JPS6125197A - サウンド再生装置付き布製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、サウンド再生装置付きの布製品、特に音楽を
再生するサウンド再生装置付きの布製品に関する。

この布製品には、衣服、毛布、シーツ及び壁掛けの絵の
ような物品が含まれる。

（発明の要約） 本発明は、布部分に隣接して設けられている電子サウン
ド再生装置と、そのサウンド再生装置を始動させる作動
装置とを備える布製品に関する。

ある実施例においては、サウンド再生装置は、これに隣
接し、かつ作動装置の方を向く図柄が描かれている布に
よって覆われている。

別の実施例においては、サウンド再生装置と作動装置は
、可撓性を有する液密の袋体内に封入されている。その
ため、この布製品は、サウンド再生装置及び駆動装置を
封じ込んだままで、洗濯することができる。

従−来、サウンドを再生する布製品は存在し７ながった
。この意味で、本発明は、全く新規である。

布製品が、Ｔシャツ又は帽子のような衣服である場合に
は、図柄中の特定の点を押せば、衣服より曲が流れ出る
ようになっている。

布製品が、靴又はサンダルである場合には、つま先が何
かに接触すると、曲が流れるようになっている。

布製品が壁掛けの場合には、所定の場所を押すと、音楽
が流れるようになっている。

ポピユラーなメロディ−１歌、又はスピーチを流す布製
品によって、人を元気づけたり、注意を引いたり・、子
供の関心を持続させることができる。

（実施例） 第］−図は、正面（１２）を有する衣服（１１）のよう
な布製品を示す図である。衣服（１１）は、布（１３）
より成り、正面にあて布（１４）を有している。

第２図示のように、電子サウンド再生装置（１５）とそ
れを始動させる作動装置（１６）は、衣服（１１）内に
おけるあて布（１４）に隣接するところに設けられてい
る。

電子サウンド再生装置（１５）及びその作動装置（１６
）は、可撓性を有する袋体（１７）の内部に封入されて
いる（第１図の破線参照）。

この袋体（１７）は、第１面（１８）及び第２面（１９
）を有している。これら２つの面は、第２図示のように
、周辺部（２１）において、縫い目（２０）によって縫
合されている、。

好適実施例においては、可撓性を有する袋体（１７）は
、　０．２５＋Ｉ１ｍの厚さの酢酸ポリビニルのような
２枚のプラスチックシートからなっている。袋体（１７
）の寸法は、４．４ｃｍ（１，７５１ｎｃｈ）Ｘ５．１
ｃｍ（２ｊ、ｎｃｈ）である。

袋体（１７）は、衣服（１１）の正面（１２）に設けら
れ、あて布（１４）の内側に取着又は定着されている。

第１面（１８）及び第２面（１９）の一方に、取り付け
部（２２）が設けられ、袋体（１７）をあて布（１４）
に、取着又は縫着しやすいようになっている。

取り付け部は、第１面及び第２面のうちの一方を、他方
より大きくすることにより形成することができる。ある
いは袋体（１７）を、あて布（１４）に縫合する際に使
用し得る外方へ突出する耳片（２３）を設けておいても
よい。

ある実施例においては、衣服は、あて布（１４）の第１
（外側）層と、あて布（２４）の第２（内側）層を有し
ている。

あて布（１４）　（２４）の２・□つの層により、第２
の袋体（２５）が形成されている。あて布（２４）の内
側は１．あて布（２４）の外側に縫合するか、又は接着
剤によって接合することが望ましい。

好適実施例においては、袋体（１７）は、さらに布製の
袋体（２５）によって包まれている。可撓性を有する袋
体（１７）及び第２の袋体（２５）を設けた目的は、サ
ウンド再生装置（１５）又は作動装置（１６）の電子部
品等を、傷めることなく、普通に洗たくすることができ
るようにするためである。

可撓性袋体（１７）は、縫目（２０）においてピー１〜
シールされ、液密となっている。またこれにより飲物の
しずく等で電子サウンド再生装置（１５）又は作動装置
（１６）の作動が妨げられるのが防止される。

第２図は、電子サウンド再生装置（１５）及び作動装置
（１６）を詳しく示している。

電子サウンド再生装置（１５）は、スピーカ（２６）、
バッテリー（２７）及びＣＭＯ３集積回路装置（２８）
を有している。スピーカ（２６）、バッテリ（２７）及
びＣＭＯ５装置（２８）は、プリント回路板（２９）に
、固着又は締着されている。

ＣＭＯ５装置（２８）は、作動回路、及び２本のワイヤ
（３０）　（３１）によるスピーカ（２６）と、ワイヤ
（３２）　（３３）によるバッテリ（２７）と、ワイヤ
（３４）　（３５）による作動装置！（１６）へのイン
ターフェースを有している。

ＣＭＯ５装置（２８）は、ホンコンキャスルピークロー
ド４８９に所在するケーマーク（Ｋ−Ｍａｒｋ）インダ
ストリアルリミテッドによって市販されているものであ
る。

第２図に示す作動装置（１６）は、瞬間接触スイッチ（
３６）とするのが好適である。このスイッチは、第２図
及び第３図示のように、接触体（３７）及び接触プレー
ト（３８）を有している。

接触プレート（３８）の一端（３９）は、プリント回路
板（２９）へ止着され、同じく他端（４１）には作動ボ
タン（４０）が設けられている。接触プレート（３８）
の中央部（４２）には、小さい突起すなわち接触部材（
４３）が設けられている。

接触体（３７）は、Ｕ状を成し、その端部（４４）　（
４５）において、プリント回路板（２９）に取付けられ
ている。Ｕ状の先端（４６）には、接触面（４７）が設
けられている。接触プレート（３８）の弾性により、接
触部材（４３）と接触面（４７）とは離されている。

電子サウンド再生装置（１５）及び作動装置（１６）は
、図示のようにプリント回路Ｉ　（２９）上に位置し、
袋体（１７）内に封入され、シールされている。

第３図示のように１作動ボタン（４０）は、袋体（１７
）の内面とわずかに接触している。好適実施例において
、袋体（１７）は、その外側のあて布（１４）に面する
作動ボタン（４０）とともに、第２の袋体（２５）内に
位置している。

操作に際しては、あて布（１４）を、第３図示の矢印の
方向に押す。あて布を押すと、直接作動ボタン（４０）
も押される。

最初は、押す力が作動ボタン（４０）上にあるあて布（
１４）及びプラスチック層（１８）に作用し、その後、
その押す力は、作動ボタン（４０）に作用する。作動時
におい−Ｃ１接触プレー１−（３８）の接触部材（４３
）は。

接触体（３７）の接触面（４７）と電気的接触を行う。

これによって、ＣＭＯ３装Ｍ　（２８）は始動させられ
る。

一度オン状態になると、ＣＭＯ３装置（２８）は、スピ
ーカ（２８）よりポピユラー音楽を再生する。

作動装［（１６）は、瞬間接触型であり、一度作動装置
（工６）が作動すると、ＣＭＯ５装置（２８）は、曲が
終わるまで、オン状態を保ち続ける。

衣料（１１）の正面（１２）のあて布（１４）に−１絵
を描いてもよい。また、少くとも２色からなる目立つパ
ターンを描いてもよい。その図柄は、飲料やイベン１−
やその他に関する広告であってもよい。

衣料（１，１）　Ｊ−に図面を描くときは、作動ボタン
（４０）の場所をパターンで示してもよい。このように
すると、衣料（１１）上の特定の場所が作動位置である
ことが、ユニークな方法で示されることとなる。

図示していないが、図面の例としては、「台上でダンス
する象」の絵がある。この例において、作動ボタン（４
０）が、巻き上げられた象の鼻のところに位置するよう
にしてもよい。

第４図は、布製品（４８）の第２の実施例としての帽子
（４９）を示している。第４図示の帽子（４９）は、ヘ
ットパンＦ（５１）及びひさしく５２）を有するひよけ
帽（５０）である。

ひさしく５２）は、眼に太陽光線が入るのを防ぐために
、前に大きく突出している。ひさしく５２ｂ）には、そ
の形状を保つための芯（５３）が入っている。

芯（５３）は、可撓性を有するプラスチック又は布製の
上部カバー（５４）と、可撓性を有するプラスチック又
は布製の下部カバー（５５）で覆われている。

この布製品（４８）も、第２図のような、電子サウンド
再生装置（１５）及び作動装置（１６）を有している。

電子サウンド再生装置（１５）及び作動装置（１６）は
、第４図示のように、布製品（４８）内に破線で示す可
撓性のある有体（１７）内に包まれている。

可撓性を有する袋体（１７）は、上部カバー（５４）及
び下部カバー（５５）の間の芯（５３）に設けたポケツ
１〜又は切欠部（５６）内に位置している。

作動装置（１６）は、ひさしく５２）上の所定の位置を
押することによって作動するようになっている。

ひさしく５２）の上部カバー（５４）には、イラス１−
が、浮きぼり、又は印刷されている。

第４図には、その−例として、スターバース１〜（破裂
する星）　（５７）が描かれている。この場合、スター
バースト（５７）の中心部を、作動装置（Ｊ６）の位置
とするとよい。スターバースト（５７）を押すと、電子
サウンド再生装置（１５）が始動し１曲を再生する。一
度、曲がかかると最後まで再生され、その後自動的にオ
フとなる。

布製品（１１）は、Ｔシャツを示し、布製品（４８）は
ひさしを示しているが、本発明は、他の布製品にも応用
可能で。、る。例えば、ドレス、スポーツウェア、水着
、下着、帽子、パンツ、ソックス等である。

また、本発明の範囲内ならば、男性用、女性用。

子供用、動物用事の他の衣服であってもよい。

以上説明した実施例においては、作動ボタンを使用して
いるが、近接スイッチ又は音声作動スイッチのような他
の作動スイッチを用いてもよい。

布は、織られたものでもよく、又は、可撓性のある有様
のシートより成る人工布でもよい。

本発明の範囲内であって、本発明の精神を逸脱しない限
り、上記以外にも、種々変更して実施することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第２図示のサウンド再生装置及び作動装置を
有するＴシャツのような衣服として、本発明による布製
品を具体化した例を示す図である。 第２図、は、サウンド再生装置及び作動装置を有する布
製品の部分正面図である。 第３図は、第２図示の布製品の線３−３における拡大断
面図である。 第４図は、第２図示のサウンド再生装置及び作動装置を
有するひさし付きの帽子として、本発明による布製品を
具体化した図である。 （１１）衣服　　　　　　　　　　（１２）正面（１３
）布　　　　　　　　　　　（１４）あて布（１５）電
子サウンド再生装置　　（１６）作動装置（１７）袋体
　　　　　　　　　　（１８）第１面（１９）第２面　
　　　　　　　　　（２０）縫い目（２１）周辺部　　
　　　　　　　（２２）取り付け部（２３）耳片　　　
　　　　　　　（２４）あて布（２５）第２の袋体　　
　　　　　（２６）スピーカ（２７）バッテリ　　　　
　　　　　（２８）ＣＭＯ５集積回路装置（２９）プリ
ン１−回路板 （３０）　（３１）　（３２）　（３３）　（３４）　
（３５）ワイヤ（３６）瞬間接触スイッチ　　　　（３
７ン接触体（３８）接触プレー１−　　’　　　　　（
３９）（４１）端部（４０）ボタン　　　　　　　　　
（４２）中心部（４３）接触部材　　　　　　　　（４
４）（４５）端部（４６）先端　　　　　　　　　　（
４７）接触面（４８）布製品　　　　　　　　　　（４
９）帽子（５０）ひよけ帽　　　　　　　　（５１）バ
ンド（５２）ひさし　　　　　　　　　（５３）芯（５
４）　（５５）カバー

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. （１）布に隣接して設けられている電子サウンド再生装
   置と、その再生装置を始動させる作動装置とを備えてな
   るサウンド再生装置付き布製品。
2. （２）再生装置を始動させる作動装置が、少くとも１枚
   の布製シートにより覆われており、かつこの作動装置に
   隣接して、布の一部に、絵が描かれていることを特徴と
   する特許請求の範囲（１）項に記載のサウンド再生装置
   付き布製品。
3. （３）電子サウンド再生装置が、少くとも音楽を再生す
   ることができるものであることを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項に記載のサウンド再生装置付き布製品。
4. （４）作動装置が、作動体を布部材の背面に位置させた
   スイッチであって、前記作動体に対して布部材を押すと
   、作動するようになっていることを特徴とする特許請求
   の範囲第（１）項に記載のサウンド再生装置付き布製品
   。
5. （５）サウンド再生装置と作動装置を封入する袋体を有
   し、その袋体が、布製品に固着されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項に記載のサウンド再生装
   置付き布製品。
6. （６）袋体が可撓性を有する２枚のシート部材を互いに
   止着することにより形成されていることを特徴とする特
   許請求の範囲第（５）項に記載のサウンド再生装置付き
   布製品。
7. （７）内部に電子サウンド再生装置を備え、かつこのサ
   ウンド再生装置を始動する作動装置を有することを特徴
   とする衣服としての布製品。
8. （８）サウンド再生装置を包囲する可撓性のある袋体を
   備えていることを特徴とする特許請求の範囲第（７）項
   に記載の布製品。
9. （９）可撓性のある袋体が、作動装置を包囲しているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（８）項に記載の布製
   品。
10. （１０）身体の少くとも一部を覆うようになっていると
    ともに、一部が少なくとも２層の布からなり、この２層
    の布の間に、電子サウンド再生装置を配置したことを特
    徴とする特許請求の範囲第（７）項に記載の布製品。
11. （１１）作動装置が、布部分の正面において、布部分と
    隣接する作動体を備えるスイッチより成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第（７）項に記載の布製品。
12. （１２）作動装置が、布と身体の間に位置するボタンで
    あり、布を押すことにより、ボタンが作動するようにな
    っていることを特徴とする特許請求の範囲第（７）項に
    記載の布製品。
13. （１３）可撓性を有する袋体が、周辺部においてシール
    されている２枚の薄いプラスチックシートから成ること
    を特徴とする特許請求の範囲第（８）項に記載の布製品
    。
14. （１４）電子サウンド再生装置が、少くとも音楽を再生
    することができるようになっていることを特徴とする特
    許請求の範囲第（８）項に記載の布製品。
15. （１５）少くとも身体の一部を覆う布部分と、布部分と
    身体の一部の間に、布部分に隣接して設けられており、
    所定のサウンドを再生するようになっている電子サウン
    ド再生装置と、 電子サウンド再生装置を作動するための瞬間接触式作動
    体を有するスイッチ装置 とを備えることを特徴とする衣服としての布製品。
16. （１６）電子サウンド再生装置を包囲する耐水性かつ耐
    熱性のプラスチック製袋体を有し、かつ衣服内に、この
    プラスチック製袋体を封入するための布製袋体が形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第（１５）項
    に記載の布製品。
17. （１７）プラスチック製袋体が、スイッチ装置をも包囲
    していることを特徴とする特許請求の範囲第（１５）項
    に記載の布製品。
18. （１８）プラスチック製袋体が、該袋体を衣服に取付け
    るための取り付け部材を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第（１５）項に記載の布製品。
19. （１９）描画が施されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第（１５）項に記載の布製品。
20. （２０）身体の一部を覆う布と、 布上に目立つように描かれた絵画パターンと、このパタ
    ーンの部分において、布と身体の間に、布に隣接して設
    けられているサウンドを再生するためのサウンド再生装
    置と、 前記パターンにより指示されて、サウンド再生装置を作
    動させるようになっているスイッチ装置とから成ること
    を特徴とする衣服としての布製品。