JPS6124397B2 - - Google Patents

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JPS6124397B2
JPS6124397B2 JP10493275A JP10493275A JPS6124397B2 JP S6124397 B2 JPS6124397 B2 JP S6124397B2 JP 10493275 A JP10493275 A JP 10493275A JP 10493275 A JP10493275 A JP 10493275A JP S6124397 B2 JPS6124397 B2 JP S6124397B2
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JP
Japan
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groups
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carboxylic acid
acid
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JP10493275A
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JPS5231090A (en
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Yataro Ichikawa
Akinobu Yoshisato
Koji Nakagawa
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5231090A publication Critical patent/JPS5231090A/ja
Publication of JPS6124397B2 publication Critical patent/JPS6124397B2/ja
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  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は3−置換メチル−3−セフエム誘導体
の新規な製造法に関する。 従来より、7−ACA(7−アミノセフアロス
ポラン酸)誘導体は醗酵法によつてのみ工業的に
製造されており、全合成あるいはより安価なペニ
シリン誘導体を出発原料として製造する方法は数
多く提案されているが、工業的に実施するには、
いずれも反応工程が長くまた低収率であるため技
術的および経済的理由で実施されていないのが現
情である。本発明は時にペリシリン誘導体を出発
原料として7−ACA誘導体を工業的に製造する
方法に関しており、工業的に極めて重要な意義を
もつている。 すなわち、本発明の出発原料である3−メチレ
ンセフアム誘導体は従来7ACA誘導体より脱離反
応によつてのみ製造されることが知られている
が、本発明者らによつてペニシリン誘導体より好
収率で製造されることが見い出され、かくして得
られる3−メチレンセフアム誘導体より、本発明
方法を適用することにより7ACA誘導体を含む3
置換メチル3−セフエム誘導体が一段の反応で収
率よく得られることが見い出された。かくして得
られる3置換メチル3−セフエム誘導体の7位及
び4位の保護基を除去することによつて、各種セ
フアロスポリン系抗生物質製造の重要な中間体で
ある。4−アミノ−3置換メチルセフアロスポリ
ンに導くことが可能である。以下、本発明をさら
に詳しく説明する。 本発明の前記式〔〕および〔〕の中のR1
およびR2は同一もしくは異なり、水素原子また
はアミノ基保護基を示す。 アミノ保護基とてはアシル基又はそれ以外のア
ミノ基保護基に大別されるが、R1及びR2の好ま
しい組合せとしては(1)R1が水素原子でR2とがア
シル基である場合、(2)R1とR2とが共同してアミ
ノ基保護基を形成している場合、(3)R1が水素原
子でR2がアシル基以外のアミノ基保護基である
場合が有利である。 以下これら(1)〜(3)について説明するが、本発明
におけるR2及びR2は、これらに何等限定を受け
るものではなく、これら以外の如何なるものであ
つても本発明の目的とする3−置換メチル−3−
セフエム誘導体を良好な収率で得ることが可能で
ある。 (1) R1が水素原子であり、R2がアシル基である
場合; この場合アシル基は特に有機カルボン酸、好
ましくは炭素数18以下のカルボン酸のアシル
基、特に脂肪族−、脂環族−、脂環式脂肪族
−、芳香族−、芳香族脂肪族−、複素環式−ま
たは複素環式脂肪族−カルボン酸(ギ酸を含
む)に基づくアシル基、およびカルボン酸半誘
導体のアシル基である。 特に使用し得るアシル基の具体例としては、
特開昭49−108094号公報明細書の特に708〜712
頁に記載されているものと同様のものである。 特に有利なアシル基について説明すると(1)例
えばアセチル基、プロピオニル基、プチリル
基、バレリル基、(ii)例えばカプロイル基などの
脂肪族アシル基;例えばベンゾイル基、オルト
メチルベンゾイル基、メタメチルベンゾイル
基、パラメチルベンゾイル基、1−ナフトイル
基、2−ナフトイル基などの芳香族アシル基、
(iii)例えばフエノキシアセチル基、フエニルアセ
チル基などのアラルキルアシル基;例えばシク
ロブタンカルポニル基、シクロペンタンカルポ
ニル基、シクロヘキサンカルポニル基、シクロ
ヘプタンカルボニル基などの脂環式アシル基等
を挙げることが出来る。 さらにペリシリン系抗生物質として知られて
いる化合物の6位のアシルアミド基を形成する
アシル基であつてもよい。その例としては例え
ばα−アミノフエニルアセチル基、2,6−ジ
メトキシベンゾイル基、2−エトキシ−1−ナ
フトイル基、2−フエニルベンゾイル基、α−
カルボキシフエニルアセチル基、2−カルボキ
シ−(2−チエニル)アセチル基、α−アミノ
−p−ヒドロキシフエニルアセチル基、α−ア
ミノシクロヘキサ−1,3−ジエニルアセチル
基、等を挙げることが出来る。この場合、遊離
のカルボキシル基、アミノ基などは公知の方法
で保護しておいてもよい。 (2) R1とR2とが共同してアミノ基保護基を形成
している場合; これに属するアミノ基保護基としては、炭素
原子18個までの有機ジカルボン酸の2価にアシ
ル基、特に脂肪族または芳香族ジカルボン酸の
ジアシル基、有機イリデン基、例えだ好ましく
は炭素原子18個までの脂肪族、脂環式、脂環式
脂肪族又は芳香族脂肪族イリデン基である。ジ
アシル基としては例えばサクシニル基、フタロ
イル基などをあげることができる。有機イリデ
ン基としては、例えばイソプロビリデン基、イ
ソプチリデン基などの低級アルキリデン基、例
えばペンジリデンなどの芳香族脂肪族イリデン
基、例えばシクロヘキシルメチレン基、シクロ
ヘキセニルメチレン基などの脂環式脂肪族イリ
デン基などをあげることが出来る。 R1とR2が共同してアミノ基保護基を形成す
る他の例は、特に2位置で置換されていて例え
ば場合により置換されているフエニル基又はチ
エニル基を含有しており、そして場合によりア
ミノ基のような低級アルキル基によつてモノ置
換またはジ置換されている1−オキソ−3−ア
ザ−1,4−プチレン基、例えば4,4−ジメ
チル−2−フエニル−1−オキソ−3−アザ−
1,4−ブチレン基である。この場合3−位の
窒素はニトロソ置などで保護されていてもよ
い。 (3) R1が水素原子でR2がアシル基以外のアミノ
基保護基である場合; 通常のアミノ基保護基であればよく特に制限
はないが、例えばトリチル基などのトリアリー
ルメチル基、例えばトリメチルシリル基などの
有機シリル基、例えばトリ−n−プチルスタニ
ル基などの有機スタニル基などをあげることが
できる。 R1及びR3として、ここにあげた以外のアミ
ノ基保護基を有する化合物でも、本発明方法を
適用することが出来る。それらのアミノ基保護
基の例としては例えばJ.F.W.McOmie
“Protective Groups Groups in Orsanic
Chemistry” Plenum Press London and
New York(1973)の第2章にあげられている
アミノ基保護基などである。 一方、式中Aはカルボキシル基、又は保護され
たカルボキシル基を示すが、そのカルボン酸の保
護基としてはそれまでペリシリン及びセフアロス
ポリン化合物について知られている。公知のカル
ボン酸保護基は殆んど全て用いることができる。
例としてはエステル又はアミド残基があげられ、
好ましくは比較的緩和は条件でカルボン酸に分解
可能なものである。例をあげれば、エステル基を
−COOR3で表わせば、R3としてメチル、エチ
ル、プロピル等の脂肪族炭化水素基、フエニル、
トリル、ナフチル等の芳香族炭化水素基、ベンジ
ル、ベンツヒドリル、トリチル基等の芳香脂肪族
炭化水素基、トリメチルシリル、ジメチルクロロ
シリル等の置換シリル基があげられる。これらは
低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、ニト
ロ、ニトリル、カルボアルコキシ等の反応に開与
しない置換基で置換されていても良い。また、カ
ルボキシル基は、Na,K等金属との塩あるいは
アンモニアやアミン等の塩基との塩の形でも用い
ることができる。一方、アミド残基を、
【式】で表わせば、R4およびR5は同一も しくは異つて、水素原子炭化水素又は置換アミノ
基を示し、また、R4とR5は異種原子を介する
か、あるいは介することなく環を形成することも
できる。かかるR4とR5としては次に示すものが
あげられる。 R3および/又はR4が炭化水素基を表わす場
合、例えばメチル、エチル、プロピル等の脂肪族
炭化水素基、シクロプロピル、シクロベンチル、
シクロヘキシル等の脂環族炭化水素基、フエニ
ル、トリル、ナフチル等の芳香族炭化水素基、ベ
ンジル基等の芳香脂肪族炭化水素基があげられ
る。 さらにR3とR4とが環が形成する場合、R3及び
R4が結合する窒素原子を含めて(すなわち
【式】)例えばピロリジン基
【式】ピペリジニル基
【式】等であつてもよく、またこ れら環中に、異種原子を含有する基、例えばペピ
ラジニル基
【式】モルホニリル基
【式】チアジニル基
【式】等であつてもよい。 R4またはR5の一方が水素又は上記炭素基で他
方が置換又は非置換のアミノ基である場合、R4
またはR5の一方を
【式】で表わすことが でき、結局ヒドラジド基を形成する。R6,R7
水素又は炭化水素基であり、その炭化水素基とし
ては例えば、メチル、エチル、プロピル、等の脂
肪族炭化水素基、シクロプロピル、シクロベンチ
ル、シクロヘキシル、等の脂環族炭化水素基、フ
エニル、トリル、ナフチル等の芳香族炭化水素基
等があげられ、また、R6とR7はピロリジル基、
ピペリジニル基、あるいはピペラジニル基、モル
ホニリル基などの如き、異種原子を介するか、介
することなく環を形成していても良く、
【式】さらにはR6とR7が、それぞ れ又は一緒になつて、置換アミノ基を形成してい
ない他方のR4又はR5の炭化水素基と異種原子を
介するか介することなく結合し環を形成していて
も良い。 なお、これらヒドラジドの場合に本発明方法で
あるセレンを含む酸化剤を作用させた場合には本
発明の目的の3置換メチルセフエム体が形成され
ると同時にヒドラジド結合の酸化的分解によりカ
ルボン酸になることがある。すなわち目的の反応
と同時にカルボン酸保護基を除去することが可能
である。 また、上記R4R5には本発明の酸化アセトキシ
ル転位反応に悪影響を及ぼさない置換基を有して
いても何ら差つかえない。かかる置換基の例とし
ては低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
基、シアノ基、水酸基、アミノ基、カルボキシル
基、カルボアルコシ基等をあげることができる。 なお、本発明の出発原料である前記式(1)で表わ
される3−メチレンセフアム誘導体はその製造法
の如何に拘らずどの様なものでも使用できる。即
ち、3−置換メチルセフアロスポリン酸誘導体よ
り、これまで知られている各種の還元的脱離反応
によつて得ることもできる。(特開昭47−20188
号、特開昭48−85591号、特開昭49−41394号およ
び特開昭49−108094号明細書参照)。しかしなが
ら、これらの方法はその出発物質が本発明の目的
物又はその誘導体に属するものであるので、工業
的意義は少ない。 一方、式(1)で示される出発物質は前記した如く
ペリシリン誘導体から直接導くこともできる。例
えば、次式() で表わされるペリシリンスルホキシド誘導体
(R1,R2およびAは前記のものと同じ)を環拡大
反応及び脱水反応が生起し得るような条件下に処
理する方法である。また、必要に応じAの保護基
及びR1,R2の1を、除去するか、別の保護基に
変換して用いてもよい。 本発明によれば式(1)で示される出発物質をセレ
ンを含む酸化剤の存在下にH−OCORで示される
有機カルボン酸、その無水物又はその塩と反応せ
しめることによつて目的とする式()で示され
る化合物い導くことができるが、かかるセレンを
含む酸化剤としてはセレンの酸素酸、その塩ある
いはその無水物が好ましく用いられる。具体的に
最も代表的なものとして、二酸化セレンがあげら
れるが、他に酸化能力のある亜セレン酸
(H2SeO3)、あるいはセレン酸(H3SeO4)及び、
それらの金属塩等が同様に用いられる。これらの
セレンを含む酸化剤は単独でも又、混合物の形で
も用いることができる。酸化剤の前記式(1)に対す
る量は任意に選ぶことができるが通常は0.2〜5
倍モルの範囲でより好ましくは0.5〜2倍モルの
範囲である。一方他方の原料化合物は式〔〕の
有機カルボン酸、その無水物又はその塩であり、
これらのうち有機カルボン酸が特に有効である。
かくして式〔〕の3−置換メチル−3−セフエ
ム誘導体が得られ、かかる化合物は直接7−
ACA誘導体へ導くことのできる重要中間体であ
る。 RCOOHのRとしては、水素原子の他、メチ
ル、エチル、n−プロピルイソプロピル、n−ブ
チルの如き炭素数20までの脂肪族炭化水素基、シ
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシルの如き脂環式炭化水素基、フエニ
ル、トリル、ナフチルの如き芳香族炭化水素基、
ペンジル基の如き芳香脂肪族炭化水素基等が好ま
しいものである。これらの炭化水素基が本発明の
酸化、転位反応に影響を及ぼさない低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸
基、置換アミノ基、カルボキシル基、カルボアル
コキシ基などの置換基で置換されていてもよい。 また、この種の親核試薬である有機カルボン酸
は酸無化物あるいは適当な塩基又は金属との塩の
如き誘導体の形で用いることもできる。これらの
親核試薬又はその誘導体の使用量は原料の3−メ
チレンセフアム誘導体に対し少なくとも等モル以
上用いることが好ましい。特に親核試薬として有
機カルボン酸を用いる場合には溶媒としても作用
するもので大過剰に用いて良い。一般には適当な
不活性溶媒を用いて、親核試薬又はその誘導体の
量をより少量に抑えることができる。かかる溶媒
としては、n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロ
ヘキサン、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、
メタノール、エタノール等のアルコール類、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン
等の通常用いられるものの他アセトニトリル、
NNジメチルホルムアミド、NN−ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒も用
いることができる。 かかる溶媒中、開放型か又は密閉型の反応容器
を用いて反応を行うことができるが。反応温度は
0℃〜150℃の間、好ましくは20゜〜100℃の範囲
である。上記範囲よりより高い温度では原料の分
解の如き副反応が起りやすくなるので好ましくな
いが、本質的には反応温度による制約はない。 本発明によつて得るれる前記式()で示され
る3−置換メチル3−セフエム誘導体は4位のア
ミノ基及び4位のカルボキシル基の保護基をそれ
ぞれ除去又は他の有効な置換基でおきかえること
によつてすぐれた抗菌性を有する各種セフアロス
ポリン系抗生物質へ誘導可能な重要な中間体であ
る。 以下本発明を実施例によつて詳述するが、本発
明はこれらに何等限定を受けるものではない。 実施例 1 (A) 原料の合成 6−フエキキシアセトアミド−2,2−ジメ
チルペナム3−カルボン酸N−イソプロピルア
ミド−s−オキシド5.0gを、ベンゼン60mlお
よびN,Nジメチルアセトアミド50mlの混合溶
媒中にとかし、d−10カンフアスルホン酸
0.3grを加えた。還元コンデンサーより反応器
にもどる経路に無水硫酸マグネシウムをつめた
カラムを設置して、油浴中、ほぼ100℃で6時
間加熱環流せしめた。反応混合物を冷却した
後、酢酸エチル200mlを加え、水洗浄、5%
NaHCO3水洗浄い、さらに2回水洗浄を行つて
硫酸マグネシウム上で乾操した。減圧下に溶媒
を溜去、濃縮すると、まず7−フエノキシアセ
トアミド3−メチル−3−セフエム−4−カル
ボン酸N−イソプロピルアミドが結晶として析
出した。結晶を過した後、液を内径30mm、
長さ400mmのシリカゲルが充填されたカラムク
ロマト管により、展開溶媒に酢酸エチル:シク
ロヘキサン=3:2の混合溶媒を用いて分離
し、7−フエノキシアセトアミド−3−メチレ
ンセフアム−4−カルボン酸N−イソプロピル
約1.7gを得た。 (B) (A)で得られた7−フエノキシアセトアミド−
3−メチレンセフアム−4−カルボン酸N−イ
ソプロピルアミド195mgを酢酸10mlに溶解さ
せ、二酸化セレン(市販品)220mgを加えて50
℃で25時間反応させた。反応終了後冷却して不
溶物を過除去した後、減圧にて酢酸の大部分
を溜去し、その残渣を酢酸メチル30mlで2回抽
出した。酢酸エチル層を5%NaHCO3水溶液お
よび水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥した。 溶媒を除いた後、内径15mm、長さ200mmのシ
リカゲルを充填したカラムクロマトグラフイー
によつて生成物を分離した。その結果、出発原
料である7−フエノキシアセトアミド−3−メ
チレンセフアム−4−カルボン酸イソプロピル
アミドを約30mg回収すると同時に、7−フエノ
キシアセトアミド−3−アセトキシメチル−3
−セフエム−4−カルボン酸N−イソプロピル
アミドを25mg得た。後者の化合物は別途法で合
成した標品とのNMRおよびIRスペトルとの比
較により同定した。 この化合物のNMRスペクトルは(δ(ppm)、
CDcl3) 1.23 (6H、ダブレツト)、 2.19 (3H、シングレツト)、 3.40 (2H、ABカルテツト)、 4.15 (1H、セブンテツト)、 4.57 (2H、シングレツト)、 4.87 (2H、ABカルテツト)、 5.03 (1H、ダブレツト)、 5.87 (1H、ダブレツトダブレツト)、 6.8〜7.4 (6H、マルチプレツト) 実施例 2 実施例1(A)で得られた7−フエノキシアセトア
ミド−3−メチレンセフアム−4−カルボン酸N
−イソプロピルアミド195mgを酢酸10mlに溶解
し、亜セレン酸H2SeO3(市販品)65mgを加え
て、40℃で約3時間撹拌した。反応終了後実施例
1の方法と同様に処理し、カラムクロマトグラフ
イーによつて出発原料である7−フエノキシアセ
トアミド−3−メチレンセフアム−4−カルボン
酸N−イソプロピルアミド46mgを回収し、7−フ
エノキシアセトアミド−3−アセトキシメチル−
3−セフエム−4−カルボン酸N−イソプロピル
アミド20mgを得た。 実施例 3 (A) 原料の合成 6−フエノキシアセトアミド−2,2−ジメ
チルペナム−3−カルボン酸N−N′ジイソプ
ロピルヒドラジド−1−オキシド5.0gを、ベ
ンゼン120mlとNNジメチルアセトアミド100ml
の混合溶媒にとかし、d−10カンフアスルホン
酸0.500gを加えた。還元コンデンサーより反
応器にもどる径路に無水硫酸マグネシウムをつ
めたカラムを設置して油浴中100℃±5℃の範
囲で6時間加熱環流せしめた。反応混合物を冷
却した後、酢酸エチル150mlを加え、水および
5%NaHCO3水溶液、さらに水で2回洗浄した
後、無水硫酸マグネシウム上で乾操させた。減
圧下に溶媒を溜去した後、内径30mm、長さ500
mmのシリカゲルが充填されたカラムクロマト管
により、展開溶媒にクロロホルム:ジエチルエ
ーテル=1:1の混合溶媒を用いて分離し、7
−フエノキシアセトアミド−3−メチレンセフ
アム−4−カルボン酸−N,N′−ジイソプロ
ピルヒドラジド約1.2gを純粋な形で単離し
た。この化合物のNMRスペクトルは次の通り
である。 (δ(ppm)、CDcl3) 1.04〜1.36 (6H、マルチプレツト)、 3.06,3.93 (2H、ABカルテツト)、 3.25 (1H、セブンテツト)、 3.60 (1H、シングルレツド)、 4.15 (1H、セプンテツト)、 4.50 (2H、シングレツト)、 5.14 (1H、シングレツト)、 5.22 (1H、シングレツト)、 5.60〜5.75 (2H、マルチブレツト)、 6、22 (1H、シングレツト)、 6.84〜7.45 (6H、マルチプレツト)、 (B) (A)で得られた7−フエノキシアセトアミド−
3−メチレンセフアム−4−カルボン酸N,
N′−ジイソプロピルヒドラジト225mgを、酢酸
10mlに溶解し、2酸化セレン(市販品)220mg
を加えて60℃で2時間反応させた。反応終了
後、酢酸の大部分を減圧溜去し、残渣を酢酸エ
チル50mlで抽出した。酢酸エチル層を希Hcl水
溶液及び水で洗浄した後、5%NaHCO3水溶液
30mlで2回抽出した。アルカリ層を酢酸エチル
で洗浄した後4N−Hcl水でPH=2にして酢酸エ
チル50mlで抽出した。水cm22回洗浄して、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、過して溶媒
を溜去すると残渣約35mgが得られた。この
NMRスペクトルより、大半が、7−フエノキ
シアセトアミド−3−アセトキシメチル−3−
セフエム−4−カルボン酸であることが別途に
合成した標品との比較により同定された。 この化合物のNMRスペクトルは(δ(ppm),
CDcl3) 1.98 (3H、シングレツト)、 3.38 (2H、ABカルテツト)、 4.50 (2H、シングレツト)、 4.92 (2H、ABカルテツト)、 4.95 (1H、ダブレツト)、 5.80 (1H、ダブレツトダブレツト)、 6.76〜7.30 (5H、マルチブレツト)、 7.44 (1H、ダブレツト)、 7.92 (ブロード、−OHシグナル)、 実施例 4 (A) 原料の合成 実施例3の(A)で得られた7−フエノキシアセ
トアミド3−メチレンセフアム4−カルボン酸
−NN′−ジイソプピルヒドラジド450mgを、20
mlのベンゼンに溶解しこれに0.10mlのピリジン
と540mgの四酢酸鉛(市販品を使用前に酢酸よ
り結晶したもの)を加えた。室温で約10分撹拌
した。反応混合物に酢酸エチル130mlと水50ml
を加え水層を希塩酸でPH=2に調整した。酢酸
エチル層を分離後、水層を酢酸エチル30mlで抽
出して酢酸エチル層を合わせ、1回水で洗浄
後、5%NaHCO3水溶液100mlで2回抽出し
た。アルカリ層を合せて酢酸エチルで1回洗浄
後、4NHcl水でPH=2にした。酢酸エチル100
mlで2回抽出し、抽出層を1回水洗した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。過して溶媒
を減圧下溜去し、固形化する前にアセトンを加
えて撹拌すると白色結晶が得られた。 第1結晶として約150mgを得、更に液から
同様の結晶化操作により約100mgの結晶を得
た。すなわち合計250mgのほぼ純粋な7−フエ
ノキシアセトアミド−3−メチレンセフアム−
4−カルボン酸が得られた。この化合物の
NMRスペクトルは(δ(ppm),D6・DMSO) 3.51 (2H、ABカルテツト)、 4.60 (2H、シングレツト) 5.10 (1H、シングレツト)、 5.24〜5.30 (3H、マルチプレツト)、 5.46 (1H、ダブレツトダブレツト)、 6.86〜7.40 (8H、マルチプレツト)、 9.01 (1H、ダブレツト)、 (B) (A)で得られた7−フエノキシアセトアミド−
3メチレンセフアム−4−カルボン酸174mg
を、酢酸10mlに力解させ、二酸化セレン111mg
を加えて、60℃で2時間反応させた。反応終了
後、酢酸の大部分を減圧溜去し残査を酢酸エチ
ル50mlで抽出した。酢酸エチル層を希Hcl水溶
液および水で洗浄した後、5%NaHCO3水溶液
30mlで2回抽出した。アルカリ層を酢酸エチル
で洗浄した後、塩酸でPH=2にして酢酸エチル
50mlで抽出した。水で2回洗浄して無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、過して溶媒を溜去
すると残査約89mgが得られた。この残査は
NMRスペクトよりほぼ純粋な7−フエノキシ
アセトアミド3−アセトキシメチル−3−セフ
エム−4−カルボン酸であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔1〕 〔式中、R1,R2は同一若しくは異なり、それ
    ぞれ水素原子又はアミノ基の保護基であり、R1
    とR2とは結合して窒素原子と共に異節環を形成
    していてもよい。Aはカルボキシル基又は保護さ
    れたカルボキシル基。〕 で表わされる3−メチレンセフアム誘導体と下記
    式〔〕 H−OCOR ………〔〕 〔式中、Rは水素原子又は炭化水素基〕 で表わされる有機カルボン酸、その無水物又はそ
    の塩とを、セレンを含む酸化剤の存在下に反応せ
    しめることを特徴とする下記式〔〕 〔式中、R1,R2およびRの定義は上記に同
    じ〕 で表わされる3−置換メチル−3−セフエム誘導
    体の製造法。
JP10493275A 1975-09-01 1975-09-01 Preparation of 3-substitutedmethyl-3- cephem derivatives Granted JPS5231090A (en)

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