JPS6124307A - 円偏波アンテナ用反射板の製造方法 - Google Patents
円偏波アンテナ用反射板の製造方法Info
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- JPS6124307A JPS6124307A JP14328984A JP14328984A JPS6124307A JP S6124307 A JPS6124307 A JP S6124307A JP 14328984 A JP14328984 A JP 14328984A JP 14328984 A JP14328984 A JP 14328984A JP S6124307 A JPS6124307 A JP S6124307A
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- circularly polarized
- inorganic filler
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- reflector
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q15/00—Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
- H01Q15/14—Reflecting surfaces; Equivalent structures
- H01Q15/141—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces
- H01Q15/142—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces using insulating material for supporting the reflecting surface
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[I]発明の目的
本発明は電波反射層である金属層を中間層とする積層物
よりなる円偏波アンテナ用反射板に関する。さらにくわ
しくは、 (A)iffFf候性がすぐれた塗膜層を有
する金属層および(B)無機充填剤含有メチルメタクリ
レート系重合体層が積層してなり、該塗膜層の厚さは5
ミクロンないし1mmnI1mmであり、金属層の厚さ
は5ミクロンないし1mmであり、かつ無機充填剤含有
メチルメタクリレート系重合体層の厚さは500ミクロ
ンないし15mff1であり、この層の無機充填剤の含
有量は10〜80重量%である円偏波アンテナ用反射板
を製造するにあたり、メチルメタクリレート系重合性シ
ロップ、無機充填剤およびシロップ重合用触媒を混合し
て注型表面」−に注ぎ、該混合物を硬化させることを特
徴とする円偏波アンテナ用反射板の製造方法に関するも
のであり、耐候性の良好な円偏波アンテナ用反射板を提
供することを目的とするものである。
よりなる円偏波アンテナ用反射板に関する。さらにくわ
しくは、 (A)iffFf候性がすぐれた塗膜層を有
する金属層および(B)無機充填剤含有メチルメタクリ
レート系重合体層が積層してなり、該塗膜層の厚さは5
ミクロンないし1mmnI1mmであり、金属層の厚さ
は5ミクロンないし1mmであり、かつ無機充填剤含有
メチルメタクリレート系重合体層の厚さは500ミクロ
ンないし15mff1であり、この層の無機充填剤の含
有量は10〜80重量%である円偏波アンテナ用反射板
を製造するにあたり、メチルメタクリレート系重合性シ
ロップ、無機充填剤およびシロップ重合用触媒を混合し
て注型表面」−に注ぎ、該混合物を硬化させることを特
徴とする円偏波アンテナ用反射板の製造方法に関するも
のであり、耐候性の良好な円偏波アンテナ用反射板を提
供することを目的とするものである。
[II ]発明の背景
静止衛星による高品位テレビ放送、静止画数 ・送、文
字多重放送、PCM (パルス・コード・モジュレーン
ヨン〕音声放送、ファクシミリ放送などノ衛星放送はヨ
ー口・ンパ、アメリカ、日本などの世界各国において近
い将来にその実用化が計画されている。しかし、静止衛
星の軌道が唯一に限られているため、゛複数個の放送電
波相互間に干渉を生ずるおそれがある。かかる放送電波
の相互干渉を避けるためには、衛星放送受信用アンテナ
の交差偏波識別を利用する必要がある。このようにして
、地りの放送電波を受信する場合には、電波を水平また
は垂直の直線偏波にし、受信用アンテナの偏波面をこの
放送電波の偏波面に合わせて交差偏波識別度を利用する
ことはさほど困難ではないが、放送衛星からの電波を受
信する場合には、電波伝播経路における電離層などによ
る擾乱や受信地点における電波の入射角などに基づく偏
波面のずれが生ずるため1.I:述のような偏波面を合
わさせることは困難である。
字多重放送、PCM (パルス・コード・モジュレーン
ヨン〕音声放送、ファクシミリ放送などノ衛星放送はヨ
ー口・ンパ、アメリカ、日本などの世界各国において近
い将来にその実用化が計画されている。しかし、静止衛
星の軌道が唯一に限られているため、゛複数個の放送電
波相互間に干渉を生ずるおそれがある。かかる放送電波
の相互干渉を避けるためには、衛星放送受信用アンテナ
の交差偏波識別を利用する必要がある。このようにして
、地りの放送電波を受信する場合には、電波を水平また
は垂直の直線偏波にし、受信用アンテナの偏波面をこの
放送電波の偏波面に合わせて交差偏波識別度を利用する
ことはさほど困難ではないが、放送衛星からの電波を受
信する場合には、電波伝播経路における電離層などによ
る擾乱や受信地点における電波の入射角などに基づく偏
波面のずれが生ずるため1.I:述のような偏波面を合
わさせることは困難である。
複数個の放送衛星に対する周波数割当ては、衛星放送用
周波数帯の有効利用の点からみて偏波面識別度を考慮し
て行なわれるものとみられるが、このような周波数割当
ての衛星放送電波に対しては受信アンテナの偏波面調整
の良否がそのまま放送チャンネル間の干渉の大小となる
ので、″′放送衛星電波を直線偏波とした場合には大き
い交差偏波識別度を得ることは期待することができない
。しかしながら、放送衛星電波を円偏波とした場合には
、前述したような偏波面のずれにはかかわりなく、円偏
波旅回方向の別による識別が容易であるから、一般の聴
視者の受信用アンテナはその指向方向を調整して所望の
放送衛星を指向させるばかりでなく、偏波面の調整を必
要としないために直線偏波とした場合に比較して受信用
アンテナの調整が極めて簡単となり、受信アンテナの設
計どおりの偏波識別度を得ることができる。
周波数帯の有効利用の点からみて偏波面識別度を考慮し
て行なわれるものとみられるが、このような周波数割当
ての衛星放送電波に対しては受信アンテナの偏波面調整
の良否がそのまま放送チャンネル間の干渉の大小となる
ので、″′放送衛星電波を直線偏波とした場合には大き
い交差偏波識別度を得ることは期待することができない
。しかしながら、放送衛星電波を円偏波とした場合には
、前述したような偏波面のずれにはかかわりなく、円偏
波旅回方向の別による識別が容易であるから、一般の聴
視者の受信用アンテナはその指向方向を調整して所望の
放送衛星を指向させるばかりでなく、偏波面の調整を必
要としないために直線偏波とした場合に比較して受信用
アンテナの調整が極めて簡単となり、受信アンテナの設
計どおりの偏波識別度を得ることができる。
これらのことから、将来の衛星放送システムにおいては
放送衛星電波に円偏波が使用される計画がたてられてい
る。これに対し、従来の円偏波アンテナとして二円錯ホ
ーンを用いたもの、あるいは、グイボールを直角に二個
組合わせたもの、またはこれらのアンテナを一次放射器
としたパラボラアンテナなどがあるが、いずれも構造が
複雑であり、かつ大型となり、さらに製造経費もかかる
ため、12ギガヘルツ(G&)帯のマイクロ波を使った
衛星放送電波を受信するための一般聴視者用受信用アン
テ缶には適していない。
放送衛星電波に円偏波が使用される計画がたてられてい
る。これに対し、従来の円偏波アンテナとして二円錯ホ
ーンを用いたもの、あるいは、グイボールを直角に二個
組合わせたもの、またはこれらのアンテナを一次放射器
としたパラボラアンテナなどがあるが、いずれも構造が
複雑であり、かつ大型となり、さらに製造経費もかかる
ため、12ギガヘルツ(G&)帯のマイクロ波を使った
衛星放送電波を受信するための一般聴視者用受信用アン
テ缶には適していない。
一方、構造が極めて簡単であり、小型軽量のマイクロ波
アンテナとして、パラボラ型反射器の中心部から短形導
波管を軸方向に延在させ、その先端部を湾曲させて開口
端面がパラボラの焦点位置においてパラボラ型反射器に
対向するようにし。
アンテナとして、パラボラ型反射器の中心部から短形導
波管を軸方向に延在させ、その先端部を湾曲させて開口
端面がパラボラの焦点位置においてパラボラ型反射器に
対向するようにし。
これを−次放射器としたいわゆるヒーハット型のパラボ
ラアンテナがある。このアンテナは移動中継用のマイク
ロ波用アンテナなどに広く用いられているが、従来のヒ
ーハット型パラボラアンテナはいずれも前述したごとき
矩型導波管を使用して直線偏波を送受信するようになっ
ており、円編波用には使用することはできない。
ラアンテナがある。このアンテナは移動中継用のマイク
ロ波用アンテナなどに広く用いられているが、従来のヒ
ーハット型パラボラアンテナはいずれも前述したごとき
矩型導波管を使用して直線偏波を送受信するようになっ
ており、円編波用には使用することはできない。
−・般にパラボラアンテナとして金属板または金属ネッ
トが使われてきている。しかし、金属は腐食が発生する
ため、防食合金を用いるか、防食塗装をほどこす必要が
ある。防食合金を使用するならば、高価である。一方、
防食塗装についても、防食を完全にするためには塗装を
数回くり返す必要があり、やはり高価になるのみならず
、多年使用するにともない、塗装物が劣化するという問
題がある。さらに、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬
化性樹脂に電波反射層として表面がメタライズされたガ
ラス繊維を積層された電波反射板を製造する試みも行な
われているが、製造方法が煩雑であるとともに、電波反
射層を−・定の厚みで凹凸のない状態に保持することが
非常に困難であった。
トが使われてきている。しかし、金属は腐食が発生する
ため、防食合金を用いるか、防食塗装をほどこす必要が
ある。防食合金を使用するならば、高価である。一方、
防食塗装についても、防食を完全にするためには塗装を
数回くり返す必要があり、やはり高価になるのみならず
、多年使用するにともない、塗装物が劣化するという問
題がある。さらに、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬
化性樹脂に電波反射層として表面がメタライズされたガ
ラス繊維を積層された電波反射板を製造する試みも行な
われているが、製造方法が煩雑であるとともに、電波反
射層を−・定の厚みで凹凸のない状態に保持することが
非常に困難であった。
[I1mm]発明の構成
以上のことから、本発明者らは、製造工程が単純であり
、電波反射能を有し、かつその性能が長期間にわたり保
持可能な円偏波アンテナ用尺用板を得ることについて種
々探索した結果、少なくとも (A)耐候性が良好な塗
M層を有する金属層 および (B)無機充填剤含有メチルメタクリレート系爪合体層 が積層してなる積層物であり、該塗膜層の厚さは5ミク
ロンないし1fflI1mmであり、金属層の厚さは5
ミクロンをいし1mmであり、かつ無機充填剤含有メチ
ルメタクリレート系重合体層の厚さは500ミクロンな
いし15mmであり、この層の無機充填剤の含有量は1
0〜80重酸%である円偏波アンテナ用反射板を製造す
るにあたり、メチルメタクリレ−1・系重合性シロップ
、無機充填剤およびシロップ重合用触媒を混合して注型
表面上に注ぎ、該混合物を硬化させることを特徴とする
円偏波アンテナ用反射板の製造方法が、耐久性が良好で
あるばかりでなく、電波反射特性がすぐれていることを
見出し、本発明に到達した。
、電波反射能を有し、かつその性能が長期間にわたり保
持可能な円偏波アンテナ用尺用板を得ることについて種
々探索した結果、少なくとも (A)耐候性が良好な塗
M層を有する金属層 および (B)無機充填剤含有メチルメタクリレート系爪合体層 が積層してなる積層物であり、該塗膜層の厚さは5ミク
ロンないし1fflI1mmであり、金属層の厚さは5
ミクロンをいし1mmであり、かつ無機充填剤含有メチ
ルメタクリレート系重合体層の厚さは500ミクロンな
いし15mmであり、この層の無機充填剤の含有量は1
0〜80重酸%である円偏波アンテナ用反射板を製造す
るにあたり、メチルメタクリレ−1・系重合性シロップ
、無機充填剤およびシロップ重合用触媒を混合して注型
表面上に注ぎ、該混合物を硬化させることを特徴とする
円偏波アンテナ用反射板の製造方法が、耐久性が良好で
あるばかりでなく、電波反射特性がすぐれていることを
見出し、本発明に到達した。
[IV]発明の効果
本発明の円偏波アンテナ用反射板はその製造工程を含め
て下、記のごとき効果(特徴)を発揮する。
て下、記のごとき効果(特徴)を発揮する。
(1)耐腐食性がすぐれているため、長期にわたり電波
反射特性の変化がない。
反射特性の変化がない。
(2)金属層と無機充填剤含有メチルメタクリレート系
重合体層との線膨張率が極めて小さいため、ヒートサイ
クル(寒熱の繰り返し)を長期間受けたとしても、層間
の剥離が発生しない。
重合体層との線膨張率が極めて小さいため、ヒートサイ
クル(寒熱の繰り返し)を長期間受けたとしても、層間
の剥離が発生しない。
(3)円偏波アンテナ用反射板が軽量であり、かつ製造
工程が簡易である。
工程が簡易である。
(4)金属層が均一に成形加工することが可能であり、
電波の反射のむらがない。
電波の反射のむらがない。
(5)無機充填剤含有メチルメタクリレ−1・系重合体
は種々の複雑な形状に容易に賦形することができ、した
がって外観性および機能性が良好である。
は種々の複雑な形状に容易に賦形することができ、した
がって外観性および機能性が良好である。
(6)円偏波アンテナ用反射板の機械的強度 (とりわ
け、剛性)がすぐれている。
け、剛性)がすぐれている。
[V]発明の詳細な説明
(A)塗 料
本発明の耐候性が良好な塗膜層を有する金属層を製造す
るために用いられる塗料は広く工業的に生産され、金属
用の塗料として多方面にわたって利用されているもので
ある。これらの塗料の製造方法および種々の物性につい
てはよく知られているものである。とれらの塗料はトル
エン、キシレンなどの有機溶剤が用いられる溶剤型、水
性エマルジョン型、無溶剤型のように分類されているが
、塗装方法によって任意のタイプの塗料をえらぶことか
できる。これらの塗料の代表的なものとしては、不飽和
または飽和ポリエステル樹脂系塗料、ポリエステルポリ
オール、ポリエーテルポリオールまたはポリウレタンポ
リオールとジイソシアネートとを反応させることによっ
て得られるポリウレタン樹脂系塗料、アミノアルキッド
樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、メラミン樹脂系塗料
、シアノアクリレート樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料
、シリコン樹脂系塗料、有機チタネート系塗料、塩化ビ
ニル樹脂系塗料、アクリルウレタン樹脂系塗料、アミド
樹脂系塗料およびフッ化ビニリデン樹脂のごときフッ素
含有樹脂系塗料があげられる。さらに、これらの塗料に
ケイ酸などの艶消し剤、顔料および染料などの着色剤、
酸化防止剤ならびに芦外線吸収剤などの添加剤を配合し
て使用することができる。前記の塗料のうち、ポリウレ
タン樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系
塗料、アミノアルキッド樹脂系塗料およびフッ化。ビニ
リデン樹脂系塗料が耐候性がすぐれているために望まし
い。とりわけ、本発明の塗料に酸化防止剤および紫外線
吸収剤を配合させることによって耐候性に良好な塗料が
得られるために好適である。
るために用いられる塗料は広く工業的に生産され、金属
用の塗料として多方面にわたって利用されているもので
ある。これらの塗料の製造方法および種々の物性につい
てはよく知られているものである。とれらの塗料はトル
エン、キシレンなどの有機溶剤が用いられる溶剤型、水
性エマルジョン型、無溶剤型のように分類されているが
、塗装方法によって任意のタイプの塗料をえらぶことか
できる。これらの塗料の代表的なものとしては、不飽和
または飽和ポリエステル樹脂系塗料、ポリエステルポリ
オール、ポリエーテルポリオールまたはポリウレタンポ
リオールとジイソシアネートとを反応させることによっ
て得られるポリウレタン樹脂系塗料、アミノアルキッド
樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、メラミン樹脂系塗料
、シアノアクリレート樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料
、シリコン樹脂系塗料、有機チタネート系塗料、塩化ビ
ニル樹脂系塗料、アクリルウレタン樹脂系塗料、アミド
樹脂系塗料およびフッ化ビニリデン樹脂のごときフッ素
含有樹脂系塗料があげられる。さらに、これらの塗料に
ケイ酸などの艶消し剤、顔料および染料などの着色剤、
酸化防止剤ならびに芦外線吸収剤などの添加剤を配合し
て使用することができる。前記の塗料のうち、ポリウレ
タン樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系
塗料、アミノアルキッド樹脂系塗料およびフッ化。ビニ
リデン樹脂系塗料が耐候性がすぐれているために望まし
い。とりわけ、本発明の塗料に酸化防止剤および紫外線
吸収剤を配合させることによって耐候性に良好な塗料が
得られるために好適である。
(B)金 属
さらに、本発明における金属層の原料である金属の代表
例としては、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅および亜
鉛のごとき金属の単体ならびこれらの金属を主成分とす
る合金(たとえば、ステンレス鋼、黄銅χがあげられる
。これらの金属は表面を処理しなくてもよく、あらかじ
め化学処理、メッキ処理のごとき表面処理されたもので
もよい。さらに、塗装または印刷を施されたものも好ん
で使用することができる。
例としては、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅および亜
鉛のごとき金属の単体ならびこれらの金属を主成分とす
る合金(たとえば、ステンレス鋼、黄銅χがあげられる
。これらの金属は表面を処理しなくてもよく、あらかじ
め化学処理、メッキ処理のごとき表面処理されたもので
もよい。さらに、塗装または印刷を施されたものも好ん
で使用することができる。
(C)メチルメタクリレート系重合性シロップまた、本
発明における無機充填剤含有メチルメタクリレート系重
合体層を製造するために使われるメチルメタクリレート
系重合性シロップは、たとえば゛プラスチックハンドブ
ックパ(昭和55年、朝倉書店社発行)第388頁に記
載されてい−るごとく、メタクリル酸メチル(メチルメ
タクリレート)単独またはメタクリル酸メチルと後記の
他の重合性モノマー(多くとも、35モル%)に0.0
1〜5.0重醍%の後記のシロップ重合用触媒を加え、
適当な圧力および温度に加熱させることによって製造す
ることができる。一般には、予備重合釜中で50〜15
0°Cの温度条件で還流予備重合(重合率は通常的10
%)後、冷モノマー(メチルメタクリレート単独または
メチルメタクリレートと他の七ツマ−)を加えて急冷さ
せることによって製造することができる。他のモノマー
としては、アルキル基またはシクロアルキル基の炭素数
が多くとも12個のアルキル基を有するメタクリレート
(たとえば、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート、シクロヘキサンメタクリレート)、アルキル基ま
たはシクロアルキル基の炭素数が12個のアルキル基を
有するアクリレート(たとえば、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、シクロヘキサンアクリレート)、
スチレン及び酢酸ビニルのごとき二重結合を一個するビ
ニル化合物ならびにエチレンジメタクリレート、タロピ
レンジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタ
クリレート、ジビニルベンゼン、トリアリルシアヌレー
トおよびジアリルシアヌレートのごと、き二重結合を二
個以上有する多官能性有機化合物があげられる。本発明
のメチルメタクリレート系重合性シロップのうち、他の
千ツマ−については、ビニル系化合物の共重合割合は通
常多くとも20モル%であり、とりわけ15モル%以上
が望ましい。該ビニル系化合物の共重合割合が20モル
%を越えると、メチルメタクリレート系重合体が有する
特性を充分に発揮することができない。また、多官能性
有機化合物の共重合割合Cよ′一般には多くとも10モ
ル%であり、特に8モル%以下が好ましい。多官能性有
機化合物の共重合割合が10モル%を越えるならば、得
られるメチルメタクリレート系重合体の加工性がよくな
い。さらに、紫外線吸収剤、可塑剤、離型剤のごとき添
加剤も必要に応して添加するも可能である。
発明における無機充填剤含有メチルメタクリレート系重
合体層を製造するために使われるメチルメタクリレート
系重合性シロップは、たとえば゛プラスチックハンドブ
ックパ(昭和55年、朝倉書店社発行)第388頁に記
載されてい−るごとく、メタクリル酸メチル(メチルメ
タクリレート)単独またはメタクリル酸メチルと後記の
他の重合性モノマー(多くとも、35モル%)に0.0
1〜5.0重醍%の後記のシロップ重合用触媒を加え、
適当な圧力および温度に加熱させることによって製造す
ることができる。一般には、予備重合釜中で50〜15
0°Cの温度条件で還流予備重合(重合率は通常的10
%)後、冷モノマー(メチルメタクリレート単独または
メチルメタクリレートと他の七ツマ−)を加えて急冷さ
せることによって製造することができる。他のモノマー
としては、アルキル基またはシクロアルキル基の炭素数
が多くとも12個のアルキル基を有するメタクリレート
(たとえば、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート、シクロヘキサンメタクリレート)、アルキル基ま
たはシクロアルキル基の炭素数が12個のアルキル基を
有するアクリレート(たとえば、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、シクロヘキサンアクリレート)、
スチレン及び酢酸ビニルのごとき二重結合を一個するビ
ニル化合物ならびにエチレンジメタクリレート、タロピ
レンジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタ
クリレート、ジビニルベンゼン、トリアリルシアヌレー
トおよびジアリルシアヌレートのごと、き二重結合を二
個以上有する多官能性有機化合物があげられる。本発明
のメチルメタクリレート系重合性シロップのうち、他の
千ツマ−については、ビニル系化合物の共重合割合は通
常多くとも20モル%であり、とりわけ15モル%以上
が望ましい。該ビニル系化合物の共重合割合が20モル
%を越えると、メチルメタクリレート系重合体が有する
特性を充分に発揮することができない。また、多官能性
有機化合物の共重合割合Cよ′一般には多くとも10モ
ル%であり、特に8モル%以下が好ましい。多官能性有
機化合物の共重合割合が10モル%を越えるならば、得
られるメチルメタクリレート系重合体の加工性がよくな
い。さらに、紫外線吸収剤、可塑剤、離型剤のごとき添
加剤も必要に応して添加するも可能である。
(D)シロップ重合用触媒
さらに、シロップ重合用触媒としては、後記の重合開始
剤である過酸化物、重合触媒である塩基性金属化合物お
よび連鎖移動剤があげられる。
剤である過酸化物、重合触媒である塩基性金属化合物お
よび連鎖移動剤があげられる。
過酸化物の代表例としては、メチルメタクリレートのラ
ジカル重合による単独重合または共重合に一般に使われ
ている有機過酸化物および後記の−・般式「(1)式]
で示されるものがあげられる。有機過酸化物としては、
ジクミルパーオキサイド、アゾビスイソブチルニトリル
およびベンゾイルパーオキサイドがあげられる。
ジカル重合による単独重合または共重合に一般に使われ
ている有機過酸化物および後記の−・般式「(1)式]
で示されるものがあげられる。有機過酸化物としては、
ジクミルパーオキサイド、アゾビスイソブチルニトリル
およびベンゾイルパーオキサイドがあげられる。
(I)式において、Meは第1A族の金属または二価の
金属(たとえば、亜鉛、鉛、コバルト、ニッケル、マン
ガン、銅)であり、Xはjまたはそれ以上の整数(金属
の原子価)であり、Rは飽和アルキル基である。
金属(たとえば、亜鉛、鉛、コバルト、ニッケル、マン
ガン、銅)であり、Xはjまたはそれ以上の整数(金属
の原子価)であり、Rは飽和アルキル基である。
また、塩基性金属化合物としては、カルシウム、マグネ
シウムなどの金属の酸化物および水酸化物ならびにす)
・リウム、カリウ1mm、亜鉛などの炭酸塩、安息香酸
塩、りん酸塩および硫化物があげられる。
シウムなどの金属の酸化物および水酸化物ならびにす)
・リウム、カリウ1mm、亜鉛などの炭酸塩、安息香酸
塩、りん酸塩および硫化物があげられる。
さらに、連鎖移動剤としては、チオフェノールおよびラ
ウリルメルカプタンのごときアルキルまたはアリル(a
ryl)メルカプタンがあげられる。
ウリルメルカプタンのごときアルキルまたはアリル(a
ryl)メルカプタンがあげられる。
(E)無機充填剤
また、該無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層を製造するために使用される無機充填剤は一般に合成
樹脂およびゴムの分野において広く使われているもので
ある。これらの無機充填剤としては、酸素および水と反
応しない無機化合物であり、混線時および成形時におい
て分解しないものか好んで用いられる。該無機充填剤と
しては、アルミニウム、銅、鉄、鉛およびニッケルのご
とき金属、これらの金属およびマグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、亜鉛、ジルコニウム、モリブデン、ケイ
素、アンチモン、チタンなどの金属の酸化物、その水和
物(水酸化物)、硫酸塩、)架醇塩、ケイ酸塩のごとき
化合物、これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別さ
れる。該無機充填剤の代表例としては、前記の金属、酸
化アルミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸化カル
シウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸化マグ
ネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹および鉛臼のごと
き鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、炭酸力ルンウム、塩
基性炭酸マグネシウム、ホワイトカーボン、アスベスト
、マイカ、タルり、力゛ラス繊維、ガラス粉末、ガラス
ピーズ、クレー、硅i 上、シリカ、ワラストナイト、
酸化鉄、酸化アンチモン、醇化チタン(チタニア)、リ
トポン、軽石粉、硫酸アルミニウム(石膏など)、硅酸
ジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸バリウム、ドロ
マイト、二硫化モリブデンおよび砂鉄があげられる。こ
れらの無機充填剤のうち、粉末状のものはその径が1m
m以下(好適には0.5mm以下)のものが好ましい。
層を製造するために使用される無機充填剤は一般に合成
樹脂およびゴムの分野において広く使われているもので
ある。これらの無機充填剤としては、酸素および水と反
応しない無機化合物であり、混線時および成形時におい
て分解しないものか好んで用いられる。該無機充填剤と
しては、アルミニウム、銅、鉄、鉛およびニッケルのご
とき金属、これらの金属およびマグネシウム、カルシウ
ム、バリウム、亜鉛、ジルコニウム、モリブデン、ケイ
素、アンチモン、チタンなどの金属の酸化物、その水和
物(水酸化物)、硫酸塩、)架醇塩、ケイ酸塩のごとき
化合物、これらの複塩ならびにこれらの混合物に大別さ
れる。該無機充填剤の代表例としては、前記の金属、酸
化アルミニウム(アルミナ)、その水和物、水酸化カル
シウム、酸化マグネシウム(マグネシア)、水酸化マグ
ネシウム、酸化亜鉛(亜鉛華)、鉛丹および鉛臼のごと
き鉛の酸化物、炭酸マグネシウム、炭酸力ルンウム、塩
基性炭酸マグネシウム、ホワイトカーボン、アスベスト
、マイカ、タルり、力゛ラス繊維、ガラス粉末、ガラス
ピーズ、クレー、硅i 上、シリカ、ワラストナイト、
酸化鉄、酸化アンチモン、醇化チタン(チタニア)、リ
トポン、軽石粉、硫酸アルミニウム(石膏など)、硅酸
ジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭酸バリウム、ドロ
マイト、二硫化モリブデンおよび砂鉄があげられる。こ
れらの無機充填剤のうち、粉末状のものはその径が1m
m以下(好適には0.5mm以下)のものが好ましい。
またFIj、雄状のものでは、径が 1〜500 ミク
ロン(好適には1〜300 ミクロン)であり、長さが
0.1〜13mm−(好適には0.1〜5mm )のも
のが望ましい。さらに、平板状のものは径が2■以下(
好適には1mm以下)のものが好ましい。
ロン(好適には1〜300 ミクロン)であり、長さが
0.1〜13mm−(好適には0.1〜5mm )のも
のが望ましい。さらに、平板状のものは径が2■以下(
好適には1mm以下)のものが好ましい。
(F)各層の構成
(1)塗膜層
本発明の塗膜層は金属層の腐食の発生を防止する働きを
するものである。このことから、厚さは5ミクロンない
し1++u++であり、lOニクロンないし0.5mm
が好ましく、特に10ミクロンないし0 、3mmが好
適である。この塗膜層の厚さが5ミクロン未満では、金
属層の腐食が発生するのみならず、使用時における他の
物品との接触・摩擦にともない、摩耗して金属層が霧氷
することなどが発生して問題がある。一方、5mmを越
えるならば、電波の反射率が低ドするばかりでなく、コ
ストアンプになり、積層物の重量が増大するために好ま
しくない。
するものである。このことから、厚さは5ミクロンない
し1++u++であり、lOニクロンないし0.5mm
が好ましく、特に10ミクロンないし0 、3mmが好
適である。この塗膜層の厚さが5ミクロン未満では、金
属層の腐食が発生するのみならず、使用時における他の
物品との接触・摩擦にともない、摩耗して金属層が霧氷
することなどが発生して問題がある。一方、5mmを越
えるならば、電波の反射率が低ドするばかりでなく、コ
ストアンプになり、積層物の重量が増大するために好ま
しくない。
(2)金属層
本発明の金属層は電波の反射する働きをするものである
。この金属層の厚さは5ミクロンないし′1mmであり
、5〜500 ミクロンが望ましく、とりわけ10〜5
00ミクロンが好適である。金属層の厚さが5ミクロン
未満では、積層物を製造するさいに金属層にしわ、折れ
などが発生し易くなるため、外観に、性能りにおいて問
題がある。一方、1■を越えるならば1重量が増加する
のみならず、コスI・アップになり、ぎらに積層物を湾
曲・屈曲などを施すさいに問題となる。
。この金属層の厚さは5ミクロンないし′1mmであり
、5〜500 ミクロンが望ましく、とりわけ10〜5
00ミクロンが好適である。金属層の厚さが5ミクロン
未満では、積層物を製造するさいに金属層にしわ、折れ
などが発生し易くなるため、外観に、性能りにおいて問
題がある。一方、1■を越えるならば1重量が増加する
のみならず、コスI・アップになり、ぎらに積層物を湾
曲・屈曲などを施すさいに問題となる。
(3)無機充填剤含有メチルメタクリレ−1・系重合体
層 本発明の無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層中、。占う、無機誠填剤。組成割合、え、。
層 本発明の無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層中、。占う、無機誠填剤。組成割合、え、。
〜8o1ii%であり(すなわ−ち、メチルメタクリレ
ート系重合体の組成割合は90〜20重量%)、10〜
70屯量%が好ましく、特に10〜60重量%が好適で
ある。無機充填剤含有メチルメタクリレ−ト系重合体層
中に占める無機充填剤の組成割合が10重量%未満では
、無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体層の線
膨張係数が金属層のそれと差がありすぎ、ヒートサイク
ルによって金属層と無機充填剤含有メチルメタクリレー
ト系重合体層との間で剥離が発生する可能性があるばか
りでなく、得られる積層物の剛性が不足するという問題
がある。一方、80重量%を越えるならば、均−状の組
成物を製造することが困難であり、かりに均一な組成物
が得られたとしても後記の注型成形法で積層物を製造す
るさい、良好な製品(積層物)を得ることができない。
ート系重合体の組成割合は90〜20重量%)、10〜
70屯量%が好ましく、特に10〜60重量%が好適で
ある。無機充填剤含有メチルメタクリレ−ト系重合体層
中に占める無機充填剤の組成割合が10重量%未満では
、無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体層の線
膨張係数が金属層のそれと差がありすぎ、ヒートサイク
ルによって金属層と無機充填剤含有メチルメタクリレー
ト系重合体層との間で剥離が発生する可能性があるばか
りでなく、得られる積層物の剛性が不足するという問題
がある。一方、80重量%を越えるならば、均−状の組
成物を製造することが困難であり、かりに均一な組成物
が得られたとしても後記の注型成形法で積層物を製造す
るさい、良好な製品(積層物)を得ることができない。
この無機充填剤含有メチルメタクリl/ = l・系重
合体層の厚さは500ミクロンないし15mmであり、
1〜l10ll1が望ましく、とりわけ1〜7fllr
aが好適である。無機充填剤含有メチルメタクリレ−I
・系重合体層の厚さが500ミクロン未満では、剛性が
不足し、外力によって変形命破損するために望まし〈な
い。一方、15ma+を越えるならば、成形時の冷却に
時間を要するとともに、表面にひけやひずみが発生し易
くなるのみならず、重量グ増加するために使用上におい
て問題がある。
合体層の厚さは500ミクロンないし15mmであり、
1〜l10ll1が望ましく、とりわけ1〜7fllr
aが好適である。無機充填剤含有メチルメタクリレ−I
・系重合体層の厚さが500ミクロン未満では、剛性が
不足し、外力によって変形命破損するために望まし〈な
い。一方、15ma+を越えるならば、成形時の冷却に
時間を要するとともに、表面にひけやひずみが発生し易
くなるのみならず、重量グ増加するために使用上におい
て問題がある。
無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体層を製造
するにあたり、メチルメタクリレート系重合体の分野に
おいて一般に使われている酸素、熱および紫外線に対す
る安定剤、金属劣化防止剤、難燃化剤、着色剤、電気的
特性改良剤、帯電防止剤、滑剤、加工性改良剤ならびに
粘着性改良剤のごとき添加剤を本発明の無機充填剤含有
メチルメタクリレート系重合体層の組成物が有する特性
をそこなわない範囲で添加してもよい。
するにあたり、メチルメタクリレート系重合体の分野に
おいて一般に使われている酸素、熱および紫外線に対す
る安定剤、金属劣化防止剤、難燃化剤、着色剤、電気的
特性改良剤、帯電防止剤、滑剤、加工性改良剤ならびに
粘着性改良剤のごとき添加剤を本発明の無機充填剤含有
メチルメタクリレート系重合体層の組成物が有する特性
をそこなわない範囲で添加してもよい。
本発明の無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
(上記添加剤を配合する場合も含めて)を製造するさい
、メチルメタクリレート系重合体の業界において通常使
われているヘンシェルミキサーのごとき混合機を用いて
トライブレンドしてもよく、バンバリーミキサ−および
ニーグーのごとき混合機を使用して混合することによっ
て得ることができる。
(上記添加剤を配合する場合も含めて)を製造するさい
、メチルメタクリレート系重合体の業界において通常使
われているヘンシェルミキサーのごとき混合機を用いて
トライブレンドしてもよく、バンバリーミキサ−および
ニーグーのごとき混合機を使用して混合することによっ
て得ることができる。
本発明の無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
を製造するにあたり、全配合成分を同時に混合してもよ
く、また配合成分のうち一部をあらかじめ混合していわ
ゆるマスターバッチを製造し、得られるマスターバッチ
と残りの配合成分とを混合してもよい。
を製造するにあたり、全配合成分を同時に混合してもよ
く、また配合成分のうち一部をあらかじめ混合していわ
ゆるマスターバッチを製造し、得られるマスターバッチ
と残りの配合成分とを混合してもよい。
(G)円偏波アンテナ用反射板
以下、本発明の円偏波アンテナ用反射板を第1図ないし
第3図によって説明する。第1図は円偏波アンテナ用反
射板を取付けたアンテナの部分斜視図である。第2図は
該円偏波アンテナ用反射板の断面図である。また、第3
図は該断面図の部分拡大図である。第1図においてAは
本発明の円偏波アンテナ用反射板であり、Bはコンバー
ターであり、Cはコンバーター支持棒であり、Dは反射
板支持棒である。また、Eは配線である。また、第2図
において、■は耐候性がすぐれた塗膜層、プライマ一層
、金属層(金属箔)およびプライマ一層(いずれのプラ
イマ一層はあってもよく、なくでもよい)からなる積層
物であり、IIは無機充填剤含有メチルメタクリレート
系重合体層である。さらに、第2図および第3図におい
て、1は無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層であり、′2は金属層(金属箔)である。また、3は
耐候性のすぐれた塗膜層である。さらに、2dお・
よび2bはプライマ一層である。本発明の円偏波アンテ
ナ用反射板の特徴はこれらの図面から明らかなように少
なくとも三層からなる構造を有していることである。ま
た本発明の円偏波アンテナ用反射板は耐候性のすぐれた
塗膜層と金属層間および金属層と無機充填剤含有メチル
メタクリレート系重合体層の間に各層間の接着力を強固
にするためにプライマーを使用することもできる。さら
に、本発明の円偏波アンテナ用反則板を支持体に取り付
けるために無機充填剤含有メチルメタクリレート重合体
層に取り付は可能なように取り付はリブを付けてもよく
、また反射板を補強するために補強リプを付けたりする
こともできる。さらに、本発明によって得られる円偏波
アンテナ用支持体に穴あけ加工を行ない、各種支持体刑
イづ部をボルト、ナツトなどを使用して取り付けること
も可能である。また、該円偏波アンテナ用反射板の径は
通常BOcmないし120cmである。
第3図によって説明する。第1図は円偏波アンテナ用反
射板を取付けたアンテナの部分斜視図である。第2図は
該円偏波アンテナ用反射板の断面図である。また、第3
図は該断面図の部分拡大図である。第1図においてAは
本発明の円偏波アンテナ用反射板であり、Bはコンバー
ターであり、Cはコンバーター支持棒であり、Dは反射
板支持棒である。また、Eは配線である。また、第2図
において、■は耐候性がすぐれた塗膜層、プライマ一層
、金属層(金属箔)およびプライマ一層(いずれのプラ
イマ一層はあってもよく、なくでもよい)からなる積層
物であり、IIは無機充填剤含有メチルメタクリレート
系重合体層である。さらに、第2図および第3図におい
て、1は無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層であり、′2は金属層(金属箔)である。また、3は
耐候性のすぐれた塗膜層である。さらに、2dお・
よび2bはプライマ一層である。本発明の円偏波アンテ
ナ用反射板の特徴はこれらの図面から明らかなように少
なくとも三層からなる構造を有していることである。ま
た本発明の円偏波アンテナ用反射板は耐候性のすぐれた
塗膜層と金属層間および金属層と無機充填剤含有メチル
メタクリレート系重合体層の間に各層間の接着力を強固
にするためにプライマーを使用することもできる。さら
に、本発明の円偏波アンテナ用反則板を支持体に取り付
けるために無機充填剤含有メチルメタクリレート重合体
層に取り付は可能なように取り付はリブを付けてもよく
、また反射板を補強するために補強リプを付けたりする
こともできる。さらに、本発明によって得られる円偏波
アンテナ用支持体に穴あけ加工を行ない、各種支持体刑
イづ部をボルト、ナツトなどを使用して取り付けること
も可能である。また、該円偏波アンテナ用反射板の径は
通常BOcmないし120cmである。
(H)円偏波アンテナ用反射板の製造方法本発明の円偏
波アンテナ用反射板を製造する方法としては種々の方法
がある。その方法の代表例としては金属層の片面にあら
かじめ接着付与材(プライマー)または下塗り剤を塗布
および乾燥した後、塗料を塗布し、得られる塗膜層を有
する金属層を下記のごとく、プライマーを塗布および乾
燥し、プライマーを塗布することなく無機充填剤含有メ
チルメタクリレート系重合体層と積層してもよい。また
、金属層と無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合
体層を積層した後、金属層の上面に塗料を塗装してもよ
い。
波アンテナ用反射板を製造する方法としては種々の方法
がある。その方法の代表例としては金属層の片面にあら
かじめ接着付与材(プライマー)または下塗り剤を塗布
および乾燥した後、塗料を塗布し、得られる塗膜層を有
する金属層を下記のごとく、プライマーを塗布および乾
燥し、プライマーを塗布することなく無機充填剤含有メ
チルメタクリレート系重合体層と積層してもよい。また
、金属層と無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合
体層を積層した後、金属層の上面に塗料を塗装してもよ
い。
本発明の円偏波アンテナ用反射板は塗膜層を有する金属
層に無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体層を
積層するが、または金属層に無機充填剤含有メチルメタ
クリレート系重合体を積層した後、後記のごとく塗装を
施すことによって製造することもできる。これらのいず
れの方法でも、金属層と無機充填剤含有メチルメタクリ
レート系重合体層とめ密着性がすぐれている場合では、
金属層に接着性付与剤を塗布することなく、これらの方
法によって成形して積層物を製造してもよい。
層に無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体層を
積層するが、または金属層に無機充填剤含有メチルメタ
クリレート系重合体を積層した後、後記のごとく塗装を
施すことによって製造することもできる。これらのいず
れの方法でも、金属層と無機充填剤含有メチルメタクリ
レート系重合体層とめ密着性がすぐれている場合では、
金属層に接着性付与剤を塗布することなく、これらの方
法によって成形して積層物を製造してもよい。
本発明の円偏波アンテナ用反射板を製造するにあたり、
あらかじめ塗膜層を有さず、かつプライマーも塗布され
ていない金属箔および無機充填剤含有メチルメタクリレ
ート系重合体よりなる円偏波アンテナ用反射板を製造す
るための成形物を製造し、この成形物に後記のごとくプ
ライマーを塗布または塗布せずに塗布させてもよい。
あらかじめ塗膜層を有さず、かつプライマーも塗布され
ていない金属箔および無機充填剤含有メチルメタクリレ
ート系重合体よりなる円偏波アンテナ用反射板を製造す
るための成形物を製造し、この成形物に後記のごとくプ
ライマーを塗布または塗布せずに塗布させてもよい。
この方法によって本発明の円偏波アンテナ用反射板を製
造するために使用される代表的なキャスト型装置の断面
構造図を第4図および第5図に示す、これらの図におい
て、aはいずれも下部注型用金型であり、bはいずれも
上部注型用金型である。前記の塗膜層を有するまたは有
さない金属箔を凸状の下部注型用金型a上に設置させる
。ついで、前記メチルメタクリレート系重合性シロップ
を注入させる。このさい、メチルメタクリレート系重合
性シロップは過酸化物およびシロップ重合用触媒ならび
にその他゛の添加剤などを混合させることによって得ら
れる混合物である。ついで、減圧下で濾過および脱泡を
行ない、型に注型した後、上部注型用金型すを密封させ
る。シロップの密封された型は空気浴または水浴を使っ
て4oないし100℃(好ましくは、40〜70’0)
の温度範囲で1〜lθ時間(望ましくは4〜10時間重
合を行なう。さらに、重合を完結させるために空気炉中
で100〜200℃(好ましくは、100〜120 ℃
) テ0.5〜5時間(望ましくは、2〜5時間)加熱
させる。その後、型を放冷し、型から生成物を剥離させ
る。さらに、約120 ”Oで数時間アニールさせるこ
とによって表面が平滑な成形物(円偏波アンテナ用反射
板)を得ることができる。なお、重合の温度および時間
ならびに加熱の温度および時間はそれぞれの関係ならび
に使用したシロップ重合用触媒の種類および使用量、そ
の他の条件によって定まる。
造するために使用される代表的なキャスト型装置の断面
構造図を第4図および第5図に示す、これらの図におい
て、aはいずれも下部注型用金型であり、bはいずれも
上部注型用金型である。前記の塗膜層を有するまたは有
さない金属箔を凸状の下部注型用金型a上に設置させる
。ついで、前記メチルメタクリレート系重合性シロップ
を注入させる。このさい、メチルメタクリレート系重合
性シロップは過酸化物およびシロップ重合用触媒ならび
にその他゛の添加剤などを混合させることによって得ら
れる混合物である。ついで、減圧下で濾過および脱泡を
行ない、型に注型した後、上部注型用金型すを密封させ
る。シロップの密封された型は空気浴または水浴を使っ
て4oないし100℃(好ましくは、40〜70’0)
の温度範囲で1〜lθ時間(望ましくは4〜10時間重
合を行なう。さらに、重合を完結させるために空気炉中
で100〜200℃(好ましくは、100〜120 ℃
) テ0.5〜5時間(望ましくは、2〜5時間)加熱
させる。その後、型を放冷し、型から生成物を剥離させ
る。さらに、約120 ”Oで数時間アニールさせるこ
とによって表面が平滑な成形物(円偏波アンテナ用反射
板)を得ることができる。なお、重合の温度および時間
ならびに加熱の温度および時間はそれぞれの関係ならび
に使用したシロップ重合用触媒の種類および使用量、そ
の他の条件によって定まる。
なお、以りのごとく注型成形法によって製造され、塗料
が塗布されていない成形物の金属箔に塗料を塗布させる
方法は特殊な方法ではなく、ブラ “イマーをあらか
じめ塗布または塗布することなく、前記塗料をスプレー
ガンを使用する方法、刷毛塗による方法、ロールコータ
−などを用いる方法があるが、工業的にはスプレーガン
を使用する方法が効率的であり、とりわけロボットを使
用して塗布する方法が好んで採用される。
が塗布されていない成形物の金属箔に塗料を塗布させる
方法は特殊な方法ではなく、ブラ “イマーをあらか
じめ塗布または塗布することなく、前記塗料をスプレー
ガンを使用する方法、刷毛塗による方法、ロールコータ
−などを用いる方法があるが、工業的にはスプレーガン
を使用する方法が効率的であり、とりわけロボットを使
用して塗布する方法が好んで採用される。
[VI]実施例および比較例
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。
。
なお、実施例および比較例において、電波反射率は短形
導波管を使用し、導波管の先端を短絡したときの電圧定
在波比よりマイクロ波の反射係数として測定した。また
、耐候性試験はサンシャインカーボンウェザ−メーター
を用い、ブラックパネル温度が83℃およびデユーサイ
クルが12分/(60分照射)の条件下で2,000時
間後の表面の外観(変退色、光沢変化、クレージング、
ふくれ、金属箔の剥離、亀裂などの有害変化)を評価し
た。さらに、ヒートサイクルテストはサンプルを80℃
に2時間さらした後、4時間かけて一45℃に徐々に冷
却し、この温度に:lJ間さらし、ついで4時間かけて
徐々に80℃まで加熱し、このサイクルを100回行な
った後、サンプルの表面の外観を前記耐候性試験の場合
と同様に評価した。また、剥離強度は製造された円偏波
アンテナ用反射板より幅が15mmの試験片を切り取り
、ASTM D−903に準拠し、剥離速度が50m5
+/分の速度で金属層を 180度で剥離したときの強
度で評価した。さらに、曲げ剛性はASTM D−79
0にしたがって測定し、熱膨張係数はASTM D’8
9Elにしたがって測定した。
導波管を使用し、導波管の先端を短絡したときの電圧定
在波比よりマイクロ波の反射係数として測定した。また
、耐候性試験はサンシャインカーボンウェザ−メーター
を用い、ブラックパネル温度が83℃およびデユーサイ
クルが12分/(60分照射)の条件下で2,000時
間後の表面の外観(変退色、光沢変化、クレージング、
ふくれ、金属箔の剥離、亀裂などの有害変化)を評価し
た。さらに、ヒートサイクルテストはサンプルを80℃
に2時間さらした後、4時間かけて一45℃に徐々に冷
却し、この温度に:lJ間さらし、ついで4時間かけて
徐々に80℃まで加熱し、このサイクルを100回行な
った後、サンプルの表面の外観を前記耐候性試験の場合
と同様に評価した。また、剥離強度は製造された円偏波
アンテナ用反射板より幅が15mmの試験片を切り取り
、ASTM D−903に準拠し、剥離速度が50m5
+/分の速度で金属層を 180度で剥離したときの強
度で評価した。さらに、曲げ剛性はASTM D−79
0にしたがって測定し、熱膨張係数はASTM D’8
9Elにしたがって測定した。
なお、実施例および比較例において使用した塗膜層を構
成する塗料、メチルメタクリレート系重合性シロップ(
シロップ重合用触媒などを含有)体、無機充填剤および
金属箔の種類、物性などを下記に示す。
成する塗料、メチルメタクリレート系重合性シロップ(
シロップ重合用触媒などを含有)体、無機充填剤および
金属箔の種類、物性などを下記に示す。
[(A)塗 料]
塗料として、二液性フッ素樹脂(大日本塗料社製、商品
名 V−フロン、以下「F塗料」と云う)および二液様
ポリウレタン樹脂(日本油脂社製、商品名 ハイウレタ
ン、以下「U塗料jと云う)を用いた。
名 V−フロン、以下「F塗料」と云う)および二液様
ポリウレタン樹脂(日本油脂社製、商品名 ハイウレタ
ン、以下「U塗料jと云う)を用いた。
[(B)メチルメタクリレート系重合性シロップコメチ
ルメタクリレート系重合性シロップとして、メチルメタ
クリレ−) 100重量部、 0.f(5重量部の水
酸化カルシウム、0.2重量部の水、0.2重量部のグ
リコールジメチルカプトアセテートおよヒ2.0重楢部
の第三級−ブチルパーオキシマレイン酸をニーダ−を使
って5分間撹拌させて製造したシロップ[以下[シロッ
プ(1)」と云う]ならびにメチルメタクリレート10
0重量部、0.5重量部のラウリルメルカプタン、1,
0重量部のベンゾイルパーオキサイドをシロップ(1)
の製造と同様に撹拌させて製造したシロップ[以下「シ
ロップ(2)」 と云う])を使った。
ルメタクリレート系重合性シロップとして、メチルメタ
クリレ−) 100重量部、 0.f(5重量部の水
酸化カルシウム、0.2重量部の水、0.2重量部のグ
リコールジメチルカプトアセテートおよヒ2.0重楢部
の第三級−ブチルパーオキシマレイン酸をニーダ−を使
って5分間撹拌させて製造したシロップ[以下[シロッ
プ(1)」と云う]ならびにメチルメタクリレート10
0重量部、0.5重量部のラウリルメルカプタン、1,
0重量部のベンゾイルパーオキサイドをシロップ(1)
の製造と同様に撹拌させて製造したシロップ[以下「シ
ロップ(2)」 と云う])を使った。
[(C)無機充填剤]
無機充填剤として、平均粒径が3ミクロンであるタルク
(アスペクト比 約7)、平均粒径が3ミクロンである
マイカ(アスペクト比 約8)、グラスファイバー(単
vAm径 1mmミクロン、カット長 3mm 、以下
rGFJと云う)、および平均粒径が0.8ミクロンで
ある炭酸カルシウム(以下reachs J と云う)
を用いた。
(アスペクト比 約7)、平均粒径が3ミクロンである
マイカ(アスペクト比 約8)、グラスファイバー(単
vAm径 1mmミクロン、カット長 3mm 、以下
rGFJと云う)、および平均粒径が0.8ミクロンで
ある炭酸カルシウム(以下reachs J と云う)
を用いた。
[(D)金属箔]
それぞれの厚さが約20ミクロンであるアルミニウム(
以下rAuJと云う)、銅、黄銅および銀の箔を使用し
た。
以下rAuJと云う)、銅、黄銅および銀の箔を使用し
た。
実施例 1〜12、比較例 1.2
第1表に種類が示されている金属箔の片面にエポキシ樹
脂系プライマー(大日本塗料社製、商品名 V−フロン
プライマ)をそれぞれ乾燥時の厚さが20ミクロンにな
るように塗布し、乾燥した。
脂系プライマー(大日本塗料社製、商品名 V−フロン
プライマ)をそれぞれ乾燥時の厚さが20ミクロンにな
るように塗布し、乾燥した。
さらに、無機充填剤およびメチルメタクリレート系重合
性シロップ(それぞれの無機充填剤およびメチルメタク
リレート系重合性シロップの種類ならびに混合物中の無
機充填剤の含有率を第1表に示す。なお、比較例2では
、無機充填剤を配合せず)をそれぞれ5分間ニーグーを
用いて混合し、無機充填剤含有メチルメタクリレート系
重合性シロップを製造した。
性シロップ(それぞれの無機充填剤およびメチルメタク
リレート系重合性シロップの種類ならびに混合物中の無
機充填剤の含有率を第1表に示す。なお、比較例2では
、無機充填剤を配合せず)をそれぞれ5分間ニーグーを
用いて混合し、無機充填剤含有メチルメタクリレート系
重合性シロップを製造した。
得られた各塗膜層を有する金属箔を第4図に示されるキ
ャスト型の下部の凸型の型の上に設置した後、型を組た
てた。ついで、メチルメタクリレート系重合性シロップ
を注入した。その後、水浴中で70℃の温度において6
時間重合を行なった。さらに、空気浴中で1mm0℃の
条件で4時間加熱させることによって重合を完結させた
。
ャスト型の下部の凸型の型の上に設置した後、型を組た
てた。ついで、メチルメタクリレート系重合性シロップ
を注入した。その後、水浴中で70℃の温度において6
時間重合を行なった。さらに、空気浴中で1mm0℃の
条件で4時間加熱させることによって重合を完結させた
。
以上のようにして得られたそれぞれの円偏波アンテナ用
反射板の無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層の弾性率および線膨張率ならびに無機充填剤含有メチ
ルメタクリレート系重合体層より金属箔の剥離強度の測
定を行なった。それらの結果を第1表に示す。
反射板の無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合体
層の弾性率および線膨張率ならびに無機充填剤含有メチ
ルメタクリレート系重合体層より金属箔の剥離強度の測
定を行なった。それらの結果を第1表に示す。
以」二のようにして得られた各円偏波アンテナ用反射板
の電波反射率を測定したところ、いずれも98%であっ
た。さらに、耐候性試験およびヒートサイクルテストを
行なったが、比較例1を除きすべて表面に変退色、光沢
の変化、クレージング、ふくれ、金属箔の剥離、亀裂な
どの有害変化を認めることができなかった。ただし、比
較例1では、表面のアルミニウム箔が腐食した。
の電波反射率を測定したところ、いずれも98%であっ
た。さらに、耐候性試験およびヒートサイクルテストを
行なったが、比較例1を除きすべて表面に変退色、光沢
の変化、クレージング、ふくれ、金属箔の剥離、亀裂な
どの有害変化を認めることができなかった。ただし、比
較例1では、表面のアルミニウム箔が腐食した。
第1図は本発明によって製造される代表的な円偏波アン
テナ用反射板を取り付けたアンテナの部分斜視図である
。また、第2図は該円偏波アンテナ用反射板の断面図で
ある。さらに、第3図は該断面図の部分拡大図である。 また、第4図および第5図は本発明の円偏波アンテナ用
反射板を製造するために使用される代表的なキャスト型
装置の断面構造図である。 A・・・円偏波アンテナ用反射板、 B・・・コンバーター、C・・・コンバーター支持棒、
D・・・反射板支持棒、E・・・配線、l・・・無機充
填剤含有メチルメタクリレート系重合体層、 2・・・金属層(金属箔)、 3・・・耐候性のすぐれた塗膜層、 2a・・・プライマ一層、2b・・・プライマ一層重・
・・耐候性がすぐれた塗膜層、プライライマ一層、金属
層およびプライマ一層からなる積層物(いずれのプライ
マ一層はあってもよく、なくてもよい)、 II・・・無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合
体層、 a・・・下部注型用金型、b・・・上部注型用金型特許
出願人 昭和電工株式会社 代 理 人 弁理士 菊地精− 第2図 第3図
テナ用反射板を取り付けたアンテナの部分斜視図である
。また、第2図は該円偏波アンテナ用反射板の断面図で
ある。さらに、第3図は該断面図の部分拡大図である。 また、第4図および第5図は本発明の円偏波アンテナ用
反射板を製造するために使用される代表的なキャスト型
装置の断面構造図である。 A・・・円偏波アンテナ用反射板、 B・・・コンバーター、C・・・コンバーター支持棒、
D・・・反射板支持棒、E・・・配線、l・・・無機充
填剤含有メチルメタクリレート系重合体層、 2・・・金属層(金属箔)、 3・・・耐候性のすぐれた塗膜層、 2a・・・プライマ一層、2b・・・プライマ一層重・
・・耐候性がすぐれた塗膜層、プライライマ一層、金属
層およびプライマ一層からなる積層物(いずれのプライ
マ一層はあってもよく、なくてもよい)、 II・・・無機充填剤含有メチルメタクリレート系重合
体層、 a・・・下部注型用金型、b・・・上部注型用金型特許
出願人 昭和電工株式会社 代 理 人 弁理士 菊地精− 第2図 第3図
Claims (1)
- 少なくとも(A)耐候性がすぐれた塗膜層を有する金属
層および(B)無機充填剤含有メチルメタクリレート系
重合体層が積層してなり、該塗膜層の厚さは5ミクロン
ないし1mmであり、金属層の厚さは5ミクロンないし
1mmであり、かつ無機充填剤含有メチルメタクリレー
ト系重合体層の厚さは500ミクロンないし15mmで
あり、この層の無機充填剤の含有量は10〜80重量%
である円偏波アンテナ用反射板を製造するにあたり、メ
チルメタクリレート系重合性シロップ、無機充填剤およ
びシロップ重合用触媒を混合して注型表面上に注ぎ、該
混合物を硬化させることを特徴とする円偏波アンテナ用
反射板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14328984A JPS6124307A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 円偏波アンテナ用反射板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14328984A JPS6124307A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 円偏波アンテナ用反射板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124307A true JPS6124307A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15335263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14328984A Pending JPS6124307A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 円偏波アンテナ用反射板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124307A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203185U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 | ||
CN1079173C (zh) * | 1997-04-22 | 2002-02-13 | 詹秀英 | 卫星天线盘体唇缘成型装置 |
-
1984
- 1984-07-12 JP JP14328984A patent/JPS6124307A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203185U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 | ||
CN1079173C (zh) * | 1997-04-22 | 2002-02-13 | 詹秀英 | 卫星天线盘体唇缘成型装置 |
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