JPS6125010A

JPS6125010A - 複数のエンコ−ダ−を有する測量機器における測定処理回路

Info

Publication number: JPS6125010A
Application number: JP14717484A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Arao; 新穂　正昭
Original assignee: Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 1984-07-16
Filing date: 1984-07-16
Publication date: 1986-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、複数の測角部例えば、垂直測角部と水平測角
部とが設けられた測角装置における、測角処理回路の改
良に関する。

・　技　　びそのｌ測角用の測量機例えば電子セオドライト等においては、
エンコーダ方式の測角原理を用いたものが多い。このエ
ンコーダ方式の測角原理とは、第１図に示す如く、円周
上に多数のスリットが形成され、且つ回転可能な円盤状
のメインスケール１の一方の側には、光源４が設けられ
、他方の側には、回折格子２，３と光電素子などの検出
器５゜６が配置されており、光源４から出射された光は
、メインスケール１のスリット及び回折格子２，３を通
過して検出器５，６に至るが、該回折格子２゜３は一方
がメインスケール１のスリットと一致している時、他方
は完全に不一致となるように構成されているので、メイ
ンスケール１が回転するにつれて検出器５，６には、第
２図に示すように位相が９０°ずれた信号ａ、ｂが発生
し、該信号ａ。

ｂは、第３図に示す如く、コンパレーター７．８で基準
電圧と比較されてパルス弁別回路９に入力され、該パル
ス弁別回路９によって第２図に示されるようなパルス列
Ｃが得られるものであり、このパルスをカウンターでカ
ウントし、その後、マイクロコンピュータ等で演算処理
を行なって測角値を得るものであるが、測角精度を上げ
るために上記パルス間を細分割するための内挿処理を行
う場合もあるので、ある程度の処理時間を必要とする。

一方、近頃の電子セオドライトは、複数の測角部例えば
垂直測角部と水平測角部とが設けられているので、演算
処理回路としては、２つ或はそれ以上の測角値を順次演
算処理してリアルタイムに表示してやる必要があるが、
このような電子セオドライトにおいても、場合によって
は一つの測角値だけを早く知りたい場合もあり、例えば
、水平測角部のエンコーダを固定し、垂直測角部のエン
コーダのみを動かしてすばやく設定し垂直角のみを得る
必要も実際の測量作業現場においては必然的にでてくる
。

しかしながら、どんな場合においても２つ或はそれ以上
の測角値の演算処理を順次行なって表示をする処理回路
構成を採っていると、それだけ演算処理に時間が掛り、
表示すイクルが長くなるので、上記のように一つの測角
値だけを知りたいような場合には、測角値の表示が早い
エンコーダの動きに対してリアルタイムに行われないと
いう問題が生じる。

乱−一修本発明は、この様な問題点に鑑みて為されたものであり
、複数の測角部が設けられた電子セオドライト等の測量
機において、２つ或はそれ以上の測角値を順次演算処理
してリアルタイムに表示を行なう処理回路を採りながら
も、上記のように１つの測角部のみを動かして測角作業
を行なった場合には、１つの測角値のみを演算処理する
処理回路を提供せんとするものである。

大１例の構成以下、図面に基いて本発明の一実施例を説明する。

第４図は、マイクロコンピュータが測角演算処理を行う
べきかを検出する回路であり、第３図に示す如く、測角
部のパルス弁別回路９から出力されるパルス列Ｃは、フ
リップフロップ回路ｌＯに入力され、該フリッププロッ
プ回路１０の出力信号ｄは、マイクロコンピュータ１１
等に入力され、Ｈか■、かが監視される。

また、このフリップフロップ１０は、マイクロコンピュ
ータ１１等の処理装置側から制御できるリセット信号ｅ
でリセットされる。

去ｍ生作１− 第５図は、本発明の処理例を示すフローチャート図であ
り、マイクロコンピュータ１１等の処理装置は、測角演
算処理に先だってフリップフロップの出力信号ｄを調査
し、測角部が作動しているか否かを確認し、測角部が作
動即ち出力信号が１である時のみ測角演算処理を行い、
測角部が不作動即ち出力信号が０である場合には測角演
算処理を行なわないようにプログラムされる。

そして、測角部が複数ある場合には、各々に上記検出回
路を設けておきマイクロコンピュータ１１は各々の検出
回路の出力を調査し、出力信号ｄが１の場合にのみ測角
演算処理を行なう。

このようにすれば、作動している測角部のみの測角演算
処理が行われ、従って表示すイクルを小さくすることが
可能となる。

尚、上記実施例においては、複数の測角部を設けた電子
セオドライトの場合を例に挙げて説明したが、本発明は
そのまま複数のエンコーダが使用されたその他の測量機
器にも応用できるし、また、表示値のみではなく、制御
用の測角値を得る場合にも利用できることは勿論である
。

更に、上記実施例では出力信号ｄに４分割パルスを用い
たがエンコーダが回転することによって発生するどの様
なパルスにも応用できるものである。

効　　　果以上のことから明らかなように、本発明によれば必要な
測角演算処理のみが自動的に選択されて行えるので、高
速な測角処理サイクルを実現することが可能となり、そ
の効果は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図はエンコーダ方式の測角部の機構を示す概略図、
第２図はエンコーダ方式の測角部の回路系を示す図、第
３図は第２図における信号ａ、ｂ。Ｃを示した波形図、第４図は本発明の要部を示す回路図
、第５図は本発明の処理例を示すフローチャート図であ
る。ｌ・・・メインスケール　　　２，３・・・回折格子４
・・光源　　　５，６・・・検出器７．８・・・コンパレーター　　９・・・パルス弁別回
路１０・・・フリップフロップ回路１１・・・マイクロコンピュータ特許出願人　　旭光学工業株式会社＝７−

Claims

【特許請求の範囲】

複数のエンコーダーを設けた測量機器において、該複数
のエンコーダーの夫々が回転することによって発生する
パルスを夫々検知する検出回路と、該夫々の検出回路か
ら出力される出力信号の有無により演算処理を行なうか
否かを判定するマイクロコンピュータ等の処理回路とか
ら成ることを特徴とする測定処理回路。