JPS61244987A - フイラメントワインデイングパイプ - Google Patents

フイラメントワインデイングパイプ

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JPS61244987A
JPS61244987A JP8411585A JP8411585A JPS61244987A JP S61244987 A JPS61244987 A JP S61244987A JP 8411585 A JP8411585 A JP 8411585A JP 8411585 A JP8411585 A JP 8411585A JP S61244987 A JPS61244987 A JP S61244987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
filament
polyoxymethylene
present
tensile modulus
Prior art date
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Pending
Application number
JP8411585A
Other languages
English (en)
Inventor
石田 愼一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP8411585A priority Critical patent/JPS61244987A/ja
Publication of JPS61244987A publication Critical patent/JPS61244987A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィラメントワインディングパイプに関し、特
にパイプの回りに補強用線条体を巻回した、高強力、高
弾性のパイプに関するものである。
パイプ、チューブ、ホース類は産業上の利用分野で利用
されているが、技術進歩、経済的要請の観点から、強く
、かつ軽く、時に可撓性を有するパイプ類が要請される
ことが多い。本発明は、内圧および外圧に耐える要求の
ある分野に用いられる、高強力、高弾性のパイプ類に関
するものである。
(従来の技術) 従来の高圧ホースなどは、ゴム管に木綿編布などを被覆
したり、チューブに鋼線を巻きつけたりしたものが多い
、このうち、木綿によるものはその強度に不満があり、
鋼線を使用したものはその重さに難点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消し、軽量で
、内圧および外圧にともに耐える高強度を有し、かつ苛
酷な取扱いにも耐えるフィラメントワインディングパイ
プを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、パイプに補強用フィラメントを巻回してなる
フィラメントワインディングパイプにおいて、該フィラ
メントとして引張弾性率が5GPa以上のあるポリオキ
シメチレン延伸線条体を用いること、およびその際巻回
されるフィラメントとパイプとの間に引張弾性率が5G
Pa以上あるポリオキシメチレン延伸線条体を1本以上
該パイプの軸方向に沿って介在させることを特徴とする
本発明において、使用するポリオキシメチレン延伸線条
体の引張弾性率が5GPaに達しないと、本願の目的と
するパイプの剛性が得られない。
本発明に用いるポリオキシメチレンは、通常ホモポリマ
ーのほうが好ましいが、コポリマーの使用も可能であり
、また必要に応じて樹脂中に着色剤、潤滑剤、安定剤そ
の他の添加剤を含有させることができる。
本発明に用いるポリオキシメチレン超延伸体の標準的な
物性を第1表に示す。
以下余白 第1表 本発明に用いるポリオキシメチレン延伸線条体は、引張
弾性率が5GPa以上あればよく、このものは例えばポ
リオキシメチレンロッドを誘電加熱下または外部加熱と
の併用下に多段延伸する方法(特願昭59−93737
号、同59−49338号、工業材料第32巻、第4号
、P、94〜95)によって製造される。
これらの超延伸ポリオキシメチレンは、例えば1、7 
G P a以上の引張強度、5GPa以上から60GP
aに達する引張弾性率を有し、107℃のオーダーの線
膨張率を示す。このような超延伸線条体は、その延伸比
によって、引張弾性率、引張強度を任意に開裂すること
ができる。本発明に用いるポリオキシメチレン延伸体は
、予め製造された未延伸線条体をその要求に応じて延伸
することにより製造されるので、任意の線径の線条体(
例えば数μmの細径のものから直径数鶴のものまで)を
作ることができる。従って、従来得られたことのないよ
うな、例えば直径0.5 ta以上の大径のポリオキシ
メチレン繊維で、かってない引張強度、引張弾性率を有
するものが得られる。
本発明者は、このような高強度、高弾性率を有するポリ
オキシメチレン延伸線条体がパイプ類の補強繊維として
極めて優れていることを見出し、鋭意研究の結果、本発
明に到達したものである。
本発明が適用されるパイプは、その材質、寸法等に特に
制約はなく、細いものは外径1鶴程度のものでも実施可
能である。材質としてはプラスチック、ゴム、金属が一
般的であり、プラスチック、ゴムではシリコーン、合成
ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ナイロン、ポリエステル、PPP、ポリアセロール、
ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンエーテル、
ポリエーテルケトン、ポリスルホンなど、金属では鉄、
銅、真鋳、ステンレス等があげられる。
次に本発明を図面により具体的に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すフィラメントワイン
ディングパイプの組立状態を示す斜視図、第2図はその
断面図である。このパイプは、パイプ本体1と、その上
に巻き回されたポリオキシメチレン延伸線条体2とから
構成される。このようにポリオキシメチレン延伸線条体
を線条体2をパイプlに対して一定の角度を保持して巻
き付けることにより、パイプの引張方向に対する強度を
増大し、折り曲げに対する耐力を増加させ、またこれら
とともに内圧および外圧に対する耐力を増加させること
ができる。これは、ポリオキシメチレンの弾性率が大き
く、曲げ応力に対してもその弾性率に応じた抵抗を示す
からである。
第3図は、本発明のさらに好ましい実施態様を示すパイ
プの組立状態の斜視図、第4図はその断面図である。図
に示すように、パイプ本体1とその上に巻き回されるポ
リオキシメチレン延伸線条体2との間にパイプの軸方向
に沿って同様なポリオキシメチレン延伸線条体3を介在
(縦沿え)させたものである。このようにパイプ1の外
側を一本以上の縦沿え線条体3を介在させ、さらにその
外側にパイプと一定の角度を保持しながらポリオキシメ
チレン延伸線条体2を巻き付けることにより、内圧およ
び外圧に対する耐力をさらに増大させることができる。
上述の延伸線条体の巻き付けや縦沿えは1.なるべくパ
イプに密着させて行なうことが好ましいが、これらは必
ずしも接着させる必要もなく、パイプにこれらの線条体
を配設した後、そのままの状態で外被をかぶせて仕上げ
てもよい。しかし、要求によっては、線条体同士および
/または線条体とパイプを可撓性樹脂、接着剤、硬化性
樹脂等によって固定することもできる。さらにその上に
被覆される外被との間は固定しても、自由にすることも
任意である。
(発明の効果) 本発明によれば、引張強度、引張弾性率が極めて高く、
伸び率、熱収縮率および線膨張率が極めて低いポリオキ
シメチレン延伸線条体を補強材として使用したことによ
り、パイプの内圧および外圧に対する強度を著しく増大
させることができ、また耐熱性も150℃以下で長期使
用に耐え、また低温、特に−60℃以下でも脆性を示さ
ないなどのために、幅広い温度域で使用することができ
る。
以下、本発明の実施例を述べる。
(実施例1) 誘電加熱しながら、直径6鶴のポリオキシメチレンロン
ド(旭化成工業(株)ナナツク3010製品)を延伸し
、引張弾性率40GPa、引張強度1.2 G P a
、引張伸度6%、熱収縮率2%、線膨張率−3X 10
−8/’Cの直径1.3nの超延伸体を作製した。これ
を外径15鶴のナイロンにチューブに30°の角度を保
持しながら、密に巻きつけた。この上に、塩化ビニルに
よって外被コーティングをおこなって耐圧チューブを作
った。
(実施例2) 実施例1と同じ超延伸体を、直径5fi内厚0.1鶴の
真鋳製パイプに30°の角度で巻つけ、さらにその上に
その線条体に対し120°の角度で同様に巻つけ、この
上にポリ塩化ビニルを被覆して耐圧チューブを作った。
(実施例3) ポリオキシメチレン(旭化成工業(株)テナック301
0)によって作った外径6日内径5鶴のパイプに、実施
例1と同様にして作った直径2.2鶴の超延伸体(引張
弾性率10GPa、引張強度1、IGPa)をパイプに
対し30°の角度をとるように巻つけた。このちの耐圧
性を水圧試験で調べたところ、巻つけないものと較べて
2倍以上の耐圧性を示すことが判った。
(実施例4) シリコーン樹脂製の外径10fi、内径96mmのチュ
ーブに、実施例1と同様にして作った直径0゜5鶴のポ
リオキシメチレン超延伸体(引張弾性率50GPa、引
張強度1.7 G P a )を用いて、互いに60”
の角度を成すように編みながらチューブにかぶせた。こ
れによって得られた補強チューブは、可撓性であり、l
Qkg/mnIの水圧をかけても、膨張することはなか
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すフィラメントワイン
ディングパイプの斜視図、第2図はその断面図、第3図
は、本発明の他の実施例を示すフィラメントワインディ
ングパイプの斜視図、第4図はその断面図である。 1・・・パイプ本体、2・・・巻きつけ線条体(ポリオ
キシメチレン延伸線条体)、3・・・縦沿え線条体(ポ
リオキシメチレン延伸線条体)。 代理人 弁理士 川 北 武 長 1:パイブ4:宇 2:巻きつけ線条体 3:*沿え線条体 第2図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パイプに補強用フィラメントを巻回してなるフィ
    ラメントワインディングパイプにおいて、該フィラメン
    トとして引張弾性率が5GPa以上のあるポリオキシメ
    チレン延伸線条体を用いることを特徴とするフィラメン
    トワインディングパイプ。
  2. (2)特許請求の範囲(1)において、前記パイプとそ
    の上に巻回されるフィラメントの間に引張弾性率が5G
    Pa以上あるポリオキシメチレン延伸線条体を1本以上
    該パイプの軸方向に沿って介在させたことを特徴とする
    フィラメントワインディングパイプ。
JP8411585A 1985-04-19 1985-04-19 フイラメントワインデイングパイプ Pending JPS61244987A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015515594A (ja) * 2012-04-13 2015-05-28 ティコナ・エルエルシー ポリアリーレンスルフィド組成物バリヤー層をもつ管材

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