JPS61236723A - 持続性ニフエジピン坐剤 - Google Patents

持続性ニフエジピン坐剤

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JPS61236723A
JPS61236723A JP7772085A JP7772085A JPS61236723A JP S61236723 A JPS61236723 A JP S61236723A JP 7772085 A JP7772085 A JP 7772085A JP 7772085 A JP7772085 A JP 7772085A JP S61236723 A JPS61236723 A JP S61236723A
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JP
Japan
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nifedipine
polyethylene glycol
long
base
polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7772085A
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English (en)
Inventor
Sadao Nishigaki
西垣 貞男
Masafumi Hase
雅史 長谷
Fumiko Ninomiya
二宮 富美子
Fumiya Hamano
浜野 文也
Sachiko Ibe
井辺 幸子
Eisaku Kitano
栄作 北野
Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
Kazuhiko Morimoto
和彦 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimoto Pharmaceutical Corp
Original Assignee
Fujimoto Pharmaceutical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は持続性ニフェジピン坐剤、更に詳しくは、一般
名をニフェジピン(NIfedlplne)として知ら
れる医薬を主剤とし、基剤とともにポリマーが配合され
てなる薬効が持続する坐剤に関する。
ニフェジピンはジメチル−1,4−ジヒドロ−2,6−
シメチルー4−(2−ニトロフェニル)−3,5−ビリ
ジンジカルボネートなる化合物で、Ca 拮抗作用を有
する医薬品として知られており、狭心症及び高血圧症な
どに適用される宵月な医薬品である。
ニフェジピンの製剤としては経口剤(錠剤、カプセル剤
、細粒剤)が知られている。
ニフェジピンの経口剤を投与した場合の生物学的半減期
は1〜2時間と短く、狭心症の夜間及び朝方の発作予防
、あるいは就寝中の血圧コントロールが困難であるとい
う欠点を存している。
それ故、その点を克服した持続性製剤の開発が強く望ま
れ、ニフェジピンの持続性製剤として錠剤、あるいはカ
プセル剤も既に開発されている。しかし、経口持続性製
剤では、 (1)胃と腸で、そのpHが異なる為、薬物の放出をコ
ントロールすることが難しく、また生理的条件、特に食
物の影響を受け、pHが大きく変動する。即ち、人の胃
内のpHは、はぼ1.5から7.5ぐらいまで大きく変
動する。従って、経口持続性製剤の溶出挙動の設計にお
いては十分な配慮が必要であり、特にpH依存性の物質
を用いて持続性製剤とした場合には予想した放出挙動を
示さない場合がある。
(2)多くの薬物の吸収は食物の影響を受ける。これは
、食物が薬物の消化管粘膜への接触を妨害することにも
よるが、食物の種類によって胃腸の運動が変化し、胃内
容物排出速度が変動することにより、投与された薬物の
吸収部位への到着時間、及び吸収部位での滞留時間が変
動し、作用発現時間または生物学的利用にかなりの偏差
を生じることがある。この様な変動因子としては食物だ
けでなく、病態会姿勢・精神的ストレスもあると言われ
ている。また、 (3)意識障害(脳血管障害)のある老人には投与が出
来ない。
などの欠点を有している。
本発明は、上記問題点の解決を目的としたもので、ニフ
ェジピンを徐々に放出する半開を直腸に投与することに
より、半開は直ちに吸収部位に到達し、その吸収部位に
留まり持続的にニフェジピンが吸収され、所望の血中1
度が得られるとの知見を得て完成されたものである。
即ち、本発明によれば、剤型として半開が選択されてお
り、その半開には主剤、基剤並びにポリマーが配合され
、更に必要に応じて、例えば防腐剤などの添加剤が加え
られている。こうして、食事・病態拳姿勢O精神ストレ
ス等の影響が少な(、薬効の持続性を有する半開が提供
せられた。
本発明に用いられる基剤は、医薬用製剤に使用される種
々のものであってよいが、好ましくは、日本薬局方に収
載されているポリエチレングリコール400、ポリエチ
レングリコールeoooが用いられる。
ポリマーとしては、医薬品に用いられている各種ポリマ
ー、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
レート、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸フ
タル酸セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール、メタアクリル酸メチルコポリマー、メタア
クリル酸ジメチルアミノエチル、メタアクリル酸エチル
・メタアクリル酸塩化メチルアンモニウムエチルコポリ
マー(オイドラギットRS)等が挙げられるが、好まし
くしは、一般名メタアクリル酸エチル・メタアクリル酸
塩化メチルアンモニウムコポリマー(オイドラギットR
S)が用いられる。
本発明の持続性ニフェジピン半割は、主剤であるニフェ
ジピン、基剤及びポリマーを、所望に応じて適当な割合
で配合し、これを常法に従って成形することにより製造
される。好ましくは、主剤約5重量部以下、より好まし
くは0.25〜2.5重量部、特に好ましくは0.5〜
1.5重量部及びポリマー3〜20重量部を基剤に混ぜ
て、全体が100部となるごとき割合で配合され、常法
により製造される。むろん必要に応じ、上記配合物に防
腐剤、その他の添加剤が常法により加えられる。
かくして得られた本発明の半開は、直腸から速やかに吸
収され、かつ血中ニフェジピン濃度は、長時間維持され
た。
次に、本発明持続性ニフェジピン坐剤について実施例に
より具体的に説明する。但し本発明の技術的範囲は、こ
れらによって限定されるものではない。
実施例に」」− (A)半開の製造: 基剤を温度70’Cの温水中で溶解し、これにポリマー
を加え攪拌して溶かした後、ニフェジピンを添加し、遮
光下で溶解し、この溶解物を常法により成形し、1個当
たり2000■gの本発明半開を得た。
また対照として、ニフェジピンを主剤とし、ポリマーが
配合されない半開を常法により製剤し、1個当たり20
00mgの半開を得た。
以下各実施例に使用した主剤、基剤及びポリマー、並び
にそれらの配合量を示す。
(実施例 1) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・38.
 E3g基剤 ポリエチレングリコール4000 ・・
e57.9gポリマー オイドラギット R3・・・ 
3g(実施例 2) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・37.
4g基剤 ポリエチレングリコール4000 a・・5
B、1gポリマー オイドラギット RS・・・ 6g
(実施例 3) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリフール400  ・・・36.
2g基剤 ポリエチレングリコール4000 ・・・5
4.3gポリマー オイドラギット RS・・・ 9g
(実施例 4) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・33.
8g基剤 ポリエチレングリコール4000 ・・・5
0.7gポリマー オイドラギット RS・・・15g
(実施例 5) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤ホリエチレングリフール4GG  m−・33.8
g基剤 ポリエチレングリコール4000・・・50.
7gポリマー オイドラギット RS・・・15g(実
施例 6) 主剤 ニフェジピン        6・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・拳・32.
E3g基剤 ポリエチレングリコール4000・・・4
8.9gポリマー オイドラギブト RS・・・18g
(実施例 7) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・31.
8g基剤 ポリエチレングリコール4000・・・47
.7gポリマー オイドラギット RS・−・20g(
実施例 8) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・22g
基剤 ポリエチレングリコール4000・・・65.5
gポリマー オイドラギット RS・・・12g(実施
例 9) 主剤 ニフェジピン        ・・110゜5g
基剤 ポリエチレングリフール4000・・・87.5
gポリマー オイドラギット R3・・・12g(実施
例 10) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール6000φ・・87.5
gポリマー オイドラギット RS・・・12g(実施
例 11) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 1.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・34.
6g基剤 ポリエチレングリコール4000・・・51
.9gポリマー オイドラギット RS・・・12g(
対照例 1) 主剤 ニフェジピン        ・・・ 9.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・39.
8g基剤 ポリエチレングリコール4000・・・59
.7g(対照例 2) 主剤 ニフェジピン        ・−〇 0.5g
基剤 ポリエチレングリコール400  ・・・99.
5g(B)溶出試験 上記で得た各坐剤の主剤溶出率を下記の要領で測定する
車!) pH7,4の緩衝液1iを、日周一般試験法溶出試験法
の試験器に入れ、第2法(パドル法)を準用した。液温
は371Cとし、回転数は100r、p、組とする。試
験開始後、15分、30分、60分、120分、180
分、240分後に試験器より10■!ずつ採取し、ろ過
する。
ろ液につき波長350nmにおける吸光度を、層長50
■■のセルを用いて測定し、液中の主剤濃度を測定する
尚、各採取の度、試験器にpH7,4の緩衝液10■1
を補充する。
*1)pH7,4の緩衝液の組成 Na  HPO・12H2019−1gKH2PO41
,8g NaC14,0g H2O全量 1000■l 該濃度より算出される溶出率(%)を、第1表に示す。
第1表 尚、上記溶出率を添付第1図、及び第2図にグラフとし
て示す。図中、各曲線の付番は実施例を、(C−1)は
対照例1を意味する。
上記の結果から明らかなように、本発明坐剤からのニフ
ェジピンの放出は、同じ条件における従来の坐剤に比し
持続していることが判る。
(C)生体内における吸収排泄試験 動物に上記各坐剤(実施例2.3.4.5.7.8、対
照例1、対照例2)を直腸投与し、所定時間経過ごとに
採血して、主剤の血中濃度を測定する。
■)使用動物二体重2.7〜3.5kgの雌・雄家兎(
日本白色種)を使用。実験開始前48時間絶食させ、水
のみ自由摂取させた。
2)投与量:各供試坐剤を家兎1羽に1個直腸投与。実
験は各坐剤について、3回繰り返して実施した。
3)採血要領:投与直前及び投与後、l/4 Hr、、
l/2 fir、、111r−+ 211r、 r 4
Hr、1Bur、 + 8Hr、 I及び12Hr、経
過毎に。
4)測定法eGLC法 上記の試験により測定された各経過時間における血中濃
度(ng/腸1)を、第2表に示す。
第2表(ng/m+) 尚、上記血中濃度の経時変化を添付第3図及び第4図に
示す。
上記から明らかな通り、本発胡半開を用いた場合の主薬
血中濃度は、同一条件で投与された従来の坐剤に比し、
持続化されることが理解される。
【図面の簡単な説明】
第1−+図はいずれも本発明の坐剤の効果を説明する為
のグラフである。 姥 ヨ チ 倹HQ− hr。 第 本国 す/mL hr。 H!J1〜+田デ、、&−(至)濠、弓をr?、餐沌1
19.(c−リ((!−Z)+#  ブー(、ip、t
y’)  L 、  fL>−r(4,ayz L  
、デ、(。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニフェジピンを主剤とし、該主剤、基剤及びポリ
    マーが配合されたことを特徴とする持続性ニフェジピン
    坐剤。
  2. (2)基剤がポリエチレングリコール類である第(1)
    項記載の持続性ニフェジピン坐剤。
  3. (3)ポリエチレングリコール類が、ポリエチレングリ
    コール400とポリエチレングリコール4000、ある
    いはポリエチレングリコール6000との混合物である
    第(2)項記載の持続性ニフェジピン坐剤。
  4. (4)ポリエチレングリコール400とポリエチレング
    リコール4000の混合比(重量比)が、1:1〜0:
    1である第(3)項記載の持続性ニフェジピン坐剤。
  5. (5)ポリエチレングリコール400とポリエチレング
    リコール6000の混合比(重量比)が、1:1〜0:
    1である第(4)項記載の持続性ニフェジピン坐剤。
  6. (6)ポリマーが、メタアクリル酸エチル、メタアクリ
    ル酸塩化メチルアンモニウムエチルコポリマー(オイド
    ラギットRS)である第(1)項記載の持続性ニフェジ
    ピン坐剤。
  7. (7)主剤であるニフェジピン5重量部以下、ポリマー
    3〜20重量部、残部基剤が配合され、必要に応じて防
    腐剤などの添加剤が加えられてなる第(1)項ないし第
    (6)項のいずれか1つに記載の持続性ニフェジピン坐
    剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01249722A (ja) * 1988-03-29 1989-10-05 Taiyo Yakuhin Kogyo Kk 持続性坐剤
WO2002003954A3 (en) * 2000-07-07 2002-05-10 Anestic Aps Non swellable suppository comprising at least one biocompatible, non-biodegradable polymer and a controlled release formulation

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JPS5829717A (ja) * 1981-08-05 1983-02-22 フア−ミタリア・カルロ・エルバ・ソシエタ・ペル・アツイオ−ニ 医薬用賦形剤
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