JPS612514A - 離型剤 - Google Patents

離型剤

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JPS612514A
JPS612514A JP10855685A JP10855685A JPS612514A JP S612514 A JPS612514 A JP S612514A JP 10855685 A JP10855685 A JP 10855685A JP 10855685 A JP10855685 A JP 10855685A JP S612514 A JPS612514 A JP S612514A
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JP
Japan
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mold release
mold
releaser
perfluoroalkyl
release agent
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JP10855685A
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JPH0362127B2 (ja
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Motoomi Soei
副井 種臣
Masayoshi Shinjo
新圧 正義
Hiroichi Aoyama
博一 青山
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は離型剤、史に詳しくは合成樹脂又はゴム(以を
合成樹脂といい、又それらの発泡体をも含む)等の高分
子物質の成型物製造の際に使用される離型剤に関する。
従来例えばシリコンオイル、鉱物油、パラフィンワック
ス、脂肪酸誘導体、グリコール等の天然若しくは合成化
合物や、タルク、マイカ等の無機物等が高分子物質の成
型の際の離型剤として使用されている。一般にこれらの
離型剤は被成型物が導入される以前に型に塗布され、離
型寿命の短い場合には毎回導入前に塗布されるのが普通
である。
シリコンオイルは離型性か良好なため最も普遍的に使用
されている離型剤である。しかしながら、この場合でも
ウレタンやエポキシ樹脂のように接着性の強い物に使用
する場合は酸化珪素の微粉末等を添加して離型剤膜の強
度を改良したものをしかも多量に塗布する必要がある。
この様に多量に塗布することは離型剤の被成型体への移
行を招き、成型物表面の後処理、例えば塗装や接着処理
が不可能になるばかりでなく、コスト面からも望ましい
ことではない。また、シリコンオイルやシリコンワニス
をウレタンフオーム製造時の離型剤として使用する場合
には、ウレタンフオーム表面の単独気泡か破壊され、成
形体の外観か損われるという欠点しある。
さらに多量に1i5It型剤を塗布する事により一つの
金型で゛成型加]二を続(プると離型剤のカスや成型物
のカス等が金型表面にたまり金型をたびたび洗滌リーる
必要が生じ成型加工の能率を低下させる原因になってい
る。
フッ素の化合物は、低表面エネルギーを有しており、離
型性を示すことが知られているか、これまで単独で実用
化されているものは知られていない。例えば、パーフル
オロアルキル基を有するリン酸ニスデルは、一般的に離
型性を有することが知られている−しのの、単独で離型
剤として使用]ることは実用−ト困歎であり、シリコン
オイル等を配合して離型性を向上させることにより使用
されている(特公昭53−23271号〉。
また、パーフルオロアルキル基を有するアルコールのり
ん酸王スプルを含有する離型剤は、りん酸ニスデルが反
応性の官能基を持つために、例えば発泡ポリウレタンの
様に反応性の基を有する樹脂の成型加工の際には一部が
樹脂の表面と反応し表面が荒れたりする場合があるとい
う欠点がある。
本発明者は上記従来の離型剤の欠点を解消すべく鋭意研
究を重ねた結果、分子中にパーフルオロアルキル基を有
するある種のポリエーテル化合物か、成型物の型からの
離型性も良好であり、成型物の表面特性も良く又その上
金型でも樹脂型でも優秀な離型性を示す離型剤となるこ
とを見出した。
即ち、本発明は、一般式 (ただし、Rfは炭素数5〜13のパーフルオロアルキ
ル基を示す。) の3−パーフルオロアルキル1,2−エポキシプロパン
の単独重合体もしくは相互重合体又は少なくとも1種の
他の重合可能なエポキシドとの共重合体からなる離型剤
に係る。
本発明で使用する上記一般式 をイーJりる33−パーフルオロアルキル−1,2−■
ポ1−シゾ1」パンとしては などをあげる事ができる。
また上記3−パーフルオロアルキル−1,2−エポキシ
プロパン単量体と共重合可能なエポキシドとしては、エ
ヂレンオキシド、プロピレンオキシド、エピクロルヒド
リン、エビフルオルヒドリン、パーフルオロプロピレン
オキシド、イソブチレンオキシド、ブタジェンオキシド
、スチレンオキシド、ブタジェンオキシド、スチレンオ
キシド、メチルグリシジルエーテル、アリルグリシジル
エーテルなどをあげることができる。
本発明の離型剤は型表面へ少量の塗布で非常に優秀な離
型性を示すので、成型物表面かベタついたり、又型表面
が汚れたりする事もない。
本発明におりる含フツ素重合体は、公知のものであって
、特公昭46−25361号公報及び英国特訂第782
615号に記載されている。
本発明に係る重合体においては、3−パーフルオ[]]
アルキルー1,2−エポキシプロパの含有ff1Gj、
、30〜100モル%が好ましい。30モル%よりも少
ないときは、離型性が乏しい。3−パーフルオロアルキ
ル−1,2−エポキシプロパンと共重合可能のエポキシ
ドは、したがって0〜70モル%が好ましい。
本発明においては必要に応じて、離型剤の安定性、ぬれ
等を改善する目的でカチオン系、アニオン系、非イオン
系等の各種の界面活性剤類を、又離型性、詞滑性を改善
する目的でフッ素樹脂粉末、フッ化カーボン、アルミニ
ウム粉、銅粉、雲母粉、マイカ等を加えても良い。
本発明の離型剤は通常有機溶剤又は水性媒体中に溶解又
は分散させて使用される。用いられる有機溶剤としては
例えばメタ7ノール、エタノール、プロパツール、イソ
プロパツール等のアルコール類、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、エチ
ルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、テト
ラハイドロフラン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類、トルエン、キシレン等の炭化水素
類、四塩化炭素、塩化メチレン、塩化エチレン、トリク
ロルエチレン、パークロルエチレン、トリクロルエタン
、トリクロロフルオロメタン、テトラクロロジフルオロ
エタン、トリクロロトリフルオロエタン等のハロゲン化
炭化水素類等が挙げられる。これ等有機溶剤は単独でも
或いは併用しでも用いることかできる。
本発明組成物の調製方法の1例を以下に示す。
先ず有機溶媒系のwi型用組成物を1qるときは、パー
フルオロアルキル基含有ポリエーテルをトリク[101
〜リフルオロエタン等に溶解させればよい。
又、水性系の離型用組成物を得るには、パーフルオロア
ルキル基含有ポリエーテルをカチオン系、アニオン系、
非イオン系等の界面活性剤を用いて水中に乳化分散させ
ればよい。
本発明の1511型剤を型に適用する場合の溶液又は分
散液中の濃度は、一般に0.1〜5.0重量%とするの
か良いか、離型用組成物の使用目的によっては、例えば
1回の離型だけを目的とする場合は通常0.1重量%以
下でも十分であり、一度の離型用組成物の塗布により特
に長期間の寿命を要求する場合には、通常0.5〜2.
0重量%、好ましくは1〜10重量%とするのが適当で
ある。
本発明において離型の対象となる成型物の原材料として
は、例えばポリウレタン、クロロプレンゴム、ポリカー
ボネート、弗素ゴム、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
塩化ビニル樹脂等の合成樹脂若しくは合成ゴム、適宜の
天然樹脂若しくは天然ゴム等が挙げられる。発泡ポリウ
レタンの場合、従来の離型剤を用いると反応性のイソシ
アネート基と離型剤中の官能基が反応し離型性が悪くな
ったり離型面が荒れたりすることが多かった。本離型剤
の場合、合成法からも判る様に、イソシアネート基と反
応する官能基をあらかじめ反応により除いであるため、
この様な不都合がない。
本発明の離型剤の溶液又は分散液を型に塗布するには通
常公知の方法を用いればよく、例えば型を離型用組成物
に浸漬、吹付、刷毛塗り等により、或いは布に浸み込ま
せて塗りつけることにより塗布して、媒体を蒸発除去す
ればよい。離型対象物によっては、媒体の蒸発をしなく
てもよいことが必るか、ウレタン樹脂の成型などでは、
完全に蒸発除去しなければならない。
以下に本発明の特徴とするところをより明瞭にづるため
の実験例を示す。
く実験例1〉 1 目的: 各種の離型剤について、これを硬質ウレタンフオームの
離型試験及びエポキシ樹脂の離型試験に供して試験を行
い、その離型性を夫々測定した。
2 使用した本発明離型剤: (A>含フツ素ポリエーテル系共重合体第1表に示す4
種類の重合体又は共重合体を使用した。
第1表 第1表の含フツ素ポリエーテルを溶液型離型剤として使
用する場合は1,1.2’−トリフルオロトリクロロエ
タンなどの溶剤に溶解させてから使用する。
又、水性型離型剤として使用する場合は第1表に調整さ
れた共重合体10部を15部のメチルイソブチルクトン
に溶解し、これをノニオンH3240(日本油脂株式会
社製非イオン系界面活性剤〉0、2部、ナイミーン82
15(日本油脂株式会社製非イオン系界面活性剤)0.
4部及び水74゜4部とともにホモミキサーを用いて3
0分間高速撹拌し、乳白色の水性乳濁液を作ってから水
で希釈し使用する。
第1表に於て(i)、(II)とは夫々次のことを示す
但しくII)の組成は、m=3が55モル%、m−4が
28モル%、m=5か11モル%、m=6が4−[ル%
、m=7が1モル%である。
3 硬質ウレタンフオームの離型試験:(△)硬質ウレ
タンフオームの組成 A液 PPG−3U−45OL      100部(三井東
圧■製ポリオール) CC93に(発泡剤)       44部トリエチレ
ンジアミン      0.3部N、N−ジメチルエタ
ノールアミン 1.5部l−−〜5320 (整泡剤)
     1.5部(日本ユニチカ(Iル製) B液 /1. /l’  −−ジノエニルメタン 115.4
部ジイソシアネート (B)試験す法 10c…X’lQCmのアルミニウム型上に第2表−(
a)に示す溶液又は分散液の形態の離型剤を刷毛塗りし
風乾する。次いで上記A、B液を1500rl)mで撹
拌混合し、直ちに上記アルミニウム板上へ流込み25°
C室温下で発泡硬化させる。30分間放置後、引張試験
機(引張速度200mm/min )を用いて90°剥
離強度により離型性能を測定する。離型寿命は離型剤を
1回塗布後、更に塗布を行なわずに離型性が悪化するま
で行なう。即ち成形物が完全な形で取れる間離型剤を塗
布せずに成形を繰り返し完全な形で取出せた個数を離型
寿命とする。第2表−(b)の離型性の値はこうして3
回測定したときの平均値でおる。
4 エポキシ樹脂の離型試験: (A>エポキシ樹脂の組成 △液 」7ピ]−ト#82B (シェル化学製>100部]3
液 Iヘリエチレンアトラミン      10部([3)
試験ノ)法 10cmx 10cmのアルミニウム下型上に第3表 
(a)に示J離型剤を刷毛塗りし風乾する。
次いてト記A、B液をよく混合し、10cmx10cm
の刀うスーレンイ〔チョップストランドマツ1〜 日東
紡績0朱製〕に含浸させた後下型上に置き、次いで上型
を置き押さえつけ、25°Cで1日間放置して硬化させ
た俊、引張試験機(引張速度200mm/min )を
用いて90°剥離強度ににり離型性能を測定する。機型
野命は離型剤を1回塗布後、更に塗布を行わずに離型性
が悪化り゛るまで行う。即ち成形物が完全な形で数取れ
る間離型剤を塗イtrせずに成形を繰り返し完全な形で
取りだせた個数を離型寿命とする。第3表−(b)の離
型性の値はこうして3回測定したときの平均値である。
(C)試験結果 第   3   表 −(b) (以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし、Rfは炭素数5〜13のパーフルオロアルキ
    ル基を示す。〕 の3−パーフルオロアルキル1,2−エポキシプロパン
    の単独重合体もしくは相互重合体又は少なくとも1種の
    他の重合可能なエポキシドとの重合体からなる離型剤。
JP10855685A 1985-05-20 1985-05-20 離型剤 Granted JPS612514A (ja)

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JP10855685A JPS612514A (ja) 1985-05-20 1985-05-20 離型剤

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JP57082165A Division JPS5932513B2 (ja) 1982-05-14 1982-05-14 離型剤

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JPS612514A true JPS612514A (ja) 1986-01-08
JPH0362127B2 JPH0362127B2 (ja) 1991-09-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63222810A (ja) * 1987-03-12 1988-09-16 Mitsuboshi Belting Ltd ウレタン成形用離型剤
WO2006009173A1 (ja) * 2004-07-20 2006-01-26 Omron Corporation ポリマー光導波路及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63222810A (ja) * 1987-03-12 1988-09-16 Mitsuboshi Belting Ltd ウレタン成形用離型剤
WO2006009173A1 (ja) * 2004-07-20 2006-01-26 Omron Corporation ポリマー光導波路及びその製造方法

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