JPS61239028A - ボビン運搬貯蔵方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動紡機等からボビンを排出して運搬貯蔵する
方法に関し、特にコンベヤベルトから傾斜Ｌた捕収シュ
ート内にボビンを捕収し、捕収シュートを軸を中心に回
転させて捕収したボビンを水平位置にし、捕収シュート
から移送シュート内にボビンを押出すボビン運搬貯蔵方
法に関する。

更に、本発明はこの方法を実施するための装置に関する
。

（従来の技術） この種の方法は、独国特許出願番号３，５０２，６１１
に記載の装置を操作するのに実用化されている。この装
置は、自動紡機の上側に配置されたコンベヤベルトから
完成したボビンをシュート状傾斜ローラコンベヤ上をこ
ろがす。ローラコンベヤの一部は水平位置に回動可能で
ある。この水平位置で　Ｏ　Ｑ　Ｏ　腎によってボビン
が垂直方向に上下動可能な移送シュート内に移送される
。移送シュートはマガジントロリの別々の室のそれぞれ
の高さに移動可能であり、室のそれぞれの長手軸を中心
に傾斜可能である。これにより、ボビンはマガジントロ
リの室内へころが９込む。

（発明が解決しようとする問題点） この装置は自動紡機の一部として使用するには有効であ
るが、その適用例は限定されてい念。従来のマガジント
ロリではボビンの排出運搬を自動化するのが困難でちっ
た。又、繊維工業界では糸を生産するコストを減少する
ために、機械を最大効率で稼動させるのが常である。機
械への資本投下が大きいので機械の停止時間を短かくす
るため出す装置がなく、機械の運転中断を避けることは
出来なかった。更に、完成したボビンの寸法、重量、使
用している巻心はボビンにより異なるので、必要な動作
を自動化するのは非常に困難であった。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、上記問題点は、コンベヤベルトから傾
斜し念捕収シュート内に複数のボビンを捕収し、この捕
収シュートを軸を中心に回動させて捕収したボビンを水
平位置にし、捕収シュートから移送シュート内にボビン
を押出すボビン運搬貯蔵方法で、少なくとも一個のボビ
ン収納用シュート部が設けられた可動コンベヤ担体を移
送シュート付近に移動し、シュート部付近でボビンがシ
ュート部に案内される位置に移送シュート’６移動し、
コンベヤ担体によりボビンを所定の目標位置に移動する
ことによって解決される。

（作用） 懸垂コンベヤの可動コンベヤ担体が設けられボビンを捕
収し運搬する。垂直軸を中心に回動可能な移送シュート
によりボピンがコンベヤ担体に移送される。この移送シ
ュートは水平方向に移動可能に構成してもよい。

（実施例） 以下、本発明による装置を、図面について説明する。

先ず第１図について説明すると、１０は紡績スチージョ
ン（図示せず）が設けられている多数の紡機である。紡
機からは完成したボビンが自動的にコンベヤベルト１２
上に排出される。コンベヤベルト１２は自動紡機の上側
に伸延している。コンベヤベルト１２は自動紡機の左端
（第１図）で補数シュート１４を形成する。この補数シ
ュートは左下方向（第１図）に傾むいているので、ここ
をボビン１６が滑シ落ちて集められる。

２０は自動紡機の端面に沿って伸延するレール１８に懸
垂する懸垂コンベヤである。第１図に示すように、多数
のコンベヤ担体２２がレール１８に懸垂している。移送
シュート２４が懸垂コンベヤのレール１８と自動紡機１
０との間に設けられている。移送シュート２４は一点鎖
線で示す位置と実線で示す位置との間を回転可能に取付
けられている。一点鎖線で示す位置では、移送シュート
２４が補数シュート１４の付近にちゃ、この位置で押出
し機２６がボビン１６を移送シュート上に押出す。実線
で示す位置では、移送シュート２４が一個のコンベヤ担
体２２の付近にあシ、この位置で移送シュート２４を横
方向に傾むけることによりボビン１６をコンベヤ担体２
２上へ滑り出すことが出来る。

第２図に示す自動紡機２８は、各々の自動紡機の両側を
走行可能なトロリ（図示せず）が設けられている他は第
１図の自動紡機と実質的に同じである。走行するトロリ
の外郭は一点鎖線で示される通路３０に一致する。この
実施例では移送シュート３２を第１図の実施例に比べ長
くしである。

移送シュート６２は実線で示す位置でトロリの走行を妨
げない。

第３図は第１図の部分拡大平面図である。移送シュート
２４は、その一端付近に設は九垂直軸３４に回転可能に
取付けられている。垂直軸３４はレール（図示せず）上
に支持された可動スタンド３６に取付けられている。垂
直回転軸を有する上方ローラ３８及び水平回転軸を有す
る下方ロー２４０とによって、可動スタンド３６はレー
ル上を移動する。

第４図は第２図の部分拡大平面図で、トロリ通路３０と
長くしたシュート３２との関係を示している。

第５図は移送シュート２４用スタンド３６とコンベヤ担
体２２の側面図である。コンベヤ担体２２は垂直はしご
型前後枠体４２から成っている。前後枠体は上下に配置
された６個のシュート部４４．４６．４８．ｅ担持して
いる。各々のシュート部は２つの枠体４２間に取付けら
れた２本の横棒５０．５２と、これらの横棒５０．５２
間でたわんだ布５４とから構成される。この布は異なる
大きさのボビンを受容可能とする。シュート部４４．４
６．４８の長手方向にボビンが滑るのを防止する念めに
調節可能な保持板５６が設けられている。

枠体４２の上部にはローラホルダ５８が取付けられてい
る。このローラホルダはレール１８上を走行するロー２
６０を担持している。ローラホルダ５８から上方に爪６
２が突出し、案内部材６６内を動く抗力（ドラグ）鎖６
４と係合するようになっている。

第５図の矢印で示すように、移送シュート２４は垂直ス
タンド３６に沿って垂直方向に移動可能でおる。このよ
うにして、移送シュート２４は捕収シュート１４のレベ
ルへ、又コンベヤｍ体２２ノシュート部４４．４６．４
８のレベルへ移動することが出来る。振り子サスペンシ
ョン型のコンベヤ担体２２の移動を防害しないために、
第５図の一点鎖線で示す停止位置に移送シュートラ引上
げても良い。移送シュート２４の一側に、長手方向に伸
延する軸６８を設け、移送シュートが第５図の一点鎖線
で示す位置に傾斜可能としてもよい。

この傾斜位置で、ボビンが回転しながらコンベヤ担体の
シュート部４６に排出される。この場合、ボビン移送中
にコンベヤ担体２２と移送シュート２４を接続して、コ
ンベヤ担体２２の位置がずれるのを防止しても良い。

第５図に示すように、下部ローラ４０が床に設けたレー
ル７０に係合し、上部ローラ６８がレール７２に係合し
てスタンド６６が走行する。

第６図は自動紡機１０に設けられた補収シュート１４を
示している。例えば、補収シュートはシュート状ローラ
コンベヤで構成されても良い。補収シュート　１４が下
方に傾斜すると、ボビン１６が図面で左端方向に滑動し
て集められる。第６図では、例として、４個のボビンが
示されている。

補収シュートを一点鎖線で示す水平位置にした状態で、
移送シュート２４又は３２上にボビンを移送しても良い
。

第７図及び第８図には、ボビンがつまつ念状態でのコン
ベヤ担体２２を示している。コンベヤ担体の端面にある
２つのはしご状枠体４２は垂直支柱７４．７６と横段（
さん）　７８　、８０　、８２　。

８４とから成る。長手支柱８６によって垂直支柱７４．
７６の上端が接続されている。第７図から第９図に示す
実施例では、垂直支柱７４．７６は横支柱７８．８０．
８２．８４に接続するか若しくは長手支柱８６に接続し
て、第９図に示すように、コンベヤ担体が長方体形状に
なっている。コンベヤ担体の形状をこのように変えれば
、レール１８の下に必要とされる自由空間の高さを減少
することか出来る。保持板５６によって端面にボビンが
保持されるように傾斜角を決定する。第９図に示すよう
に、目標ステーションが自動的に読出し可能なコードが
設定されたコード板８８がローラホルダ５８に担持され
ている。

第１０図は第７図と実質的に対応するので詳細には説明
しないが、ボビン軸が横方向に向いた状態でボビン１６
が担持されている。

第１１図では、ローラホルダ５８が長手支柱９０により
互いに接続されている。この長手支柱９０は中程で垂直
軸９２により枠体４２の上端にある長手支柱８６に接続
されている。このようにすれば、第１２図に示すように
、コンベヤ担体の下部は垂直軸線を中心に回転すること
が出来、これによりボビンを異なる方向から出し入れす
ることが出来る。

第１３図は、コンベヤ担体２２を側面から見た図である
。レバー９６の軸９４に回転可能に取付けられた押出し
棒９８により、ボビン１６をコンベヤ担体２２から、例
えば、第１６図の左方に示す移送シュート上に押出す。

第１４図に示すように、移送シュート２４は２台のコン
ベヤ担体２２の間に配置して、ボビン１６ｆｆｉｉｌの
コンベヤ担体から第２のコンベヤ担体へ移すようにして
も良い。このとき、移送シュート２４を上下したシコン
ベヤ担体を移動させることによって、種々のボビンを種
分けして一つの群に集めることが出来る。

第１５図に示すように、コンベヤ担体２２の両側に配置
された移送シュート２４からボビン１６をコンベヤ担体
に移送することも出来る。

第１６図は第１４図に対応する平面図であり、移送シュ
ート２４によってボビンを第１のコンベヤ担体かも第２
のコンベヤ担体に移送している状態を７示している。第
１７図及び第１８図では、ボビン１６がコンベヤ担体２
２から移送シュート２４上に移送され、移送シュート２
４から次の処理ステーション１００へ移送するために、
所定の間隔をもって配置される。第１９図に示すように
、ボビンを手動でコンベヤ担体２２から除去して処理ス
テーション１０２へ移送しても良い。コンベヤ、シュー
ト部等は作業員が作業し易い高さに設定する。

第２０図に示すように、レール１８から分岐する支線レ
ール１０４，１０６，１０８を設けてボビンを一時的に
貯蔵するようにしても良い。第２０図に示す例では、コ
ンベヤ担体２２は通常の仕方で互いに平行に設置された
支線レール１０４゜１０６．１０８に入れられる。第２
１図に示す例では、コンベヤ担体２２の前方及び後方ロ
ーラが異なる平行支線レール１１０，１１２又は１１４
．１１６上を傾斜した状態で走行するようにすれば収納
能力が高められる。

第２２図及び第２３図はボビンを満載し次コンベヤ担体
を棚形に収納する例を示している。この場合、前方及び
後方ローラ全開々の硼窒１２２の平行レール１１８，１
２０上に載せて、コンベヤ担体を走行させても良い。こ
の場合には、コンベヤ担体のローラを垂直軸を中心に回
転可能に構成する必要がある。コンベヤ担体２２を硼窒
１２２へ導入するには、車両１２４に２本のレール１２
６゜１２８を有する上下動可能な保持装置を設ければ良
い。この保持装置はフォークリフトトラックでも良い。

第２４図及び第２５図に示す例は、コンベヤ担体２２が
独立の硼窒１６２内のレール１３０上を通常の方向に走
行する他は上述の例と同じである。車１６４にはコンベ
ヤ担体２２を受容するためのレール１３６，１３８，１
４０を有する保持装置が設けられている。

（発明の効果） 以上説明した本発明によれば、少ない部品でボビンを補
収、移送、運搬、貯蔵するシステムが構成出来る。紡機
から複数のボビンを同時に取出すことが出来るだけでな
く、ボビンを連続して移送出来るので、システムの効率
を著しく高めることが可能である。又、ボビンを自動紡
機上に補収することと、ボビンを移送シュートに移送す
ることと、ボビンをコンベヤ担体に移送することが同時
に行なえるのでボビン排出時間にロスがないという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の一例を示す平面図、第２図
は第１図の装置の変形例を示す平面図、第６図は第１図
の部分拡大図、第４図は第２図の部分拡大図、第５図は
コンベヤ担体と可動スタンドとの関係を示す側面図、第
６図は補数シュートの側面図、第７図はボビンを担持す
るコンベヤ担体を示す、第８図は第７図の端面図、第９
図は第７図のコンベヤ担体を傾斜させた状態を示す、第
１０図は横方向に置列されたボビンを担持するコンベヤ
担体を示す、第１１図は第１０図のコンベヤ担体の変形
例を示す、第１２図は第１１図の平面図、第１６図はコ
ンベヤ担体と押出し棒との関係を示す、第１４図は２台
のコンベヤ担体の間に配置され次移送シュートを示す、
第１５図は１台のコンベヤ担体の両側に配置された移送
シュートｅ示す、第１６図は２台のコンベヤ担体の間に
配置された移送゛シュートの平面図、第１７図はコンベ
ヤ担体から処理機へのボビン移送を示す平面図、第１８
図はボビンが等間隔で配置されている移送シュートを示
す平面図、第１９図は、手動によりボピンをコンベヤ担
体から移送し所定の位置に配置することを示す平面図、
第２０図はボビンを担持したコンベヤ担体を貯蔵する貯
蔵ステーションを示す平面図、第２１図は第２０図の貯
蔵ステーションの変形例を示す平面図、第２２図はボビ
ン貯蔵を示す平面図、第２６図は第２２図の側面図、第
２４図はボビン貯蔵の他の実施例を示す平面図、第２５
図は第２４図の側面図。 １０・・・自動紡ｉ、１２・・・コンベヤベルト、１４
・・・補数シュート、１６・・・ボビン、１８・・・レ
ール、２２・・・コンベヤ担体、２４・・・移送シュー
ト、２６・・・押出し機、３６・・・可動スタンド、４
２・・・枠体、５６・・・保持板、５８・・・ローラホ
ルダ、１０４゜１０６．１０８・・・支線レール。 ＦＩＧ、７ メ メ ＦＩＧ、１０ ２２−”コンマヤＪ！イれ ＦＩＧ４７ ＦＩＧ、１８ ＦＩＧ、２０゜ ＝ζ〉 ＦＩＧ。２１ ＝ζ〉 ＦＩＧ　２２ ＦＩＧ、２３ ＦＩＧ−２４

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンベヤベルトから傾斜した捕収シュート内に複
   数のボビンを捕収し、前記捕収シュートを軸を中心に回
   転させて捕収した前記ボビンを水平位置にし、前記捕収
   シュートから移送シュート内に前記ボビンを押出す、ボ
   ビン運搬貯蔵方法で、少なくとも一個のボビン収納用シ
   ュート部が設けられた可動コンベヤ担体を前記移送シュ
   ート付近に移動し、前記シュート部付近で前記ボビンが
   前記シュート部に案内される位置に移送シュートを移動
   し、前記コンベヤ担体により前記ボビンを所定の目標位
   置に移動することを特徴とする前記方法。
2. （２）傾斜位置と水平位置との間を回転可能なボビン捕
   収シュートと、前記捕収シュートから収納運搬装置内へ
   ボビンを移送する上下動可能な移送シュートを有する特
   許請求の範囲第１項に記載の方法を実行するための装置
   で、前記収納運搬装置が懸垂コンベヤの可動コンベヤ担
   体であり、前記移送シュートが垂直軸を中心に回転可能
   であるか若しくは水平方向に可動であることを特徴とす
   る前記装置。
3. （３）前記移送シュートが、その位置が垂直方向に調節
   可能であり、前記シュートの一端に設けられた垂直軸を
   中心に回転可能であるように可動スタンドに取付けられ
   ていることを特徴とする前記特許請求の範囲第２項に記
   載の装置。
4. （４）前記移送シュートが、長手方向に平行に伸延する
   軸を中心に傾斜可能であることを特徴とする前記特許請
   求の範囲第２項又は第３項に記載の装置。
5. （５）前記移送シュートに、前記ボビンを長手方向に移
   動させて、ボビン間に所定の間隔を付与する装置が設け
   られていることを特徴とする前記特許請求の範囲第２項
   から第４項のいずれかに記載の装置。
6. （６）前記コンベヤ担体に、長手方向に伸延し、垂直枠
   体に上下に支持されている複数のシュート部が設けられ
   ていることを特徴とする前記特許請求の範囲第２項から
   第５項のいずれかに記載の装置。
7. （７）前記コンベヤ担体の前後枠体がそれらの上端でト
   ラックローラに接続されて、懸垂コンベヤシステムのレ
   ールに前記前後枠体を支持することを特徴とする前記特
   許請求の範囲第６項に記載の装置。
8. （８）前記シュート部が走行方向に対し横方向に向いて
   いる水平軸により前記垂直枠体に回転可能に取付けられ
   ていると共に、前記シュート部がその端部に調節可能な
   保持部材を有していることを特徴とする前記特許請求の
   範囲第７項に記載の装置。
9. （９）前記シュート部が横棒と横棒の間にたわみをもっ
   て取付けられた布とから構成されることを特徴とする前
   記特許請求の範囲第６項から第８項のいずれかに記載の
   装置。
10. （１０）トラックローラの間に設けられた長手部材と前
    記垂直枠体間に設けられた長手部材とが垂直軸によって
    回転可能に接続されていることを特徴とする前記特許請
    求の範囲第７項から第９項のいずれかに記載の装置。