JPS61253793A - Ｅｌパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、ＥＬパネルの改良に関し、特に、電子写真に
使用されるＥｌパネルに関する。

日、従来技術並びに従来の問題点 ＥＬパネルは、全体の形状が薄い板状にできる為、狭い
隙間に配設するのに便利である。従って、電子写真の感
光ドラムの消去用光源、即ち、感光ドラムの全面に光を
照射する光源等に便利に利用できる。ところが、ＥＬパ
ネルは、両面が合成樹脂シートやガラス質等の絶縁層で
被覆される為、使用状態によっては、高電圧の静電気が
帯電する。

静電気は、ＥＬパネルが空気に摩擦され、あるいは又接
近する高電圧電極からの放電等によって帯電される。

ＥＬパネルに高電圧の静電気が帯電されると、これが電
子写真用の光源に使用される場合、ＥＬパネルと感光ド
ラムとの間で放電して感光ドラムに電気ショックを与え
、あるいは別の用途に於ても、静電気による害が発生す
る。

本発明は、ＥＬパネルの表面シートと金属箔を埋設し、
この金属箔に接続して、しかも表面シートの周縁を貫通
して引出端子を設け、この引出端子を接地あるいは所定
電圧端子に接続することによって、ＥＬパネルの静電気
を放電するように構成したもので、本発明の重要な目的
は、静電気の帯電を除去でき、高電圧の静電気による弊
害を防止できるＥＬパネルを提供するにある。

又、本発明の池の重要な目的は、金属箔が表面シートに
埋設される為、表面シートと金属箔との電気抵抗が小さ
く表面シートに帯電する静電気がスムーズに除去できる
ＥＬパネルを提供するにあるり Ｃ８従来の問題点を解決する為の手段 Ｅ、Ｌハネルの表面シート内に金属箔が埋設されている
。表面シートは、ＥＬ素子が収納された閉鎖空間より外
周に、引出端子が貫通され、この引出端子は表面シート
内の金属箔に接触している。

００作用、効果 表面シート内に埋設された金属箔は、表面シートに広い
面積に渡って面接触状態で密着する。表面シートに密着
する金属箔は、表面シートとの間の接触電気抵抗を低く
でき、表面シートにチャージされた静電気をスムーズに
放電できる。又、金属箔は、表面シート内に埋設されて
いるので、金属箔が表面シートから剥離せず、常に表面
シートの静電気をスムーズに放電できる特長を備える。

Ｅ。好ましい実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に示すＥＬパネルはＥ、Ｌ素子と、このＥＬ素子
を外気と遮断して被覆する表面シート１゜２とからなる
。

ＥＬ素子は、螢光体層３と、誘電体層４とが電極５，６
で挾まれてお熱電極５，６の表面が、吸湿層７，８で被
覆されている。

螢光体層３は、例えば、ＺｎＳ：Ｃｕ、ＡＡ、Ｃ−ｅ。

ｚｎｓ：ｃＵ、ｃｉ　、ＺｎＳ：Ｍｎ、Ｃｕ、（Ｊ　、
ＺｎＳ：Ｃｕ、Ｂｒ　、ＺｎＳ：Ｃｕ、Ｍｎ、Ｂｒ　、
ＺｎＣｄ５：Ｃｕ。

Ｓｒ等の螢光体が高誘電率有機樹脂に分散させたものが
使用される。

誘電体層４は、例、ＬＪｆＹ２０３　、　ＴｉＯ２、Ａ
−４１１！２０３゜Ｚｎ０　、８ａＴｉＯａ　、　ｐｂ
Ｔｉｏａ　、　５ｒＴｉ０８等の強誘電体を高誘電率有
機樹脂に分散させたものが使用できる。

誘電体層４の下面、即ち非螢光面に位置する電極６は、
銅やアルミニラ・ム仮も使用でき、螢光体層の上面であ
る螢光面に位置する電極５は、導電性と透光性とを有す
る電極、例えば、ぎリエステ等の透明電極５Ｂが付着さ
れたものが使用できる。

吸湿層７，８は、上下の層が電極５，６の周縁で連結さ
れて閉鎖空間を形成し、この閉鎖空間内に、電極５，６
と螢光体層３と誘電体層４とが収納されている。

第１図のＥＬパネルは、吸湿層７，８が、内面をポリエ
チレンでコーティングするナイロンシートで、上下のナ
イロンシートは、電極の周縁でポリエチレンが加熱され
てヒートシールされている。

この構造によると、ナイロンシートが簡皐かつ確実にヒ
ートシールできる。

吸湿層７，８は、シリカゲル、活性アルミナ、酸化マグ
ネシウム、モレキュラシ−７、合成ゼオライト等の吸湿
材がバインダでシート状に形成さたものも使用できる。

ナイロンやシリカゲルは透光性を有する為、電極上面の
発光面を覆う吸湿層７に使用できる。透光性の悪い吸湿
材は、電極下面の非螢光面に使用できる。

吸湿材がバインダでもってシート状に形成された吸湿材
は、バインダが熱可塑性合成樹脂の場合、電極の周縁で
ヒートシールできる。

表面シート１，２は、電極上面の発光面を覆う上面の表
面シート１と、電極下面の非発光面を覆う下面の表面シ
ート２とは材質が異なる。

上面の表面シート１は、透光性が良くて吸湿性が少ない
シート材、例えば内面がポリエチレンでコーティングさ
れた三ふつ化エチレンシートカ使用される。

下面の表面シート２は、中間に金属箔９が埋設されたサ
ンドイッチ構造で、内面は、上面の表面シート１にヒー
トシールできるように、ポリエチレン等のコーティング
層を有し、外表面は、ポリエステル等で被覆されている
。

金属箔９は、好ましくは、下面、即ち、非発光面の全面
にインサートされる。全面に金属箔９がインサートされ
たＥＬパネルは、表面シート２に帯電する電荷を最も有
効に放電でき、又、この金属箔９でもって表面シート２
の透湿性を向上できるという副次的な効果も期待できる
。ただ、金属箔９は、必ずしも、表面シート２の全面に
埋設する必要はなく、例えば格子状、基盤格子状、ある
いはＥＬパネルが細長い場合、線状に埋設する等、ＥＬ
パネルに帯電した電荷を放電できる形状に埋設すること
もできる。

表面シート２に埋設された金属箔９は、これを貫通する
引出端子１０に接触され、引出端子、１０がアース等に
接続されて帯電した電荷を放電する。

引出端子１０は、これが表面シート１，２の閉鎖空間に
貫通しないように、閉鎖空間の外周で、表面シート１，
２周縁の溶着部分に貫通される。

引出端子１０は、閉鎖空間より外周なら、必ずしも、表
面シート１，２の溶着部分でがくともよい。

第２図ないし第３図に示すように、引出端子１０でもっ
てＥＬパネルをプリント基板１１の上面に固定すること
も可能である。この場合、第３図に示すように、プリン
ト基板１１上面に導電層１２を設け、この導電層１２と
、金属箔゛９とに接触して引出端子１０を貫通する。プ
リント基板１１の導電層１２と、引出一端子１０とが゛
確実に接触するように、プリント基板１１の導電層１２
表面に金属箔１３を載せ、これを挟着して引出端子１０
であるはと目を貫通固定する。

第４図に示す゛よ°うに、ＥＬパネルとプリント基板１
１とを引出端子１０でもって複数個所で固定するのがよ
い。この場合、固定個所は、プリント基板１１の導電層
１２で連結するのが良い。

ＥＬパネルの引出端子１０は、通常アースに接続されて
帯電した静電気を放電する。ＥＬパネルの一方の端子も
、アースに接続されることが多い。

従って、引出端子１０をＥＬパネルの一方の端子に接続
することも可能である。

ただ、ＥＬパネルの周囲の部材が高電位に保持されて使
用されるとき１、ＥＬパネルの引出端子を周囲の部材に
近い電位に保持して使用することもある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＥＬパネルの断面図、
第２図は池の実施例を示すＥＬパネルの断面図、第３図
は第２図の拡大断面図、第゛４図はプリント基板の平面
図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　周縁が密着されて気密の閉鎖空間を形成する表
   面シートと、この表面シートの閉鎖空間内に配設され、
   かつ、螢光体を挾んで相対向する電極を有するＥＬ素子
   とからなるＥＬパネルに於て、表面シートは金属箔が埋
   設されており、更に表面シートの閉鎖空間より外周を貰
   通して、表面の金属箔に接触して引出端子が設けられた
   ことを特徴とするＥＬパネル。
2. （２）引出端子が、表面シートの周縁密着部を貫通する
   はと目である特許請求の範囲第（１）項記載のＥＬパネ
   ル。
3. （３）表面シートの金属箔が、ＥＬ素子の一方の電極に
   接続されている特許請求の範囲第（１）項記載のＥＬパ
   ネル。