JPS61238995A - A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法 - Google Patents
A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS61238995A JPS61238995A JP7887685A JP7887685A JPS61238995A JP S61238995 A JPS61238995 A JP S61238995A JP 7887685 A JP7887685 A JP 7887685A JP 7887685 A JP7887685 A JP 7887685A JP S61238995 A JPS61238995 A JP S61238995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- bath
- current density
- plating film
- salt bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はAl’C主体とし、MnおよびCr e含有
するAl合金めつき金属材およびその製造方法に関する
。
するAl合金めつき金属材およびその製造方法に関する
。
Alめっき金属材は優れた耐食性、美麗さ、無毒性など
、多くの利点を有している。このAlは水浴液からの電
析が不可能なため、浴融金属浸漬法、溶融塩浴による電
気めっき法などによってめっきされ、現在は主として溶
融金属浸漬法が使用されている。しかしながら、この方
法では薄めつきが困難であシ、かつ操作温度が700℃
を超えるために合金層の生成、母材への悪影響といった
問題がある。そこで後者の溶融塩浴による電気めっき法
が注目されてくる。しかし、この方法については従来か
ら多くの提案があるものの、下記の如き問題があシ、工
業的規模での実用化は未だ実現されていないのが現状で
ある。
、多くの利点を有している。このAlは水浴液からの電
析が不可能なため、浴融金属浸漬法、溶融塩浴による電
気めっき法などによってめっきされ、現在は主として溶
融金属浸漬法が使用されている。しかしながら、この方
法では薄めつきが困難であシ、かつ操作温度が700℃
を超えるために合金層の生成、母材への悪影響といった
問題がある。そこで後者の溶融塩浴による電気めっき法
が注目されてくる。しかし、この方法については従来か
ら多くの提案があるものの、下記の如き問題があシ、工
業的規模での実用化は未だ実現されていないのが現状で
ある。
■ 平滑な電着が困難であるため、めっき面は凹凸が多
く、皮膜は緻密さに欠け、また基体に達するピンホーI
Vも存在する。
く、皮膜は緻密さに欠け、また基体に達するピンホーI
Vも存在する。
■ この傾向は特に高電流′8!度域において著しく、
20 A/dm’以上ではデンドライト、パウダー状の
電析となってめっきとしては不良である。高電流密度化
は生産性の面から、工業的規模で電気Alめつきを行う
だめに不可欠の要件である。
20 A/dm’以上ではデンドライト、パウダー状の
電析となってめっきとしては不良である。高電流密度化
は生産性の面から、工業的規模で電気Alめつきを行う
だめに不可欠の要件である。
■ めっき浴の吸湿などによる経時劣化に伴って電着性
がさらに劣化する。
がさらに劣化する。
■ チタン、ステンレスなど、酸化物皮膜が安定して存
在する基体へのめつきは著しく困難である。
在する基体へのめつきは著しく困難である。
本発明は救出の問題点を解決し、溶融塩浴による電気め
っきの実用化に貢献するAl合金電気めっき金属材およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
っきの実用化に貢献するAl合金電気めっき金属材およ
びその製造方法を提供することを目的とする。
ところで、■〜■の問題を解決するのに、N;Mn、
Al−Cr、 kl−Pb、 Al−5nなどのM合金
めつきが有効なことは周知である。しかし、これまでの
A7合金めつきに満足できるものはなく、実用化された
ものも殆どない。本発明者らは、電析において初期の核
生成を容易ならしめるのにMnが有効であシ、これを合
金元素として加えることによりパウダー、デンドライト
の生成が抑制され、最大40 ’/dm’ 1で電流密
度を高めても平滑な電析を期待できる経験から、上記合
金めっきの中のAl−Mnめっきに着目し、これに更に
第3の合金元素を加えることが上記問題を解決し、ひい
ては皮膜性能の向上にもつながると考え、鋭意実験研究
を行った。その結果、Al−Mn−0r系の合金めっき
においては、最大120A/dm2の電流密度を与えて
もなおパウダー、デンドライトの発生しないことを知見
した。溶融塩浴による電気Al系めっきでは、設備コス
トが大きくなることから、めつき槽の小型化が最重要課
題であシ、そのためには50〜勺−以上、望ましくは1
00A/び以上の高電流密度においてもパウダー、デン
ドライトの発生しないことが要求される。
Al−Cr、 kl−Pb、 Al−5nなどのM合金
めつきが有効なことは周知である。しかし、これまでの
A7合金めつきに満足できるものはなく、実用化された
ものも殆どない。本発明者らは、電析において初期の核
生成を容易ならしめるのにMnが有効であシ、これを合
金元素として加えることによりパウダー、デンドライト
の生成が抑制され、最大40 ’/dm’ 1で電流密
度を高めても平滑な電析を期待できる経験から、上記合
金めっきの中のAl−Mnめっきに着目し、これに更に
第3の合金元素を加えることが上記問題を解決し、ひい
ては皮膜性能の向上にもつながると考え、鋭意実験研究
を行った。その結果、Al−Mn−0r系の合金めっき
においては、最大120A/dm2の電流密度を与えて
もなおパウダー、デンドライトの発生しないことを知見
した。溶融塩浴による電気Al系めっきでは、設備コス
トが大きくなることから、めつき槽の小型化が最重要課
題であシ、そのためには50〜勺−以上、望ましくは1
00A/び以上の高電流密度においてもパウダー、デン
ドライトの発生しないことが要求される。
本発明は上記知見に基づきなされたもので、1〜30w
t%のMnおよび1〜20wt%のCrを含有するd基
めっき皮膜が一部または全部に施されていることを特徴
とするM合金めつき金属材を要旨とする。
t%のMnおよび1〜20wt%のCrを含有するd基
めっき皮膜が一部または全部に施されていることを特徴
とするM合金めつき金属材を要旨とする。
本発明のめつき金属材において、めつき皮膜中のMn含
有量を1〜s o wt%の範囲に限定したのは、I
wt%未満では溶融塩浴による電気めっきにおいて50
A/dm’以上の電流密度でパウダー、プントフィト
の生成を抑えることが困難となシ、aowt%を超える
範囲では皮膜が硬化し、可撓性が失われて実用性を喪失
させるからである。なお、皮膜の硬化はMn t o
wt%程度から現われ始めるので、実用上は3〜S w
t%が好ましい範囲である。
有量を1〜s o wt%の範囲に限定したのは、I
wt%未満では溶融塩浴による電気めっきにおいて50
A/dm’以上の電流密度でパウダー、プントフィト
の生成を抑えることが困難となシ、aowt%を超える
範囲では皮膜が硬化し、可撓性が失われて実用性を喪失
させるからである。なお、皮膜の硬化はMn t o
wt%程度から現われ始めるので、実用上は3〜S w
t%が好ましい範囲である。
Cr含有量を1〜20wt%の範囲に限定したのも鹿の
場合と同じ理由による。すなわち、1wt%未満では5
01’−/lfl、rr?以上の電流密度においてパウ
ダー、プントフィトの生成を抑えることが困難となり、
20 wt%を超える範囲では皮膜硬化のために、実用
性が損われるからである。そして、実用上は2〜6 w
t%の範囲が望ましい。
場合と同じ理由による。すなわち、1wt%未満では5
01’−/lfl、rr?以上の電流密度においてパウ
ダー、プントフィトの生成を抑えることが困難となり、
20 wt%を超える範囲では皮膜硬化のために、実用
性が損われるからである。そして、実用上は2〜6 w
t%の範囲が望ましい。
基体金属については限定はなく、鋼、ステンレス鋼、チ
タン等の金属が適用可能であり、電着性耐食性e−4優
れたものとするため、表面にZnめつきを行ったもので
もよい。
タン等の金属が適用可能であり、電着性耐食性e−4優
れたものとするため、表面にZnめつきを行ったもので
もよい。
基体金属の形状は、板、線、棒などの他、例えばボ)v
トなどの成形加工後のものでもよく、形状を限定する
ものではない。
トなどの成形加工後のものでもよく、形状を限定する
ものではない。
本発明はまだ、上記A7合金めつき金属材の製造方法を
提供するものであシ、その特徴とするところは1〜ao
wt%のMnおよび1〜20 WE%のCrを含有する
Al基めっき皮膜を、溶融塩浴を用いた電気めっきにて
形成する点にある。
提供するものであシ、その特徴とするところは1〜ao
wt%のMnおよび1〜20 WE%のCrを含有する
Al基めっき皮膜を、溶融塩浴を用いた電気めっきにて
形成する点にある。
本発明の製造方法において、浴融塩浴はAli電析させ
るため、AlC73−xcz (X :アルカリ土類)
の2成分、または多成分混合塩無水浴を用い、更にこれ
らに必要に応じて有機アミン、弗化物、臭化物、ヨウ化
物、アルカリ土類塩などを添加したものを使用してもよ
い。
るため、AlC73−xcz (X :アルカリ土類)
の2成分、または多成分混合塩無水浴を用い、更にこれ
らに必要に応じて有機アミン、弗化物、臭化物、ヨウ化
物、アルカリ土類塩などを添加したものを使用してもよ
い。
共析成分である顯およびCrはMnCtコ、CrC1a
などの塩の形で浴に加えてもよいし、鹿、Or金金属浴
中で溶解させる形で加えてもよい。しかし、いずれの形
で加える場合にも、皮膜中に共析させたい量に応じて浴
中の臘イオン濃度、Crイオン濃度をそれぞれ100〜
500ppm、500〜5000ppmの範囲内で調整
する必要がある。
などの塩の形で浴に加えてもよいし、鹿、Or金金属浴
中で溶解させる形で加えてもよい。しかし、いずれの形
で加える場合にも、皮膜中に共析させたい量に応じて浴
中の臘イオン濃度、Crイオン濃度をそれぞれ100〜
500ppm、500〜5000ppmの範囲内で調整
する必要がある。
基体金属の材質、形状に制限のないことは、本発明のめ
つき金属材のところで並べたとおりであるが、ごれら基
体金属をめっきするにあたっては表面を十分に清浄にし
ておくことが重要であり、特にチタン、ステンレス鋼な
ど、表面に酸化物及腰が安定して存在するものでは、め
っき皮膜の密着性向上のため、酸洗などの前処理を十分
に行っておく必要がある。
つき金属材のところで並べたとおりであるが、ごれら基
体金属をめっきするにあたっては表面を十分に清浄にし
ておくことが重要であり、特にチタン、ステンレス鋼な
ど、表面に酸化物及腰が安定して存在するものでは、め
っき皮膜の密着性向上のため、酸洗などの前処理を十分
に行っておく必要がある。
電気めっきにおいて、通電は平滑直流、リップル直流、
パルス直流のいずれで行ってもよい。
パルス直流のいずれで行ってもよい。
陽極としては、カーボン、タングステンなどの不溶性の
ものでも、AjまたはAl合金といった可溶性のもので
もよい。不溶性陽極を使用する場合は、めっき中に浴組
成が変動するため、原料塩などを適宜添加してゆく必要
がある。
ものでも、AjまたはAl合金といった可溶性のもので
もよい。不溶性陽極を使用する場合は、めっき中に浴組
成が変動するため、原料塩などを適宜添加してゆく必要
がある。
溶融塩浴は攪拌、ポンプなどによシ被めっき材に対して
0.5 m/sec以上の速度で流動させることが望ま
しい。また、溶融塩浴を流動させるかわりに被めっき材
を回転、走行などによって移動させてもよい。
0.5 m/sec以上の速度で流動させることが望ま
しい。また、溶融塩浴を流動させるかわりに被めっき材
を回転、走行などによって移動させてもよい。
めっき電流密度は5ON句背以上が可能であるが、基体
金属がポルトなどの加工成形品では、つき回υ性を良く
するため、20 A/dm’以下にすることが望ましい
。また、溶融塩浴と被めっき材との間に相対運動が行わ
れない場合は、10A/ν以上の電流密度でめっきにコ
ゲが生じ、めっき不良となることがあるので、注意を要
する。
金属がポルトなどの加工成形品では、つき回υ性を良く
するため、20 A/dm’以下にすることが望ましい
。また、溶融塩浴と被めっき材との間に相対運動が行わ
れない場合は、10A/ν以上の電流密度でめっきにコ
ゲが生じ、めっき不良となることがあるので、注意を要
する。
実施例1
溶融塩専用のフローセ〜(SUS116IJり全作成し
、フローチャンネル内に陽極として99.8%のAl板
を設置し、被めっき材であるo、 s m厚の冷延鋼板
を陰極として、第1表に示す条件で次の各種めっき試験
および調査■〜■を行った。めっき面積は0.7dm’
である。冷延鋼板は前処理として、有機溶剤で脱脂後、
10%オルトケイ酸ナトリウム中で電解脱脂し、更に1
0%HC1で酸洗を行った後、100%エタノールに浸
漬し、温風乾燥を行った。
、フローチャンネル内に陽極として99.8%のAl板
を設置し、被めっき材であるo、 s m厚の冷延鋼板
を陰極として、第1表に示す条件で次の各種めっき試験
および調査■〜■を行った。めっき面積は0.7dm’
である。冷延鋼板は前処理として、有機溶剤で脱脂後、
10%オルトケイ酸ナトリウム中で電解脱脂し、更に1
0%HC1で酸洗を行った後、100%エタノールに浸
漬し、温風乾燥を行った。
第1表
■ 溶融塩浴中の鹿イオン濃度およびOrイオン濃度を
種々変更してめっきを行い、めっき皮膜中のMn、 C
r含有量とパウダー発生限界電流密度との関係を調べた
。結果を第1図に示す。同図に見るように、Mn、 C
rが含有されないAlのみのめつきでは20 ’/C1
yn”以上でパウダーが発生した。一方、Mn、 Cr
の添加によりパウダー発生限界電流密度は向上するもの
の、単独添加では50〜qm2以上にはならない。これ
に対し、鹿、Crを同時添加した場合には、パウダー発
生限界電流密度は飛躍的に向上し、廊、Orが1 wt
%で約50 ’/Cam”トナシ、順が3〜B wt%
、Crが2〜6wt%では100 AdC1Jn’でも
パウダーは発生しなかった。また、めっき表面は順、C
rの添加に伴って緻密となった。
種々変更してめっきを行い、めっき皮膜中のMn、 C
r含有量とパウダー発生限界電流密度との関係を調べた
。結果を第1図に示す。同図に見るように、Mn、 C
rが含有されないAlのみのめつきでは20 ’/C1
yn”以上でパウダーが発生した。一方、Mn、 Cr
の添加によりパウダー発生限界電流密度は向上するもの
の、単独添加では50〜qm2以上にはならない。これ
に対し、鹿、Crを同時添加した場合には、パウダー発
生限界電流密度は飛躍的に向上し、廊、Orが1 wt
%で約50 ’/Cam”トナシ、順が3〜B wt%
、Crが2〜6wt%では100 AdC1Jn’でも
パウダーは発生しなかった。また、めっき表面は順、C
rの添加に伴って緻密となった。
■ Mn、 Cr含有量の異なる各種供試材について、
18o0曲げ試験を行い、めっき皮膜中の順、Cr含有
量と可焼性との関係を調べだ。結果を第2図に示すが、
Al中に共析するMn、 Crはともに皮膜を硬化させ
るので、共析量(含有*)が増加するにしたがって可焼
性は低下する。このため、Mnは30wt%以下、Cr
は20 wt%以下でないと、実用に供し得る皮膜は得
られない。なお、Mnが10wt%以下、Crが8wt
%以下の場合は、純Alに比べて可視性の低下は殆ど見
られなかった。
18o0曲げ試験を行い、めっき皮膜中の順、Cr含有
量と可焼性との関係を調べだ。結果を第2図に示すが、
Al中に共析するMn、 Crはともに皮膜を硬化させ
るので、共析量(含有*)が増加するにしたがって可焼
性は低下する。このため、Mnは30wt%以下、Cr
は20 wt%以下でないと、実用に供し得る皮膜は得
られない。なお、Mnが10wt%以下、Crが8wt
%以下の場合は、純Alに比べて可視性の低下は殆ど見
られなかった。
■ 鹿、Cr含有楓の異なる各種供試材(めっき厚5μ
m)について塩水噴霧試験を行い、皮膜中の順、Cr含
有量とSST裸耐食性との関係を調べた。
m)について塩水噴霧試験を行い、皮膜中の順、Cr含
有量とSST裸耐食性との関係を調べた。
結果を第2表に示す。含有量一定とした場合、単独添加
より複合添加のほうが耐食性向上により効果的である。
より複合添加のほうが耐食性向上により効果的である。
■ Mn a 20 ppm、 Cr 270 pl)
mのめつき浴について約1ケ月の連続使用を行ったが、
電析の劣化は殆ど見られなかった。
mのめつき浴について約1ケ月の連続使用を行ったが、
電析の劣化は殆ど見られなかった。
第 2 表
実施例2
チタン板(厚み0.6 M )を基体金属として、第8
表に示す条件でAz −Mn −Cr合金(Mn4wt
%。
表に示す条件でAz −Mn −Cr合金(Mn4wt
%。
Crawt%)の電気めっきを行った。めっきセルは実
施例1と同じものを用い、陽極はM陽極を使用した。順
イオンおよびCrイオンは、それぞれの粉末をめっき浴
に添加した後、塩化水素ガスを通して溶解することによ
シ加えた。基体金属の前処理は、トリクロルエタンによ
る蒸気脱脂、硝弗酸による酸洗、水洗、エタノールへの
浸漬、冷風乾燥の順で行った。
施例1と同じものを用い、陽極はM陽極を使用した。順
イオンおよびCrイオンは、それぞれの粉末をめっき浴
に添加した後、塩化水素ガスを通して溶解することによ
シ加えた。基体金属の前処理は、トリクロルエタンによ
る蒸気脱脂、硝弗酸による酸洗、水洗、エタノールへの
浸漬、冷風乾燥の順で行った。
電流密度を10〜120 Azdiの範囲で変更したが
、10〜80〜句メにおいて良好な電析が得られた。ま
た、皮膜の密着性も良好で、1800曲げにおいて何ら
の剥離も見られなかった。
、10〜80〜句メにおいて良好な電析が得られた。ま
た、皮膜の密着性も良好で、1800曲げにおいて何ら
の剥離も見られなかった。
第 8 表
実施例3
SUS 804ステンレス鋼製ボルトに第4表に示す条
件TAG:、−Mn−Cr合金(Mn 8 wt%、O
r2wt%)を電気めっきした。ボルトの寸法は胴径5
.2M、全長50ffiである。陽極には円筒状のグラ
ジ−カーボン(内径50履)i用い、被めっき材のステ
ンレス鋼製ポlレトはこの中で5ooo’ppmで回転
させた。また、ボルトトの前処理はトリクロルエタンに
よる蒸気脱脂、弗酸水による酸洗、水洗、エタノールへ
の浸漬、冷風乾燥の順で行った。
件TAG:、−Mn−Cr合金(Mn 8 wt%、O
r2wt%)を電気めっきした。ボルトの寸法は胴径5
.2M、全長50ffiである。陽極には円筒状のグラ
ジ−カーボン(内径50履)i用い、被めっき材のステ
ンレス鋼製ポlレトはこの中で5ooo’ppmで回転
させた。また、ボルトトの前処理はトリクロルエタンに
よる蒸気脱脂、弗酸水による酸洗、水洗、エタノールへ
の浸漬、冷風乾燥の順で行った。
電流密度を10〜120 Az−の範囲で変更したが、
得られためつきは全て外観が良好であシ、密着性も良好
で剥離は全く見られなかった。ただし、電流密度が20
ヤノ以上ではボルトねじ部の山と谷で約80%のめつき
付着量の差を生じた。
得られためつきは全て外観が良好であシ、密着性も良好
で剥離は全く見られなかった。ただし、電流密度が20
ヤノ以上ではボルトねじ部の山と谷で約80%のめつき
付着量の差を生じた。
第 4 表
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は浴融塩浴によ
るAl系電気めっきにおいて、パウダー、デンドライト
を発生させることなく高電流密度化を達成し、これによ
シ同めっきの工業化に大きく貢献するとともに、通常の
A7めっきに比べて平滑かつ緻密で耐食性に優れためつ
き皮嘆が得られ、しかもめつき浴の経時変化を抑えると
いう大きな効果を奏するものである。
るAl系電気めっきにおいて、パウダー、デンドライト
を発生させることなく高電流密度化を達成し、これによ
シ同めっきの工業化に大きく貢献するとともに、通常の
A7めっきに比べて平滑かつ緻密で耐食性に優れためつ
き皮嘆が得られ、しかもめつき浴の経時変化を抑えると
いう大きな効果を奏するものである。
図面は本発明の実施効果を示すもので、第1図はめつき
皮膜中の血、Or含有量とパウダー発生限界電流密度と
の関係を示すグラフ、第2図は同じく血、Or含有量と
可焼性との関係を示すグラフである。
皮膜中の血、Or含有量とパウダー発生限界電流密度と
の関係を示すグラフ、第2図は同じく血、Or含有量と
可焼性との関係を示すグラフである。
Claims (2)
- (1)1〜30wt%のMnおよび1〜20wt%のC
rを含有するAl基めつき皮膜が一部または全部に施さ
れていることを特徴とするAl合金めつき金属材。 - (2)1〜30wt%のMnおよび1〜20wt%のC
rを含有するAl基めつき皮膜を、溶融塩浴を用いた電
気めつきにて形成することを特徴とするAl合金めつき
金属材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7887685A JPH0631464B2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7887685A JPH0631464B2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238995A true JPS61238995A (ja) | 1986-10-24 |
JPH0631464B2 JPH0631464B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=13674014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7887685A Expired - Lifetime JPH0631464B2 (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631464B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114059117A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-02-18 | 浙江大学杭州国际科创中心 | 一种离子液体电镀铬镀液的制备方法和应用 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP7887685A patent/JPH0631464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114059117A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-02-18 | 浙江大学杭州国际科创中心 | 一种离子液体电镀铬镀液的制备方法和应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631464B2 (ja) | 1994-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7000405B2 (ja) | 三価クロム化合物を含む電解液を使用してクロムおよび酸化クロムのコーティングで被覆された金属ストリップの製造方法 | |
EP2855738B1 (en) | Additives for producing copper electrodeposits having low oxygen content | |
JPS6270592A (ja) | 電気アルミニウムめつき浴およびそのめつき浴によるめつき方法 | |
US3268422A (en) | Electroplating bath containing aluminum and manganese-bearing materials and method of forming aluminummanganese alloy coatings on metallic bases | |
EP0307929A1 (en) | Plated steel sheet for a can | |
JPS60190588A (ja) | 亜鉛または亜鉛合金めつき鋼板の黒色処理方法 | |
JPS61238995A (ja) | A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法 | |
JPH0319307B2 (ja) | ||
Zhu et al. | Copper coating electrodeposited directly onto AZ31 magnesium alloy | |
US1566984A (en) | Electroplating method and electroplated articles | |
FR2519656A1 (fr) | Procede de revetement electrolytique de chrome trivalent sans formation d'ion chrome hexavalent, en utilisant une anode en ferrite | |
US2817629A (en) | Antimony plating bath | |
US2439935A (en) | Indium electroplating | |
KR100485808B1 (ko) | 동-니켈 합금의 박막 도금액 및 상기 용액을 이용한 박막제조 방법 | |
JPS61295392A (ja) | Al合金めつき金属材とその製造法 | |
JPH07331457A (ja) | 色調の明るいりん酸亜鉛処理めっき金属板とその製造方法 | |
JPH0713316B2 (ja) | Al―Ti系合金めっき金属材の製造法 | |
JPH0466690A (ja) | 亜鉛―鉄族金属合金めっき液およびそれを用いた亜鉛―鉄族金属合金めっき方法 | |
JPS6070197A (ja) | 銀合金めつき法 | |
JPS61295391A (ja) | Al合金めつき金属材およびその製造法 | |
JPS58104199A (ja) | 電気めつき用電極 | |
TW202039933A (zh) | 表面處理鋼板之製造方法及表面處理鋼板 | |
JPS61261494A (ja) | Al−Ti−Mn合金の電析方法 | |
KR101536563B1 (ko) | 알루미늄 도금층 형성방법 | |
JPS61295393A (ja) | Al合金積層めつき金属材およびその製造法 |