JPS6019793Y2 - 中間板クランプ装置 - Google Patents
中間板クランプ装置Info
- Publication number
- JPS6019793Y2 JPS6019793Y2 JP7279279U JP7279279U JPS6019793Y2 JP S6019793 Y2 JPS6019793 Y2 JP S6019793Y2 JP 7279279 U JP7279279 U JP 7279279U JP 7279279 U JP7279279 U JP 7279279U JP S6019793 Y2 JPS6019793 Y2 JP S6019793Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- intermediate plate
- rod
- clamp pin
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋳型造型機の造型テーブルに中間板を取付ける
のに適した中間板クランプ装置に関する。
のに適した中間板クランプ装置に関する。
砂型鋳型を造型するための模型は模型定盤に取付けられ
ているが高圧造型機が多く用いられている近年では、模
型定盤の強度が不足するため造型テーブルと模型定盤の
間に中間板を挿入する方法が一般に広く用いられている
。
ているが高圧造型機が多く用いられている近年では、模
型定盤の強度が不足するため造型テーブルと模型定盤の
間に中間板を挿入する方法が一般に広く用いられている
。
すなわち模型を模型定盤に取付け、この模型定盤を中間
板に、さらに中間板を造型テーブルに固着されるもので
あり従来からの固着方法を第１図に示す。
板に、さらに中間板を造型テーブルに固着されるもので
あり従来からの固着方法を第１図に示す。
中間板１と造型テーブル２とはボルト３によって固着さ
れているが造型時のジョルト、スキーズあるいは抜型時
のバイブレーションなどによってボルト３が弛みがちで
ある。
れているが造型時のジョルト、スキーズあるいは抜型時
のバイブレーションなどによってボルト３が弛みがちで
ある。
また弛んだボルト３を増し締めする際には模型定盤４を
取外さねばならないなど不都合な点が多い。
取外さねばならないなど不都合な点が多い。
さらに段取替えをするにしても数本のボルト５とナツト
６を取外し取付けせねばならない。
６を取外し取付けせねばならない。
従って鋳造品の品質向上、造型作業能率の向上を阻害す
る大きな要因となっている。
る大きな要因となっている。
本考案の目的は段取替工数を著しく短縮し、かつ連続造
型作業に対しても造型テーブルと中間板との間に弛みを
生じない中間板クランプ装置を提供するにある。
型作業に対しても造型テーブルと中間板との間に弛みを
生じない中間板クランプ装置を提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第２図及び第３図は本考案による中間板クランプ装置の
縦断面図であり第１図と同一部分は同一の参照符号にて
示す。
縦断面図であり第１図と同一部分は同一の参照符号にて
示す。
中央付近に開口部７を有する造型テーブル２は上面に中
間板１を載置し、下面には開口部７の下方に軸芯の延長
を有し圧力流体源（図示せず）に連通せるシリンダー８
を設けてロッド９を挿嵌する。
間板１を載置し、下面には開口部７の下方に軸芯の延長
を有し圧力流体源（図示せず）に連通せるシリンダー８
を設けてロッド９を挿嵌する。
また開口部７には中間板１に固着せるクランプピン１０
を垂下し、このクランプピン１０の下部にクランプ１１
を嵌挿してロッド９とクランプ１１とを固着する。
を垂下し、このクランプピン１０の下部にクランプ１１
を嵌挿してロッド９とクランプ１１とを固着する。
一方シリンダ−８は給排気口１２を備えた締付室１３と
、給排気口１４を備えた解放室１５とのよって形成され
締付室１３に圧縮空気を送給したときクランプピン１０
とクランプ１１が係合し、解放室１５に圧縮空気を送給
したときクランプピン１０とクランプ１１が解放するよ
うになっている。
、給排気口１４を備えた解放室１５とのよって形成され
締付室１３に圧縮空気を送給したときクランプピン１０
とクランプ１１が係合し、解放室１５に圧縮空気を送給
したときクランプピン１０とクランプ１１が解放するよ
うになっている。
さらにロッド９の解放室側受圧面積は締付室側受圧面積
よりも大きくなっている。
よりも大きくなっている。
以上の構成により次に作用効果を説明する。
第２図は解放室１５に圧縮空気が送給されロッド９が収
縮されてクランプ１１は左方に移動している。
縮されてクランプ１１は左方に移動している。
従ってクランプピン１０はクランプ１１に対して解放状
態にある。
態にある。
この状態でボルト１６によってクランプピン１０を固着
させる中間板１は上方に引き揚げられ、別のボルト１６
によってクランプピン１０を固着し、新たな模型を固着
せる中間板１を造型テーブル２の上に載置する。
させる中間板１は上方に引き揚げられ、別のボルト１６
によってクランプピン１０を固着し、新たな模型を固着
せる中間板１を造型テーブル２の上に載置する。
この状態で給排気口１２に圧縮空気が送給されるとロッ
ド９が伸張してクランプ１１を右方へ移動させる。
ド９が伸張してクランプ１１を右方へ移動させる。
従ってクランプピン１０の斜面１７にクランプ１１の斜
面１８が係合し、クランプピン１０は下方へ強固に引張
られクランプピン１０を固着せる中間板１は造型テーブ
ル２に強く固着され第３図の状態となる。
面１８が係合し、クランプピン１０は下方へ強固に引張
られクランプピン１０を固着せる中間板１は造型テーブ
ル２に強く固着され第３図の状態となる。
この状態で造型作業が行なわれるが給排気口１４への圧
縮空気の送給は遮断され、給排気口１２には圧縮空気が
送給されている。
縮空気の送給は遮断され、給排気口１２には圧縮空気が
送給されている。
従って造型時のジョルト、スキーズあるいは抜型時のバ
イブレーションなどにより、クランプピン１０やクラン
プ１１に衝撃や振動が伝わると、クランプピン１０はク
ランプ１１によってますます強固に引張られる。
イブレーションなどにより、クランプピン１０やクラン
プ１１に衝撃や振動が伝わると、クランプピン１０はク
ランプ１１によってますます強固に引張られる。
つまり中間板１は造型テーブル２に強力に固着され弛む
恐れは全くない。
恐れは全くない。
次に再び模型を交換する際には前述の通り、給排気口１
２への圧縮空気の送給を遮断して、給排気口１４へ圧縮
空気を送給する。
２への圧縮空気の送給を遮断して、給排気口１４へ圧縮
空気を送給する。
従ってロッド９が収縮しクランプ１１を左方へ移動して
第２図の状態となり中間板１を容易に取外すことが出来
る。
第２図の状態となり中間板１を容易に取外すことが出来
る。
このとき解放室１５のロッド９の受圧面積は締付室１３
のロッド９の受圧面積よりも約５０％程度大きくなって
いるので、クランプピン１０とクランプ１１が強固に係
合していても容易に開放し得るものである。
のロッド９の受圧面積よりも約５０％程度大きくなって
いるので、クランプピン１０とクランプ１１が強固に係
合していても容易に開放し得るものである。
このように模型を交換するには、模型を取付けた模型定
盤を中間板１に固着し、さらに中間板１にクランプピン
１０をボルト１６によって固着して事前に準備しておけ
ば短時間できわめて容易に段取替を行なうことができる
。
盤を中間板１に固着し、さらに中間板１にクランプピン
１０をボルト１６によって固着して事前に準備しておけ
ば短時間できわめて容易に段取替を行なうことができる
。
以上の説明で明らかなように本考案による中間板クラン
プ装置は連続造型作業を続行しても造型テーブルに固着
された中間板が弛むことがなく模型の段取替工数を著し
く低減し得るもので造型設備の稼動率向上、生産性の向
上に著しい効果を得ることができるものである。
プ装置は連続造型作業を続行しても造型テーブルに固着
された中間板が弛むことがなく模型の段取替工数を著し
く低減し得るもので造型設備の稼動率向上、生産性の向
上に著しい効果を得ることができるものである。
第１図は従来品の縦断面図、第２図、第３図は本考案の
縦断面図である。 １・・・・・・中間板、２・・・・・・造型テーブル、
７・・・・・・開口部、８・・・・・・シリンダー ９
・・・・・・ロッド、１０・・・・・・クランプピン、
１１・・・・・・クランプ、１３・・・・・・締付室、
１５・・・・・・解放室。
縦断面図である。 １・・・・・・中間板、２・・・・・・造型テーブル、
７・・・・・・開口部、８・・・・・・シリンダー ９
・・・・・・ロッド、１０・・・・・・クランプピン、
１１・・・・・・クランプ、１３・・・・・・締付室、
１５・・・・・・解放室。
Claims (1)
- 中央付近に開口部を有する造型テーブルは、上面に中間
板を載置し、下面には上記開口部の下方に軸芯の延長を
有し圧力流体源に連通せるシリンダーを設けてロッドを
挿嵌し、上記開口部には中間板に固着せるクランプピン
を垂下せしめ、該クランプピンの下部にクランプを嵌挿
し、該クランプと上記ロッドとを固着し、上記シリンダ
ーはそれぞれ給排気口を備えた締付室と解放室との２室
によって形成され、上記シリンダーの締付室に給気した
ときクランプピンとクランプが係合し解放室に給気した
ときクランプピンとクランプが解放する如く形成し、上
記ロッドの解放室側受圧面積は締付室側受圧面積よりも
大ならしめることを特徴とする中間板クランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7279279U JPS6019793Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 中間板クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7279279U JPS6019793Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 中間板クランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55177958U JPS55177958U (ja) | 1980-12-20 |
| JPS6019793Y2 true JPS6019793Y2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=29306425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7279279U Expired JPS6019793Y2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | 中間板クランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019793Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP7279279U patent/JPS6019793Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55177958U (ja) | 1980-12-20 |
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