JPS6125090A - 高温用バイメタル - Google Patents
高温用バイメタルInfo
- Publication number
- JPS6125090A JPS6125090A JP14442284A JP14442284A JPS6125090A JP S6125090 A JPS6125090 A JP S6125090A JP 14442284 A JP14442284 A JP 14442284A JP 14442284 A JP14442284 A JP 14442284A JP S6125090 A JPS6125090 A JP S6125090A
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- JP
- Japan
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- temperature
- bimetal
- sprayed layer
- heat
- expansion
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- Pending
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は超高温度域で使用可能な高温用バイメタルに関
する。
する。
一般にバイメタルは、熱膨張係数の異なる高膨張金属と
低膨張金属の2種以上の板材を圧接した構造を有するも
ので、温度変化に比例して湾曲変形する作用を利用して
温度の検知装置や調整装置として使われるものである。
低膨張金属の2種以上の板材を圧接した構造を有するも
ので、温度変化に比例して湾曲変形する作用を利用して
温度の検知装置や調整装置として使われるものである。
このバイメタルは、一般的には低温用および高温用と使
用温度領域により区分されているが、近年用途の多様化
に伴力い種々の機種に適応したバイメタルが要求される
ようになってきた。特に高温度域で使要できるバイメタ
ルが要望されている。
用温度領域により区分されているが、近年用途の多様化
に伴力い種々の機種に適応したバイメタルが要求される
ようになってきた。特に高温度域で使要できるバイメタ
ルが要望されている。
しかし、従来のバイメタルの構造は上述の如く、熱膨張
係数の異なった板材を圧接して得られるため、その組合
せには材質的な制約がある。特に高温用バイメタルでは
高温酸化や高温腐食の問題があシ、高膨張材、低膨張材
とも耐高温酸化、耐高温腐食特性に優れた耐熱材料で構
成されるため、材質的な組合せに制約が有り、要求する
特性を必ずしも満足するものでは々かった。
係数の異なった板材を圧接して得られるため、その組合
せには材質的な制約がある。特に高温用バイメタルでは
高温酸化や高温腐食の問題があシ、高膨張材、低膨張材
とも耐高温酸化、耐高温腐食特性に優れた耐熱材料で構
成されるため、材質的な組合せに制約が有り、要求する
特性を必ずしも満足するものでは々かった。
従来高温度域で使用するバイメタルとしては。
低膨張側に36〜509gNi−残部Feでなる合金を
、高膨張側にNi−Cr−Fe合金、Ni−Mn−Fe
合金、あるい゛はオーステナイト鋼を配したものが知ら
れている。(JIS(日本工業規格)−TM相当)。し
かし、この高温用バイメタルは信頼して使用できる温度
が400℃程度までである。これはバイメタルを構成す
る金属の耐熱性および耐食性が充分でないからである。
、高膨張側にNi−Cr−Fe合金、Ni−Mn−Fe
合金、あるい゛はオーステナイト鋼を配したものが知ら
れている。(JIS(日本工業規格)−TM相当)。し
かし、この高温用バイメタルは信頼して使用できる温度
が400℃程度までである。これはバイメタルを構成す
る金属の耐熱性および耐食性が充分でないからである。
本発明は上記従来技術の欠点を克服した高温用バイメタ
ルを提供するものであり、さらには超高温度域での使用
が出来、大きな湾曲係数を有し、高温耐久性に優れた高
温用バイメタルを提供することを目的とする。
ルを提供するものであり、さらには超高温度域での使用
が出来、大きな湾曲係数を有し、高温耐久性に優れた高
温用バイメタルを提供することを目的とする。
本発明は第1の耐熱合金からなる溶射層と、前記溶射層
の一方の面倒に偏在して埋設された第2の耐熱合金から
々る繊維体とを具備した高温用バイメタルである。
の一方の面倒に偏在して埋設された第2の耐熱合金から
々る繊維体とを具備した高温用バイメタルである。
つまり例えば本発明は、第2の耐熱合金に相当する低膨
張材料を繊維体として、この繊維体に耐高温酸化、耐高
温腐食に優れた第1の耐熱合金を溶射法によシ溶着させ
たバイメタルであって、この繊維体を溶射層の厚さ方向
に偏在させて埋設してなる高温用バイメタルである。
張材料を繊維体として、この繊維体に耐高温酸化、耐高
温腐食に優れた第1の耐熱合金を溶射法によシ溶着させ
たバイメタルであって、この繊維体を溶射層の厚さ方向
に偏在させて埋設してなる高温用バイメタルである。
このバイメタルは、繊維体と溶射層との組合せによシ従
来のバイメタルでは使用不可能であった超高温度域での
使用を可能とした。また、このバイメタルで繊維体は耐
熱合金の溶射層に埋設されるために、必ずしも耐高温酸
化、耐高温腐食に優れた材料で力くても良く、従来の高
温用バイメタルのような材質的な組合せの制約が解消さ
れる。
来のバイメタルでは使用不可能であった超高温度域での
使用を可能とした。また、このバイメタルで繊維体は耐
熱合金の溶射層に埋設されるために、必ずしも耐高温酸
化、耐高温腐食に優れた材料で力くても良く、従来の高
温用バイメタルのような材質的な組合せの制約が解消さ
れる。
以下本発明の高温用バイメタルを図面を用いて詳細に説
明する。
明する。
第1図に本発明の高温用バイメタルの実施例を示してお
り、これは第2の耐熱合金に相当する低膨張材料を繊維
体1とし、高膨張材料として第1の耐熱合金を溶射法に
よシ溶着して、繊維体1を溶射層2の厚さ方向に偏在さ
せて埋設してなる。
り、これは第2の耐熱合金に相当する低膨張材料を繊維
体1とし、高膨張材料として第1の耐熱合金を溶射法に
よシ溶着して、繊維体1を溶射層2の厚さ方向に偏在さ
せて埋設してなる。
ここで言う繊維体1とは繊維を一方向に平行に配設した
もの、従機に綱目状に配設したもの、あるいはランダム
に配設したもの等を寛味する。またこれらを溶射層に1
列、または2列以上埋設してなる。
もの、従機に綱目状に配設したもの、あるいはランダム
に配設したもの等を寛味する。またこれらを溶射層に1
列、または2列以上埋設してなる。
上記第2の耐熱合金に相当する低膨張材料の繊細体の材
料としてはMo、W、Ta等の金属繊維が挙げられる。
料としてはMo、W、Ta等の金属繊維が挙げられる。
又第1の耐熱合金となる高膨張の溶射層の材料としては
、 MCrAtX合金が挙げられ、とこで5MはFe、
Ni 、Co、Ti 、V、Zr、Taの1種または2
種以上を含む、XはY、Hf 、Ce 、8j、Ti
、Zrの1種または2種以上を含でいる。
、 MCrAtX合金が挙げられ、とこで5MはFe、
Ni 、Co、Ti 、V、Zr、Taの1種または2
種以上を含む、XはY、Hf 、Ce 、8j、Ti
、Zrの1種または2種以上を含でいる。
これらの低膨張材料および高膨張材料から適宜選択して
バイメタルを製造するが、各用途に応じなバイメタルの
特性、すなわち使用温度、湾曲係数、電気伝導度1機械
的特性を得るように組合せる。
バイメタルを製造するが、各用途に応じなバイメタルの
特性、すなわち使用温度、湾曲係数、電気伝導度1機械
的特性を得るように組合せる。
以下において本発明の実施例を掲げて本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
実施例1
@20 m 、長さ150關の粋に径0.2 mのW線
をピッチ0.25mに配列し、これに25QTorrの
Arガス雰囲気低圧チャンバー内で、プラズマ溶射法に
よp FeCrAtY合金(Fe−16%Cr−5%A
t0.3%Y )fi= 37V、800Aの条件で溶
射を行ない、 PeCrAAYの溶射層の厚さを1.0
鰭とし、溶射層の片側0.2m+の所にW線を1列に埋
設したバイメタルを得た。
をピッチ0.25mに配列し、これに25QTorrの
Arガス雰囲気低圧チャンバー内で、プラズマ溶射法に
よp FeCrAtY合金(Fe−16%Cr−5%A
t0.3%Y )fi= 37V、800Aの条件で溶
射を行ない、 PeCrAAYの溶射層の厚さを1.0
鰭とし、溶射層の片側0.2m+の所にW線を1列に埋
設したバイメタルを得た。
その特性は、湾曲係数5〜6X10 /’C,体積抵
抗率85μΩ−であり、使用限界温度1200℃であっ
た。
抗率85μΩ−であり、使用限界温度1200℃であっ
た。
また不活性ガス(Ar)雰囲気での低圧溶射のため溶射
層が緻密であり、1,000℃で1,000hrを超え
ても特性に変化なく高温耐久性に優れたものであった。
層が緻密であり、1,000℃で1,000hrを超え
ても特性に変化なく高温耐久性に優れたものであった。
実施例2
幅20m、長さ150mの枠に、径0.2mのMo線を
ピッチ0.25■に配列し、これに大気中でプラズマ溶
射法K ヨh 、 NlCoCrAtY合金(NI−2
3%cO−16%Cr−13%At−0,69!iY)
を37V 、 700Aの条件で溶射を行ない、N1C
oCrAtYの溶射層の厚さを1.2mとし、溶射層の
片側0.3簡の所にMo線を1列に埋設したバイメタル
を得た。その特性は、湾曲係数6〜7×10−67℃9
体積抵抗率98μΩ需であり、使用限界温度1000℃
でありftニー 。
ピッチ0.25■に配列し、これに大気中でプラズマ溶
射法K ヨh 、 NlCoCrAtY合金(NI−2
3%cO−16%Cr−13%At−0,69!iY)
を37V 、 700Aの条件で溶射を行ない、N1C
oCrAtYの溶射層の厚さを1.2mとし、溶射層の
片側0.3簡の所にMo線を1列に埋設したバイメタル
を得た。その特性は、湾曲係数6〜7×10−67℃9
体積抵抗率98μΩ需であり、使用限界温度1000℃
でありftニー 。
以上に詳述したとおり、本発明の高温用バイメタルは、
従来の高温用バイメタルでは使用不可能であった超高温
域での使用が可能であり、大きな湾曲係数を有し、高温
耐久性が優れており、その工業的価値は極めて大である
。
従来の高温用バイメタルでは使用不可能であった超高温
域での使用が可能であり、大きな湾曲係数を有し、高温
耐久性が優れており、その工業的価値は極めて大である
。
第1図は本発明の高温用バイメタルの1実施例を示す図
面である。 1・・・繊維体 2・・・溶射層 代理人 弁理士 則近憲佑(他1名) 第 1 図
面である。 1・・・繊維体 2・・・溶射層 代理人 弁理士 則近憲佑(他1名) 第 1 図
Claims (1)
- 第1の耐熱合金からなる溶射層と、前記溶射層の一方の
面側に偏在して埋設された第2の耐熱合金からなる繊維
体とを具備した事を特徴とする高温用バイメタル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14442284A JPS6125090A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 高温用バイメタル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14442284A JPS6125090A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 高温用バイメタル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125090A true JPS6125090A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15361810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14442284A Pending JPS6125090A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 高温用バイメタル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125090A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143515A1 (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-16 | 株式会社Neomaxマテリアル | 高温用バイメタル |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14442284A patent/JPS6125090A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010143515A1 (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-16 | 株式会社Neomaxマテリアル | 高温用バイメタル |
CN102458831A (zh) * | 2009-06-11 | 2012-05-16 | 株式会社新王材料 | 高温用双金属 |
JP5555697B2 (ja) * | 2009-06-11 | 2014-07-23 | 株式会社Neomaxマテリアル | 高温用バイメタル |
US11955205B2 (en) | 2009-06-11 | 2024-04-09 | Proterial, Ltd. | Thermosensitive deformation apparatus |
US12027234B2 (en) | 2009-06-11 | 2024-07-02 | Proterial, Ltd. | High-temperature bimetal |
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