JPS61243085A - 新規アミジン,その製造法および使用法 - Google Patents

新規アミジン,その製造法および使用法

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JPS61243085A
JPS61243085A JP60076209A JP7620985A JPS61243085A JP S61243085 A JPS61243085 A JP S61243085A JP 60076209 A JP60076209 A JP 60076209A JP 7620985 A JP7620985 A JP 7620985A JP S61243085 A JPS61243085 A JP S61243085A
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dbu
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中谷 啓一
Shozo Onishi
捷三 大西
Masatada Kurosaki
黒崎 正雅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規アミジン化合物、その製造方法およびその
エポキシ硬化触媒ならびにウレタン触媒としての使用に
関する。
〔従来の技術−〕
アミジン構造を分子中に有する化合物としては1.8−
ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(DBU
■以下DBUと略記する。)などが公知であり、pka
が11.5と強塩基であり、エポキシ硬化触媒、ウレタ
ン触媒として広く使用されている。しかしDBUは吸湿
性が大で、梅雨期や夏期は取扱いに<<、水溶液中で容
易に加水分解するなどの欠点を有する。またエポキシ硬
化触媒として使用した場合硬化物の吸水率が高い。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のアミジン類の欠点を解決すべく鋭意検討した結果
、式(1)で示される新規アミジン化合物が上記問題点
を改善することを見出し、本発明を完成した。
本発明の新規アミジンは式(勅の一般式で示される。す
なわち、6−シメチルアミノー1,8−ジアザビシクロ
(5,4,0)ウンデセン−7(以下DMA−DBUと
略記する。)である。
■ 本発明による新規アミジン化合物は式(2)で示される
ラクタム化合物をシアノエチル化し、還元し。
次いで脱水環化することにより製造することができる。
上記ラクタムのシアノエチル化には通常アクリロニトリ
ルが使用される。アクリロニトリル/ラクタム化合物の
モル比ははゾ1であり、反応終了後未反応の原料を回収
すればよい。シアノエチル化の反応条件は従来の方法と
同様であり、例えばOrganic Rcaction
s 5 、79〜135 (1949)  である。
この反応はアルカリ触媒を必要とする。たとえば触媒は
水酸化カリウム、水酸化ナトリウムやベンジルトリメチ
ルアンモニウムヒドロキシド、ナトリウムアルコキシド
などである。触媒の使用量は5%以下、好ましくは1〜
2%である。反応温度は50〜110℃好ましくは75
〜95℃である。上記ラクタムと触媒の混合物を上記反
応温度Gこ加熱し、攪拌下にアクリロニトリルを満願す
ればよい。アクリロニトリルの重合を避けるためにハイ
ドロキノンまたはハイドロキノンモノメチルエーテルを
あらかじめアクリロニトリルに1%以下好ましくハ0.
5%〜0.004%加えておいてもよい。シアノエチル
化反応は発熱反応であるので反応温度はアクリロニトリ
ルの投入速度でコントロールスル。アクリロニトリル満
願後、約3時間同温度で攪拌を続は反応を完結させる。
またこの反応はベンゼン。
トルエン、キシレンなどの芳香族溶媒やその他、アクリ
ロニトリルと反応しないジオキサンなどを反応溶媒とし
て使用してもよい。反応終了後、目的物であるシアノエ
チル化物は減圧蒸溜で単離することができ、原料のラク
タムよりも高沸点である。
ここで得たシアノエチル化物はニトリル基の水添の常法
で、ニトリル基を一級アミノ基に還元することができる
。例えばシアノエチル化物100g。
液体アンモニヤ約8g、ラニー・ニッケル約4gの存在
下100〜120℃で水素圧50kg/cm2 で水添
する。反応は約3時間で終了する。
次にここで得られたN(8−アミノプロピル)アミド化
合物を脱水環化する方法はリン酸、パラ−トルエンスル
ホン酸、三酸化アンチモン、オキシ塩化リンなどの酸触
媒の存在下、ベンゼン、トルエン、キシレンなど水と共
沸混合物を形成する溶媒と共に加熱して、脱水反応によ
り生成する水を系外に除去すればよい。酸触媒の使用量
はN(3−アミノプロピル)アミド化合物に対して0.
1〜5%、好ましくは0.5〜2.0%である。脱水に
使用する共沸溶媒の量はN(8−アミノプロピル)アミ
ドに対して10%〜500%、好ましくは50%〜20
0%である。反応の終点は系外に除去した水の量と反応
物の全アミン価(H(J法)を測定すればよい。
この場合、未反応の式(3)で示される3−ジメチルア
ミノ−1−(a’−アミノプロピル) −2−、tキソ
へキサメチレンイミンは二価の塩基として全アミン価(
H(J法)が測定されるが、式(1)で示される新規ア
ミジン化合物は1分子中にアミジン基とN・N−ジ)f
ルアミノ基を有しているにもかかわらす一価の塩基とし
て全アミン価CHCg法)が測定される。共沸溶媒を、
溜去後、減圧蒸溜などの方法により目的物を単離する。
本発明の新規アミジン化合物またはそれらの有機または
無機の酸の塩はエポキシ樹脂の硬化触媒として使用でき
る。有機または無機の酸としてはたとえば直鎖脂肪酸(
例えば、酢酸、プロピオン酸、カプロン酸、ラウリン酸
、ステアリン酸)や不飽和脂肪酸〔例えば、アクリル酸
、クロトン酸。
オレイン酸、リノール酸、リルイン酸)やイソアルキル
脂肪酸(例えば、2−エチルヘキサン酸)やオキシ脂肪
酸(例えば、乳酸、グリコール酸。
リシノール酸、ヒドロキシステアリン酸)や二塩基脂肪
酸(例えば、コハク酸、アジピン酸)や芳香族カルボン
酸(例えば、安息香酸、サリチル酸。
フタール酸、テレフタール酸〕や石炭酸類(例えば、石
炭酸、クレゾール、レゾルシノール、カテマール、フェ
ノールノボラック樹脂)や有機リン酸エステル(例えば
、ジブチルフォスフェート。
モノラウリルフォスフェート)や硫酸エステル。
硫酸化物(例えば、ラウリルサルフェート、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸)やエノール酸類(例、tば、バルビ
ッル酸)、テトラフェニルはう酸や無機酸(例えば、炭
酸、硫酸、リン酸、塩酸)である。
塩の作成方法は新規アミジンと酸を攪拌、混合。
熔融すればよく、溶媒を使用してもよい。溶媒は中和反
応後、蒸溜などの手段で除去すればよい。
本発明に用いられるエポキシ樹脂はInterscie
−nce PublishersのEncycgope
dia of PolymerScience and
 Technollogy  6巻209〜271ペー
ジ(1967年)に記載されている。エポキシ樹脂は例
えば;ビニルシクロヘキセンジェポキサイド、ジシクロ
ペンタジエンジエポキサイド、エチレングリコールビス
(3,4−エポキシテトラヒドロジシクロペンタジェン
−8−イル)−エーテルなどの環状ポリエポキシ化合物
やジエチレングリコールビス(8,4−エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート)、ビス−8,4−(エポキ
シシクロヘキシルメチル)−サクシネートなどの2個の
エポキシシクロヘキシル基を含有する化合物やジカルボ
ン酸とエピクロルヒドリンとをアルカリの存在下におい
て反応させることによって得られるポリグリシジルエス
テル化合物や2価アルコール、多価アルコール、ジフェ
ノール(例えばビスフェノールA。
テトラブロモビスフェノールA、ビスフェノールF、ビ
スフェノールS、アセトアルデヒドとフェノールの縮合
物)、ポリフェノールまtこはフェノールノボラック樹
脂、O−ブレゾールノボラック等のノボラック樹脂をエ
ピクロルヒドリン又はジクロルヒドリンとアルカリ、の
存在下においてエーテル化することによって得られるよ
うなポリグリシジルエーテル化合物である。前記エポキ
シ化合物の2種またはそれ以上の混合物も使用できる。
本発明においては、エポキシ樹脂単独ばかりでなくエポ
キシ化合物と反応する化合物いわゆる硬化剤を併用する
こともできる。これらの例としては上記Encyceo
pedia of Polymer 5cience 
andTechnology  6巻209〜271ペ
ージ(196?年)。
日本接着協会誌(J 、 of The Adhesi
on 5ocietyof Japan  ] 15.
102 、141(1979)および高分子加工(Po
lymer Application (in Jap
anese)王、 381 (1976)、μ、 64
.120.184(197?) ’)に述べられている
。たとえばジエチレントリアミン。
トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノプロピルアミ
ンなどの鎖状脂肪族アミン類、N−アミノエチルピペラ
ジン、イソフォロンジアミンなどの環状脂肪族ポリアミ
ン類、キシリレンジアミン。
その重合体、フェニレンジアミン、ジアミノジフェニル
−メタンおよび一スルホンなどの含芳香族環アミン類、
三洋化成製ポリマイドし一タイプなどのポリアミド類;
エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよびエポキシ
樹脂変性アミン類、シアノエチル化アミン類、ケチミン
化アミン類、フェノールとホルマリン変性アミン類など
の変性アミン類; Di one−800LCやチオコ
ールT−Pなどのポリメルカプタン類;無水フタル酸、
無水マレイン酸。
無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水   
゛ベンゾフェノンテトラカルボン酸、無水メチルナジッ
ク酸、無水テトラ−またはへキサヒドロ−フタル酸、無
水メチルへキサヒドロフタル酸や上記酸無水物のハロゲ
ン化物などの酸無水物類;2−エチルヘキサン酸、安息
香酸、サリチル酸、アジピン酸、フタル酸、ドデカンジ
カルボン酸、−白ホヤ、ヒドロキシステアリン酸、トリ
メリット酸などの置換および非置換のモノおよびポリカ
ルボン酸類;ブチル化メラミン樹脂、ブチル化尿素樹脂
のようなアミノ樹脂、p−オキシ安息香酸とホルマリン
縮金物やフェノール樹脂やポリ(p−ビニルフェノール
)樹脂などの合成樹脂初期縮合物;フェノール、レゾル
シンなどの一価まTこは多価フェノール類:デシルアル
コール、ステアリジアルコール、エチレングリコール、
トリメチロ−・ルプロパンなどのアルコール類およびグ
リコール類;トリレンジイソシアネート、粗ジフェニル
メタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネートなどのイソシアネー
ト類およびそれらのグリコール、水などの活性水素化合
物との反応物ならびに上記イソシアネート類の重合物、
ジシアンジアミド、有機酸ヒドラジッドなどのヒドラジ
ン誘導体である。
特に本発明の新規アミジン化合物およびその有機酸また
無機酸の塩はO−クレゾールノボラック樹脂とエピクロ
ルヒドリンの反応によるO−クレゾールノボラックエポ
キシ樹脂のフェノールノボラック樹脂による硬化反応に
最適であり、この配合物は半導体の封止に使用される。
本発見の新規アミジンまたはその塩の使用量はエポキシ
化合物100重量部に対して通常0.01ないし20重
量部、好ましくは0.1ないし5重量部である。
本発明の新規アミジンはジメチルベンジルアミン、 2
.4.6−)リス〔ジメチルアミノメチル〕フェノール
、1,3.5−トリス(ジメチルアミノプロピル)へキ
サヒドロ−8−トリアジン、テトラメチルグアニジン、
2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、 DBUおよびその塩類などの2級および3
級アミン類; BF3などのルイス酸ま1こはそのアミ
ン塩などの公知の触媒と併用してもよい。
さらに本発明の新規アミジン化合物またはそれらの有機
または無機の酸との塩はイソシアネート化合物の反応触
媒として使用できる。新規アミジンの塩作成に使用する
有機または無機の酸およびその作成法は前記と同じであ
る。
本発明に係るイソシアネート化合物の反応とはツエレビ
チノフ法で定義される活性水素含有化合物とイソシアネ
ート類との反応、イソシアネートの二量化、三量化によ
るウレチジンジオンやイソシアヌレートの生成反応およ
びイソシアネート2モルの脱炭酸によるカルボジイミド
の生成反応を含む。
本発明において使用する有機ポリイソシアネートおよび
活性水素化合物のポリオールとしては硬質、半硬質、軟
質ポリウレタンフォーム、エラストマー発泡体およびポ
リウレタン成型品などの製造に通常用いられているすべ
てのものがあげられる。
有機ポリイソシアネートとしては芳香族ポリイソシアネ
ート(トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネートなど)、脂肪族ポリイソシアネート(ヘ
キサメチレンジイソシアネートなど)、脂環式ポリイソ
シアネート(イソホロンジイソシアネートなど)これら
の変性物(例えばカルボジイミド変性)およびこれらと
ポリオールとの反応による遊離イソシアネート含有プレ
ポリマーがあげられる。
ポリオールとしては高分子ポリオールたとえばアルキレ
ンオキサイド類〔エチレンオキサイド。
プロピレンオキサイド、1.2−および1.4−ブチレ
ンオキサイドなど)の水、多価アルコール(エチレング
リコール、プロピレングリコールなどのグリコール;グ
リセリン、トリメチロールプロパン、トリエタノールア
ミン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、しよ糖な
ど8個以上のOH基を有するポリオール〕およびアミン
化合物(エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ト
リレンジアミン、キシリレンジアミン、ピペラジン、N
−アミノアルキルピペラジン、N、N−ジメチルアミノ
プロピルアミン、シクロヘキシレンジアミンなど)への
付加した構造を有するポリエーテルポリオール;該ポリ
エーテルポリオールとエチレン性不飽和単量体(アクリ
ロニトリル、スチレン。
メタクリル酸メチル、ブタジェンなど)をラジカル発生
剤などの重合触媒の存在下に反応させた重合体ポリオー
ル(米国特許第8,888,851号記載);ポリカル
ボン酸(コハク酸、セバシン酸、マレイン酸、アジピン
酸、フマル酸、フタル酸、ダイマー酸など)と上記の多
価アルコールとの反応によるポリエステルポリオール:
ポリエステルポリエーテルポリオールおよびこれらの二
種以上の混合物があげられる。
本発明においては必要により、架橋剤ないしは鎖伸長剤
としての活性水素化合物を使用することができ、たとえ
ば低分子ポリオール〔トリエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ブタンジオール。
トリメチロールプロパン、グリセリン、p−ビス(2−
ヒドロキシエチル)フェニレンエーテルなどフおよびポ
リアミン(トリレンジアミン、キシリレンジアミン、シ
ア°ミノジフェニルメタン。
メチレンビス−〇−クロルアニリンなど)があげられる
本発明において使用される発泡剤としてはハロゲン置換
脂肪族炭化水素系発泡剤(フロンガス。
メチレンクロライドなど)、水などがあげられる。
また必要により界面活性剤(シリコン整泡剤など)9着
色剤、充填剤、雑燃剤、安定剤なども使用することがで
きる。
本発明の新規アミジン化合物またはその有機ならびに無
機の酸の塩の使用量はポリオール100重量部に対して
通常0.01ないし5重量部、好ましくは0、工ないし
2重量部である。0.01重量部未満では触媒活性が低
く、反応完了までに時間がかかりすぎる。また5重量部
より大の使用量では得られたウレタンフオームの物性、
特に圧縮強度(ILD)が低下する。
以下実施例により本発明を説明するが1本発明はこれに
限定されるものではない。
実施例1 (DMA−DBU の製造法)8−ジメチル
アミノ−2−オキソヘキサメチレンイミンε式(2)’
] 468.6g(3,0モル)を70〜90℃に加!
、 熔融り、ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキ
シド30%メタノール溶液9mg加え、50分間を要し
てアクリロニトリル180.5 g (:3.73 モ
ル)を満願し、さらに3時間同温度で攪拌する。
未反応のアクリロニトリルを減圧で溜去した後、180
〜b スクロマトグラフにより純度98.6%の特性赤外線吸
収−CN2250 cm−1より1−シアノエチル−3
−シメチルアミンー2−オキソヘキサメチレンイミン〔
式(4ノコであると同定した。
上記シアノエチル化物305g1ラニー・ニッケルl1
gに液体アンモニヤ25gを圧入し、水素圧45〜50
kg/cm2圧で温度100ないし120℃で約8時間
を要して水素添加した。
298gの1− (8’−アミノプロピル)−3−ジメ
チルアミノ−2−オキソヘキサメチレンイミン〔式(3
)〕粗製品を得1:。全アミン価(HC#法)は478
.5で理論値の91.0%であった。
次にこの3−アミノプロピル化物285gにキシレン2
00gとパラトルエンスルホン酸2.9gを加え、15
0時間攪拌加゛熱して分子内脱水反応により生成する水
を共沸混合物として反応系外に除去後、キシレンを溜去
後減圧蒸溜により精製し、目的の化合物〔式(1)) 
125g (油状物)を得た。
式(2)            式(4)式(幻  
          式(1)沸点 93.0〜96.
0℃/lmmHg全アミン価CH1法)288  q論
値 287〕全アミン価CHCgOi法)5711Jl
論値 574〕’H−NMRCCDC/h 、δppm
)N(CHa )2  6HS   2.15!3C−
NMR(δppm) CH342,9 7員環上■のC78,2 実施例2(吸湿性の比較) 密閉容器の底部に飽和塩化アンモン液(80%RH用)
および飽和臭化ソーダ液(60%RH用)を入れ、密閉
容器の中段に直径6.0cmのシャーレにDMA −D
BUとDBUを約5g精秤し、密閉容器を25℃雰囲気
に保ち、5週間にわたり吸湿による重量増加を表1から
れかるように80および60%RHの雰囲気のいずれに
おいてもDMA −DBU がDBUに比して吸湿性が
少(、DMA−DBUの吸湿率はDBUの吸湿率の約1
72〜1/4である。
実施例3〔水溶液のPHの変化(加水分解性〕フDMA
−DBUとDBUの1%水溶液を作成し、ガラス電極P
Hメーターで経時的なPHの変化を調べた。
pI(の変化を表2に示す。
表2.  pHCD絆時変化 表2に示されるようにDMA−DBUとDBUの水溶液
のpHは作成直後ははゾ同等であり、DMA−DBUが
DBUに匹敵する強塩基であることがわかる。またこの
水溶液では作成2日後よりDMA−DBUのpHがDB
UのpHを上まわり、DBUが水溶液中で加水分解しや
すい。一方DMA−DBU水溶液のpHは全く変化せず
、加水分解しない事を示している。
実施例4(エポキシ樹脂の硬化触媒効果−1,クレゾー
ルノボラックエポキシ樹脂のフェノールノボラック樹脂
硬化) クレゾールノボラックエポキシ樹脂(住友化学工業製ス
ミエlキシESCN 195XL、エポキシ当量199
 ) 100部(以下部は重量部)、フェノールノボラ
ック樹脂(大日本インキ化学工業製パーカムTD−21
81、軟化点80℃)55部にDMA−DBUまたはD
BUを2部または8部加え、均一に熔融・混合・粉砕し
た。粉状物をホットプレート上で下記温度で硬化させ、
そのゲルタイムを測定した。表8に結果を示す。
表8. クレゾールノボラックエポキシ/フェノールノ
ボラックのゲルタイムの比較(ゲルタイムの単位:秒〕 表3かられかるようにDMA−DBUは2部および8部
の使用部数でDBUに比してゲルタイムが短く高活性と
云える。DMA−DBUを54%あるいはDBUヲ48
%含有するO−フタル酸モノアミジン塩ヲ両者の加熱熔
融により作成し、上記処方に各々6部配合し、上記と同
様に処理して得た粉吠物の170℃でのゲルタイムを測
定した。DBO塩の38秒に対してDMA−DBO塩は
81秒と高活性であった。
実施例5(エポキシ樹脂の硬化触媒効果−2,液状ビス
フェノールA系エポキシ樹脂の液状メチルへキサヒドロ
フタル酸無水物硬化) 液状エポキシ樹脂(ビスフェノールAのジグリシジルエ
ーテル、住友化学工業製スミエポキシELA−128、
エポキシ当量186 ) 100部、液状酸無水物(メ
チルへキサヒドロフタル酸無水物1日立化成工業製HN
−5500E 、酸価667)90部の混合物にDMA
−DBUまたはDBUを0.5部、1部または2部加え
攪拌均一溶液としてJIS C−2105の試験管法に
準じて100°、120°または150℃でのゲルタイ
ムを測定した。
表4.液状ビスA系エポキシ/メチルI(HPAのゲル
タイムの比較表4の各温度と各使用部数でのDMA−D
BUとDBUのゲルタイムを比較すると、いずれの場合
もDMA−DBUのゲルタイムはDBUのゲルタイムよ
り短く。DMA−DBUの方が高活性であると総合的に
判断される。
DBOの2−エチルヘキサン酸(モル比1:1)塩を1
部使用した時の’120℃のゲルタイムは1.010秒
であった。一方DMA−DBUの2−エチルヘキサン酸
(モル比1:1)塩は同一条件で920秒であり、有機
酸塩にした場合もDMA−DBUの方がDBUより高活
性である。
実施例6(液状エポキシ樹脂・液状酸無水物系でのポッ
トライフと硬化) 実施例5の液状エポキシ樹脂(100部)、液状酸無水
物(90部)の処方に実施例5のDMA−DBUの2−
エチルヘキサン酸塩(1,2部)を攪拌し、均一溶液と
した。40℃における粘度は210 cpsであった。
この溶液を40℃に保ち、1,0OOcps (at 
40℃)に達するまでの時間すなわちポットライフは2
4時間であった。
上記溶液6gを厚み4mmの型に入れ、100℃2時間
プラス180℃6時間熱処理し、無色透明の硬化物かえ
られた。
実施例7(ウレタン触媒効果) 分子量3000のポリオール(グリセリンのプロピレン
オキシド付加物(三洋化成を業製、サンニツシスG−P
3000 、 OH−価56 ) 10 HにDMA−
DBUまたはDBUを0.05g均一に溶解した。この
混合物にトリレンジイソシアネート2.4− : 2.
6−異性体80:20の混合物(TDI−80)0.8
7 gを混合し、直ちに試験管中に密封し、70℃に保
ち、流動性がなくなるまでの時間をゲルタイムとして測
定した。
DBUのゲルタイムが7分であるのに対してDMA−D
BUは5分であった。これらのゲルタイムの比較からD
MA−DBUがDBUよりも活性が高い事がわかる。
実施例8(ウレタンフオームの発泡例)実施例6のポリ
オール(100部)にDMA−DBU(0,1部〕、水
〔4,5部〕、シリコンL−520(2部)およびオク
チル酸第−錫(0,95部)を加え、その混合物にTD
I−80(54,8部)を加え、高速攪拌機で7秒間攪
拌して内容物をカートンボックスに移した。
ライズタイムは80秒で良好な軟質ウレタンフオームが
得られた。
〔発明の効果〕
本発明で得られる新規アミジンはDBUに比して吸湿性
が少く、また加水分解する傾向も少い。さらにエポキシ
硬化触媒、ウレタン触媒としての活性もDBUよりも高
く、特にエレクトロニクス用エポキシ系配合物や各種ウ
レタン製造用触媒として有用である。
手続補正書 昭和60年3月メ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(1)で示されるアミジン化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・式(1) 2、式(2)で示されるラクタム化合物をシアノエチル
    化し、還元し、次いで脱水環化することを特徴とする式
    (1)で示されるアミジン化合物の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・式(1) 3、エポキシ樹脂を式(1)で示されるアミジン化合物
    またはその塩の存在下で硬化させることを特徴とするア
    ミジン化合物の使用法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・式(1) 4、イソシアネート化合物を式(1)で示されるアミジ
    ン化合物またはその塩の存在下で硬化させることを特徴
    とするアミジン化合物の使用法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・式(1)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007516339A (ja) * 2003-12-23 2007-06-21 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド イミン結合および第3級アミンを含有する堅牢触媒(non−fugitivecatalysts)、ならびにそれから作製したポリウレタン製品
JP2014065773A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Nippon Carbide Ind Co Inc カチオン重合性組成物およびその硬化物

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