JPS6124930Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6124930Y2
JPS6124930Y2 JP16715979U JP16715979U JPS6124930Y2 JP S6124930 Y2 JPS6124930 Y2 JP S6124930Y2 JP 16715979 U JP16715979 U JP 16715979U JP 16715979 U JP16715979 U JP 16715979U JP S6124930 Y2 JPS6124930 Y2 JP S6124930Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flaw detection
rotating disk
bolt
notch
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16715979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5684749U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16715979U priority Critical patent/JPS6124930Y2/ja
Publication of JPS5684749U publication Critical patent/JPS5684749U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6124930Y2 publication Critical patent/JPS6124930Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は渦流,超音波等を利用してボルト、
ピンなどのような円筒面を有し比較的小さい部材
を自動的に探傷する装置に関する。
管、棒、板材などの長尺材はこれを長手方向に
一定速度で移送することは容易であり、また一般
に生産設備の能力の点から短時間で多数量を探傷
する必要はない。したがつて、これら、長尺材を
連続的に、自動的に探傷することは容易であり、
例えば鋼ビレツトの自動探傷装置などとしてすで
に実用化されている。これに対して、ボルト、ピ
ンなどの小物はハンドリングが長尺材ほど容易で
なく、探傷装置に対して比較的精度よく位置決め
しなくてはならない。さらに、ボルト類などの機
械部品は大量に生産される場合が多く、短時間の
うちに多量のものを探傷しなければならない。
そこで、この考案は比較的小さい部材を探傷装
置(探傷プローブ)に対して精度よく位置決めで
き、且つ高速で自動探傷を行なうことが可能であ
り、しかもシンプルな機構で設備費も廉価な自動
探傷装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、この考案の自動探
傷装置は外方に向つて開口し、部材1個を収容す
る大きさの切欠きを円周方向に沿つて一定のピツ
チで設けた水平な回転円板と、回転円板を前記ピ
ツチずつ間欠的に回転する機構と、回転円板の外
周に沿つて設けた案内板と、探傷位置にある部材
に対向して設けた探傷プローブと、前記間欠回転
機構と連係して探傷プローブを進退させる機構
と、部材の円筒部に接して部材をこれの軸線周り
に回転するベルトを含む部材回転機構を備えてい
る。そして、前記切欠き内の部材を下方より支持
する高さ位置調整自在な固定板が前記回転円板の
下方に設けられ、前記探傷位置で前記案内板が切
り欠かれており、渦流探傷装置本体からの信号に
より回転円板の切欠きを開閉する開閉板が前記案
内板の切欠きの位置に設けられている。
以下、望ましい実施例に基づいて図面を参照し
ながらこの考案を詳細に説明する。
第1図および第2図はこの考案の自動探傷装置
の一例を示すもので、それぞれ平面図および側面
図である。被探傷材料は鍛造素材を機械加工した
ボルトで、その頭部について渦流探傷法によりク
ラツクの有無を自動的に検査する。
これら図面に示すように、回転自在に支持され
た垂直軸10の上端に回転円板11を水平に固着
している。回転円板11は周辺部に外方に向つて
開口する切欠き12を円周方向に60度の間隔を
おいて6個設けている。切欠き12の大きさは被
探傷材料であるボールト1の軸部2がはまり合う
大きさである。
回転円板11の下面には、第3図に示すように
切欠き12の周りにボルト保持装置13を設けて
いる。ボルト保持装置13はボルト軸部2を周り
より支持するローラー14を有し、2つのローラ
ー14は固定具15に回転自在に支持されてい
る。また、1つのローラー14は軸受16に進退
自在に支持されたロツド17の先端に回転自在に
取り付けられている。そして、軸受16とロツド
17前方との間にコイルばね18を介在させてロ
ーラー14でボルト軸部2を反対側のローラー1
4に軽く押圧し、ボルト1の保持を確実にしてい
る。
上記垂直軸10には回転円板11の直下にゼネ
バ機構21の従動車23が回着してあり、回転円
板11と従動車23とは一体となつて回転する。
ゼネバ機構21の駆動車22およびロツク円板2
4は下方に延びる駆動軸25の上端に固着されて
いる。駆動軸25はモーター26によりかさ歯車
27,28を介して回転され、回転円板11はゼ
ネバ機構21により60度のピツチで間欠的に回転
される。
上記回転円板11に外周に近接して入側シユー
ト31が、またこれより反時計方向に120度離れ
た位置に出側シユート32が設けられている。回
転円板11の下方にはこれとほぼ同径の固定円板
33を設けてあり、固定円板33は切欠き12に
保持されたボルト1を下方より支える機能をす
る。探傷位置A(入側シユート31より時計方向
に120度離れている)では探傷されるボルト頭部
3が探傷プローブ40の高さに位置しなければな
らないが、ボルト軸部2の長さが同一ボルトねじ
径に対して数種類ある場合がある。このため、上
記固定板33の周辺部の一部34を探傷位置A付
近で高く(ボルトの長さが長い場合は低く)して
ボルト頭部3の高さ位置を調節している。
また、上記回転円板11の外周にはこれに近接
した案内板35が設けてあり、切欠き12に保持
されたボルト1の脱落を防止する。探傷位置と出
側シユート32との間で案内板35は一部切り欠
かれており、ここにヒンジ36で開閉板37が取
り付けられている。開閉板37はリンク38を介
してソレノイドマグネツト39が連結されてお
り、回転円板11のこの位置にある切欠き12を
開閉する。
探傷位置Aには探傷プローブ進退装置41が設
けられている。すなわち、ロツド42が軸受43
により進退自在に支持されており、ロツド42の
先端には渦流探傷プローブ40が取り付けられて
いる。上記軸受43の後方に隣接して上下一対と
なつたカム44が配置されており、カム44は下
方に延びる駆動軸48に固着されている。カム4
4に設けた溝45に上記ロツド42の後端寄りに
突出するピン46が係合しており、カム44の回
転に応じてロツド42は進退する。また、軸受4
3と探傷プローブ40との間にはコイルばね47
を介在させて探傷プローブ40に前方に向う力を
与え、上記ピン46が溝45内で前後に遊動しな
いようにしている。さらにまた、上記駆動軸48
の下端にはスプロケツト49が固着してあり、こ
のスプロケツト49は前記回転円板11の駆動軸
25の下端に取り付けられたスプロケツト50と
チエーン51を介して連結されている。したがつ
て、回転円板11の間欠回転運動とカム44の回
転運動すなわち探傷プローブ40の進退は連係し
て行なわれる。
また、探傷位置Aにはボルト回転装置54が設
けられている。すなわち、ベルト車56,57間
にかけ渡されたベルト55がボルト軸部2の周面
に接するように配置されている。一方のベルト車
56は垂直に支持された駆動軸58の下端に取り
付けられたかさ歯車59およびこれをかみ合うか
さ歯車60を介してモーター61に連結されてい
る。モーター61によりベルト55が駆動される
と、ボルト1はベルト55との摩擦力によつてボ
ルト軸線周りに回転する。
つぎに、以上のように構成された自動探傷装置
の作動について説明する。
回転円板11は切欠き12に入側シユート31
から1本づつ探傷されるべきボルト1を受けると
前記ゼネバ機構21の働きにより60度だけ回転し
て停止する。回転円板11は停止している間に次
のボルト1を受け取り、また60度だけ回転する。
このようにして回転円板11は間欠的に回転しな
がらボルト1を送り進める。
一方、探傷位置Aでは常時カム44が回転して
おり、回転円板11が間欠的に回転している間
は、探傷プローブ40は送られて来たボルト1が
突き当らないようにカム44によつて後退されて
いる。そして、ボルト1が探傷位置Aに停止する
と探傷プローブ40はカム44の回転によつて前
進し、ボルト頭部3に接近して停止する。また、
ボルト1が探傷位置Aに来ると軸部2の周面に常
時駆動されているベルト55が接し、ボルト1は
回転する。このようにしてボルト1が1回転する
間に頭部3は渦流探傷される。
ボルト1が1回転して探傷が終ると、探傷プロ
ーブ40は後退し、そののち回転円板11は60度
だけ回転して探傷の終つたボルト1を探傷位置A
から持ち出すとともに、新しいボルト1を探傷位
置Aにセツトする。そして、探傷プローブ40で
検出された信号は渦流探傷器本体65に入力さ
れ、ここで合否の判別が行なわれる。欠陥が検出
されたボルト1は開閉板37の位置に来ると、渦
流探傷器本体65からの信号によつてソレノイド
マグネツト39が作動して開閉板37を開き、ボ
ルト1を切欠き12から装置外に脱落させる。ま
た、良品のボルト1が通過するときは開閉板37
は閉じており、ボルト1は出口シユート32から
自動的に装置外に送り出される。
上記実施例では、回転円板11はゼネバ機構2
1によつて間欠的に回転されていたが、この考案
はこれに限られるものではなく、例えば間欠歯車
のような機構で回転するようにしてもよい。ま
た、探傷器も渦流探傷器に限られるものではな
く、磁気あるいは超音波探傷器であつてもよい。
さらにまた、被探傷材はボルト以外のものであつ
てもよく、比較的小さくて円筒面を有するもので
あればよい。
以上詳細に説明したように、この考案の自動探
傷装置は、探傷すべき部材を1本づつ収容する切
欠きを回転円板に周方向に沿つて複数個設け、こ
の回転円板を間欠回転機構によつて駆動して部材
を迅速かつ正確に探傷位置に移送し、セツトする
ようにしている。したがつて、駆動に当つて油圧
あるいは空圧を利用する場合に比べ、構造は簡単
となり、信頼性も高く、設備費および保守費は低
減する。また、部材が探傷位置に達すると直ちに
ベルトにより回転駆動され、探傷が開始されるの
で探傷時間が短縮され、短時間に多量の自動探傷
が可能である。さらにまた、部材移動中は探傷プ
ローブは後退されているので、部材が突き当つて
探傷プローブが破損することはない。部材の長さ
が異なつても、固定板の高さ位置を調整すること
により、常に部材の探傷部位を探傷プローブの高
さ位置に位置させることができ、部材は探傷結果
に従い良品と不良品とに自動的に選別される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例を示すもので、自動探
傷装置の平面図である。第2図は第1図に示す装
置の正面図である。第3図は第1図に示す装置の
切欠き付近の一部拡大底面図である。 1……探傷部材、11……回転円板、12……
切欠き、21……間欠回転機構、33……固定
板、35……案内板、40……探傷プローブ、4
1……探傷プローブ進退装置、54……部材回転
装置、55……ベルト、A……探傷位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外方に向つて開口し、部材1、1個を収容する
    大きさの切欠き12を円周方向に沿つて一定のピ
    ツチで設けた水平な回転円板11と、回転円板1
    1を前記ピツチずつ間欠的に回転する機構21
    と、回転円板11の外周に沿つて設けた案内板3
    5と、探傷位置Aにある部材1に対向して設けた
    探傷プローブ40と、前記間欠回転機構21と連
    係して探傷プローブ40を進退させる機構41
    と、部材1の円筒部に接して部材をこれの軸線周
    りに回転するベルト55を含む部材回転機構54
    を備え、円筒面を有する比較的小さい部材を自動
    的に探傷する装置において、前記切欠き12内の
    部材1を下方より支持する高さ位置調整自在な固
    定板33が前記回転円板11の下方に設けられ、
    前記探傷位置Aで前記案内板35が切り欠かれて
    おり、渦流探傷装置本体65からの信号により回
    転円板11の切欠き12を開閉する開閉板37が
    前記案内板35の切欠きの位置に設けられている
    ことを特徴とする自動探傷装置。
JP16715979U 1979-12-04 1979-12-04 Expired JPS6124930Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16715979U JPS6124930Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16715979U JPS6124930Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5684749U JPS5684749U (ja) 1981-07-08
JPS6124930Y2 true JPS6124930Y2 (ja) 1986-07-26

Family

ID=29678033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16715979U Expired JPS6124930Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124930Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117320A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Sumikin Recotech Co Ltd 自動探傷装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230349A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Honda Motor Co Ltd ワーク硬度センサー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117320A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Sumikin Recotech Co Ltd 自動探傷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5684749U (ja) 1981-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3593120A (en) Apparatus movable relative to an article for carrying a testing probe at the surface of the article
US3886793A (en) Projectile body testing machine
WO2017016046A1 (zh) 基于电涡流的自动化钢球检测设备
CN105783633A (zh) 汽车轮毂轴关键尺寸检测装置
CN205664731U (zh) 汽车轮毂轴关键尺寸检测台
KR102427617B1 (ko) 검사 치공구 사용방법
US3539006A (en) Method and apparatus for inspecting annular articles
JPS6124930Y2 (ja)
CN108918684A (zh) 一种轮毂无损检测装置
JPH0756480B2 (ja) 水浸式のボール自動超音波探傷検査装置
TW201502486A (zh) 輪胎試驗機
CN115112563B (zh) 刹车盘检测设备
JPH02291961A (ja) 筒内周検査装置
US5157977A (en) Inspection machine
US3760263A (en) Flaw detector for square billets using magnetic tape helically moved about said billets
JPS6345556A (ja) 移動物質の超音波測定装置
CN217637234U (zh) 一种金属材料复验用非破坏性检测设备
JPH0535332Y2 (ja)
JP2000162191A (ja) 円板状ワークの探傷装置
CN214374590U (zh) 定位机构与探伤扫查装置
CN215542874U (zh) 一种轴承用涡流探伤设备
JPS5939700B2 (ja) 円盤状又はリング状被検査材の周面探傷装置
JPS6156963A (ja) 電磁誘導探傷試験装置
CN212904671U (zh) 一种加热炉炉管涡流扫查检测自动行走装置
DE102005010317B3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur zerstörungsfreien Prüfung von Werkstücken