JPS61244458A - 管内面の研磨方法 - Google Patents
管内面の研磨方法Info
- Publication number
- JPS61244458A JPS61244458A JP8528885A JP8528885A JPS61244458A JP S61244458 A JPS61244458 A JP S61244458A JP 8528885 A JP8528885 A JP 8528885A JP 8528885 A JP8528885 A JP 8528885A JP S61244458 A JPS61244458 A JP S61244458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- fluid
- magnetic
- tube
- polishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はステンレス鋼管等において特定内周面を研磨す
る方法の改良に関する。
る方法の改良に関する。
従来の技術
最近の半導体やバイオテクノロジーに関連スる技術分野
で用いられる配管は内面が凹凸のない極めて平滑面であ
ることが要求されている。
で用いられる配管は内面が凹凸のない極めて平滑面であ
ることが要求されている。
例えば、半導体関連では管内を流れる気体または液体中
の塵埃の大きさが0−14m以下でその数もtn中に1
0個以下と、酷しい条件が必要とされ、また、バイオテ
クノロジーに関連する分野でも管内面の凹凸に起因する
管内の汚れ等によって予期しない生物化学反応が生じ、
製品の均一化や製造歩留りに悪影響を与えている。
の塵埃の大きさが0−14m以下でその数もtn中に1
0個以下と、酷しい条件が必要とされ、また、バイオテ
クノロジーに関連する分野でも管内面の凹凸に起因する
管内の汚れ等によって予期しない生物化学反応が生じ、
製品の均一化や製造歩留りに悪影響を与えている。
一方、配管技術では、総延長が数千メートルにもおよぶ
管を継目なく、製造することは極小径管を除いて不可能
であり、必らず、複数本が溶接により接続される。溶接
に際しては溶接部分に、溶接材の溶けこみ不良にもとづ
くへこみが生じないよう、所謂、裏ビードと言われる若
干の余盛りを行なうのが通常であり、現代のどの溶接方
法でも溶接部分内面の凹凸を皆無とすることは不可能で
ある。従って、管自体の内面をいくら滑らかな面として
も、溶接部分の内面には顕著な裏ビードが残り、この部
分に大きな塵埃が滞溜したり汚れが発生したりする。
管を継目なく、製造することは極小径管を除いて不可能
であり、必らず、複数本が溶接により接続される。溶接
に際しては溶接部分に、溶接材の溶けこみ不良にもとづ
くへこみが生じないよう、所謂、裏ビードと言われる若
干の余盛りを行なうのが通常であり、現代のどの溶接方
法でも溶接部分内面の凹凸を皆無とすることは不可能で
ある。従って、管自体の内面をいくら滑らかな面として
も、溶接部分の内面には顕著な裏ビードが残り、この部
分に大きな塵埃が滞溜したり汚れが発生したりする。
発明が解決しようとする問題点
上記裏ビードを取り除くために内面研磨が行なわれるが
、従来の研磨方法は例えば、第8図に示すように、研磨
されるべき接続管Actに水と混合した砥粒を高速で流
通させ、かつ、内面研磨を要する個所(裏ビード8部分
内1IIII)に、ワイヤ1で誘導される紡錘形のガイ
ド片2を、その最大径部分が裏ビード部分と対向するよ
う滞溜させ、両対向部分間をベンチュリー状とし該ベン
チュリー状部分を高速流過する砥粒により、裏ビード3
を研磨するようにしていた。併し、該方法によると、ガ
イド片2を管AoO中心に保持させることが難かしく、
所要部分を所要量だけ研磨することができなかった。こ
の現象は、特に曲管部分で極端に現われ、エルボ等に対
してこの方法−適用不可能であった。
、従来の研磨方法は例えば、第8図に示すように、研磨
されるべき接続管Actに水と混合した砥粒を高速で流
通させ、かつ、内面研磨を要する個所(裏ビード8部分
内1IIII)に、ワイヤ1で誘導される紡錘形のガイ
ド片2を、その最大径部分が裏ビード部分と対向するよ
う滞溜させ、両対向部分間をベンチュリー状とし該ベン
チュリー状部分を高速流過する砥粒により、裏ビード3
を研磨するようにしていた。併し、該方法によると、ガ
イド片2を管AoO中心に保持させることが難かしく、
所要部分を所要量だけ研磨することができなかった。こ
の現象は、特に曲管部分で極端に現われ、エルボ等に対
してこの方法−適用不可能であった。
本発明は上記問題点を解決し、管内面任意の個所を容易
に万遍なく研磨して配管溶接部の内面凹凸を無くするか
、または極めてゆるやかな凹凸に変え、実質的に平滑と
見なされる管内面を実現させる方法を提供することを目
的とする。
に万遍なく研磨して配管溶接部の内面凹凸を無くするか
、または極めてゆるやかな凹凸に変え、実質的に平滑と
見なされる管内面を実現させる方法を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段
上記目的達成のため本発明の構成は、管内に磁性粒体お
よび砥粒を含む流体を注入し、管外周から磁力を作用さ
せるとともに、その磁極を高速で管外周面に沿って回転
および/または管長さ方向に沿って往復動させることに
より前記流体を管内面の特定部分に接触流動させて該部
分を研磨することである。
よび砥粒を含む流体を注入し、管外周から磁力を作用さ
せるとともに、その磁極を高速で管外周面に沿って回転
および/または管長さ方向に沿って往復動させることに
より前記流体を管内面の特定部分に接触流動させて該部
分を研磨することである。
作用
本発明によると、管内の砥粒および磁性粒体を含む流体
は、管外周からの磁力の作用をうけながら磁極の回転お
よび往復動にともなって移動し、管内面の要研磨部分を
擦過して該部分を優先的に研磨する。
は、管外周からの磁力の作用をうけながら磁極の回転お
よび往復動にともなって移動し、管内面の要研磨部分を
擦過して該部分を優先的に研磨する。
実施例
以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
。
。
第1図は、2本の直管Aが溶接により接続された管AO
を示し、該管AoO溶接部Atには凸状の裏ビード3が
形成されている。第2図は第1図の■−■断面図である
。これら第1図、第2図で示される接続管Aoを研磨す
るに際し、導管を流体ポンプに接続して管内に磁性粒体
および砥粒を含む流体Cを注入し、管外周に円周方向に
沿って両極を持つ半円形の永久磁石4a、4bを2個対
向設置して磁力線Pを作動させ、これら一対の磁石4を
適正手段によって高速度で管周に沿って回転させ、また
は、管長さ方向に沿って往復動させる。これら2つの運
動は併用してもよい。
を示し、該管AoO溶接部Atには凸状の裏ビード3が
形成されている。第2図は第1図の■−■断面図である
。これら第1図、第2図で示される接続管Aoを研磨す
るに際し、導管を流体ポンプに接続して管内に磁性粒体
および砥粒を含む流体Cを注入し、管外周に円周方向に
沿って両極を持つ半円形の永久磁石4a、4bを2個対
向設置して磁力線Pを作動させ、これら一対の磁石4を
適正手段によって高速度で管周に沿って回転させ、また
は、管長さ方向に沿って往復動させる。これら2つの運
動は併用してもよい。
上記作用によると、接続管AO内の流体Cが移動し、裏
ビート等の凸面を擦過して研磨を行なう。
ビート等の凸面を擦過して研磨を行なう。
前記流体Cは例えば粒度#320アルミナ砥粒からなる
研磨材と、磁性粒体(例えば、タイホー工業製フェリコ
ロイドW40)とを混合し水で希釈したものが用いられ
る。
研磨材と、磁性粒体(例えば、タイホー工業製フェリコ
ロイドW40)とを混合し水で希釈したものが用いられ
る。
なお、砥粒が磁性粒体であってもよいことは勿論である
。また、直管Aが8本以上接続された賢0にあっては、
各溶接部A1毎に磁石を配置してもよいが、1組の磁石
を順次移動配置してもよい。
。また、直管Aが8本以上接続された賢0にあっては、
各溶接部A1毎に磁石を配置してもよいが、1組の磁石
を順次移動配置してもよい。
発明の効果
本発明は以上の如く、管内に磁性体および砥粒を含む流
体を注入し、管外周から磁力を作用させながらその両極
を高速回転や往復動させることにより前記流体を管内面
の特定部分に接触流動させて擦過研磨を行なうので、所
望の位置に磁極を配設すれば裏ビートなどを容易かつ、
均一に研磨することができる。
体を注入し、管外周から磁力を作用させながらその両極
を高速回転や往復動させることにより前記流体を管内面
の特定部分に接触流動させて擦過研磨を行なうので、所
望の位置に磁極を配設すれば裏ビートなどを容易かつ、
均一に研磨することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の■−■断面図、第3図は従来方法を示す要部断面図
である。 AO・・・接続管、Aよ・・・溶接部、C・・・研磨流
体、3・・・裏ビート、4・・・磁石
図の■−■断面図、第3図は従来方法を示す要部断面図
である。 AO・・・接続管、Aよ・・・溶接部、C・・・研磨流
体、3・・・裏ビート、4・・・磁石
Claims (2)
- (1)管内に磁性粒体および砥粒を含む流体を注入し、
管外周から磁力を作用させるとともにその磁極を高速で
管外周面に沿つて回転および/または管長さ方向に沿つ
て往復動させることにより前記流体を管内面の特定部分
に接触流動させて該部分を研磨することを特徴とする管
内面の研磨方法。 - (2)砥粒が磁性粒体からなる特許請求の範囲第1項記
載の管内面の研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8528885A JPS61244458A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | 管内面の研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8528885A JPS61244458A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | 管内面の研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61244458A true JPS61244458A (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13854378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8528885A Pending JPS61244458A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | 管内面の研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61244458A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327193A (en) * | 1976-08-26 | 1978-03-14 | Inoue Japax Res Inc | Abrasive process |
JPS5877447A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-10 | Toyo Kenmazai Kogyo Kk | 表面研摩法とその装置 |
-
1985
- 1985-04-20 JP JP8528885A patent/JPS61244458A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327193A (en) * | 1976-08-26 | 1978-03-14 | Inoue Japax Res Inc | Abrasive process |
JPS5877447A (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-10 | Toyo Kenmazai Kogyo Kk | 表面研摩法とその装置 |
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