JPS61234920A - 油溶性物質の可溶化組成物 - Google Patents
油溶性物質の可溶化組成物Info
- Publication number
- JPS61234920A JPS61234920A JP60074090A JP7409085A JPS61234920A JP S61234920 A JPS61234920 A JP S61234920A JP 60074090 A JP60074090 A JP 60074090A JP 7409085 A JP7409085 A JP 7409085A JP S61234920 A JPS61234920 A JP S61234920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- soluble substance
- acid ester
- fatty acid
- unsaturated fatty
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は油溶性物質の可溶化組成物に関するものである
。更に詳しくは、油溶性物質1〜15重量%、ポリグリ
セリン不飽和脂肪酸エステル1〜25重量%、糖類又は
/及び糖アルコール類0〜40重量%を残余部の水中に
混合撹拌してなる油溶性物質の可溶化組成物に関するも
のである。本発明により、透明感の必要な食品分野にお
いて水分の多い系の中に油溶性物質の添加が可能となる
ものである。
。更に詳しくは、油溶性物質1〜15重量%、ポリグリ
セリン不飽和脂肪酸エステル1〜25重量%、糖類又は
/及び糖アルコール類0〜40重量%を残余部の水中に
混合撹拌してなる油溶性物質の可溶化組成物に関するも
のである。本発明により、透明感の必要な食品分野にお
いて水分の多い系の中に油溶性物質の添加が可能となる
ものである。
[従来の技術]
油溶性物質を可溶化する方法としては、親水性の高い界
面活性剤を用い、又は/及び親水性溶媒を用いて、高速
回転剪断型撹拌機等の機械による強勢断力を作用させる
方法等がある。
面活性剤を用い、又は/及び親水性溶媒を用いて、高速
回転剪断型撹拌機等の機械による強勢断力を作用させる
方法等がある。
しかしながら、食品工業分野においては食品衛生法上用
いることのできる界面活性剤、親水性溶媒には制限があ
る。
いることのできる界面活性剤、親水性溶媒には制限があ
る。
又、親水性の高い界面活性剤でも現在実用化されている
ものは可溶化力が低く劣っている。食品工業分野への油
溶性物質の可溶化組成物の応用は、ショ糖脂肪酸エステ
ル及び親水性溶媒を用いる方法(特公昭58−5174
4) 、キラヤサポニンを用いる(特開昭59−484
14)等はんの僅かであり、はとんど行われていないの
が現状である。
ものは可溶化力が低く劣っている。食品工業分野への油
溶性物質の可溶化組成物の応用は、ショ糖脂肪酸エステ
ル及び親水性溶媒を用いる方法(特公昭58−5174
4) 、キラヤサポニンを用いる(特開昭59−484
14)等はんの僅かであり、はとんど行われていないの
が現状である。
[発明が解決しようとする問題点]
食品工業分野において、用いることのできる界面活性剤
には制限があり、親水性の高いと言われている界面活性
剤でも可溶化力に関しては効果が劣る。
には制限があり、親水性の高いと言われている界面活性
剤でも可溶化力に関しては効果が劣る。
この為に、界面活性剤の配合層は多量となり、可溶化組
成物の添加量によっては界面活性剤の風味が問題となる
。
成物の添加量によっては界面活性剤の風味が問題となる
。
特公昭58−51744ではショ糖脂肪酸エステルを水
難溶性物質の5倍量以上必要であり、風味の点から添加
量が限定されてしまうという問題点がある。
難溶性物質の5倍量以上必要であり、風味の点から添加
量が限定されてしまうという問題点がある。
[問題点を解決する為の手段]
本発明者等は、これらの問題点を解決する為鋭意研究を
重ねた結果、油溶性物質1〜15重量%、ポリグリセリ
ン不飽和脂肪酸エステル1〜25重量%、糖類又は/及
び糖アルコール類0〜40重量%を残余部の水中に混合
撹拌することにより、界面活性剤の配合量を減少でき風
味に問題のない可溶化組成物が得られることを見出し本
発明を完成した。更に、極性の強い油溶性物質の場合、
有機溶剤又は/及び油脂に分散させたポリグリセリン不
飽和脂肪酸エステルのモノエステル含量の高い不溶部分
を使用すると効果の上がることが判明した。
重ねた結果、油溶性物質1〜15重量%、ポリグリセリ
ン不飽和脂肪酸エステル1〜25重量%、糖類又は/及
び糖アルコール類0〜40重量%を残余部の水中に混合
撹拌することにより、界面活性剤の配合量を減少でき風
味に問題のない可溶化組成物が得られることを見出し本
発明を完成した。更に、極性の強い油溶性物質の場合、
有機溶剤又は/及び油脂に分散させたポリグリセリン不
飽和脂肪酸エステルのモノエステル含量の高い不溶部分
を使用すると効果の上がることが判明した。
本発明、に使用される油溶性物質としては、着色料、普
香料、強化剤、酸化防止剤、保存料、殺菌料および油脂
等が挙げられる。
香料、強化剤、酸化防止剤、保存料、殺菌料および油脂
等が挙げられる。
着色料としては例えばβ−カロチン、アナトー色素、ウ
コン色素等、着香料としては例えばメントール、オレオ
レジン等、強化剤としては、ビタミンA1カルシフエロ
ール、ビタミンE等、酸化防止剤としては例えばミック
ストコフェロール、アスコルビン酸ステアリン酸エステ
ル、γ−オリザノール、天然抽出抗酸化剤等、保存料殺
菌料としては例えばデヒドロ酢酸等、油脂類としては各
接動・植物油脂中鎖トリグリセリド(MCT)等が挙げ
られる。
コン色素等、着香料としては例えばメントール、オレオ
レジン等、強化剤としては、ビタミンA1カルシフエロ
ール、ビタミンE等、酸化防止剤としては例えばミック
ストコフェロール、アスコルビン酸ステアリン酸エステ
ル、γ−オリザノール、天然抽出抗酸化剤等、保存料殺
菌料としては例えばデヒドロ酢酸等、油脂類としては各
接動・植物油脂中鎖トリグリセリド(MCT)等が挙げ
られる。
油溶性物質の使用量は1〜15重量%で1重量%以下で
は可溶化できても濃度が低く実用上使用できない。又1
5重1%以上では可溶化できない。
は可溶化できても濃度が低く実用上使用できない。又1
5重1%以上では可溶化できない。
本発明に使用されるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステ
ルとしては、グリセリン重合度5〜20、好ましくは6
以上のポリグリセリンに炭素数8〜22好ましくは14
〜22の不飽和脂肪酸をエステル化したものでモノエス
テル、ジエステルの1種又は2種以上の混合物である。
ルとしては、グリセリン重合度5〜20、好ましくは6
以上のポリグリセリンに炭素数8〜22好ましくは14
〜22の不飽和脂肪酸をエステル化したものでモノエス
テル、ジエステルの1種又は2種以上の混合物である。
ポリグリセリン飽和脂肪酸エステルでは油溶性物質の可
溶化が出来ない。
溶化が出来ない。
ポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルの使用量は1〜2
5重量%であり、油溶性物質に対し等量以上が好ましい
が、25重量%以上では効果と経済性の面から適当でな
い。
5重量%であり、油溶性物質に対し等量以上が好ましい
が、25重量%以上では効果と経済性の面から適当でな
い。
又、ビタミンEのように極性の強い油溶性物質の場合に
は、上記ポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルを有機溶
剤又は/及び油脂に分散させ、モノエステル含量の高い
不溶部分を分別、精製して使用することにより、ポリグ
リセリン不飽和脂肪酸エステルの配合量を減少できる。
は、上記ポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルを有機溶
剤又は/及び油脂に分散させ、モノエステル含量の高い
不溶部分を分別、精製して使用することにより、ポリグ
リセリン不飽和脂肪酸エステルの配合量を減少できる。
本発明で使用される糖類又は/及び糖アルコール類とし
ては、ブドウ糖、ショ糖、果糖、アルドース、乳糖、水
飴、転化糖、異性化糖、デキストリン、ソルビトール、
グリセリンなどが使用できる。
ては、ブドウ糖、ショ糖、果糖、アルドース、乳糖、水
飴、転化糖、異性化糖、デキストリン、ソルビトール、
グリセリンなどが使用できる。
糖類又は/及び糖アルコール類の使用量は0〜40重量
%であり、糖類又は/及び糖アルコール類を使用しなく
ても可溶化可能であるが、使用したほうが安定性が良く
なる。又、40重量%以上になると粘度が高くなり実用
上好ましくない。
%であり、糖類又は/及び糖アルコール類を使用しなく
ても可溶化可能であるが、使用したほうが安定性が良く
なる。又、40重量%以上になると粘度が高くなり実用
上好ましくない。
本発明の油溶性物質の可溶化組成物は次のようにして製
造する。すなわち、ポリグリセリン不飽和脂肪酸エステ
ル、糖類又は/及び糖アルコール類を水に加え40〜9
0’Cに加温して溶解、分散させる。これに加温した油
溶性物質を混合し、ホモミキサー等の撹拌機で撹拌して
可溶化した後、V温まで冷却し油溶性物質の可溶化組成
物が得られる。
造する。すなわち、ポリグリセリン不飽和脂肪酸エステ
ル、糖類又は/及び糖アルコール類を水に加え40〜9
0’Cに加温して溶解、分散させる。これに加温した油
溶性物質を混合し、ホモミキサー等の撹拌機で撹拌して
可溶化した後、V温まで冷却し油溶性物質の可溶化組成
物が得られる。
尚、極性の強い油溶性物質を可溶化する場合、ポリグリ
セリン不飽和脂肪酸エステルを3〜5倍量の有機溶剤又
は/及び油脂に分散し、デカンテーションして不溶部と
可溶部に分け、不溶部を減圧乾燥する。
セリン不飽和脂肪酸エステルを3〜5倍量の有機溶剤又
は/及び油脂に分散し、デカンテーションして不溶部と
可溶部に分け、不溶部を減圧乾燥する。
これを水中に加え加温分散させ、これに加温した極性の
強い油溶性物質と混合、さらにホモミキサーで20分間
撹拌して可溶化物を得る。
強い油溶性物質と混合、さらにホモミキサーで20分間
撹拌して可溶化物を得る。
[発明の効果]
本発明で得られた油溶性物質の可溶化組成物は、油溶性
物質を水溶液で実質的に透明な状態で用いることが可能
となり、界面活性剤の配合量が少い事から風味も良好で
ある。
物質を水溶液で実質的に透明な状態で用いることが可能
となり、界面活性剤の配合量が少い事から風味も良好で
ある。
以下実施例によって本発明を説明する。
実施例1
デカグリセリンモノオレイン酸エステル12SF、グリ
セリン209を水639に加え、加温溶解分散させ、加
温したd−ミックストコフェロール(純度90%)59
を混合し、ホモミキサーで20分間撹拌してビタミンE
可溶化組成物を得た。
セリン209を水639に加え、加温溶解分散させ、加
温したd−ミックストコフェロール(純度90%)59
を混合し、ホモミキサーで20分間撹拌してビタミンE
可溶化組成物を得た。
実施例2
デカグリセリンモノリノール酸エステル12g、マルト
ース13gを水699に加え、加温溶解分散させ、加温
したd−ミックストコフェロール(純度70%)6gを
混合し、ホモミキサーで20分間撹拌してビタミンE可
溶化組成物を得た。
ース13gを水699に加え、加温溶解分散させ、加温
したd−ミックストコフェロール(純度70%)6gを
混合し、ホモミキサーで20分間撹拌してビタミンE可
溶化組成物を得た。
実′施例3
デカグリセリンモノリノール酸エステル30gを150
ccのアセトンに分散し、デカンテーションして不溶部
と可溶部に分離し、減圧乾燥して得られたアセトン不溶
部8g、ソルビトール30gを水569中に加えて、加
温溶解分散させ、加温したd−ミックストコフェロール
(純度70%)6gを混合し、ホモミキサーで20分間
撹拌してビタミンE可溶化組成物を得た。
ccのアセトンに分散し、デカンテーションして不溶部
と可溶部に分離し、減圧乾燥して得られたアセトン不溶
部8g、ソルビトール30gを水569中に加えて、加
温溶解分散させ、加温したd−ミックストコフェロール
(純度70%)6gを混合し、ホモミキサーで20分間
撹拌してビタミンE可溶化組成物を得た。
実施例4
デカグリセリンモノリノール酸エステル60gを180
ccのアセトンに分散し、デカンテーションして不溶部
と可溶部に分離し、減圧乾燥して得られたアセトン不溶
部24gを水58g中に加え、加温溶解分散させ、加温
したd−ミックストコフェロール(純度70%)18g
を混合し、ホモミキサーで20分間撹拌してビタミンE
可溶化組成物を得た。
ccのアセトンに分散し、デカンテーションして不溶部
と可溶部に分離し、減圧乾燥して得られたアセトン不溶
部24gを水58g中に加え、加温溶解分散させ、加温
したd−ミックストコフェロール(純度70%)18g
を混合し、ホモミキサーで20分間撹拌してビタミンE
可溶化組成物を得た。
実施例5
デカグリセリンモノリノール酸エステル10g、グルコ
ース15gを水70g中に加え、加温溶解分散させ、加
温したclJ2−α−トコフェロールアセテート5gを
混合し、ホモミキサーで20分間撹拌して、d、il!
−α−トコフェロールアセテート可溶化組成物を得た。
ース15gを水70g中に加え、加温溶解分散させ、加
温したclJ2−α−トコフェロールアセテート5gを
混合し、ホモミキサーで20分間撹拌して、d、il!
−α−トコフェロールアセテート可溶化組成物を得た。
実施例6
デカグリセリンモリノール酸エステル8g、シE ta
109を水779中に加え、加温溶解分散させ、加温
したビタミンAパルミテート5gを混合し、ホモミキサ
ーで20分間撹拌して、ビタミンAパルミテート可溶化
組成物を得た。
109を水779中に加え、加温溶解分散させ、加温
したビタミンAパルミテート5gを混合し、ホモミキサ
ーで20分間撹拌して、ビタミンAパルミテート可溶化
組成物を得た。
実施例7
デカグリセリンモノリノール酸エステル10g、ソルビ
トール20g、アスコルビン酸ナトリウム0.5gを水
64.45 g中に加え、加温溶解分散させ、加温した
ビタミンAパルミテート5g、d−ミックストコフェロ
ール0.05 ’Jを混合し、ホモミキサーで20分間
撹拌して、ビタミンAパルミテート可溶化組成物を得た
。
トール20g、アスコルビン酸ナトリウム0.5gを水
64.45 g中に加え、加温溶解分散させ、加温した
ビタミンAパルミテート5g、d−ミックストコフェロ
ール0.05 ’Jを混合し、ホモミキサーで20分間
撹拌して、ビタミンAパルミテート可溶化組成物を得た
。
実施例8
ヘキサグリセリンモノオレイン酸エステル8g、ソルビ
トール2Clを水65g中に加え、加温溶解分散させ、
加温した中鎖トリグリセライド7gを混合し、ホモミキ
サーで20分間混合撹拌して、中鎖トリグリセライド可
溶化組成物を得た。
トール2Clを水65g中に加え、加温溶解分散させ、
加温した中鎖トリグリセライド7gを混合し、ホモミキ
サーで20分間混合撹拌して、中鎖トリグリセライド可
溶化組成物を得た。
実施例9
オクタグリセリンモノオレイン酸エステル10グ、フラ
クトース15gを水68g中に加え、加温溶解分散させ
、加湿した大豆油7gを混合し、ホモミキサーで20分
間混合撹拌して、大豆油可溶化組成物を得た。
クトース15gを水68g中に加え、加温溶解分散させ
、加湿した大豆油7gを混合し、ホモミキサーで20分
間混合撹拌して、大豆油可溶化組成物を得た。
実施例10
デカグリセリンモノリノール酸エステル10g、グリセ
リン10gを水74.5g中に加え、加温溶解分散させ
、加温したβ−カロチン(純度30%)5g、アスコル
ビン酸ステアリン酸エステル0.59を混合し、ホモミ
キサーで20分間混合撹拌して、β−カロチン可溶化組
成物を得た。
リン10gを水74.5g中に加え、加温溶解分散させ
、加温したβ−カロチン(純度30%)5g、アスコル
ビン酸ステアリン酸エステル0.59を混合し、ホモミ
キサーで20分間混合撹拌して、β−カロチン可溶化組
成物を得た。
比較例
d−ミックストコフェロール(14i度10%)1og
、モノエステル95%含有ショ糖ステアリン酸エステル
50g、エチルアルコール4(lを混合、40〜60℃
で加温溶解し均一溶液とした。
、モノエステル95%含有ショ糖ステアリン酸エステル
50g、エチルアルコール4(lを混合、40〜60℃
で加温溶解し均一溶液とした。
次に減圧下でエチルアルコールを留去し、乾燥、粉砕し
て粉末化し、ビタミンE製剤を得た。
て粉末化し、ビタミンE製剤を得た。
試験例1
実施例1〜10の油溶性物質の可溶化組成物1び、及び
比較例のビタミンE製剤0.36 (Jをpf−14の
クエン酸溶液100m1に溶解分散し、分光光度計波長
600 nlで透過度を測定した結果は次の通りであっ
た。
比較例のビタミンE製剤0.36 (Jをpf−14の
クエン酸溶液100m1に溶解分散し、分光光度計波長
600 nlで透過度を測定した結果は次の通りであっ
た。
実験区 透過率
実施例 1 92.3%
2 92.5%
3 92゜6%
4 90.8%
5 96.8%
6 91.0%
7 91、”%
8 94.0%
9 95、 1 %
10 92.2 %
比較例 30.6%
試験例2
実施例1〜10の油溶性物質の可溶化組成物を40℃の
恒温機中に密栓して保存し、15日目および30日目に
実施例1〜10の油溶性物質の可溶化組成物は1g、比
較例は0.36 gをとり、pH4のクエン酸水溶液1
00dに混合し、600 nllで透過度を測定した結
果は次の通りであった。
恒温機中に密栓して保存し、15日目および30日目に
実施例1〜10の油溶性物質の可溶化組成物は1g、比
較例は0.36 gをとり、pH4のクエン酸水溶液1
00dに混合し、600 nllで透過度を測定した結
果は次の通りであった。
0日 15日 30日
実施例1 92.3% 91.6% 89.4%2 9
2.5% 92.0% 90.1%392.6% 92
.3% 91.2%4 90、”% 89.牛% 88
.3%5 96、”% 94.3% 92.6%6 9
1.0% 90.1% 89.2%7 91.9% 9
1,0% 88.5%8 94.0% 93.3% 9
2.3%995.1 % 94.0 % 92.
8 %10 92.2 % 90.5 % 89.
7 %比較例 30.8% 29.9% 29.5%
以上の結果により、本発明の油溶性物質の可溶化組成物
の透明度はpH4の酸性溶液中でも極めて良好であり、
また経時的にもほとんど変化しなかった。
2.5% 92.0% 90.1%392.6% 92
.3% 91.2%4 90、”% 89.牛% 88
.3%5 96、”% 94.3% 92.6%6 9
1.0% 90.1% 89.2%7 91.9% 9
1,0% 88.5%8 94.0% 93.3% 9
2.3%995.1 % 94.0 % 92.
8 %10 92.2 % 90.5 % 89.
7 %比較例 30.8% 29.9% 29.5%
以上の結果により、本発明の油溶性物質の可溶化組成物
の透明度はpH4の酸性溶液中でも極めて良好であり、
また経時的にもほとんど変化しなかった。
Claims (1)
- (1)油溶性物質1〜15重量%、ポリグリセリン不飽
和脂肪酸エステル1〜25重量%、糖類又は/及び糖ア
ルコール類0〜40重量%を残余部の水中に混合撹拌し
てなる油溶性物質の可溶化組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60074090A JPH0636862B2 (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 油溶性物質の可溶化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60074090A JPH0636862B2 (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 油溶性物質の可溶化組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61234920A true JPS61234920A (ja) | 1986-10-20 |
JPH0636862B2 JPH0636862B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=13537130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60074090A Expired - Lifetime JPH0636862B2 (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 油溶性物質の可溶化組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636862B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0267247A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | 水に難溶性の脂肪酸エステルの可溶化方法 |
JP2005314519A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Riken Vitamin Co Ltd | L−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有組成物 |
JP2010178685A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Yakult Honsha Co Ltd | 脂溶性ビタミン類含有密封容器詰飲料およびその製造方法 |
US8557259B2 (en) | 2003-10-10 | 2013-10-15 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Liquid preparation |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009149542A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Foodtech Trading Co Ltd | 透明乳化組成物およびそれを含有する化粧品、食品 |
WO2009078245A1 (ja) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Foodtech Trading Co., Ltd. | 透明乳化組成物およびそれを含有する化粧品、食品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5995847A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-02 | Kazuo Matsushita | コ−ヒ−飲料の製造法 |
JPS6051104A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | Ajinomoto Co Inc | ビタミンe含有水性液剤 |
-
1985
- 1985-04-08 JP JP60074090A patent/JPH0636862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5995847A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-02 | Kazuo Matsushita | コ−ヒ−飲料の製造法 |
JPS6051104A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | Ajinomoto Co Inc | ビタミンe含有水性液剤 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0267247A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-07 | Asahi Denka Kogyo Kk | 水に難溶性の脂肪酸エステルの可溶化方法 |
US8557259B2 (en) | 2003-10-10 | 2013-10-15 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Liquid preparation |
JP2005314519A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Riken Vitamin Co Ltd | L−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有組成物 |
JP4554981B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2010-09-29 | 理研ビタミン株式会社 | L−アスコルビン酸脂肪酸エステル含有組成物 |
JP2010178685A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Yakult Honsha Co Ltd | 脂溶性ビタミン類含有密封容器詰飲料およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0636862B2 (ja) | 1994-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2219800T3 (es) | Microemulsion. | |
JP4717769B2 (ja) | 油溶性物質含有可溶化組成物の製造方法 | |
JPH09157159A (ja) | カロチノイド含有組成物 | |
JP3103430B2 (ja) | 脂溶性抗酸化剤混合物 | |
JP2000212066A (ja) | 脂溶性物質の水性液剤 | |
US20130071451A1 (en) | Carotenoid-containing composition and production method thereof | |
DE165352T1 (de) | Durchsichtige mizellare loesungen fettloeslicher essentieller nahrungsmittel. | |
MXPA98001863A (en) | Microemuls | |
JP2551755B2 (ja) | 可溶化液の製造法 | |
CN103391725B (zh) | 含类胡萝卜素的组合物 | |
CN104661739A (zh) | 含番茄红素的水包油型乳液组合物及其制造方法 | |
JP2009505809A (ja) | 乳化剤系、そのエマルジョンおよびその使用 | |
JPH0867666A (ja) | カロチノイド含有粉末製剤及びその製造方法 | |
DE60223569T2 (de) | Zeacarotene-farbstoff für lebensmittel oder pharmazeutika | |
CN111643376A (zh) | 一种纳米乳液组合物及其应用 | |
JPH0158164B2 (ja) | ||
JP2018512879A (ja) | ナノ粒子、ナノエマルション、及び混合室微粒子化によるそれらの形成 | |
JPS61234920A (ja) | 油溶性物質の可溶化組成物 | |
JPH0693996B2 (ja) | 乳化組成物 | |
JPH11188256A (ja) | 油性組成物及びその製造方法 | |
JP2004208555A (ja) | 乳化製剤 | |
JP2000157168A (ja) | 油性組成物及びその製造方法 | |
JPS61212322A (ja) | 脂溶性物質の水溶化製剤 | |
JP4228435B2 (ja) | 粉末油脂組成物およびその製造方法 | |
JPH11113486A (ja) | 油性組成物及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |