JPS6125287Y2 - - Google Patents

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JPS6125287Y2
JPS6125287Y2 JP4710480U JP4710480U JPS6125287Y2 JP S6125287 Y2 JPS6125287 Y2 JP S6125287Y2 JP 4710480 U JP4710480 U JP 4710480U JP 4710480 U JP4710480 U JP 4710480U JP S6125287 Y2 JPS6125287 Y2 JP S6125287Y2
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JP
Japan
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latch body
rotor
case
handle
locking arm
Prior art date
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JP4710480U
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JPS56149506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は配電盤扉等に使用される平面ハンドル
装置、更に詳細にいえば、悪戯などによる扉の無
用で危険な開放を防ぐために鎖錠機構を装備した
平面ハンドル装置に関するものである。
鎖錠機構付きの平面ハンドル装置としては、既
に種々のものが提案されているが、従来のものは
機構的に簡略化されたものでなく、部品点数も多
いので、その製作組立が安価に行えない欠点があ
つた。
従つて、本考案の目的は、機構的に極めて簡略
化されているため、製作組立のコストを大幅に低
減できる鎖錠機構付きの平面ハンドル装置を提供
することである。
以下、図示の実施例に基いて説明すると、縦長
の箱型ケース1に収容されたハンドル2は、ケー
スの左右側壁11,12を貫通する水平枢軸13
によつて基端部2aをケース1に枢着され、前記
枢軸13に嵌装された巻きバネ14によつてケー
スより突出する方向に常時回動付勢されている。
ケース1にはハンドル収容部1aの下方にラツチ
体収容部1bを隔壁部1cを介して設けてあり、
これに収容されたラツチ体3は、圧縮コイルバネ
15によつてハンドル2の先端部2b方向に常時
摺動付勢されている。ハンドル先端部2bに形成
した切欠16とラツチ体先端の断面V字状突子1
7が係合することによつて、ハンドル2はケース
内の没入位置に掛止保持される。
ラツチ体3の裏側にあたるケース1の底板18
にはその中央に軸孔19が穿設され、それにはロ
ータ4の後端小径軸部4aが回転可能に嵌挿さ
れ、ロータ4は底板18の外側にて前記小径軸部
4aに固定されたプツシユナツト20によつて、
底板18からの抜脱を阻止されている。ロータ4
の前端部側方には施錠アーム5が突設されてお
り、この施錠アーム5と底板18間にはコイルバ
ネ21を介装してある。ラツチ体3の前面には、
摺動操作用の指掛け突起22を設けてある。
ラツチ体3の裏面には、ロータ4の回転軸と同
心の円弧状壁6を形成してあり、この円弧状壁6
の一方端部には、ラツチ体3の摺動方向の直線溝
7を連設してある。ラツチ体3の前面壁3aには
円形状の透孔8を設けてあり、この透孔8の延長
線上のロータ前面には、断面正六角形状の鍵孔9
をロータの軸方向に設けてある。これに対応し
て、鍵10も六角棒によつて形成されている。従
来装置と同様にケース1の背面には、ハンドル基
端部の作動突子23によつて駆動される鎖錠板2
4がビス25によつてケース背壁部に枢着されて
おり、この鎖錠板24は、箱本体等の固定枠体側
の受部と係脱する。
この平面ハンドル装置では、前記透孔8よりロ
ータの鍵孔9に鍵10を挿入し、施錠アーム5の
丸棒状先端部5aが前記円弧状壁6に対面する位
置までロータ4を回したときには、ラツチ体3を
後退方向、即ち前記切欠16より突子17が脱出
する方向に摺動させようとしても、施錠アームの
先端部5aが直ちに円弧状壁6に当接してしまう
ため、ラツチ体3の実質的な後退摺動は不可能で
ある。即ち、ラツチ体3は、ハンドル2をケース
1内に掛止保持する位置に錠止されるのである。
これに対して、鍵10によつてロータ4を逆方
向に90度回すと、施錠アームの先端部5aが円弧
状壁6の他端部、即ち前記直線溝7の入口部に到
達するため、ラツチ体3を後退摺動させたとき、
見掛け上施錠アームの先端部5aが直線溝7に進
入して行くことになり、前記突子17が切欠16
より脱出するに至るまで、ラツチ体3は充分に後
退摺動することができる。即ち、直線溝7は施錠
アーム先端部5aにとつて逃げ溝として働き、ラ
ツチ体3の突き当て施錠を解除するものである。
以上のように本考案の平面ハンドル装置では、
側面に施錠アーム5を突設してあるロータ4をラ
ツチ体3の裏側にてケース1に取付け、ラツチ体
3の裏面にロータ4と同心に形成した円弧状壁6
の一部には、施錠アーム先端部5aが進入可能な
直線溝7をラツチ体3の摺動方向に連設し、ラツ
チ体前面の透孔8からロータ前面の鍵孔9に鍵1
0を挿入して、前記施錠アーム先端部5aが前記
円弧状壁6に対面する位置と前記直線溝7に進入
する位置との間でロータ4を回すようにしたもの
であるから、ハンドル2をケース内の没入位置に
掛止鎖錠する機構は極めて簡略化され、部品点数
が少ないため、この製作組立のコストは大幅に低
減されるのである。
本考案は種々の態様で実施されるものであり、
ロータの鍵孔9の断面形状としては六角形以外に
4角形、三角形、一部欠截円形、星形、十文字形
等といつたものを適宜使用できるが、前記実施例
のように正六角形としたときには、釘やボールペ
ン先、針金、ドライバー刃先を挿入しても引掛り
が少なく、ロータに必要十分な回転力を伝えるこ
とが困難であるため、最も好ましい形状である。
また、本例では、ラツチ体前面の透孔8を鍵孔9
の外接円とほぼ合致した円形孔とし、かつ、ロー
タ4をケース1の内奥部に配置して透孔8と鍵孔
9間に充分大きな間隔を設けたので、前記ピツキ
ング用具類による解錠操作はより困難になつてお
り、安全性が格段に向上する。
前記円弧状壁6は本例のようにロータ収容空洞
部の内壁面に形成する代りに、第14図に示した
ようにロータと同心の円弧状溝25の一側の溝壁
面で構成することもできる。また、本例のように
ラツチ体3が後退摺動にあたつて下方に移動する
ようにしたものでは、円弧状壁6は下向きに凹に
形成するのが望ましい。これは、自重によつて施
錠アーム5が回動するとき、施錠アームの先端部
5aが円弧状壁6の末端部6aと係合するように
動き、ラツチ体3の後退摺動を阻止する作用が強
化されるからである。また、前記姿勢保持用バネ
21の代りに、施錠アーム先端部5aと円弧状壁
の末端部6aとが係合する方向にロータ4を回動
付勢するバネをロータ4とケース1又はラツチ体
3間に装着すれば、施錠状態の保持は更に強化さ
れる。更に、前記円弧状壁6の向きは、第15図
に示すように下向きに凸に形成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図、第2
図及び第3図はそれぞれ平面ハンドル装置の正面
図、背面図及び右側面図、第4図は第1図のA−
A′線断面図、第5図は第3図のB−B′線断面図
である。第6図、第7図及び第8図はラツチ体の
正面図、背面図及び底面図、第9図は第6図のC
ーC′線断面図、第10図と第11図はそれぞれ
ロータの正面図と右側面図、第12図と第13図
は鍵の正面図と右側面図である。第14図と第1
5図は、上記とは別の構成の円弧状壁を示す要部
縦断面図である。 1……ケース、2……ハンドル、3……ラツチ
体、4……ロータ、……施錠アーム、6……円弧
状壁、7……直線溝、8……透孔、9……鍵孔、
10……鍵。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1より出没するようハンドル2の基端部
    2aをケース1に枢着し、ケース1に収容したラ
    ツチ体3をハンドルの先端部2bに向つて摺動付
    勢し、前記ハンドル先端部2bとラツチ体3とを
    係合させて、ハンドル2をケース1内の没入位置
    に掛止保持するようにした平面ハンドル装置であ
    つて、ケース1にはラツチ体3の裏側にてロータ
    4を取付け、ロータ4にはその側方に施錠アーム
    5を突設し、ラツチ体3の裏面にはロータ4と同
    心の円弧状壁6を設け、この円弧状壁6の一部に
    はラツチ体3の摺動方向の直線溝7を設け、ラツ
    チ体前面の透孔8よりロータ前面の鍵孔9に鍵1
    0を挿入して、前記施錠アーム5の先端部5aが
    前記円弧状壁6に対面する位置と前記直線溝7に
    進入する位置との間でロータ4を回すようにした
    平面ハンドル装置。
JP4710480U 1980-04-09 1980-04-09 Expired JPS6125287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4710480U JPS6125287Y2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09

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JP4710480U JPS6125287Y2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56149506U JPS56149506U (ja) 1981-11-10
JPS6125287Y2 true JPS6125287Y2 (ja) 1986-07-30

Family

ID=29642110

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JP4710480U Expired JPS6125287Y2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09

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JPS56149506U (ja) 1981-11-10

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