JPS61251802A - 両面複眼レンズおよびそれを成形するための型組立体 - Google Patents
両面複眼レンズおよびそれを成形するための型組立体Info
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- JPS61251802A JPS61251802A JP8518185A JP8518185A JPS61251802A JP S61251802 A JPS61251802 A JP S61251802A JP 8518185 A JP8518185 A JP 8518185A JP 8518185 A JP8518185 A JP 8518185A JP S61251802 A JPS61251802 A JP S61251802A
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- lenses
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1」LLΩm九!
本発明は高精度の両面複眼レンズおよびそれを成形する
のに使用する型組立体に関する。
のに使用する型組立体に関する。
−来の 術 そO問題点
従来、両rkJm眼レンズを成形する組合、第8図に示
すように、第1光学し/ズ面群1at−持つ型lと第2
光学レンズ面群2・とを持つ型2を対向させ、その間に
成形用素材3を置いて加圧成形している。
すように、第1光学し/ズ面群1at−持つ型lと第2
光学レンズ面群2・とを持つ型2を対向させ、その間に
成形用素材3を置いて加圧成形している。
ところで、両面複眼レンズは、一般に、それぞれの単レ
ンズの光軸相互の傾きを非常に狭い範囲内に押えること
が要求されている。たとえば、第9図に示すように1そ
れぞれの単レンズの光軸21.22.23,24.25
が巨いに傾いていると、性能上満足できず、使用に耐え
ない。
ンズの光軸相互の傾きを非常に狭い範囲内に押えること
が要求されている。たとえば、第9図に示すように1そ
れぞれの単レンズの光軸21.22.23,24.25
が巨いに傾いていると、性能上満足できず、使用に耐え
ない。
そのため、従来の成形方法では、単レンズの光軸相互の
傾きを極力少なくするために金型の1m度を非常に厳し
いものとしなければならず、必然的に金型の製作に多大
の費用と時間を必要としていた。
傾きを極力少なくするために金型の1m度を非常に厳し
いものとしなければならず、必然的に金型の製作に多大
の費用と時間を必要としていた。
第10図に従来の複眼レンズを製作するのに使用する型
組立体〇−例を示す。複眼レンズ■それぞれ■単レンズ
を形成するための鏡面1bを持つ鏡面型4においては、
鏡面1bの光軸30は外径Bの中心軸線と合致しなけれ
ばならない。しかも、外径BO精度も厳しくする必要が
ある。また、複数Oこのような鏡面型を保持するため0
ベ一ス部材5は鏡面!l[4の外径部と嵌合する内径A
ID孔が等ピッチPであけである。これらO孔は、内径
Aの寸法精度、ピッチP1孔O中心軸1[21・。
組立体〇−例を示す。複眼レンズ■それぞれ■単レンズ
を形成するための鏡面1bを持つ鏡面型4においては、
鏡面1bの光軸30は外径Bの中心軸線と合致しなけれ
ばならない。しかも、外径BO精度も厳しくする必要が
ある。また、複数Oこのような鏡面型を保持するため0
ベ一ス部材5は鏡面!l[4の外径部と嵌合する内径A
ID孔が等ピッチPであけである。これらO孔は、内径
Aの寸法精度、ピッチP1孔O中心軸1[21・。
22at 23at24a*2sa@e++o相互の傾
1!03点を高精度に決定しなければならない。
1!03点を高精度に決定しなければならない。
複眼レンズを成形するためKは、以上に述べたように、
多大の時間と費用をかけて製作した型を2つ必要であシ
、シかも成形にあたっては2つO型を極めて正確に位置
決めする必要があった。そOようにしても、満足できる
高精度の複眼レンズを得ることは踵しかった。
多大の時間と費用をかけて製作した型を2つ必要であシ
、シかも成形にあたっては2つO型を極めて正確に位置
決めする必要があった。そOようにしても、満足できる
高精度の複眼レンズを得ることは踵しかった。
問題を解決する手段
本発明の一目的は高精度の両面!!眼レンズを提供する
ことにある。
ことにある。
本発明の別の目的は高精度の両面複眼レンズの製作を容
易かつ簡嘔にする型組立体を提供することにある。
易かつ簡嘔にする型組立体を提供することにある。
本発明の一特徴によれば、片面に個別の単レンズによっ
て構成されたレンズ群を持ち、叉対面力l平面である片
面瑛眼レンズ2枚をそれぞれの平面側を対向させて組合
わせたことを特徴とする両面複眼レンズを得ることがで
きる。
て構成されたレンズ群を持ち、叉対面力l平面である片
面瑛眼レンズ2枚をそれぞれの平面側を対向させて組合
わせたことを特徴とする両面複眼レンズを得ることがで
きる。
本発明の別の特徴によれば、片面に個別の単レンズによ
って構成されたレンズ群を持ち、反対面が平面である片
面複眼レンズ2枚をそれぞれの平面側で円板の平らな対
向面に貼り合わせたことを特徴とする両面複眼レンズを
得ることができる。
って構成されたレンズ群を持ち、反対面が平面である片
面複眼レンズ2枚をそれぞれの平面側で円板の平らな対
向面に貼り合わせたことを特徴とする両面複眼レンズを
得ることができる。
本発明のまた別O特徴によれば、片面に個別O単レンズ
によって構成されたレンズ群を持ち、反対面が平面であ
る片面複眼レンズ2枚をそれぞれの平面側を対向させて
組合わせてなる両面複眼レンズの片面複眼レンズを成形
するための型組立体であって、複眼レンズを構成する各
単レンズを成形するための複′IkOf11面型と、こ
れらO鏡面型を保持するペース部材とからなり、前記鏡
面SO各々がその外径を基準として位置決めした光軸を
有し、また、前記鏡面型のすべてが前記ペース部材の任
意0直径方向中心線に対して光軸位置が対称となるよう
に配置しであることを特徴とする型組立体を得ることが
できる。
によって構成されたレンズ群を持ち、反対面が平面であ
る片面複眼レンズ2枚をそれぞれの平面側を対向させて
組合わせてなる両面複眼レンズの片面複眼レンズを成形
するための型組立体であって、複眼レンズを構成する各
単レンズを成形するための複′IkOf11面型と、こ
れらO鏡面型を保持するペース部材とからなり、前記鏡
面SO各々がその外径を基準として位置決めした光軸を
有し、また、前記鏡面型のすべてが前記ペース部材の任
意0直径方向中心線に対して光軸位置が対称となるよう
に配置しであることを特徴とする型組立体を得ることが
できる。
発明を実施するなめOII/1良Oa様以下、添付図面
を参照しながら本発明を一層詳しく説明する。
を参照しながら本発明を一層詳しく説明する。
第1図は本発明による両面複眼レンズを示している。こ
O両面複眼レンズはし7:e部分6a。
O両面複眼レンズはし7:e部分6a。
6bとからなり、各レンズ部分は片面が微小球面レンズ
群からなシ、反対面が平らな面(平面)となっている片
面複眼レンズである。これらの片面複眼レンズ6 a
* 66の平面側を貼プ合わせて両面KWk小球面レン
し群を持つ両面複眼レンズとしている。
群からなシ、反対面が平らな面(平面)となっている片
面複眼レンズである。これらの片面複眼レンズ6 a
* 66の平面側を貼プ合わせて両面KWk小球面レン
し群を持つ両面複眼レンズとしている。
第2図は第1図に示すような片面複眼レンズを成形する
ためのS組立体の一例を示しておシ、第3図はこの型組
立体の底面図である。型組立体は複眼レンズ部分を構成
する単レンズを形成するためのWI数COW面型4′
と、これらO鏡面W14’ を保持するペース部材5
′とからなる。鏡面型4IO各々は単し/ズの機能面に
対応する鏡面1’bを有する。鏡面型4′O光軸21b
、22b・・・25bは、それぞれ、鏡面型の外径面7
を基準にして測定されている。鏡面!4’lD配置は、
第3図に示すように、ペース部材5’ 10直径方向
中心線M −M’に対してそれぞれの光軸2 lb、
22 b・・・骨251) * Cz −C2# C3
e C4がLL、L2#L3.L。
ためのS組立体の一例を示しておシ、第3図はこの型組
立体の底面図である。型組立体は複眼レンズ部分を構成
する単レンズを形成するためのWI数COW面型4′
と、これらO鏡面W14’ を保持するペース部材5
′とからなる。鏡面型4IO各々は単し/ズの機能面に
対応する鏡面1’bを有する。鏡面型4′O光軸21b
、22b・・・25bは、それぞれ、鏡面型の外径面7
を基準にして測定されている。鏡面!4’lD配置は、
第3図に示すように、ペース部材5’ 10直径方向
中心線M −M’に対してそれぞれの光軸2 lb、
22 b・・・骨251) * Cz −C2# C3
e C4がLL、L2#L3.L。
で示すように対称的になっている。
第2,3図に示す型組立体を用いて成形した2枚O片面
煩眼レンズ8a、8bを第4図に示す。
煩眼レンズ8a、8bを第4図に示す。
これらの片面複眼レンズは、それぞれ、ペース部材5′
O直径方向中心41M−M’ に対応する直径方向中心
線m m” + m m 2 ’を有し、それ
ぞれ0単レンズO光軸が、たとえば10.とOJ!ある
いは0 と040ように直径方向中心線ml ml’
a rn2 m2’に対して対称的(L 3e t
4)となるように成形されている。
O直径方向中心41M−M’ に対応する直径方向中心
線m m” + m m 2 ’を有し、それ
ぞれ0単レンズO光軸が、たとえば10.とOJ!ある
いは0 と040ように直径方向中心線ml ml’
a rn2 m2’に対して対称的(L 3e t
4)となるように成形されている。
これらO片面複眼レンズを対向させる場合には、一方の
片面複眼レンズをその直径方向中心1110まわりに反
転させ、第5図に示すように2つの直径方向中心Mm
−m ’、m −m2’が合致するようにする。
片面複眼レンズをその直径方向中心1110まわりに反
転させ、第5図に示すように2つの直径方向中心Mm
−m ’、m −m2’が合致するようにする。
その結果、対向する単レンズO光鵬o −o’、o2
−o□’と直径方向中心1[m、’。
−o□’と直径方向中心1[m、’。
m l’ m 2 # rn 2 ’ との間0距
離はそれぞれt3に等しくなるため、すなわち、o −
o ’とm工。
離はそれぞれt3に等しくなるため、すなわち、o −
o ’とm工。
mよ’ −m2 e rn2 ’ とo2−o、が平
行になるため、偏心はまったくない。
行になるため、偏心はまったくない。
上記O型組立体を用いて成形した片面複眼レンズt−2
枚組合わせて得た両面複眼レンズにおいて、各単レンズ
の光軸Q偏心は3′以内であった。
枚組合わせて得た両面複眼レンズにおいて、各単レンズ
の光軸Q偏心は3′以内であった。
上記実施例では、各鏡面型が円柱であったが、本発明は
これに限定されず、柱状多面体のすべてに適用できるも
のである。また、複眼レンズは、単し/ズ0光軸がペー
スの任意の直径方向中心線に対して対称であれば、ど0
ような形状もとシ得る。
これに限定されず、柱状多面体のすべてに適用できるも
のである。また、複眼レンズは、単し/ズ0光軸がペー
スの任意の直径方向中心線に対して対称であれば、ど0
ような形状もとシ得る。
また、上記実施例では、2枚の片面複眼レンズをその平
面側で直接貼り合わせているが、第6図に示すように2
枚の片面複眼レンズ10.11を離れた状態で組合わせ
てもよいし、第7図に示すように2枚の片面複眼レンズ
10.11の間に光学ガラス、光学用透明樹脂等で作っ
た両面子らな円板12を挿設してもよい。
面側で直接貼り合わせているが、第6図に示すように2
枚の片面複眼レンズ10.11を離れた状態で組合わせ
てもよいし、第7図に示すように2枚の片面複眼レンズ
10.11の間に光学ガラス、光学用透明樹脂等で作っ
た両面子らな円板12を挿設してもよい。
発明の効果
以上に説明した型組立体で成形した片面複眼レンズの単
レンズ0光軸はペースの任意の直径方向中心線に対して
対称となっており、2つOうち一方の片面複眼レンズを
そO直径方向中心線まわりに反転させてから2つの片面
m眼レンズを貼り合わせるだけであるから、それぞれO
単し/ズの光軸t−簡単に一致させることができ、しか
も、従来のように精度の厳しい複眼レンズ成形用0#1
を2つ製作、用意する必要がなく、両面複眼レンズの製
造コストの低減に貢献する度合は大きい。
レンズ0光軸はペースの任意の直径方向中心線に対して
対称となっており、2つOうち一方の片面複眼レンズを
そO直径方向中心線まわりに反転させてから2つの片面
m眼レンズを貼り合わせるだけであるから、それぞれO
単し/ズの光軸t−簡単に一致させることができ、しか
も、従来のように精度の厳しい複眼レンズ成形用0#1
を2つ製作、用意する必要がなく、両面複眼レンズの製
造コストの低減に貢献する度合は大きい。
第1図は本発明による両面複眼しンズO@断面図である
。 第2図は第1図の両面複眼し/ズを成形するOに使用で
きる邸組立体O横断面図である。 13図は第2図の型組立体O底面図である。 第4図は本発明による型組立体で成形した2つの片面複
眼し/ズO正面図である。 第5図は本発明による両面複眼レンズの側断面図である
。 第6.7図は本発明のまた別の両面複眼レンズをそれぞ
れ示す一断面図である。 第8図は従来O成形方法を説明する図である。 第9図は従来方法で成形された両面mil!レンズO側
断面図である。 第10図は従来O型組立体を説明する図である。 図面において、 1.2・・・複眼レンズ成形用型; la、2a・・・光学レンズ面; 3・・・成形用素材;4・・・鏡面型:5・・・鏡面個
保持用ペース; 6 a # 6 b# 8 a e 8 b ・・・片
面複眼レンズ;M −M’・・・ペースoti径方向
中心線;mニー用工# rn 2 m 2 ’・・・
成形品の直径方向中心線;ccc、c ・・・鏡面型
の光軸; 1’2’34 0X # 02 # Q 3 # 04 # 01’
# 02’e 03’a 04−’ 、・・・単レンズ
0光軸; L工IL、2.L3#L4・・・ベース部材O直径方向
中心線と鏡面型Q光軸との距離; tl ・・・型に対応した成形品O中心線と単し3
# 番 ンズ0光軸との距離。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第5図 第8尺 手続補正書 昭和61年 5月28日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 特願昭60−85181号 2、発明の名称 両面複眼レンズおよびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (Zoo)キャノン株式会社4、代理人 住所 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号虎ノ門4o森
ビル明細書及び図面 6、補正の内容 明 細 書 1、発明の名称 両面複眼レンズおよびその製造方法 2、特許請求の範囲 (1)片面に複数の単レンズを有し反°対面が平面であ
る片面複眼レンズのそれぞれの単レンズの光軸が前記片
面複眼レンズの所定の直径方向中心線に対して対称に位
置するように形成され℃おり、そのような2つの片面複
眼レンズが互いに前記平面同志平行に向い合い、しかも
それぞれの直径方向中心線が重なるように対向している
ことを特徴とする両面複眼レンズ。 (2)片面に複数の単レンズを有し反対面が平面で−る
片面複眼レンズのそれぞれの単レンズの光軸〃;前記片
面複眼レンズの所定の直径方向中心線に対して対称に位
置するように形成されている片複眼レンズを2つ用意し
、一方の片複眼レンズをそ1直径方向中心線のまわりに
反転させて、その平面を他方の片面複眼レンズの平面に
それぞれの直径方向中心線が互いに重なるように平行に
対向させることにより両面複眼レンズを得ることを特徴
とする両面複眼レンズの製造方法。 3、発明の詳細な説明 章業上の利用分」 本発明は高精度の両面複眼レンズとその両面複眼レンズ
の製造方法およびその両面複眼レンズを成形するのに使
用する型組立体く関する。 誇釆Ω且Iユ」11月[劇 従来、両面複眼レンズを成形する場合、第8図に示すよ
うに、第1光学レンズ面群1&を持つ型lと第2光学レ
ンズ面群2aとを持つ型2を対向させ、その間に成形用
素材3を置い【加圧成形している。 ところで、両面複眼レンズは、一般に、それぞれの単レ
ンズの光軸相互の傾きを非常に狭い範囲内に押えること
が要求されている。九とえば、第9図に示すように、そ
れぞれの単レンズの光軸21.22.23,24,25
が互いに傾いていると、性能上満足できず、使用に耐え
なめ6そのため、従来の成形方法では、単レンズの光軸
相互の傾きを極力少なくするために金型の精度を非常に
厳しいものとしなければならず、必然的に金型の製作に
多大の費用と時間を必要としてい次。 第10図に従来の複眼レンズを製作するのに使用する型
組立体の一例を示す。複眼レンズのそれぞれの単レンズ
を形成する几めの鏡面1bを持つ鏡面型4においては、
鏡面1bの光軸30は外径Bの中心軸線と合致しなけれ
ばならない。しかも、外径Bの精度も厳しくする必要が
ある。ま几、複数のこのような鏡面型を保持するための
ペース部材5は鏡面型4の外径部と嵌合する内径Aの孔
が等ピッチPであけである。これらの孔は、内径Aの寸
法精度、ピッチP、孔の中心軸線21a。 22 a * 23 m + 24 a g 25 m
・・・の相互の傾きの3点を高精度に決定しなければな
らない。 複眼レンズを成形するためには、以上に述べたように、
多大の時間と費用をかけて製作した型を2つ必要であり
、しかも成形にあたっては2つの型を極めて正確に位置
決めする必要があう九。そのようにしても、満足できる
高精度の複眼レンズを得ることは難しかつ念。 111焦迭す111 本発明の第1の目的は高精度の両面複眼レンズを提供す
ることにある。 本発明の第2の目的は上記高精度の両面複眼レンズを簡
単に得ることのできる両面複眼レンズの製造方法を提供
することにある。 本発明の8g30目的は高精度の両面複眼レンズの製作
を容易かつ簡単にする型組立体を提供することにある。 以上の目的のうち第1の目的は、片面に複数の単レンズ
を有し反対面が平面である片面複眼レンズのそれぞれの
単レンズの光軸が前記片面複眼レンズの所定の直径方向
中心線に対して対称に位置するように形成されており、
そのような2つの片面複眼レンズが互いに前記平面同志
平行に向い合い、しかもそれぞれの直径方向中心線が重
なるように対向していることを特徴とする両面複眼レン
ズにより達成される。 ま几第2の目的は、片面に複数の単レンズを有し反対面
が平面である片面複眼レンズのそれぞれの単レンズの光
軸が前記片面複眼レンズの所定の直径方向中心線に対し
て対称に位置するように形成されている片複眼レンズを
2つ用意し、一方の片複眼レンズをその直径方向中心線
のまわりに反転させて、その平面を他方の片面複眼レン
ズの平面にそれぞれの直径方向中心線が互いに重なるよ
うに平行に対向させることにより両面複眼レンズを得る
ことを特徴とする両面複眼レンズの製造方法により達成
される。 本発明の両面複眼レンズの一特徴によれば、片面に個別
の単レンズによっ℃構成されたレンズ群を持ち、反対面
が平面である片面複眼レンズ2枚をそれぞれの平面側を
対向させて組合わせたことを特徴とする両面複眼レンズ
を得ることができる。 本発明の別の特徴によれば、片面に個別の単レンズによ
って構成されたレンズ群を持ち、反対面が平面である片
面複眼レンズ2枚をそ−れぞれの平面側で円板の平らな
対向面に貼り合わせたことを特徴とする両面複眼レンズ
を得ることができる。 ま九、本発明に係る片面複眼レンズを得る型組立体は、
片面に個別の単レンズによって構成され几レンズ群を持
ち、反対面が平面である片面複眼レンズ2枚をそれぞれ
の平面側を対向させ1組合わせてなる両面複眼レンズの
片面複眼レンズを成形するための型組立体であって、複
眼レンズを構成する各単レンズを成形するための複数の
鏡面型と、これらの鏡面型を保持するベース部材とから
なり、前記鏡面型の各々がその外径を基準として位置決
めした光軸を有し、te、前記鏡面型のすべてが前記ベ
ース部材の所定の直径方向中心線に対して前記光軸位置
が対称となるように配置しであることを特徴としている
。 琴−盟〕ヒ東麹す−る一斥]とQ盪]しΩJ」揮−以下
、添付図面を参照しながら本発明を一層詳しく説明する
。 第1図は本発明による両面複眼レンズを示し℃いる。こ
の両面複眼レンズはレンズ部分6m、6bとからなり、
各レンズ部分は片面が微小球面レンズ群からなり、反対
面が各単レンズの光軸と直交するような平らな面(平面
)となっている片面複眼レンズである。これらの片面複
眼レン2” 5 m 。 6bの平面側を貼り合わせて両面に微小球面レンズ群を
持つ両面複眼レンズとしている。 第2図は第1図に示すような片面複眼レンズを成形する
几めの型組立体の横断面図を示しており、第3図はこの
型組立体の底面図である。型組立体は複眼レンズ部分を
構成する単レンズを形成するための複数の鏡面型4′と
、これらの鏡面型4′を保持するベース部材5′とから
なる。鏡面型41の各々は単レンズの機能面に対応する
鏡面1′bを有する。 鏡面型4′の光軸21b、22b・・・25bは、それ
ぞれ、鏡面型の外径面7を基準にして測定されている。 鏡面型4′の配置は、第3図に示すように、ベース部材
5′の直径方向中心線M −M’に対してそれぞれの光
軸21b 、22b・・・25 b e C1t C2
eC3,C4がり、 、 L2. L、 、 L4で示
す工うに対称的になっている。 第2,3図に示す型組立体を用いて成形した2枚の片面
複眼レンズ8m、8bを第4図に示す。 これらの片面複眼レンズは、それぞれ、ベース部材5′
の直径方向中心線M −M’に対応する直径方向中心線
m −fn1’ y n12− m2’を有し、それ
ぞれの単ル レンズのすべての光軸が、友とえば、0.と0□6るい
は0.と04のように直径方向中心線m、−m、’em
2− fri2’に対して対称的(15+ 14 )と
なるように成形されている。 これらの片面複眼レンズを対向させる場合には、一方の
片面複眼レンズをその直径方向中心線のまわりに反転さ
せ、第5図に示すように2つの直径方向中心線m、−r
fll ’ t m2− m2’が合致するようにする
。なお、第5図は第4図に示した片面複眼レンズを組み
合せたときのn −n’断間図である。その結果、対向
する単レンズの光軸o、−o2’。 o2−o、’と直径方向中心線m、p m、’ ++
m2 T m2’との間の距離はそれぞれt3に等しく
なるため、すなわち、o、 −o2’とn11 e J
’−m2 + n12’とo2− o。 03つの線がそれぞれ平行になる之め、偏心はほとんど
ない。このことは03” 4 e O3’、 04′に
ついても同様に成り立ち、結果的にすぺ℃の単レンズに
おいて偏心のない両複眼レンズが得うレることになる。 上記の型組立体を用いて成形した片面複眼レンズを2枚
組合わせて得た両面複眼レンズにおい℃、各単レンズの
光軸の偏心は角度にして3分以内であり良好であった。 上記実施例では、各鏡面型が円柱であったが、本発明は
これに限定されず、柱状多面体のすべてに適用できるも
のである。ま几、複眼レンズは、単レンズの光軸がペー
スの任意の直径方向中心線(四角柱状多面体の場合であ
っても直径方向中心線と称する)に対して対称であれば
、どのような形状もとり得る。 また、上記実施例では、2枚の片面複眼レンズをその平
面側で直接貼り合わせているが、第6図に示すLうに2
枚の片面複眼レンズ10.11を離れ食状態で組合わせ
てもよいし、第7図に示すように2枚の片面複眼レンズ
10 、1−1の間に光学ガラス、光学用透明樹脂等で
作り几両面平らな円板12を挿設してもよい。第6図、
第7図において片面複眼レンズ10.11はそれぞれ千
行く対向しなければいけないことは勿論である。 灸里p皇J 以上に説明した型゛組立体で成形した片面複眼レンズの
単レンズの光軸はベースの所定の直径方向中心線に対し
て対称となっており、2つのうち一方の片面複眼レンズ
をその直径方向中心線まわりに反転させてから2つの片
面複眼レンズを平行に対向させたり、あるいは貼り合わ
せるだけであるから、それぞれの単レンズの光軸を簡単
に一致させることができ簡単!lCn度の高い両複眼レ
ンズを得ることが可能となる。しかも、従来のように精
度の厳しい複眼レンズ成形用の型を2つ製作、用意する
必要がなく、両面複眼レンズの製造コストの低減に貢献
する度合は大きい。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明による両面複眼レンズの側断面図である
。 第2図は8g1図の両面複眼レンズを成形するのに使用
できる型組立体の横断面図である。 wc3図は第2図の型組立体の底面図である。 第4図は本発明に係る型組立体で成形した2つの片面複
眼レンズの正面図である。 第5図は本発明による両面複眼レンズの側断面図である
。 第6.7図は本発明のまた別の両面複眼レンズをそれぞ
れ示す側断面図である。 第8図は従来の成形方法を説明する図である。 第9図は従来方法で成形された両面複眼レンズの側断面
図である。 第10図は従来の型組立体を説明する図である。 図面において、 1.2・・・複眼レンズ成形用型; 1m、2m・・・光学レンズ面; 3・・・成形用素材;4・・・鏡面型;5・・・鏡面型
保持用ベース: 61 T 6 b T 8 a t B b ・・・片
面複眼レンズ;M、−M、’・・・ベースの直径方向中
心線;m、−1n1 e m2− m2’・・・成形品
の直径方向中心線:C11C2,C3,C4・・・鏡面
型の光軸;01 e O2r 05 e 04 + 0
1’ * 02’ e 05’e 04’ ”・単V7
ズの光軸: L、 、 L2. L、 、 L4・・・ベース部材の
直径方向中心線と鏡面型の光軸との距離: 1、 、14・・・型に対応した成形品の中心線と単レ
ンズの光軸との距離。
。 第2図は第1図の両面複眼し/ズを成形するOに使用で
きる邸組立体O横断面図である。 13図は第2図の型組立体O底面図である。 第4図は本発明による型組立体で成形した2つの片面複
眼し/ズO正面図である。 第5図は本発明による両面複眼レンズの側断面図である
。 第6.7図は本発明のまた別の両面複眼レンズをそれぞ
れ示す一断面図である。 第8図は従来O成形方法を説明する図である。 第9図は従来方法で成形された両面mil!レンズO側
断面図である。 第10図は従来O型組立体を説明する図である。 図面において、 1.2・・・複眼レンズ成形用型; la、2a・・・光学レンズ面; 3・・・成形用素材;4・・・鏡面型:5・・・鏡面個
保持用ペース; 6 a # 6 b# 8 a e 8 b ・・・片
面複眼レンズ;M −M’・・・ペースoti径方向
中心線;mニー用工# rn 2 m 2 ’・・・
成形品の直径方向中心線;ccc、c ・・・鏡面型
の光軸; 1’2’34 0X # 02 # Q 3 # 04 # 01’
# 02’e 03’a 04−’ 、・・・単レンズ
0光軸; L工IL、2.L3#L4・・・ベース部材O直径方向
中心線と鏡面型Q光軸との距離; tl ・・・型に対応した成形品O中心線と単し3
# 番 ンズ0光軸との距離。 代理人 弁理士 山 下 穣 平 第5図 第8尺 手続補正書 昭和61年 5月28日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 特願昭60−85181号 2、発明の名称 両面複眼レンズおよびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (Zoo)キャノン株式会社4、代理人 住所 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号虎ノ門4o森
ビル明細書及び図面 6、補正の内容 明 細 書 1、発明の名称 両面複眼レンズおよびその製造方法 2、特許請求の範囲 (1)片面に複数の単レンズを有し反°対面が平面であ
る片面複眼レンズのそれぞれの単レンズの光軸が前記片
面複眼レンズの所定の直径方向中心線に対して対称に位
置するように形成され℃おり、そのような2つの片面複
眼レンズが互いに前記平面同志平行に向い合い、しかも
それぞれの直径方向中心線が重なるように対向している
ことを特徴とする両面複眼レンズ。 (2)片面に複数の単レンズを有し反対面が平面で−る
片面複眼レンズのそれぞれの単レンズの光軸〃;前記片
面複眼レンズの所定の直径方向中心線に対して対称に位
置するように形成されている片複眼レンズを2つ用意し
、一方の片複眼レンズをそ1直径方向中心線のまわりに
反転させて、その平面を他方の片面複眼レンズの平面に
それぞれの直径方向中心線が互いに重なるように平行に
対向させることにより両面複眼レンズを得ることを特徴
とする両面複眼レンズの製造方法。 3、発明の詳細な説明 章業上の利用分」 本発明は高精度の両面複眼レンズとその両面複眼レンズ
の製造方法およびその両面複眼レンズを成形するのに使
用する型組立体く関する。 誇釆Ω且Iユ」11月[劇 従来、両面複眼レンズを成形する場合、第8図に示すよ
うに、第1光学レンズ面群1&を持つ型lと第2光学レ
ンズ面群2aとを持つ型2を対向させ、その間に成形用
素材3を置い【加圧成形している。 ところで、両面複眼レンズは、一般に、それぞれの単レ
ンズの光軸相互の傾きを非常に狭い範囲内に押えること
が要求されている。九とえば、第9図に示すように、そ
れぞれの単レンズの光軸21.22.23,24,25
が互いに傾いていると、性能上満足できず、使用に耐え
なめ6そのため、従来の成形方法では、単レンズの光軸
相互の傾きを極力少なくするために金型の精度を非常に
厳しいものとしなければならず、必然的に金型の製作に
多大の費用と時間を必要としてい次。 第10図に従来の複眼レンズを製作するのに使用する型
組立体の一例を示す。複眼レンズのそれぞれの単レンズ
を形成する几めの鏡面1bを持つ鏡面型4においては、
鏡面1bの光軸30は外径Bの中心軸線と合致しなけれ
ばならない。しかも、外径Bの精度も厳しくする必要が
ある。ま几、複数のこのような鏡面型を保持するための
ペース部材5は鏡面型4の外径部と嵌合する内径Aの孔
が等ピッチPであけである。これらの孔は、内径Aの寸
法精度、ピッチP、孔の中心軸線21a。 22 a * 23 m + 24 a g 25 m
・・・の相互の傾きの3点を高精度に決定しなければな
らない。 複眼レンズを成形するためには、以上に述べたように、
多大の時間と費用をかけて製作した型を2つ必要であり
、しかも成形にあたっては2つの型を極めて正確に位置
決めする必要があう九。そのようにしても、満足できる
高精度の複眼レンズを得ることは難しかつ念。 111焦迭す111 本発明の第1の目的は高精度の両面複眼レンズを提供す
ることにある。 本発明の第2の目的は上記高精度の両面複眼レンズを簡
単に得ることのできる両面複眼レンズの製造方法を提供
することにある。 本発明の8g30目的は高精度の両面複眼レンズの製作
を容易かつ簡単にする型組立体を提供することにある。 以上の目的のうち第1の目的は、片面に複数の単レンズ
を有し反対面が平面である片面複眼レンズのそれぞれの
単レンズの光軸が前記片面複眼レンズの所定の直径方向
中心線に対して対称に位置するように形成されており、
そのような2つの片面複眼レンズが互いに前記平面同志
平行に向い合い、しかもそれぞれの直径方向中心線が重
なるように対向していることを特徴とする両面複眼レン
ズにより達成される。 ま几第2の目的は、片面に複数の単レンズを有し反対面
が平面である片面複眼レンズのそれぞれの単レンズの光
軸が前記片面複眼レンズの所定の直径方向中心線に対し
て対称に位置するように形成されている片複眼レンズを
2つ用意し、一方の片複眼レンズをその直径方向中心線
のまわりに反転させて、その平面を他方の片面複眼レン
ズの平面にそれぞれの直径方向中心線が互いに重なるよ
うに平行に対向させることにより両面複眼レンズを得る
ことを特徴とする両面複眼レンズの製造方法により達成
される。 本発明の両面複眼レンズの一特徴によれば、片面に個別
の単レンズによっ℃構成されたレンズ群を持ち、反対面
が平面である片面複眼レンズ2枚をそれぞれの平面側を
対向させて組合わせたことを特徴とする両面複眼レンズ
を得ることができる。 本発明の別の特徴によれば、片面に個別の単レンズによ
って構成されたレンズ群を持ち、反対面が平面である片
面複眼レンズ2枚をそ−れぞれの平面側で円板の平らな
対向面に貼り合わせたことを特徴とする両面複眼レンズ
を得ることができる。 ま九、本発明に係る片面複眼レンズを得る型組立体は、
片面に個別の単レンズによって構成され几レンズ群を持
ち、反対面が平面である片面複眼レンズ2枚をそれぞれ
の平面側を対向させ1組合わせてなる両面複眼レンズの
片面複眼レンズを成形するための型組立体であって、複
眼レンズを構成する各単レンズを成形するための複数の
鏡面型と、これらの鏡面型を保持するベース部材とから
なり、前記鏡面型の各々がその外径を基準として位置決
めした光軸を有し、te、前記鏡面型のすべてが前記ベ
ース部材の所定の直径方向中心線に対して前記光軸位置
が対称となるように配置しであることを特徴としている
。 琴−盟〕ヒ東麹す−る一斥]とQ盪]しΩJ」揮−以下
、添付図面を参照しながら本発明を一層詳しく説明する
。 第1図は本発明による両面複眼レンズを示し℃いる。こ
の両面複眼レンズはレンズ部分6m、6bとからなり、
各レンズ部分は片面が微小球面レンズ群からなり、反対
面が各単レンズの光軸と直交するような平らな面(平面
)となっている片面複眼レンズである。これらの片面複
眼レン2” 5 m 。 6bの平面側を貼り合わせて両面に微小球面レンズ群を
持つ両面複眼レンズとしている。 第2図は第1図に示すような片面複眼レンズを成形する
几めの型組立体の横断面図を示しており、第3図はこの
型組立体の底面図である。型組立体は複眼レンズ部分を
構成する単レンズを形成するための複数の鏡面型4′と
、これらの鏡面型4′を保持するベース部材5′とから
なる。鏡面型41の各々は単レンズの機能面に対応する
鏡面1′bを有する。 鏡面型4′の光軸21b、22b・・・25bは、それ
ぞれ、鏡面型の外径面7を基準にして測定されている。 鏡面型4′の配置は、第3図に示すように、ベース部材
5′の直径方向中心線M −M’に対してそれぞれの光
軸21b 、22b・・・25 b e C1t C2
eC3,C4がり、 、 L2. L、 、 L4で示
す工うに対称的になっている。 第2,3図に示す型組立体を用いて成形した2枚の片面
複眼レンズ8m、8bを第4図に示す。 これらの片面複眼レンズは、それぞれ、ベース部材5′
の直径方向中心線M −M’に対応する直径方向中心線
m −fn1’ y n12− m2’を有し、それ
ぞれの単ル レンズのすべての光軸が、友とえば、0.と0□6るい
は0.と04のように直径方向中心線m、−m、’em
2− fri2’に対して対称的(15+ 14 )と
なるように成形されている。 これらの片面複眼レンズを対向させる場合には、一方の
片面複眼レンズをその直径方向中心線のまわりに反転さ
せ、第5図に示すように2つの直径方向中心線m、−r
fll ’ t m2− m2’が合致するようにする
。なお、第5図は第4図に示した片面複眼レンズを組み
合せたときのn −n’断間図である。その結果、対向
する単レンズの光軸o、−o2’。 o2−o、’と直径方向中心線m、p m、’ ++
m2 T m2’との間の距離はそれぞれt3に等しく
なるため、すなわち、o、 −o2’とn11 e J
’−m2 + n12’とo2− o。 03つの線がそれぞれ平行になる之め、偏心はほとんど
ない。このことは03” 4 e O3’、 04′に
ついても同様に成り立ち、結果的にすぺ℃の単レンズに
おいて偏心のない両複眼レンズが得うレることになる。 上記の型組立体を用いて成形した片面複眼レンズを2枚
組合わせて得た両面複眼レンズにおい℃、各単レンズの
光軸の偏心は角度にして3分以内であり良好であった。 上記実施例では、各鏡面型が円柱であったが、本発明は
これに限定されず、柱状多面体のすべてに適用できるも
のである。ま几、複眼レンズは、単レンズの光軸がペー
スの任意の直径方向中心線(四角柱状多面体の場合であ
っても直径方向中心線と称する)に対して対称であれば
、どのような形状もとり得る。 また、上記実施例では、2枚の片面複眼レンズをその平
面側で直接貼り合わせているが、第6図に示すLうに2
枚の片面複眼レンズ10.11を離れ食状態で組合わせ
てもよいし、第7図に示すように2枚の片面複眼レンズ
10 、1−1の間に光学ガラス、光学用透明樹脂等で
作り几両面平らな円板12を挿設してもよい。第6図、
第7図において片面複眼レンズ10.11はそれぞれ千
行く対向しなければいけないことは勿論である。 灸里p皇J 以上に説明した型゛組立体で成形した片面複眼レンズの
単レンズの光軸はベースの所定の直径方向中心線に対し
て対称となっており、2つのうち一方の片面複眼レンズ
をその直径方向中心線まわりに反転させてから2つの片
面複眼レンズを平行に対向させたり、あるいは貼り合わ
せるだけであるから、それぞれの単レンズの光軸を簡単
に一致させることができ簡単!lCn度の高い両複眼レ
ンズを得ることが可能となる。しかも、従来のように精
度の厳しい複眼レンズ成形用の型を2つ製作、用意する
必要がなく、両面複眼レンズの製造コストの低減に貢献
する度合は大きい。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明による両面複眼レンズの側断面図である
。 第2図は8g1図の両面複眼レンズを成形するのに使用
できる型組立体の横断面図である。 wc3図は第2図の型組立体の底面図である。 第4図は本発明に係る型組立体で成形した2つの片面複
眼レンズの正面図である。 第5図は本発明による両面複眼レンズの側断面図である
。 第6.7図は本発明のまた別の両面複眼レンズをそれぞ
れ示す側断面図である。 第8図は従来の成形方法を説明する図である。 第9図は従来方法で成形された両面複眼レンズの側断面
図である。 第10図は従来の型組立体を説明する図である。 図面において、 1.2・・・複眼レンズ成形用型; 1m、2m・・・光学レンズ面; 3・・・成形用素材;4・・・鏡面型;5・・・鏡面型
保持用ベース: 61 T 6 b T 8 a t B b ・・・片
面複眼レンズ;M、−M、’・・・ベースの直径方向中
心線;m、−1n1 e m2− m2’・・・成形品
の直径方向中心線:C11C2,C3,C4・・・鏡面
型の光軸;01 e O2r 05 e 04 + 0
1’ * 02’ e 05’e 04’ ”・単V7
ズの光軸: L、 、 L2. L、 、 L4・・・ベース部材の
直径方向中心線と鏡面型の光軸との距離: 1、 、14・・・型に対応した成形品の中心線と単レ
ンズの光軸との距離。
Claims (4)
- (1)片面に個別の単レンズによつて構成されたレンズ
群を持ち、反対面が平面である片面複眼レンズ2枚をそ
れぞれの平面側を対向させて組合わせたことを特徴とす
る両面複眼レンズ。 - (2)片面に個別の単レンズによつて構成されたレンズ
群を持ち、反対面が平面である片面複眼レンズ2枚をそ
れぞれの平面側で円板の平らな対向面に貼り合わせたこ
とを特徴とする両面複眼レンズ。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の両面複
眼レンズにおいて、2枚の片面複眼レンズが同一の形状
、寸法を有し、一方の片面複眼レンズをその直径方向中
心線まわりに反転させてその平面を他方の片面複眼レン
ズの平面に対向させたことを特徴とする両面複眼レンズ
。 - (4)片面に個別の単レンズによつて構成されたレンズ
群を持ち、反対面が平面である片面複眼レンズ2枚をそ
れぞれの平面側を対向させて組合わせてなる両面複眼レ
ンズの片面複眼レンズを成形するための型組立体であつ
て、複眼レンズを構成する各単レンズを成形するための
複数の鏡面型と、これらの鏡面型を保持するベース部材
とからなり、前記鏡面型の各々がその外径を基準として
位置決めした光軸を有し、また、前記鏡面型のすべてが
前記ベース部材の任意の直径方向中心線に対して光軸位
置が対称となるように配置してあることを特徴とする型
組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8518185A JPS61251802A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 両面複眼レンズおよびそれを成形するための型組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8518185A JPS61251802A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 両面複眼レンズおよびそれを成形するための型組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61251802A true JPS61251802A (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=13851485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8518185A Pending JPS61251802A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | 両面複眼レンズおよびそれを成形するための型組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61251802A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5965069A (en) * | 1996-01-31 | 1999-10-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for making optical preforms and optical elements by press |
US6007746A (en) * | 1996-11-11 | 1999-12-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing preforms used in molding optical elements and method for manufacturing and molding optical elements |
EP1201408A2 (en) * | 2000-10-31 | 2002-05-02 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for making a double-sided microlens mold and microlens array mold |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP8518185A patent/JPS61251802A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5965069A (en) * | 1996-01-31 | 1999-10-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for making optical preforms and optical elements by press |
US6007746A (en) * | 1996-11-11 | 1999-12-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for manufacturing preforms used in molding optical elements and method for manufacturing and molding optical elements |
EP1201408A2 (en) * | 2000-10-31 | 2002-05-02 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for making a double-sided microlens mold and microlens array mold |
EP1201408A3 (en) * | 2000-10-31 | 2004-01-07 | Eastman Kodak Company | Apparatus and method for making a double-sided microlens mold and microlens array mold |
US6799963B1 (en) | 2000-10-31 | 2004-10-05 | Eastman Kodak Company | Microlens array mold |
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