JPS61236080A - トラツク検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明はディスクの偏心等の影響を受けることなく検索
できるトラック検索装置に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 近年、コンピュータ等情報を扱う情報関連産業の進展が
目ざましく、扱われる情報量も拡大する傾向にある。

上記情報を記録再生又は消去する記録再生装置として、
従来の磁気ヘッドを用いたものに代わり、レーザ光等の
光ビームを用いて高密度且つ高速度で記録再生又は消去
する光学的記録再生装置が注目されるようになっている
。

上記情報の記録に用いられる記録媒体としては円盤形状
のディスクを用い、そのディスクの同心円状の各トラッ
クに沿って情報を２値化して記録したり、記録される情
報を光学的に読み出せるようにしである。

上記ディスクの任意のトラックに書き込んだり又所定の
トラックに書き込まれた情報を読み出すあるいは消去す
るためにトラック検索手段が設けられている。

上記トラック検索手段の従来例として、′例えば特開昭
５６−１５３５５７号公報に開示されたものがある。

上記従来例は、トラックのピッチと同一間隔の外部スケ
ールを設け、この外部スケールによって光ピツクアップ
の移動トラックを検出して所定のトラックに設定するよ
うにしている。

上記従来例は、トラックピッチと同程度の精度の外部ス
ケールを必要とすると共に、ディスクごとに異る偏心の
影響を受けるため、すなわち、トラックピッチと外部ス
ケールとの対応関係がくずれるため目標トラックへ到達
しなかった。

又、トラックが異ると、その半径が異り、光束の対する
周速度も変化するので、光束が照射されるトラックに応
じてその光量を調整することが書き込み及び読出しに必
要とされるが、従来例ではトラックカウンタの内容がト
ラック検索を行うたびに誤差分が累積し、適正なレベル
での書き込み及び読出しを行われなくなるため、書き込
み及び読み出しの信頼性が低くなるという欠点があった
。

［発明の目的〕 本発明は上述した点にかんがみてなされたちので、現在
のトラック位置を正確に把握することが可能なトラック
検索装置を提供することを目的とする。

［発明の概要］ 本発明は各トラックのアドレスコードに対応するトラッ
クアドレスカウンタを設け、移動する前のトラックのア
ドレスデータと、検索されるべきアドレスデータとに基
づいてピックアップを駆動すると共に、検索後において
はトラックアドレスカウンタのアドレスデータは常に検
索で設定されたトラックのものに一致する状態に保持す
るようにした。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図ないし第３図は本発明の１実施例に係り、第１図
は１実施例の主要部の構成を示し、第２図は１実施例の
処理過程を示し、第３図は粗検索の処理過程を示す。

第１図に示すように１実施例のトラック検索装置を備え
た光学的記録再生装置１は、スピンドルモータ２で回転
駆動される光学的情報記録媒体としての円板状ディスク
３を回転駆動し、このディスク３の多数の同心円状又は
螺旋状トラックのそれぞれに２値化した、あるいはアナ
ログのデータを書き込んだり、読み出したりあるいは消
去できるようにしである。

上記ディスク３の一方の面に対向して光ピツクアップ４
が設けられ、この光ピツクアップ４は対物レンズ５を通
して半導体レーザ６等の光源の光をスポット状に集光し
た光ビームにしてディスク３に照射できるようにしであ
る。この光ピツクアップ４は上記ディスク３の多数のト
ラックにおける任意のトラックにアクセスできるように
、フィードモータ７でディスク３の半径方向に移動して
前記任意のトラック周辺に設定する粗検索を行ったり、
アクセスされるべきトラック位置と移動前のトラック位
置とのずれが少い場合にはフィードモータ７を駆動する
ことなく、光ピツクアップ４の対物レンズ移動用トラッ
キングコイルにパルスを印加する密検索を行ったりして
、任意のトラックに光ピツクアップ４を設定できるよう
にしである。

上記粗検索あるいは密検索は、ＣＰＬＪ８の制御のもの
とに行われるようにしである。

上記ＣＰＵ８は粗検索あるいは密検索の処理過程を行う
プログラム等が書き込まれたＲＯＭ等のメモリ９と、算
術演算論理ユニット（ＡＬＵ）１０で演算等を行うため
のデータを一時格納するレジスタ１１と計数用のカウン
タ１２とを備え、又外部とデータあるいは任意の入出力
を行うための１１０ボート１３を備えている。

上記カウンタ１２にはフィードモータ７に付設されて、
エンコーダ１４から出力される正弦波に基づいた２１ｉ
ｆｉ化信号生成回路１５を介して、該フィードモータ７
による光ピツクアップ４を駆動した場合における駆動量
に相当するスケールパルスが入力され、このスケールパ
ルスによりフィードモータ７の粗検索が制御されるよう
にしである。

上記カウンタ１２はＣＭＰ　　５ＴＡＴＵＳ信号が入力
されない状態では計数を行った値をメモリ９又はレジス
タ１１に設けたトラックアドレスカウンタのトラックア
ドレス（このトラックアドレスは識別用に各ラックに設
けられているアドレスコードに対応している。）のデー
タ値に加算または減算してトラック検索終了後には、そ
の検索されたトラックのアドレスコードに対応したデー
タ値に設定されるようにしている。

上記メモリ９又はレジスタ１１には内部カウンタとして
、上記トラックアドレスカウンタと共にステップパルス
カウンタが併設され、このステップパルスカウンタには
次に移動されるべきトラック数の計数値に設定され、後
述するようにＣＭＰＳＴＡＴＵＳ信号の有無によって、
この計数値でトラックアドレスカウンタの計数データ値
を変更させない状態でトラック検索を行ったり、上記計
数値を加算又は減算（移動方向の符号による）し、トラ
ックアドレスカウンタの計数データ値を実際にアクセス
されるべきトラックアドレスのデータ値に設定するよう
にしである。

上記トラック検索を行う場合、移動前のトラック位置の
トラックアドレスカウンタのデータと、シークされるべ
きトラックアドレスのデータとの差が演算され、この差
が正又は負に応じて移動される方向が決定されると共に
、差の大きざによってフィードモータ７による粗検索あ
るいはトラッキングコイルを駆動する密検索が行われる
。

即ち、上記差の値が小さい場合にはＩ１０ボート１３を
経てトラッキングコイルに密検索用移動要求ステップパ
ルスが印加される。

一方、上記差の値が大きい場合にはＩ１０ボート１３を
経てフィードモータ７に粗検索用駆動制御電圧が印加さ
れ、この後一般に密検索が行われる。

密検索及び粗検索要求信号は、記録再生装置コントロー
ラ（図示せず）より現時点でのオントラックのアドレス
が読み取られた後、移動要求トラックアドレスの差分の
パルス数、すなわち５ＴＥＰ　　ＩＮパルスとして前記
記録再生装置コントローラより与えられる。

ところで上記移動前又は移動後光束が所定のトラックか
らずれないようにトラッキングサーボ手段が設けられて
いる。

即ち、光ピツクアップ４には４分割光検出器１７が設け
られており、この光検出器１７は４個のフォトダイオー
ドから構成され隣接する２個の各出力を加算器１８で加
算し、この加算出力をさらに差動増副器１９を通すこと
によって、トラッキングエラー信号Ｓ　　と図示しない
フォーカスエＥＲ ラー信号とを得ている。又、ディスク３の各トラックに
記録されているアドレスに相当するデータあるいは情報
データ等を読み出すために、上記４分割光検出器１７の
各出力を、図示しない加算器で加算して和信号を得るよ
うにしている。

ところで上記トラッキングエラー信号５ＴＥＲは２値化
回路２０を介してＣＰＵ８に取り込まれ、この信号によ
ってトラッキングサーボループを作動させるタイミング
を決めるのに用いられる。

上記トラッキングエラー信号５ＴＥＲは可変制御増幅器
２１を介し、さらにローパスフィルタ（ＬＰＦ）２２．
位相補償ネットワーク（ＰＣＮ）２３を経てトラッキン
グサーボ開始信号Ｓ工、でオン。

オフが制御されるスイッチ２４の一方の接点が印加され
、他方の接点はトラッキングドライバ２５を経てトラッ
キングコイルに接続され、トラッキングサーボループを
構成している。

又、上記ＣＰＵ８のＩ１０ボート１３は、トラックアド
レスに相対したデータ値をインターフェース回路２７を
経て補正回路（ＣＭＰ）２８に印加し、半導体レーザ６
の発光出力を制御するようにしである。

又、上記Ｉ１０ボート１３には記録再生装置コントロー
ラからＣ’ＭＰ　　５ＴＡＴＵＳ信号Ｃ３と方向信号□
ｒが入力されるようになっている。

尚、上記Ｉ１０ボート１３は、粗検索を行った後トラッ
キングサーボループを再開させる場合、直ちに作動させ
ないで、適宜時間低いゲインで作動させた後に作動させ
ることができるようにローゲイン信号Ｓ、。が可変利得
増幅器２１に印加されるようにしである。

ところで上記粗検索及び密検索は第２図及び第３図に示
す処理過程に従って行われる。

トラック検索がスタートし、この場合光ピツクアップ４
がホームポジションに設定されているか、つまりトラッ
クが０か否かに基づき、ＹＥＳの場合にはトラックアド
レスカウンタＴ、Ａ、Ｃ，の値がＯに設定され、且つス
テーツブパルスカウンタｓ、ｐ、ｃ、の値もＯに設定さ
れる。

一方、ホームポジションにない場合には、トラックアド
レスカウンタＴ、Ａ、Ｃ，の値はホームポジションの場
合をＯの基準とした移動前のトラックアドレスのデータ
値が格納されている。

しかして、上記トラック位置から移動が要求されるトラ
ック数のステップパルスが記録再生装置コントローラか
らカウンタ１２に入力され、ステップパルスカウンタｓ
、ｐ、ｃ、の計数値はこの移動要求トラック数になる。

この場合、上記ステップパルスに対応するトラック検索
はまだ一度も行っていないので、補正用のトラック検索
でなく、ＣＭＰ　　５ＴＡＴＵＳ信号ＣｓはＯＮの状態
であり、トラックを移動する方向信号［）ｒの符号に応
じて、トラックアドレスカウンタＴ、Ａ、Ｃ，のデータ
はステップパルスカウンタｓ、ｐ、ｃ、のデータが加算
又は減算された値にされる。つまりトラックアドレスカ
ウンタＴ、Ａ、Ｃ，のデータは検索（アクセス）される
べきトラックのアドレスに一致したものになる。

このようにトラックアドレスカウンタＴ、Ａ。

Ｃ０のデータが設定されると、上記ステップパルスカウ
ンタｓ、ｐ、ｃ、の計数データの大きさに応じて粗検索
あるいは密検索が行われる。

即ち、ステップパルスカウンタｓ、ｐ、ｃ、のデータが
密検索のみで行い得る大きさのＦ、５ＴＥＰデータより
小さい場合には密検索を行い、上記ｓ、ｐ、ｃ、のデー
タがＦ、５ＴＥＰデータより大きい場合には粗検索を行
う。

上記粗検索あるいは密検索を行った場合、光検出器１７
で実際のトラックアドレスを読み出し、要求されるトラ
ック位置にある場合にはトラック検索を終了し、ステッ
プパルスカウンタＳ、Ｐ。

Ｃ６のデータをクリアしてＯにする。

一方、上記粗検索又は密検索を行って、アクセスされる
べきトラックに乗らなかった場合、移動要求ステップパ
ルスがさらに印加される。この場合のステップパルスは
補正用のものであるので、ＣＭＰ　　５ＴＡＴＬＪＳ信
号ＣｓはＯＮとなりトラックアドレスカウンタＴ、Ａ、
Ｃ，のデータ値は変更されないで粗検索又は密検索が行
われる。

上記粗検索は、第３図に示す処理工程に従って行われる
。

粗検索がスタートすると、フィードモータ７に付設され
たエンコーダ１４から２値化信号生成回路１５を介して
カウンタ１２に入力される外部スケールパルスの１パル
ス分がどれだけのトラック数、つまりステップパルス数
に相当するのかの換算因子ｎを考慮して、フィードモー
タ７で移動されるべきトラック数を計数するスケールカ
ウンタ５ＣＡＬＥ　　Ｐｌ、の計数値がステップパルス
カウンタのデータ数ｘｎに設定される。この場合トラッ
キングサーボはオフ状態に保持され、上記計数値に対応
する駆動！ＩＩ　６１１電圧がフィードモータ７に印加
され、粗検索が行われる。しかして、駆動制御電圧で検
索している際エンコーダ１４を介して取り込まれる外部
スケールパルスを計数して、その値が上記計数値に一致
した場合、粗検索を停止する。

この場合、フィールドモータ７は光ピツクアップ４の質
量が十分小さくない場合にはその慣性のため、直ちに停
止されないので、光ピツクアップ４あるいは対物レンズ
駆動制御用アクチュエータの揺れが小さくなるまでの時
間（これをＸ時間で表わす）待ち、その後短いｙ時間低
いゲイン状態でトラッキングサーボループを作動させ、
その後本来のゲインでトラッキングサーボループを作動
させる。

ところで上記トラック検索により、トラックアドレスカ
ウンタＴ、Ａ、Ｃ，のデータ値は検索で設定されたトラ
ックに対応する値に設定され、このデータ値はインター
フェース２７を介して補正回路２８に入力され、この補
正回路２８から半導体レーザ６の発光強度が調整される
。

つまり、光ピツクアップ４で読み出している又は書き込
んでいるトラックに応じ、そのトラックがディスク３の
中心からの半径が大きくなるにつれ、トラックを走査す
る光束の周速度が大きくなるので、発光強度が大きく補
正される。

以上のように、トラックアドレスカウンタ９には検索後
のトラックアドレスに一致するデータが格納されている
。従って、トラックアドレスカウンタ９の出力を認識す
れば、現在、どのトラックアドレス上に位置しているか
が正確に判別できる。

その結果、トラック検索において、従来例の様に誤差の
累積したカウンタの内容を基準とすることがなくなる。

従って、トラックアドレスカウンタ９の出力に基づいて
、リードモード及びライトモードにおけるトラックに対
する光束の走査速度が異る影響を解消できる。従って、
誤りの少い確実な情報の読み取り及び適正なレベルでの
書き込みを行え、信頼性を向上させることができる。

尚、本発明は光ピツクアップ４としては光学的情報記録
又は再生装置あるいはこれらの両機能を備えた記録再生
装賀用のものであっても良いし、光磁気現象を利用した
記録および再生装置の少くとも一方を備えた装置用のも
のであっても良い。

さらに、光学的に記録又は再生を行う場合に限らず、磁
気ヘッドを用いたピックアップ装置の場合に適用するこ
ともできる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、各トラックのアドレ
ス用のトラックアドレスカウンタを設け、検索後には常
にそのトラックのアドレスデータを保持するようにする
ので常に正規のアドレスを示すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の１実施例に係り、第１図
は１実施例の主要部の構成を示す構成図、第２図は１実
施例の処理過程を示すフローチャート図、第３図は粗検
索の処理過程を示すフローチャート図である。 １・・・光学的記録情報再生装置 ２・・・スピンドルモータ　　３・・・ディスク４・・
・光ピツクアップ　　　５・・・対物レンズ７・・・フ
ィードモータ　　　８・・・ＣＰＵ９・・・メモリ １０・・・算術演算論理ユニット（ＡＬｔＪ）１１・・
・レジスタ　　　　　１２・・・カウンタ１３・・・Ｉ
１０ボート　　　１４・・・エンコーダ１５・・・２値
化信号生成回路 ２５・・・トラッキングドライバ ＠２図　　　　　　第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　円板状記録媒体における同心円状又は螺旋状の各トラ
   ックに情報の記録、再生、又は消去を行うために、要求
   されるトラックにピックアップを移動するトラック検索
   装置において、 前記各トラックのアドレスコードに対応するトラックア
   ドレスカウンタを設け、移動する前のトラックに対応す
   るアドレスデータと、目標とするトラックのアドレスデ
   ータとに基づいてピックアップを駆動する手段と、前記
   トラックアドレスカウンタの計数データを検索されたト
   ラックのアドレスデータに保持する手段とを有すること
   を特徴とするトラック検索装置。