JPS61245335A - 三次元織物用織機のよこ糸供給装置 - Google Patents

三次元織物用織機のよこ糸供給装置

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JPS61245335A
JPS61245335A JP1331585A JP1331585A JPS61245335A JP S61245335 A JPS61245335 A JP S61245335A JP 1331585 A JP1331585 A JP 1331585A JP 1331585 A JP1331585 A JP 1331585A JP S61245335 A JPS61245335 A JP S61245335A
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JP
Japan
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weft
yarn
large number
rapier
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP1331585A
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English (en)
Inventor
哲朗 広川
健二 福多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikishima Canvas KK
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Shikishima Canvas KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、基盤目状に並ぶ多数本のたて糸と、その行
方向の多数本の第1よと糸および列方向の多数本の第2
よこ糸とからなる三次元織物を製織するための織機のよ
こ糸供給装置に関するものである。
(従来の技術) 直交三軸X、Y、Zの三方向の糸やロービングを立体的
に組織させた三次元織物は、織物状のままで衝撃吸収材
やフィルタとしての用途があり、またその空隙に合成樹
脂などを含浸させた複合材は構造材や防音材として広い
用途があるため、注目されている。そして、上記三方向
の糸を高密度に配列して機械的性質を改善しようとする
場合に。
高密度の基盤目状に並ぶ多数本のたて糸の行方向および
列方向にそれぞれ多数本の第1よこ糸および第2よこ糸
を挿通することの回置を排除するため、上記多数本のた
て糸を角錐状に張設し、その底部の糸間隔が広い部分で
上記の第1よこ糸および第2よこ糸をそれぞれ挿入し、
しかるのち先端側の糸間隔が狭い部分に向かってビーテ
ィングすることが知られている(特公昭57−1799
0号公報および特公昭59−29691号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 角柱状の三次元織物の幅と厚さに比べて第1よこ糸およ
び第2よこ糸の挿入長さが非常に長くなり、しかも第1
よこ糸用のボビンおよび第2よこ糸用のボビンには、単
なるブレーキを設けてよこ糸に解じょ抵抗を与えている
だけであるため、第1よこ糸または第2よこ糸の挿入長
さと三次元織物の幅または厚さとの差が弛みとなり、糸
のもつれや毛羽立ちを生じ、そのため外観不良となるだ
けでなく、高密度三次元織物の所望の機械的性質が得ら
れなかった。従って、上記の弛みを除去するため、第1
よこ糸および第2よこ糸を挿入し、ビーティングする度
に第1よこ糸用および第2よこ糸用のボビンを巻戻さな
ければならず、改善する必要があった。特に、上記特公
昭57−17990号公報等に記載されているように、
たて糸に開口動作を行なわせて第1よこ糸および第2よ
こ糸を蛇行状に組織させた場合は、上記の不都合が甚だ
しかった。
(問題点を解決するための手段) 多数列、多数行に配列され、かつ角錐状に張設された多
数本のたて糸の間にその底部側で行方向の多数本の第1
よと糸および列方向の多数本の第2よこ糸をそれぞれレ
ピアで挿入し、これらの第1よこ糸および第2よこ糸を
頂部側ヘビーテイングして行方向および列方向のたて糸
間隔を縮小するようにした三次元織物用織機において、
第1よこ糸用ボビンおよび第2よこ糸用ボビンにそれぞ
れよこ糸ブレーキを付設し、このよこ糸ブレーキと上記
レピアとの間によこ糸弛み吸収装置を設ける。
(作用) 第1.第2のよこ糸用ボビンのよこ糸ブレーキとレピア
との間によと糸弛み吸収装置が設けられるので、よこ糸
弛み吸収装置が上記−のよこ糸用ボビンから余分のよこ
糸を引出すことはなく、よこ糸用ボビンとクロスフェル
を結ぶよこ糸に弛みが生じた場合にその弛みをよこ光吸
収装置が吸収してこのよこ糸を緊張させる。
したがって、第1よこ糸用および第2よこ糸用のレピア
をそれぞれ駆動して第1よこ糸および第2よこ糸をたて
糸の間に挿入したとき、これらのよこ糸の引出しに対し
てよこ糸ブレーキが解じょ抵抗を与え、レピアの移動距
離以上によこ糸が引出されることが防止され、上記よこ
糸の弛みは生じない。そして、レピアが後退してたて糸
の間から戻り、クロスフェルとよこ糸ブレーキとの間の
よこ糸に弛みが生じたときは、この弛みをよこ糸弛み吸
収装置が自動的に吸収するので、たて糸の間に挿入され
ているよこ糸の過度の湾曲やループが除去される。なお
、よこ糸弛み吸収装置によこ糸の弛みが吸収された状態
でレピアがよこ糸をたて糸間に挿入するときは、よこ糸
弛み吸収装置内に吸収されているよこ糸が先ず引出され
て弛みが除かれ、しかるのちょこ糸ボビンからよこ糸が
引出される。
(実施例) 第1図において、1は三次元織物Fの外形を設定するた
めの方形枠、2は多数本のたて糸Zを基盤目状に配列す
るための固定そうこうであり、この板状の固定そうこう
2に穿設された多数個の目孔2aにたて糸Zが挿通され
、このたて糸Zの下端にウェイト3が釣下げられて方形
枠1と固定そうこう2との間で多数本のたて糸2が角錐
状に張られる、なお、織物Fは引取装置I(図示されて
いない)によって上方へ引取られる。4は第1レピアで
あり、矢印P方向に往復することにより、上記多数本の
たて糸2に対して行方向の第1よこ糸Xをよこ入れする
。また、5は第2レピアであり、矢印Q方向に往復する
ことにより、上記のたて糸Zに対して列方向の第2よこ
糸Yをよこ入れする上記の第ルビア4および第2レピア
5は、先細に形成したロンドの先端付近に糸目4a、5
aを設けたものである。第2図に示すように、第2レピ
ア5はその後端にヤーンガイド5bを有し、かつレピア
ガイド6に摺動自在に支持されており、三次元織物Fの
クロスフェルFaにつながる第2よこ糸Yが上記の糸目
5a、上方の固定ガイド7および後端のヤーンガイド5
bの糸目に順に導びかれるようになっている。なお、第
ルビア4も同様に形成される。
上記第2レピア5の後方に、前部固定ヤーンガイド8.
昇降ヤーンガイド装置9および後部固定ヤーンガイド1
0からなるよこ糸弛み吸収装置!11が設けられる。上
記の前部固定ヤーンガイド8および後部固定ヤーンガイ
ド10は、多数本の第2よこ糸Yを等間隔に配列するた
めの水平に並ぶ多数個のガイド孔を1列または2列以上
備えている。また、昇降ヤーンガイド装[19は、長方
形の枠12を垂直に立て、その内側に断面1字形のガイ
トレー、  ル13 (第3図参照)の両端を固定し、
隣接するガイドレール13,13間に昇降ヤーンガイド
14を上下摺動自在に嵌め込み、その糸目14aに1本
の第2よこ糸Yを挿通し、この第2よこ糸Yの1本ごと
にその弛みを吸収するようにしたものである。なお、昇
降ヤーンガイド14の下面には、必要に応じてウェイト
15を取付ける。
上記よこ糸弛み吸収装置11の後方に第2よこ糸Y用の
多数個のボビン16が互いに干渉しないように多段に配
列される。上記のボビン16は、第4図に示すようにフ
ランジ16aを有し、支軸17によって回転自在に支持
され、上記のフランジ16aの外周にブレーキ18のシ
ュー18aが圧接されている。
なお、第1よこ糸X用の第ルピア4の後方にも、上記第
2よこ糸Y用と同様によこ糸弛み吸収装置11およびボ
ビン16、ブレーキ18が設けられる。
上記の構造において、たて糸Zが特公昭59−2969
1号公報に記載されているように固定そうこう2とその
上方の移動そうこう(図示されていない)とによって、
または特公昭57−17990号公報に記載されている
ような2枚の移動そうこうによって開口し、第1よこ糸
Xの挿入口および第2よこ糸Yの挿入口を交互に形成し
、第1よこ糸Xの挿入口には第1よこ糸Xが第ルピア4
によって、また第2よこ糸Yの挿入口には第2よこ糸Y
が第2レピア5によってそれぞれ挿入され、三次元織物
Fが順に上方へ引取られて製織が進む。
例えば、第2よこ糸Yが挿入されたときは、第5図に示
すように、昇降ヤーンガイド14がその昇降ストローク
の上端まで上昇し、かつボビン16が糸張力により回転
して第2よこ糸Yを送り出す。
次に、第2よこ糸Y用のビーティングレバー19が挿入
され、このビーティングレバー19がクロスフェルFa
まで上昇してビーティングを行ない、しがるのち上記ビ
ーティングレバー19が抜取られる。
次いで、上記第2レピア5が第6図のように後退してた
て糸Zから脱出すると、再び上記ビーティングレバー1
9が挿入されてビーティングが行なわれ、しかるのち抜
取られる。二のとき、第2レピア5の後退に伴って第2
よこ糸Yに弛みが生じるが、この弛みは昇降ヤーンガイ
ド14の下降によって吸収される。そして、第2レピア
5が旧位置に戻ると、第1レピア4が駆動され、第1よ
こ糸Xの挿入、ビーティングが同様に行なわれる。
上記の実施例は、よこ糸X、Yの1本ごとに1個の昇瞬
ヤーンガイド14を設けたので、よこ糸1本ごとに弛み
を確実に吸収することができ、多数本のよと糸X、Yの
相互間に張力むらが生じない。
また、レピア4.5として先細のロッドを用いたので、
たて糸2間に挿入するときの抵抗が少なく、よこ糸X%
Yの挿入を円滑に行なうことができる。
上記の実施例は、よこ糸X、Yのボビンとしてフランジ
付きボビン16を用いたものであるが、フランジのない
コーンボビンを用いて軸方向に引出すことができ、この
場合はブレーキ18の代りにテンションワッシャ等の糸
張力装置をよこ糸ブレーキとして使用することができる
。なお、ブレーキ18は、バンドブレーキその他のブレ
ーキでもよい・また、レピア4.5は、たて糸Zの間隔
によって上下2段以上に設けて相互の干渉を防止しても
よし\。
(発明の効果) 第1よこ糸および第2よこ糸の弛みが自動的に除去され
るので、糸の毛羽立ちやもつれが防止され、得られる三
次元織物の品質が向上し、かつ高密度の三次元織物の製
織が容易になると共に、製織能率が著しく上昇する。
【図面の簡単な説明】
第1図は三次元織物用織機の基本構造を示す斜視図、第
2図はこの発明の実施例の側面図、第3図は昇降ヤーン
ガイドの斜視図、第4図はボビン用ブレーキ(解じょ抵
抗器)の正面図、第5図および第6図は動作順序の説明
図である。 X:第1よこ糸、Y:第2よこ糸、Z:たて糸。 F:三次元織物、Fa:クロスフェル、l:方形枠、2
:固定そうこう、3:ウェイト、4.5;レピア、8:
前部固定ヤーンガイド、9:昇降ヤーンガイド装置、1
0:後部固定ヤーンガイド、11:よこ糸弛み吸収装置
、14:昇降ヤーンガイド、16:ボビン、18ニブレ
ーキ(よこ糸ブレーキ)。 特許出願人  敷島カンバス株式会社 代理人 弁理士  坂 野 威 夫 〃 〃 吉田了司 特許出願人 工業技術院長 等々カ 達指定代理人 工
業技術院繊維高分子材料研究所長岡法 昭 復代理人 弁理士 坂 野 威 夫 〃       〃   吉  1) 了  司J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕多数列、多数行に配列され、かつ角錐状に張設さ
    れた多数本のたて糸の間にその底部側で行方向の多数本
    の第1よこ糸および列方向の多数本の第2よこ糸をそれ
    ぞれレピアで挿入し、これらの第1よこ糸および第2よ
    こ糸を頂部側ヘビーテイングして行方向および列方向の
    たて糸間隔を縮小するようにした三次元織物用織機にお
    いて、第1よこ糸用ボビンおよび第2よこ糸用ボビンに
    それぞれよこ糸ブレーキを付設し、このよこ糸ブレーキ
    と上記レピアとの間によこ糸弛み吸収装置を設けたこと
    を特徴とする三次元織物用織機のよこ糸供給装置。 〔2〕よこ糸弛み吸収装置が前後1対の固定ヤーンガイ
    ドと、その間に昇降自在に設けられた昇降ヤーンガイド
    とからなる特許請求の範囲第1項記載の三次元織物用織
    機のよこ糸供給装置。 〔3〕昇降ヤーンガイドが第1よこ糸および第2よこ糸
    の各1本ごとに設けられている特許請求の範囲第2項記
    載の三次元織物用織機のよこ糸供給装置。 〔4〕よこ糸ブレーキが第1よこ糸用ボビンおよび第2
    よこ糸用ボビンに摩擦接触するものである特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の三次元織物用
    織機のよこ糸供給装置。 〔5〕レピアが先細に形成したロッドの先端側に糸目を
    有するものである特許請求の範囲第1項ないし第4項の
    いずれかに記載の三次元織物用織機のよこ糸供給装置。
JP1331585A 1985-01-25 1985-01-25 三次元織物用織機のよこ糸供給装置 Pending JPS61245335A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63203849A (ja) * 1987-02-12 1988-08-23 工業技術院長 三次元織機の緯糸供給装置
JPH02264052A (ja) * 1989-03-31 1990-10-26 Three D Konpo Res:Kk 三次元多軸織物の製造方法及びその装置
JP2010507733A (ja) * 2006-10-27 2010-03-11 エアバス・フランス 連続アングルを製織するためのシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438673A (en) * 1977-08-31 1979-03-23 Showa Electric Wire & Cable Co Method of incinerating waste oil

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