JPS61248106A - ロボツト制御デ−タの作成方法 - Google Patents

ロボツト制御デ−タの作成方法

Info

Publication number
JPS61248106A
JPS61248106A JP8969685A JP8969685A JPS61248106A JP S61248106 A JPS61248106 A JP S61248106A JP 8969685 A JP8969685 A JP 8969685A JP 8969685 A JP8969685 A JP 8969685A JP S61248106 A JPS61248106 A JP S61248106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
calculated
control data
tool
intersection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8969685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2597978B2 (ja
Inventor
Takashi Ito
隆 伊藤
Yoichi Nagao
陽一 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP60089696A priority Critical patent/JP2597978B2/ja
Publication of JPS61248106A publication Critical patent/JPS61248106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2597978B2 publication Critical patent/JP2597978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、作業内容が毎回異なり、加工形状が一つまた
は複数のパターンに分類できるたとえば切断作業を、軸
線まわりに回転対称な道具を用いて、多関節ロボットに
行なわせる場合の、ロボット制御データの作成方法に関
する。
背景技術 従来、ロボットに対する位置および姿勢に関する制御デ
ータは、操作員が実際の作業環境のもとて教示ボックス
を用いて、作業に必要な各点へロボットのアームを直接
誘導して教示していた。
発明が解決しようとする問題点 このような先行技術に8いて、ロボットの制御データを
作成する場合には、前述したようにロボットのアームを
直接誘導して教示する必要がある。
したがってロボットの作業内容が毎回異なるとき、作業
内容ごとの制御データの作成のために多大の時間を要し
ていた。また制御データの作成中は、ロボットを稼動さ
せて実際の作業を行なわせることができないので、ロボ
ットを含む加工ラインの稼動率を低下させてしまうこと
となった。また作業内容ごとの制御データを前述の方法
であらかじめすべて作成したとしてもその制御データを
記憶するメモリの容量を太き(する必要があり、膨大な
記憶内容から作業内容に対応する制御データを探し出す
ことも大変な作業となる。
したがって本発明は、上述の問題点を解決し、軸線まわ
りに回転対称な道具を用いる作業に対する多関節ロボッ
トの制御データを作成するに際し、ロボットを動作させ
ることなく制御データを作成rる方法を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業に
対する多関節ロボットの制御データ作成方法において、 加工形状を、加工順序に従って並べたワークの被加工面
で表現し、各被加工面を3点で表現し、各点の座標の成
分を加工形状を定めるパラメータの関数として表現して
、上記方法により表現された各加工形状を加工形状パタ
ーンと呼ぶとき、加工形状パターンの指定と、パラメー
タへの数値の設定とにより、加工形状を構成rる各被加
工面とその加工順序とを算出し、これより相隣りあう被
加工面の交線を算出し、上記交線上の作業点に道具を位
置決めするときの道具先端の位置(x。
y*z)Bよび方向(α、β)と、その移動順序とを作
成Cることを特徴とCるロボット制御データの作成方法
である。
作用 軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業を行なう多関
節ロボットを準備する。加工形状を、加工順序に従って
並べたワークの被加工面で表現し、各被加工面を3点で
表現する。各点の座標の成分を、加工形状を定めるパラ
メータの関数として表現する。このようにして表現され
た各加工形状を、加工形状パターンと称する。このとき
、加工形状パターンの指定と、パラメータへの数値の設
定とにより、加工形状を構成rる各被加工面と、その加
工順序とを算出する。算出された相隣りあう被加工面の
交線を算出し、この交線上の作業点に道具を位置決めす
るときの道具先端の位置8よび方向と、その移動順序と
を作成する。このようにして多関節ロボットの制御デー
タを、実際にロボットを動かすことなく作成することが
できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のロボット制御データの作成
方法を実現rる工程のブロック図である。
入力装置14から、加工形状パターンとパラメータ値が
、制御データ作成装置15に入力される。
制御データ作成装置15では、入力されたデータに関連
して定められる各被加工面を表現する3点の座標値が座
標値算出JJ!7c#16で算出される。この3点が決
定rる平面の方程式が、面方程式算出装置17によって
算出される。面方程式算出装置17で算出された相隣り
会う面の交線の方向比が、交線方向比算出装置18で算
出される。
こうして算出される方向比などに基づいて、道具の位置
・方向が位置・方向算出手段19によって算出される。
このようにして算出された制御データは、ロボット制御
装置20に与えられ、ロボットのアームを駆動する駆動
手段21を動作させる。
第2図は、ワークである山形鋼1の斜視図である。第3
図は、第2図の山形鋼lのウェブ2に6よびフランジ3
を展開して山形鋼1の切断形状パターンを示した図であ
る。第2図示の山形鋼lに対して、たとえば切断作業を
行なう場合、その切断形状は、第3図(1)〜(4)で
示される各切断形状パターンに分類できる。以下の説明
では、第3図(4)の切断形状パターンを例示して説明
する。143図14)図示の山形鋼1の切断形状パター
ンは切tfr面81゜82 、S3 、S4で示される
第4図は′S3図(4)で示される切断形状パターンを
有する山形鋼1の斜視図である。山形mlに対してワー
ク座標系J1を設定する。切断面81はウェブ2の面4
に、83.84はフランジ3の面10に直交するものと
する。ワーク座標系Σlに従って、切断面81−84に
関連して、パラメータPI 、P2.P3.P4.P5
およびP6を下記のように設定する。ウェブ2の面4と
切断面S2との交線の延長線と、ウェブ2の凌5との交
点6のX座標に関する値をPlとrる。切断面S1と凌
5との交点7と、交点6との距離をP2とする。また切
断面S2と稜8との交点9のX座標に関Cる値をP3と
する。切断面83.84の交線の7ランジ3の面10と
の交点11の2座標に関する値をP4とする。切断面S
4がX座標軸となt角をP5とする。切断面S2がウェ
ブ2の面4とのなす角をP6とする。
このようにして設定されたパラメータP1〜P6によっ
て、山形鋼lの具体的な切断形状を指定することができ
る。
第5図は山形鋼lを前述の切断面5L−84で切断した
形状を示す斜視図である。ウェブ2の端面12と、切断
面Slとの交線を稜1,1とする。
また切断面S1.82、切断面82 、 S3および切
断面83.84間の各交線を、それぞれ*L2゜L3 
、L4とする。またフランジ3の端面13と、切断面S
4との交線を稜L5とrる。
第6図は各切断面b t (t =o I 1 e t
 t a w4.5)を、それぞれその切断面Si上の
3点の座標によって゛表現する方法を説明するための斜
視図である。切断面S1は、3点pH(xll、yll
zll)、Pl2(x12.y12.ai2)、Pl3
(ai3゜y13.ai3)で表現される。したがって
一般に切断面Siは、3点pH1(xil、yil、z
il)+Pt2(xi2tyi2tzi2)、Pl3(
ai3.yi3.ai3)で表現される。ここでxiL
yiLzij(j=L2.3)は、前記パラメータP1
〜P6の関数であり、これらのパラメータP1〜P6を
入力装置14から、制御データ作成装置15の座標値算
出装置16に入力することによって得ることができる。
前述の切断面Siは、3点Pil、Pi2.Pi3を通
る平面であり、その面の方程式は、下記の第1式のよう
に表現され、面方程式算出装置17によって算出される
この第1式を展開すると、 ai−x+bi−yQci−z=di     ・・・
(21を得ることができる。ここで ai=yi1・zi2+7i3・zil+yi2”ai
3−yi3・ai2−7i1・ai3−yi2・zil
・・・(3) bi=−xil・ai2−=xi3・zil−ai2・
zi3+xi3・zi2+xil・zi3+xi2・z
il  ・・・ (4)ci=xi1・yi2+xi3
・yil+xi2・yi3−ai3・yi2−:cil
・yi3−ai2・yil・・・(5) di=xi1・yi2・zi3+xi2・yi3・zi
l+xi3・yil・ai2−ai3・yi2・zil
−xil・yi3・ai2−ai2・yil・ai3 
 ・・・(6)である。このようにして求められた相隣
りあう下記の2つの切断面 5i−1:  ai−1・x+bi−1−y+ci−1
−z  =  di −1−(71Si  : ai−
x+bi−y+ei−z = di       −(
81の交線Liは、下式により表現される。
Bi−y+C1−z = Di           
  = (91Bi−ai−x+(Bi−ci−Ci−
bi)*z= Bi−di−Di−bi  −(1(1
ここで Bi = ai−bi −1−ai−1・bi    
       =−Lll)Ci = ai−ei −
1−at−1−ci            −uDi
  = ai4i −1−ai−1・di      
     ・・・d3である。
ai〜0である場合、交線すなわち前述した各&Liの
方向比は、第9式および第10式に示される各変数の係
数から、 (bi 」≧−ci 」i 、−ct、ai)−uaと
なる。またai=0の場合も同様にして、交線すなわち
稜Liの方向比を求めることができる。
第1図を参照して、この演算は、面方程式算出装置17
の算出結果が人力される交線方向比算出装置18によっ
て演算される。
このとき、各交線上に位置決めされる道具22の方向は
、山形鋼1の表面に向う必要がある。したがってウェブ
2の面4における道具22の姿勢Ml、+42.M3に
関して、方向比の2成分が正値になり、フランジ面1o
における道具22の姿勢M4.M5に関して、Y成分が
正値となるように、方向比の各成分に+1または−1を
乗じる。
このようにして得られた道具22の方向比を(eiem
i*ni)とする。
第7図はロボットの制御データとしての道具22の姿勢
を説明する図である。道具22の姿勢の方向の延長線が
ワーク座標系Σ1の原点Oを通るように平行移動する。
このとき道具22と原点Oとを結ぶ直線のX−Y平面へ
の投影を、線分23とぐる。この線分23のY軸の負方
向となす角をαとし、線分23と道具22の方向となす
角をβとし、道具22の軸線24まわりの回転角度をr
とする。したがって$6図を参蒸して説明した道具22
の姿勢は、オイラ角(αi、βi、ri)で表現される
。このとき道具22の姿勢の方向を表わす量(αi、β
i)は、前述した道具22の方向比(/i、mi、ni
)から下式のように、′s1図の位置・方向算出装置1
9によって算出される。
αi = tan−1(皿↓)+90゜l!1    
     °°°四 前記軸線25まわりの回転角度riは、たとえば切断ト
ーチ、フライスカッタ、ディスク状砥石、ドリルなどの
軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業においては、
任意の値でよい。
第8図は道具22の位置決め状態を説明する山形鋼1な
どの斜視図である。道具22の先端を、山形鋼1の表面
4から、!feLiの延びる方向に沿う距離りだけ離れ
た位置に位置決めする場合、道具先端の位置は、以下の
ようにして求められる。
まず稜Liと山形鋼lの表面4あるいはlOとの交点(
xiO,yiO,ziO)は、稜の延びる方向に溢う線
すなわち前述した交線および山形鋼1の表面4あるいは
10を、それぞれ表わす方程式をともに満足する点であ
る。したがってたとえばウェブ2の面4(すなわちZ=
0)に対する道具先端の位置の場合、交点(xiO−F
iOsziO)はとなる。したがって道具光−の位置(
xi、yitzi)は、交点(xi(LyiO,ziO
)から稜Liの延びる方向に沿って山形鋼1の表面4あ
るいはlOからhだけ離れた点であり、その座標は、と
して求めることができる。
前述したような操作を、予め記憶されている各切断面5
o−ssについて順次行なうこと蔽より、ロボットの制
御データ(X * t )’ 1 t Z 1 eαi
βi)の組が得られる。こうして求められたワーク座標
系Σlで表現された道具先端の位置および方向(xi、
yi、zi、αi、βi)の順序列と、ワーク座標系Σ
1をロボット座標系へ変換する座標変換行列がロボット
への制御データとなる。
このような操作によって、ロボットを実際に動かすこと
なくロボットの制御データを作成することができる。前
述の実施例では、ロボットが行なう作業を切断作業とし
て説明したけれども、本発明は、たとえば研磨作業およ
び塗装作業など、切断以外の加工のために実施すること
ができる。
また前述の実施例では、道具22の先端と、山形鋼1の
表面4,10との距離りに関してh〜0の条件で説明し
たけれども、h=Oであってもよい。
効果 以上のように本発明に従えば、ロボットを直接動作させ
ることなく、ロボットの制御データを作成できる。した
がって作業内容が毎回異なる作業に8いて、いわゆる教
示ボックスを用いてロボットを毎回作業点まで誘導する
ことが不要となり、操作員による教示労力の軽減を図る
ことができる。
またロボットの制御データ作成のために、実際の作業を
行なっているロボットを一旦停止させる必要がなく、ロ
ボットを含む加工ラインの稼動率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のプaツク図、第2図は山形
鋼1の斜視図、第3図は各種の切断形状パターンを有す
る山形鋼1の展開図、第4図は切断形状パターンをパラ
メータP1〜P6を用いて表現する操作を説明する山形
鋼1の斜視図、第5図は山形鋼1を各切断面81〜S4
で切断した状態を示す斜視図、第6図は道具22の方向
を説明する山形鋼1などの斜視図、第7図は道具22の
姿勢をオイラ角で説明するための図、第8図は道具22
の先端の位置決め操作を説明するための山形鋼1などの
斜視図である。 1・・・山形鋼、4,10・・・面、5,8・・・凌、
6゜7.9.11・・・交点、14・・・入力装置、1
5・・・制御データ作成装置、16・・・座標値算出装
置、17−・・面方程式算出装置、18・・・交線方向
比算出装置、19・・・位置・方向算出装置、22・・
・道具、P1〜P6・・・パラメータ、L1〜L5・・
・稜、81〜S4・・・切断面、Σ1・・・ワーク座標
系代理人   弁理士 西教圭一部 第2図 第3図 第5図 手続補正書 昭和60年 6月 5日 特願昭60−89696 2、発明の名称 ロボット制御データの作成方法 3、補正をする者 事°件との関係  出願人 住所 名称 (097)川崎重工業株式会社 代表者 4、代理人 住 所 大阪市西区西本町1丁目13番38号 新興産
ビル国装置EX 0525−5985  INTAPT
  J国際FAX GIII&Gn (06)538−
02476、補正の対象 明細書全文および図面 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙のとおりに訂正する。 (2)図面の第4図、第5図、第6図、第7図および第
8図を別紙のとおりに訂正する。 以  上 1、発明の名称 ロボット制御データの作成方法 2、特許請求の範囲 軸線まわりに回転対称な道具音用いる作業に対〆 する多関節ロボットの制御データ作成方法において、 加工形状を、加工順序に従って並ぺ友ワークの被加工面
で表現し、各被加工面を3点で表現し、各点の座標の成
分を加工形状を定めるパラメータの関数として表現して
、上記方法により表現された各加工形状を加工形状パタ
ーンと呼ぶとき、加工形状パターンの指定と、パラメー
タへの数値の設定とにより、加工形状を構成する各被加
工面とその加工順序とを算出し、これより相隣りあう被
加工面の交線を算出し、上記交線との作業点に道具を位
置決めするときの道具先端の位置および方向と、その移
動順序とを作成することを特徴とするロボット制御デー
タの作成方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、作業内容が毎回異なり、加工形状が一つまた
は複数のパターンに分類できるたとえば切断作業を、軸
線まわりに回転対称な道具を用いて、多関節ロポツ)K
行なわせる場合の、ロボット制御データの作成方法に関
する。 背景技術 従来、ロボットに対する位置および姿勢に関する制御デ
ータは、操作員が実際の作業環境のもとて教示ボックス
を用いて、作業に必要な各点へロボットのアームを直接
誘導して教示していた。 発明が解決しようとする間m点 このような先行技術において、ロボットの制御データを
作成する場合には、前述し友ようにロボットのアームを
直接誘導して教示する必要゛がある。 したがってロボットの作業内容が毎回異なるとき、作業
内容ごとの制御データの作成の几めに多大の時間を要し
ていた。また制御データの作成中は、ロボット全林#J
させて実際の作業を行なわせることができないので、ロ
ボットヲ含む加工ラインの稼動率を低下させてしまうこ
ととなった。ま九作業内容ごとの制御データを前述の方
法であらかじめすべて作成し念としてもその制御データ
を記憶するメモリの容量を大きくする必要があり、膨大
な記憶内容から作業内容に対応する制御データを探し出
すことも大変な作業となる。 し之がって不発F3Aは1.ヒ述の問題点を解決し、軸
線まわりに回転対称な道具を用いる作業に対する多関節
ロボットの制御データを作成するvc際し、ロボットを
動作させることなく制御データを作成する方法を提供す
ることを目的とする。 問題点を解決する之めの手段 本発明は、軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業に
対する多関節ロボットの制御データ作成方法において、
加工形状を加工順序に従って並べたワークの被加工面で
表現し、各被加工面を3点で表現し、各点の座標の成分
を加工形状を定めるパラメータの関数として表現して、
上記方法により表現された各加工形状を加工形状パター
ンと呼ぶとき、加工形状パターンの指定とパラメータへ
の数値の設定とにより、加工形状を構成する各被加工面
とその加工順序とを算出し、これより相隣りあう被加工
面の交線を算出し、上記交線上の作業点に道具を位置決
めするときの道具先端の位置(x 、e y 、 z 
)および方向(α、β〕と、その移動順序とを作成する
ことを特徴とするロボット制御データの作成方法である
。 作用 軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業を行なう多関
節ロボットを準備する。加工形状を加工順序に従って並
べたワークの被加工面で表現し、各被加工面を3点で表
現する。各点の座標の成分を、加工形状を定めるパラメ
ータの関故どして表現する。このようにして表現された
各加工形状を、加工形状パターンと称する。このとき、
加工形状パターンの指定とパラメータへの数値の設定と
により、加工形状を構成する各被加工面とその加工順序
とを算出する。算出された相隣りあう被加工面の交線を
算出し、この交線上の作業点に道具を位置決めするとき
の道具先端の位置および方向とその移動順序とを作成す
る。このようにして多関節ロボットの制御データを、実
際にロボットを動かすことなく作成することができる。 実施例 第1図は本発明の一実施例のロボット制御データの作成
方法を実現する工程のブロック図である。 入力装置14から、加工形状パターンとパラメータ値が
、制御データ作成装置15に入力される。 制御データ作成装置15では、入力され九データに関連
して定められる各被加工面を表現する3点の座標値が座
標値算出装置16で算出される。この3点が決定する平
面の方程式が、面方程式算出装置17によって算出され
る。面方程式算出装置17で算出され九相隣り合う面の
交線の方向比が、交線方向比算出装置18で算出される
。 こうして算出される方向比などに基づいて、道具の位置
・方向が位置・方向算出装置!119によって算出され
る。このようにして算出され比制御データハ、ロボット
制御装置20に与えられ、ロボットのアームを駆動する
駆動装置21を動作させる。 第2図は、ワークである山形鋼1の斜視図である。 第3図は、第2図の山形鋼1のクエプ2および7ランジ
3t−展開して山形鋼1の切断形状パターンを示した図
である。@2図示の山形鋼1に対して、切断作業を行な
う場合、その切断形状は、たとえば第3図ill〜(4
)で示される各切断形状パターンに分類できる。以下の
説明では、第3図(4)の切断形状パターンを例示して
説明する。第3図(4)図示の山形鋼1の切断形状パタ
ーンは切断面Sl。 S2.S3.S4で示される。 第4図は第3図(4)で示される切断形状パターンを有
する山形鋼1の斜視図である。山形[1に対してワーク
座標糸Σ1を設定する。切断面S1はクエプ2の面4に
、S3,54t−tフランジ3の面10に直交するもの
とする。ワーク座標系Σ1に従って、切断面S1〜54
vc関連して、パラメータPi、P2.P3.P4.P
5およびP6をF記のように設定する。クエプ2の面4
と切断面S2との交線の延長線と、クエブ2の稜5との
交点6のX座標に関する値をPlとする。切断面S1と
稜5との交点7と、交点6との距離をP2とする。 切断面SlとS2の交線とクエプ2の面4との交点と、
交点6との距離もP2である。ま友切断面S2とVe8
との交点9のX座標に関する値をP3とする。切断面S
3.54の交線の7ランジ3の面10との交点11のZ
座標に関する値iP4とす名。切断面S4がX座標軸と
なす角をP5とする。9JFIS2がクエプ2の面4と
なす角をP6とする。 このようにして設定され之パラメータP1〜P6によっ
て、山形鋼1の具体的な切断形状を指定することができ
る。 第5図は山形鋼1を前述の切断面81〜S4で切断した
形状を示す斜視図である。クエプ2の端面12と、切断
面S1との交線を抜L1とする。 ま念力断面SL、S2、切断面52.53および切断面
S3,54間の各交線を、それぞれ稜L2゜L3.L4
とする。まtフランジ3の端面13と、切断PS4との
交線を稜L5とする。 第6図は各切断面S i(i=0.1,2,3゜4.5
)を、それぞれその切断面Si上の3点の座標によって
表現する方法を説明する友めの斜視図である。切断面S
1は、3点Pi 1 (xt、 l’、 yl 1゜z
l I )、 Pl2(Xll、 y−112,Zl 
2 )、 Pl3(xt 81yrs、ziつで表現さ
れる。しtがって一般に切断面Siけ、3点Pil(x
i++ yit、 zit )、 Pl2(xiz、y
iz、ziz)+ Pl3(xii、yis* zii
)で表現される。ここでxij、yij、zij(j=
i。 2.3)は、前記パラメータP1〜P6の関数であり、
これらのパラメータP1〜P6の値を入力装置14から
、制御データ作成装置15の座標値算出装置16に入力
することによって得ることがでへる。 前述の切断面Siは3点Pil、P、i2.Pi3を通
る平面であり、その面の方程式はF記の第1式のように
表現され、面方程式算出装置17fcよって算出される
。 この第1式を展開すると、 a i −x+b i −y+c i −z=d i 
   ・・−12)ヲ得ることができる。ここで a 1=yil −z iz+yi3・zi 1+yi
2− z ;3−yis−z 12−yi 1・z 1
3−yiz−zil ”−13) bi=−xi l −ziz−xi 3 ・zil−x
i2 ・z ia+xi3・z iz+xit ・zi
:i+x i 2・Zil・・・(4) c 1=xil−yiz+x 13−yi 1+x i
2・yl3−xi 3・y 1z−xit ・y i 
3−x i 2・yil・・・(5) di=xil−yl2 ・zi3+x i2・yl3・
zix+x i31 yil −ziz−x i3・y
l2−Zil−xil−yl3・xi2−Xi2・yi
l’Zi3−’(61である、このようにして求められ
次相隣りあうF記の2つの切断面 5i−1: ai−t・x+bi−x−y+ci−t・
z = di−1−(7)Si  : ai−x+bi
−y+ci−z = di       ・−・(81
の交線Liは、下式により表現される。 Bi −y−)Ci−z = Di         
       −(flBi−ai−x+(Bi−ci
−Ci−bi)・z=Bi−di−Di−bi  ・−
・Qolここで Bi  === ai−bi−1−ai−t−bi  
            ・ i用Ci = ai−c
i−1−ai−1−ci          −IJ’
4Di == ai−di−1−ai−1−di   
        −・・(It)である。 ai\Oである場合、交線すなわち前述した各校Liの
方向比は、第9式および第10式に示される各変数の係
数から、 ai となる。4 ft−a i == 0の場合も同様にし
て、交線すなわち稜Liの方向比を求めることができる
。 第1図を参照して、この演算は、面方程式算出装置17
の算出結果が入力される交線方向比算出装!18によっ
て実施される。 このとき、各交線上に位置決めされる道具22の方向け
、山形鋼1の表面に向う必要がある^したがってクエプ
2の面4における道JA、22の姿勢Ml、M2.M3
に関して、方向比のZ成分が正値になり、7ランジ3の
面10Vcおける道具22の姿勢M4.M5i’(関し
て、Y成分が正値となるように、方向比の各成分に+1
または−1を乗じる。このようにして得られ比道具22
の方向比を(/i、mi、ni)とする。 第7図はロボットの制御データとしての道具22の姿勢
を説明する図である。道具22の軸線24がワーク座標
系Σ1の原点Oを通るように道具22を平行移動する。 このとき道J422と原点Oとを結ぶ直線のX−Y平面
への投影を、線分23とする。この・線分23のY軸の
負方向となす角をαとし、線分23と道具22の軸線2
4となす角をβとし、道具22の軸線24まわりの回転
角度合Tとする。したがって第6図を参照して説明し友
道共22の姿勢は、オイラ角(αi、βi、Ti)で表
現される。このとき道具22の姿勢の方向を表わす量(
αi、βi)t/i、前述した道具22の方向比(I!
i、mi、ni)から下式のように、第1図の位置・方
向算出装置19によって算出される。 α1=tan ’−↓)+90゜ 11         ・・・(1均 βi = −j a n ” (ni)       
・・・θ樽前記軸線24まわりの回転角度Tiは゛、た
とえば切断トーチ、フライスカッタ、ディスク状砥石、
ドリルなどの軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業
においては、任意の値でよい。 第8図は道具22の位置決め状態を説明する山形鋼1な
どの斜視図である。道具22の先端を、山形鋼1の表面
4から、&Liの延びる方向に沿う厄難りだけ離れ几位
置に位置決めする場合、道具先端の位置は、以下のよう
にして米められる。 まず1JeLiと山形鋼1の表面4あるいは1Gとの交
点(x iOs y t O+ z t O)は、稜の
延びる方向に沿う線すなわち前述し友交線および山形鋼
10表面4あるいは10を、それぞれ表わす方程式をと
もに満足する点である。し九がってたとえばクエプ2の
而4(すなわち2=0 )に対する道具先端の位置の場
合、交点(xiO,yiO,zio)はとなる。したが
って道具先端の位置(xi、yi。 zi)は、交点(xiO,yiOlziO)から[Li
の延びる方向に沿って山形鋼1の表面4あるいは10か
らhだけ離れ次点であり、その座標は、として求めるこ
とができる。 前述したような操作を、予め記憶されている各切断面S
O〜85について順次行なうことにより、ロボットの制
御データ(xi、yi、zi、αi。 β11)の組が得られる。こうして求められ几ワーク座
標系Σ1で表現され友道具先端の位置および方向(xi
、yi、zi、αi、βi)の順序列と、ワーク座標系
Σ1をロボット座標系へ変換する座標変換行列とがロボ
ットへの゛制御データトする。このような操作に工って
、ロボットを実際に幼かすことなくロボットの制御デー
タを作成することができる。前述の実施例では、ロボッ
トが行なう作業を切断作業として説明したけれども、本
発明は、たとえば研磨作業および塗装作業など、切断以
外の加工のために実范することもできる。 また前述の実施例では、道具22の先端と、山形鋼1の
表面4.10との距離りに関してh\Oの条件で説明し
之けれども、h=0であってもよい0 効果 以上のように本発明に従えば、ロボットを直接動作させ
ることなく、ロボットの制御データを作成できる。し念
がって内容が毎回異なる作業において、いわゆる教示ボ
ックスを用いてロボットを毎回作業点まで誘導してロボ
ットの制御データを教示することが不要となり、操作員
による教示労力の軽減を図ることができる。ま九ロボッ
トの制御データ作成の之めに、実際の作業を行なってい
るロボットを一旦停止させる必要がなく、ロボットを含
む加工ラインの稼動率を向上させることができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は山形
w41の斜視図、第3図は各種の切断形状パターンを有
する山形鋼1の展開図、第4図は切断形状パターンをパ
ラメータP1〜P61用イテ表現する操作を説明する山
形鋼1の斜視図、第5図は山形鋼1を各切断面51〜S
4で切断した状態を示す斜視図、第6図は道具22の方
向を説明する山形鋼1などの斜視図、第7図は道i4:
22の姿勢をオイラ角で説明するための図、第8図は道
具22の先端の位置決め操作を説明する几めの山形鋼1
などの斜視図である。 1・・・山形鋼、4.10・・・面、5.8・・・彼、
6゜7.9.11・・・交点、14・・・入力装置、1
5・・・制御データ作成装置、16・・・座標値算出装
置、17・・・面方程式算出装置、18・・・交線方向
比算出装置、19・・・位置ψ方向算出装置、22・・
・道具、P1〜P6・・・パラメータ、L1〜L5・・
・稜、81〜s4・・・切断面、Σ1・・・ワーク座標
系代理人   弁理士 西教呈一部 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軸線まわりに回転対称な道具を用いる作業に対する多関
    節ロボットの制御データ作成方法において、 加工形状を、加工順序に従つて並べたワークの被加工面
    で表現し、各被加工面を3点で表現し、各点の座標の成
    分を加工形状を定めるパラメータの関数として表現して
    、上記方法により表現された各加工形状を加工形状パタ
    ーンと呼ぶとき、加工形状パターンの指定と、パラメー
    タへの数値の設定とにより、加工形状を構成する各被加
    工面とその加工順序とを算出し、これより相隣りあう被
    加工面の交線を算出し、上記交線上の作業点に道具を位
    置決めするときの道具先端の位置および方向と、その移
    動順序とを作成することを特徴とするロボット制御デー
    タの作成方法。
JP60089696A 1985-04-25 1985-04-25 切断作業を行うロボツト制御データの作成方法 Expired - Fee Related JP2597978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60089696A JP2597978B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 切断作業を行うロボツト制御データの作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60089696A JP2597978B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 切断作業を行うロボツト制御データの作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61248106A true JPS61248106A (ja) 1986-11-05
JP2597978B2 JP2597978B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=13977927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60089696A Expired - Fee Related JP2597978B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 切断作業を行うロボツト制御データの作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2597978B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990002029A1 (en) * 1988-08-24 1990-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Robot action teaching method and control apparatus therefor

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952304A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Nissan Motor Co Ltd 溶接ロボツトのテイ−チングデ−タ作成方法
JPS59178504A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 Mitsubishi Electric Corp デ−タ処理装置
JPS6055412A (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 Fanuc Ltd Νcデ−タ作成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952304A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Nissan Motor Co Ltd 溶接ロボツトのテイ−チングデ−タ作成方法
JPS59178504A (ja) * 1983-03-30 1984-10-09 Mitsubishi Electric Corp デ−タ処理装置
JPS6055412A (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 Fanuc Ltd Νcデ−タ作成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990002029A1 (en) * 1988-08-24 1990-03-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Robot action teaching method and control apparatus therefor
US5371836A (en) * 1988-08-24 1994-12-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Position teaching method and control apparatus for robot

Also Published As

Publication number Publication date
JP2597978B2 (ja) 1997-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10754337B2 (en) Systems and methods for planning paths to guide robots
US8423190B1 (en) Manipulator system
US7571027B2 (en) Kinematic singular point compensation systems and methods
CN109702750B (zh) 一种龙门架式智能机加工机器人及智能机加工方法
TWI492008B (zh) 工作機械控制系統及其方法
JP2728399B2 (ja) ロボツトの制御方法
Takabayashi et al. Versatile robotic wood processing based on analysis of parts processing of Japanese Traditional Wooden Buildings
Song et al. Tool path generation based on matching between teaching points and CAD model for robotic deburring
Ren et al. Determination of the base position and working area for mobile manipulators
CN107942942B (zh) 一种应用于机床设备的相交倾斜面的倾斜坐标系建立方法
Murphy et al. CAD directed robotic deburring
Proctor et al. Keynote address: advanced deburring system technology
JPS61248106A (ja) ロボツト制御デ−タの作成方法
JP2012022546A (ja) 教示データの修正システム
US5107436A (en) Method for generating a tool course for a cutting tool
Frolov Automation the welding trajectory control
JP2006072673A (ja) 溶接ロボットのポジショナ設定方法
Bickendorf New applications of cutting and welding robots with automatic offline-programming
Sreekanth et al. Manual guidance of a compliant manipulator during curve-following tasks: Basic framework and preliminary experimental tests
JPH08174378A (ja) ロボット制御装置
JPH07256578A (ja) ハンドリングロボットのオフラインプログラムシステム
JPH06262548A (ja) 多関節型マスタ・スレーブマニピュレータ
JPS62235606A (ja) 複合曲面のncデ−タ作成方法
JPH04286004A (ja) 教示点データ作成装置
JPS60160410A (ja) ロボツトの面デ−タ教示装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees