JPS61236890A - 蛍光体およびその製造法 - Google Patents
蛍光体およびその製造法Info
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- JPS61236890A JPS61236890A JP7815385A JP7815385A JPS61236890A JP S61236890 A JPS61236890 A JP S61236890A JP 7815385 A JP7815385 A JP 7815385A JP 7815385 A JP7815385 A JP 7815385A JP S61236890 A JPS61236890 A JP S61236890A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は、蛍光体およびその製造法に関するものである
。さらに詳しくは1本発明は、二価のユーロピウムによ
り賦活されている複合ハロゲン化物蛍光体およびその製
造法に関するものである。
。さらに詳しくは1本発明は、二価のユーロピウムによ
り賦活されている複合ハロゲン化物蛍光体およびその製
造法に関するものである。
[発明の背景]
二価のユーロピウムで賦活したハロゲン化物系蛍光体の
一種として、従来より二価ユーロピウム賦活アルカリ土
類金属弗化ハロゲン化物蛍光体(M’FX:Eu”°、
ただしMlはBa、SrおよびCaからなる群より選ば
れる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、又は弗
素以外のハロゲンである)がよく知られている。たとえ
ば、特公昭51−28591号公報に開示されているよ
うに、この蛍光体はX線、電子線および紫外線などの放
射線で励起すると390nm付近に発光極大を有する近
紫外発光(瞬時発光)を示し、特にX線撮影などにおい
て用いられる放射線増感スクリーン用の蛍光体として素
剤であることが知られている。
一種として、従来より二価ユーロピウム賦活アルカリ土
類金属弗化ハロゲン化物蛍光体(M’FX:Eu”°、
ただしMlはBa、SrおよびCaからなる群より選ば
れる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、又は弗
素以外のハロゲンである)がよく知られている。たとえ
ば、特公昭51−28591号公報に開示されているよ
うに、この蛍光体はX線、電子線および紫外線などの放
射線で励起すると390nm付近に発光極大を有する近
紫外発光(瞬時発光)を示し、特にX線撮影などにおい
て用いられる放射線増感スクリーン用の蛍光体として素
剤であることが知られている。
さらに近年になって、上記二価ユーロピウム賦活アルカ
リ土類金属弗化ハロゲン化物蛍光体は、XM、電子線お
よび紫外線などの放射線を照射したのち、可視乃至赤外
領域の電磁波で励起すると近紫外発光を示すこと、すな
わち、該蛍光体は輝尽発光を示すことが見出されている
。このような理由により、たとえば特開昭55−121
43号公報に開示されているように、この蛍光体は、蛍
光体の輝尽性を利用する放射線像変換方法に用いられる
放射線像変換パネル用の蛍光体として非常に注目されて
いる。
リ土類金属弗化ハロゲン化物蛍光体は、XM、電子線お
よび紫外線などの放射線を照射したのち、可視乃至赤外
領域の電磁波で励起すると近紫外発光を示すこと、すな
わち、該蛍光体は輝尽発光を示すことが見出されている
。このような理由により、たとえば特開昭55−121
43号公報に開示されているように、この蛍光体は、蛍
光体の輝尽性を利用する放射線像変換方法に用いられる
放射線像変換パネル用の蛍光体として非常に注目されて
いる。
[発明の要旨]
本発明は新規な二価ユーロピウム賦活ハロゲン化物系蛍
光体、およびその製造法を提供することを目的とするも
のである。
光体、およびその製造法を提供することを目的とするも
のである。
すなわち、本発明の蛍光体は、組成式(I)二M”X
2 * aM’X’ : xEu”
(I)(ただし、M”はBa、SrおよびCaか
らなる群より選′ばれ、る少なくとも一種のアルカリ土
類金属であり:M1はLi、RhおよびCsからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属であり;X
およびX′はそれぞれCl、BrおよびIからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;そしてa
は0.1≦a≦20.0の範囲の数値であり、XはO<
X≦0.2の範囲の数値である) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体である。
2 * aM’X’ : xEu”
(I)(ただし、M”はBa、SrおよびCaか
らなる群より選′ばれ、る少なくとも一種のアルカリ土
類金属であり:M1はLi、RhおよびCsからなる群
より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属であり;X
およびX′はそれぞれCl、BrおよびIからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;そしてa
は0.1≦a≦20.0の範囲の数値であり、XはO<
X≦0.2の範囲の数値である) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体である。
また、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物
蛍光体の製造法は、化学量論的に組成式(■): M’X2 a aM’X’ : xEu
(II)(ただし MlはBa%Sr
およびCaからなる群より選ばれる少なくとも一種のア
ルカリ土類金属であり、 M IはLi、RhおよびC
sからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金
属であり:XおよびXoはそれぞれ0文、Brおよび工
からなる群より選ばれる少なくとも一種の/\ロゲンで
あり:そしてaは0.1≦a≦20.0の範囲の数値で
あり、XはO<x≦0.2の範囲の数値である) に対応する相対比となるように蛍光体原料混合物を調製
したのち、この混合物を弱還元性雰囲気中で400乃至
1300℃の範囲の温度で焼成することを特徴とする。
蛍光体の製造法は、化学量論的に組成式(■): M’X2 a aM’X’ : xEu
(II)(ただし MlはBa%Sr
およびCaからなる群より選ばれる少なくとも一種のア
ルカリ土類金属であり、 M IはLi、RhおよびC
sからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金
属であり:XおよびXoはそれぞれ0文、Brおよび工
からなる群より選ばれる少なくとも一種の/\ロゲンで
あり:そしてaは0.1≦a≦20.0の範囲の数値で
あり、XはO<x≦0.2の範囲の数値である) に対応する相対比となるように蛍光体原料混合物を調製
したのち、この混合物を弱還元性雰囲気中で400乃至
1300℃の範囲の温度で焼成することを特徴とする。
組成式CI)で表わされる本発明の二価ユーロピウム賦
活複合ハロゲン化物蛍光体は、Xta、紫外線、電子線
などの放射線を照射したのち、450〜900nmの波
長優城の電磁波で励起すると近紫外乃至青色領域に輝尽
発光を示す、また、組成式(I)で表わされる本発明の
二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体に、X線
、紫外線、電子線などの放射線を照射すると、近紫外乃
至青色領域に発光(瞬時発光)を示す。
活複合ハロゲン化物蛍光体は、Xta、紫外線、電子線
などの放射線を照射したのち、450〜900nmの波
長優城の電磁波で励起すると近紫外乃至青色領域に輝尽
発光を示す、また、組成式(I)で表わされる本発明の
二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体に、X線
、紫外線、電子線などの放射線を照射すると、近紫外乃
至青色領域に発光(瞬時発光)を示す。
[発明の構成]
本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体
は、たとえば、次に記載するような製造法により製造す
ることができる。
は、たとえば、次に記載するような製造法により製造す
ることができる。
まず、蛍光体原料として、
1 ) B a Cl 2、S rcl 2、CaCl
t、BaBr2.5rBr2、C’aBr2、BaI
2゜SrI2およびCaI 2からなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ土類金属ハロゲン化物、 2)LiCJl、RbCfL、CsCl,LiBr、R
bBr、CsBr、Li1.RbIおよびCsIからな
る群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属ハロゲ
ン化物、および 3)ハロゲン化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩などのユー
ロピウムの化合物からなる群より選ばれる少なくとも一
種の化合物、 を用意する。
t、BaBr2.5rBr2、C’aBr2、BaI
2゜SrI2およびCaI 2からなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ土類金属ハロゲン化物、 2)LiCJl、RbCfL、CsCl,LiBr、R
bBr、CsBr、Li1.RbIおよびCsIからな
る群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属ハロゲ
ン化物、および 3)ハロゲン化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩などのユー
ロピウムの化合物からなる群より選ばれる少なくとも一
種の化合物、 を用意する。
場合によっては、さらにハロゲン化アンモニウ■である
)などを7ラツクスとして使用してもよい。
)などを7ラツクスとして使用してもよい。
蛍光体の製造に際しては、上記l)のアルカリ土類金属
ハロゲン化物、2)のアルカリ金属ハロゲン化物および
3)のユーロピウム化合物を用いて、化学量論的に、組
成式(■): M’X、* aM’X’ : xEu (■)(
ただし、M”はBa、SrおよびCaからなる群より選
ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり:MI
はLi、RbおよびCsからなる群より選ばれる少なく
とも一種のアルカリ金属であり;XおよびXoはそれぞ
れCl、Erおよび工からなる群より選ばれる少なくと
も一種のハロゲンであり;そしてaは0.1≦a≦20
.0の範囲の数値であり、XはO<x≦0.2の範囲の
数値である) に対応する相対比となるように秤量混合して。
ハロゲン化物、2)のアルカリ金属ハロゲン化物および
3)のユーロピウム化合物を用いて、化学量論的に、組
成式(■): M’X、* aM’X’ : xEu (■)(
ただし、M”はBa、SrおよびCaからなる群より選
ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり:MI
はLi、RbおよびCsからなる群より選ばれる少なく
とも一種のアルカリ金属であり;XおよびXoはそれぞ
れCl、Erおよび工からなる群より選ばれる少なくと
も一種のハロゲンであり;そしてaは0.1≦a≦20
.0の範囲の数値であり、XはO<x≦0.2の範囲の
数値である) に対応する相対比となるように秤量混合して。
蛍光体原料の混合物を調製する。
本発明の蛍光体の製造法において、アルカリ土類金属ハ
ロゲン化物(M ” X 2 )とアルカリ金属ハロゲ
ン化物(MIX’)における又とXoは。
ロゲン化物(M ” X 2 )とアルカリ金属ハロゲ
ン化物(MIX’)における又とXoは。
互いに同一でもよいし、あるいは互いに異なっていても
よい、輝尽発光輝度並びに瞬時発光輝度の点から、ハロ
ゲンを表わすXはBrまたはC見であることが好iしい
、また、組成式(II)におけるM’X2とMIX”と
の割合を表わすa値は1.5≦a≦10.0の範囲にあ
るのが好ましく、この場合アルカリ金属を表わすM”は
Haであることが、ざらに輝尽発光輝度並びに瞬時発光
輝度の点から、組成式(II)におけるユーロピウムの
賦活量を表わすX値は10−’≦X≦10−2の範囲に
あるのが好ましい。
よい、輝尽発光輝度並びに瞬時発光輝度の点から、ハロ
ゲンを表わすXはBrまたはC見であることが好iしい
、また、組成式(II)におけるM’X2とMIX”と
の割合を表わすa値は1.5≦a≦10.0の範囲にあ
るのが好ましく、この場合アルカリ金属を表わすM”は
Haであることが、ざらに輝尽発光輝度並びに瞬時発光
輝度の点から、組成式(II)におけるユーロピウムの
賦活量を表わすX値は10−’≦X≦10−2の範囲に
あるのが好ましい。
蛍光体原料混合物の調製は、
i)上記1)、2)および3)の蛍光体原料を単に混合
することによって行なってもよく、あるいは、 ii)まず、上記l)および2)の蛍光体原料を混合し
、この混合物を100℃以上の温度で数時間加熱したの
ち、得られた熱処理物に上記3)の蛍光体原料を混合す
ることによって行なってもよいし、あるい哄、 1ii)まず、上記1)および2)の蛍光体原料を溶液
の状態で混合し、この溶液を加温下(好ましくは50〜
200℃)で、減圧乾燥、真空乾燥、噴霧乾燥などによ
り乾燥し、しかるのち得られた乾燥物に上記3)の蛍光
体原料を混合することによって行なってもよい。
することによって行なってもよく、あるいは、 ii)まず、上記l)および2)の蛍光体原料を混合し
、この混合物を100℃以上の温度で数時間加熱したの
ち、得られた熱処理物に上記3)の蛍光体原料を混合す
ることによって行なってもよいし、あるい哄、 1ii)まず、上記1)および2)の蛍光体原料を溶液
の状態で混合し、この溶液を加温下(好ましくは50〜
200℃)で、減圧乾燥、真空乾燥、噴霧乾燥などによ
り乾燥し、しかるのち得られた乾燥物に上記3)の蛍光
体原料を混合することによって行なってもよい。
なお、上記ii)の方法の変法として、上記1)、2)
および3)の蛍光体原料を混合し、得られた混合物に上
記熱処理を施す方法、また上記1ii)の方法の変法と
して、上記1)、2)および3)の蛍光体原料を溶液の
状態で混合し、この溶液を乾燥する方法を利用してもよ
い。
および3)の蛍光体原料を混合し、得られた混合物に上
記熱処理を施す方法、また上記1ii)の方法の変法と
して、上記1)、2)および3)の蛍光体原料を溶液の
状態で混合し、この溶液を乾燥する方法を利用してもよ
い。
上記i)、ii) 、および1ii)のいずれの方法に
おいても、混合には、各種ミキサー、V型ブレンダー、
ボールミル、ロッドミルなどの通常の混合機が用いられ
る。
おいても、混合には、各種ミキサー、V型ブレンダー、
ボールミル、ロッドミルなどの通常の混合機が用いられ
る。
次に、上記のようにして得られた蛍光体原料混合物を石
英ポート、アルミナルツボ、石英ルツボなどの耐熱性容
器に充填し、電気炉中で焼成を行なう、焼成温度は40
0〜1300℃の範囲が適当であり、好ましくは700
〜1ooo℃の範囲である。焼成時間は蛍光体原料混合
物の充填量および焼成温度などによっても異なるが、一
般には0.5〜6時間が適当である。焼成雰囲気として
は、少量の水素ガスを含有する窒素ガス雰囲気、あるい
は、−酸化炭素を含有する二酸化炭素雰囲気などの弱還
元性の雰囲気を利用する。一般に上記3)の蛍光体原料
として、ユーロピウムの価数が三価のユーロピウム化合
物が用いられるが、その場合に焼成過程において、上記
弱還元性の雰囲気によって三価のユーロピウムは二価の
ユーロピウムに還元される。
英ポート、アルミナルツボ、石英ルツボなどの耐熱性容
器に充填し、電気炉中で焼成を行なう、焼成温度は40
0〜1300℃の範囲が適当であり、好ましくは700
〜1ooo℃の範囲である。焼成時間は蛍光体原料混合
物の充填量および焼成温度などによっても異なるが、一
般には0.5〜6時間が適当である。焼成雰囲気として
は、少量の水素ガスを含有する窒素ガス雰囲気、あるい
は、−酸化炭素を含有する二酸化炭素雰囲気などの弱還
元性の雰囲気を利用する。一般に上記3)の蛍光体原料
として、ユーロピウムの価数が三価のユーロピウム化合
物が用いられるが、その場合に焼成過程において、上記
弱還元性の雰囲気によって三価のユーロピウムは二価の
ユーロピウムに還元される。
上記焼成によって粉末状の本発明の蛍光体が得られる。
なお、得られた粉末状の蛍光体については、必要に応じ
て、さらに、洗浄、乾燥、ふるい分けなどの蛍光体の製
造における各種の一般的な操作を行なってもよい。
て、さらに、洗浄、乾燥、ふるい分けなどの蛍光体の製
造における各種の一般的な操作を行なってもよい。
以上に説明した製造法によって製造される二価ユーロピ
ウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体は。
ウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体は。
組成式(I):
M”X2eaM’X″:xEu” (I)(ただし
1M[はBa、SrおよびCaからなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、 M Iは
Li、RhおよびC5からなる群より選ばれる少なくと
も一種のアルカリ金属であり:XおよびX″はそれぞれ
Cl,BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも
一種のハロゲンであり;そしてaは0.1≦a≦20.
0の範囲の数値であり、Xは0<X≦0.2の範囲の数
値である) で表わされるものである。
1M[はBa、SrおよびCaからなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、 M Iは
Li、RhおよびC5からなる群より選ばれる少なくと
も一種のアルカリ金属であり:XおよびX″はそれぞれ
Cl,BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも
一種のハロゲンであり;そしてaは0.1≦a≦20.
0の範囲の数値であり、Xは0<X≦0.2の範囲の数
値である) で表わされるものである。
本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体
はX線、紫外線、電子線などの放射線、を照射したのち
、450〜900 nmの可視乃至赤外領域の電磁波で
励起すると近紫外乃至青色領域に輝尽発光(発光のピー
ク波長:390〜420nm付近)を示す。
はX線、紫外線、電子線などの放射線、を照射したのち
、450〜900 nmの可視乃至赤外領域の電磁波で
励起すると近紫外乃至青色領域に輝尽発光(発光のピー
ク波長:390〜420nm付近)を示す。
第1図は2本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の輝尽励起スペクトルを例示すものであり、
第1図において、曲線lおよび曲線2はそれぞれB a
B r 2 * L i B r :0.001Eu
’!蛍光体およびB aB r 2 * CsB r:
o、001E u ”蛍光体の輝尽励起スペクトルであ
る。
化物蛍光体の輝尽励起スペクトルを例示すものであり、
第1図において、曲線lおよび曲線2はそれぞれB a
B r 2 * L i B r :0.001Eu
’!蛍光体およびB aB r 2 * CsB r:
o、001E u ”蛍光体の輝尽励起スペクトルであ
る。
第1図から、B a B r 2* L i B r
:0.001Eu2°蛍光体およびB an r 、
* CsB r:0.001Eu2°蛍光体に、放射線
照射後450〜900nmの波長領域の電磁波で励起す
ると輝尽発光を示し、特に500〜800nmの波長領
域の電磁波で励起するとき高輝度の輝尽発光を示すこと
が明らかである。
:0.001Eu2°蛍光体およびB an r 、
* CsB r:0.001Eu2°蛍光体に、放射線
照射後450〜900nmの波長領域の電磁波で励起す
ると輝尽発光を示し、特に500〜800nmの波長領
域の電磁波で励起するとき高輝度の輝尽発光を示すこと
が明らかである。
第2図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の輝尽発光スペクトルを例示すものであり、
第2図において1曲線lおよび曲線2はそれぞれB a
B r 2 * L i B r :0.001E
u ”蛍光体およびB aB r 2− CsB r:
0.001E u ”″蛍光体の輝尽発光スペクトルで
ある。
化物蛍光体の輝尽発光スペクトルを例示すものであり、
第2図において1曲線lおよび曲線2はそれぞれB a
B r 2 * L i B r :0.001E
u ”蛍光体およびB aB r 2− CsB r:
0.001E u ”″蛍光体の輝尽発光スペクトルで
ある。
第2図から、B a B r 2 a L i B r
: 0.001E u ”″蛍光体およびB aB
r 2* CsB r:0.ooIE u ”蛍光体は
近紫外乃至青色領域に輝尽発光を示し、その輝尽発光ス
ペクトルのピークはそれぞれ約405nmおよび約41
0nmであることがわかる。従って、この蛍光体を50
0〜800nmの波長領域の電磁波で励起した場合には
、輝尽発光と励起光とを分離することが容易であり、か
つその輝尽発光は高輝度となるものである。
: 0.001E u ”″蛍光体およびB aB
r 2* CsB r:0.ooIE u ”蛍光体は
近紫外乃至青色領域に輝尽発光を示し、その輝尽発光ス
ペクトルのピークはそれぞれ約405nmおよび約41
0nmであることがわかる。従って、この蛍光体を50
0〜800nmの波長領域の電磁波で励起した場合には
、輝尽発光と励起光とを分離することが容易であり、か
つその輝尽発光は高輝度となるものである。
以上、B aB r 2* L i B r:o、00
1E u”°蛍光体およびBaBr2*CsBr:0.
001Eu2°蛍光体の場合を例にとって1本発明の二
価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体の輝尽励起
スペクトルおよび輝尽発光スペクトルを説明したが、本
発明のその他の蛍光体についてもX線、紫外線、電子線
等の放射線を照射したのち450〜900nmの波長領
域の電磁波で励起すると、近紫外乃至青色領域に輝尽発
光(発光のピーク波長:390〜42Onm付近)を示
すことが確認されている。
1E u”°蛍光体およびBaBr2*CsBr:0.
001Eu2°蛍光体の場合を例にとって1本発明の二
価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体の輝尽励起
スペクトルおよび輝尽発光スペクトルを説明したが、本
発明のその他の蛍光体についてもX線、紫外線、電子線
等の放射線を照射したのち450〜900nmの波長領
域の電磁波で励起すると、近紫外乃至青色領域に輝尽発
光(発光のピーク波長:390〜42Onm付近)を示
すことが確認されている。
また、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物
蛍光体は、X線、紫外線、電子線などの放射線を照射す
ると近紫外乃至青色領域に発光(瞬時発光)を示す。
蛍光体は、X線、紫外線、電子線などの放射線を照射す
ると近紫外乃至青色領域に発光(瞬時発光)を示す。
第3図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍・光体の紫外線励起の場合の瞬時発光スペクトル
およびその励起スペクトルを例示するものであり、第3
図において曲線l、2,3および4はそれぞれ。
化物蛍・光体の紫外線励起の場合の瞬時発光スペクトル
およびその励起スペクトルを例示するものであり、第3
図において曲線l、2,3および4はそれぞれ。
曲線1:BaBr25LiBr:0.001Eu”蛍光
体の発光スペクトル 曲線2:BaBr2*CsBr:0.001Eu2°蛍
光体の発光スペクトル 曲線3:BaBr2*LiBr:0.001Eu”蛍光
体の励起スペクトル 曲線4:BaBr2 *CsBr:0.0OIEu”蛍
光体の励起スペクトル である、第3図から、BaBr2*LiBr:0.0O
IE u ”蛍光体およびBaBr、@csBr:0.
001E u ”°蛍光体は、紫外線励起下において近
紫外乃至青色領域に瞬時発光を示し、その発光スペクト
ルのビーク波長は上記輝尽発光時におけるビーク波長と
同様にそれぞれ約4’O5nmおよび約410nmにあ
ることがわかる。
体の発光スペクトル 曲線2:BaBr2*CsBr:0.001Eu2°蛍
光体の発光スペクトル 曲線3:BaBr2*LiBr:0.001Eu”蛍光
体の励起スペクトル 曲線4:BaBr2 *CsBr:0.0OIEu”蛍
光体の励起スペクトル である、第3図から、BaBr2*LiBr:0.0O
IE u ”蛍光体およびBaBr、@csBr:0.
001E u ”°蛍光体は、紫外線励起下において近
紫外乃至青色領域に瞬時発光を示し、その発光スペクト
ルのビーク波長は上記輝尽発光時におけるビーク波長と
同様にそれぞれ約4’O5nmおよび約410nmにあ
ることがわかる。
以上、B aB r 2* L i B r:0.oo
lE u”蛍光体およびB aB r 、 * CsB
r:o、001E u”″蛍光体の場合を例にとって
、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光
体の紫外線励起の場合の瞬時発光スペクトルおよびその
励起スペクトルを説明したが、本発明のその他の蛍光体
についても紫外線励起下において近紫外乃至青色領域に
瞬時発光(発光のピーク波長=390〜420nm付近
)を示すことが確認されている。
lE u”蛍光体およびB aB r 、 * CsB
r:o、001E u”″蛍光体の場合を例にとって
、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光
体の紫外線励起の場合の瞬時発光スペクトルおよびその
励起スペクトルを説明したが、本発明のその他の蛍光体
についても紫外線励起下において近紫外乃至青色領域に
瞬時発光(発光のピーク波長=390〜420nm付近
)を示すことが確認されている。
また、本発明の蛍光体のX線および電子線励起の場合の
瞬時発光スペクトルは、第3図に例示される紫外線励起
の場合の瞬時発光スペクトルとほぼ同様であることも確
認されている。さらに、第2図の曲線lおよび曲線2と
第3図の曲線1および曲線2との比較から明らかなよう
に、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体の輝尽発光スペクトルと瞬時発光スペクトルとはほ
ぼ同じである。
瞬時発光スペクトルは、第3図に例示される紫外線励起
の場合の瞬時発光スペクトルとほぼ同様であることも確
認されている。さらに、第2図の曲線lおよび曲線2と
第3図の曲線1および曲線2との比較から明らかなよう
に、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体の輝尽発光スペクトルと瞬時発光スペクトルとはほ
ぼ同じである。
第4図は、B aB r 2 * aL i B r:
0.001Eu’°蛍光体におけるa値と輝尽発光強度
[80KVpのX線を照射した後、He−Neレーザー
光(832,8*m)で励起した時の輝尽発光強度]と
の関係を示すグラフである。第4図から明らかなように
、a値が0.1≦a≦20.0の範囲にある本発明のB
aBr、@ aLiBr:0.001E u ”蛍光体
のうちでも、a値が1.5≦a≦10.0の範囲にある
蛍光体はより高輝度の輝尽発光を示す。
0.001Eu’°蛍光体におけるa値と輝尽発光強度
[80KVpのX線を照射した後、He−Neレーザー
光(832,8*m)で励起した時の輝尽発光強度]と
の関係を示すグラフである。第4図から明らかなように
、a値が0.1≦a≦20.0の範囲にある本発明のB
aBr、@ aLiBr:0.001E u ”蛍光体
のうちでも、a値が1.5≦a≦10.0の範囲にある
蛍光体はより高輝度の輝尽発光を示す。
また、B、aBr、e aLiBr:0.001Eu2
°蛍光体以外の本発明の蛍光体についても、a値と輝尽
発光強度および瞬時発光強度それぞれとの関係は第4図
と同じような傾向にあることが゛確認されている。
°蛍光体以外の本発明の蛍光体についても、a値と輝尽
発光強度および瞬時発光強度それぞれとの関係は第4図
と同じような傾向にあることが゛確認されている。
以上に説明した発光特性から、本発明の蛍光体は、特に
医療診断を目的とするX線撮影等の医療用放射線撮影お
よび物質の非破壊検査を目的とする工業用放射線撮影な
どにおいて使用される輝尽性蛍光体利用の放射線像変換
方法に用いられる放射線像変換パネル用の蛍光体として
、また同じく医療診断および物質の非破壊検査を目的と
する放射線写真法に用いられる放射線増感スクリーン用
の蛍光体として、特に有用である。
医療診断を目的とするX線撮影等の医療用放射線撮影お
よび物質の非破壊検査を目的とする工業用放射線撮影な
どにおいて使用される輝尽性蛍光体利用の放射線像変換
方法に用いられる放射線像変換パネル用の蛍光体として
、また同じく医療診断および物質の非破壊検査を目的と
する放射線写真法に用いられる放射線増感スクリーン用
の蛍光体として、特に有用である。
次に本発明の実施例を記載する。ただし、これらの各実
施例は本発明を限定するものではない。
施例は本発明を限定するものではない。
〔実施例1]
臭化バリウム(BaB r 2)297.15g、臭化
リチウム(LiBr)86.84g、および臭化ユーロ
ピウム(EuBrz)0.392gを秤it後、ボール
ミルで充分に混合、粉砕して蛍光体原料混合物を調製し
た。
リチウム(LiBr)86.84g、および臭化ユーロ
ピウム(EuBrz)0.392gを秤it後、ボール
ミルで充分に混合、粉砕して蛍光体原料混合物を調製し
た。
次に、得られた蛍光体原料混合物をアルミナルツボに充
填し、これを高温電気炉に入れて焼成を行なった。焼成
は、−酸化炭素を含む二酸化炭素雰囲気中にて850℃
の温度で2時間かけて行なった。焼成が完了したのち、
焼成物を炉外に取り出して冷却した。このようにして、
粉末状の二価ユーロピウム賦活臭化バリウムリチウム蛍
光体(B aB r 2 e L i B r:0.o
olE u”)を得た。
填し、これを高温電気炉に入れて焼成を行なった。焼成
は、−酸化炭素を含む二酸化炭素雰囲気中にて850℃
の温度で2時間かけて行なった。焼成が完了したのち、
焼成物を炉外に取り出して冷却した。このようにして、
粉末状の二価ユーロピウム賦活臭化バリウムリチウム蛍
光体(B aB r 2 e L i B r:0.o
olE u”)を得た。
[実施例21
実施例1において、臭化リチウムの代りに臭化セシウム
(CsBr) 212.90gを用いること以外は、実
施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、粉末状
の二価ユーロピウム賦活臭化バリウムセシウム蛍光体(
BaBr2・CsBr: 0.001 E u ”°)
を得た。
(CsBr) 212.90gを用いること以外は、実
施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、粉末状
の二価ユーロピウム賦活臭化バリウムセシウム蛍光体(
BaBr2・CsBr: 0.001 E u ”°)
を得た。
[実施例3]
実施例1において、臭化バリウムの代りに塩化バリウム
(BaCfLt)208.25g、及び臭化リチウムの
代りに臭化ルビジウム(RbBr)165 、、37
gを用いること以外は、実施例1の方法と同様の操作を
行なうことにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合
ハロゲン化物蛍光体(B acjL 、 @ RbB
r : 0.001 E u”)を得た。
(BaCfLt)208.25g、及び臭化リチウムの
代りに臭化ルビジウム(RbBr)165 、、37
gを用いること以外は、実施例1の方法と同様の操作を
行なうことにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合
ハロゲン化物蛍光体(B acjL 、 @ RbB
r : 0.001 E u”)を得た。
[実施例4]
実施例1において、臭化バリウムの代りに塩化カルシウ
ム(CaCjL2)110.99g、および臭化リチウ
ムの代りに沃化セシウム(CsI)259.81gを用
いること以外は、実施例1の方法と同様の操作を行なう
ことにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲ
ン化物蛍光体(Caci 2 * Cs I : 0.
001 E u”)を得た。
ム(CaCjL2)110.99g、および臭化リチウ
ムの代りに沃化セシウム(CsI)259.81gを用
いること以外は、実施例1の方法と同様の操作を行なう
ことにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲ
ン化物蛍光体(Caci 2 * Cs I : 0.
001 E u”)を得た。
[実施例5]
実施例1において、臭化バリウムの代りに塩化バリウム
(BaC見2)208.25g、および臭化リチウムの
代りに沃化セシウムCC5I)259.81gを用いる
こと以外は、実施例1の方法と同様の操作を行なうこと
により、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化
物蛍光体(B acl t * Cs I : 0.0
01 E u”)を得た。
(BaC見2)208.25g、および臭化リチウムの
代りに沃化セシウムCC5I)259.81gを用いる
こと以外は、実施例1の方法と同様の操作を行なうこと
により、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化
物蛍光体(B acl t * Cs I : 0.0
01 E u”)を得た。
[実施例6]
実施例1において、臭化バリウムの代りに塩化バリウム
(BaCJLt)208.25g、および臭化リチウム
の代りに塩化ルビジウム(RbCl)120.92.を
用いること以外は、実施例1の方法と同様の操作を行な
うことにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロ
ゲン化物蛍光体(BaCJL2−RbCJL:0.00
1 Eu”)ft得た。
(BaCJLt)208.25g、および臭化リチウム
の代りに塩化ルビジウム(RbCl)120.92.を
用いること以外は、実施例1の方法と同様の操作を行な
うことにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロ
ゲン化物蛍光体(BaCJL2−RbCJL:0.00
1 Eu”)ft得た。
次に、実施例1および実施例2で得られた各蛍光体を紫
外線で励起した時のそれぞれの発光スペクトルおよびそ
の励起スペクトルを測定した。得られた結果を153図
に示す。
外線で励起した時のそれぞれの発光スペクトルおよびそ
の励起スペクトルを測定した。得られた結果を153図
に示す。
第3図において、曲線l、2,3および4はそれぞれ、
曲ti!L :BaBr2 拳LfBr:0.001E
u”蛍光体の瞬時発光スペクトル 曲線2 :BaBr25csBr:O,0OIEu2◆
蛍光体の瞬時発光スペクトル 曲線3:BaBr2発L i B r :0.001E
u 2°蛍光体の励発発ベクトル 曲線4:BaBr、−5csBr:0.001Eu2°
蛍光体の励起スペクトル を示す。
u”蛍光体の瞬時発光スペクトル 曲線2 :BaBr25csBr:O,0OIEu2◆
蛍光体の瞬時発光スペクトル 曲線3:BaBr2発L i B r :0.001E
u 2°蛍光体の励発発ベクトル 曲線4:BaBr、−5csBr:0.001Eu2°
蛍光体の励起スペクトル を示す。
また、実施例1〜6で得られた各蛍光体をX線で励起し
た時の瞬時発光の輝度を測定した。その結果を第1表に
示す。
た時の瞬時発光の輝度を測定した。その結果を第1表に
示す。
第1表
相対瞬時発光輝度
実施例1 100
実施例2 90
実施例3 50
実施例4 20
実施例5 60
実施例6 50
さらに、実施例1および実施例2で得られた各蛍光体に
管電圧80KVpのX線を照射したのち、He−Neレ
ーザー光(波長632.8*m)で励起したときの輝尽
発光スペクトル、およびその輝尽発光のピーク波長にお
ける輝尽励起スペクトルを測定した。得られた結果を第
2図と第1図に示す。
管電圧80KVpのX線を照射したのち、He−Neレ
ーザー光(波長632.8*m)で励起したときの輝尽
発光スペクトル、およびその輝尽発光のピーク波長にお
ける輝尽励起スペクトルを測定した。得られた結果を第
2図と第1図に示す。
第2図において、曲線1および曲線2はそれぞ曲線1:
BaBr2*LiBr:0.001 Eu’。
BaBr2*LiBr:0.001 Eu’。
蛍光体の輝尽発光スペクトル、
曲線2:BaBr、eCsBr:0.001 Eu”。
蛍光体の輝尽発光スペクトル、
を示す。
また、第1図において、曲線1および曲線2はそれぞれ
曲線1:BaBr2*LiBr:0.001Eu2゜蛍
光体の輝尽励起スペクトル、 曲線2:、BaBr2*CsBr:0.001 Eu2
゜蛍光体の輝尽励起スペクトル、 を示す。
光体の輝尽励起スペクトル、 曲線2:、BaBr2*CsBr:0.001 Eu2
゜蛍光体の輝尽励起スペクトル、 を示す。
また、実施例1〜6で得られた各蛍光体に管電圧80K
VPFIX線を 照射t、り後、632.8*mの光で
励起した時の輝尽発光の輝度を測定した。その結果を第
2表に示す。
VPFIX線を 照射t、り後、632.8*mの光で
励起した時の輝尽発光の輝度を測定した。その結果を第
2表に示す。
以下余白
第2表
相対輝尽発光輝度
実施例1 100
実施例2 80
実施例3 35
実施例4 15
実施例5 50
実施例6 30
第1図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBrt・L i B r
: 0.001 E u 2°蛍光体およびBaBr
。 eCsBr :0.001 Eu2°蛍光体の輝尽励起
スペクトル(それぞれ曲線1および・2)である。 第2図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBr2・L i B r
: 0.001 E u ”蛍光体およびBaBr2
@ Cs B r : 0.001 E u 2°蛍光
体の輝尽発光スペクトル(それぞれ曲線1および2)で
ある。 第3図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBr2・LiBr :0
.001 Eu”蛍光体およびB a B r 2*
Cs B r : 0.001 E u ”°蛍光体の
紫外線励起下における瞬時発光スペクトル(曲線lおよ
び2)と、その励起スペクトル(曲線3および4)であ
る。 第4図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBr2・aL i B
r : 0.001 E u”蛍光体におけるa値と輝
尽発光強度との関係を示すグラフである。
化物蛍光体の具体例であるBaBrt・L i B r
: 0.001 E u 2°蛍光体およびBaBr
。 eCsBr :0.001 Eu2°蛍光体の輝尽励起
スペクトル(それぞれ曲線1および・2)である。 第2図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBr2・L i B r
: 0.001 E u ”蛍光体およびBaBr2
@ Cs B r : 0.001 E u 2°蛍光
体の輝尽発光スペクトル(それぞれ曲線1および2)で
ある。 第3図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBr2・LiBr :0
.001 Eu”蛍光体およびB a B r 2*
Cs B r : 0.001 E u ”°蛍光体の
紫外線励起下における瞬時発光スペクトル(曲線lおよ
び2)と、その励起スペクトル(曲線3および4)であ
る。 第4図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaBr2・aL i B
r : 0.001 E u”蛍光体におけるa値と輝
尽発光強度との関係を示すグラフである。
Claims (11)
- 1.組成式( I ): M^IIX_2・a_M^ I X’:x_Eu^2^+
( I )(ただし、M^IIはBa、SrおよびCaから
なる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属
であり;M^ I はLi、RbおよびCsからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属であり;Xお
よびX’はそれぞれCl、BrおよびIからなる群より
選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり;そしてaは
0.1≦a≦20.0の範囲の数値であり、xは0<x
≦0.2の範囲の数値である) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体。 - 2.組成式( I )におけるaが、1.5≦a≦10
.0の範囲の数値であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の蛍光体。 - 3.組成式( I )におけるXがBrおよびClのい
ずれかであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の蛍光体。 - 4.組成式( I )におけるM^IIがBaであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蛍光体。 - 5.組成式( I )におけるxが、10^−^5≦x
≦10^−^2の範囲の数値であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の蛍光体。 - 6.化学量論的に組成式(II): M^IIX_2・a_M^ I X’:x_Eu(II)(
ただし、M^IIはBa、SrおよびCaからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり;M
^ I はLi,RbおよびCsからなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ金属であり;XおよびX’は
それぞれCl、BrおよびIからなる群より選ばれる少
なくとも一種のハロゲンであり;そしてaは0.1≦a
≦20.0の範囲の数値であり、xは0<x≦0.2の
範囲の数値である) に対応する相対比となるように蛍光体原料混合物を調製
したのち、この混合物を弱還元性雰囲気中で400乃至
1300℃の範囲の温度で焼成することを特徴とする組
成式(I): M^IIX_2・aM^IX’:xEu^2^+(I)
(ただし、M^II、M^I、X、X’、aおよびxの
定義は前述と同じである) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体の製造法。 - 7.組成式(II)におけるaが、1.5≦a≦10
.0の範囲の数値であることを特徴とする特許請求の範
囲第6項記載の蛍光体の製造法。 - 8.組成式(II)におけるXがBrおよびClのい
ずれかであることを特徴とする特許請求の範囲第6項記
載の蛍光体の製造法。 - 9.組成式(II)におけるM^IIがBaであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の蛍光体の製
造法。 - 10.組成式(II)におけるxが、10^−^5≦
x≦10^−^2の範囲の数値であることを特徴とする
特許請求の範囲第6項記載の蛍光体の製造法。 - 11.蛍光体原料混合物の焼成を700乃至1000
℃の範囲の温度で行なうことを特徴とする特許請求の範
囲第6項記載の蛍光体の製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7815385A JPS61236890A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 蛍光体およびその製造法 |
US07/850,689 US4891277A (en) | 1985-04-12 | 1986-04-11 | Phosphor, and radiation image storage panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7815385A JPS61236890A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 蛍光体およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61236890A true JPS61236890A (ja) | 1986-10-22 |
JPH0548275B2 JPH0548275B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=13653966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7815385A Granted JPS61236890A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 蛍光体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61236890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293165C (zh) * | 2003-11-28 | 2007-01-03 | 上海师范大学 | 稀土蓝色荧光材料、其制备方法以及用途 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166379A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 螢光体およびその製造法 |
JPS61120882A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 螢光体およびその製造法 |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP7815385A patent/JPS61236890A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166379A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 螢光体およびその製造法 |
JPS61120882A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 螢光体およびその製造法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293165C (zh) * | 2003-11-28 | 2007-01-03 | 上海师范大学 | 稀土蓝色荧光材料、其制备方法以及用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548275B2 (ja) | 1993-07-21 |
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---|---|---|---|
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