JPS61252079A - ダイキヤスト金型の嵌合型部材抜取り装置 - Google Patents
ダイキヤスト金型の嵌合型部材抜取り装置Info
- Publication number
- JPS61252079A JPS61252079A JP9406885A JP9406885A JPS61252079A JP S61252079 A JPS61252079 A JP S61252079A JP 9406885 A JP9406885 A JP 9406885A JP 9406885 A JP9406885 A JP 9406885A JP S61252079 A JPS61252079 A JP S61252079A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り装置に関
し、詳しくは、金型ベースに密接嵌合している型部材を
、油圧力を用いて抜き取る装置に関するものである。こ
れは、型部材のダイキャスト成形面を修正するために、
ダイキャスト金型を分解する作業分野で利用されるもの
である。
し、詳しくは、金型ベースに密接嵌合している型部材を
、油圧力を用いて抜き取る装置に関するものである。こ
れは、型部材のダイキャスト成形面を修正するために、
ダイキャスト金型を分解する作業分野で利用されるもの
である。
自動車部品などをダイキャスト成形する場合には、その
部品の形状となるキャビティを形成する少なくとも2つ
の金型が使用される。その金型の一方には凹んだ成形面
が形成され、そこに他方の金型から突出した成形面が嵌
め込まれるなどして、アルミなどの湯が高圧でその成形
面間のキャビティに射出される。その際、凹んでいる成
形面よりも突出している成形面の表面が湯で荒らされる
ことが多く、局部的に摩耗すると時期を見計らってその
成形面を補修する必要がある。その場合には金型をダイ
キャスト金型鳧取り外し、それを修正職場などに運搬し
なければならないが、金型が大きい場合にはその重量も
かなりなもので取り扱いは容易でない。したがうて、通
常は補修を必要とする突出成形面を備えた方の金型を、
成形面を形成する型部材とその型部材を保持する金型ベ
ースとから構成し、補修の必要なときには型部材を金型
ベースから外して、型部材のみを修正職場へ運ぶように
している。
部品の形状となるキャビティを形成する少なくとも2つ
の金型が使用される。その金型の一方には凹んだ成形面
が形成され、そこに他方の金型から突出した成形面が嵌
め込まれるなどして、アルミなどの湯が高圧でその成形
面間のキャビティに射出される。その際、凹んでいる成
形面よりも突出している成形面の表面が湯で荒らされる
ことが多く、局部的に摩耗すると時期を見計らってその
成形面を補修する必要がある。その場合には金型をダイ
キャスト金型鳧取り外し、それを修正職場などに運搬し
なければならないが、金型が大きい場合にはその重量も
かなりなもので取り扱いは容易でない。したがうて、通
常は補修を必要とする突出成形面を備えた方の金型を、
成形面を形成する型部材とその型部材を保持する金型ベ
ースとから構成し、補修の必要なときには型部材を金型
ベースから外して、型部材のみを修正職場へ運ぶように
している。
ところで、鋳造時には型部材が金型ベースにしっかり固
定されていなければならないので、金型ベースに深い凹
陥穴を形成し、それに型部材を密接嵌合させるなどして
嵌め込んでいる。その状態で鋳造が繰り返されていくう
ちに、金型ベースの凹陥穴における嵌込口近傍に鋳バリ
が付着する。
定されていなければならないので、金型ベースに深い凹
陥穴を形成し、それに型部材を密接嵌合させるなどして
嵌め込んでいる。その状態で鋳造が繰り返されていくう
ちに、金型ベースの凹陥穴における嵌込口近傍に鋳バリ
が付着する。
その結果、型部材の金型ベースへの噛み込みが強くなり
、型部材を金型ベースから外すのが容易でなくなる。通
常は金型ベースの背面に幾つかの孔が型部材に向けて明
けられ、その孔にロッドを挿入してその頭をハンマーで
叩くなどし、徐々に型部材に力を掛けて番孔におけるロ
ッドを順次はぼ均等に進出させながら、型部材を金型ベ
ースから追い出している。
、型部材を金型ベースから外すのが容易でなくなる。通
常は金型ベースの背面に幾つかの孔が型部材に向けて明
けられ、その孔にロッドを挿入してその頭をハンマーで
叩くなどし、徐々に型部材に力を掛けて番孔におけるロ
ッドを順次はぼ均等に進出させながら、型部材を金型ベ
ースから追い出している。
一方、型部材は鋳造時に金型ベースに完全に固定される
必要から、それが嵌合される金型ベースの凹陥穴はでき
るだけ深く採られている。そのためロッドに衝撃を加え
ながら、型部材の背面に押圧力を作用させて動かすスト
ロークも長いものとなる。現在では作業者が1本のロッ
ドごとに衝撃を加える手作業に委ねられており、重労働
が余儀なくされると共にそれがほぼ1日を要する場合も
ある。しかも、型部材が金型ベースから抜は落ちるタイ
ミングを見計らう必要があり、熟練を要する一方で危険
を伴う問題もあり、型部材の抜き取り作業負担の軽減や
迅速化が強く望まれる。
必要から、それが嵌合される金型ベースの凹陥穴はでき
るだけ深く採られている。そのためロッドに衝撃を加え
ながら、型部材の背面に押圧力を作用させて動かすスト
ロークも長いものとなる。現在では作業者が1本のロッ
ドごとに衝撃を加える手作業に委ねられており、重労働
が余儀なくされると共にそれがほぼ1日を要する場合も
ある。しかも、型部材が金型ベースから抜は落ちるタイ
ミングを見計らう必要があり、熟練を要する一方で危険
を伴う問題もあり、型部材の抜き取り作業負担の軽減や
迅速化が強く望まれる。
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、その目的は
、金型ベースに密接嵌合した型部材を僅かな手間でもっ
て短時間で外すことができ、しかも、金型ベースに深く
嵌合している型部材を急激に抜き取ることなく安全に扱
うことができ、また、型部材の抜き取りに必要とされる
油圧機器の小型化を実現して、全体としてコンパクトな
ダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り装置を提供するこ
とである。
、金型ベースに密接嵌合した型部材を僅かな手間でもっ
て短時間で外すことができ、しかも、金型ベースに深く
嵌合している型部材を急激に抜き取ることなく安全に扱
うことができ、また、型部材の抜き取りに必要とされる
油圧機器の小型化を実現して、全体としてコンパクトな
ダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り装置を提供するこ
とである。
本発明のダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り装置の特
徴は、ダイキャスト成形面を有する型部材を金型ベース
から抜き取るため、ダイキャスト金型の背面に取り付け
られる抜取り基台が設けられ、その抜取り基台の背面に
、金型ベースに固定された型部材の嵌合深さより短いス
トロークの油圧シリンダが型部材に向けて設置され、そ
の油圧シリンダのピストンロッドを貫通して押圧ねじ部
材が螺合されていることである。
徴は、ダイキャスト成形面を有する型部材を金型ベース
から抜き取るため、ダイキャスト金型の背面に取り付け
られる抜取り基台が設けられ、その抜取り基台の背面に
、金型ベースに固定された型部材の嵌合深さより短いス
トロークの油圧シリンダが型部材に向けて設置され、そ
の油圧シリンダのピストンロッドを貫通して押圧ねじ部
材が螺合されていることである。
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
第3図は本発明のダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り
装置が取り付けられた全体図で、型部材1と金型ベース
2からなるダイキャスト金型3の背部に抜取り装置4が
取り付けられている。
装置が取り付けられた全体図で、型部材1と金型ベース
2からなるダイキャスト金型3の背部に抜取り装置4が
取り付けられている。
金型ベース2には、第1図に示すように、鋳造時に型部
材1をしっかり固定するための深い凹陥穴5が形成され
、そこに型部材1の周囲側面1aが密接するように嵌合
される。その型部材1の下部には成形面6が設けられ、
仮想線で示す下金型7に形成された凹状の成形面8に嵌
め込まれ、鋳造部品を成形するためのキャビティ9が形
成されるようになっている。そのような型部材1を金型
ベース2から抜き取るために、金型ベース2の背面に幾
つかの挿通孔10が上面から型部材1に向けて明けられ
ており、その挿通孔10にロッド11が挿入されて、型
部材1の背面1bが押圧されるようになっている。
材1をしっかり固定するための深い凹陥穴5が形成され
、そこに型部材1の周囲側面1aが密接するように嵌合
される。その型部材1の下部には成形面6が設けられ、
仮想線で示す下金型7に形成された凹状の成形面8に嵌
め込まれ、鋳造部品を成形するためのキャビティ9が形
成されるようになっている。そのような型部材1を金型
ベース2から抜き取るために、金型ベース2の背面に幾
つかの挿通孔10が上面から型部材1に向けて明けられ
ており、その挿通孔10にロッド11が挿入されて、型
部材1の背面1bが押圧されるようになっている。
このようなダイキャスト金型3の背面3aには、抜取り
基台12が締付板13を介して取り付けられるようにな
っており、それが第4図に示す縦に並ぶ孔a、b、cを
通すようにボルトなどで固定される。この抜取り基台1
2は中空の箱体であり、本例では側壁12aの下に一体
化されている底板12bで剛性が得られるようになって
いて、その中央には上述したロッド11を移動させるた
めの矩形状の開口14が設けられている。なお、ロッド
14の上端には、その全てが同時に降下するように当て
板15が載せられている。
基台12が締付板13を介して取り付けられるようにな
っており、それが第4図に示す縦に並ぶ孔a、b、cを
通すようにボルトなどで固定される。この抜取り基台1
2は中空の箱体であり、本例では側壁12aの下に一体
化されている底板12bで剛性が得られるようになって
いて、その中央には上述したロッド11を移動させるた
めの矩形状の開口14が設けられている。なお、ロッド
14の上端には、その全てが同時に降下するように当て
板15が載せられている。
その抜取り基台12の背面12cには、複数の油圧シリ
ンダ16が型部材1に向けて配置され、空油圧変換ユニ
ット17〔第3図参照〕からの油圧力テ同時にそのピス
トンロッドが伸縮作動されるようになっている。その油
圧シリンダ16のストロークは、金型ベース2に固定さ
れた型部材1の嵌合深さl〔第1図参照〕よりも短く、
例えばそれの1/3程度の短いものが採用され、装置の
小型化が図られていると共に、次に述べる押圧ねじ部材
19との協働により、型部材1を金型ベース2から徐々
に抜き取ることができるように配慮されている。その油
圧シリンダ16のそれぞれには、各ピストンロッド18
を貫通する押圧ねじ部材19が螺合されている。この押
圧ねじ部材19は、第2図に示すように長尺なボルトで
あり、油圧シリンダ16のストロークが上述したような
場合であるときは、ピストンロッド18の下端18aか
らの進出量が概ね嵌合深さlの2/3となるように選定
されている。
ンダ16が型部材1に向けて配置され、空油圧変換ユニ
ット17〔第3図参照〕からの油圧力テ同時にそのピス
トンロッドが伸縮作動されるようになっている。その油
圧シリンダ16のストロークは、金型ベース2に固定さ
れた型部材1の嵌合深さl〔第1図参照〕よりも短く、
例えばそれの1/3程度の短いものが採用され、装置の
小型化が図られていると共に、次に述べる押圧ねじ部材
19との協働により、型部材1を金型ベース2から徐々
に抜き取ることができるように配慮されている。その油
圧シリンダ16のそれぞれには、各ピストンロッド18
を貫通する押圧ねじ部材19が螺合されている。この押
圧ねじ部材19は、第2図に示すように長尺なボルトで
あり、油圧シリンダ16のストロークが上述したような
場合であるときは、ピストンロッド18の下端18aか
らの進出量が概ね嵌合深さlの2/3となるように選定
されている。
このような構成の実施例によれば、以下に説明するよう
にして、型部材1を金型ベース2から簡便にかつ安全に
抜き取ることができる。まず、型部材1の嵌合したダイ
キャスト金型3をダイキャスト機より外す。鋳造が繰り
返されるうちに金型ベース2における型部材1の嵌込口
近傍に鋳バリが固着し、型部材1が金型ベース2から抜
き取り難(なっている。そのようなダイキャスト金型3
に、第4図に示すように締付板13を載せ、その板の矩
形状の開口を通して、ダイキャスト金型3の背面3aか
ら挿通孔10にロフト11を入れ、その下端部を型部材
1の背面1bに当接させる〔第1図参照〕。所定本数の
ロッド11の上に当て板15が載せられ、その上から抜
取り基台12を被せ、ボルトで全体を上下に固定する。
にして、型部材1を金型ベース2から簡便にかつ安全に
抜き取ることができる。まず、型部材1の嵌合したダイ
キャスト金型3をダイキャスト機より外す。鋳造が繰り
返されるうちに金型ベース2における型部材1の嵌込口
近傍に鋳バリが固着し、型部材1が金型ベース2から抜
き取り難(なっている。そのようなダイキャスト金型3
に、第4図に示すように締付板13を載せ、その板の矩
形状の開口を通して、ダイキャスト金型3の背面3aか
ら挿通孔10にロフト11を入れ、その下端部を型部材
1の背面1bに当接させる〔第1図参照〕。所定本数の
ロッド11の上に当て板15が載せられ、その上から抜
取り基台12を被せ、ボルトで全体を上下に固定する。
ロフト11がダイキャスト金型3の背面3aから大きく
突出した状態にあるので、当て板15は第3図に示すよ
うに抜取り基台12内に位置し、その上面が油圧シリン
ダ16のピストンロッドの下端18aに近接した状態と
なる。このとき、油圧シリンダ16のピストン20〔第
2図参照〕は上昇位置とされ、必要に応じて押圧ねじ部
材19が捩じ込まれて、その下端部19aが当て板15
の上面に当接される。
突出した状態にあるので、当て板15は第3図に示すよ
うに抜取り基台12内に位置し、その上面が油圧シリン
ダ16のピストンロッドの下端18aに近接した状態と
なる。このとき、油圧シリンダ16のピストン20〔第
2図参照〕は上昇位置とされ、必要に応じて押圧ねじ部
材19が捩じ込まれて、その下端部19aが当て板15
の上面に当接される。
いま、説明を簡単にするために、抜取り基台12を被せ
た状態で上昇したピストンロッド18の下端部18aが
当て板15に当接しているとする〔第5図(a)参照〕
。このような状態で工場エアが空油圧変換ユニット17
に供給されると、油タンク21から油圧シリンダ16を
作動させる高圧油が導出され、分配器22〔第1図参照
〕から各油圧シリンダ16に供給される。ピストン20
が一斉にストロークエンドまで降下するが、そのストロ
ーク量は前述したように例えば嵌合深さlの1/3とさ
れているので、第5図Cb)のようにピストンロッド1
8の下端部18aもl/3降下し、当て板15およびロ
ッド11を介して型部材1が同量抜き取り方向に押し出
される。しかし、型部材1は依然として凹陥穴5に固く
嵌合した状態にあり、金型ベース2からは外れない。そ
の状態で油圧シリンダ16への作動油の供給方向を切換
え、ピストン20を上昇させ、ピストンロッド18を元
の位置に戻す〔第5図(C)参照〕。そこで、各ピスト
ンロッド18に螺合されている押圧ねじ部材19を下方
に進出するように涙し込み、その下端部19aを当て板
15に当接させる〔第5図(d)参照〕。
た状態で上昇したピストンロッド18の下端部18aが
当て板15に当接しているとする〔第5図(a)参照〕
。このような状態で工場エアが空油圧変換ユニット17
に供給されると、油タンク21から油圧シリンダ16を
作動させる高圧油が導出され、分配器22〔第1図参照
〕から各油圧シリンダ16に供給される。ピストン20
が一斉にストロークエンドまで降下するが、そのストロ
ーク量は前述したように例えば嵌合深さlの1/3とさ
れているので、第5図Cb)のようにピストンロッド1
8の下端部18aもl/3降下し、当て板15およびロ
ッド11を介して型部材1が同量抜き取り方向に押し出
される。しかし、型部材1は依然として凹陥穴5に固く
嵌合した状態にあり、金型ベース2からは外れない。そ
の状態で油圧シリンダ16への作動油の供給方向を切換
え、ピストン20を上昇させ、ピストンロッド18を元
の位置に戻す〔第5図(C)参照〕。そこで、各ピスト
ンロッド18に螺合されている押圧ねじ部材19を下方
に進出するように涙し込み、その下端部19aを当て板
15に当接させる〔第5図(d)参照〕。
この状態で再度作動油の供給方向を切換えてピストン2
0を降下させ、当て板15をストローク2の273の位
置まで下げる〔第5図(e)参照〕。
0を降下させ、当て板15をストローク2の273の位
置まで下げる〔第5図(e)参照〕。
上述と同様にしてピストン20を上昇させ〔第5図(f
)参照〕、押圧ねじ部材19を再度!!/3進出させる
〔第5図(gl参照〕。最後に油圧シリンダで残りのl
/3降下させると〔第5図(h)参照〕、当て板15は
嵌合深さ2だけ移動し、型部材1は金型ベース3より外
れる。
)参照〕、押圧ねじ部材19を再度!!/3進出させる
〔第5図(gl参照〕。最後に油圧シリンダで残りのl
/3降下させると〔第5図(h)参照〕、当て板15は
嵌合深さ2だけ移動し、型部材1は金型ベース3より外
れる。
このような手順によれば、型部材1が金型ベース2から
外れる時が予測され、油圧シリンダが暴走するなどの事
態が生じても、予期しない時期や急激に型部材が抜ける
といったことはない、しかも、圧力源として例えば5
kg / el+!程度の工場エアを使用し、それを油
圧に変換するなどして油圧シリンダを作動させるので、
油圧設備を有しない工場においても簡便に使用すること
ができる。なお、油圧シリンダは上述した複動式のもの
に限らず、作動油をドレンさせた状態で押圧ねじ部材を
捩じ込むこともできるので、単動式のものを採用しても
差し支えない。また、その油圧シリンダは図示した4つ
に限らず、抜取り基台への装着や型部材の抜き取り形態
に応じて、その数を適宜選択すればよい。
外れる時が予測され、油圧シリンダが暴走するなどの事
態が生じても、予期しない時期や急激に型部材が抜ける
といったことはない、しかも、圧力源として例えば5
kg / el+!程度の工場エアを使用し、それを油
圧に変換するなどして油圧シリンダを作動させるので、
油圧設備を有しない工場においても簡便に使用すること
ができる。なお、油圧シリンダは上述した複動式のもの
に限らず、作動油をドレンさせた状態で押圧ねじ部材を
捩じ込むこともできるので、単動式のものを採用しても
差し支えない。また、その油圧シリンダは図示した4つ
に限らず、抜取り基台への装着や型部材の抜き取り形態
に応じて、その数を適宜選択すればよい。
本発明は以上の実施例の説明から判るように、金型ベー
スの背面に取り付けられる抜取り基台の背面に、型部材
の嵌合深さより短いストロークの油圧シリンダを型部材
に向けて設置し、その油圧シリンダのピストンロッドを
貫通して押圧ねじ部材を螺合させるようにしたので、金
型ベースに密接嵌合した型部材を僅かな手間でもってか
つ短時間に外すことができる。しかも、金型ベースに深
く嵌合している型部材を惣激に抜き取ることなく安全に
扱うことができる。また、型部材の抜き取りに必要とさ
れる油圧シリンダが小さいものでよく、全体としてコン
パクトなダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り装置とす
ることができる。
スの背面に取り付けられる抜取り基台の背面に、型部材
の嵌合深さより短いストロークの油圧シリンダを型部材
に向けて設置し、その油圧シリンダのピストンロッドを
貫通して押圧ねじ部材を螺合させるようにしたので、金
型ベースに密接嵌合した型部材を僅かな手間でもってか
つ短時間に外すことができる。しかも、金型ベースに深
く嵌合している型部材を惣激に抜き取ることなく安全に
扱うことができる。また、型部材の抜き取りに必要とさ
れる油圧シリンダが小さいものでよく、全体としてコン
パクトなダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り装置とす
ることができる。
第1図は本発明のダイキャスト金型の嵌合型部材抜取り
装置の要部概略断面図、第2図は油圧シリンダを貫通す
る押圧ねじ部材の取り付は状態を示す断面図、第3図は
本発明の抜取り装置が取り付けられている状態の斜視図
、第4図は抜取り装置の1実施例における分解斜視図、
第5図(a)〜(h)は抜取り操作手順の説明図である
。 ■−型部材、2・−金型ベース、3−ダイキャスト金型
、3a−背面、6・・−成形面、12−抜取り基台、1
2C・・−背面、16・・−油圧シリンダ、18−・ピ
ストンロッド、19−押圧ねじ部材、l−・嵌合深さ。
装置の要部概略断面図、第2図は油圧シリンダを貫通す
る押圧ねじ部材の取り付は状態を示す断面図、第3図は
本発明の抜取り装置が取り付けられている状態の斜視図
、第4図は抜取り装置の1実施例における分解斜視図、
第5図(a)〜(h)は抜取り操作手順の説明図である
。 ■−型部材、2・−金型ベース、3−ダイキャスト金型
、3a−背面、6・・−成形面、12−抜取り基台、1
2C・・−背面、16・・−油圧シリンダ、18−・ピ
ストンロッド、19−押圧ねじ部材、l−・嵌合深さ。
Claims (1)
- (1)ダイキャスト成形面を有する型部材を、金型ベー
スから抜き取るため、ダイキャスト金型の背面に取り付
けられる抜取り基台が設けられ、その抜取り基台の背面
に、前記金型ベースに固定された型部材の嵌合深さより
短いストロークの油圧シリンダが、前記型部材に向けて
設置され、その油圧シリンダのピストンロッドを貫通し
て押圧ねじ部材が螺合されていることを特徴とするダイ
キャスト金型の嵌合型部材抜取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9406885A JPS61252079A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ダイキヤスト金型の嵌合型部材抜取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9406885A JPS61252079A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ダイキヤスト金型の嵌合型部材抜取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61252079A true JPS61252079A (ja) | 1986-11-10 |
JPH0120038B2 JPH0120038B2 (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=14100189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9406885A Granted JPS61252079A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | ダイキヤスト金型の嵌合型部材抜取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61252079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104227650A (zh) * | 2014-08-21 | 2014-12-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压紧模组件和压紧装配工装 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50145099U (ja) * | 1974-05-17 | 1975-12-01 | ||
JPS5777604U (ja) * | 1980-09-29 | 1982-05-13 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP9406885A patent/JPS61252079A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50145099U (ja) * | 1974-05-17 | 1975-12-01 | ||
JPS5777604U (ja) * | 1980-09-29 | 1982-05-13 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104227650A (zh) * | 2014-08-21 | 2014-12-24 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压紧模组件和压紧装配工装 |
CN104227650B (zh) * | 2014-08-21 | 2016-03-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压紧模组件和压紧装配工装 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0120038B2 (ja) | 1989-04-13 |
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