JPS61242357A - 光磁気デイスク媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明はディスクの両面の情報トラック領域をずらせて
設け、同一キャリッジ停止位置では両面の情報トラック
番号がほぼ一致するようにしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は光磁気ディスク媒体に係り、特に２ビ一ム集光
手段と外部磁界発生機構の対を２対搭載した両面同時ア
クセス用光磁気ディスク装置に用いられる光磁気ディス
ク媒体の記録領域に関する。

電子計算機の高速化と大容量化に伴い、その主要部であ
る記憶装置も益々高密度で大容量化することを要求され
ている。現在は記録再生が容易な磁気ディスク等の磁気
記憶装置が主流を占めているが、光学的に情報の記録再
生を行う光ディスクは原理的に現在の磁気ディスクより
も一桁高い記録密度を得ることができ、特に画像情報の
記録再生に使用され始めている。

さらに使用者が情報を消去して反復記録再生できる光磁
気ディスクはその記録媒体の性質上、頻繁に書換を必要
とする大容量記憶媒体として磁気ディスクより格段に高
い記録密度を有し、これを両面使用して磁気ディスクな
みのアクセス時間と磁気テープなみの低ビツトコストを
もたらし得る可能性のある記録媒体として注目されてい
る。

〔従来の技術〕

第３図は従来の２ビ一ム式光磁気ディスク装置の側面図
を示す。図において、■は記録媒体であって記録領域０
１と０２とは同一サイズの表裏構成になっている。

３はキャリッジで図示しない直線駆動機構２に連結され
ている。　２１と２２はキャリッジ３に支持され、記録
媒体１を挟むように記録媒体１の半径方向に対設された
アームである。各アームの先端部には集光手段４１と外
部磁界発生機構５２とからなる一対の光学ヘッドが記録
媒体ｌを挟む構成に配備され、これと互い違いに他の一
対の光学ヘッド（集光手段４２と外部磁界発生機構５１
）が記録媒体１の半径方向に並設されている。

集光手段４１の中心と外部磁界発生機構５１の磁束ビー
ムの中心との対の中心間隔をＤとする。

キャリッジ３に支持された構成物は図示しない直進駆動
機構２によって図示するＡ矢視方向に粗駆動されると共
に、集光手段４１．４２はそれぞれ対物レンズ４１１．
４２１を矢視方向Ｂ、　　Ｃ，Ｂ’、　Ｃ’ニ精密移動
させ情報トラックに光ビームを集光させる。

リアルタイムのエラーチェック用として集光手段４１お
よび４２からはそれぞれ２本のビームが記録領域０１．
０２に照射され、記録領域０１側の記録／消去には集光
手段４１と外部磁界発生機構５２とが同時に用いられ、
また記録領域０２側の記録／消去には集光手段４２と外
部磁界発生機構５１とが同時に用いられる。

集光手段４１と４２とが記録媒体ｌを挟んで記録媒体１
の半径方向に配備される理由は、内外周における二つの
ビームの情報トラックに対する位置関係に誤差を発生さ
せないためである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第４図は従来の光学ヘッドと記録媒体の相対位置を示す
図である。図において、第３図の対の中心間隔りが存在
するために第４図（ａｌでは記録領域０１例の最内周情
報トランクを集光手段４Ｉがアクセスできても、同時に
記録領域０２側の最内周情報トランクを集光手段４２が
アクセスできない。

同様にして第４図（ｂｌでは記録領域０２側の最外周情
報トラックを集光手段４２がアクセスできても、同時に
記録領域０１例の最外周情報トラックを集光手段４１が
アクセスできないという欠点がある。

第４図（Ｃ）は記録領域０１側の集光手段４１が最外周
情報トラック上に位置するときを示す。この場合記録領
域０２側の集光手段４２は、記録媒体１の外側に位置す
るため集光制御が不可能となり、再び記録領域０２上に
アクセスされ集光制御を再開する際の立ち上がりに時間
がかかり好ましくない欠点があり、結局第４図（ａ）〜
（ｂ）がアクセス可能な範囲となる。

また、第４図（ａ）で明らかなごとく、記録領域０２側
の集光手段４２は記録媒体１の回転駆動を司るスピンド
ルモータ６等の物理的大きさのため、機械的に干渉して
最内周情報トラックへのアクセスは不可能となる場合も
ある。

また、従来の記録媒体１は両面に同一サイズの記録領域
を有するため、例えば記録領域ｏｌ側の集光手段４１か
ら得られる情報トラック番号と、記録領域ｏ２側の集光
手段４２から得られる情報トラック番号とは同一キャリ
ッジ停止位置においてほぼ等しくなく情報トラック管理
上好ましくないという欠点があった。

本発明は、上記従来の欠点に鑑み創作されたもので、両
面同時アクセス可能な光磁気ディスク装置に使用して情
報トランク管理上問題のない光磁気ディスク媒体の記録
領域を提供することにある。

〔問題を解決するための手段〕

第１図は本発明の光磁気ディスク媒体の側面要部断面図
を示す。第１図と第３図において、記録媒体１を挟んで
集光手段４１と外部磁界発生機構５２の対にて構成する
光学ヘッドの２対を、対の中心間隔りにて前記記録媒体
１の半径方向に隣接配置してなる光磁気ディスク装置を
使用する前記記録媒体１の両面に、各最内周情報トラ・
ツク位置あるいは各最外周情報トラック位置を、前記中
心間隔りだけずらせてそれぞれ同一容量の記録領域０１
゜０２を設けたことを特徴とする光磁気ディスク媒体を
提供することにより前記目的は達成される。

〔作用〕

第１図における光磁気ディスク媒体の中心０に対して、
記録領域０２の最外周半径へ、と記録領域Ｏ１の最外周
半径Ａ２の差を前記対の中心間隔りとする。

あるいは記録領域０２の最内周半径Ｂ、と記録領域０１
の最内周半径Ｂ２の差を前記対の中心間隔りとすること
により同一キャリッジの停止位置においても画集光手段
の検出する情報トラック番号はほぼ一致する。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

なお、構成、動作の説明を理解し易くするために各図を
通じて同一部分には同一符号を付してその重複説明を省
略する。

第１図は本発明の光磁気ディスク媒体の側面要部断面図
、第２図は本発明の記録領域を示す図であって（ａ）は
記録領域０１、（ｂ）は記録領域０２を示している。

両図において、光磁気ディスク媒体の中心０に対して記
録領域０１は半径Ａ２から半径Ｂ２まで、記録領域０２
は半径＾、から半径Ｂ１までがそれぞれの記録領域であ
る。

これら記録領域はそれぞれ対応する集光手段上に配置さ
れた対物レンズ４１１，４２１の各光軸間の間隔をＤと
すれば、 Ｄ″、八＋　　　Ａ２＝ＢＩ　　　Ｂ２なる関係になる
ように配置する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、一方の記録領域の最外周情報トランク
をアクセスしても他方の集光手段が記録媒体の外側に押
し出されることがないため、記録媒体からはずれた側の
集光手段の復帰を考慮する必要がなく、また同一キャリ
ッジ位置に対して両面の情報トラック番号がほぼ一致す
るためアクセス時の情報トラック番号管理に対して複雑
な論理要素を必要としない効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光磁気ディスク媒体の側面要部断面図
、 第２図は本発明の記録領域を示す図、 第３図は従来の２ビ一ム式光磁気ディスク装置の側面図
、 第４図は従来の光学ヘッドと記録媒体の相対位置を示す
図である。 図において、１は光磁気ディスク媒体、０１と０２は記
録領域、４１と４２は集光手段、５１と５２は外部磁界
発生機構をそれぞれ示す。 滞う宅１月のす４子−ｈ霊１カ ｓ１１！Ｉ （ＣＩ）　　　　　　　　　　　　　　（ｂ）不発明−
戯イ栗４重域°εネす図 第２ｓ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体を挟んで集光手段と外部磁界発生機構の対にて
   構成する光学ヘッドの２対を、対の中心間隔Ｄにて前記
   記録媒体の半径方向に隣接配置してなる光磁気ディスク
   装置を使用する前記記録媒体の両面に、各最内周情報ト
   ラック位置あるいは各最外周情報トラック位置を前記中
   心間隔Ｄだけずらせてそれぞれ同一容量の記録領域を設
   けたことを特徴とする光磁気ディスク媒体。