JPS61238881A - 止水用シ−ル材 - Google Patents

止水用シ−ル材

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JPS61238881A
JPS61238881A JP8096585A JP8096585A JPS61238881A JP S61238881 A JPS61238881 A JP S61238881A JP 8096585 A JP8096585 A JP 8096585A JP 8096585 A JP8096585 A JP 8096585A JP S61238881 A JPS61238881 A JP S61238881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
alkylene oxide
isocyanate group
cotton
prepolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8096585A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Ui
宇井 正光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は9通信ケーブル等が施設されたマンホール内の
漏水の存在する管路口の管と通信ケーブル等との間ll
?ilC配設され、該間隙を良好に止水し得るシール材
に関する。
(従来技術) 従来、かかる目的に用いられる止水用シール材(以下、
「シール材」と略記する。)として1本願出願人は、特
開昭59−223783号公報に開示する如き、末端に
2個以上の水酸基を有し。
分子量が500〜10000の鎖状及び分岐状のポリオ
−〃化合物と2個以上のイソシアネート基を有する有機
ポリイソシアネートとを反応させて得られる水硬化性ウ
レ、タンプレポリマーt−m状の有機繊維体に含浸せし
めたものを提案した。
この提案のシール材は、現場での取扱いが容易で作業性
に優れると共に、プレポリマーが水と反応して発泡する
際、プレポリマーは綿状の有機繊維体t−三次元的に拡
散せしめながら発泡するので。
プレポリマ・−の発泡が抑制されることもなく発泡硬化
物の内部に有−機繊維体が均一に拡散分布せしめられ、
これが補強材として作用し、硬化物の強度向上に寄与し
、優れた止水効果を奏し得るというものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記のシール材は、水の存在下で発泡硬化
し、管路口の管と通信ケーブル等との間を硬化物によっ
て密閉充填するととkより止水効果を奏し得たとしても
、いったんかかる系内に水がなくなり硬化物が乾燥状態
となると、硬化物の収縮が起こり、管と通信ケーブル等
との間に間隙が生じ、再びその部分に水が漏出すると、
もはや止水効果を奏し得なくなるという欠点がある。
本発明はかかる事情に基づいて発明された亀のであって
、上記の欠点を解決した優れた止水効果を奏し得るシー
ル材を提供することを目的とする。
(解決手段) 本発明のシール材は、水硬化性で且つ水硬化後は水膨潤
性を有する特定のウレタンプレポリマーをイソシアネー
ト基に不活性な綿状繊維体く含浸せしめてなることを特
徴とする。
本発明における特定のウレタンプレポリマーとは、1級
アルキレンオキサイドと2級アルキレンオキサイドとを
ランダム共重合させ9分子中K1級ア〜キレンオキサイ
ドを20〜60重量%含有せしめてなるポリアルキレン
オキサイドと有機ポリイソシアネートとを反応させて得
られる末端イソシアネート基含有ブレポリマーである。
ここで、ポリアルキレンオキサイド(PAO)Ol[f
i分である1級アルキレンオキサイドトシテは、エチレ
ンオキサイド(EO)があり、イソシアネートとの反応
性は高く、親水性がある。またポリアルキレンオキサイ
ドの他成分である2級アルキレンオキサイドと゛して#
i、プロピレンオキサイド(POj’>160.1級ア
ルキレンオキサイドに比べてインシアネートとの反応性
は低く、疎水性である。
又、有機ポリイソシアネートとしては9通常のポリウレ
タンの製造に用いられるトリレンジイソシアネート(T
DK)、 ジフェニルメタンジイソシアネート(M D
−I )等が用いられる。
以上説明したウレタンプレポリマーは、単独で使用して
もよいが、必要に応じ、触媒(硬化速度の調節)、充填
剤(補強性の調節)あるいけ可塑剤(硬化物の解体性)
等を用いることができ0発泡倍率も任意に選択して用い
ることができる。
尚、ポリアルキレンオキサイド分子中の1級アルキレン
オキサイド含有量を上記の如き範囲としたのは、プレポ
リマーの反応性及び硬化物の水膨潤性等を考慮してのこ
とであり、19アルキレンオキサイド含有量が20重量
%未満では、プレポリマーの水に対する反応性が緩慢に
なると共に。
硬化物は水に不溶性で水膨潤性がなく、一方60重量%
を超えると、プレポリマーの水に対する反応性は速硬性
にりうが、水との親和性が高く、硬化物は水に対する溶
解性を示す傾向があり、水膨潤性がない。
次に9本発明における綿状繊維体としては、イソシアネ
ート基に不活性な綿状の有轡繊維体もしくは無機繊維体
が用いられる。
繊維体t?綿状としたのは、プレポリマーを含浸する性
質に優れると共に、“テレポリマーの発泡に際し1発泡
を阻害することがなく、シかもプレポリマーの発泡に追
随して繊維体が三次元的に拡散し1発泡硬化物中に繊維
体が均一に分布せしめられ、補強効果を奏し得るからで
ある。
有機繊維体の例としては、脱脂綿の如き有機セルロース
質体、ホリオレフィン系mFli繊a(フィラメント)
等があり、無機繊維体の例としては。
ガラスlIt&維、炭素繊維、金属繊維、ガラスクール
繊維等がある。
以上の構成とせるシール材は、6らかじめ金属製あるい
は樹脂製容器内に収納されて、止水施工現場において必
要量取り出して用いたり、あるい製して用いることもで
きる。
(実施例) 第1図に示す如き通信ケーブル用マンホール内の漏水、
が存在する管路口(管内径100m1llφ。
ケーブル外径75mmφ)t−止水するために、管(1
1)とケーブル(12)との間隙に表−1に示す如きシ
ール材(10)を、その管路断面の前記間隙空間の約1
/2を充填するように配設し、テレポリマーと漏水とを
反応させ9発泡硬化物を形成した。このようにして形成
し九管路口止水槽造に対して、施工性及び止水性能を調
べた。その結果を表−IK併記した。
尚、シー〃材は、ボリグロビレン繊維体(フィラメント
)、ガラスウール繊維体又は脱脂綿IP当シウレタング
レボリマーt’1oOJj含浸させたものを用いた。(
プレポリマーの発泡倍率は10倍とし、ゲル化時間は3
分とした。又、脱脂綿を用いる場合には、プレポリマー
の脱脂綿への含浸は現場にて行ない、他の場合には、あ
らかじめ繊維体にプレポリマーを含浸しておいたものを
使用した。) 又、止水性能については、初期性能及び乾燦後性能(4
0℃×168時間乾燥)について、水深51N以上の水
圧に耐えるか否かを調べた。
(発明の効果) 以上詳説した如く1本発明のシール材は、水硬化性で且
つ水硬化後は水膨潤性を有する特定のウレタンプレポリ
マーをイソシアネート基に不活性な綿状の有機又は無機
繊維体に含浸せしめて構成したことに特徴を有するもの
であって、前記の如く現場での取扱いが容易で作業性に
優れ、且つプレポリマーの発泡が綿状繊維体によって阻
害されることがなく、むしろプレポリマーの発泡に追随
して綿状繊維体が三次元的に拡散せしめられ、綿状繊維
体が発泡硬化物の補強効果を奏するとともに、いったん
発泡硬化したシール材は、その後乾燥状態になり、そこ
へ再度漏水が流出してきたとしても、硬化物(シール材
)の水膨潤性により良好な止水効果を奏し得るのである
。実際1本発明のシーV材は9発泡硬化物の水膨潤率は
非拘束状態で200〜600%程度にまで達する。従っ
て。
本発明のシール材によれば、初期のみ表らず長期にわた
って環境(水環境)の影響を受けることなく、優れた止
水効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の止水用シール材を通信ケーブル用マン
ホールの管路口の漏水防止に適用した例を示す概略断面
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1級アルキレンオキサイドと2級アルキレンオキサイド
    とをランダム共重合させ、分子中に1級アルキレンオキ
    サイドを20〜60重量%含有せしめてなるポリアルキ
    レンオキサイドと有機ポリイソシアネートとを反応させ
    て得られる末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリ
    マーをイソシアネート基に不活性な綿状繊維体に含浸せ
    しめてなることを特徴とする止水用シール材。
JP8096585A 1985-04-16 1985-04-16 止水用シ−ル材 Pending JPS61238881A (ja)

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