JPS61237474A - 電界効果トランジスタ - Google Patents
電界効果トランジスタInfo
- Publication number
- JPS61237474A JPS61237474A JP8045985A JP8045985A JPS61237474A JP S61237474 A JPS61237474 A JP S61237474A JP 8045985 A JP8045985 A JP 8045985A JP 8045985 A JP8045985 A JP 8045985A JP S61237474 A JPS61237474 A JP S61237474A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gallium
- semiconductor layer
- arsenic
- effect transistor
- field effect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明はゲート電極より不純物無添加のアルミニウムー
ガリウム−砒素混晶半導体層を介して印加される電界に
よって、ガリウム−砒素半導体層中の2次元電子数を制
御することにより、ソース電極とドレイン電極間のコン
ダクタンスを制御する電界効果トランジスタに関する。
ガリウム−砒素混晶半導体層を介して印加される電界に
よって、ガリウム−砒素半導体層中の2次元電子数を制
御することにより、ソース電極とドレイン電極間のコン
ダクタンスを制御する電界効果トランジスタに関する。
(従来技術とその問題点)
従来より不純物無添加のガリウム−砒素半導体層上に不
純物無添加のアルミニウム・ガリウム−砒素混晶半導体
層を設けてなることを特徴とする電界効果トランジスタ
が提案されている。
純物無添加のアルミニウム・ガリウム−砒素混晶半導体
層を設けてなることを特徴とする電界効果トランジスタ
が提案されている。
(荒井、水容、柳川、昭和60年度電子通信学会総合全
国大会講演論文集分冊2.5頁および小倉、他、電子通
信学会技術研究報告第84巻77号81頁(1984年
))これらの電界効果トランジスタではガリウム−砒素
半導体層とアルミニウム・ガリウム・砒素混晶半導体層
の電子親和力の違いたより、ガリウム−砒素半導体層内
に高移動度の2次元電子が形成され、この2次元電子を
チャネルとして用いることにより優れた動作特性を実現
することができる。さらに、これらの電界効果トランジ
スタでは、三村によって考案された同様に2次元電子を
チャネルとして用いる電界効果トランジスタ(特許公報
昭59−53714)と異なり、アルミニウム−ガリウ
ム・砒素混晶半導体に不純物が添加されていないために
、しきい値電圧の温度安定性、光照射に対する安定性に
優れている。しかしながら、不純物無添加のガリウム−
砒素半導体層上に不純物無添加のアルミニウム−ガリウ
ム−砒素混晶半導体層を設けてなることを特徴とする電
界効果トランジスタではそのしきい値電圧がゲート電極
にn中型ガリウム・砒素層を用いた場合、約85mV、
タングステンシリサイドを用いた場合的1.5V であ
り、これらの電界効果トランジスタはノーマリ−オフ型
である。電界効果トランジスタを用いて集積回路を構成
するにはノーマリオフ型だけではその回路構成が制限さ
れ、ノーマリ−オン型の電界効果トランジスタを実現す
ることが論理遅延時間、耐雑音性を向上させる際に重要
となっている。しかしながら、従来の構造シζよるガリ
ウム−砒素半導体層上に不純物無添加のアルミニウム・
ガリウム−砒素混晶半導体層を設けてなることを特徴と
する電界効果トランジスタにおいてはノーマリオン型の
トランジスタを実現するととは困難であり、該電界効果
トランジスタを用いた集積回路では論理遅延時間、耐雑
音性などに問題があった。
国大会講演論文集分冊2.5頁および小倉、他、電子通
信学会技術研究報告第84巻77号81頁(1984年
))これらの電界効果トランジスタではガリウム−砒素
半導体層とアルミニウム・ガリウム・砒素混晶半導体層
の電子親和力の違いたより、ガリウム−砒素半導体層内
に高移動度の2次元電子が形成され、この2次元電子を
チャネルとして用いることにより優れた動作特性を実現
することができる。さらに、これらの電界効果トランジ
スタでは、三村によって考案された同様に2次元電子を
チャネルとして用いる電界効果トランジスタ(特許公報
昭59−53714)と異なり、アルミニウム−ガリウ
ム・砒素混晶半導体に不純物が添加されていないために
、しきい値電圧の温度安定性、光照射に対する安定性に
優れている。しかしながら、不純物無添加のガリウム−
砒素半導体層上に不純物無添加のアルミニウム−ガリウ
ム−砒素混晶半導体層を設けてなることを特徴とする電
界効果トランジスタではそのしきい値電圧がゲート電極
にn中型ガリウム・砒素層を用いた場合、約85mV、
タングステンシリサイドを用いた場合的1.5V であ
り、これらの電界効果トランジスタはノーマリ−オフ型
である。電界効果トランジスタを用いて集積回路を構成
するにはノーマリオフ型だけではその回路構成が制限さ
れ、ノーマリ−オン型の電界効果トランジスタを実現す
ることが論理遅延時間、耐雑音性を向上させる際に重要
となっている。しかしながら、従来の構造シζよるガリ
ウム−砒素半導体層上に不純物無添加のアルミニウム・
ガリウム−砒素混晶半導体層を設けてなることを特徴と
する電界効果トランジスタにおいてはノーマリオン型の
トランジスタを実現するととは困難であり、該電界効果
トランジスタを用いた集積回路では論理遅延時間、耐雑
音性などに問題があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は従来の構造における前述の問題点を解決するた
めにガリウム−砒素半導体層上に不純物無添加のアルミ
ニウムーガリウム−砒素混晶半導体層を設けてなること
を特徴とする電界効果トランジスタにおいて、ガリウム
−砒素半導体層内にp型不純物が添加された領域を設け
ることとしたものである。
めにガリウム−砒素半導体層上に不純物無添加のアルミ
ニウムーガリウム−砒素混晶半導体層を設けてなること
を特徴とする電界効果トランジスタにおいて、ガリウム
−砒素半導体層内にp型不純物が添加された領域を設け
ることとしたものである。
(作用)
ゲート電極として用いられる材料の仕事関数をl!fm
電子ボルト、ガリウム−砒素の仕事関数を/s電子ボル
トとし、2次元電子数が零となる条件より、ガリウム−
砒素半一導体層上に不純物無添加のアルミニウムー友、
す;クムー砒素混晶半導体層を設けてなることを特徴と
する電界効果トランジスタのしきい値電圧vthを求め
ると次式で表わされる。
電子ボルト、ガリウム−砒素の仕事関数を/s電子ボル
トとし、2次元電子数が零となる条件より、ガリウム−
砒素半一導体層上に不純物無添加のアルミニウムー友、
す;クムー砒素混晶半導体層を設けてなることを特徴と
する電界効果トランジスタのしきい値電圧vthを求め
ると次式で表わされる。
vth = *m−*s+△ (1)
ここでΔは表面準位などによる補正項である。
ここでΔは表面準位などによる補正項である。
ガリウム−砒素半導層が不純物無添加のとき、フェルミ
準位が禁制帯のほぼ中央にあることからガリウム・砒素
の仕事関数ltsは約48電子ボルトであるが、p型不
純物を添加すると、例えば不純物濃度が1018 at
r8のときガリウム・砒素半導体層の仕事関数itsは
約5.5電子ボルトとなり、しきい値電圧vthは約0
.7 ボルト小さくなる。ゲート電極としてn中型のガ
リウム−砒素半導体層を用い、動作層となるガリウム−
砒素半導体層が不純物無添加のとき、しきい値電圧Vt
hは約85mVであることから、動作層となるガリウム
−砒素半導体層に例えば1Q180−3程度のp型不純
物を添加することにより、しきい値電圧vthは−0,
6vよりも小さくなりノーマリオン型の電界効果トラン
ジスタとなることが理解される。
準位が禁制帯のほぼ中央にあることからガリウム・砒素
の仕事関数ltsは約48電子ボルトであるが、p型不
純物を添加すると、例えば不純物濃度が1018 at
r8のときガリウム・砒素半導体層の仕事関数itsは
約5.5電子ボルトとなり、しきい値電圧vthは約0
.7 ボルト小さくなる。ゲート電極としてn中型のガ
リウム−砒素半導体層を用い、動作層となるガリウム−
砒素半導体層が不純物無添加のとき、しきい値電圧Vt
hは約85mVであることから、動作層となるガリウム
−砒素半導体層に例えば1Q180−3程度のp型不純
物を添加することにより、しきい値電圧vthは−0,
6vよりも小さくなりノーマリオン型の電界効果トラン
ジスタとなることが理解される。
本発明による電界効果トランジスタにおいてガリウム−
砒素半導体層内に2次元電子が形成され、ソース電極と
ドレイン電極間にチャネルが形成されることはアルミニ
ラA・ガリウム−砒素混晶半導体層の電子親和力がガリ
ウム−砒素半導体層の電子親和力より小さいことから容
易に理解される。
砒素半導体層内に2次元電子が形成され、ソース電極と
ドレイン電極間にチャネルが形成されることはアルミニ
ラA・ガリウム−砒素混晶半導体層の電子親和力がガリ
ウム−砒素半導体層の電子親和力より小さいことから容
易に理解される。
その2次元電子数n5(cR−リ は、ゲート電極に印
加する電圧をVG、アルミニウムーガリウム−砒素混晶
半導体層の静電容量をC(F−cIIX”)として、n
s = C(VG−Vth )/ 1.6 x 10−
19 で与えられる。
加する電圧をVG、アルミニウムーガリウム−砒素混晶
半導体層の静電容量をC(F−cIIX”)として、n
s = C(VG−Vth )/ 1.6 x 10−
19 で与えられる。
これより、ゲート電極に印加する電圧VG )ζより、
ヂャネル内の2次元電子数ns を制御できることが
わかる。このようにして、2次元電子数を制御すること
ができることより、ゲート電圧によってソース電極とド
レイン電極間のコンダクタンスが制御される。
ヂャネル内の2次元電子数ns を制御できることが
わかる。このようにして、2次元電子数を制御すること
ができることより、ゲート電圧によってソース電極とド
レイン電極間のコンダクタンスが制御される。
(実施例)
第1図に本発明の実施例を表す要部切断側面図を示す。
本実施例を製造する工程の要点について説明する。まず
、基板l上に例えば分子線エピタキシャル成長法により
p型不純物として例えばベリリウムなどを例えば101
8 cvr8程度添加したガリウム−砒素半導体層2を
例えば0.4μm程度成長し、引き続き不純物無添加の
アルミニウム・ガリウムー砒素混晶半導体層3を例えば
40OA程度成長する。
、基板l上に例えば分子線エピタキシャル成長法により
p型不純物として例えばベリリウムなどを例えば101
8 cvr8程度添加したガリウム−砒素半導体層2を
例えば0.4μm程度成長し、引き続き不純物無添加の
アルミニウム・ガリウムー砒素混晶半導体層3を例えば
40OA程度成長する。
さらにその上にn型不純物としてシリコンなどを例えば
1019 cvr’−B程度添加したガリウム−砒素半
導体層あるいは蒸着法によるタングステン−シリサイド
などの金属あるいは金属化合物によりゲート電極4を形
成する。次にζ、金−ゲルマニウム−ニッケルなどより
成るオーム性電極を蒸着し、合金化によりソース電極5
、ドレイン電極6とする。
1019 cvr’−B程度添加したガリウム−砒素半
導体層あるいは蒸着法によるタングステン−シリサイド
などの金属あるいは金属化合物によりゲート電極4を形
成する。次にζ、金−ゲルマニウム−ニッケルなどより
成るオーム性電極を蒸着し、合金化によりソース電極5
、ドレイン電極6とする。
所要特性によっては、基板1とp型不純物を添加したガ
リウム−砒素半導体層2との間に不純物無添加のガリウ
ム−砒素層を例えば約0.5μmm程度設けること、あ
るいはp型不純物を添加したガリウム−砒素半導体層2
と不純物無添加のアルミニウムーガリウふ一砒素混晶半
導体層3との間に不純物無添加のガリウム−砒素半導体
層を例えば約200A程度設けることあるいはガリウム
−砒素中のp型不純物濃度を徐々に減少することなどの
改変も可能である。いずれKせよ、ソース電極5とドレ
イン電極60間のチャネルの内部に2次元電子7が形成
され、増幅作用を担う。
リウム−砒素半導体層2との間に不純物無添加のガリウ
ム−砒素層を例えば約0.5μmm程度設けること、あ
るいはp型不純物を添加したガリウム−砒素半導体層2
と不純物無添加のアルミニウムーガリウふ一砒素混晶半
導体層3との間に不純物無添加のガリウム−砒素半導体
層を例えば約200A程度設けることあるいはガリウム
−砒素中のp型不純物濃度を徐々に減少することなどの
改変も可能である。いずれKせよ、ソース電極5とドレ
イン電極60間のチャネルの内部に2次元電子7が形成
され、増幅作用を担う。
ここに例示した工程以外にも既存の技術を応用した種々
の改変が可能であることは云うまでもないO (発明の効果) 本発明により、ガリウム−砒素半導体層上に不純物無添
加のアルミニウムーガリウム−砒素混晶半導体を設けて
なることを特徴とする電界効果トランジスタにおいて、
従来の構造では困難であまたノーマリオン型を実現する
ことができ、集積回路などの電界効果トランジスタの応
用分野において低消費電力化、高集積化が可能となり、
本発明は、工業上多大な貢献をなすものである。
の改変が可能であることは云うまでもないO (発明の効果) 本発明により、ガリウム−砒素半導体層上に不純物無添
加のアルミニウムーガリウム−砒素混晶半導体を設けて
なることを特徴とする電界効果トランジスタにおいて、
従来の構造では困難であまたノーマリオン型を実現する
ことができ、集積回路などの電界効果トランジスタの応
用分野において低消費電力化、高集積化が可能となり、
本発明は、工業上多大な貢献をなすものである。
第1図は本発明の実施例で電界効果トランジスタの要部
切断側面図である。
切断側面図である。
Claims (1)
- (1)基板上に在つてガリウム−砒素半導体層上に不純
物無添加のアルミニウム−ガリウム−砒素混晶半導体層
を有し、該混晶半導体層上にゲート電極を設け、ゲート
電極の両側に対向してソース電極とドレイン電極を設け
、ソース電極とドレイン電極間のガリウム−砒素半導体
層内に形成される2次元電子をチャネル内に有する電界
効果トランジスタにおいて、ガリウム−砒素半導体層内
にp型の不純物が添加されている領域が設けてなること
を特徴とする電界効果トランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045985A JPS61237474A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 電界効果トランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8045985A JPS61237474A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 電界効果トランジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61237474A true JPS61237474A (ja) | 1986-10-22 |
JPH0260062B2 JPH0260062B2 (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=13718840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8045985A Granted JPS61237474A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 電界効果トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61237474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04233771A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-08-21 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP8045985A patent/JPS61237474A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04233771A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-08-21 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0260062B2 (ja) | 1990-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20070038128A (ko) | Cmosfet 구조 | |
US4605945A (en) | Semiconductor device | |
JPS5891682A (ja) | 半導体装置 | |
CA1130473A (en) | Mosfet substrate sensitivity control | |
JPS61237474A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
US5107314A (en) | Gallium antimonide field-effect transistor | |
JPH0582067B2 (ja) | ||
JPH0260061B2 (ja) | ||
JPH06318547A (ja) | 化合物半導体エピタキシャルウェハ | |
JPS61171170A (ja) | 半導体装置 | |
JPS61251079A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
JPH05136172A (ja) | GaAs電界効果トランジスタの製造方法 | |
JPS61161771A (ja) | シヨツトキ−ゲ−ト電界効果トランジスタ | |
JPS63177470A (ja) | 絶縁ゲ−ト電界効果トランジスタの製造方法 | |
JPS62283672A (ja) | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
JPS63147373A (ja) | 絶縁ゲ−ト型電界効果トランジスタ | |
JPH05102192A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JPS6123366A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JPH02170438A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JPS62272566A (ja) | 半導体装置 | |
JPS60225479A (ja) | 化合物半導体素子の製造方法 | |
JPS60140875A (ja) | 半導体装置 | |
JPS58180065A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JPS61184885A (ja) | 縦型電界効果トランジスタ | |
JPS60103678A (ja) | 半導体装置 |