JPS61252955A - 無段可変伝動装置 - Google Patents

無段可変伝動装置

Info

Publication number
JPS61252955A
JPS61252955A JP9385285A JP9385285A JPS61252955A JP S61252955 A JPS61252955 A JP S61252955A JP 9385285 A JP9385285 A JP 9385285A JP 9385285 A JP9385285 A JP 9385285A JP S61252955 A JPS61252955 A JP S61252955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
drive shaft
clutch
pressure fluid
pulley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9385285A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Osono
耕平 大薗
Mitsuru Saito
充 齋藤
Kiyotaka Hayashi
林 清孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP9385285A priority Critical patent/JPS61252955A/ja
Priority to EP86301646A priority patent/EP0194821B1/en
Priority to DE8686301646T priority patent/DE3664195D1/de
Priority to US06/838,366 priority patent/US4716791A/en
Publication of JPS61252955A publication Critical patent/JPS61252955A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、無段可変伝動装置、詳しくは駆動軸と従動
軸とを、該駆動軸上に設けた駆動軸プーリと該従動軸上
に設けた従動軸プーリに捲回される無端ベルトで連結し
、該駆動軸プーリの可動プーリと従動軸プーリの可動プ
ーリを圧力流体によって駆動軸上又は従動軸上を摺動さ
せて溝巾を変えることにより駆動軸と従動軸の速度比を
変えると共に該駆動軸には内燃機関の回転数が所定値以
上になると接続する液圧クラッチを介して内燃機関の回
転動力が伝達される形式の無段可変伝動装置に関する。
(従来技術と問題点) 上記形式の無段可変伝動装置は、前記液圧クラッチが接
続状態になると内燃機関からの回転動力が伝達されて駆
動する。従って、ある程度内燃機関の□回転を上げて暖
機運転等を行う場合には常にブレーキをかけておく必要
があり、動力伝達系に必要以上の負荷がかかっていた。
このような問題は伝動装置にニュートラルポジションを
設け、それを暖機運転等を行う場合に機能させるように
すればよいのであるが、この無段可変伝動装置の場合、
メカニズムの上から通常ニュートラルポジションを設け
ることは困難である。そのために従来°ではニュートラ
ルポジションを設けた機械(ギア)式伝動装置を併設し
なければならなかった。
(発明の目的) そこでこの発明は、上述の如き事情に鑑み、液圧クラッ
チにニュートラル機能がもてる構造として機械式伝動装
置の併設を不要とすることの可能な無段可変伝動装置を
提供することを目的とする。
(発明の構成) この発明では上記目的を達成するため、駆動軸と従動輪
とを、該駆動軸上に設けた駆動軸プーリと該従動輪上に
設けた従動軸プーリに捲回される無端ベルトで連結し、
該駆動軸プーリの可動プーリと従動軸プーリの可動プー
リを圧力流体によって駆動軸上又は従動輪上を摺動させ
て溝巾を変えることにより駆動軸と従動軸の速度比を変
えると共に該駆動軸には内燃機関の回転数が所定値以上
になると接続する液圧クラッチを介して内燃機関の回転
動力が伝達される形式の無段可変伝動装置であって、該
液圧クラッチに供給される圧力流体を所定圧に調圧する
調圧機構と該液圧クラッチとを結ぶ圧力流体の供給路に
、該供給路を開閉する供給制御機構を介設し、且つ、該
供給制御機構が該供給路を閉鎖する状態にあるとき該液
圧クラッチ内の圧力流体を内燃機関のオイルタンク内に
放出するようにしたものである。
(発明の実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図に基づき具
体的に説明する。なお、第1図はこの発明が通用された
車両用自動無段変速機の構成を示している。
図において、1はケーシング、2は駆動軸、3は従動輪
、4は前記駆動軸2上に装置されて内燃機関5の出力軸
6の回転動力を駆動軸2に伝達する液圧式の発進クラッ
チ、7は同じく駆動軸2上に設置された駆動軸プーリ、
8は前駆従動軸3上に設置された従動軸プーリ、9は前
記駆動軸プーリ7と従動軸プーリ8に捲回されて駆動軸
2の回転動力を従動軸3に伝達する無端ベルト(スチー
ルベルト)である。
前記発進クラッチ4は、前記出力軸6と連動する入力端
回転体10と、前記駆動軸2と連動する出力側回転体1
1とを有している。
前記入力側回転体10は駆動軸2に対してベアリング1
2を介して嵌着される円板10aと出力軸6例のギア6
aと噛合されるアウタギアlOへよりなり、前記円板1
0aには公知のクラッチダンパ機構13が装着されてい
る。また、入力側回転体10の出力側回転体11との対
向面には後述する調圧弁14を制御する制御機構15が
組み込まれている。該制御機構15は遠心ガバナ機構で
あって、前記入力側回転体10にリベット止めされたガ
バナハウジング16内に軸方向に摺動自在に嵌挿された
カムプレート17と、該カムプレート17のカム面17
aと前記ガバナハウジング16のガイド面16aとの間
に位置して径方向に摺動自在に介装されたガバナボール
18とを有し、前記カムプレート17は該カムプレート
17とばね受部材19との間に介装されたコイル状のば
ね20により入力側回転体10側に付勢されている。
そして、前記出力軸6の回転数が所定設定値以下の時、
前記ガバナボール18は中心側に偏位した状態にあって
、前記カムプレート17は前記ばね20の付勢力にて入
力側回転体10側に偏位した状態になっており、この状
態から前記出力軸6の回転数が所定設定値以上になると
、前記ガバナボール18は遠心力の作用にて外周側に偏
位し、該偏位に伴って前記カムプレート17は前記ばね
20の付勢力に抗して出力側回転体11側に偏位するよ
うなっている。
前記出力側回転体11は前記駆動軸2に圧入嵌着された
クラッチシリンダ21と、該クラッチシリンダ21の外
周に周方向及び軸方向共に移動不可能に固定されたクラ
ッチアウタ22とからなる。
前記クラッチシリンダ21内には軸方向に摺動自在にク
ラッチピストン(押圧体)23が嵌装されている。該ク
ラッチピストン23は後述する摩擦板24を押圧するも
ので、該クラッチピストン23と前記クラッチシリンダ
21との間に設けられた圧力室25内に導入される圧力
流体(圧力油)により作動する。前記クラッチピストン
23は皿状のばね26により出力側回転体11側に付勢
されている。
前記圧力室25には前記クラッチシリンダ21のボス部
に径方向に沿って穿設された供給ボート27から圧力流
体が導入されると共に、該圧力室25内に導入された圧
力流体は、前記クラッチシリンダ21のボス部に軸方向
に沿って穿設された嵌装孔(圧力室25の吐出口)28
内に摺動自在に嵌装された前記調圧弁14を介して外方
に吐出し得るようになっている。前記嵌装孔28は一端
が前記供給ボート27に連通していると共に他端が前記
クラッチシリンダ21のボス部の前記入力側回転体10
側端面に開口している。前記調圧弁14は前記駆動軸2
の軸線方向に沿って所定ストローク摺動するもので、一
端が開口し他端が閉塞された中空パイプよりなり、閉塞
端側の周側壁にその径方向に沿って吐出ボート29が穿
設されている。
前記出力軸6の回転数が所定設定値以下の時前記調圧弁
14は前記供給ボート27から導入される圧力流体の作
用で入力側回転体10側に偏位してその吐出ボート29
が開口し、該吐出ボート29から前記圧力室25内の圧
力流体が吐出するため該圧力室25内の圧力は上昇せず
前記クラッチピストン23はばね26の付勢力で出力側
回転体11側に偏位している。また、前記出力軸60回
転数が所定設定値以上の時前記調圧弁14はカムプレー
ト17により押圧されて、出力側回転体11側に偏位し
ている。
前記クラッチピストン23に劣り押圧される前記摩擦板
24は、前記入力側及び出力側回転体10及び11との
間に位置して、前記クラッチアウタ22の内周面に回転
不可能で軸方向に移動可能に嵌装されている。前記摩擦
板24とクラ・ノチアウタ22の入力側回転体lO側端
面内側との間にはクラッチフェーシング30が介装され
、該クラッチフェーシング30は前記ガバナハウジング
16の外周に回転不可能で軸方向に移動可能に嵌装され
ている。そして、前記クラッチピストン23により摩擦
板24をクラッチフェーシング30を介してクラブチア
ウタ22に押圧せしめることにより入力側回転体10と
出力側回転体11とが動力伝達可能状態となり、前記押
圧を解除すれば動力伝達不可能状態となる。
なお、前記供給ボート27は駆動軸2の周壁に径方向に
沿って形成されたチャン、′!31、ボート32を介し
て駆動軸2の軸心に形成された圧力流体導通路33と連
通している。
前記駆動軸プーリ7は、前記駆動軸2の発進クラッチ4
側外周に一体形成されたディスク状の固定プーリ34と
、該固定ブーIJ34と対向して駆動軸2の外周にその
軸線方向に沿って摺動可能に、且つ、回転不可能に複数
のボール35を介して嵌合された可動プーリ36とから
なる。該可動プーリ36は円筒状ボス部36aの一端側
外周にディスク状プーリ本体36bを一体に突設し、該
本体36bの外周面にその軸線方向に沿って固定ブーI
J34と反対の方向に突出する円筒状周壁36cを一体
に突設すると共に、該円筒状周壁36cの突出端側内周
面に環状閉塞板36dを嵌着してなるドラム状をなして
いる。
前記可動ブーI736内には固定ピストン部材37が嵌
合されている。該固定ピストン部材37は一端面壁中央
に嵌合孔を有し他端面が開放する円筒体37aの他端外
周に径方向に向けて環状フランジ37bを一体に突設し
てなる。そして該固定ピストン部材37はその一端面壁
中央の嵌合孔が前紀要動軸2の外周面に回転不可能及び
軸方向移動可能に嵌合されていると共に、円筒体37a
の内周面が前記可動プーリ36のボス部36aの外周面
に遊嵌され、更にフランジ37bの外周面が前記可動ブ
ーIJ36の円筒状周壁36cの内周面に液密且つ摺動
自在に嵌合されている。
前記可動プーリ36のプーリ本体36bと固定ピストン
部材37のフランジ37bとの間には第1の圧力室38
が形成され、また前記可動プーリ36の閉塞板36dと
固定ピストン部材37のフランジ37bとの間には第2
の圧力室39が形成されている。これらの第1及び第2
の圧力室38及び39は駆動軸2の軸心内部に沿って形
成されている圧力流体導通路40、及び駆動軸2の周壁
に径方向に沿って穿設されているボート41を介して後
述するポンプ(圧力流体供給源)42に接続されている
。なお、前記フランジ37bには第1の圧力室38と第
2の圧力室39とを連通ずるオリフィス43が形成され
ており、該オリフィス43を介して第1の圧力室38内
の圧力流体が第2の圧力室39内に流入する。
このような駆動軸プーリ7は、図示の状態にあるとき溝
巾が最大にあり、前記ボート41から第1の圧力室38
内に圧力流体が流入すると可動プーリ36が固定プーリ
34側に移動して溝巾を縮める。
前記従動輪プーリ8は、前記従動軸3の外周に一体形成
されたディスク状の固定プーリ44と、該固定プーリ4
4と対向して前記従動軸3の外周にその軸線方向に沿っ
て摺動可能に且つ回転不可能に複数のボール45を介し
て嵌合された可動プーリ46とからなる。
該可動プーリ46は円筒状ボス部46aの一端側外周に
ディスク状のプーリ本体46bを一体に突設し、該本体
46bの反固定プーリ44例の面の径方向略中間部にそ
の軸方向に沿って円筒状周壁46cを一体に突設すると
共に、該円筒状周壁46cの突出端側内周面に環状閉塞
板46dを嵌着してなるドラム状をなしている。
前記可動プーリ46内には固定ピストン部材47が嵌合
されている。該固定ピストン部材47は一端面壁中央に
嵌合孔を有し他端面が開放する円筒体47aの他端外周
に径方向に向けて環状フランジ47bを一体に突設して
なる。そして該固定ピストン部材47はその一端面壁中
央の嵌合孔が前記従動軸3の外周面に回転不可能及び軸
方向不可能に嵌合されていると共に、円筒体47aの内
周面が前記可動ブーIJ46のボス部46aの外周面に
遊嵌され、更にフランジ47bの外周面が前記可動プー
リ46の円筒状周壁46cの内周面に液密、且つ、摺動
自在に嵌合されている。
前記可動ブーIJ 46のプーリ本体46bと固定ピス
トン部材47のフランジ47bの対向面間にはコイル状
のばね48が介装されオおり、該ばね48により可動ブ
ー1J46は固定ブーIJ44側(溝巾が小さくなる側
)に付勢されている。このばね48は内燃機関5の停止
時において無端ベル 、ト9に適度なテンションを与え
ると共に可動プーリ46を初期位置である低速側ヘセッ
トしておくためのものである。
前記可動プーリ46のプーリ本体46bと固定ピストン
部材47のフランジ47bとの対向面間は第1の圧力室
49となっており、また前記可動ブー1J46の閉塞板
46dと前記固定ピストン部材47のフランジ47bと
の対向面間は第2の圧力室50となっている。前記第1
及び第2の圧力室49及び50相互間は、前記固定ピス
トン部材47のフランジ47bに軸線方向に沿って穿設
されたオリフィス51を介して互いに連通している。
前記第1の圧力室49は従動軸3の軸心内部に沿って設
けた圧力流体導通路52、及び従動軸3の周壁に径方向
に沿って穿設したボート53を介して後述するポンプ4
2と接続されている。
前記従動軸3の固定プーリ44内端付近には前記圧力流
体導通路52の内部と外部とを連通し得るように周壁に
径方向に沿った透孔54が穿設されている。該透孔54
は、前記可動プーリ46が従動軸3上を摺動するのに伴
い該可動プーリ46のボス部46aによって開閉される
ようになっている。そして開放時、圧力流体導通路55
を流れる圧力流体は該透孔54から従動軸3の外部に導
出されベルト給油を行う。
このような従動軸プーリ8は、図示の状態にあるとき溝
巾が最小にあり、前記第1の圧力室49内には圧力流体
が最大に導入されている。そして、ボート53から第1
の圧力室49内の圧力流体が導出されると、ばね48に
抗して反固定プーリ44側(溝巾が大きくなる側)への
移動が可能となる。
ポンプ42から吐出される圧力流体は前記圧力流体導通
路33の場合、供給路56、ボート(クラッチの圧力流
体導入部)laを介して、前記圧力流体導通路40の場
合、供給路57、ボート1bを介して、前記圧力流体導
通路52の場合、供給路58、ボー)1cを介して、前
記圧力流体導通路55の場合、供給路59、ボー)1d
を介して供給される。
前記圧力流体導通路40.52に供給される圧力流体は
ポンプ42から吐出後所定圧に設定する制御装置62を
通過する。該制御装置62は、ポンプ42から吐出する
圧力流体を一定の差値で低高圧とする低高圧設定部63
と、該低高圧設定部63によって設定された低圧値を変
速状態に応じて変化させる変速連動部64と、前記低高
圧設定部63にて設定された低圧の圧力流体と高圧の圧
力流体を前記駆動軸ブーIJ 7の可動プーリ36と従
動軸プーリ8の可動プーリ46に内燃機関5の運転状態
に応じて選択的に供給する選択供給部65によって構成
され、これらは前記ケーシング1の適所に設置される。
前記供給路56の途中にはその上流側から調圧弁(fl
I圧機構)66、供給制御弁(供給制御機構)67及び
絞り弁(オリフィス)68が順次配設されている。前記
調圧弁66と、供給制御弁67はケーシング1の適所を
バルブハウジングとし、且つ、同一のシリンダ69内に
隣り合って配置されている。
前記調圧弁66は、上流側の供給路56aから圧力流体
導通路70、チャンバ71、導入ボート72、軸心孔7
3を介してシリンダ69内に流入した圧力流体の圧力が
バルブスプリング74にて設定した介設定圧以上になる
と圧力流体の圧力に負けて前記バルブスプリング74を
圧縮し乍ら摺動じ、圧力流体の圧力に応じて前記導入ボ
ート72の開口量を開整する。なお、調圧弁66の移動
によって導出ボート75のチャンバ76が排出ボーが図
示しない戻り路を介してタンクに回収される。
前記供給制御弁67は、前記シリンダ69内に流入した
圧力流体が下流側の供給路56bに流れるのを遮断する
ためのもので、通常は操作軸78に嵌着されたコイル状
の復帰スプリング79の作用で前記調圧弁66と所定の
距離を隔ててシリンダ69内に配置されている。このと
き、軸心孔80部分に形成されている導出ボート81は
チャンバ82と接続するようになっており、シリンダ6
9内の調圧された圧力流体は矢印のように軸心孔80゜
導出ボート81、チャンバ82を介して供給路56bに
流れ、前記絞り弁68を通過してボート1aに送られる
そして、前記復帰スプリング79を圧縮しつつ第4図に
示すようにシリンダ69内を調圧弁66側に移動すると
前記導出ボート81は遮断され、これにてシリンダ69
内の圧力流体は供給路56bへの途を塞がれると共に、
図示のように下端67aが調圧弁66の上端66aと接
近する位置まで移動すると排出路83が前記チャンバ8
2と接続し、供給路56b内の圧力流体はチャンバ82
を介して排出路83に逆流する。この逆流する圧力流体
はチャンバ84と接続する図示しない戻し路を介して内
燃機関のオイルタンク90に回収される。
上記のような供給制御弁67の操作は前記装置軸78の
端部78aに押圧力を付与する回動レバー85によって
為される。回動レバー85は取付軸86を中心に第3図
の状態から第4図の状態の範囲内で回動するように設定
されている。その回動レバー85の回動は取付軸86を
図示しないレバー等で回動させることによって為され、
取付軸86は回動レバー85が第3図の状態にあるとき
、及び第4図の状態にあるとき回動固定されるようにな
っている。
上記供給制御弁67は通常第3図に示す開弁状態にされ
ている。従って、この状態において前記内燃機関5が始
動してその出力軸6の回転数が所定設定値以上になり、
かつ、前記調圧弁66にて調圧された圧力流体が前記発
進クラッチ4に供給されるとその発進クラッチ4が接続
状態となって自動無段変速機は内燃機関5の回転動力が
伝達されて駆動する。
この自動無段変速機の駆動状態は供給制御弁67が開弁
状態にあって内燃機関5が運転状態にある限り続行され
る。しかし、自動無段変速機が駆動状態にあるとき供給
制御弁67を第4図に示す閉弁状態に切り換えると、調
圧弁66にて調圧された圧力流体は下流側の供給路56
bに流れず、しかも下流側の供給路56b内の圧力流体
は排出されるので発進クラッチ4に供給される圧力流体
の圧力は零に近い状態に降下する。このため、発進クラ
ッチ4は内燃機関5の出力軸6の回転数が所定設定値以
上にあるにも拘らず接続状態にならず、自動無段変速機
に内燃機関5の回転動力を伝達しない所謂ニュートラル
状態とされる。このニュートラル状態は供給制御弁67
を開弁状態に切り換えることによって解除され、発進ク
ラッチ4が接続状態となって自動無段変速機は内燃機関
5の回転動力が伝達されて駆動する。
第5図は前記調圧弁66と供給制御弁67との間に両者
を接続するコイル状のコイトロールスプリング87を介
装した実施例を示している。このようなコントロールス
プリング87を設けた場合、供給制御弁67の開閉切換
操作を行うとき、調圧弁66がコントロールスプリング
87を介して供給制御弁67の動きに連動するようにな
る。このため、供給制御弁67のストロークの範囲内に
おいて発進クラッチ4に供給される圧力流体の圧力は第
6図に示すように調圧弁66での設定圧を上限として比
例制御できるようになる。このことから、上記実施例の
ように単に開、閉機能に止まらず、発進クラッチ4のト
ルク制御をも実施可能とすると共に急発進時において内
燃機関の回転数が高い場合でも発進クラッチ4は円滑に
接続できる。
前記コントロールスプリング87はその一端を調圧弁6
6の上端軸心に形成された凹部88に嵌装され、他端を
供給制御弁67の下端軸心に形成された凹部89に嵌挿
される。
(発明の効果) 以上要するに、この発明に係る無段可変伝動装置は、駆
動軸と従動軸とを、該駆動軸上に設けた駆動軸プーリと
随従動輪上に設けた従動軸プーリに捲回される無端ベル
トで連結し、該駆動軸プーリの可動プーリと従動軸プー
リの可動プーリを圧力流体によって駆動軸上又は従動軸
上を摺動させて溝巾を変えることにより駆動軸と従動軸
の速度比を変えると共に該駆動軸には内燃機関の回転数
が所定値以上になると接続する液圧クラッチを介して内
燃機関の回転動力が伝達される形式の無段可変伝動装置
であって、該液圧クラッチに供給される圧力流体を所定
圧に調圧する調圧機構と該液圧クラッチとを結ぶ圧力流
体の供給路に、該供給路を開閉する供給制御機構を介設
し、且つ、該供給制御機構が該供給路を閉鎖する状態に
あるとき 4該液圧クラツチ内の圧力流体を内燃機関の
オイルタンク内に放出するようにしたことを特徴として
いる。
従って、前記供給制御機構を閉鎖の状態にすると前記液
圧クラッチは内燃機関の回転数が所定設定値以上にあり
接続体制にあるにも拘らず接続しない所謂ニュートラル
状態となるので内燃機関の回転動力は伝達されず非駆動
状態とされる。このため、ニュートラルポジョンをもつ
機械式伝動装置を付設した場合と同様の機能が発揮でき
るから、内燃機関の回転を上げて暖機運転等を行う場合
には供給制御機構を非接続の状態にしておくことによっ
てブレーキをかける必要がなくなり、この結果、動力伝
達系に必要以上の負荷がかかることがなくなる。そして
、前記供給制御機構は簡単かつコンパクトに構成するこ
とができるのでニュートラルポジションをもつ機械式伝
動装置のように装置を大型化することはなく、また低廉
にて実用化が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した車両用自動無段
変速機の構成を示す断面図、第2図は同圧力流体の供給
系の構成を示す断面図、第3図及び第4図は同調圧弁と
接続制御弁の構成を示す断面図、第5図は同調圧弁と接
続制御弁の異なる実施例の構成を示す断面図、第6図は
第5図の実施例にて得られる圧力流体の圧力制御の状態
を示す図である。 2・・・駆動軸、3・・・従動軸、4・・・発進クラッ
チ(液圧クラッチ)、5・・・内燃機関、7・・・駆動
軸プーリ、8・・・従動軸プーリ、9・・・無端ベルト
、36゜46・・・可動プーリ、42・・・ポンプ(圧
力流体供給源)、56・・・供給路、56b・・・下流
側の供給路、66・・・調圧弁(m圧機構)、67・・
・供給制御弁(供給制御機構)、69・・・シリンダ、
87・・・コントロールスプリング、90・・・オイル
タンク。 堵3図 志5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、駆動軸と従動軸とを、該駆動軸上に設けた駆動軸プ
    ーリと該従動軸上に設けた従動軸プーリに捲回される無
    端ベルトで連結し、該駆動軸プーリの可動プーリと従動
    軸プーリの可動プーリを圧力流体によって駆動軸上又は
    従動軸上を摺動させて溝巾を変えることにより駆動軸と
    従動軸の速度比を変えると共に該駆動軸には内燃機関の
    回転数が所定値以上になると接続する液圧クラッチを介
    して内燃機関の回転動力が伝達される形式の無段可変伝
    動装置であって、該液圧クラッチに供給される圧力流体
    を所定圧に調圧する調圧機構と該液圧クラッチとを結ぶ
    圧力流体の供給路に、該供給路を開閉する供給制御機構
    を介設し、且つ、該供給制御機構が該供給路を閉鎖する
    状態にあるとき該液圧クラッチ内の圧力流体を内燃機関
    のオイルタンク内に放出するようにしたことを特徴とす
    る無段可変伝動装置。 2、該調圧機構と該供給制御機構は同一シリンダ内に往
    復動するように配置される弁とされ、それらの弁間には
    一方の弁の動きに他方の弁が追随するようにするコイル
    状スプリングを介装したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の無段可変伝動装置。
JP9385285A 1985-03-12 1985-05-02 無段可変伝動装置 Pending JPS61252955A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9385285A JPS61252955A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 無段可変伝動装置
EP86301646A EP0194821B1 (en) 1985-03-12 1986-03-07 Infinitely variable transmission
DE8686301646T DE3664195D1 (en) 1985-03-12 1986-03-07 Infinitely variable transmission
US06/838,366 US4716791A (en) 1985-03-12 1986-03-11 Infinitely variable transmission utilizing hydraulic fluid pressure to vary velocity ratio between driving and driven pulleys

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9385285A JPS61252955A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 無段可変伝動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61252955A true JPS61252955A (ja) 1986-11-10

Family

ID=14093941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9385285A Pending JPS61252955A (ja) 1985-03-12 1985-05-02 無段可変伝動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61252955A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6017286A (en) Power train
EP0194821B1 (en) Infinitely variable transmission
CA1130112A (en) Variable pulley transmission
CA1086531A (en) Variable pulley transmission
JPS5977157A (ja) Vベルト式無段変速機の油圧制御装置
EP0176367A1 (en) Infinitely variable transmission
JPH0440575B2 (ja)
US4696148A (en) Hydraulic power transmission system
JPH0749811B2 (ja) 遠心クラッチ
EP0249460B1 (en) Hydraulic clutch
USRE31361E (en) Variable pulley transmission
JPS61252955A (ja) 無段可変伝動装置
JP2799703B2 (ja) 無段可変伝動装置
US3894440A (en) Rotation responsive fluid pressure actuator devices
JPS634851Y2 (ja)
WO1990006457A1 (en) A control system for the supply of pressure medium to an automatic transmission
GB2151725A (en) A hydraulically controlled friction clutch and motor vehicle power unit utilising this clutch
JPH06100265B2 (ja) 自動無段変速機における可動プ−リの側圧制御装置
JPS61278630A (ja) 発進クラツチ
JPH0711294B2 (ja) 発進クラツチ
JPS61252954A (ja) 無段可変伝動装置
JPH0453461Y2 (ja)
JPH0711295B2 (ja) 発進クラツチ
JP2527177B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JPH0432502Y2 (ja)