JPS61244736A - 樹脂組成物製の陶器調容器 - Google Patents

樹脂組成物製の陶器調容器

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JPS61244736A
JPS61244736A JP60080500A JP8050085A JPS61244736A JP S61244736 A JPS61244736 A JP S61244736A JP 60080500 A JP60080500 A JP 60080500A JP 8050085 A JP8050085 A JP 8050085A JP S61244736 A JPS61244736 A JP S61244736A
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container
resin composition
resin
cellulose
pottery
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JP60080500A
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井上 博巳
秀夫 大川
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Calp Kogyo KK
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Calp Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、樹脂組成物製の陶器調容器に関し、さらに
詳しく言うと、樹脂組成物で成形加工して得た容器であ
りながら、比重、衝撃強度9表面硬度が大きくて熱伝導
率の小さな、陶器質請の質感を有する容器に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来、コーヒーカップ、湯のみ、皿、ボール、盆等の食
器の素材に、陶器や木材が多く使用されている。陶器製
の容器は、適度の重量感が有るが、もろくて欠は易く、
熱いものを入れたときには、その容器も熱くなって1手
に持ち難い、うっかりと口をつけると火傷をする等の欠
点がある。
また木製の容器は、温度、湿度により寸法が狂い易い、
ヒビが入り易い等の難点が有り、塗装をした木製の容器
は、塗装の手数が多くかかって煩雑である等の欠点が有
る。
これらの欠点、難点を解消すべく、近年では、プラスチ
ック製の容器が用いられているが、プラスチック製容器
は、軽量であるから手に持ったときに不安定さを感じさ
せて頼り無く、また安物品の印象を拭い難い、また、プ
ラスチック製容器は、熱伝導率が大きいため、容器内の
食品等がさめ易い、さらに、プラスチック製容器の表面
に塗装をする場合、塗料の選定が困難であり、たとえ塗
装したとしても塗膜が熱水で剥離したりする。
耐久性が悪いので、長期間の使用に絶えず、特に業務用
として使用する場合には使用中に破損することにより危
険性すらある。
このようなことから、プラスチックの良好な特性を保持
しつつ陶器のような質感、重量感、印象、肌されり等を
有するプラスチック製の容器が要望されているのである
この発明は前記事情に基いてなされたものである。すな
わち、この発明の目的は、陶器のような質感、重量感、
印象、肌されり等を有する陶器調容器を提供することを
目的とするものである。
[前記問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するためのこの発明の概要は、熱可塑
性樹脂と無機充填剤および/または有機充填剤とを有す
る樹脂組成物を成形した容器の表面に塗装を施してなる
ことを特徴とする樹脂組成物製の陶器調容器である。
この発明における熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポ
リオレフィン、変性ポリオレフィン、塩化ビニル樹脂お
よびその共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル
系樹脂、ポリスチレンおよびその共重合樹脂等の一般用
樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール、ポリカーボ
ネート、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリフェニレンオ
キサイドおよびノリル樹脂、ポリスルフォン等のエンジ
ニアリングプラスチックが挙げられる。
前記ポリオレフィンとしては、たとえば、高密度ポリエ
チレン、中、低密度ポリエチレン、直鎖状高、低密度ポ
リエチレン等のポリエチレン、アイソタクチックポリプ
ロピレン、シンジオタクチックポリプロピレン、アタク
チックポリプロピレン等のポリプロピレン、ポリブテン
、4−メチルペンテン−1樹脂等が挙げられ、また、こ
の発明においては、エチレンプロピレン共重合体、エチ
レン酢酸ビニル共重合体、エチレン塩化ビニル共重合体
、プロピレン塩化ビニル共重合体等のオレフィンとの共
重合体をも使用することができる。
前記変性ポリオレフィンとしては、ポリオレフィンを液
状ゴムおよび/または不飽和カルボン酸(その無水物を
含む、)あるいはその誘導体で化学変性したものを好適
に使用することができる。ここで、液状ゴムとしては、
末端ヒドロキシル化ポリブタジェンが好適である。この
化学変性ポリオレフィンを製造するに当っては、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、液状ゴムおよび不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体をキシレン、トルエン、ヘプ
タン、モノクロルベンゼン等の溶媒中でベンゾイルパー
オキシド等のラジカル発生剤を用いて反応させれば良い
、この変性ポリオレフィンの製法の詳細については、特
開昭54−124049号公報に開示しているので、そ
の詳細な説明を省略する。
前記塩化ビニルの共重合樹脂としては、たとえば、塩化
ビニル酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル塩化ビニリデン共重
合樹脂、塩化ビニルアクリロニトリル共重合樹脂等が挙
げられる。
前記酢酸ビニル系樹脂としては、たとえば、酢酸ビニル
樹脂、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラ
ール等が挙げられる。
前記ポリスチレンの共重合樹脂としては、たとえば、A
BS樹脂、SAN樹脂、AC3樹脂等が挙げられる。
ポリアミド系樹脂としては、たとえばナイロン6、 ナ
イロン8、ナイロン11、ナイロン66、ナイロン61
0等が挙げられる。
前記ポリアセタールは、単一重合体(デルリン)であっ
ても共重合体(ジュラコン)であってもよい。
前記ポリカーボネートとしては、たとえば、ビスフェノ
ールAとホスゲンとから得られるポリカーボネート、ビ
スフェノールAとジフェニルカーボネートとから得られ
るポリカーボネート等が挙げられる。
前記熱可塑性ポリエステル樹脂としては、たとえば、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレ
ート等が挙げられる。
この発明における熱可塑性樹脂は、熱い食品等を入れる
ことのある容器に成形加工する゛ものであるから、この
熱可塑性樹脂は、成形可能な分子量を有し、しかも耐熱
性を有していれば、前記各種の熱可塑性樹脂を適宜に選
択して使用することができる。前記各種の熱可塑性樹脂
を単独で用いても良いし、また、2s1以上を混合して
ポリマーブレンドとして用いても良い、もっとも、前記
各種の熱可塑性樹脂の中でも好ましいものは、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド
、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等である。
この発明における無機充填剤としては、たとえば、炭酸
カルシウム(以下炭カルと略称することがある。)、炭
酸マグネシウム、ドロマイト等の炭酸塩、硫酸カルシウ
ム、硫酸マグネシウム等の硫酸塩、亜硫酸カルシウム等
の至硫酸塩、タルク、クレー、マイカ、アスベスト、ガ
ラス繊維、ガラスピーズ、ケイ酸カルシウム、モンモリ
ロナイト、ベントナイト等のケイ酸塩、鉄粉、亜鉛粉末
、鉛粉末、アルミニウム粉等の金属粉、炭化ケイ素、チ
ッ化ケイ素等のセラミックおよびこれらのウィスカ、カ
ーボンブラック、グラファイト、炭素繊維等が挙げられ
、これらの無機充填剤を単独で、あるいは2種以上の前
記無機充填剤を混合して使用することができる。
前記各種の無機充填剤の中でも、炭酸基、硫酸塩、ケイ
酸塩、金属粉が好ましく、特に炭酸カルシウム・硫酸バ
リウム、タルク、亜鉛粉末が好ましい。
前記無機充填剤は、粒状、板状、繊維状のいずれの形態
であってもよい。
前記有機充填剤としては、セルロースを含有するもので
あれば良く、たとえば木粉、果実穀粉。
パルプ、故紙等のセルロース含有物、たとえばエステル
化またはエーテル化されたセルロースを含有する化学変
性セルロース含有物が挙げられる。
そして、これら各種の有機充填剤は、その一種を単独で
使用しても良いし、あるいは二種以上のものを混合して
使用しても良い、この発明では、容易に入手することが
できる点で、木粉を好適なものの一種として挙げること
ができる。
前記樹脂組成物は、前記熱可塑性樹脂と無機充填剤およ
び/または有機充填剤とを配合して得ることができる。
前記熱可塑性樹脂と前記無機充填剤および/または有機
充填剤との配合割合は、各成分の種類により相違するが
、一般的には、前記熱可塑性樹脂100重量%に対して
、無機充填剤の配合量は、10〜900重量%であり、
好ましくは、20〜400重量%であり、また有機充填
剤は、10〜400重量%であり、好ましくは、20〜
300重量%である。
これら充填剤の配合により、最終的にこの陶器調容器の
比重が約1以上になれば、陶器様の重量感を発現するこ
とができる。
前記熱可塑性樹脂と無機充填剤および/または有機充填
剤との配合の方法としては、特に制限は無く、たとえば
全成分を予備混合しておき、得られた予備混合物を混練
する方法、あるいは、全成分を一度に混合する方法等が
挙げられる。
混合あるいは混線は、たとえば、リボンブレンダー、タ
ンブルミキサー、ヘンシェルミキサー、オープンロール
、パンバリミキサー、車軸スクリュー押出機、2軸スク
リユ一押出機、単軸往復動スクリュー混線機等により行
なうことができる。このようにして得た樹脂組成物は、
たとえば金型成形法により容器に成形加工する。
この場合の容器は、たとえば、洋食器、和食器、花瓶、
植木鉢、華道用水盤等を挙げることができる。この発明
における容器は陶器調であるので、この陶器調であるこ
とを強調し、陶器調であるが故にその商品価値を増大す
る容器としては。
洋食器が好適である。
次いで、前記容器の表面に塗料を塗装することにより、
この発明に係る樹脂組成物製の陶器調容器を得ることが
できる。
前記塗料としては、たとえば溶剤蒸発型塗料。
自己反応硬化型塗料、加熱硬化型塗料、光硬化型塗料等
が挙げられる。これらの中でも好ましいのは、前記自己
硬化型塗料、加熱硬化型塗料、光硬化型塗料である。と
言うのは、陶器調の容器とするためには、塗膜の固いも
のが要求されるからである。
前記溶剤蒸発型塗料としては、たとえばセルロース系、
ビニル系、アクリル系、酒精ワニス等が挙げられる。
前記自己硬化型塗料としては、たとえばアルキド系、エ
ポキシ樹脂エステル系、脂肪酸変性ウレタン系、油変性
フェノール系、うるし系、油性ワニス系等の酸化重合型
塗料が挙げら、また、ポリウレタン系、エポキシ系、不
飽和ポリエステル系等の多液反応型塗料が挙げられる。
前記加熱硬化型塗料としては、たとえば、アルキド系、
アミノアルキド系、エポキシエステル系、エポキシ系、
ポリウレタン系、アクリル系。
アクリルウレタン系、ビニル系、ポリシロキサン系等が
挙げられる。
前記光硬化型塗料としては、たとえば紫外線で硬化する
ものを使用することができ、たとえば、不飽和ポリエス
テル系、アクリル系、アクリル化アルキド系、ポリエス
テルアクリレート系、ポリエーテルアクリレート系、ア
クリル化エポキシ系、アクリル系、アクリル化スピラン
系、アクリル化シリコン系、ポリチオール系、カチオン
重合エポキシ系等が挙げられる。
この発明では、陶器調の容器を得るためには、前述のよ
うに厚くて硬い塗膜を形成する塗料が好ましく、また、
この容器を食器とするときには、少なくとも食品の接触
する部分は食品衛生法(厚生省告示第20号)に適合す
る塗料であるのが好ましい。
成形加工して得た容器の表面の塗装方法は、特に制限が
なく、吹き付け、へヶ塗り、ディッピング等の適宜の方
法を採用することができ。
また、塗装は、1回に限らず、下塗り、中塗り、上塗り
等を何回行なっても良い、陶器調を強調するために、容
器の表面に塗料のタレを形成するようにしても良い。
塗装後、塗料を乾燥すると、この“発明に係る陶器調容
器を得ることができる。
[発明の効果] この発明によると、以下の効果を奏することができる。
すなわち。
(1)  熱可塑性樹脂に多量の充填剤を配合すること
により樹脂組成物の比重を高くしているので、この樹脂
組成物を成形して得た容器は、大きな比重を有すること
となって、陶器のような重量感を有する容器とすること
ができる。
(2)  また、樹脂組成物中に顔料等を含ませること
により容器に色彩を付与するようなことをせず、容器の
表面に塗料を直接に塗装しているので、表面硬度が大き
くなると共に塗膜の厚みも大きくなって、キズの付き難
い容器となる0通常、プラスチック酸の容器は、その表
面に容易に傷がつくことから、プラスチック酸であると
容易に察知することができるので、塗膜の厚み、硬度等
によりキズが付き難いとの点からも、この発明に係る容
器は、陶器調を示すことができるのである。
そして、この発明に係る容器はその表面に傷が付き難い
ので、長期間の使用によっても、初期の頃のような美麗
な表面光沢を維持することができ、また塗膜の密着性が
大きく、樹脂組成物の熱時剛性が大きいので、塗膜の剥
離が容易に生じないのである。したがって、この陶器調
容器を業務用の食器に好適に使用することができる。
(3)  また、熱可塑性樹脂に充填剤を配合した樹脂
組成物を使用し、塗料で塗装しているので、この発明に
係る容器は、熱伝導率が小さくなっている。したがって
、プラスチック°製容轟にたとえば湯を入れると直ちに
容器自体も熱くなって、如何にもプラスチック製である
と分かるのであるが、この発明に係る容器は、たとえば
お湯を入れたときには陶器製のように緩慢に容器自体が
熱くなるので、この点からも陶器調であるとの印象を与
えることができる。また、熱伝導率が小さいことにより
、この容器内に熱い液体を入れた場合に、容器の縁に唇
を付けても火傷をすることがなく、熱い液体を息で吹き
ながら容器の縁に唇を付けて飲むことができる。
(4)  この容器は、熱可塑性樹脂に充填剤を配合し
た樹脂組成物で成形しているので、前述のように比重が
大きくしかも衝撃強度が大きいから、たとえばこの容器
を床面に落下させた場合にプラスチック製容器のように
軽く跳返らず、陶器のように重量感のある跳返り方をす
るので、この点からも陶器調のある容器とすることがで
きる。また、衝撃強度が大きいことから、破損し難く、
割れ難い容器とすることができる。この点からも、この
陶器調容器は業務用食器に好適に使用することができる
[実施例] 次にこの発明の実施例および比較例を示す1.。
(実施例1〜50、比較例1〜6) 第2表〜第4表に示す種類および配合量の熱可塑性樹脂
および充填剤を150トン射出成形機[口端樹脂工業(
株)製]で200〜280℃の条件で混合し、テスト片
を作成した。このテスト片につき、 (1)水中置換法による密度(g/crn’)、(2)
ASTM  D785に準拠して、テスト片の表面硬度
としてロックウェル硬 度、 (3)ASTM  025Bに準拠して、衝撃強さとし
てアイゾツト衝撃強さくノツチなし)  (Kg  c
m/cm) 、 (4)ASTM  C177に準拠して、熱伝導率(X
IO’Kcal/m*h*”o)を測定した。その結果
を第2表〜第4表に示す。
また、比較例1〜8についても密度、ロックウェル硬度
、アイゾツト衝撃強さ、熱伝導率を測定した。その結果
を第5表に示す」 実施例1〜50における樹脂組成物を用いて第1図(A
)および第1図(B)に示す寸法および形状の皿、第2
図(A)および第2図(B)に示す寸法および形状のコ
ツプを、350トン射出成形機[口端樹脂工業(株)製
]で200〜280℃の条件で成形し、実施例1〜43
については、成形品の表面をイソプロピルアルコールに
より脱脂後、カシュー(株)製の塗料[マイクロン10
50W、白色系塗料]で塗装し、次いで120℃で30
分間乾燥し、その上にさらにカシュー(株)製のウレタ
ン系塗料[ストロン#800、アイポリ−色糸塗料]を
塗装し、100℃で30分間乾燥することにより白色系
の塗装容器を得、また実施例44〜50については第1
表に示す種類の塗料、塗装工程により塗装した容器を得
た。
これらの塗装容器のうち皿については、次のようにして
塗膜硬度、衝撃強さ、塗膜密着性能を測定し、コツプに
ついては熱時剛性を測定した。その結果を第2表〜第4
表に示す。
(5)  塗膜硬度(鉛筆硬度) 常温にて硬度F〜3Hの鉛筆[三菱鉛筆(株)製]で塗
膜の硬度を0定した。これを常温硬度とした。
90℃の熱水中で硬度F〜3Hの鉛IE[三菱鉛筆(株
)製]で塗膜の硬度を測定した。
これを熱水硬度とした。
(6)  衝撃強さ 塗装容器を1mの高さからコンクリート床面に自然落下
させて塗装容器の破損状態を判定した。
0・奉・異常なし Δ・・・塗装容器の縁の一部が欠けた り、塗膜が剥離した ×I+11・割れたり、ヒビが入ったりした (7)  塗膜密着性、能 塗膜面に素地に達するまで鋭利な刃先で100ケの基盤
目を入れ、この基盤目の表面に粘着テープ[16mm巾
のセロテープ、ニチバン(株)製]を強く押し付け、そ
の後、強くこの粘着テープを剥離することにより塗料の
剥離しない基盤目の数を計数した。この数をもって初期
の塗膜密着性能とした。
塗装容器を熱水(90〜100℃)に入れ、30分間煮
沸した後、前記初期塗膜密着性能と同様にして塗料の剥
離しない基盤目の数を計数し、これを煮沸後の塗膜密着
性能とした。
(7)  熱時剛性 コツプの中に熱水(90〜95℃)を満水し、カップの
開口部端内部を内側に押圧したときの1円形間口部の変
形具合を判定した。
0・・・はとんど変形しない Δ・・・開口部の円形が若干楕円形と なる。
×・・・コツプの周側面の中央部より 変形し、開口部は大きく変形 する。
比較例1〜8についても第1図(A)、(B)および第
2図(A)、(B)に示すのとほぼ同様の形状の皿とコ
ツプにつき、前記と同様にして。
塗膜硬度、衝撃強さ、塗膜密着性能、熱時剛性を評価し
た。その結果を第5表に示す。
この実施例および比較例で使用した熱可塑性樹脂、充填
剤等の素材は、次のものを使用した。
ポリプロピレン 出光石油化学(株)社製、J−95 0、d=0.90 、MI考18 ポリエチレン 出光石油化学(株)製、110J、d = 0.985、MI = 14 ナイロン−66 宇部興産(株)製、1013B、d= 1.14、 BS 日本合成ゴム(株)製、35R,d雪 1.04 PET (ポリエチレンテレフタレート)鐘淵化学(株
)製、EFG−6、d= 1.34 変成ポリオレフィン 出光石油化学(株)製、ポリタックH tioop 炭カル(炭酸カルシウム) 金子鉱業(株)製、平均粒径3〜5IL木粉 粒径200メツシユ タルク 浅田製粉(株)製、平均粒径10〜1 JL 硫酸バリウム バライト工業(株)製、平均粒径2〜 1L 鉄粉 同和鉄粉(株)製、平均粒径10〜2 0終 亜鉛粉末 堺化学C株)製、平均粒径2〜3μ 陶器 市販品、コーヒーカップ 天然木 トチ材、比重=0.52 メラミン(メラミン樹脂) 市販品、比重=1.42 フェノール(フェノール樹脂) 市販品、比重= 1.45 ユリア(ユリア樹脂) 市販品、比重= 1.39 (以下、余白)
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は容器の一例である皿を示す斜視図、第2
図(B)は前記皿の縦断面図、第2図(A)は容器の一
例であるコツプを示す斜視図および第2図(B)は前記
コツプを示す縦断面図である。 l拳争・皿、211・・コツプ 特許出願人   カルプ工業株式会社 第1図 第2図 手続補正書(方幻 昭和60年8月 2日 昭和60年特許願第80500号 2 発明の名称 樹脂組成物製の陶器調容器 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所    東京都千代田区神田和泉町1番地277名
称     カルプ工業株式会社 代表者    大和 丈夫 4 代理人 住所     東京都新宿区西新宿6丁目3番2号唐川
ビル2階 (発送l:同年7月30日) 6 補正により増加する発明の数   07 補正の対
象    明細書の「図面の簡単な説明」の欄8 補正
の内容 (1)  明細書の第29ページ第3行に記載の「第2
図(B)」を「第1図(B)」に補正する゛。 手続補正書 昭和60年8月 2日 1 事件の表示 昭和60年特許願第80500号 2 発明の名称 樹脂組成物製の陶器調容器 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所     東京都千代田区神田和泉町1番地277
名称     カルプ工業株式会社 代表者    大和 丈夫 4 代理人 住所     東京都新宿区西新宿6丁目3番2号唐川
ビル2階 6 補正により増加する発明の数   07 補正の対
象    明細書の「特許請求の範囲」および「発明の
詳細な説明」の欄 8 補正の内容 (1)  特許請求の範囲の記載(タイトルを含む)を
別紙のとおりに補正する。 (2)  明細書の第8ページ第10行に記載の「ト等
である。」を「ト、これらと変性ポリオレフィンとの混
合物等である。」に補正する。 (3)  明細書の第20ページ最下行に記載の「ポリ
プロピレン」を「ポリプロピレン(PP)Jに補正する
。 (0明細書の第21ページ第3行に記載の「ポリエチレ
ン」を「ポリエチレン(PE)Jに補正する。 (5)  明細書の第21ページ第15行に記載の「変
成ポリオレフィン」を「変性ポリプロピレン(変性PP
)Jに補正する。 特願昭60−80500号の「特許請求の範囲」の記載
を次のとおり補正する。 記 「2、特許「の範囲 (1)  熱可塑性樹脂と無機充填剤および/または有
機充填剤とを有する樹脂組成物を成形した容器の表面に
塗装を施してなることを特徴とする樹脂組成物製の陶器
調容器。 (2)  前記熱可塑樹脂組成物が、ポリオレフィン、
ABS樹脂、ナイロン樹脂、ポリエチレンテら選択され
るいずれかである前記特許請求の範囲第1項に記載の樹
脂組成物製の陶器調容器。 (3)  前記無機充填剤が、炭カル、タルク、クレー
、マイカ、シリカ、硫酸バリウム、鉄粉、亜鉛粉末のい
ずれか一種または二種以上である前記特許請求の範囲第
1項および第2項のいずれかに記載の樹脂組成物製の陶
器調容器。 (4)  前記有機充填剤がセルロース含有物および/
または化学変性されたセルロース含有物である前記特許
請求の範囲第1項ないし第3項に記載の樹脂組成物製の
陶器調容器。 (5)  前記セルロース含有物が、木粉、果実穀粉、
バルブ、故紙よりなる群から選択される一種または二種
である前記特許請求の範囲第4項に記載の樹脂組成物製
の陶器調容器。 (6)  前記化学変性セルロース含有物が、エステル
化またはエーテル化されたセルロースを含有する前記特
許請求の範囲第4項に記載の樹脂組成物製の陶器調容器
、」

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂と無機充填剤および/または有機充
    填剤とを有する樹脂組成物を成形した容器の表面に塗装
    を施してなることを特徴とする樹脂組成物製の陶器調容
    器。
  2. (2)前記熱可塑樹脂組成物が、ポリオレフィン、AB
    S樹脂、ナイロン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
    ポリエチレンテレフタレートと変性ポリオレフィンとの
    混合物、ポリオレフィンと変性ポリオレフィンとの混合
    物およびナイロン樹脂と変性ポリオレフィンとの混合物
    よりなる群から選択されるいずれかである前記特許請求
    の範囲第1項に記載の樹脂組成物製の陶器調容器。
  3. (3)前記無機充填剤が、炭カル、タルク、クレー、マ
    イカ、シリカ、硫酸バリウム、鉄粉、亜鉛粉末のいずれ
    か一種または二種以上である前記特許請求の範囲第1項
    および第2項のいずれかに記載の樹脂組成物製の陶器調
    容器。
  4. (4)前記有機充填剤がセルロース含有物および/また
    は化学変性されたセルロース含有物である前記特許請求
    の範囲第1項ないし第3項に記載の樹脂組成物製の陶器
    調容器。
  5. (5)前記セルロース含有物が、木粉、果実穀粉、パル
    プ、故紙よりなる群から選択される一種または二種であ
    る前記特許請求の範囲第4項に記載の樹脂組成物製の陶
    器調容器。
  6. (6)前記化学変性セルロース含有物が、エステル化ま
    たはエーテル化されたセルロースを含有する前記特許請
    求の範囲第4項に記載の樹脂組成物製の陶器調容器。
JP60080500A 1985-04-16 1985-04-16 樹脂組成物製の陶器調容器 Pending JPS61244736A (ja)

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