JPS61251614A - 浴剤 - Google Patents
浴剤Info
- Publication number
- JPS61251614A JPS61251614A JP60093098A JP9309885A JPS61251614A JP S61251614 A JPS61251614 A JP S61251614A JP 60093098 A JP60093098 A JP 60093098A JP 9309885 A JP9309885 A JP 9309885A JP S61251614 A JPS61251614 A JP S61251614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wine
- lees
- bath
- skin
- bath agent
- Prior art date
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- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/10—Washing or bathing preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/80—Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof
- A61K2800/85—Products or compounds obtained by fermentation, e.g. yoghurt, beer, wine
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、ワインの醸造工程中に引き出される(除去
される)オリ(澱)そのものからなる浴剤、またはオリ
を含有する浴剤に関するものである。
される)オリ(澱)そのものからなる浴剤、またはオリ
を含有する浴剤に関するものである。
従来の技術
浴剤を投入した浴湯は昔から薬湯または薬ぶるともいわ
れ、カラシぶろ、イオウぶろ、糠ぶろ、芳香浴、潮湯等
が著名である。この他にも種々の生薬、またはこれらの
前側を投入した治療効果を有する薬湯も多数知られてい
る。更に最近は、生活洋式の西洋化に伴って美容効果を
目的とした牛乳風呂、ワイン風呂等が賞用されるように
なってきた。
れ、カラシぶろ、イオウぶろ、糠ぶろ、芳香浴、潮湯等
が著名である。この他にも種々の生薬、またはこれらの
前側を投入した治療効果を有する薬湯も多数知られてい
る。更に最近は、生活洋式の西洋化に伴って美容効果を
目的とした牛乳風呂、ワイン風呂等が賞用されるように
なってきた。
発明が解決しようとする問題点及び手段ワインは以前か
ら食欲増進、強壮効果を有する薬用として、日本薬局方
に掲載されているものであり、人体に対して保健効果を
有する飲料として定評がある。しかしながら、ワインそ
のものを浴剤に使用すると、ワインはアルコール濃度は
高いものの、他の成分濃度°は稀薄なので、ワインを多
量に用いなければならず、従ってコストが高くなり過ぎ
、またアルコール過敏症の人には適用できない欠点があ
った。
ら食欲増進、強壮効果を有する薬用として、日本薬局方
に掲載されているものであり、人体に対して保健効果を
有する飲料として定評がある。しかしながら、ワインそ
のものを浴剤に使用すると、ワインはアルコール濃度は
高いものの、他の成分濃度°は稀薄なので、ワインを多
量に用いなければならず、従ってコストが高くなり過ぎ
、またアルコール過敏症の人には適用できない欠点があ
った。
発明者等は従来から美肌効果の優れた浴剤の研究を続け
てきたところ、ワイン醸造工程中にワインから不用廃棄
物として取り除かれるオリ(澱)の中にはワインそのも
のよりも人肌の美容と健康に有効な成分が多量に含まれ
ていることを知り、本発明を完成した。
てきたところ、ワイン醸造工程中にワインから不用廃棄
物として取り除かれるオリ(澱)の中にはワインそのも
のよりも人肌の美容と健康に有効な成分が多量に含まれ
ていることを知り、本発明を完成した。
すなわち、この発明はワイン醸造工程中で引き出される
オリそのものからなる浴剤、またはこれに他の有効成分
を添加した浴剤を提供することによって、オリの中に豊
富に含まれる人体に有効な有機、無機の成分を人の美容
と健康に役立たせることを目的として開発したものであ
る。
オリそのものからなる浴剤、またはこれに他の有効成分
を添加した浴剤を提供することによって、オリの中に豊
富に含まれる人体に有効な有機、無機の成分を人の美容
と健康に役立たせることを目的として開発したものであ
る。
この発明に使用するオリ(lit)とは、ワインの製造
工程中に発生するぶどう果実の搾汁カス(果皮、種)で
はなく、赤ワイン(Red wine)にあっては、前
発酵終了後、搾汁し、果皮1種等を除去した後の後発酵
の工程中に生ずる沈澱をいい、また自ワイン(Whit
e wine)にあっては、発酵工程中に生ずる沈澱を
いう(自ワインは通常発酵前にぶどう果実を搾汁して、
果皮、種等を除去してから酵母を添加して発酵を開始す
る)、このオリは主としてワインの発酵(アルコール生
成)に関与した酵母の菌体(Saccharomyce
s cerviciae)テあるが、大部分のアルコー
ルが生成した後の熟成工程中に酵母が大量に存在すると
、ワインの風味を損なうので、ワイン本体から引き出さ
れ(除去され)るものである、従来、このオリは、産業
廃水の処理槽から発生する活性汚泥(スラッジ)と同様
、放置すれば腐敗して悪臭を発生するので処分に困り、
多額の費用をかけて焼却等の措置を講じなければならな
−かった。従ってこの発明は・産業廃棄物を有効に利用
するという効用を有するものである。
工程中に発生するぶどう果実の搾汁カス(果皮、種)で
はなく、赤ワイン(Red wine)にあっては、前
発酵終了後、搾汁し、果皮1種等を除去した後の後発酵
の工程中に生ずる沈澱をいい、また自ワイン(Whit
e wine)にあっては、発酵工程中に生ずる沈澱を
いう(自ワインは通常発酵前にぶどう果実を搾汁して、
果皮、種等を除去してから酵母を添加して発酵を開始す
る)、このオリは主としてワインの発酵(アルコール生
成)に関与した酵母の菌体(Saccharomyce
s cerviciae)テあるが、大部分のアルコー
ルが生成した後の熟成工程中に酵母が大量に存在すると
、ワインの風味を損なうので、ワイン本体から引き出さ
れ(除去され)るものである、従来、このオリは、産業
廃水の処理槽から発生する活性汚泥(スラッジ)と同様
、放置すれば腐敗して悪臭を発生するので処分に困り、
多額の費用をかけて焼却等の措置を講じなければならな
−かった。従ってこの発明は・産業廃棄物を有効に利用
するという効用を有するものである。
ワイン製造工程中から引き出される上記のオリは通常は
泥状物であり、゛静置すると固形物が下に沈み、上部は
透明な液体(引き出した直後はワイン)となる、固形物
と液体との比率は、約8:2である。マスカット・べり
−A果実を原料とした赤ワインの後発酵工程終了後に引
き出したオリの液部及び固形物の各々の化学分析の結果
(−例)は次のとおりである。
泥状物であり、゛静置すると固形物が下に沈み、上部は
透明な液体(引き出した直後はワイン)となる、固形物
と液体との比率は、約8:2である。マスカット・べり
−A果実を原料とした赤ワインの後発酵工程終了後に引
き出したオリの液部及び固形物の各々の化学分析の結果
(−例)は次のとおりである。
く、液部の分析結果〉
エチルアルコール 10%水分
86.6% 糖質 3% 灰分 0.4% カルシウム 10mgリン
13mg鉄
0.7鳳gナトリウム
5層gビタミン82
0.03mgこの液部はワイン中から引き出した直
後はワインそのものであるが、時間が経過するにつれて
、固形物中の酵母が自己消化(Autolysis )
するので、酵母の菌体の構成成分が分解して溶出する。
86.6% 糖質 3% 灰分 0.4% カルシウム 10mgリン
13mg鉄
0.7鳳gナトリウム
5層gビタミン82
0.03mgこの液部はワイン中から引き出した直
後はワインそのものであるが、時間が経過するにつれて
、固形物中の酵母が自己消化(Autolysis )
するので、酵母の菌体の構成成分が分解して溶出する。
その結果、人体に有効な窒素成分である蛋白質、ペプタ
イド、アミノ酸等やカルシウム、燐、鉄等の無機成分が
著しく増加するのである。
イド、アミノ酸等やカルシウム、燐、鉄等の無機成分が
著しく増加するのである。
く固形物の分析結果〉
水分 73.2%
蛋白質(係数8.25) 8%糖質
14%粗繊維
2% 灰分 2.8%カルシウム
13■g燐
350■g鉄
4腸gナトリウム
12層gビタミンB、
0.51gビタミン82 1
.2層gナイアシン 8■g次に
、このオリ(泥状物)を官能検査をしてみると、ワイン
フレーバーが非常に強く、すばらしい芳香性があり、ま
た呈味はワインに比較してアミノ酸系の旨味、クエン酸
系、酒石酸系の酸味、アミノ酸及び糖質系の甘味、タン
ニン系の渋味がいずれも濃厚で、ボディ感がきわめて強
く、爽快感も有していた。
14%粗繊維
2% 灰分 2.8%カルシウム
13■g燐
350■g鉄
4腸gナトリウム
12層gビタミンB、
0.51gビタミン82 1
.2層gナイアシン 8■g次に
、このオリ(泥状物)を官能検査をしてみると、ワイン
フレーバーが非常に強く、すばらしい芳香性があり、ま
た呈味はワインに比較してアミノ酸系の旨味、クエン酸
系、酒石酸系の酸味、アミノ酸及び糖質系の甘味、タン
ニン系の渋味がいずれも濃厚で、ボディ感がきわめて強
く、爽快感も有していた。
実施例1
前記マスカット・べり−@Aを原料としたワイン中のオ
リを引き出し、ビン詰してlO日間室温に保持して熟成
した。このビンの内容物をよく振トウし、液部と固形物
をよく混合した泥状物を。
リを引き出し、ビン詰してlO日間室温に保持して熟成
した。このビンの内容物をよく振トウし、液部と固形物
をよく混合した泥状物を。
浴湯100i当り約5mJL添加して攪拌した。この浴
湯はワインフレーバーが強く好ましい芳香性があり、湯
冷防止効果が顕著であった。
湯はワインフレーバーが強く好ましい芳香性があり、湯
冷防止効果が顕著であった。
実施例2
実施例1のオリを密閉容器に入れて10日間、37℃に
保持してオリ中の酵母の自己消化を十分に行なった後、
よく攪拌したオリ3部に対し無水ボウショウ(Na2
SOa ) 5部を添加し、十分混合した後、3日間室
温に放置して全体を固化させ、固形の浴剤を造った。こ
の固形浴剤は、実施例1と同様の効果を有すると共に、
ボウショウの性質と調和して肌をしっとりさせる効果が
有り、かつ保存性に優れていた。
保持してオリ中の酵母の自己消化を十分に行なった後、
よく攪拌したオリ3部に対し無水ボウショウ(Na2
SOa ) 5部を添加し、十分混合した後、3日間室
温に放置して全体を固化させ、固形の浴剤を造った。こ
の固形浴剤は、実施例1と同様の効果を有すると共に、
ボウショウの性質と調和して肌をしっとりさせる効果が
有り、かつ保存性に優れていた。
また、前記ボウショウの他に、クレゾール石鹸液0.0
5%、シトロネラ油0.1%を加えた固形浴剤は、実施
例1と同様な効果に加えて浴湯静菌効果があった。
5%、シトロネラ油0.1%を加えた固形浴剤は、実施
例1と同様な効果に加えて浴湯静菌効果があった。
実施例3
実施例2の自己消化を行なったオリ3部にボウショウ1
部、デキストリンマルトース(DHIO以下)1部を賦
型剤として添加し、スプレィドライヤー(Spray
dryer )で乾燥して粉末とした。
部、デキストリンマルトース(DHIO以下)1部を賦
型剤として添加し、スプレィドライヤー(Spray
dryer )で乾燥して粉末とした。
この粉末浴剤は、実施例1の浴剤と同様の効果を有する
と共に、アルコール過敏症の人に適用しても何ら問題が
なく、1年間常温に保存しても効果に全く変化がなかっ
た。
と共に、アルコール過敏症の人に適用しても何ら問題が
なく、1年間常温に保存しても効果に全く変化がなかっ
た。
実施例4
実施例3のデキストリンマルトースに替えてサイクロデ
キストリン、またはサイクロデキストリン含有水飴(固
形分として1部)を賦型剤として添加し、同様に浴剤を
造った。この浴剤は、実施例1と同様の効果を有すると
共に、特にワインフレーバーが変化せず、長期間安定に
保持されていた。
キストリン、またはサイクロデキストリン含有水飴(固
形分として1部)を賦型剤として添加し、同様に浴剤を
造った。この浴剤は、実施例1と同様の効果を有すると
共に、特にワインフレーバーが変化せず、長期間安定に
保持されていた。
発明の効果
以上のように、この発明に係る浴剤はワイン特有の芳香
、美肌効果、湯冷防止効果等を有すると共に、アルコー
ル過敏症の人にも適用でき、また産業廃棄物の有効利用
にも貢献するものである。
、美肌効果、湯冷防止効果等を有すると共に、アルコー
ル過敏症の人にも適用でき、また産業廃棄物の有効利用
にも貢献するものである。
Claims (1)
- ワインの醸造工程中に引き出されるオリ(澱)を含有す
ることを特徴とする浴剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60093098A JPS61251614A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 浴剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60093098A JPS61251614A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 浴剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61251614A true JPS61251614A (ja) | 1986-11-08 |
JPS632933B2 JPS632933B2 (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=14073042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60093098A Granted JPS61251614A (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 | 浴剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61251614A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2802812A1 (fr) * | 1999-12-22 | 2001-06-29 | Serobiologiques Lab Sa | Utilisation de residus issus de la fabrication du vin pour la fabrication de preparations cosmetiques et/ou pharmaceutiques. |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02157753A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-18 | Konica Corp | カラー画像形成方法 |
JPH02157750A (ja) * | 1988-12-09 | 1990-06-18 | Konica Corp | カラー画像形成方法 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP60093098A patent/JPS61251614A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2802812A1 (fr) * | 1999-12-22 | 2001-06-29 | Serobiologiques Lab Sa | Utilisation de residus issus de la fabrication du vin pour la fabrication de preparations cosmetiques et/ou pharmaceutiques. |
WO2001045650A3 (de) * | 1999-12-22 | 2001-12-27 | Cognis France Sa | Kosmetische verwendung von rückständen aus der weinherstellung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632933B2 (ja) | 1988-01-21 |
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