JPS61253498A - 使用済イオン交換樹脂の処理方法 - Google Patents
使用済イオン交換樹脂の処理方法Info
- Publication number
- JPS61253498A JPS61253498A JP9356285A JP9356285A JPS61253498A JP S61253498 A JPS61253498 A JP S61253498A JP 9356285 A JP9356285 A JP 9356285A JP 9356285 A JP9356285 A JP 9356285A JP S61253498 A JPS61253498 A JP S61253498A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- resin
- ion exchange
- exchange resin
- beads
- Prior art date
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- Pending
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、使用済みの放射性イオン交換樹脂の処理方法
に関し、特Ｋｍ該樹脂を焼却により処理する方法に関す
る。
に関し、特Ｋｍ該樹脂を焼却により処理する方法に関す
る。
（従来の技術）
原子力発電所にて発生している使用済イオン交換樹脂（
以下、ＢＲと略記する。一般に約６０ｗｔ％の水分を含
んでいる。）は、何らの処理も施されずに使用済イオン
交換樹脂貯蔵タンクに貯蔵されておシ、タンク基数が不
足・してくると、その都度増設して対応してきた。しか
し、タンク増設に対する規制が厳しくなシつつあシ、今
後は何らかの減容処理を実施する必要に迫られている。
以下、ＢＲと略記する。一般に約６０ｗｔ％の水分を含
んでいる。）は、何らの処理も施されずに使用済イオン
交換樹脂貯蔵タンクに貯蔵されておシ、タンク基数が不
足・してくると、その都度増設して対応してきた。しか
し、タンク増設に対する規制が厳しくなシつつあシ、今
後は何らかの減容処理を実施する必要に迫られている。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、減容処理法として焼却法を採用し、焼却法に
よ１）ａｎを有効に処理する方法を提案するものである
。
よ１）ａｎを有効に処理する方法を提案するものである
。
従来、ＢＲは配管移送等の便宜のために水によ〕スラリ
状態として扱われていた。しかし、８Ｒを水スラリ状で
焼却した場合、発熱量が少なく、十分に燃焼しない。本
発明は、斯る点を改善し、ＢＲを効果的Ｋかつ容易に焼
却する方法を提案するものである。
状態として扱われていた。しかし、８Ｒを水スラリ状で
焼却した場合、発熱量が少なく、十分に燃焼しない。本
発明は、斯る点を改善し、ＢＲを効果的Ｋかつ容易に焼
却する方法を提案するものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は８Ｒを灯油等の燃料油あるいは原子力発電所等
よシ発生する廃油と混合し、例えば流動層式焼却炉等で
焼却処理することを特徴とするＢＨの処理方法に関する
。
よシ発生する廃油と混合し、例えば流動層式焼却炉等で
焼却処理することを特徴とするＢＨの処理方法に関する
。
本発明において、ＢＲＩＩＣ添加する燃料油又は廃油の
量は、ＳＲと燃料油又は廃油の含量の４０〜９９ ｖｒ
ｔ％とすることが望ましい。４０ ｗｔ％を下回ると全
体の発熱量が小さくなシ、良好な燃焼状態を保つことが
困難となる、すなわち燃焼残渣中の未燃炭素量が増加し
、温度制御が難しくなるからである。
量は、ＳＲと燃料油又は廃油の含量の４０〜９９ ｖｒ
ｔ％とすることが望ましい。４０ ｗｔ％を下回ると全
体の発熱量が小さくなシ、良好な燃焼状態を保つことが
困難となる、すなわち燃焼残渣中の未燃炭素量が増加し
、温度制御が難しくなるからである。
第１図は本発明方法の一実施態様例を示す７０−である
。
。
第１図において、使用済樹脂貯蔵タンク（図示せず）に
て水が加えられスラリ状態とされ、移送配管１４を通っ
て供給された８Ｒスラリ（水スラリ状態）は、使用済樹
脂タンク１０に一時貯蔵される。使用済樹脂タンク１０
に設けられた水抜き管１５を通して、ＳＲビーズの移送
に用いられた水は使用済樹脂貯蔵タンクへ戻され、使用
済樹脂タンク１０内にはＳＲビーズ１のみが残る。その
後、灯油ある暦は廃油タンク１１よシ移送ポンプ１１ａ
を介し使用済樹脂タンク１０に所定量の灯油あるいは廃
油を供給する。使用済樹脂タンク１０内のＢＲビーズ１
と灯油あるいは廃油を均一なスラリとするため攪拌ある
いはポンプ循環等の手段（図示せず）Ｋよシスラリ化す
る。
て水が加えられスラリ状態とされ、移送配管１４を通っ
て供給された８Ｒスラリ（水スラリ状態）は、使用済樹
脂タンク１０に一時貯蔵される。使用済樹脂タンク１０
に設けられた水抜き管１５を通して、ＳＲビーズの移送
に用いられた水は使用済樹脂貯蔵タンクへ戻され、使用
済樹脂タンク１０内にはＳＲビーズ１のみが残る。その
後、灯油ある暦は廃油タンク１１よシ移送ポンプ１１ａ
を介し使用済樹脂タンク１０に所定量の灯油あるいは廃
油を供給する。使用済樹脂タンク１０内のＢＲビーズ１
と灯油あるいは廃油を均一なスラリとするため攪拌ある
いはポンプ循環等の手段（図示せず）Ｋよシスラリ化す
る。
ＳＲスラリ（灯油あるいは廃油スラリ状態）は、使用済
樹脂供給ポンプ１３を介して焼却炉１２へ供給され焼却
される。
樹脂供給ポンプ１３を介して焼却炉１２へ供給され焼却
される。
上記のＢＲピーズ１の構成鉱第２図に示すとおシである
。ＳＲビーズ１は樹脂分２と水分３とで構成されており
、その重量比率はおよそ４０：６０である。樹脂分２の
分子式は、アニオン系、カチオン系とＫよシ若干違って
いる。ここでは、アニオン系樹脂の分子式を代表例とし
て示す。
。ＳＲビーズ１は樹脂分２と水分３とで構成されており
、その重量比率はおよそ４０：６０である。樹脂分２の
分子式は、アニオン系、カチオン系とＫよシ若干違って
いる。ここでは、アニオン系樹脂の分子式を代表例とし
て示す。
原子力発電所におけるＳＲビーズ１は、一般に、水を加
え８Ｒビーズが約２０ ｖｏ１％（約２２ｖｔ％）のス
ラリ状態で取シ扱われている。とのスラリ状態での構成
を第３図に示す。ＢＲスラリ４はＢＲビーズ１および水
５とで構成されておシ、取扱す時における８Ｒは大部分
が水である。
え８Ｒビーズが約２０ ｖｏ１％（約２２ｖｔ％）のス
ラリ状態で取シ扱われている。とのスラリ状態での構成
を第３図に示す。ＢＲスラリ４はＢＲビーズ１および水
５とで構成されておシ、取扱す時における８Ｒは大部分
が水である。
樹脂分２、ＳＲビーズ１及びＦ３Ｒスラリ土の組成を表
−１に示す。
−１に示す。
表−１（単位ｋｔｉ／ｋｇ ）
燃料の低位発熱量は、組成が既知の場合は、式（１）に
より与えられる。
より与えられる。
ＩＪＨＶ、−８１００ＸＯ＋２８６００Ｘ１１［−４２
５０ＸＯ＋２５ＱＯＸ８−６００Ｗ （１）Ｌｉ［Ｖ
：低位発熱量 （ｋａａｘ／＃）（１，１！、Ｏ，Ｅｌ
、Ｗ：燃料１ゆ中に含まれている炭素、水素、酸素、硫
黄、水分の量 （ｋｇ／に９）式（１）を用いて、樹脂
分２、ｌ１ｉＲビーズ１ 、ＳＲスラリ４の：［ＪＨＶ
を求めると、次のとおシとなる。
５０ＸＯ＋２５ＱＯＸ８−６００Ｗ （１）Ｌｉ［Ｖ
：低位発熱量 （ｋａａｘ／＃）（１，１！、Ｏ，Ｅｌ
、Ｗ：燃料１ゆ中に含まれている炭素、水素、酸素、硫
黄、水分の量 （ｋｇ／に９）式（１）を用いて、樹脂
分２、ｌ１ｉＲビーズ１ 、ＳＲスラリ４の：［ＪＨＶ
を求めると、次のとおシとなる。
ＬＴＩＶ （樹脂分２）＝ａａａｏ ｋｏａｖｋｇＬｌ
！Ｖ （ＢＲＷ−、ａｊｌ ） −５０２０ｋａａＩＡ
ｇＬＨＶ （ＳＲスラリ４）−２００ｋｏａ：Ｌ／Ｑこ
れらから焼却処理する場合の発熱量は樹脂分２が最も高
く、８Ｒスラリ土に至ってはほとんどその価値は認めら
れない。
！Ｖ （ＢＲＷ−、ａｊｌ ） −５０２０ｋａａＩＡ
ｇＬＨＶ （ＳＲスラリ４）−２００ｋｏａ：Ｌ／Ｑこ
れらから焼却処理する場合の発熱量は樹脂分２が最も高
く、８Ｒスラリ土に至ってはほとんどその価値は認めら
れない。
従って、現状の８Ｒスラリ土の状態では、焼却処理はほ
とんど不可能であるといえる。
とんど不可能であるといえる。
また、８Ｒピーズ１の状態では発熱量は多少あるが、焼
却処理する場合、若干の助燃を必要とする。
却処理する場合、若干の助燃を必要とする。
自燃（補助燃料なしで燃焼を維持する）状態とするＫは
、樹脂分２の状態で焼却処理するのが最良の方法である
。ＢＲピーズ１の状態から樹脂分２の状態だけを取シ出
すには、加熱する方法が考えられる。しかし、熱的に弱
いものを加熱した後の残分を取り扱うことは困難で、あ
ｔｂ好ましい方法とはいえない。
、樹脂分２の状態で焼却処理するのが最良の方法である
。ＢＲピーズ１の状態から樹脂分２の状態だけを取シ出
すには、加熱する方法が考えられる。しかし、熱的に弱
いものを加熱した後の残分を取り扱うことは困難で、あ
ｔｂ好ましい方法とはいえない。
このように１樹脂分２の状態で焼却処理するのが最も好
ましい方法であるが、現状の水による８Ｒスラリあるい
は８Ｒビーズを樹脂分のみの状態とすることは困難であ
シ、実現性に乏しい方法である。
ましい方法であるが、現状の水による８Ｒスラリあるい
は８Ｒビーズを樹脂分のみの状態とすることは困難であ
シ、実現性に乏しい方法である。
これに対し、本発明の灯油あるいは原子力発電所から発
生する廃油を用いてスラリ状態とした場合、その発熱量
は大幅に増加する。すなわち第３図に示す水５を灯油も
しくは廃油に置きかえた８Ｒスラリ（便宜上、８Ｒスラ
リ４ａとする）のＸａＨＶは８ Ａ ６０ ｋｏａｘ／
ｋｇとなる。この値は樹脂分２とほぼ同じ値である。
生する廃油を用いてスラリ状態とした場合、その発熱量
は大幅に増加する。すなわち第３図に示す水５を灯油も
しくは廃油に置きかえた８Ｒスラリ（便宜上、８Ｒスラ
リ４ａとする）のＸａＨＶは８ Ａ ６０ ｋｏａｘ／
ｋｇとなる。この値は樹脂分２とほぼ同じ値である。
ｌ１ＨＶ（ＥＩＩＬスラリｄａ）−５０２０Ｘα２２＋
１００ＯＯＸ（１−α２２）−８４６４ｋｏａ’ｌＡ このように、ｓＲビーズ１を灯油あるいは廃油でスラリ
化するととＫよシ、その発熱量は大幅に増加し、ＳＲの
自燃状態での焼却処理を行うことができる。
１００ＯＯＸ（１−α２２）−８４６４ｋｏａ’ｌＡ このように、ｓＲビーズ１を灯油あるいは廃油でスラリ
化するととＫよシ、その発熱量は大幅に増加し、ＳＲの
自燃状態での焼却処理を行うことができる。
また、本発明において、ＢＲビーズ１をスラリ化するに
際して、灯油以外の燃料油（たとえば軽油）を用いても
同様の効果を得ることができる。
際して、灯油以外の燃料油（たとえば軽油）を用いても
同様の効果を得ることができる。
更に、以上はアニオン系樹脂で例示しているが、カチオ
ン系樹脂あるいはアニオン系、カチオン系樹脂の混合樹
脂においても同様である。
ン系樹脂あるいはアニオン系、カチオン系樹脂の混合樹
脂においても同様である。
（発明の効果）
（１）ＥＩＲ混合液の発熱量が高ぐなシ、自燃が行える
。
。
（２）廃油を用いた場合、廃棄物（ＥＩＲおよび廃油）
の同時処理を行うことができる。
の同時処理を行うことができる。
（３）焼却処理することによＦ）、ＳＲＯ減容化がはか
れる。
れる。
第１図は本発明方法の一実施態様例を示すフロー、第２
図は本発明で処理する８Ｒビーズの構成を説明するため
の図、第３図はＢＲスラリの構成を説明するための図で
ある。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
図は本発明で処理する８Ｒビーズの構成を説明するため
の図、第３図はＢＲスラリの構成を説明するための図で
ある。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
Claims (1)
- 原子力発電所から発生する使用済イオン交換樹脂に燃料
油あるいは廃油を加え、使用済イオン交換樹脂を焼却す
ることを特徴とする使用済イオン交換樹脂の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9356285A JPS61253498A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 使用済イオン交換樹脂の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9356285A JPS61253498A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 使用済イオン交換樹脂の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61253498A true JPS61253498A (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=14085686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9356285A Pending JPS61253498A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 使用済イオン交換樹脂の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61253498A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015081852A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 株式会社東芝 | 原子力発電所の排水処理方法及び排水処理装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913823A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-24 | Toray Eng Co Ltd | 廃イオン交換樹脂の焼却処理方法 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP9356285A patent/JPS61253498A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913823A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-24 | Toray Eng Co Ltd | 廃イオン交換樹脂の焼却処理方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015081852A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 株式会社東芝 | 原子力発電所の排水処理方法及び排水処理装置 |
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