JPS61252152A - 樹脂被覆木質板の製造法 - Google Patents

樹脂被覆木質板の製造法

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JPS61252152A
JPS61252152A JP9219585A JP9219585A JPS61252152A JP S61252152 A JPS61252152 A JP S61252152A JP 9219585 A JP9219585 A JP 9219585A JP 9219585 A JP9219585 A JP 9219585A JP S61252152 A JPS61252152 A JP S61252152A
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JP
Japan
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resin
powder
coated
board
primer
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Pending
Application number
JP9219585A
Other languages
English (en)
Inventor
木戸 貫一
本堂 明
市川 嘉紀
大上 喜照
克伸 福田
出納 健男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Tonen Chemical Corp
Original Assignee
Tonen Sekiyu Kagaku KK
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tonen Sekiyu Kagaku KK, Sumitomo Forestry Co Ltd filed Critical Tonen Sekiyu Kagaku KK
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Publication of JPS61252152A publication Critical patent/JPS61252152A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、樹脂被覆木質板の製造法に関し、よシ詳細に
はプライマー処理した木質板の表面に、ポリオレフィン
樹脂粉体と変性ポリオレフィン樹脂粉体との混合粉体か
うなる樹脂層を形成させる樹脂被覆木質板の製造法に関
する。
従来の技術 従来、合板、パーティクルボード、ファイバーボード、
集成材、単板積層材などの木質板の表面を装飾、平滑化
あるいは表面硬度を向上させる丸めに、木質板の表面全
樹脂層で被覆することが知られている。例えば、特開昭
59−20567号公報には、合板の表面に接着性ポリ
オレフィン樹脂の粉体を散布し加熱加圧して樹脂層を形
成し、次いで非接着性ポリオレフィン系樹脂の粉体を散
布し加熱加圧して平滑な樹脂層を形成させるコンクリー
ト童枠用板の製造方法が記載されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の提案で得られるコンクリート型枠
用板は、ポリオレフィン樹脂被膜の接着性の向上および
平滑性においては改良がなされているものの、この方法
は樹脂粉体の散布および加熱加圧の工程が2段階に必要
であり、ま九その接着強度、特に耐水性、耐候性などの
二次密着性においては必ずしも十分ではなかった。
本発明は、木質板の表面に、樹脂粉体の塗布または散布
工程を一段階で行い、かつ高接着強度、特に耐水性、耐
候性などの二次密着力に優れるポリオレフィン樹脂層を
形成させる樹脂被覆木質板の裂造法金提供することを目
的とする。
問題点tS決するための手段 本発明者らは、上記のような目的を達成するため鋭意検
討を行った結果、木質板の表面にプライマー処理および
変性ポリオレフィン樹脂粉体を含むポリオレフィン樹脂
粉体からなる樹脂被覆層を形成させることによシ本発明
の目的全達成することを見出し、本発明全完成した。
すなわち、本発明は木質板の表面にエポキシ系樹脂プラ
イマーを塗布して加熱硬化させ、次いで該木質板表面に
ポリオレフィン系樹脂粉体および変性ポリオレフィン樹
脂粉体の混合物を塗布または散布し、該混合粉体を加熱
および加圧して樹脂層全形成させることを特徴とする樹
脂被覆木質板の製造性を要旨とする。
本発明で用いる木質板としては、各種木材を素材とする
合板、パーティクルボード、ファイバーボード、集成材
、単板積層材などがあげられる。
本発明で用いるエポキシ系樹脂プライマーは、熱硬化性
エポキシ樹脂に硬化剤金加え、さらに塗装が可能となる
ように粘度調整用の溶剤金適当量加えたものである。熱
硬化性エポキシ樹脂の例としては、ビスフェノールム型
エポキシ樹脂、水素岳加ビスフェノールAジグリシジル
エーテル樹脂、ビスフェノールA側鎖型ジグリシジルエ
ーテル樹脂、臭素化ビスフェノールAffiエポキシ樹
脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ
樹脂、レゾルシングリシジルエーテルエポキシ樹脂、グ
リシジルエステル型エポキシ樹脂、脂環族型エポキシ樹
脂、グリシジルアミンエポキシ樹脂などがあげられる。
また、硬化剤としてはアミン類、ポリアミド類、酸無水
物などがあげられる。
上記のエポキシ系樹脂および硬化剤は、溶剤、例えばシ
ンナーなどでそれぞれ粘度を調整した後、混合してスプ
レー、刷毛、ロールなどで木質板に塗布する。塗布の厚
さは通常20〜100μの範囲である。エポキシ系樹脂
プライマーを塗布した木質板は、通常90〜140℃8
度に加熱しプライマーを硬化させるとともに木質板を予
熱する。予熱炉としては、通常遠赤外線ヒーター、赤外
線ヒーターなどが用いられる。
上記のようにエポキシ系プライマーを塗布した木質板は
、後述の変性ポリオレフィン系樹脂粉体およびポリオレ
アーイン系樹脂粉体の混合物からなる被覆樹脂との接着
性を向上するとともに耐水性全付与することができる。
次に、エポキシプライマーを硬化させた木質板の表面に
ポリオレフィン系樹脂粉体および変性ポリオレフィン樹
脂粉体の混合物を塗装または散布する。
本発明で用いるポリオレフィン樹脂としては、例、tば
ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−ブテン共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−エ
チレン共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、ポリブ
テン、ポリ−4−メチルペンテン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体など
がめげられる。これらのうちではポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどが好ましい。
ま九、変性ポリオレフィン樹脂としては、上記のポリオ
レフィン系樹脂および/またはオレフィン系エラストマ
ー、例えばポリインブチレンゴム、ブチルゴム、エチレ
ンプロピレンゴム、エチレンープロピレンージエンター
ポリマー、エチレン−1−ブテンゴム、ブタジェンゴム
、スチレン−ブタジェンゴム、エチレン−ブタジェンゴ
ムなどを配合したものに、不飽和カルボン酸もしくはそ
の誘導体、例えばマレイン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、エンド−ビシクロ−(2,2,1)−5−へブテン
−2,5−ジカルボン酸、これらの酸無水物、エステル
類、アミド類もしくは塩類など金α01〜15重量%付
加させたものなどがめげられる。
上記のポリオレフィン樹脂粉体の粒径は70〜500μ
が好ましく、また変性ポリオレフィン樹脂粉体の粒径は
70〜550μの範囲のものが好ましい。粉体の粒径は
、大き過ぎると均一な塗装や散布が難かしくなシ、一方
、粒径が微細に過ぎるものは取扱いがやっかいで作業性
が劣るために好ましくない。
本発明で用いるポリオレフィン樹脂粉体と変性ポリオレ
フィンとの混合粉体は、両成分を通常ポリオレフィン樹
脂粉体に用いる混合機、例エバヘンシェルミキサ′−、
リボンブレンダーなど金量いて混合することによって得
られる。この場合の混合比は、ポリオレフィン樹脂粉体
70〜90重量%と変性ポリオレフィン樹脂粉体30〜
10重量−の範囲が好ましい。変性ポリオレフィン樹脂
の混合比が少な過ぎると接着性が不十分となシ、一方多
過ぎると表面硬度や耐候性などが低下するために好まし
くない。上記の樹脂粉体の混合においては、必要に応じ
て通常ポリオレフィン樹脂に用いる各種の安定剤、充填
剤、着色剤などを本発明の目的を損わない範囲で添加す
ることができる。
上記の混合粉体は、エポキシ系樹脂グライマー金熱硬化
させた木質板異面へ、粉体の塗装または散布設備により
塗装または散布するが、より均一な粉体層を形成させる
ためには静電塗装機による塗装が好ましい。この場合の
塗装または散布の厚さは、・製品の目的、用途によシ適
宜調整できるが通常は50〜200μの範囲でおる。
このように混合粉体を塗布または散布することによって
、製造工程を簡略化するとともに樹脂層の接着性、耐水
性、耐候性など全向上することができる。
混合粉体を塗装または散布した木質板は、その混合粉体
を加熱および加圧して木質板表面に平滑で均一な樹脂層
全形成させる。加熱は、予め混合粉体が殆んど溶融状態
になる程度に予熱しておくことが好ましい。また、加熱
は、樹脂の融点以上の温度、好ましくは融点〜融点+5
0℃の温度に加熱した圧着ロール、プレス機などによっ
て熱圧する。さらに、熱圧して樹脂層を形成した木質板
は冷却した金属ロールなど全通して冷却固化する。
本発明の製造法は、各工程を連続的またはバッチ式で実
施することができるが、特に連続的に展進することが有
利である。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。実施
例中に用いられている「部」は重量部を懺わす。
実施例 第1図に側面略図を示す連続樹脂被覆木質板製造装置を
用いて合板全被覆した。
厚さ12簡の合板tをローラーコンベア2によF) 7
 m 7分の速度で連続的に供給し、その表面にエポキ
シプライマー5をエアースプレーガン4にて厚さ50μ
に塗布した。エポキシプライマーハ、ビスフェノール型
エポキシ1iJ10O部およびアゾ複素環式アミン硬化
剤50部をそれぞれシンナーで粘度調整したプライマ一
槽5および硬化剤槽6からインラインミキサー7で混合
して用いた。
次いで、プライマーを塗布した合板面は、プライマー硬
化、合板予熱炉8で140℃に加熱し、プライマーの硬
化および合板を予熱した。
プライマーを硬化させた合板表面に、高密度ポリエチレ
ン粉体(粒径250〜550μ)および無水マレイン酸
変性線状低密度ポリエチレン粉体(粒径150〜175
μ)の混合粉体(混合重量比80/20)9i静電塗装
機10にて厚さ140μに塗装した。
次いで、混合粉体を塗装した合板表面金、樹脂溶融加熱
炉11で150℃に加熱した後、直ちに150℃に加熱
した圧着ロール(40kli/c1n)12で熱圧し、
次いで水冷した冷却ロール1Sに通して冷却固化して合
板上に平滑で均一な樹脂層を形成し九。
得られた樹脂被覆合板について、樹脂層の180 方向
剥離強度(サンプル巾 1 cm ) f測定し九とこ
ろt 6 ’Kg / cmで6つ次。
また、サンシャインウェザ−オーメーター(65℃)に
よる耐候性試験では500時間で樹脂層に変化はみられ
なかった。ま九、耐水性試験として常温水に50日間浸
漬したが同様に変化はみられなかった。
比較例1 実施例において、プライマー処理を行わない以外は同様
にして得られた樹脂被覆木質板について、樹脂層の18
0 方向剥離強度を測定した結果、1.5 kg / 
cInで接着性が低下した。
比較例2 実施例において、プライマー処理を行わず、また木質板
表面に変性ポリエチレン粉体および高密度ポリエチレン
粉体の順に撞装して樹脂層を形成させた以外は同様にし
て樹脂被覆木質板を得た。この樹脂被覆木質板の耐候性
試験では、200時間で板および樹脂層に割れが発生し
た。
また、耐水性試験では30日で板および樹脂層に割れ、
へこみ、ふくれなどが発生した。
発明の効果 本発明の方法によれば、木質板への樹脂粉体の塗装また
は散布管1段階に省略することができる。また、得られ
る樹脂被覆木質板の樹脂層と木質板との接着性を低下さ
せることなく耐水性および耐候性を改良することができ
る。
本発明の方法によシ得られろ樹脂被覆木質板は、コンク
リート瓜枠板、化粧合板などの各種用途に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施態様を示す側面略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 木質板の表面にエポキシ系樹脂プライマーを塗布して加
    熱硬化させ、この表面にポリオレフィン樹脂粉体と変性
    ポリオレフィン樹脂粉体との混合粉体を塗装または散布
    し、次いでこの混合粉体を加熱および加圧することを特
    徴とする樹脂被覆木質板の製造法。
JP9219585A 1985-05-01 1985-05-01 樹脂被覆木質板の製造法 Pending JPS61252152A (ja)

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ID=14047661

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JP9219585A Pending JPS61252152A (ja) 1985-05-01 1985-05-01 樹脂被覆木質板の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5740039B1 (ja) * 2014-11-06 2015-06-24 株式会社 大井製作所 絶縁用ボルト及び絶縁用ボルト締結構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5740039B1 (ja) * 2014-11-06 2015-06-24 株式会社 大井製作所 絶縁用ボルト及び絶縁用ボルト締結構造

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