JPS61237789A - 改装窓枠 - Google Patents

改装窓枠

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JPS61237789A
JPS61237789A JP7883985A JP7883985A JPS61237789A JP S61237789 A JPS61237789 A JP S61237789A JP 7883985 A JP7883985 A JP 7883985A JP 7883985 A JP7883985 A JP 7883985A JP S61237789 A JPS61237789 A JP S61237789A
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JP
Japan
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window frame
frame
old
metal body
corrosion
Prior art date
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Pending
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JP7883985A
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English (en)
Inventor
勇 細井
一男 中野
明夫 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINKO ARUFURETSUSHIYU KK
Original Assignee
SHINKO ARUFURETSUSHIYU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、改装窓枠に係り、より具体的には建造物躯体
より除去されることなく残存された旧窓枠に新窓枠が嵌
入れられ、新旧両窓枠が相互に連結されてなる改装窓枠
に関する。
(従来の技術) 建造物に残存された旧窓枠に新窓枠が嵌入れられ新旧両
窓枠が相互に連結されてなる改装窓枠は例えば特公昭5
9−3623号公報等で提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前述刊行物等における従来技術による改装窓枠は、所謂
ハツリ作業が不要で、工期の短縮が図れ、しかも、工事
中、建造物を利用できる等の利点があることから、当該
技術分野において脚光をあびている。
しかしながら、斯る優位性がある改装窓枠にあっては次
のような点を考慮しなければならない。
第1に旧窓枠に新窓枠を嵌め入れて施工するものである
から、旧窓枠の外表面、新窓枠の表面等については充分
な防錆処理を施こすことができるけれども、旧窓枠と建
造物lIi体との接する面には防錆処理ができず、これ
は、外部から確認することができず、万−前記接する面
において旧窓枠が防錆したり、錆が進行すると外観は新
装窓枠と同じであっても内部欠陥を有する窓枠となる点
てある。
この点につき、従来技術にあっては建造物11体がコン
クリートであると、これはPH12程度の極めて゛強い
アルカリ性であることから、このコンクリートで覆われ
た鉄筋は腐食しないという鉄筋コンクリート構造物の成
立要件から、重窓枠とコンクリートとの接触面は腐食し
ないと考えられ、従って、該接触面についての防食対策
は考慮してないものであった。
しかしながら、建築後の年月の経過に伴い、コンクリー
トは空気中の炭酸ガスと反応して表面から徐々に中性化
が進行する。
又、コンクリートの目地や亀裂等から雨水や腐食に影響
を与える有害物質を含んだ大気の侵入によって鉄の表面
に生成された不働態皮膜が局部的に破壊され、コンクリ
ートの持つ防錆力は次第に弱まってくる。
コンクリートの中性化は、通常コンクリートの表面から
次第に内部に向かって進行し、亀裂があるとそれを通し
て深部にまで達することになる。
従って、その進行速度は亀裂の有無の他、セメントの使
用量、水セメント比などによっても左右されるため、−
概に決めることは出来ない。このように中性化したコン
クリートは、電解質(各種イオンを含んだ溶液や土壌等
で電気伝導性を持つ物質)であり、電解質中での金属の
腐食反応は電気化学反応によって進行する。
斯る現象が改装窓枠において、旧スチール枠がコンクリ
ート躯体に接する面に生じると、この部分は外部から観
察できないことから、結局は、改装窓枠の耐用年数が短
くなるばかりでなく、重大な事故を招くおそれがある。
また、重窓枠の新窓枠に面する側においても、防錆が充
分でないと、問題があり、このため防錆塗料を施すだけ
では充分でない。
本発明は、改装窓枠において、重窓枠が建造物躯体と接
する面には、外表面と異なり塗装等による防錆処理が困
難である点に鑑み、流電陽極形の電気防食を施こすこと
によって、改装窓枠であっても耐用年数が充分に確保さ
れ、しかも、重大な不測事故の発生を阻止したことを目
的とするものであり、更に、重窓枠の新窓枠と面する側
にも、防錆塗料による防錆ではなく導電性カバーを施す
ことにより、重窓枠の内外両面を流電陽極形の電気防食
を施すようにしたことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明が前述の目的を達成するために講じた技術的手段
の特徴とするところは建造物に残存された重窓枠に新窓
廊が嵌入れられ新旧両窓枠が相互に連結されてなる改装
窓枠において、重窓枠1を貫通して建造物!m体2に犠
牲陽極となる金属体12が埋設されており、この金属体
12と重窓枠1の1一体2に接する面側との間に流電陽
極形の電気防食手段が構成され、更に、前記重窓枠1の
新窓枠3に面する側には導電性カバー11で覆設されて
いる点にある。
(作 用) 重窓枠1を貫通して電解質である躯体2に埋設された重
窓枠1よりも、イオン化傾向の大きなすなわち平衡電位
の低い、例えば亜鉛、アルミニウム、マグネシウム等の
犠牲陽極となる金属体12と重窓枠1との間に電気防食
手段つまり、異種金属電池が構成され、防食電流を供給
して躯体2に接する面の重窓枠1の防食がなされる。
この場合、平衡電位の低い金属体12は犠牲となって電
解質中に溶けだして消耗される。
また、重窓枠1の新窓枠3と面する側においても導電性
カバー11によ1異種金属電池が構成され、重窓枠1を
防食する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述する。
第3図は改装された窓枠を示しており、スチール製の重
窓枠1は建造物であるコンクリート製の躯体2に残存さ
れている。
重窓枠1にはアルミニウム製の新窓枠3が嵌め入れられ
、上枠部分と側枠部分はアンカ4を介して、下枠部分は
支持金物5とビス6を介して連結されている。
すなわち、旧窓枠1と新窓枠3は相互に連結されて改装
窓枠とされ、室外側には上枠部分と側枠部分にあっては
外側添枠7が枠長手方向に沿って固着され、下枠部分に
あっては雨除板8が枠長手方向に沿って固着されている
更に、室内側には上梓部分と側枠部分にあっては内側添
枠9が枠長手方向に沿って固着され、下枠部分にあって
は額縁10が枠長手方向に沿って固着されている。
なお、本例では旧窓枠1の上枠部分IAおよび側枠部分
IBおよび下枠部分ICのそれぞれ新窓枠3の対応する
部分3A、 3B、 3Cと面する側には亜鉛プレート
等による導電性カバー11が導電性接着剤11Aを介し
て覆設されている。
そして、上枠部分と側枠部分にあっては前記導電性カバ
ー11又はこれとは別にビス、溶接等で固着された図外
の金属板にアンカ4を介して新窓枠3が固着され、下枠
部分にあっては導電性カバー11又はこれとは別の金属
板乃至面下枠自体に支持金物5をビス止め又は溶接等で
取付け、この支持金物5で新下枠部分3Cを下方より支
持してビス6を介して連結されている。
この場合、導電性カバー11は枠長手方向に全長にわた
るものでも枠長手方向に間隔を有するものでもよくこの
後者のときは金属板および支持金物5はカバー11の間
で枠長手方向に間隔を有して複数個設けられる。
但し、この相互連結手段は一例であってその他溶接、ネ
ジ止め等による手段であってもよい。
第1図、第2図を併せて参照すれば、追上枠部分IAお
よび側枠部分1Bのそれぞれには、これを貫通して犠牲
陽極となる金属体12が躯体2に埋設されている。
すなわち、追上枠部分IAおよび側枠部分IBはいずれ
もスチール製であることからこれよりもイオン化傾向の
大きな、換言すると平衡電位の低い例えば亜鉛、アルミ
ニウム、マグネシウム等の金属体12が躯体2に埋設さ
れている。
この場合、熔解時の腐食生成物の量が少なく加工性にも
優れた亜鉛よりなる金属体12が最も有利であり、該金
属体12に鍔13を形成しておき、この鍔13を追上枠
部分IA、石側枠部分IBの内周面に導電性接着剤11
Aを介して固着された導電性カバー11に接触させ、導
電性接着剤14を介して躯体2に埋設されている。
なお、この施工は旧窓枠と躯体2にまで侵入する孔15
をドリル等で穿設してから、金属体12を該孔15に挿
嵌固着するのである。
しかして、その金属体12は枠中方向に図示の如く中方
向中央に1本埋設しても枠中方向に第3図で下枠部分I
Cにおいて図示するように複数本埋設してもよく、更に
、枠長手方向に間隔をおいて複数本埋設してもよく、又
、金属体12はその形状は中実丸棒、中実角棒等任意で
ある。
また、導電性接着剤14は孔15に先に塗布しても、金
属体12の軸部に塗布しておいても、又、双方に塗布し
たものでもよい。更に孔15はスリットであってもよい
第4図から第6図は本発明の他の実施例であり、これら
各図はいずれも上枠部分について図示しているけれども
側枠部分、下枠部分にも通用できる。
まず、第4図は、前記の第1・2図の例では導電性カバ
ー11が所謂橋形であったのを平板プレート形状となし
、旧上枠IAの室内外の部分にブロック形状又はアング
ル形状の導電体(犠牲陽極)16A。
16Bを導電性接着剤を介して固着したものである。
次に、第5図の例は、躯体2にスチール製のアンカーネ
ジ筒17を埋設し、このネジ筒17にネジ部1日を有す
るボルト形の金属体12をネジ込んだものである。
更に、第6図に示す例は、金属体12として筒部12A
と鍔13を有する形状のものを用い、スチール製のアン
カーネジ筒17にスチール製ボルト19をネジ込んで該
金属体12を躯体2内に埋設した状態で取付けたもので
ある。
以上の各実施例のいずれの場合においても、躯体2が電
解質となり、金属体12が犠牲陽極となり、旧窓枠1が
陰極となり、ここに異種金属電池を構成することになり
、金属体12と1口体2に接する面の旧窓枠1との間に
流電陽極形の電気防食手段が構成され、防食電流を供給
することとなり、平衡電位の低い金属体12が電解質中
に溶けだして消耗されることになる。
更に、重窓枠1の新窓枠3に面する側に、導電性カバー
11が設けられているから、カバー11と重窓枠1との
間にも流電陽極形の電気防食手段が構成され、防食電流
を供給することとなり、平衡電位の低いカバー11が電
解中に熔けだして消耗されることになる。
なお、カバー11にアンカ4を連結したときは、前記消
耗は望しくないけれども、カバー11とは別に新らたな
金属板(スチール)を重窓枠1に固着しておきこれにア
ンカ4を連結しているときは問題はない。
また、カバー11として電解質を介することなく亜鉛を
用いて重窓枠1に覆設したときも差程問題とならない。
その他、第3図において、20は障子を示している。ま
た、本例では窓枠は四角枠であるけれども、円形枠等で
あっても同様に通用できる。また、雨除板8の表面には
塗装による防錆がされるのは従来同様である。
(発明の効果) 本発明によれば、改装窓枠において躯体2に接する面の
重窓枠1はこれが流電陽極形の電気防食手段で腐食が阻
止されているので、この重窓枠1に連結される新窓枠3
の耐用年数は大幅に向上できる。
すなわち、躯体2に埋設された金属体12は重窓枠1よ
りも活性な金属つまりイオン化傾向が大きな金属であり
これを電気的に接続してひとつの腐食電池を構成し、金
属体12が腐食するときに発生する電流を防食電流とし
て利用しているのであることから、金属体12はアノー
ドとなって電解質中に溶は出す酸化反応がこのとき対象
となる重窓枠1側はカソードとなって電解質を通じて電
流が流れ、表面では環元反応が行われて重窓枠1の躯体
2に接する面は防食されるのである。
従って、躯体2に接する面は外部から観察できないとし
ても、内部欠陥のない改装窓枠を提供できるのである。
また、電気防食手段として外部電源方式、つまり、整流
器やバッテリー等の直流電流を供給するものを採用する
こともできるが、流電陽極形を採用していることから、
施工が容易であり維持管理の必要もないのである。
更に、塗装のような物理的に金属と腐食環境とを遮断る
防食では塗膜の欠陥部に対して全く防錆能力はなく、従
って、腐食はその部分に集中して起きるため、場合によ
っては塗装のないときよりも激しく腐食することもある
が、本発明では電気防食によるので不働態皮膜の破壊さ
れた部分や防錆塗装の欠陥部に選択的に防食電流が流入
し、ここに、改装窓枠として内部欠陥のないものを提供
できる。
更に、重窓枠1の新窓枠3に面する側には導電性カバー
11が覆設されていることから、重窓枠1はその内外周
面の両面がいずれも防食電流によって腐食が阻止され、
ここに、健全で耐久性に富んだ改装窓枠にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は上枠部分の断面
図、第2図は側枠部分の断面図、第3図は一部を省略し
た縦断面図、第4図から第61!lはいずれも上枠部分
における他の実施例を示す断面図である。 1−・重窓枠、2−]■体、3−新窓枠、4−・・アン
カ、11・・・導電性カバー、12・−金属体(犠牲陽
極)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、建造物に残存された旧窓枠に新窓枠が嵌入れられ新
    旧両窓枠が相互に連結されてなる改装窓枠において、 旧窓枠1を貫通して建造物躯体2に犠牲陽極となる金属
    体12が埋設されており、この金属体12と旧窓枠1の
    躯体2に接する面側との間に流電陽極形の電気防食手段
    が構成され、更に、前記旧窓枠1の新窓枠3に面する側
    には導電性カバー11で覆設されていることを特徴とす
    る改装窓枠。
JP7883985A 1985-04-13 1985-04-13 改装窓枠 Pending JPS61237789A (ja)

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JP7883985A JPS61237789A (ja) 1985-04-13 1985-04-13 改装窓枠

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JP7883985A JPS61237789A (ja) 1985-04-13 1985-04-13 改装窓枠

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JPS61237789A true JPS61237789A (ja) 1986-10-23

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ID=13672994

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JP7883985A Pending JPS61237789A (ja) 1985-04-13 1985-04-13 改装窓枠

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177380A (ja) * 1983-03-28 1984-10-08 Nippon Steel Corp 防食性のすぐれた地下スペ−ス外壁構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177380A (ja) * 1983-03-28 1984-10-08 Nippon Steel Corp 防食性のすぐれた地下スペ−ス外壁構造

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