JPS61241005A

JPS61241005A - ドリルチヤツク

Info

Publication number: JPS61241005A
Application number: JP61029860A
Authority: JP
Inventors: バーンハード・パーム
Original assignee: MIRUUOOKII ELECTRIC TOOL CORP
Current assignee: MIRUUOOKII ELECTRIC TOOL CORP
Priority date: 1985-03-04
Filing date: 1986-02-13
Publication date: 1986-10-27
Also published as: EP0195503A1; US4682918A; AU5388586A; DE8604458U1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はパワードリルまたは同様なもののだめのキーレ
スチャックに関する。

（ロ）従来の技術の問題点従来のキーレスチャックはその使用を制約する様々な問
題点をもっている。それらチャックは工具を堅く把持す
るので工具の解放が非常に困難である。他のものは十分
堅く把持しない。従来技術の設計は一般的に、チャック
ジョーの開閉を行わせるため駆動装置に係合するよう手
動的に作動されるスリーブを有する。このスリーブは普
通チャックと一緒に回転するので使用者に怪我をさせる
ことがある。この問題を解決するため浮動スリーブを使
用する設計があるが、これは構造を高価にする。

（ハ）発明の目的本発明は上記のような問題点を克服し、そして適切なコ
スト、従来の標準的なレンチ操作歯車チャックと十分に
見合うコストで高性能の操作簡単なキーレスチャックを
提供しようとするものである。このチャックは、ジョー
を開閉するのに一連の高速衝撃を発生するという特徴を
備えている。

本出願は、１９８４年４月１６日付き共願第６０１．０
７８号の部分継続出願である。

に）問題点を解決するだめの手段本発明は、パワードリルの駆動スピンドル上にこれと一
緒に回転するように装架されるチャック体部を有する型
式のドリルチャックの改良を行うものである。その体部
は、この体部上に装架されてその体部と一緒に、または
その体部に対して回転できるカラーとその体部との間の
相対回転に応じて傾斜軸心に沿って動く６つのジョーを
支持する。ドリルの歯車ケース上にスリーブが回転不能
に装架されるが軸方向には摺動でき、これによりカラー
に係合してこれがチャック体部と一緒に回転しないよう
に保持でき、従ってその相対運動によりジョーに工具の
把持または解放を行わせることができる。スリーブはカ
ラーとの係合を外す方向に偏倚され、また回転不能に装
置されるので、チャックが回転していても安全に操作者
がスリーブを握ることができ、これによりカラーに係合
さセテショーに衝撃を与えることができる。割シナット
に対するその衝撃がジョーの工具を把持する力の増大を
急なものにする。

スリーブは駆動スピンドルの軸心に沿って軸方向に動け
るようにドリルの歯車ケース上にスプライン結合され。

そしてカラー上のラグと係合できるラグを備える。その
作動スリーブはドリルの歯車ケースの方へ偏倚される。

この偏倚方向は従来技術に対し対照的で、何らかの新規
な構造を要するものである。

本発明の更に別の特徴として上記ラグが相互に係合する
傾斜したカム面を備える。チャックが逆方向に駆動され
るときの衝撃力が閉じ衝撃よシ大きくなり、そしてチャ
ックが通常開かれているように、チャック軸心に対する
上記係合面の傾斜角度は、チャックが正方向に駆動され
る場合よりも逆方向に駆動される場合の方が大きくされ
る。衝撃後に係合を確実に外すように、いずれの角度も
係合外し方向に十分な軸方向力を出すものとされる。

作動スリーブがチャックと共に回転しないということは
操作者が回転部分を掴んで怪我をする危険を無くすとい
う点で大きな特徴であり、この本発明の設計によれば操
作者はスリーブを押してカラーに係合させることで衝撃
を繰返すことができる。更に、狭い場所で仕事する場合
、スリーブを軸方向に押す何等かの部材によって不リー
プを係合から外しておけるが、従来の設計ではチャック
を操作させてしまうこともある。

（ホ）実施例以下、本発明による２つの実施例を示す添付図面を参照
に説明を続ける。それら２つの実施例の間の相違点は作
動スリーブを偏倚する態様にある。

第２実施例（第６図−第９図）の方が組立てがより安価
で簡単であるから好適である。それら２つの実施例の同
じ部品は同じ参照番号を付す。

第１図に示されるハンドドリル１０は通常のピストル形
グリップ１２）スイッチを作動するトリガー１４、及び
正方向回転（以下、正転）／逆方向回転（同、逆転）制
御装置１６を備える。ドリルのハウジングの前部分に歯
車ケース２０が装架され、普通の減速歯車を収納する。

歯車ケース２０の前部から駆動スピンドル１８が突出す
る。

チャック２２は、スピンドル１８上に螺着される体部２
４を有し、そしてスピンドル１８の端部に反対方向に螺
着されるねじ２６によって組立て位置に保持される。体
部２４は３つの傾斜したボア２８を備え、その各ボア内
にジョー３０が装架される。割９ナツト３２がチャック
とスピンドル１８の軸心周りで回転するとそれらジョー
は上下に動かされる。割りナツトはカラー３４内に圧入
嵌合される。カラー３４は通常体部２４と一緒に回転す
るが、体部２４に対し相対回転することもでき、この場
合割シナット３２を各ジョー３０上の歯に対し回転させ
てそれらジョーを傾斜ポア２８に沿って上下動させる。

この点は本発明の構造は普通のレンチ操作歯車チャック
と同じである。

通常のレンチ操作歯車チャックは体部２４に（特にその
面３６に）３つの孔を備え、そして傾斜面３８に設けら
れた歯にチャックレンチの歯を係合させてチャックレン
チの端部をそれら３つの孔に差込み、これをチャックレ
ンチのピボットポイントニする。本発明の構成では歯が
不要なので面３８は平滑であり、また面３６の孔も省か
れる。

チャックを開いたシ閉じたシするためにはカラー３４を
体部２４に対し回転させなければならない。ドリルの使
用者には周知のように、ジョーの開閉いずれにしろその
動きに実質的な抵抗がなければ、カラー３４を手で簡単
に握るだけで容易にチャックを開いたシ閉じたりするこ
とができる。

しかし単にカラー３４を掴んでジョーを回わすだけでは
、工具を働かせる【十分な力で工具のシャンクを堅く締
付けることはできない。

特に大きな負荷のある条件のもとでチャックを開閉する
に必要な力は、スプラインリングまたは案内プレート４
２に固定、または多くの実際上の場合その一部とされる
スリーブ４０の軸方向運動によシ制御される衝撃駆動装
置によって作られる。

スプラインリング４２はその詳細が第３図と第４図に示
される。これら図面で分かるようにリング４２は６つの
スプラインまたはフィンガ４４を有し、これらは歯車ケ
ース２０の先端部の凹部またはスプライン４６に嵌合す
る。リング４２とスリーブ４０とは一体に動く。図示の
ようにスプラインリングまたは案内プレート４２は内方
へ窪んだ皿形部分４８を有し、これは圧縮ばね５０の座
とされる。ばね５０の他端部は、歯車ケース２０から図
面において左方向へ案内プレート４２の開口５４を貫通
して突出するフィンガ２１の内側に嵌められるスナップ
リング５２に対して着座する。

このような構成は有効なスプライン継手、または単に、
リング４２（とスリーブ４０）に軸方向運動だけを行わ
せる結合部を作るものである。ばね５０はリング４２と
スリーブ４０を右方向に押す。

これによって案内プレート４２上の駆動部材またはラグ
５６が、カラー３４からスプラインリング４２の方へ突
出する駆動部材またはラグ５８との係合から外される。

駆動部材５６と５８は噛合い部材と見做せよう。

スリーブ４０とリング４２を所定個所に組立てる前に、
軸受７０のＣ形保持リング６８を所定個所に嵌込まなけ
ればならない。それからスリーブ／リング４０／４２が
所定個所に取付けられ、続いてばね５０．次いでＣ形す
ング５０が取付けられる。

スリーブ４０を第２図で左へ動かせば、非回転ラグ５６
が回転カラー３４のラグ５８に係合する。

これによってカラー３４のチャック体部２４と一緒の回
転が阻止される。従って、スピンドル１８が回転してい
る場合には、割シナット３２とジョー３０との間に相対
回転が生じる。これによってそれらジョーは、スピンド
ル１８とチャック体部２４の駆動の正転Ｖ）または逆転
■の方向如何に応じて、閉じられたシ開かれたシする。

ここでチャックが正転方向に駆動されるものとする。ラ
グ５６．５８上のそれぞれの相互係合面６０．６２はチ
ャックの軸心に対し２７ｏの傾斜を付けられている。こ
れは第５図に示される。その角度は可成り急なものであ
り、ラグ５８に非常に鋭い衝撃を与えてジョーを強力に
閉じさせる。ジョーが工具を把持して動けなくなると、
上記の面の角度がスリーブ４０にカム作用して歯車ケー
スの方へ押すのでラグの係合が外れる。操作者が更にス
リーブをチャックの方へ押し続ければ、非回転ラグ５６
がカラーラグ５Ｂに再係合して別の衝撃を発生する。こ
れは操作者が押し続ける限シ繰返される。

このようにして本発明の構造は、通常必要な十分大きい
閉じ力をジョーに与えるのである。

チャックの開きはまた別な様に行われる。本発明の設計
において、チャックを逆転方向に駆動するだめには正転
／逆転スイッチ１６が作動される。

こうしてから軸方向可動スリーブ４０を作動して非回転
ラグ５６をカラーラグ５８に係合させた場合に相互に係
合する傾斜面６４．６６は、チャック軸心に対し２３°
の傾斜を付けたものにされる。

この傾斜角度はジョー閉じ方向の面角度より４゜小さい
。そこで、ジョー閉じ方向よシジョー開き方向において
より大きな力が割りナツト３２に与えられる。従ってジ
ョーは確実に開かれ、通常のチャックレンチによるチャ
ック操作は不要である。

このシステムはチャックを開くための十分な繰返し衝撃
を作る。最初の衝撃でチャックを開くことができなくて
も、操作者がスリーブをチャックの方へ押し続けていれ
ば高速の一連の衝撃が発生して最終的にはチャックを開
く。１つの衝撃は、部品間の摩擦力よりもずっと大きい
マグニチュードの打撃力をもつものと見做し得る。従っ
て衝撃は、従来技術における噛合い型クラッチ作用よシ
もずっと効果的である。それは、部品が銹や砂塵によっ
て不能になっていたシ、あるいは電圧が低い場合に、そ
れら部品を確実に開かせる最良の方法である。

以上に記述してきた第１実施例は組立てが多少困難であ
り、また高価な部品（例えば、開口５４と皿形塵４８を
有するリング４２）を必要とする。

第６図から第９図に示す第２実施例の方が製作費がより
安く、組立てがよシ容易であるので好適である。第１実
施例では、リング４２で軸受７０を保持すると共に、偏
倚ばね５０をＣ形すング５２とリング４２の皿形部分４
８との間に圧縮保持する。第６図において、リング７２
は、圧縮円錐ばね７６の大径端部の座となる内部肩部７
４を備えたよシ簡単な形状にされる。ばね７６の小径端
部はスプール７８の前側コーナーに対し着座する。

第８図で分かるようにスプール７８は或る角度のセグメ
ントを除去され、従ってスプールが緩んでいるときには
その両「端部Ｊ　８０．８０は大きく離間している。半
径方向に設けられる壁８２．８２がスプールにチャンネ
ル形の断面を与える。それら壁は、例えば４つの個所８
６のように殆んど底部８４まで低くされ、これによって
スプールはよシ撓み易くされ、従って両端部８０．８０
を第８図の鎖線で示すように近付けることができる。こ
れは孔８８．８８に特殊なプライヤを差込んで行えよう
。これによってスプールの有効直径を小さくしてその後
側壁８２を肩部７４の内側に通しく第７図参照）、そし
て後方に溝９０のところまで挿入できる。そこでスプー
ルを放せば後側壁８２が溝９０内に係合して軸受７０を
所定個所に保持する。次いでスペーサ９２がスピンドル
１８上に嵌められる。スプールが所定位置へ動かされる
と、ばね７６は所定位置に設定される（第７図参照）。

スプール７８は溝９０に係合することによって軸受７０
を保持し、またそれ自体が歯車ケース２０に固定される
。従ってスプール７８は第２図のＣ形すング５２．６８
の代用をし、また皿形塵４８の開口５４を貫通して突出
するフィンガ２１を省略することによって歯車ケースを
簡単にする。

皿形塵４８も省略できる。ばね７６は常に非回転部に対
し着座し、これは第２図のばね５０についても同じであ
る。いずれにしろ両実施例とも、偏倚ばねとばね座との
間の相対回転はない。これは摩耗を避けるために重要な
ことである。

いずれの実施例のチャックも、先ずねじ２６を外し、そ
れからジョーを開くようにチャックを逆転させ、そこで
ジョーが完全に開いてから更に衝撃を与えれば、チャッ
クをスピンドルから取外スことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による１つの実施例のキーレスチャック
を備えたドリルの倒立面図。第２図は第１図のチャック
の一部の部分断面拡大図。第３図はドリル体部にスプラ
イン結合される制御スリープと回転チャックカラーとし
て担持される駆動部材の拡大分解図。第４図は第３図の
４−４線で見たスプライン駆動部材の正面図。第５図は
チャックジョーを開閉するカムまたは面の角度の、ジョ
ー開きを確実にする４ｏの角度差を示すための駆動部材
の破断概略図。第６図はより好適な設計である本発明の
他の実施例のチャックの部分断面図。第７図は割りばね座／軸受保持器の取付は方法を示す詳
細図。第８図は第７図のように取付けるために離間した
両端部を近付ける態様を鎖線で示す第７図のばね座／軸
受保持器の立面図。第９図は上部を断面図、そして下部
を立面図で示す、第８図の９−９線による図。】０ニトリル　　　　　　　１８ニスピンドル２０：歯
車ケース　　　　　２１：フインガ２２：チャック　　
　　　　２４：チャック体部３０ニジヨー　　　　　　
　３４：カラー４０ニスリーブ　　　　　　４２ニスプ
ラインリング４８：皿形部分　　　　　　５０：ばね５
２：ばね保持リング　　　５６．５８：ラグ６０、６２
．６４．６６：相互係合面６８：軸受保持リング　　　７０：軸受７２ニスプライ
ンリング　　７４：肩部７６：ばね　　　　　　　７８
；スプール８２：壁（外５名）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）パワードリルの歯車ケースから突出する駆動スピ
ンドル上にこれと一緒に回転するように装架され、また
３つのジョーを傾斜した軸心上に支持するチャック体部
、該体部と一緒に、また該体部に対して回転するように該
体部上に装架されるカラー、該カラーと該体部との間の相対回転に応じて該ジョーを
該傾斜軸心に沿つて動かすように該カラーと該ジョーと
の間に設けられるねじ結合部を有する型式のドリルのチ
ャックにおいて、該チャック体部と一緒に回転しないように該カラーを保
持する装置であつて、該カラーに対し接近及び離間する
方向に軸方向に動けるように該歯車ケース上に回転不能
に装架されるスリーブを含む該保持装置、該体部の回転が該ジョーによる工具のシャンクの把持ま
たは解放を行わせるように該カラーの回転を阻止するよ
う相互に係合できる該カラー及び該スリーブ上の噛合い
部材、及び、該噛合い部材の係合を切離すように該スリーブを該カラ
ーから離す方向に偏倚するばねを備えるドリルチャック。
（２）特許請求の範囲第（１）項のドリルチャックにお
いて、該ばねの両端部が該歯車ケースと該スリーブとに
対して固定されるドリルチャック。
（３）特許請求の範囲第（２）項のドリルチャックにお
いて、該ばねが圧縮コイルばねであるドリルチャック。
（４）特許請求の範囲第（３）項のドリルチャックにお
いて、該スリーブが第１ばね座を備え、第２ばね座が該
歯車ケースに結合され、それら２つの非回転ばね座の間
で該ばねが圧縮されるドリルチャック。
（５）特許請求の範囲第（４）項のドリルチャックにお
いて、該スリーブ及び第１ばね座が該スリーブの中心周
りに相互に離間して設けられる複数個の孔を備え、複数
個の支持部材が該歯車ケースから該チャックの軸心に平
行に突出して該孔を貫通し、該第２ばね座か該支持部材
上に装架されるドリルチャック。
（６）特許請求の範囲第（４）項のドリルチャックにお
いて、該駆動スピンドルが該歯車ケース内に固定の軸受内に枢
架され、チャンネル状の断面を有するスプール該歯車ケース内に
固定され、該スプールの該軸受の側の壁が該歯車ケース
に係合してこのケース内に該軸受を保持し且つ該スプー
ルを固定し、該スプールは或る角セグメントを切除され、これにより
該スプールは撓んでその有効直径を小さくし、そしてそ
れ自体のばね力で該歯車ケース内に保持することができ
、環状の該第１ばね座が該スプールの両壁間のチャンネル
状スペース内へ突出し、そして該ばねが、該スプールの該歯車ケースの反対側の
壁と該第１ばね座との間で圧縮されるドリルチャック。
（７）特許請求の範囲第（３）項のドリルチャックにお
いて、該噛合い部材が該カラー及び該スリーブ上のラグ
であり、該ジョーが動かなくなり且つ該カラーが強制的
に回わされたとき該スリーブを該カラーから離間する方
向へ軸方向に動かす力成分を作るように該ラグの側部が
該チャックの軸心に対し角度を付けられるドリルチャッ
ク。
（８）特許請求の範囲第（７）項のドリルチャックにお
いて、該ラグの該側部の角度が、該ジョーが動かなくな
つたとき該カラーに衝撃を与えるに十分急なものとされ
、使用者が該スリーブを該カラーの方へ押している限り
該衝撃が繰返されるドリルチャック。