JPH03267430A - ドーム及びドームの施工方法 - Google Patents

ドーム及びドームの施工方法

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JPH03267430A
JPH03267430A JP6443990A JP6443990A JPH03267430A JP H03267430 A JPH03267430 A JP H03267430A JP 6443990 A JP6443990 A JP 6443990A JP 6443990 A JP6443990 A JP 6443990A JP H03267430 A JPH03267430 A JP H03267430A
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JP
Japan
Prior art keywords
dome
grid
jack
jacks
members
Prior art date
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Pending
Application number
JP6443990A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Taniguchi
尚範 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Publication of JPH03267430A publication Critical patent/JPH03267430A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ドーム及びそのドームの施工方法に関し、特
に接合部を剛接合とし、かつ全体を単層グリッド、特に
大グリッドとすることによって耐力をアップし鋼材使用
量を減少させることを目的とするドーム及びドームの施
工方法に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来よ
りドームを構築する手段として、シェル構造によるもの
、あるいはトラス等による骨組構造が知られている。そ
の内特にトラス骨組構造にあっては、スペースフレーム
を構成する手段として様々なグリッドが提案されている
が、それらはいずれも接合部がビン接合であり、全体座
屈等の構造的不安定性を解決するために2層構造として
いた。
従来の骨組構造によって大空間を得るドームは、各接点
がビン接合のトラスやラチス構造であったが、上記構造
にあっては安定構造を得るために2層構造とされグリッ
ドサイズに制限を受けているのでその鋼材の使用量が多
く、かつその組み立てに多大の手間を要していた。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決したもので、第1の発明は、
骨組部材の各接合部を剛接合とし、かつ全体を単層架橋
で構築した所定形状のグリッドを有するドーム、第2の
発明は骨組部材の各接合部を剛接合とし、かつ各骨材部
材に長尺なものを採用して、全体を単層架橋で構築した
所定形状のグリッドで構成してなり、少ないグリッド数
で広い空間が得られ、全体座屈耐力のアップを可能とし
たドーム、第3の発明は、その単層ドームの下層に所定
形状のケーブルを取り付け、そのケーブルに膜材を支持
させてなるドーム、及び第4の発明は、■地上にて中央
のグリッドを組み立てる工程。
[2]その後、中央グリッドの外方端部の接合部下部に
ジヤツキをセットする工程。[3]そのジャッキによっ
て中央グリッドをジヤツキアップする工程。
■中央グリッドの周辺部材を組み立てる工程。0周辺部
材の外方端部の接合部下部に他のジヤツキをセットする
工程、[6]ジャッキをジヤツキアップした後、先の中
央側ジヤツキを撤去する工程、[7]さらに周辺部材を
組み立てその外方端部の接合部にジヤツキをセットし、
ジヤツキアップする工程、の以上の■〜■の工程を順次
繰り返すことによってドームを構築するドームの施工方
法である。
[実施例コ 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はトラス形状のドーム1の側面図(a)と平面図
(b)で、このトラス形状グリッドを有するドーム1は
、その骨組部材の各接合部2が剛接合されており、従来
のグリッドよりも大きなグリッドで構成されている。し
たがって単層であっても安定構造を得ることが可能であ
る。この実施例のものは略正三角形グリッド3を採用し
ている。
第2図は略二等辺三角形のグリッド4を採用したもので
あり、その側面図(a)と平面図(b)が示されている
第3図は上記正三角形と二等辺三角形を組み合わせなグ
リッド5を採用しているもので、その側面図(a)と平
面図(b)が示されている。
第1〜3図に示したものは三角形を基本パターンとして
いるが、その他に第4〜6図に各平面図を示した四角形
を基本とするグリッド6を採用したもの、あるいは第7
図のように六角形を基本とするグリッド7を有するもの
等が考えられる。
なお、上記骨組部材としては、鋼管あるいはH型鋼等が
使用される。
第8図は各骨組部材の接合部8が剛接合された三角形グ
リッド9の単層ドームに、その下層に六角形状のケーブ
ル10を張り、そのケーブル10にテフロン等の引張強
度、水密性、柔軟性、工場加工性等に優れた材料特性を
有する膜材11を取付けている。
第9図は上記同様に四角形グリッド12の下層に四角形
状のケーブル13を張り、そのケーブル13に膜材14
を取付けている。
第10.11図は上記ドームの略断面図で、各々積雪荷
重時及び風荷重時の外力の様子を矢印で示したものであ
る。
第12〜15図はこの発明の所定形状のグリッドを有す
る単層ドームの施工方法を示したものである。
上記単層ドームを形成するには骨組部材の各接合部を剛
接合とする必要があり、かつ大スパン架橋なので、その
組み立ては地上で行った方が効率的である。そこでこの
施工方法としてジヤツキアップ工法を採用している。
まず地上にて中央のグリッド15を組み立てる工程と、
その後中央グリッド15の外方端部の接合部下部にジヤ
ツキ16をセットする工程と、中央グリッド15のジヤ
ツキアップ後、中央グリッド15の周辺部材17を組み
立て、その外方端部の接合部下部に他のジヤツキ18を
セットする工程と、上記ジヤツキ18をジヤツキアップ
した後、先のジヤツキ16を撤去する工程と、さらに周
辺部材19を組み立てその外方端部の接合部下部にジヤ
ツキ20をセットする工程と、そのジヤツキ20をジヤ
ツキアップし、さらにその周辺部材21を組み立て、そ
れを上記同様にジヤツキアップする工程を採る。
以下順次同様の工程を繰り返すことによってドームを完
成させる。
[発明の効果コ 上記本発明によれば以下に記載する作用効果が得られる ■ 本発明の骨組部材の各接合部を剛接合とした単層ド
ームは、接合部が剛接合されているので従来のビン接合
のものと比較して構造耐力が著しく増加した。
■ 従来の立体トラス型ドーム、あるいは2層トラスド
ームに比較して単層でよいのでその使用鋼材量を172
以下にすることが可能となった。
■ 骨組部材−本の長さを10II程度とすることによ
り全体座屈耐力を上昇させかつ少ないグリッド数で広い
空間を得ることが可能となった。
■ 本発明の単層ドームの下層に膜材を取り付けたもの
にあっては、軽量であり、かつ膜材に色彩や形に変化を
持たせることにより美しい架橋を得ることが可能となっ
た。
■ さらに本発明の単層ドームは地上にて組み立てを行
い、組み立て後、ジヤツキによってジヤツキアップして
架構を形成していくので、組み立てが容易かつ安全に行
える利点がある。
■ また中央集中監理システムによってジヤツキアップ
を行うことが出来るので、常に安定した状態で作業を続
けることが可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第3図は本発明の各種実施例のトラス形状
のドームの側面図及び平面図であり、第1(a)図は側
面図、第1(b)図は同平面図、第2(@)図は側面図
、第2(b)図は同平面図、第3(a)図は側面図、第
3(b)図は同平面図を示し、第4〜7図は他の実施例
の各平面図を示す。 第8,9図は膜材を取り付けた本発明実施例のドームの
斜視図、第10.11図は同側面図、第12〜15図は
本発明のドームの施工方法工程を示した平面図である。 図中、 1・・・ドーム 2.8・・・接合部 3.4,5,6,7,9.12・・・グリッド10.1
3・・・ケーブル 11.14・・・膜材 15・・−中央グリッド 16.18.20・・・ジヤツキ 17.19.21・・・周辺部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)骨組部材の各接合部を剛接合とし、かつ全体を単
    層架構で構築した所定形状のグリッドで構成してなるこ
    とを特徴とするドーム。
  2. (2)骨組部材の各接合部を剛接合とし、かつ各骨材部
    材に長尺なものを採用して、全体を単層架構で構築した
    所定形状のグリッドで構成してなることを特徴とするド
    ーム。
  3. (3)グリッドの形状を三角形を基本としていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のドーム。
  4. (4)グリッドの形状を四角形を基本としていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のドーム。
  5. (5)グリッドの形状を六角形を基本としていることを
    特徴とする請求項1又は2記載のドーム。
  6. (6)骨組部材の各接合部を剛接合した所定形状グリッ
    ドより成る単層ドームの該グリッドの下層に、所定形状
    のケーブルが取り付けられ、そのケーブルによって膜材
    が支持されてなることを特徴とするドーム。
  7. (7)以下の[1]ないし[7]の工程を順次繰り返す
    ことによってドームを構築するドームの施工方法。 [1]地上にて中央のグリッドを組み立てる工程。 [2]その後、中央グリッドの外方端部の接合部下部に
    ジャッキをセットする工程。 [3]そのジャッキによって中央グリッドをジャッキア
    ップする工程。 [4]中央グリッドの周辺部材を組み立てる工程。 [5]周辺部材の外方端部の接合部下部に他のジャッキ
    をセットする工程。 [6]ジャッキをジャッキアップした後、先の中央側ジ
    ャッキを撤去する工程。 [7]さらに周辺部材を組み立てその外方端部の接合部
    にジャッキをセットし、ジャッキアップする工程。
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Cited By (1)

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JP2016211167A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 清水建設株式会社 膜構造体

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