JPS61238605A - コンベア装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は土砂、屑物、穀物等の粉粒体や生フン。

パルプ、含水土砂等の塑性体を低所から高所に。

あるいは高所から低所に搬送するためのコンベア装置に
関する。

従来の技術 粉粒体や塑性体を鉛直方向に搬送する装置としテ従来、
バケットコンベア（エレベータ）がある。

また、斜め方向に搬送する装置としてはベルトコンベア
がある。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、バケットコンベアの場合はバケットやチ
ェ２などの運動部分の重量が大きく、これに伴って消費
動力も大きくなり、ひいては運転費用がかさむという問
題があった。また、これら運動部分は金属製が一般であ
るので、著しい騒音を発生していた。さらに、バケット
通過用スペースが必要（戻り側にも必要）であり、特に
上端部および下端部の反転部分では仕較的大きな曲り半
径となるので、装置の占めるスペースが大きいという問
題があった。

一方、ベルトコンベアの場合はバケットコンベアに比べ
装置の構成が簡単で消費動力°が小さく。

騒音を発生しないという利点がある。また、高速運転が
可能で作業効率が高く、スペースもとらないという利点
もある。しかしながら、搬送可能な勾配がせいぜい２０
度程度であり、適用範囲が狭いという問題があった。

本発明はこのような問題を解決し、ベルトコンベアの特
徴を活かしつつ鉛直方向あるいは急角度における搬送を
可能にするコンベア装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため１本発明のベルトコンベア装
置は、上端部が固定上部ベースに支承され、下端部が昇
降自在の下部ベースに支承された無端状コンベアベルト
およびバケット付無端状コンベアベルトを、鉛直方向あ
るいは斜め方向に沿わせてかつバケットを挾んで対向接
触しつつ等速度走行可能に設け、両コンベアベルトの途
中適所にたぐらし部分を形成し、このたぐらし部分を支
承する支承位置変更自在のテンションプーリを設け、こ
のテンションプーリの支承位置変更に対応して前記下部
ベースを昇降させる昇降装置を設ける構成とした。

作用 すなわち、本コンベア装置は粉粒体や塑性体を無端状コ
ンベアベルトとバケット付無端状コンベアベルトに挾ん
で搬送する。したがって、その設置方向としては鉛直方
向、斜め方向を問わない。

そして、単に急角度で搬送できるというだけではなく、
下部ベースを昇降させて搬入位置を自由に設定すること
ができる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜第４図において、（１）は地中に掘られつつあ
る亡人、（２）は亡人（１）内に設置された本発明に係
るコンベア装置で、本実施例においては亡人（１）内の
掘削土砂を地上に搬送するのに用いられる。

本コンベア装置（２）は次のような構成をしている。

（３）は亡人（１）の開口部に固定して設けられた上部
ベース、（４）は亡人（１）の底部に位置して設けられ
た下部ベースで、上部ベース（３）と下部ベース（４月
よ、シリンダー装置（５）と複数個の継ぎ足し用フレー
ム（６）によって接続されている。（７）は上部ベース
（３）から垂下して設けられた左右一対のテンションプ
ーリ内蔵フレームで、継ぎ足し用フレーム（６）の両側
に位置して上部ベース（３）にボルト止めされている。

そして、これら上下部ベース（３）　（４３と各フレー
ム（６）（７）の間を縫って無端状コンベアベルト（８
）とバケット付無端状コンベアベルト（９）が鉛直方向
に沿わせてかつバケットＱｌを挾んで対向接触しつつ等
速度走行可能に設けられている。バケット付無端状コン
ベアベルト（９）のバケットＯＱは、第４図に特に明ら
かなように、ベルト幅方向に沿う仕切板（１０λ）を所
定間隔おきに全周に亘って設け、各仕切板（ＩＯＡ）の
両側部間を伸縮自在の波状ゴム板（１０Ｂ　）によって
囲うことによって構成されており、無端状コンベアベル
ト（８）はこのバケット（ＩＱの上面を覆って搬送物の
落下防止用カバーベルトとしての働きをなす。

下部ベース（４〕内には次のものが設けられている。

すなわち、下部ベース（４月よ土砂取入部（２）を形成
するため全体がＬ字型に構成され、その先端部と折れ曲
り部と上端部にそれぞれ円筒型プーリ□σ４（へ）が設
けられるとともに、折れ曲り部にはさらに大型の円筒型
プーリσ・が設けられている。そして、無端状コンベア
ベルト（８）がプーリ（７）０１間に掛は渡され、バケ
ット付無端状コンベアベルト（９）がブー９０３１◆間
に掛は渡されている。Ｑη（ト）は両無端状コンベアベ
ルト（８）　（９）を支持すべく適当数設けられた平型
ローラ、　（１１は取入土砂の余剰分を後方に移すべ（
設けられたスクレーパである。

継ぎ足し用フレーム（６）内には平型ローラαカ（ト）
が相対向して設けられており、このローラＱη（ト）間
に両無端状コンベアベルトｉ８）　＋９３の往路あるい
は復路側が通されている。この継ぎ足し用フレーム（６
）は第２図に明らかなように１前後２つ割（６Ａ）（６
Ｂ）に構成され、双方の結合と下部ベース（４）との接
続はボルト止めによって行われている。そして、上部ベ
ース（３）へ前後２本のシリンダ装置（５）によって接
続されている。したがって、継ぎ足し用フレーム（６）
および下部ベース（４）は、上部ベース（３）に吊り下
げられた状態にあり、シリンダ装置（５）の伸縮によっ
て昇降する。

ｅυは最上段の継ぎ足し用フレーム（６）の上に立設さ
れｔこ内筒（フレーム）、翰は上部ベース（３）から垂
下して設けられ、前記内筒ｅυに外嵌する外筒（フレー
ム）で、外筒■に対して円筒（ハ）がスライドすること
により、前記継ぎ足し用フレーム（６）および下部ベー
ス（４）の昇降動がスムーズに案内される。円筒３〃内
ｌこは継ぎ足し用フレーム（６）と同様に平型ローラａ
η（ト）が相対向して設けられており、これらローラ０
η（ト）間に無端状コンベアベルト＋８１　ｆ９１の往
路あるいは復路側が通されている。

上部ベース（３）内には次のものが設けられている。

すなわち、上部ベース（３）には土砂排出部（７）を形
成するため、一端に第１駆動プーリ（至）が、この第１
駆動プーリに）よりやや他端側に後退した位置に第２駆
動プーリ翰が設けられ、バケット付無端状コンベアベル
ト（９）が第１駆動プーリ（至）に、無端状コンベアベ
ルト（８）が第２駆動プーリ匈に巻回されている。そし
て適所に複数個の円筒型プーリ（ハ）（２）（７）６υ
（至）が配設され、それらに両無端状コンベアベルト１
８）　１９）が掛は渡されている。）（２）鏝は第１．
第２駆動プーリ（ホ）翰に連動連結された駆動装置であ
る。

両テンションプーリ内蔵フレーム（７）には、それぞれ
無端状コンベアベルトｔ８）　１ｔｌ）に形成したたぐ
らし部分が巻回さｎるテンションプーリ（至）が軸受金
具＠を介して設けられており、軸受金具（ロ）はテンシ
ョン受は金具−にねじ棒（２）を介して連結されている
。テンション受は金具（至）は、フレーム（７）に上下
方向等間隔置きに設けたビン穴（至）にピン（２）によ
って固定される構成とされており、ピン０ηを挿抜する
ことによって位置変更可能である。すなわち、チンジョ
ンプーリ（至）はテンション受は金具（至）の位置変更
によってその支承位置を自在に変更可能である。これら
テンションプーリ（至）と、軸受金具（ロ）と、ねじ棒
に）と、テンション受は金具（至）と、ビン曲等によっ
て両無端状コンベアベルト＋８）　（９３にテンション
をかけるテンション装置（６）が構成される。

なお、軸受金具（ロ）やテンション受は金具（至）は、
フレーム（７）内に上下方向にスライド移動できるよう
に組込んで設けられ、当該装置規模に応じてテンション
受は金具（２）に代えてカウンタウェイトが用いられる
こともある。

上記構成においては無端状コンベアベルト＋８１　＋９
３を鉛直方向に沿わせる構成のものを例に挙げたが、斜
め方向に沿わせる構成であってもよい。

このような構成で、今第１１第２駆動プーリ（ホ）＠を
矢印方向に双方等速度で回転させ１両無端状コンベアベ
ルト＋８１１９）を等速度走行させる。そして、土砂を
下部ベース（４）の取入部（ロ）に投入すると、該土砂
はバケット付無端状コンベアベルト（３）によって当初
水平に搬送され１円筒型ブーり叫の部分からバケットα
Ｇにより上方に搬送されることになる。

土砂が上部ベース（３）に達すると、土砂排出部（ハ）
においてバケット付無端状コンベアベルト（９）によっ
テ水平搬送され、コンベアベルト折り返し地点で投下さ
れる。したがって、順次、下部ベース（４］の土砂取入
部（２）に土砂を投入すれば、当該土砂は連続的に垂直
搬送されることになる。

第５図〜第８図に基づいて下部ベース（４）の高さを変
更する場合について説明する。すなわち、亡人（１）を
順次掘り下げればそれに伴なって、本装置（２）の土砂
取入部（６）も下げてやる必要がある。そこで、このよ
うな場合は次のように行う。

第５図に示すように、先ず、テンション受は金具（至）
からビンＧ１１ｌを抜き、軸受金具（２）およびテンシ
ョン受は金具（至）がフレーム（７）に沿ってスライド
移動できるようにする。

第６図に示すように、その後シリンダ装置（５）を伸展
させ、下部ベース（４）と継ぎ足し用フレーム（６）を
降下させる。

第７図に示すように、次に、下部ベース（４）と最下段
の継ぎ足し用フレーム（６）との連結ボルトを取外した
後、シリンダー装置（５）を収縮させる。これにより、
最下段の継ぎ足し用フレーム（６）と下部ベース（４］
との間に、別個継ぎ足し用フレーム（６）を挿入するた
めのスペースが形成されることになる。

第８図に示すよう憂ζ１次に、そのスペースに別個継ぎ
足し用フレーム（６）を挿入固定し、内部に平型ローラ
αη（ト）を配設（第８図には現われず）する。

そして、テンション受は金具（至）にピン−を挿入し。

フレーム（７）のピン六鉛に固定する。テンションの微
調整はねじ棒（２）を調整して軸受金具（ロ）とテンシ
ョン受は金具ｃ１１５ｅ接近離間させることによって行
う。これにより、継ぎ足し用フレーム（６）の継ぎ足し
が完了する。

発明の効果 以上本発明によれば、構成が簡単で消費動力が小さい、
騒音を発生しない、高速運転が可能で作業効率が高い、
スペースをとらない等、ベルトコンベアの利点を活かし
つつ鉛直方向あるいは急角度における搬送を行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本コンベア装
置の外観側面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第８
図は同装置のプーリ、ローラ、コンベアベルト等の配置
関係を主体にみた内観側面図。 第４図は要部斜視図、第５図〜第８図はそれぞれ作用を
説明するための概略側面図である。 （２）−・・コンベア装置、（３）　・・・上部ベース
ｓ　ｔ４）　”・下部ベース、（５）・・・シリンダー
装置、（８）・・・無端状コンベアベルト、（０）・・
・バケット付無端状コンベアベルト。 （至）・・・テンションプーリ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、上端部が固定上部ベースに支承され、下端部が昇降
   自在の下部ベースに支承された無端状コンベアベルトお
   よびバケット付無端状コンベアベルトを、鉛直方向ある
   いは斜め方向に沿わせてかつバケットを挾んで対向接触
   しつつ等速度走行可能に設け、両コンベアベルトの途中
   箇所にたぐらし部分を形成し、このたぐらし部分を支承
   する支承位置変更自在のテンションプーリを設け、この
   テンションプーリの支承位置変更に対応して前記下部ベ
   ースを昇降させる昇降装置を設けたことを特徴とするコ
   ンベア装置。