JPS61238950A - 封着材料の製造方法 - Google Patents

封着材料の製造方法

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JPS61238950A
JPS61238950A JP60079078A JP7907885A JPS61238950A JP S61238950 A JPS61238950 A JP S61238950A JP 60079078 A JP60079078 A JP 60079078A JP 7907885 A JP7907885 A JP 7907885A JP S61238950 A JPS61238950 A JP S61238950A
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JP
Japan
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alloy
oxide film
sealing
seal bonding
alloy plate
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JP60079078A
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Shigemichi Sugiura
杉浦 重道
Masakazu Umeda
梅田 正和
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Proterial Ltd
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Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 利用産業分野 この発明は、封着用合金板、特に、ディスプレイ等の表
示管用電極、等に使用される封着材料の製造方法に係り
、電極等の作製時における不要の酸化被膜の除去工程が
省略できる封着材料の製造方法に関する。
背景技術 一般に、ディスプレイ等の表示管用電極に使用される封
着用合金は、 ■その熱膨張係数が軟質ガラスの熱膨張係数と近似する
こと、 ■酸化被膜の素地との密着性が良好なること■打抜き性
、加工性のすぐれていること、等の特性を満足すること
が要求され、現在、封着用合金としては、15〜30C
r−Fe合金や、40〜48N=−4〜8Cr −F@
金合金使用されている。
この封着用合金は、所要板厚に圧延したのち、所要寸法
、形状に打扱き加工またはエツチング加工後、例えば、
表示管用電極を作製する場合は、表示管のガラス部に封
着されるリード部に、ガラスとの密着性を改善するため
に、封着用合金板に、露点+10℃〜+40℃の湿潤H
2雰囲気中で、1000℃〜1250℃の予備酸化被膜
処理を施すが、板金面に酸化被膜が形成され、不要とな
る封入側リード部及び外部リード部表面の酸化被膜を除
去するため切削加工する必要がある。
しかし、上記の合金板は極薄厚みであり、かつ酸化被膜
の組織が緻密で強固に被着していることから、その切削
加工には多大の工程と時間を要していた。
発明の目的 この発明は、ディスプレイ等の表示管用電極、あるいは
ブラウン管用支持板等に使用される封管材料の製造方法
を目的とし、電極等の作製時における不要酸化被膜の除
去工程が省略できる封着材料の製造方法を目的としてい
る。
発明の構成と効果 口の発明は、Cr含有封着合金板の少なくとも1主面の
1部に、予備酸化被膜処理による酸化被膜を生成しない
金属層または合金層を設けた封着用複合合金板を所要形
状に打扱きあるいはエツチング加工し、その後、露点+
10℃〜+40℃の湿TA [2雰囲気中で、1000
℃〜1250℃の予備酸化被膜処理を施し、前記封管リ
ード部のCr含有封着合金板表面に所要の酸化被膜を形
成したことを特徴とする封管材料の製造方法である。
この発明による封着用複合合金は、封管を行なう所要箇
所の露出したCr含有封着合金面に、ガラスとの密着性
改善のための予N酸化被膜処理を施すことにより、露出
している所要の封着合金部分のみに酸化被膜が形成され
るため、従来不可避であった酸化被膜の除去や不要部分
の切削加工工程が省略でき、封管材料の製造工程の削減
、簡略化並びにコストの低減に多大の効果を有する。
したがって、予備酸化被膜処理による酸化被膜を生成し
ない金属層または合金層は、Cr含有封着合金板表面に
おいて、少なくとも酸化被膜が生成された際にこれを除
去する必要のある箇所に設ければよく、換言すれば、酸
化被膜が生成されても除去する必要のない箇所や、後工
程で切断除去するような部分には設ける必要がなく、用
途、使用目的などに応じて、Cr含有封着合金板の両生
面または1主面の1部の如く、所要箇所にのみ、該金属
層または合金層を設ければよい。
また、用途、使用目的などに応じて、この発明による封
着用複合合金において、片面あるいは両面の封着部とな
る所要箇所にCr含有封着合金表面を露出させるよう、
予備酸化被膜処理により酸化被膜を生成しない金属層ま
たは合金層を、Cr含有封着合金の一部分に設けること
により、容易に所要箇所並びに所要数の酸化被膜を有す
る封着材料を製造できる利点がある。
また、所要の酸化被膜を設けたのちに、必要に応じて表
面に残存する金属または合金層を除去するには、例えば
、表面層材質に応じた酸溶液などに浸漬すれば、容易に
除去でき、他のめつき層やパターン等を設ける等の次工
程に悪影響などを及ぼすことがない利点もある。
この発明において、芯材となるCr含有封着合金板とし
ては、15%〜30%Cr −Fe合金板、40%〜4
8NL−4%〜8%Cr  Fe合金板、が適しており
、このCr含有封着合金板の少なくとも1主面に設ける
金属層または合金層の材料には、予備酸化被膜処理によ
る酸化被膜を生成しなければ、いずれの金属または合金
も適用でき、熱膨張係数、熱伝導度の整合性やコストの
面からFa−30%〜55%NL合金板、F8、NL、
CILの金属板等が望ましく、目的、用途に応じて適宜
選定すればよく、例えば、材質を選定して酸化被膜処理
後も除去することなく、所要表面層として利用すること
もできる。
また、金属または合金層の被着方法は、圧延クラッド法
、めっき法など、芯材材質や表面層材質に応じて種々の
方法が適用できる。また、金属層または合金層の厚みは
、後工程で除去する場合は、できるだけ薄膜層とするの
が好ましい。
この発明において、15%〜30%Cr  Fe合金板
、40%〜48NL−4%〜8%Cr  Fe合金板を
用いる理由は、以下のとおりである。
15%〜30%Cr  Fe合金において、Crは15
wt%未満では熱膨張係数が大きくなり、軟質ガラスの
熱膨張係数との差が大きくなりすぎ、好ましくなく、3
0wt%を越えると、加工性が劣化し、所定形状に成形
困難となるため、Crは15wt%から30vt%とす
る。
また、40%〜48NL −4%〜8%Cτ−Fe合金
において、NLが4昨℃%未満では熱膨張係数が小さく
なリ、軟質ガラスの熱膨張係数との差が大きくなりすぎ
てガラス封着が困難となり、48wt%を越えると、熱
膨張係数が大きくなり、軟質ガラスの熱膨張係数との差
が大きくなりすぎ、好ましくなく、Crが4wt%未満
では、熱膨張係数が小さくなり、軟質ガラスの熱膨張係
数との差が大きくなりすぎると共に酸化被膜の合金素地
との密着性が悪くなり、awt%を越えると熱膨張係数
が大きくなり、軟質ガラスの熱膨張係数との差が大きく
なりすぎ、好ましくない。
また、上記いずれの封着合金においても、熱間。
冷間加工性を改善するため、35tinの含有は、それ
ぞれ0.005wt%〜1.O*t%の含有が望ましく
、酸化被膜との密着性を向上させるため、#、 Zr。
TL、Yあるいは希土類元素のうち少なくとも1種をo
、 005wt%〜1.0wt%含有するのもよい。
図面に基づ〈発明の開示 第1図と第2図はこの発明による封着用複合合金を使用
した表示管用電極の製造方法を示す説明図である。
表示管用電極を作製する場合は、ます、所要寸法のCr
含有封着合金板(1)の両主面に、ここでは、ガラス封
着部に相当する箇所を除く両主面の全面に、予備酸化被
膜処理による酸化被膜を生成しない金属層または合金層
(2)を、圧延クラッド法やめっき法などの手段で被着
させて封着用複合合金板となし、ガラスと封着する所要
筒所はG含有封着合金板の露出面としたのち、必要とす
る寸法形状に、打扱き加工あるいはエツチング加工する
ついで、Cr含有封着合金板(1)表面に被着した金属
層または合金層(2)が、Fa −30%〜55%NL
合金、Fe、Nj合金層は合金の場合は、露点+10℃
〜+40℃の湿潤H2雰囲気中で、1000℃〜125
0℃の予備酸化被膜処理を施し、金属層または合金層(
′2Jが偽金冗または伍合金の場合は、露点+10℃〜
÷40℃の湿IE H2雰囲気中で、1000℃〜10
50℃の予備酸化被膜処理を施すことにより、封着リー
ド部となるCr含有封着合金板(1)の露出面に、厚み
1−〜5βの酸化被膜C3)が形成される。
シ含有封着合金板(1)の所要箇所に酸化被膜(3)を
設けたのちに、表面に残存する金属層または合金層(2
)を除去するには、例えば、金R層または合金層材質に
応じた酸溶液などに板全体を浸漬すれば、金属層または
合金層(2)を容易に溶解除去できる。
この酸化被膜C3)が生成被着したさ含有封着合金板(
1)部にガラス(4)が封着される。
また、第2図に示す如く、Cr含有封着合金板(1)の
両面に、3枚の金属層または合金層(2部分をクラッド
あるいはめつき法にて被着して、各主面に2条のCr含
有封着合金板(1)の封着部に相当するCr含有封着合
金板(1)表面を露出させたのち、プレス加工で所要形
状になし、予備酸化被膜処理を行ない、表面金属層また
は合金層(2)を除去することなく、封着合金板(1)
の封着部をガラス容器(5)にて封着することもできる
所要のCr含有封着合金板(1)部分のみに酸化被膜(
3)が形成されるため、従来不可避であった外部リード
部(6)及び封入側リード部(7)表面の酸化被膜の除
去工程が不要となり、表示管電極の製造工程の削減、簡
素化、コスト低減に極めて有効である。
また、従来は、封入側リード部(7)の酸化被膜は、内
部電極間に高電圧をかけて封入ガスをイオン化し、その
イオン放射により酸化膜を除去するため、厚い酸化被膜
は除去できず、薄い酸化被膜を設ける必要があり、封着
強度低下を招来していたが、この発明では、厚い酸化被
膜を設けることができ、封着強度の向上が著しく、また
酸化被膜の厚み調整も可能である。
実施例 叉厘凶ユ 板厚0.1nmX幅i00+rgn寸法のCr1B!1
%−Faの封着合金の両主面の両端部より幅40m+部
分に、冷門圧接法にて、板厚0.05riのN=42w
t%−Feの2条の合金層を形成し、中央部に幅20a
nの封着合金の露出面を有するこの発明による封着用複
合合金を得た。
つぎに、この封着複合合金板を、リード部長さ80聴、
リード部幅2.0−、リード部ピッチ3.0mm、リー
ド部10条、−万端に幅2()mのリード連結部を有す
る形状に打扱き加工した。
つぎに、露点+30℃の湿潤H2雰囲気中で、1150
℃、1時間の予備酸化被膜処理を施し、上記の露出面に
厚み3ρのCr酸化物を主体とした酸化被膜を設けた。
ざらに、加工材を塩化第二鉄溶液中己浸漬し、表面の合
金層を溶解除去し、所要箇所にのみ酸化被膜を設けた表
示管用電極素材を得た。
大災型l 板厚0.15x幅100nct寸法IのNL 42vt
%−Cr 6wt%−Faの封着合金の両主面に、めっ
き法にて、封着合金の両主面の両端部より幅15WII
+1部分及び中央部に幅40aa部分に、板厚0.01
 mのN=合金層を形成し、幅15−の2条の封着合金
の露出面を有するこの発明による封着用複合合金を得た
その後第2図す図の如く、所要形状に打扱き加工し、さ
らに、露点+30℃の湿aH2雰囲気中で、1100℃
、0.5時間の予備酸化被膜処理を施した。
その結果、Cr含有封着合金板表面にのみ、厚み2虜の
Cr酸化物を主体とした酸化被膜が形成された。
酸化被膜部分に低融点ガラスペーストを塗布し、ガラス
容器にて素材を両面から挟み、窒素ガス雰囲気中で50
0℃、10分間加熱して封着を完了した。
封入側に酸化被膜がないため、この発明では、封着部に
のみ厚い酸化被膜を設けることができ、封着強度が著し
く向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図はこの発明による封着用複合合金を使用
した表示管用電極の製造方法を示す説明図である。 1・=Cr含有封着合金板、2−・・金属層または合金
層、3・・−酸化被膜、4・・・ガラス、5−・・ガラ
ス容器、6−外部リード部、7・・・封入側リード部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 Cr含有封着合金板の少なくとも1主面の1部に、
    予備酸化被膜処理による酸化被膜を生成しない金属層ま
    たは合金層を設けた封着用複合合金板を所要形状に打抜
    きあるいはエッチング加工し、その後、露点+10℃〜
    +40℃の湿潤H_2雰囲気中で、1000℃〜125
    0℃の予備酸化被膜処理を施し、前記封着リード部のC
    r含有封着合金板表面に所要の酸化被膜を形成したこと
    を特徴とする封着材料の製造方法。
JP60079078A 1985-04-12 1985-04-12 封着材料の製造方法 Granted JPS61238950A (ja)

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