JPS6124734A - 本管に接続の取付管開口の封鎖方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は排水管本管等の地下埋設管と家庭用排管等の
取付管との接続部の止水補修工事の際の取付管開口の封
鎖方法に係わる。

「従来の技術」 排水管本管等の地下埋設管（本管）と家庭用排管等の取
付管との接続部は最も脆弱で頻繁に損傷し易すく漏水す
る。

この場合、従来は、第２図イ〜ホに示す手順の如く、止
水補修がとり行なわれている。

すなわち、当該図は本管１に会所２からの取付管３が接
続している場合を示し、会所２よりエアプラグ４を取付
管３内に押し込む（イ）。

当該エアプラグ４は第３図に示される通りのものであり
、同図ａに示すものは縦じま様の凹部４ａを定間隔に行
形したゴムチューブであり、゛背側にはエアー注入用の
ホース４ｂが取り付いている。

このものは、所定圧にふくらませた状態で背後より水圧
で押し込んでいくもので、該凹部４ａは押し込み前進の
際にプラグが膨らみ過ぎて詰ってしまわないように取付
管３との間に間隙を確保するための膨らみ拘束用として
設けられたものである。

第２図にあってはイ図に示した。

ｂに示すものはａに示したものの如く、エアー注入用の
ホース４ｂが取り付いてなく、予じめ所定圧にふくらま
せたゴムチューブであり、これを前後端面に付設したジ
ヨイント構成（図示省略）にて相互にジヨイントさせ継
ぎ足しつつ押し込んでいくものである。

第２図にあって口〜二に示す。

しかして、取付管３の開口までエアプラグ４を押し込む
（ロ）。第３図ａのエアプラグの場合にはエアー圧送を
して膨らませる。　　。

一方、本管１内には管漏シーリング用パッカー３４が配
されており、凝固剤注入シールを行ない、接続部の内側
からの目詰を行なう（ハ）。

尚、上述の管漏シーリング用パッカー３４はいずれも本
管ｌ内をワイヤー３６で引っばられて移動する既存の装
置であって、一応説明すると次記の如くである。

すなわち、本管内のきずや根本的な損傷などに関して管
ラインの内部検査を行なうため、照明ユニットを備えた
、管ラインの内部を移動させるテレビカメラのような密
封カメラが考案された。管のきすや湯口がカメラで見つ
かり、その正確な位置が示されると、その湯口箇所の近
くにドリルで穴を掘って、凝固剤を導管を通じて送り、
管をシールして湯口を修理することができる。

かかる管漏ロシーリング機としては、例えば特公昭５１
−１６６５０号に提案されている。当該管漏ロシーリン
グ機は気密性の膨張スキンで被われた、一対の中空にな
ったケーシングを有しており、スキッドがスキンで被わ
れた各々のケーシングの一方の末端部に隣り合って設置
されていて、各々のケーシングのもう一方の末端部はセ
ンター・リングに向いあわせに置かれている。ボルトな
キ′の連結装置はケーシングの中空になった部分を抜け
て一つのスキッドからもう一方のスキッドへ通されて、
装置全体をボルトでひとまとめに締めている。ケーシン
グを覆う膨張スキンはスキッドを一緒に締めることによ
って、両末端部で閉じられており、スキッドは、ケーシ
ングの末端部の斜めにのこぎり歯状の切込みをつけたエ
ツジを締めることによって、スキッドの重なり合う部分
と共に、スキンを各々のケーシングに締めつけている。

スキッドの重なり合う部分は、ケーシングの末端部から
角度をなしており、ケーシングの斜めにのこぎり歯状切
込みをつけたエツジに対して、一様にスキンを押しつけ
るように締められる。センター・リングはその両側に、
同じ方法で膨張スキンのもう一方の末端部を各々のケー
シングのもう一方の末端部に同時に締めつけてシールす
るための、同様な重なり合うエツジを有している。ユニ
ットは、スキッドを通り抜けるボルトをゆるめれば簡単
に分解でき、摩耗・損傷部品を交換して、またボルトを
締めて組立てることができる。従って、膨張性スキンを
急激に操作するような状況で、膨張性スキンが裂けたり
摩耗するという、よくありがちな、面倒な点を備えて膨
張性スキンを裁断する必要はない。空気は圧縮されてケ
ーシングを通って送られ、膨張性スキンを膨張させ、セ
ンター・リングと管の内部との間に空間を形成する。

また、空気は１対の膨張性スキンによって遮断され、シ
ーリング作用のための、急速に凝固するタラウチング剤
がセンター・リングを通して送り込まれるとしてなるも
ので、第４図は、管１内に示されたこのバンカー３４の
斜視図である。ここで、膨張した状態にある１対のスキ
ン１２は、通當は平らな環状のスキン、ないしスリーブ
であるが、空気圧によってすぐ膨張する袋である。パッ
カー３４の両末端部には、スキン１２を膨張させない状
態でパフカー３４を管１の中にすべり込ませるための複
数のスキッド脚部をもつスキッド１３および１４がある
。センター・リング１６は膨張スキン１２の間に設置さ
れ、１対の薬液吐出口１７がそこにつけられている。連
結装置２０をもつホース１８は、パッカー３４の一方の
末端部に入った状態で示されており、スキン１２の下部
に位置するケーシングに連結しそこを通り抜ける、空気
圧、ないし他の流体圧のラインである。ただし、この図
では、このケーシングは見えない。このように、ホース
１８を通して圧力を送り込むことによって２つのスキン
１２は同時に膨張し、また同時に収縮する。１対の他の
ホース２１と２２も、パッカー３４の中に入って示され
ており、管ｌ内のきすや潮目をシールするタラウチング
化学剤を通す。

ホース１８．２１および２２は大抵地下管である管１の
長さに沿ってのびており、ホース１８は空気圧、ホース
２１と２２に化学剤を送るための装置がおかれている地
下管の地表面ないし入口までつながる。

ホース２１と２２に入った化学剤は、薬液吐出口１７と
リング１６を通り、管１．リング１６および２つのスキ
ンの間に作られる空間２３を満たす。ボルト２４は、ナ
ツト２５で装置をひとまとめにボルト締めにするため、
スキッド１４からスキッド１３へ通される。このパッカ
ーは、潮目の正確な箇所を確実に示し、できれば、リン
グ１６がその潮目の真上になるように、パッカーをその
箇所の上にくる位置に置くための、標的をもった密封テ
レビカメラのような装置を使用して、管１内のきすの位
置を確認することによって作動するもので、スキン１２
は潮目を遮断する空間２３を設けるため、ホース１８を
通る空気圧によって膨張させられ、化学剤は管の潮目に
押し込められるのに充分な圧力を加えられて、ホース２
１と２２および薬液吐出口１７を通って注入される。

化学剤はすばやく膠質化、ないし凝固するものが好走し
く、すぐ固まればパッカーを管の次の湯口箇所に移動さ
せることができる。

エアプラグ４の引き抜き、パッカー３４の退避を行なう
　（ニ）。

本管１並びに取付管３内壁面に付着の凝固剤を会所２よ
りホース５を差し込んで水洗する（ホ）「発明が解決し
ようとする問題点」 しかるに叙上方法に於いては、エアープラグは空気によ
って膨らんだ状態になでいるためスムーズに取付管内へ
挿入することができなく、又、凹部４ａを有しているた
めに所定箇所における密着度が悪く、バンカーから薬液
を吐出すると取付管とエアープラグとの間隙を薬液が上
昇し、所定箇所への注入の効果が低下し、且つ薬液の無
駄にもなるし、又、ゲル化後には取付管とエアープラグ
とが付着し、引き抜けなくなる場合もあり不都合な点が
多い。

「問題点を解決するための手段」 本発明は叙上の事情に鑑みなされたもので、その要旨と
するところは、先端閉塞チューブを取付管に当該チュー
ブ内に注水充填しつつ挿入前進させ、取付管の開口に達
したところで注水を止め、管漏シーリング用パッカーで
凝固剤注入シールを行ない、当該凝固剤のゲル化後、該
チューブ先端を開孔して充填水の放出をして本管並びに
取付管内壁面に付着の凝固剤を洗い流しすると共にチュ
ーブ回収可能とするとして、取付管開口までへの挿入容
易と完璧な封鎖効果と当該封鎖栓体の回収と同時に凝固
剤の清掃も出来るという合理性を実現した点にある。

「実施例」 以下、これを図にもとづいて詳細に説明する。

第１図イ〜ホは本発明の施工手順図で、図中６は第５図
Ｃに詳示される如き硬質ゴム等よりなる長尺フレキシブ
ルチューブで、これを吊り具７で支持させて取付管３内
の所定位置く図示例では前進”困難な屈曲部３ａ）まで
挿入させる（イ）。

このフレキシブルチューブ６によって地上より取付管３
の所定位置にまで構成されたガイド路を利用しつつ塩ビ
フイルム若しくは合成ゴムフィルム等□の内圧で膨張性
の材質よりなる先端閉塞チューブ８を該フレキシブルチ
ューブ６、取付管３内にチューブ８０元よりの注水によ
る押し込みで挿入前進させ取付管３開口に到るが、これ
を本管１内からテレビカメラ１０で観視し注水を停止す
る（口）。

上記チューブ８としては第５図ａ、ｂに示される如きも
のが考えられる。

すなわちａ図に示したものは有底に製作の使い捨て方式
のもので、後述する先端開孔は棒状体の挿入による破裂
で行なう。

ｂ図に示したものは回収方式のもので、先端に蓋体８ａ
を配し、その中央に内圧で栓効果をもつ楔栓８ｂを設け
、これに開栓用のロープ８ｃを止着したものである。

チューブ８は強度が充分に大であるのならば、フレキシ
ブルチューブ６の助けを受けることなく会所２より取付
管３内に単独で挿入してもよい。

つまり、フレキシブルチューブ６はチューブ８のガイド
兼保護として必要に応じて採用すれば良いものである。

しかして、先端が充水するチューブ８は前進がすみやか
であり、且つ停止位置にては充水膨張により極めて密な
封鎖を果たす。

管部シーリング用パッカー３４を所定位置に移動し凝固
剤注入シールを行なう（ハ）。

当該凝固剤のゲル化をまってチューブ８の先端開孔を既
述の要領で行ない、充填水９を放出して本管１並びに取
付管３内壁面に付着の凝固剤を洗い流して清掃する（二
）。一方、縮小したチューブ８は容易に引き戻される。

退避していたテレビカメラ１０で止水状況を確認する（
ホ）。

「発明の効果」 しかして、本発明方法によるならば、以下列記の如き諸
効果を奏する。

ｉ）栓体の挿入が簡単でスムーズに出来る。

ｉｉ　）栓体が取付管壁に密圧着するので封鎖性が極め
て良い。

１ｉｉ）ｉｉ）に由来して凝固剤のまわり込みが生じる
こ□とがなく。栓体の回収不可、つまり破損による管壁
付着残溜の如き事態の生じることがない。

ｉｖ）栓体の回収が容易化されると同時に凝固剤の清掃
が出来て好都合である。

■）使用する治具は簡便且つ安価で済む。

【図面の簡単な説明】

第１図イ〜ホは本発明方法の手順図、第２図イ〜ホは従
来方法の手順図、第３図ａ、ｂは従来方法で使用の栓体
治具の斜視図、第４図は管漏シーリング用バンカーの説
明図、第５図ａ　”−ｃは本発明で使用の各治具の説明
図である。 符号の説明 ■・・・本管、２・・・会所、３・・・取付管、３ａ・
・・屈曲部、４・・・エアプラグ、４ａ・・・凹部、４
ｂ・・・ホース、５・・・ホース、６・・・フレキシブ
ルチューブ、７・・・吊り具、８・・・先端閉塞チュー
ブ、８ａ・・・蓋体、８ｂ・・・楔栓、８ｃ・・・ロー
プ、９・・・充填水、１０・・・テレビカメラ、１２・
・・スキン、１３．１４・・・スキッド、１６・・・セ
ンター・リング、１７・・・薬液吐出口、１８・・・ホ
ース、２０・・・連結装置、２Ｌ　２２・・・ホース、
２３・・・空間、２４・・・ボルト、２５・・・ナンド
、３４・・・パッカー、３６・・・ワイヤー。 プ／８ イ。 ７’Ｆ’／Ｊ！Ｊ ハ。 ズツＶｊＱ ホ。 プダ２ＡＶ イ。 カ〜 ハ。 −ｆｚ層 ズ戸メ４の Ｏ。 アダ４フ勿 Ｐ９ａ Ｏｏｂ。 ］ ｂ ズ色りＡ９ Ｃ９

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）先端閉塞チューブを取付管に当該チューブ内に注
   水充填しつつ挿入前進させ、取付管の開口に達したとこ
   ろで注水を止め、管漏シーリング用パッカーで凝固剤注
   入シールを行ない、当該凝固剤のゲル化後、該チューブ
   先端を開孔して充填水の放出をして本管並びに取付管内
   壁面に付着の凝固剤を洗い流しすると共にチューブ回収
   可能とするとしたことを特徴とする本管に接続の取付管
   開口の封鎖方法。
2. （２）ガイド兼保護としてのフレキシブルチューブを先
   行して取付管の所定位置にまで挿入し、これを介して先
   端閉塞チューブを取付管に当該チューブ内に注水充填し
   つつ挿入前進させ、取付管の開口に達したところで注水
   を止め、管漏シーリング用パッカーで凝固剤注入シール
   を行ない、当該凝固剤のゲル化後、該チューブ先端を開
   孔して充填水の放出をして本管並びに取付管内壁面に付
   着の凝固剤を洗い流しすると共にチューブ回収可能とす
   るとしたことを特徴とする本管に接続の取付管開口の封
   鎖方法。