JPS6124696Y2 - - Google Patents

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JPS6124696Y2
JPS6124696Y2 JP14235580U JP14235580U JPS6124696Y2 JP S6124696 Y2 JPS6124696 Y2 JP S6124696Y2 JP 14235580 U JP14235580 U JP 14235580U JP 14235580 U JP14235580 U JP 14235580U JP S6124696 Y2 JPS6124696 Y2 JP S6124696Y2
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vref1
flop
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は機関の回転に対応して発生する基準
信号を基準として機関の作動パラメータに対応し
て点火時期を電子的に演算する機関点火時期調整
装置に関するものである。
従来この種の装置として第1図に示すものがあ
つた。図において、1は図示しない機関の回転と
同期して機関の角度位置信号を発生する角度位置
検出装置、2はセツト・リセツトフリツプフロツ
プで、セツト入力端子は、上記角度位置検出装置
1に接続される。3は上記フリツプフロツプ2の
Q出力端に接続された積分器で、演算増幅器3
1、コンデンサ32、抵抗33から構成されてい
る。4は上記積分器3の出力端に接続された点火
時期検出回路で、コンパレータ41と抵抗42,
43から構成されている。なお、上記コンパレー
タ41の出力端は、上記フリツプフロツプ2のリ
セツト入力端子に接続される。5は上記積分器3
の演算増幅器31の非反転入力端子電圧(以下
VRef1と記す)を制御する比較電圧制御回路であ
り、F/Vコンバータ等からなり機関の運転パラメ
ータに応じて、VRef1の電圧を制御する。なお、
上記コンパレータ41の出力信号は、図示しない
点火装置の点火時期信号として用いられる。ま
た、aは角度位置検出装置1の出力、bはフリツ
プフロツプ2の出力、cは積分器3の出力、dは
コンパレータ41の出力を示し、それぞれの電圧
波形は、第2図に図示されている。
次に動作について説明する。角度位置検出装置
1の出力が第2図に示す時点t1において、Lowレ
ベル(以下“L”)からHighレベル(以下
“H”)になると、フリツプフロツプ2はセツトさ
れQ出力は“H”になり、フリツプフロツプ2の
Q出力端子→抵抗33→コンデンサ32→演算増
幅器31の出力のルートでコンデンサ32の放電
電流が流れ始め、やがて演算増幅器31の出力電
圧がコンパレータ41の比較電圧VRef2より低く
なるため、時点t2ではコンパレータ41の出力端
子には第2図dに示すように“L”→“H”の信
号が発生し、それを受けて上記フリツプフロツプ
2はリセツトされ、Q出力は“H”→“L”に反
転し、上記放電電流が遮断されるとともにこんど
は演算増幅器31の出力→コンデンサ32→抵抗
33→フリツプフロツプ2のQ出力のルートでコ
ンデンサ32の放電電流が流れ始める。なお時点
t2で“L”→“H”になつたコンパレータ41の
出力は該充電電流によつて積分回路3の出力電圧
が再び上記コンパレータ41の比較電圧VRef2を
越えるため、ここで“H”→“L”になる。上記
充電電流は角度位置検出装置1の出力が時点t3
おいて再び“L”→“H”になるまで続く。ここ
でVRef1制御回路5の出力電圧をVRef1、フリツ
プフロツプ2のQ出力端子の“H”電圧を
VOH、“L”電圧をVOL、抵抗33の抵抗値をR
とすればコンデンサ32の充電電流i1は i1=VRef1−VOL/R ……(A) 放電電流i2は i2=VOL−VRef1/R ……(B) となる。
すなわちVRef1制御回路5の出力電圧VRef1を
変えればi1とi2を同時に変えることができる。
また、(A),(B)式より i1+i2=VOH−VOL/R ……(C) である。ここで、フリツプフロツプ2の電源電
を安定化しておけば、VOH,VOLは一定とみな
すことができ、i1+i2は上記VRef1によらず一定
である。
また、第2図に示すように、時点t1からt2まで
の機関の回転角度をθ、時点t2からt3までの機
関の回転角度をθ、時点t1からt3までの機関の
回転角度をθ(θ+θ)とすれば、 i1:θ=i2:θ なる関係が成り立つのは明白である。
したがつて、 θ=i/i+i・θ ……(D) を得る(A),(C),(D)式より θ=VRef1−VOL/R・R/VOH−VO
L・ θ=VRef1−VOL/VOH−VOL・θ……(E
) を得る。θはこのようにVRef1の−次関数とし
てあらわされる。このためVRef1を直線的に変化
させると、θも直線的に変化するので、VRef1
制御回路5をF−Vコンバータで構成し、機関の
回転数に対して上記VRef1制御回路5の出力を直
線的に変化させると、機関の点火時期(角度位
置)を直線的に変化させることが可能であり、さ
らに第1図のFで示すように機関の他の運転パラ
メータに応じてVRef1を変化させて、点火時期を
変化させることも可能であつた。
従来の点火時期調整装置は以上のように構成さ
れているので、VRef1がステツプ的にΔVRef1だ
け変化する場合には、積分器を構成する演算増幅
器の非反転入力端子と反転入力端子はイマジナリ
ーシヨートであるから、積分器の出力もステツプ
的にΔVRef1だけ変化する(第2図e参照)。こ
のため、VRef1をΔVRef1だけ変化させた直後の
回転動作が非定常状態にある間に第2図eに示す
ように積分器の出力電圧がVRef2より低くなる
と、コンパレータはL→Hになるので、VRef1の
変化時点に同期して第2図gのように誤点火する
欠点があつた。ここで、第2図fはフリツプフロ
ツプのQ出力を示す。このことはトイズ等によつ
て積分器出力電圧あるいはVRef2が変動した場合
でも同様である。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、積分器出力を比
較電圧と比較するコンパレータの比較電圧を上記
積分器の積分方向を制御するフリツプフロツプの
出力に同期して変化させることにより、上記積分
器を構成する演算増幅器の制御入力端子の制御電
圧がステツプ的に変化しても、又ノイズ等が混入
してもこの変化に同期した誤点火のない点火時期
調整装置を提供することを目的としている。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第3図において6はコンパレータ41の比較
電圧をフリツプフロツプ2の出力に同期して
VRef2からアース電位VOLに変更する比較電圧変
更回路でコンパレータ41の非反転入力端子とア
ース間に接続されたトランジスタ61と、このト
ランジスタのベースとフリツプフロツプ2のQ出
力端子間を接続するベース抵抗62とから構成さ
れている。
なお、その他の符号の説明は従来装置と同様に
つき省略する。
次に動作について説明する。角度位置検出装置
1の出力が第4図に示す時点t1において“L”か
ら“H”になると、フリツプフロツプ2は第4図
bの如くセツトされQ出力は“H”になり、フリ
ツプフロツプ2のQ出力端子→抵抗33→演算増
幅器31の出力のルートでコンデンサ32の放電
電流が流れ始め、やがて演算増幅器31の出力電
圧(第4図c−イ)がコンパレータ41の比較電
圧(第4図c−ロ)、すなわちVRef2より低くな
るため、時点t2ではコンパレータ41の出力端子
には第4図dに示すように“L”→“H”の信号
が発生し、それを受けて上記フリツプフロツプ2
はリセツトされ、Q出力は“H”→“L”に反転
し、上記放電電流が遮断されるとともに、こんど
は演算増幅器31の出力→コンデンサ32→抵抗
33→フリツプフロツプ2のQ出力のルートでコ
ンデンサ32の充電電流が流れ始める。なお時点
t2で“L”→“H”になつたコンパレータ41の
出力はこの充電電流によつて積分回路3の出力電
圧が再び上記コンパレータ41の比較電圧VRef2
を越えるため、ここで“H”→“L”になる。上
記充電電流は角度位置検出装置1の出力が時点t3
において再び“L”→“H”になるまで続く。こ
こで従来装置の場合と同様に、コンデンサ32の
充電電流i1は i1=VRef1−VOL/R ……(A) 放電電流i2は i2=VOH−VRef1/R ……(B) とかける。(A),(B)式から i1+i2=VOH−VOL/R ……(C) であり、i1+i2はVRef1によらず一定となる。ま
た第4図に示す機関の回転角度θ,θθ(θ
=θ+θ)は i1:θ=i2:θ なる関係が成り立ち、したがつて θ=i/i+iθ ……(D) を得る。(A),(C),(D)式より θ=VRef1−VOL/VOH−VOL・θ…
…(E) を得るθはこのようにVRef1の一次関数として
あらわされる。このためVRef1を、VRef1制御回
路5の出力電圧として機関の回転数に対して直線
的に変化させると、機関の点火時期(角度位置)
を直直線的に変化させることが可能であり、さら
に第3図の で示すように機関の他の運転パラメ
ータに応じてVRef1を変化させて、点火時期を変
化させることも可能である。壱方、比較電圧変更
回路6は上記フリツプフロツプ回路2のQ出力を
位相反転したQ出力によつてそのトランジスタ6
が駆動されるため、第4図c,e−ロで示す如く
コンパレータ41の比較電圧はコンデンサ32の
充電期間中VRef2からアース電圧VOLに変更され
る。ここで制御回路5の制御電圧、即ち積分器3
を構成する演算増幅器31の反転入力端子電圧
vRef1がステツプ的にΔVRef1だけ変化した場
合、積分器3の出力電圧は第4図e−イに示す如
くステツプ的にΔVRef1だけ変化する。ところ
で、コンパレータ41の比較電圧は上述の如く比
較電圧変更回路6によりコンデンサ32の充電期
間中アース電圧VOLに変更されているので上記
コンパレータ41の出力電圧は第4図gの実線で
示すようになり制御電圧VRef1のステツプ的変化
に同期した第4図gの一点鎖線の如き誤点火信号
の発生は防止される。尚第4図fはこの際のフリ
ツプフロツプ2のQ出力端子電圧を示す。従つて
コンデンサ32の充電期間中における積分器3の
出力電圧変動に基づく誤点火を防止できる。尚、
コンデンサ32の充電期間中においてVRef1のス
テツプ的変化、ノイズ等に起因する積分電圧の変
動によつて誤点火信号が発生することがあるが、
この角度期間は比較的小さく又点火時期制御範囲
であることから仮に誤点火があつたとしても実質
上実害はない。
尚、上記実施例における比較電圧VRef2は制御
電圧VRef1のステツプ的変化に対応する如く同一
電圧とすれば、ステツプ的な増大変化の際にもそ
の電圧変化に応答性良く点火時期制御を追従させ
ることができる。
以上のようにこの考案によれば積分器の積分方
向を制御するフリツプフロツプの出力に同期して
積分電圧レベル検出用比較器の比較電圧を変更す
る様にしたので、制御電圧のステツプ的変化、あ
るいはノイズの混入に起因する誤点火信号の発生
を防止した装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の点火時期調整装置を示す電気回
路図、第2図は従来の装置の動作を示す動作波形
図、第3図はこの考案の一実施例による点火時期
調整装置を示す電気回路図、第4図はこの考案の
装置の動作を示す動作波形図である。 図において、1は角度位置検出装置、2はフリ
ツプフロツプ、3は積分器、31は演算増幅器、
32はコンデンサ、33は抵抗、4は点火時期検
出回路で41はコンパレータ、42,43は抵
抗、5は比較電圧制御回路、6は比較電圧変更回
路、61はトランジスタ、62は抵抗である。な
お、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の所定回転角度位置で基準信号を発生する
    基準信号発生器、上記基準信号によつてセツトさ
    れるフリツプフロツプ回路と、このフリツプフロ
    ツプの出力状態に対応して積分方向が反転制御さ
    れる積分回路、この積分回路の出力が比較電圧に
    達したことを検出して上記フリツプフロツプ回路
    をリセツトする比較器、上記積分回路の積分速度
    を機関の作動パラメータに対応して制御する手段
    及び上記比較器の比較電圧を上記フリツプフロツ
    プ回路の出力に同期して変更させる手段を備え、
    上記積分回路の出力が上記比較電圧に達した時期
    に対応して点火時期を決定する機関点火時期調整
    装置。
JP14235580U 1980-10-03 1980-10-03 Expired JPS6124696Y2 (ja)

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JP14235580U JPS6124696Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS5763970U JPS5763970U (ja) 1982-04-16
JPS6124696Y2 true JPS6124696Y2 (ja) 1986-07-24

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