JPS6124686Y2 - - Google Patents

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JPS6124686Y2
JPS6124686Y2 JP12297680U JP12297680U JPS6124686Y2 JP S6124686 Y2 JPS6124686 Y2 JP S6124686Y2 JP 12297680 U JP12297680 U JP 12297680U JP 12297680 U JP12297680 U JP 12297680U JP S6124686 Y2 JPS6124686 Y2 JP S6124686Y2
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JP
Japan
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dust
casing
cleaner
pan
air
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JP12297680U
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JPS5744970U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サイクロン式エアクリーナに関し、
更に詳しくは、該エアクリーナを車輛のエンジン
ルーム等の狭い場所に収納してもダストの排出が
簡単に行えるように改良したサイクロン式エアク
リーナに関するものである。
サイクロン式エアクリーナは、清浄化すべき空
気中に含まれる大きなダストを、空気流を旋回流
にすることにより遠心分離して回収した後、該空
気をエレメントに通して細かいダストを取り除い
て清浄化するようにしている。そして遠心分離し
たダストを例えば、第1図に示すようなダストパ
ン13bに回収し、これを排出するには、ケーシ
ング1aからワイヤクリツプ15bをゆるめてダ
ストパン13bを下方へ一旦ずらした後、外へ出
してダストを排出するようにしていた。
従つて従来装置においては、ダストパン13b
の下方にそれの着脱スペースがないとダストパン
13bを抜くことができないため、特にボンネツ
トタイプの車輛等、スペースの狭い所では使用で
きなかつた。
これに対し前記ダスト除去をエアクリーナの上
方から操作できるように改良した提案がある。例
えば、実公昭50−20174号考案は、クリーナエレ
メントを半分ずつ使用し、又、実開昭55−116871
号考案は、クリーナエレメントを外部から掃除で
きるように構成して、それぞれ可使期間の延長を
図つたものであり、何れもダスト排出作業をする
際には、各部材を上から順次取り外して行うよう
に構成したものである。しかしながら、これらの
先行技術は、装置下方に着脱スペースがなくても
よい点では優れているが、ダスト排出作業の際
は、作業性が悪く改善が必要である。
そこで本考案は、ダスト排出作業性に優れ、し
かも狭いエンジンルーム内にコンパクトに収納で
きるサイクロン式エアクリーナを提供することを
目的とするものである。
この目的を達成するための本考案のサイクロン
式エアクリーナは、有底筒状のケーシングに、カ
バー、空気用アウトレツト及びクリーナエレメン
トを一体としたクリーナユニツトを上方から着脱
自在に装着するとともに、前記ケーシングの底部
にダスト排出用孔を形成し、該ダスト排出用孔を
ケーシング上方から着脱する蓋で覆つたことを特
徴とするものである。
次に第2図〜第4図により本考案の実施例を説
明する。
第2図において、有底筒状に形成したケーシン
グ1の上部の開口縁2には、クリーナユニツト3
がワイヤクリツプ5によりケーシング1の開口縁
2に着脱自在に取り付けられている。
本実施例のクリーナユニツト3は、アウトレツ
トパイプ兼カバー6と、これから吊り下げられた
支持筒7とダストパンカバー8と、このダストパ
ンカバー8及びカバー6に間に蝶ボルト9により
挾着したエレメント4と、エレメント4の外周部
に第2図仮想線で示すように傾斜した羽根10を
設けて空気流に旋回流を起させるサイクロンブレ
ード11とから形成されている。そしてダストカ
バー8の一部には、第4図に示すように空気流の
旋回方向に沿う傾斜穴12が設けられていて、こ
こから遠心分離された粗粒ダストをケーシング1
の底部に形成したダストパン13内に誘導するよ
うにしている。
一方、ダストパン13内底面には、ダスト排出
用孔14が形成されており、この孔14は、ケー
シング1の上方から操作できるワイヤクリツプ1
5により着脱するようにした蓋16で覆われてい
る。
このように形成したサイクロン式エアクリーナ
は、ケーシング1内に矢印のように流した空気流
がサイクロンブレード11により旋回流となり粗
流ダストが遠心分離される。分離後の空気は、エ
レメント4により微粒ダストを取り除いた後支持
筒7を経てアウトレツトパイプ6より排出され
る。
また、遠心分離された粗粒ダストは、ダストパ
ンカバー8に形成した傾斜穴12を通つてダスト
パン13内に溜られる。このように粗粒ダストを
傾斜穴12を通すことにより、ダストパン13内
に溜つたダストは空気流によりエレメント4付近
に舞い上ることがない。
さて、ダストパン13内に溜つたダストを排出
するには、先ず、ワイヤクリツプ5を外してクリ
ーナユニツト3を上方へ取り出すとケーシング1
内は空になる。次に、ワイヤクリツプ15を外し
て蓋16をケーシング1上方へ取り出し、ダスト
排出用孔14からダストを落して排出する。ダス
ト排出後は、逆の順序でエアクリーナを組立てれ
ばよい。なお、前記の実施例では、サイクロンブ
レード及びダストカバーを装備したものについて
実施したが、空気流入口の取付け手段、及びダス
トパンの形状等を考慮すれば、これらを省略する
こともできる。
以上のように本考案によれば、ダストの排出す
るための作業をすべて上方から行うことができる
ので装置下方にダスト排出用の着脱スペースを設
ける必要がない。従つて、サイクロン式エアクリ
ーナをエンジンルーム等の極めて狭い場所にでも
設置することができる。しかも、ケーシング1内
の各部材がユニツト化されているので、一度に取
り出すことができるので操作が極めて簡単であ
り、ダスト排出作業も容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来装置のダストパンを示す断面
図、第2図〜第4図は、本考案の実施例を示すも
のであつて、第2図は全体縦断面図、第3図は第
2図−線の断面図、第4図は、第2図−
線の断面図である。 1……ケーシング、3……クリーナユニツト、
14……ダスト排出用孔、16……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状のケーシングに、カバー、空気用アウ
    トレツト及びクリーナエレメントを一体としたク
    リーナユニツトを上方から着脱自在に装着すると
    ともに、前記ケーシングの底部にダスト排出用孔
    を形成し、該ダスト排出用孔を形成し、該ダスト
    排出用孔をケーシング上方から着脱する蓋で覆つ
    たことを特徴とするサイクロン式エアクリーナ。
JP12297680U 1980-08-29 1980-08-29 Expired JPS6124686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12297680U JPS6124686Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297680U JPS6124686Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS5744970U JPS5744970U (ja) 1982-03-12
JPS6124686Y2 true JPS6124686Y2 (ja) 1986-07-24

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ID=29483569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12297680U Expired JPS6124686Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837955U (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 三菱自動車工業株式会社 サイクロン式エアクリ−ナ

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Publication number Publication date
JPS5744970U (ja) 1982-03-12

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