サービスの他忙、受信機により加入者は、
通常の予約サービスの範囲内にはないプログラムのデス
クランブリングをアドレス可能制御器デコーダ３２に直
接まかせるようにすることもできる。これは所望視聴分
支払い処理と呼ばれ、キーボードで正しい順序にキーを
押した時に達成される。プログラムを見るために加入者
が契約できる時間窓はシステム・オペレータによす設定
され、そして、そのショウの下見時間と実際の時間から
なる。全てのユーザはプログラムの始まる時に同一の下
見時間を持つことができ、または下見時間はそのプログ
ラムをユーザが調べた後の特定時間とすることもできる
。

加入者は、下見時間またショウ・タイム中にあるプログ
ラムに同調したときは許可証でこのプログラムを利用で
きるということを知らされる。もしも加入者が必要な許
可証情報を入力すると、プログラムは見ることができる
様にスクランブリングを解除される。

アドレス可能制御器デコーダ３２は加入者に、スクラン
ブルされたプログラムの許可なしの視聴を防止するため
の方法を与える。すなわち、加入者は、所望視聴分支払
いプログラムの視聴の許可のために必要とされる独特の
バスコードを勝手に記録することができる。

バスコードは受信機のキーボードに入力され、そして、
非揮発性ＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ〕のデコ
ーダに転送されて記憶される。その後、バスコードはス
クランブルされたイベントを見るために受信機に入力さ
れなければならない。

受信ユニットは、また、システム・オペレータによるか
または局部的に加入者により選択されるプログラムの妨
害を可能にする制御能力を有しており、この制御能力は
、アドレス可能制御器デコーダ３２が受信機に接続され
る時にこのアドレス可能制御デコーダ３２により提供さ
れる。放送信号は段と呼ばれる複数のプログラミング・
レベルを有している。

家族の視聴に適当でない、即ち、局部的な制御機能下に
あるプログラムが選択されると、チャネル番号が、制御
機能の適切な表示と共にディスプレイ上に表示される。

すると、画面はスクランブルされてオーディオは沈黙状
態となる。このプログラムを見るためには加入者は必要
な制御バスコードを入力しなければならない。適切な局
部制御バスコードが入力されない場合には、プログラム
はスクランブリングを解除されず視聴することができな
い。

制御機能は、また、システム・オペレータにより実行す
ることもできる。送信端から、システム・オペレータは
特定の加入者による任意の段の視聴を完全に阻止するよ
う選択することができる。これを達成する方法の詳細に
ついては本願の譲受人に譲渡された、発明の名称「プロ
グラム　ブロッキング　メソッド　フォー　ユーズ　イ
ン　ダイレクト　ブロードキャスト　サテライト　シス
テム」（Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｂｌｏｃｋｉｎｇ　Ｍｅｔｈ
ｏｄ　Ｆｏｒ　Ｕｓｅ　１ｎＤｉｒｅｃｔ　Ｂｒｏａｄ
ｃａｓｔ　５ａｔｅｌｌｉｔｅ　Ｓｙｓｔｅｍ　）でド
ナルド　アール、ホーン（Ｄｏｎａｌｄ　Ｒ，Ｈｏｒｎ
ｅ　）により１９８５年３月１１日出願の現在係属中の
米国特許出願第７１０，４６６号を参照。

加入者は予約により代価を支払うべきプログラミング段
を選択する。他の全ての段は「視聴に応じて」代価を支
払われる。予約の一部であるプログラム段はアドレス可
能制御器デコーダ３２の許可証リストに記憶される。

もしも、任意のプログラム段が許可証リストの段に一致
する場合には、プログラムは見ることができる。そうで
なければ、ディスプレイは、選択された段のプログラム
は代価を支払わなければならないので、加入者は下見を
し、所望ならばそのプログラムに代価を支払うことがで
きるということを示す。プログラムが「妨害」リストに
現われる段にある場合にはこのプログラムは見ることは
できない。

許可証リスト及び妨害リストはシステム・オペレータの
制御下にあり、そして、実時間方式で変えることができ
る。かくして、システム・オペレータは、必要または所
望の時はいつもこれらのリストを変えることができる。

受信装置は再度チャネルを突止めるという特徴を有して
いる。この特徴は、通常とは異なる周波数で特定のプロ
グラムが放送されなければならない様な衛星信号に対す
る干渉または衛星の特定のトランスポンダの故障のよう
な問題を扱うためにシステム・オペレータが動的にチャ
ネルの再度の突止めをできるようにする方法である。こ
れをするためには、アドレス可能制御器デコーダ３２は
選択されたチャネルが再度突止め表にあるかどうかを確
かめる。もしもそのチャネルが存在すれば受信機はチャ
ネル周波数を変えるようにアドレス可能制御器デコーダ
３２により知らされる。１６個までのチャネルはプログ
ラム発生器によりこの表に置くことができ、そして、種
々の時に変えることができる。

低雑意阻止コンバータ２６はその入力に１２　ＧＨｚ信
号を受ける。この信号は増幅されて発振器により発生さ
れた信号と混合される。

その結果生じる信号は極超短波周波数信号であり、この
信号は同軸ケーブル３４により受信機３０の入力同調部
へ送られる。

この入力同調部とは別に受信機は、入力／出力部、デー
タ通信インタフェイスを含む制御部、及び信号変調部を
有している。これらの各部及びその構成要素の全ては、
上記米国特許出願第５４８．３５７号に記載の受信機同
調手段、制御手段及び直列バッハのある部分を除き従来
設計のものである。

米国特許出願第５４８．３５７号に詳述したように、受
信機の入力同調部はミキサーの入力部に接続された帯域
フィルタを有している。

このミキサーの他の入力は中間周波数を設定する回路に
より供給される。この回路は乗算回路を有している。ミ
キサーへの入力は電圧制御発振器の出力に接続されてい
る。この電圧制御発振器は受信機の制御部に配置された
チャージ・ポンプの出力により制御される。

電圧制御発振器の出力は分周回路への入力を形成し、こ
の分周回路は受信機の制御部の電子スイッチの入力に接
続されている。

ミキサーの出力は中間周波増幅器を介して自動利得制御
（ＡＧＣ）回路の入力部に接続されている。この自動利
得制御回路の出力は帯域フィルタを介して検波器に送ら
れる。この検波器はフィーデパック・ループによりＡＧ
Ｃ回路の入力点に接続されている。

検波器の他の出力はＦＭ検波回路に接続されている。こ
のＦＭ検波回路は公知設計のフェイズ・ロックド・ルー
プであって、ベースバンド信号を提供する。ＦＭ検波回
路は、第２の電圧制御発振器の出力に接続されたミキサ
ーを有している。この第２の電圧制御発振器の出力は、
また、分周回路により上記の電子スイッチの入力点に接
続されている。この分周器の出力は受信機３０の自動微
細同調を得るために使用される。

受信機３００Å力／出力は、ＡＣ線路コードに接続され
るように設計された電源回路を有し、そして、非切換Ａ
Ｃ出力を有している。

マイクロプロセッサにより制御されるＡＣリレー回路は
切換ＡＣ出力を提供する。

受信機はキーボード・エンコケダに接続されたキーボー
ド回路を有している。遠隔キーボードを、また、赤外線
（ＩＲ）送信機に設けることもできる。この赤外線（ｒ
Ｒ）送信機からの信号は赤外線前置増幅回路で受信され
る。この赤外線前置増幅回路の出力及びキーボード・エ
ンコーダの出力はマイクロコンピュータの入力部へ供給
される。

マイクロコンピュータはＬＥＤ７”イスプレイ回路に接
続されている。このＬＥＤディスプレイ回路は選択され
たチャネル番号、（マイクロコンピュータ内のクロック
により発生された）時間、及び受信機３０の動作及び特
定のプログラムのデスクランブリングに対する許可の要
請に関する他の表示を示す。

マイクロコンピュータの出力は並列バス忙よりデジタル
−アナログ変換器に接続されており、このデジタル−ア
ナログ変換器は音量制御回路に入力を提供する。ミキサ
ーがステレオまたは二カ国語のオーディオ信号を提供す
る２つの別々のチャネルでアドレス可能制御器デコーダ
３２からデスクランブルされたオーディオ信号を受信す
る。ミキサーの出力は音量制御回路を介してＴＶ変調器
に転送される。このＴＶ変調器はアドレス可能制御器デ
コーダ３２からデスクランブルされたビデオ信号を受信
してＲＦスイッチにその出力を発生する。このＲＦスイ
ッチは、デスクランブルされたプログラムを見るために
テレビジョン受像機へ必要な情報を提供する。

受信機、さらに詳述すると、そのマイクロコンピュータ
はインターフェイス回路の直列バッファを介してアドレ
ス可能制御器デコーダ３２と通信する。この直列バッフ
ァにより、受信機３００マイクロコンピユータと、アド
レス可能制御器デコーダ３２の動作を制御するマイクロ
コントローラとの間で双方向データ信号が転送できる。

第２Ａ図及び第２Ｂ図はアドレス可能制御器デコーダ３
２のブロック線図よりなる。受信機３０からのベースバ
ンド信号は入力点４０に与えられ、そして、ビデオ制御
回路４２に送られる。このビデオ制御回路４２では、デ
ータ・ストリームはビデオ信号の再生の制御に使用され
る。ビデオ制御回路４２はフェイズ・ロックド・ループ
・クロック４４とピーク検出回路４６を有しており、こ
れら両者はビデオ・タイミング回路４８に接続されてい
る。ビデオ・クランピング回路５０はビデオ・タイミン
グ回路４８からクランプ・ゲート信号を受けてそれを二
重積分及びダンプ回路５２へ並びに同期化再生回路５６
のスイッチ５４部分へ供給する。再生されクランプされ
たビデオ信号はスイッチ５４部分を介してアドレス可能
制御器デコーダ３２の後部！／ｃあるビデオ出力コネク
タ５８．６０に送られる。

ビデオ制御回路４２はライン基準情熱、黒レベル及び同
期チップ値に関し垂直帰線消去期間を調べる。この情報
及び水平帰線消去期間に運ばれた情報から、ビデオ制御
回路４２はクロック４４及びビデオ・タイミング回路４
８と相互作用して、ビデオ・スイッチ５４に送られるク
ランプされたビデオ信号を完全に再生する。ビデオ制御
回路４２はスレッショールド値以上の受信信号レベルで
娯楽性のあるビデオ信号を提供する。ベースバンド信号
の水平帰線消去期間におけるデジタル・ビット・ストリ
ームはビデオ・タイミング回路４８へ送られる。

ビデオ・タイミング回路４８は、アドレス可能制御器デ
コーダ３２が到来するビデオ信号と完全に同期化される
ことを保証するため忙クロック４４及びビデオ制御回路
４２とインターフェイスする。ビデオ・タイミング回路
４Ｂは、また、誤り補正技術を用いてデジタル・ビット
・ストリームに関する誤り補正を行なう。デジタル・ビ
ット・ストリームは、次忙、データ処理回路６４、暗号
解読回路６６、種々のメモリ６８．７０、及び７２、及
びマイクロコントローラ７４を含むデジタル処理回路６
２へ送られる。

データ処理回路６４は（データ・ストリーム及び暗号化
されたオーディオ信号を含む）誤りが補正されたデジタ
ル・ビット・ストリームを受けとる。デジタル・ビット
・ストリームのデータ・ストリーム部分は直列から並列
へ変換され、そして、マイクロコントローラ・データ・
バス７６へ送られる。デジタル・ビット・ストリームの
暗号化されたオーディオ部分はバッファされて直列形態
でオーディオ暗号化回路６６へ送られる。ビデオ反転及
びオーディオ信号のフォーマットに関する情報はマイク
ロコントローラ７４の中の制御・状態回路へ送られる。

データ・ストリームの暗号化されたメッセージ（このメ
ッセージは、メモリ７０に記憶された加入者ユニットの
特徴キーを用いて暗号解読される）に存在する共通のオ
ーディオ・キー情報を用いることにより、オーディオ信
号は暗号解読されてイシタリーブされた明白なビットと
なる。暗号解読回路はバッファされた正規のオーディオ
・ビット・ストリームをデータ処理回路６４へ送り、こ
のデータ処理回路はクロック信号と共にオーディオ・デ
ータを、そしてコンパンデアング・データ、及びフィル
タ・データをデルタ変調器７６へ送る。

デルタ変調器Ｔ６は、元のオーディオ源に似たアナログ
電圧に２つのデジタル・オーディオ・ビット・ストリー
ムを変換するために使用される。ステレオ、オーディオ
または二重言語プログラムのいずれかのために２つの別
々のオーディオ・チャネルが提供される。

これらの２つのオーディオ・チャネルはオーディオ・ジ
エンファシス回路７９により制御されるオーディオ・ス
イッチ７Ｂ、及びオーディオ出力及びオーディオ補助コ
ネクタ８０．８２及び８４．８６を介して受信機３０へ
接続される。この過程のための制御論理はマイクロコン
トローラ７４の中の制御・状態回路から得られる。雑音
減少技術を用いて、復調器Ｔ６はスレッショールド値以
上の受信信号レベルの娯楽性のオーディオ信号を提供す
る。

マイクロコントローラ７４の制御・状態回路は種々のオ
ーディオ出力を提供するようにデルタ復調器１６を制御
する。制御・状態回路は、また、ビデオ反転信号を抽出
し、そして、情報をビデオ制御回路へ送ってビデオ信号
を通過させるかまたは反転させる。

マイクロコントローラ７４はアドレス可能制御器デコー
ダ３２の中の制御装置である。

その主機能ブロックの全ては、受信機３０を含むマイク
ロコントローラ７４０周辺装置である。マイクロコント
ローラ７４は連続的に全ての情報を更新し、そして、加
入者バスコード情報、親制御キー、暗号解読キー、及び
予約許可証データを記憶する。アドレス可能制御器デコ
ーダ３２内の任意の機能ブロックへ送られまたはこの機
能ブロックから取り出される全てのデータはマイクロコ
ントローラ７４の制御下にある。キーストローク、及び
加入者により入力される受信機チャネル同調指令は、各
キーストロークを打ち消し、チャネル同調命令を変え、
受信機クロックを更新し、または、ディスプレイを変え
ることができる。

マイクロコントローラ７４の主な機能は暗号化キーを受
信し、記憶し、そして突止めることである。暗号化され
個性化された共通のオーディオ・キーの形をした独特の
符号が実時間制御器１０及び衛星リンクＢを介してデコ
ーダ３２へ送られる。アドレス可能制御器デコーダ３２
の永久メモリ７０の中には、アドレス可能制御器デコー
ダ３２のアドレス符号とは異なる加入者ユニットの特徴
キーの形をしている、工場で格納された個々の識別符号
が埋め込まれている。この加入者ユニットの特徴キーと
アドレス符号は暗号化された共通のオーディオ・キーと
組合され、そして、共通のオーディオ・キーが得られる
ようにもっばらマイクロコントローラ７４により処理さ
れる。共通のオーディオ・キーと他のプログラム・タグ
情報はオーディオ暗号解読回路に供給される暗号解読キ
ーを形成する。

データ・バス８８は、以下に記載するように、所望視聴
分支払い報告情報のため忙使用できる任意選択の周辺装
置に対しバッファ回路９０を介してアドレス可能制御器
デコーダ３２を接続する。アドレス可能制御器デコーダ
３２はこの任意選択の周辺装置が接続されず、そして動
作しなければ所望視聴分支払い活動を許可しない。

所望視聴分支払いプログラミングはそれ自身の独特のプ
ログラミング段のレベルに置かれていて、さらに、他の
全ての非予約視聴プログラム、即ち、加入者が登録され
てない段のプログラムを有している。所望視聴分支払い
方式で見られる各プログラム毎に、アドレス可能制御器
デコーダ３２は、プログラムが加入者により購入された
時のプログラムのタグ番号、月日及び時分を記憶する。

この情報は、（実時間制御器１０がデコーダアドレス可
能制御器３２からデータ・ダンプを要求する場合、請求
期間として設定された月日に）電話機モデム、または本
質的にプログラム可能メモリである「スマート・カード
」 ’　　　（ｓｍａｔｅ　ｃａｒｄ　）　　のいずれかに
より請求センターの所望視聴分データ通信プロセッサに
送られる。

「スマート・カード」の場合、このカードは前月分の請
求弁と共に加入者に送られると仮定する。このカードは
、受信されると、インターフェイス・ボックス（図示せ
ず）に挿入され、そして、最後の挿入以来の処理はこの
スマート・カードに移される。次にこのスマート・カー
ドは毎月の支払い金額と共に請求センターに戻され、そ
して、このスマート・カードは処理されてビジネス中心
コンピュータ１４の請求データを更新する。

下見時間は各プログラム毎にプログラム発生器により提
供される。この時間は０分から１５分にすることができ
、各個のプログラム毎の分解能は１５秒である。任意の
時にプログラムに同調する任意の加入者は最大１５分の
下見時間を与えられる。もしも加入者がそのプログラム
から同調をずらすと、アドレス可能制御器デコーダ３２
はその下見した時間を記憶し、そして、加入者がそのプ
ログラムのある間同調を戻すと加入者の下見時間は今度
は前の下見時間に要した時間を差し引いた元の下見時間
に制限されることになる。アドレス可能制御器デコーダ
３２は任意のある時ＶＣｌ２個の同時の下見プログラム
を観察することができる。

全ての所望視聴分支払いプログラムの記録は全ての点で
同じであるから、アドレス可能制御器デコーダ３２はタ
グ番号、月日、時及び分によって全ての所望視聴分支払
いプログラムの使用を記憶する。（タグ番号が変えられ
る場合には）同一のイベントを任意に繰り返して視聴す
ることも同じ仕方で記録される。

これにより再生及び請求の場合にシステム・オペレータ
にはがなりの融通性が可能となる。

ここで、毎月の所定日に加入者の請求情報が更新される
ということを仮定する。これは以前記載のスマート・カ
ードによりまたはシステム・オペレータと電話連絡によ
り実施される。

この後者の場合には、所望視聴分支払いデータ・リンク
として動作するためにモデム及びモデム専用回路（図示
せず）がバッファ９０に接続される。所定の請求日には
、実時間制御器１０はビジネス中心コンピュータ１４に
ダイヤルパルスを送って以前の期間の所望視聴分支払い
活動をビジネス中心コンピュータ１４に供給するようア
ドレス可能制御器デコーダ３２に命令する。ビジネス中
心コンピュータ１４は定期的に加入者に請求書を発送す
る。

アドレス可能制御器デコーダ３２が受信した制御データ
を処理する方法を理解するためには、送信端で発生して
衛星を介して各アドレス可能制御器デコーダ３２に転送
されるデータ信号の性質を理解することが必要である。

そのベースバンド信号のフォーマットは第３図に示され
ている。

ＮＴＳＣ方式においては、有効なビデオ部分はＮＴＳＣ
複合フォーマットを用いてビデオ・ラインの５１．４マ
イクロ秒を占める。２つのオーディオ・チャネルと制御
データ・チャネルは水平帰線消去期間に全体で９マイク
ロ秒を占める。ビデオ・フレーム同期化情報及び零レベ
ル基準は垂直帰線消去期間に両フィールドのライン１〜
９を用いて伝送される。

垂直帰線消去期間のライン１０〜２１はテレテキストの
様な他のデータ・サービスのために保存される。

オーディオ・データ及び制御データの瞬間データ速度は
１秒間当たり７．１５９０９百万ビットであり、これは
色副搬送波周波数の２倍である。この伝送は反転同期モ
ードである。

データはノン−リターン−ツー−０（ＮＲＺ　）方式で
二進符号化される。

制御データはパケット化した形でアドレス可能制御器デ
コーダ３２へ送られる。パケットは一群の受信機３０ヘ
アードレスされるプログラム・ヘッダと、その群内の特
定の受信機ユニットにアドレス可能な多くの小パケット
からなる。

さらに詳述すると、第３図に示した様に、複合テレビジ
ョン信号は、相異なる周波数の複数の信号を含んでいる
。各信号は有効ビデオ部分と水平帰線消去期間（ＨＢｒ
）を有している。連続する水平帰線消去期間は集まって
、追込み（ｒｕｎ−ｉｎ　）　　符号の１６ビット、４
４個のデータビット、２２個の誤り訂正ビット、及び他
のビットを含むビット・ストリームを形成する。上記の
４４個のデータビットの内で８ビットは、プログラム関
連、同期化、及び、制御情報を含むアドレス可能なデー
タ・ストリームに割当てられる。２８個のビットは上記
の２つのオーディオ・チャネルに関する暗号化されたオ
ーディオ情報のために割当てられる。１ビットは暗号解
読器の同期化のためのキー・ビット情報を運ぶものであ
る。また１ビットは、オーディオ放送がステレオである
かあるいは２力国語のものであるかを指定する暗号化さ
れたオーディオ符号を運ぶ。ビット・ストリームの１ビ
ットは暗号化されたビデオ反転信号に与えられる。ビッ
ト・ストリームの残りのビットは他の目的に使用される
。

アトしス可能なデータ・ストリームの８ビットは集めら
れて、複数のプログラム・ヘッダ、及び、この各ヘッダ
と組合わされた１群のアドレス可能な小パケットを形成
する。プログラム・ヘッダは全てのアドレス可能制御器
デコーダ３２により使用される情報を含むと共に、選択
された周波数で放送されている現在のプログラムの特性
を説明する。異なるヘッダは各プログラム毎にこのプロ
グラムに割当てられた周波数で伝送される。ヘッダは、
システムの７ドレツシング範囲内の６５，５３６群の一
つを選択するために使用される群アドレスを含んでいる
。単一の群アドレスによってアドレスされる個々のアド
レス可能制御器デコーダ３２は２５６個も存在し得る。

そのアドレスされた群の一部であるアドレス可能制御器
デコーダ３２のみがこのデータ・ストリーム内でその群
にアドレスされた情報を所有する。

データ・ストリーム内に含まれる情報は３つの特定カテ
ゴリーに分割し得る。これらのカテゴリーとはプログラ
ム情報、加入者の特定情報、及び、加入者全体の情報で
ある。

プログラム情報は完全にプログラム・ヘッダ部分内に含
まれている。プログラム・ヘッダはプログラム放送の期
間に１秒間当り３回以上の速度で繰返し放送される。各
アドレス可能な小パケット・メッセージは８回繰返し放
送される。この中に含まれるメッセージはその８回の放
送の後で伝送されるものと考えられる。

ヘッダ・パケットは２つのデータ・ブロックを有してお
り、各アドレス可能な小パケット・メッセージは１つの
データ・ブロックを含んでいる。１６ビットの誤り検出
ワードは各ブロックの後で伝送される。こうして、各デ
ータ・ブロックは、「チェックサム」（ｃｈｅｃｋｓｕ
ｍ　）　　と呼ばれる１６ビットの周期的な冗長チェッ
ク・ワードによって伝送誤りがないかどうかチェックさ
れる。

第４図に示す様に、ヘッダ・パケットは、同期化ワード
、加入者群アドレス情報、及び、プログラム関連情報、
これに続く第１の誤りチェック・ワード、ＣＨＥＣＫＳ
ＵＭ　　１を含む第１のブロックからなる。第２のブロ
ックは所望視聴分支払いデータ及び第２の誤りチェック
・ワードＣＨＥＣＫＳＵＭ２を含んでいる。

同期化ワードは、連続するデータ・ブロック間の記録量
間隙または間隙を提供するワードである。同期化ワード
と追込みワードはデータ・ブロック間に必要とされるも
のである。

これらは実時間制御器１０により発生され、そして、２
４０個の同期ビットと８ビットの開始モード部分からな
る。

加入者の群アドレスは、続くメッセージが送られるアド
レス可能な加入者ベースの一部を定義する。この群アド
レスは各々が２５６個の加入者からなる約６万５千個の
群を定義する。この情報は加入者の特定情報の一部とし
てビジネス中心コンピュータ１４によって提供される。

アドレス情報は８ビットのシステム・アドレスと１６ビ
ットの群アドレス、ヲ有している。

プログラム関連情報は、送られるオーディオの種類を定
義する３ビットのオーディオ・モード部分を有している
。そのオーディオ情報は、各オーディオ・チャネルがプ
ログラムの半分を含む場合にはステレオ方式で、両オー
ディオ・チャネルが同一情報を含む場合にはモノラル方
式で、または、各オーディオ・チャネルが別々の情報を
運ぶ場合には２力国語で、一つのオーディオ・チャネル
には一つの言語で、そして、他のオーディオ・チャネル
には他の言語で送ることができる。

その次の部分は、ビデオ反転動作モードを説明するため
に使用される動的なビデオ反転ビットである。この情報
はスタジオ制御コンピュータ１２により送られて、ヘッ
ド端のオペレータにより変えることができる。ビデオ信
号はその正常な黒対白の関係で放送されるか、または、
反転されるかのいずれかである。

その次の３ビットは親の案内レベルを定義する。これら
のビットは現在のプログラムに関する８個のプログラム
内容レベルの一つを示す。これらのレベルはアドレス可
能制御器デコーダ３２でユーザにより選ばれた親の制御
レベルと比較される。親の案内レベルはスタジオ制御コ
ンピュータ１２により伝送され、そして、ヘッド端のオ
ペレータにより変えることができる。

その次の８ビットは暗号化キ一番号を定義する。この暗
号化キ一番号は、アドレス可能制御器デコーダ３２がオ
ーディオのデータ・ストリームの暗号解読のために必要
な暗号解読キーを組立てることができるように暗号化さ
れた共通のオーディオ・キーからキー片を選択するため
に使用される。共通のオーディオ・キーはアドレス可能
な小パケットで暗号化された形で伝送される。

ヘッダ・パケットの情報の最初のブロックの最後の３２
ピツトはプログラム段の許可証を定義する。プログラム
段の許可証情報はアドレス可能制御器デコーダ３２に対
し、選択されたプログラムが現われるプログラミング段
を示す。

ヘッダ・パケットの第２のブロックは所望視聴分支払い
処理データに関する情報を含んでいる。その最初の１６
ビットは放送される特定のプログラムを識別するプログ
ラム識別タグを有している。次の１６ビットは、プログ
ラム識別タグにより識別されるプログラムが放送されて
いる月、時及び分を定義する。

次の４ビットは識別されたプログラムに関する許可可能
な下見時間を定義する。最後の４　　　　　。

ビットはプログラムの価格を定義する。このブロックに
存在する情報は、プログラムが所望視聴分支払い方式で
見られるべきであるということを要求する必要な命令を
加入者がキーボードに入力する時に所望視聴分支払い処
理を説明するためにアドレス可能制御器デコーダ３２に
より使用される。

アドレス可能な小パケットに含まれる加入者の特定情報
には、３つの異なる種類の情報、基本的な加入者データ
、所望視聴分支払いデータ、及び突抜け（ｐｕｎｃｈ　
ｔｈｒｏｕｇｈ　）データが含、まれる。この情報は幾
つかの異なる可能なメッセージ型式（その任意の１つは
アドレス可能な小パケットで提供することができる）Ｋ
含まれる。

一般に、第５図に示したように、各小パケットは、アド
レス可能制御器デコーダ３２のアドレスを識別するフィ
ールド、メッセージ型式の番号を識別するフィールド、
暗号解読の特徴を識別するフィールド、及び、誤り検出
ＣＨＥＣＫＳＵＭのためのフィールドを持つ１６０ビッ
トを有している。

さらに詳述すると、その最初の８ビットは、実際には加
入者のアドレスの最下位の桁の８ビットである個々の加
入者アドレスに与えられ、加入者アドレスの最高位の桁
の１６ビットはヘッダ・パケットに含まれる群アドレス
である。アドレス可能な小パケットの次の５ビットはそ
のアドレス可能な小パケットに含まれるメッセージ型式
を定義する。この型式には、図示のように、１〜７と番
号を付けた７個の異なるメッセージ型式がある。しかし
ながら、他の種類のメッセージ型式も必要に応じて使用
することができる。メッセージは暗号化された形で伝送
される。

各アドレス可能な小パケットの次の３ビットは特徴番号
を定義する。この特徴番号は、加入者ユニット・メモリ
に記憶された加入者ユニットの特徴キーからキー片を選
択してアドレス可能な制御器デコーダ３２にそのアドレ
ス可能な小パケットに含まれるメッセージの暗号解読を
可能にさせるために使用される符号である。

この特徴番号に関するさらに別の情報については、上記
の１９８５年３月１１日出願で現在係属中の米国特許出
願筒７１０．３８５号を参照。

各アドレス可能な小パケットの次１２８ビットは上述の
メッセージ型式のインジケータにより定義される型式の
メッセージを含んでいる。アドレス可能な小パケットの
最後の１６ビットは誤りチェック・ワードＣＨＥＣＫＳ
ＵＭ　を含んでいる。

第６Ａ図に示した様に、メッセージ型式１は３つの部分
を含んでおり、その全ては加入者データを含んでいる。

メッセージ型式１の３２個のビットは許可証ビット・マ
ツプを定義する。このビット・マツプはアドレス可能制
御器デコーダ３２の予約段の許可証を３２ビットで表す
ものである。このフィールドはアドレス可能制御器デコ
ーダ３２に対しどのプログラミング段が予約により代価
を支払われたかを示す。この情報はビジネス中心コンピ
ュータで発生して実時間制御器のディスク・メモリに記
憶される。

メッセージの種類１０次の８０ビットは暗号化されたオ
ーディオ信号の暗号解読に必要な共通のオーディオ・キ
ーを定義する。この共通のオーディオ・キーは、暗号化
されたメッセージとして存在するので暗号化された形で
存在する。各メッセージは各受信機ごとに異なったふう
に暗号化されるので共通のオーディオ・キーの暗号化は
各加入者ユニット毎に個性化される。各加入者ユニット
は、工場で各加入者ユニットのメモリに記憶された加入
者ユニット特徴キーの使用により、共通のオーディオ・
キーを得るために、そのメッセージを暗号解読する。さ
らに共通のオーディオ・キーとその使用についての詳細
は上記の１９８４年１０月２６日出願で現在係属中の米
国特許願第６６５．．１１４号を参照。

メッセージ型式１の最後の６ビットは、アドレス可能制
御器デコーダ３２がオフ・モードにある時に端末受信機
が同調する「ホーム」チャネルを定義するフィールドに
与えられる。

このホーム・チャネルの番号はビジネス中心コンピュー
タで発生し、そして、実時間制御器１０のディスクメモ
リに記憶される。

第６Ｂ図に示した様に、メッセージ型式２は加入者の所
望視聴分支払い情報を含んでいる。メッセージ型式２の
最初の３２ビットは、特定のプログラミング段へのアク
セスを完全に制限する妨害ビット・マツプを定義する。

この情報はビジネス中心コンピュータで発生し、そして
、加入者の特定情報上して実時間制御器１０のディスク
・メモリに記憶される。

妨害ビット・マツプを使用する方法に関するさらに詳細
な情報は１９８５年３月１１日出願で現在係属中の米国
特許願第７１０，４６６号を参照。

一般的に、許可証ビット・マツプ・メモリと共に、各ア
ドレス可能制御器デコーダ３２は、所望視聴分支払い処
理のために通常利用できるが自分の家庭で見るには不適
自であると加入者により指定された特定のプログラミン
グ段の表示を防止する妨害ビット・マツプ・メモリを有
している。例えば、プログラミング段の一つは、加入者
が自分の子供に見させることを望まない露営な性的映画
を含んでいるかも知れない。子供は所望視聴分支払い処
理を通常開始する加入者のバスコードを知っているかも
知れないが、そのプログラミング段が妨害されるべきも
のとして指定される場合にはその所望視聴分支払い処理
を開始することができない。

通常、予約を始めた時、加入者はシステム・オペレータ
にどのプログラミング段が妨害されるべきかを知らせる
。実時間制御器１０によってシステム・オペレータは、
次に１必要な妨害ビット・マツプを提供することによっ
て、その妨害されるべきプログラミング段について加入
者のアドレス可能制御器デコーダ３２に知らせる。妨害
ビット・マツプはシステム・オペレータによって変更さ
れることができるだけであり、そして、通常は妨害パタ
ーンを変えるべき書式の委任状のような加入者からの通
知を得た時に変えられるのみである。妨害ビット・マツ
プはシステム・オペレータの制御下ＫＳって、実時間制
御器１０によりいつでも変えることができる。

メッセージ型式の２の次の２８ビットは電話通信能力を
持つアドレス可能制御器デコーダ３２のために使用され
る。これらのビットは、アドレスされた加入者ユニット
がビジネス中心コンピュータを呼び出すようオート・ダ
イヤル・アクセサリに命令を与える時の月の日、時及び
分を定義する。この情報はビジネス中心コンピュータで
発生して、加入者の特定情報として実時間制御器１０の
ディスク・メモリに記憶される。メッセージ型式２・の
次の１６ビットは所望視聴分支払い処理に関する貸方／
借方値を定義する。この数字は、所望視聴分支払い処理
に関係するプログラムを見る権利に対して視聴者が支払
わなければならない金額を定める。

このメッセージの次の８ビットで定義された処理番号は
２５６個の処理番号の内の一つであり、新しい各所望視
聴分支払い処理毎に与えられる。これにより、同一プロ
グラムを２カ所またはより多くの所で放送する場合にア
ドレス可能制御器デコーダ３２によって行なわれる二重
の貸方または借方の可能性が除去される。この情報はビ
ジネス中心コンピュータで発生する。

次の１６ビットは電話のバスコードを定義し、そして、
電話通信能力を持つアドレス可能制御器デコーダ３２の
ために使用される。

このワードは、オート・ダイヤルのシーケンスが完了し
た後でビジネス中心コンピュータからの電話応答を確認
するために使用される。

このフィールドは実時間制御器１０で発生されるもので
、ヘッド端のオペレータによってはアクセスされること
はできない。

このメッセージの次の１６ビットはクレジット・カード
の合言葉を含む。このフィールドは電子クレジット・カ
ードのオプションを備えたアドレス可能制御器デコーダ
３２によって記憶され使用される。上記合言葉は、クレ
ジット・カードが加入者ユニットに挿入される度毎に正
しい電子クレジット・カード（スマート・カード）の挿
入を確認するために使用される。所望視聴分支払いデー
タの転フ 送は、この確認過程が成功裡に完了しなければ許可され
ない。このフィールドは実時間制御器１０で発生される
もので、ヘッド端のオペレータによってはアクセスされ
ることはできない。

メッセージ型式２の最後の１６ビットはオーバフロー呼
込みレベルに与えられる。このデータは、加入者の電話
線が動作不能のため、または指定された呼込み時間に使
用されているためのいずれかの理由で以前指定された呼
込み時間の時の通話が完了していない場合にビジネス中
心コンピュータを呼ぶ時をアドレス可能制御器デコーダ
３２に知らせるものである。

メッセージ形式３は第６Ｃ図に示されている。このメッ
セージ形式は追加の所望視聴分支払い電話データを含ん
でいる。その最初の６４ビットは呼込み電話番号を定義
する。その次の６４ビットは、以前指定の電話番号が指
定された呼込み時に塞がっている場合に代りの呼込み電
話番号を定める。

第６Ｄ図はメッセージ形式４を示す。メッセージ彫金４
は全体的なデータ、即ち、ヘッダ・パケットにより定義
された群の中の全てのアドレス可能制御器デコーダ３２
に適当可能な制御情報を含む全体的なアドレスを有する
アドレス可能な小パケットで送られるデータを含んでい
る。メッセーし形式４は８つのチャネルの再割当て表を
定める１２８ビットを含んでいる。アドレス可能制御器
デコーダ３２は、受信機３０のケヤネル同調特性を変え
るためにこの表示に含まれる情報を使用する。

ユーザがチャネル番号を受信ＰＩｔ１０へ入力すると、
アドレス可能制御器デコーダ３２はそのチャネル再割当
て表を走査する。その入力されたチャネル番号とその表
の入力記録とが一致すると、その出力記録はその場所の
受信機３０へ送られる。この特徴は、ユーザに対しトラ
ンスポンダ周波数の動的な再割当てが要求された場合、
明白にこれを容易にすることを意味する。この特徴は、
例えば、衛星Ｂの特定のトランスポンダが故障している
ときに、使用されてプログラムを別の周波数で別のトラ
ンスポンダにより受信できるようにする。この情報はヘ
ッド端のオペレータによってのみ発生し、そして、実時
間制御器１０の一つの表に記憶される。このデータは全
ての加入者に共通であって、上述のように、全体的にア
ドレスされるメッセージの中に位置している。

第６Ｅ図はメッセージ形式５を描くものである。メッセ
ージ形式５は１２８ビットを有し、追加の８個のＲＦチ
ャネルについてはメッセージ形式４と同様に機能する。

この情報はまたヘッド端のオペレータにより発生し、そ
して、メッセージ形式４と共に、かつ、８個以上のＲＦ
チャネルが再割当てを要求した時にのみ使用される。こ
のメッセージはまた全体的にアドレスされる。

第６Ｆ図に示した様に、メッセージ形式６は突抜はデー
タ及び全体的なデータの両方を含んでいる。このメッセ
ージ形式の使用によりデータ・ストリームに直ちに突抜
けが生じ、そして、この一つのメッセージにのみについ
て新しいパケット・ヘッダが強制的に使用される。この
突抜はデータは、アドレス可能制御器デコーダ３２の周
辺装置の内の選択したもの（その一つは受信機であって
データ・ストリームのデータを処理し、及び／または、
表示する）に対しアドレス可能制御器デコーダ３２を介
してデータ・ストリームのデータが処理をせずに直ちに
ルート決めされる・ということを意味する。

メッセージ形式６の最初の３２ビットは、受信機３０の
４ビット、７セグメントのディスプレイを直接制御する
ための情報を提供する。このフィールドのデータは、エ
ネイブルされると、受信機のディスプレイに表示される
。各ビットは一つのＬＥＤセグメントに移される。これ
により全てのディスプレイは、例えば、同一の時間を表
示することができる。

メッセージ形式６の次の１６ビットは、個々のアドレス
可能制御器デコーダ３２の状態に関するものであり、特
に、その制御及びリセット機能に関する。このフィール
ドの各ビットはアドレス可能制御器デコーダ３２の特定
の機能をリセットするために使用される。

例えば、１ビットはアドレス可能な制御デコーダ３２の
タンパ（ｔａｍｐｅｒ　）・　フラグのようなアドレス
可能制御器デコーダ３２のフラグをリセットすることが
できる。もう一つのビットは、親制御及び所望視聴分支
払い処理に使用されるユーザーの選択した４桁のバスコ
ードをリセットするために使用することができる。

メッセージ形式６０次の１６ビットはオーディオ・スレ
ッショールド及びデータ・スレッショールドの情報に与
えられる。オーディオ・スレッショールドのバイトは、
オーディオ・データ・ストリームのための切断スレッシ
ョールドをプログラムするために使用される。データ・
スレッショールドのバイトは制御データ・ストリームの
ための切断スレッショールドをプログラムするために使
用される。

メッセージ形式６の次の３０ビットは特定のプログラミ
ング、通常はスポーツ・イベント等のグラフィック上の
削除と関係がある。

このプログラミングは、そのスポーツ・イベントへの客
の入りが悪影響を受けないようにそのスポーツ・イベン
トが行なわれている地理区域内では受信できないような
制御をつけてしばしば放送される。この削除方式が本発
明で動作する仕方の詳細な説・明は１９８４年１１月１
９日出願で現在係属中の米国特許出願第６７２，９２５
号に記載されている。

一般的に、許可証ビット・マツプ・メモリ及び妨害ビッ
ト・マツプ・メモリの他に、各々のアドレス可能制御器
デコーダ３２は削除符ラメモリ及び地理区域符号メモリ
を有している。メッセージ形式６は一定の地理区域内の
全てのアドレス可能制御器デコーダ３２にアドレスされ
、そして、各アドレスされたアドレス可能制御器デコー
ダ３２はその地理符号メモリに記憶される特定のシップ
・コードを供給される。このシップ・コードは各地理区
域毎に異なる。

次にアドレス可能制御器デコーダ（複数）３２は、その
地理符号メモリに記憶された特定のシップ・コードを持
つ各デコーダがその削除符号メモリ忙特定の削除符号を
入力すべきとする命令で全体的にアドレスされる。その
削除符号はメッセージ形式６を介してシップ・コードの
ように伝送される。

各プログラムは、関連するヘッダのプログラム段許可証
情報と共に放送される。プログラムを受信すると各受信
ユニットは、そのプログラムを伴うプログラム段の許可
証事項とその削除符号ビット・メモリの削除符号とを比
較する。もしも伝送された段の情報がその削除符号ビッ
ト・メモリの削除符号と一致する場合には、受信機はそ
のプログラムの表示ラスることができない。

シップ・コードと削除符号は、特定の地理区域内で削除
されるべきプログラムの放送前にアドレス可能制御器デ
コーダ３２に完全に格納されるので、削除されるべき地
理区域内の全てのアドレス可能制御器デコーダ３２は同
時にそのプログラムを削除する。

これは動作上の大きな利点である。すなわち、通常は、
特定地理区域内のプログラムの削除にはその地理区域内
の各アドレス可能制御器デコーダ３２が別々にアドレス
される必要があり、その動作には１０分またはそれ以上
の時間がかかるかもしれない。これは、前のプログラム
が通常削除されないので削除されるべきプログラムの放
送前にすることはできない。一方、それが削除されるべ
きプログラムの開始後にされる場合には、視聴者のある
者は削除プログラムの少なくとも一部を受信することが
でき、したがって、視聴者はそのプログラムが削除され
る前そのプログラムの一部を見てしまうために視聴者の
側に苛立ちが生じる。

メッセージ形式６の３２ビットは周辺装置のインターフ
エシングのためのトラップ・メッセージ・ビット・マツ
プを有している。このフィールドの各ビットは関連する
メッセージ形式をトラップするために使用される。アド
レス可能な制御器デコーダ３２はこれらのメッセージを
受は取ってさらに処理のために周辺装置に対しそれらを
出力するが、それ以上の操作はしない。メッセージ形式
６は、しかしながら、決してトラップされない。

第６Ｇ図はメッセージ形式７を描いている。

メッセージ７は周辺装置の６４ビットよりなる２つの特
徴を有している。これらの特徴は、特定の周辺装置に接
続されるよう特定のトラップされたメッセージをルート
決めして送る出力を定めるものである。例えば、株式市
場の処理情報を表示するためのテレテキスト・ディスプ
レイ・ユニットはアドレス可能制御器デコーダ３２の特
定出力に接続することもできる。この周辺装置により表
示されるべきメッセージはメッセージ形式６により送ら
れ、そして、アドレス可能な制御器デコーダ３２のメモ
リにトラップされる。次に、メッセージ形式７は、前に
トラップされたメッセージｔテレテキストの表示周辺装
置に対しルート決めして送るようアドレス可能制御器デ
コーダ３２に命令するために提供される。

データ・ストリームのヘッダ部分は他の情フ 報の間に、親案内レベル、プログラム段の許可証指定、
及び特定のチャネルまたは段に関する所望視聴分支払い
情報のようなプログラム関連情報を含んでいるので、各
プログラミング・チャネルまたは段毎に異なったヘッダ
が放送される。一方、アドレス可能なバケット（複数）
は各々、プログラム許可証情報、暗号化された共通のオ
ーディオ・キー、プログラム妨害情報のような特定のア
ドレスされた受信ユニットによってのみ使用可能な情報
を各々含んでいる。アドレスされるパケットは全てのチ
ャネルまたは段で同時に放送される。

第７図に示すように、特定のプログラミング・チャネル
または段は、受信機に関連するキーボードの加入者によ
る操作に応答してその受信機の同調部で選択される。キ
ーボード信号は処理され、そして、受信機の同調部を制
御するマイクロコンピュータに対する入力として受信さ
れる。上述にように、受信機のマイクロコンピュータは
、とりわけ、選択されたプログラミング・チャネルまた
は段、及び、同調部が同調している周波数に関しアドレ
ス可能制御器デコーダ３２のマイクロコントローラ７４
と情報を交換する。

同調信号は同調部からアドレス可能制御器デコーダ３２
のビデオ制御回路へ転送される。

同調信号のデジタル成分はビデオ成分から分離される。

ビデオ及びオーディオ制御情報及び暗号化されたオーデ
ィオ信号は処理のため適当な回路に転送される。次に、
ヘッダが突止められて群アドレスを得るために調査され
る。群アドレスはアドレス可能制御器デコーダ３２のメ
モリに記憶された群アドレスと比較される。もしもこれ
らの群アドレスが一致する場合、このことは、データ・
ストリームのアドレス可能なパケットの少なくとも一つ
が特定の受信ユニットに関連する情報を含んでいるかも
知れないということを示す。

（全ての受信ユニットに適用可能な）ヘッダの中の同期
化情報、プログラム関連情報、及び所望視聴分支払い情
報は捕捉されてアドレス可能制御器デコーダ３２のマイ
クロプロセッサの制御下でメモリに記憶される。同期化
及びビデオ制御情報はビデオ信号を再生し処理するため
に使用される。（このビデオ信号は、表示のためにクリ
アされる場合Ｉ／ｃは、受信機に戻される）。もしも受
信ユニットがアドレスされた群の中に存在しない場合に
はシーケンスは終り、そして、回路は次のヘッダを待つ
ことになる。

もしも受信ユニットがアドレスされた群の中に存在する
場合には、各アドレス可能なパケットは順次監視される
。（群の中の全ての受信ユニットに適用可能な）全体ア
ドレスを持つ任意のパケット内の情報は捕捉され、そし
て、将来使用するために記憶される。

パケットが受信ユニットのアドレスで突止められると、
その中に含まれるメッセージ形式は通知され、そして、
そのパケット内の暗号解読情報は、そのアドレス可能制
御器デコーダ３２のメモリのキー情報と共に、そのメッ
セージの暗号解読に使用される。次に、メッセージの情
報はマイクロコントローラＴ４により使用されるために
記憶される。メッセージ情報を使用する方法及び場合は
その情報の性質に依存する。

例えば、もしも、そのメッセージが、（選択されたチャ
ネルまたは段が予約範囲内のものであるかどうか、及び
、その表示が何らかの理由で妨害されていないかどうか
を決定するために使用される）許可証ビット・マツプま
たは妨害ビット・マツプを設定する命令である場合には
、適当なメモリが与えられる。

特定のチャネルまたは段が視聴のために選択されると、
マイクロコントローラはこれらのメモリを調べて、その
選択されたチャネルまたは段がさらに操作をせずに見る
ことができるか、所望視聴分支払い処理が要求されるが
どうか、または、この材料はいかなる状況下でも表示す
ることができないのかどうかについて決定をする。

一方、メッセージが呼込み時間のような請求に関する命
令を含んでいる場合には、この情報は必要とされる時ま
で記憶される。適当な時に１マイクロコントローラ７４
は、オーディオ・ダイヤル及びモデム回路を作動させて
情報をシステム・オペレータに報告させるためこの情報
を用いる。

したがって、ヘッダは、データ、即ち、同期化情報、群
アドレス情報、及びプログラム関連情報の独特の組合せ
を含んでいる。アド−可能制御器デコーダ３２のメモリ
に記憶され、アドレス可能なパケットから以前得られ、
または加入者の特徴キーの場合に工場でメモリに記憶さ
れた情報と共に使用される場合、上記ヘッダの情報はプ
ログラムの再生及び表示、請求手続き、及び、種々の他
の制御機能を制御する。このデータ・フォーマット及び
オペレーティング・システムはプログラム及び制御情報
を安全な仕方で分配する簡単な方法を構成する。

さて、本発明は、個々の加入者受信ユニットが実時間方
式でアドレスされ制御されることができる信号伝送方式
に関するものであることが理解されるべきである。個々
の加入者受信ユニットが実時間方式でアドレスされ制御
されることは、分配される複合テレビジョン信号の水平
帰線消去部分に挿入されるデータ・ストリームであって
、暗号化されたオーディオ部分、全ての受信機の制御に
適用できる情報を含むヘッダ部分、及び、特定の加入者
ユニットの制御のための情報を含む複数のアドレス可能
な部分を含むデータ・ストリームの使用如よって可能で
ある。そのアドレス可能な部分の各々は、メッセージと
、アドレスされた加入者ユニットがそのメッセージの暗
号解読をするのを可能にする情報を含んでいる。メッセ
ージは、システム・オペレータが、アドレスされた加入
者ユニットの種々の機能を直接制御するように、インラ
イン制御器によって実時間で変えることができる。

本発明のただ一つの好適な実施例が例示のためにここに
開示されたが、その他多くの変形及び変更がこの実施例
に対して成し得るのは明らかである。したがって、特許
請求の範囲は、本発明の範囲に入るこれらの変形及び変
更の全てを含もうとするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方式全体のブロック線図であり、 第２Ａ図及び第２Ｂ図は、−緒にして、本発明の受信ユ
ニットの一部を形成するアドレス可能制御器デコーダの
ブロック線図であり、第３図は本発明の方式に使用され
る複合テレビジョン信号を示し、 第４図は本発明の方式に使用されるデータ・ストリーム
のヘッダ部分の構成を示し、第５図は本発明の方式に使
用されるデータ・ストリームの代表的なアドレス可能な
部分の構成を示し、 第６Ａ図、第６Ｂ図、第６Ｃ図、第６Ｄ図、第６Ｅ図、
第６Ｆ図、及び第６Ｇ図は各々本発明のデータ・ストリ
ームのアドレス可能部分を介して分配されるメッセージ
形式の構成を示し、そして、 第７図は複合テレビジョン信号から情報を捕捉し、そし
て、そｈを処理する場合の受信ユニットの種々の機能を
説明するフローチャートである。 （主要部分の符号の説明） 実時間制御器・・・・−・１０、スタジオ制御コンピュ
ータ・・・・・・１２、ビジネス中心コンピュータ・・
・・・・１４、音声応答システム・・・・・・１６、ヘ
ッド端オペレータ・コンソール・・・・・・１８、アッ
プ　リンク装置・・・・・・２０、アンテナ・・・・・
・２１、プログラム処理ユニット・・・・・・２４、衛
星リンク・・・・・・Ｂ、受信機・・・・・・３０、ア
ドレス可能制御器デコーダ・・・・・・３２、テレビジ
ョン受像機・−・・・・３３、ケーブル・・・・・・３
４、低雑音阻止コシバータ・フィード・・・・・・３６
、アンテナ・・・・・・３８、・ビデオ制御回路・・・
・・・４２、フェーズ・ロックド・ループ・クロック・
・・・・・４４、ピーク検出回路・・・・・・４６、ビ
デオ・タイミング回路・・・・・・４８、ビデオ・クラ
ンピシグ回路・・・・・・５０、二重積分及びダンプ回
路・・・・・・５２、スイッチ・・・・・・５４、同期
再生回路・・・・・・５６、ビデオ出力コネクタ・・・
・・・５８．６０．デジタル処理回路・・・・・・６２
、データ処理回路・・・・・・６４、暗号解読回路・・
・・・・６６、メモリ・・・・・・６８．７０．７２、
マイクロコントローラ・・・・・・７４、デルタ変調器
・・・・・・７６、オーディオ・スイッチ・・・・・・
７８、オーディオ・ジェノファシス回路・・・・・・７
９、オーディオ出力及びオーディオ補助コネクタ・・・
・・・８０．８２及び８１１，８６、バッファ回路・・
・・・・９０ 出願人　：　ゼネラル　インスツルメントコーポレーシ
ョン ＦＩＧ、４ ＦＩ　Ｇ、５ ＦＩＧ、６Ａ ＦＩＧ、６Ｆ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、放送信号発生手段（Ａ）、各々がアドレスを有する
   複数の放送信号受信手段（Ｃ）、及び、前記放送信号発
   生手段（Ａ）からの 放送信号を前記各放送信号受信手段（Ｃ） へ分配するための手段（Ｂ）が用いられ、 そして、有効ビデオ信号部分と水平帰線消 去部分を有する放送信号を発生し、オーデ ィオ信号部分とデータストリームを発生し、前記オーデ
   ィオ信号部分とデータストリー ムを前記水平帰線消去部分に挿入する直接 放送衛生信号伝送方式において、前記デー タストリームが全ての放送信号受信手段 （Ｃ）に適用できるプログラム関連情報と 複数のアドレス可能部分を有するヘッダ部 分を備えており、そのアドレス可能部分の 各々が特定の放送信号受信手段（Ｃ）にア ドレスすると共にその制御のための情報を 含んでいることを特徴とする直接放送衛星 信号伝送方式。 ２、特許請求の範囲第１項の方式であつて、アドレス可
   能部分を選択し、そしてその中 の情報を実時間方式で変える段階を有する ことをさらに特徴とする直接放送衛星信号 伝送方式。 ３、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記ヘッダ
   部分が前記放送信号の有効ビデ オ部分の表示に関連する情報を含んでいる ことを特徴とする直接放送衛星信号伝送方 式。 ４、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記ヘッダ
   部分がビデオ信号同期化情報と ビデオ信号復号化情報を含んでいることを 特徴とする直接放送衛星信号伝送方式。 ５、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記オーデ
   ィオ信号部分がオーディオ信号 を暗号化された形で含んでいることを特徴 とする直接放送衛星信号伝送方式。 ６、特許請求の範囲第５項の方式であつて、前記ヘッダ
   部分がオーディオ信号の暗号解 読情報を含んでいることを特徴とする直接 放送衛星信号伝送方式。 ７、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記ヘッダ
   部分がプログラム認証情報を含 んでいることを特徴とする直接放送衛星信 号伝送方式。 ８、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記ヘッダ
   部分がプログラム識別及びビュ ーコスト情報を含んでいることを特徴とす る直接放送衛星信号伝送方式。 ９、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記放送信
   号受信手段のアドレスが最上位 の桁のビットと最下位の桁のビットを含ん でおり、そして前記ヘッダ部分が前記最上 位の桁のビットを含んでいることを特徴と する直接放送衛星信号伝送方式。 １０、特許請求の範囲第９項の方式であつて、各前記ア
   ドレス可能部分が、このアドレス 可能部分が関連する特定の放送信号受信手 段用に前記最下位の桁のビットを有してい ることを特徴とする直接放送衛星信号伝送 方式。 １１、特許請求の範囲第９項の方式であつて、前記放送
   信号受信手段のグループに分割さ れており、そして前記最上位の桁のビット が前記放送信号受信手段のグループ内の特 定の１つを指定することを特徴とする直接 放送衛星信号伝送方式。 １２、特許請求の範囲第５項の方式であつて、前記アド
   レス可能部分の一つがオーディオ 信号暗号解読情報を有し、そして前記オー ディオ信号暗号解読情報を前記アドレスさ れた放送信号受信手段（Ｃ）に記憶された キーで暗号化し、そして前記アドレスされ た放送信号受信手段（Ｃ）が前記記憶され たキーを利用して前記オーディオ信号暗号 解読情報の暗号解読をするように前記アド レス可能部分の情報を提供する段階をさら に含むことを特徴とする直接放送衛星信号 伝送方式。 １３、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記アド
   レス可能部分の各々が複数の暗号 化されたメッセージ形式の内の選択された ひとつと、この選択されたメッセージ形式 の暗号解読をするための情報を含んでいる ことを特徴とする直接放送衛星信号伝送方 式。 １４、特許請求の範囲第１３項の方式であつて、各放送
   信号受信手段（Ｃ）がその中に記憶 された複数のフラグメントを有する唯一の 暗号解読キーを備えており、前記選択され たメッセージ形式の暗号解読情報が、前記 選択されたメッセージ形式の暗号解読のた めに、指定されたキーフラグメントが前記 記憶されたキーから選択されるようにする ための暗号解読キーフラグメント選択情報 を含んでいることを特徴とする直接放送衛 星信号伝送方式。 １５、特許請求の範囲第１３項の方式であつて、前記ア
   ドレス可能部分の各々がさらに前記 選択されたメッセージ形式の指示を含んで いることを特徴とする直接放送衛星信号伝 送方式。 １６、特許請求の範囲第１３項の方式であつて、前記放
   送信号受信手段（Ｃ）の各々が前記 放送信号発生手段（Ａ）との電話通信能力 を有しており、そして前記メッセージ形式 の１つが電話通信命令情報を含んでいるこ とを特徴とする直接放送衛星信号伝送方式。 １７、特許請求の範囲第１６項の方式であつて、前記電
   話通信命令情報が取引データ、クレ ジットデータ、通話時間データ、及びプロ グラム値データを有していることを特徴と する直接放送衛星信号伝送方式。 １８、特許請求の範囲第１６項の方式であつて、前記電
   話通信命令情報が呼込み電話番号デ ータを有していることを特徴とする直接放 送衛星信号伝送方式。 １９、特許請求の範囲第１３項の方式であつて前記メッ
   セージ形式の１つがチャネル再割 当て表データを有していることを特徴とす る直接放送衛星信号伝送方式。 ２０、特許請求の範囲第１３項の方式であつて前記放送
   信号受信手段（Ｃ）の各々がデジ タルディスプレイを有し、そして前記メッ セージ形式の１つがディスプレイ制御デー タを有することを特徴とする直接放送衛星 信号伝送方式。 ２１、特許請求の範囲第１３項の方式であつて前記放送
   信号受信手段（Ｃ）の各々が消去 及びリセット能力を有し、そして前記メッ セージ形式の１つが消去及びリセット制御 機能データを有していることを特徴とする 直接放送衛星信号伝送方式。 ２２、特許請求の範囲第１３項の方式であつて前記メッ
   セージ形式の１つがオーディオデ ータ及びスレッショールド制御データを有 していることを特徴とする直接放送衛星信 号伝送方式。 ２３、特許請求の範囲第１３項の方式であつて、放送信
   号受信手段（Ｃ）が放送信号情報を 処理し、記録し、または表示するための１ つまたはそれより多くの周辺装置と共に使 用され、そして前記メッセージ形式の１つ が周辺装置データを含んでおり、そして前 記メッセージ形式の１つが周辺装置選択デ ータを含んでいることを特徴とする直接放 送衛星信号伝送方式。 ２４、特許請求の範囲第１項の方式であつて、前記アド
   レス可能部分の１つの中の情報の 誤りが、この誤りを含むアドレス可能部分 が関連する特定の放送信号受信手段（Ｃ） 以外の放送信号受信手段（Ｃ）によつては 処理されないことを特徴とする直接放送衛 星信号伝送方式。 ２５、暗号化された信号とデータストリームを含む水平
   帰線消去部分及び有効ビデオ信号 部分を有する種類の放送信号で受信された データを処理する直接放送衛星信号伝送方 式であつて、前記データストリームが、グ ループアドレス情報及び第１の種類の暗号 解読キーデータを含む全ての受信ユニット （Ｃ）に適用可能な情報を含むヘッダ部分、及び各々が
   ユニットアドレス情報と、第２ の種類の暗号解読キーデータを含む暗号化 されたメッセージと、メッセージの暗号解 読データとを含む前記アドレスされたグル ープの中の特定のアドレスされた受信ユニ ット（Ｃ）の制御に適用できる情報を各々 含む複数のアドレス可能部分を有すること を特徴とする直接放送衛星信号伝送方式に おいて （ａ）前記グループアドレス情報が前記受信ユニット（
   Ｃ）のグループアドレスに一 致するかどうかを決定し、 （ｂ）前記第１の種類の暗号解読キーデータを得るよう
   に前記ヘッダ部分の情報を処 理し、 （ｃ）もし前記グループアドレス情報が前記受信ユニッ
   ト（Ｃ）のグループアドレス に一致する場合には、各アドレス可能部 分を試験して、順次、前記ユニットアド レス情報が前記受信ユニット（Ｃ）のア ドレスに一致するかどうかを決定し、 （ｄ）前記暗号化されたメッセージデータを暗号解読し
   て前記第２の種類の暗号解読 キーデータを得るように前記アドレス可 能部分の情報を前記一致するユニットア ドレスで処理し、そして （ｅ）前記第１の種類の暗号解読キーデータと前記第２
   の種類の暗号解読キーデータ を用いて前記暗号化された信号の暗号解 読を行なうことを特徴とする直接放送衛 星信号伝送方式。 ２６、ビデオ、オーディオ、及び制御データを衛星を介
   して複数の受信ユニット（Ｃ）へ 伝送する直接放送衛星信号伝送方式に使用 される放送信号であつて、有効ビデオ部分 と水平帰線消去部分を有し、この水平帰線 消去部分がオーディオデータ部分とデータ ストリームを有し、このデータストリーム がアドレス情報、同期化ビット、及びプロ グラム関連情報を含むヘッダ、及び複数の アドレス可能部分を有し、このアドレス可 能部分の各々が前記受信ユニット（Ｃ）の １つのアドレスと、前記アドレスされた受 信ユニット（Ｃ）に命令を与えてこれに特 定の仕事をさせる様に適用可能であり、リ アルタイム方式で変えることができる暗号 化された命令メッセージと、メッセージの 暗号解読情報を有していることを特徴とす る放送信号。 ２７、特許請求の範囲第２６項の放送信号であつて、前
   記プログラム関連情報がオーディ オデータの暗号解読情報を含んでいること を特徴とする放送信号。 ２８、特許請求の範囲第２６項の放送信号であつて、前
   記ビデオ部分が反転されており、 そして前記データストリームが、さらに前 記反転されたビデオ部分の暗号解読用の暗 号化された情報を有していることを特徴と する放送信号。 ２９、特許請求の範囲第２６項の放送信号であつて、前
   記データストリームが水平帰線消 去期間に存在する各々の部分で伝送される ことを特徴とする放送信号。 ３０、特許請求の範囲第２６項の放送信号であつて、２
   ５６個のアドレス可能部分を有し ていることを特徴とする放送信号。 ３１、特許請求の範囲第３０項の放送信号であつて、前
   記アドレス可能部分の各々が １６０ビットからなることを特徴とする放 送信号。 ３２、特許請求の範囲第２６項の放送信号であつて、前
   記ヘッダが４００ビットからなる ことを特徴とする放送信号。 ３３、特許請求の範囲第２９項の放送信号であつて、前
   記予め選択された部分の各々が８ ビットからなることを特徴とする放送信号。 ３４、特許請求の範囲第２９項の放送信号であつて、前
   記部分の各々が７８ビットからな ることを特徴とする放送信号。 ３５、放送信号発生手段（Ａ）、及び複数の放送信号受
   信手段（Ｃ）を有する直接放送衛 星信号伝送方式であつて、前記放送信号発 生手段（Ａ）が、ビデオ及びオーディオ信 号を発生するプログラム処理手段（２４） と、アドレスされるグループの中の全ての 放送信号受信手段（Ｃ）用の全体的な制御 信号、及びそのアドレスされるグループの 中の個々の放送信号受信手段（Ｃ）用のア ドレス可能な制御信号を発生するリアルタ イム信号制御手段（１０）と、放送信号を 形成するため前記ビデオ、オーディオ、及 び制御信号をスクランブリングすると共に 組合わせる手段（２４）と、前記放送信号 を衛星に対し送信するための手段（２０） とを有することを特徴とし、前記放送信号 受信手段（Ｃ）の各々が前記衛星（Ｂ）か ら前記放送信号を受信するためのアンテナ 手段（３８）、レシーバ手段（３０）、及 びアドレス可能制御器デコーダ手段（３２）を有し、こ
   のアドレス可能制御器デコーダ 手段（３２）のアドレスに関する制御信号 を含む放送信号が受信された時に有効とな つて、前記ビデオ、オーディオ信号と前記 放送信号受信手段（Ｃ）のアドレスに関す る前記制御信号をディスクランブリングし てそれらを分離すると共に、前記制御信号 にしたがつて前記ビデオ及びオーディオ信 号を処理して表示するよう前記アドレスさ れた放送信号受信手段（Ｃ）を制御する手 段（４０〜９０）を前記アドレス可能制御 器デコーダ手段（３２）が有することを特 徴とする直接放送衛星信号伝送方式。 ３６、特許請求の範囲第３５項の方式であつて、前記ア
   ドレスされる制御信号の各々がアド レス部分、暗号化されたメッセージ部分、 及びメッセージの暗号解読情報部分を有し、そして前記
   アドレス可能制御器デコーダ手 段（３２）がそのアドレスを認識するため の手段（６４）とそのアドレスが認識され た時に前記メッセージの暗号解読を行なう ための手段（６６）を有することを特徴と する直接放送衛星信号伝送方式。 ３７、特許請求の範囲第３６項の方式であつて、前記ア
   ドレス可能制御器デコーダ（３２） が前記放送信号発生手段（Ａ）との電話通 信能力（９０）を有し、そして前記メッセ ージが前記アドレス可能制御器デコーダ （３２）と前記放送信号発生手段（Ａ）と の間の電話通信のための命令を含んでいる ことを特徴とする直接放送衛星信号伝送方 式。 ３８、受信ユニット（Ｃ）であつて、プログラム用のビ
   デオ及びオーディオ情報と、グル ープアドレス、同期化情報及びプログラム 関連情報を有するヘッダを備えたことを特 徴とするデータストリームと、アドレスさ れるグループの個々の受信ユニット（Ｃ） のアドレスと制御に関する情報を含む前記 ヘッダと組合わされた複数のアドレス可能 部分とを有する信号を伝送する種類の直接 放送衛星信号伝送方式で使用される受信ユ ニット（Ｃ）であり、そして前記信号を受 信する手段（３６）と、選択されたプログ ラムに同調させる手段（３０）と、前記ビ デオ及びオーディオ情報から前記データス トリームを分離する手段（４２）と、前記 受信ユニットがアドレスされたグループの 中にあるかどうかを決定するために前記ヘ ッダ部分を調べる手段（６２）と、前記ヘ ッダの中の情報を捕捉して記憶する手段 （６８、７０）と、前記受信ユニット（Ｃ）が前記アド
   レスされたグループの中にある 場合に作動され、個々の受信ユニット（Ｃ）がアドレス
   されたかどうかを決定するため 前記ヘッダと関連づけられた各アドレス部 分を調べる手段（６２）と、個々の受信ユ ニット（Ｃ）がアドレスされた場合に前記 制御情報を捕捉して記憶する手段（６２、 ６８、７０）と、前記記憶されたヘッダ及 び制御情報にしたがつて前記ビデオ及びオ ーディオ情報を処理して表示する手段 （３０、４８、５２、６２）とを有するこ とを特徴とする受信ユニット。 ３９、特許請求の範囲第３８項の受信ユニットであつて
   、前記オーディオ情報が暗号化さ れた形で存在し、前記制御情報がオーディ オの暗号解読情報を含み、そして前記処理 及び表示する手段が個々の受信ユニット （Ｃ）にアドレスされた部分から捕捉され るオーディオの暗号解読情報にしたがつて 前記オーディオ情報の暗号解読をする手段 （６６）を有することを特徴とする受信ユ ニット。 ４０、特許請求の範囲第３８項の受信ユニットであつて
   、前記アドレスされる部分の各々 がメッセージを含んでおり、そして前記制 御情報を捕捉して記憶する前記手段（６２、６８、７０
   ）が前記メッセージを捕捉する 手段（６２）を有していることを特徴とす る受信ユニット。 ４１、特許請求の範囲第４０項の受信ユニットであつて
   、前記メッセージが暗号化された 形で伝送され、そして前記アドレス部分が そのメッセージの暗号を解読する情報を含 んでおり、そして更に前記アドレスされる 部分の前記暗号解読情報を用いて前記メッ セージの暗号解読をする手段（６６）が設 けられていることを特徴とする受信ユニッ ト。 ４２、特許請求の範囲第４０項の受信ユニットであつて
   、メッセージの暗号解読情報を記 憶する手段（６８、７０）、及び前記メッ セージの暗号解読のために前記の記憶され たメッセージの暗号解読情報及び前記アド レスされる部分の暗号解読情報を使用する ための手段（６６）を有することをさらに 特徴とする受信ユニット。 ４３、特許請求の範囲第３８項の受信ユニットであつて
   、前記アドレス可能部分の１つが 複数の受信ユニット（Ｃ）に各々アドレス される制御情報を含み、そして更に、前記 受信ユニット（Ｃ）が前記アドレス可能部 分の前記１つがアドレスされる前記複数の 受信ユニットの１つである場合に、前記ア ドレス可能部分の前記１つの制御情報を捕 捉して記憶する手段（６２、６８、７０） が設けられていることを特徴とする受信ユ ニット。