JPS61234481A

JPS61234481A - 情報認識方法

Info

Publication number: JPS61234481A
Application number: JP60075553A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Okazawa; 岡沢　好高
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-04-10
Filing date: 1985-04-10
Publication date: 1986-10-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は情報認識方法、例えば郵便物自動読取区分機
において、搬送される郵便物上に記載されている宛名を
読取る文字読取装置の情報認識方法等に関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ従来、郵便物自動読取区分機においては、区分情報とし
て郵便物上の郵便番号を読取り、この郵便番号に応じて
区分を行なうようになっている。

また、この郵便物上の宛名情報の最初に記載される都道
府県名、車名、区名および町名等の地名を読取って判定
し、この結果から区分先を判定するものが望まれており
種々考案されている。

しかしながら、上記のような地名を判定する装置では、
地名として読取った都道府県名、車名、区名および町名
等の大きな地名を示すものから順に認識処理を行ない、
この認識の結果に対応する区分先を判定している。つま
り、地名の大きなものから順に認識を行ない、多くの地
名の中から一つの区分先を特定し、郵便物の正確な区分
を行なっている。

上記のように、地名から区分先を認識する場合、その文
字情報はその書式および使用文字種が多用であるため、
郵便物上全面に記載されている宛名情報の読取りを行な
って、地名つまり区分先を判定しなければならない。こ
のため、不必要な文字列を読んで誤読する可能性があり
、正確な認識を行なうことは困難である。また、処理に
時間がかかるという問題があった。そこで、従来の方法
では記入枠の制限を設け、書式および使用文字種を指定
するような方法としていたが、利用者へ多大な負担をか
けているという問題がめった。

［発明の目的］この発明は、上記のような点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、利用者に負担をかけずに、高
速かつ正確な認識を行なうことのできる情報認識方法を
提供しようとするものである。

［発明の概要］この発明は上記目的を達成するために、下位情報が上位
情報に対応して単一にのみ存在するときの下位情報をそ
の上位情報に対応づけて記憶する記憶手段と、認識すべ
き情報を部分的に認識する認識手段とを有し、認識すべ
き情報から上位情報と下位情報とを認識する第１のステ
ップと、認識された上位情報に対応する下位情報候補を
上記記憶手段から取出し、認識された下位情報と比較す
る第２のステップと、この第２のステップにおいて一致
する下位情報が存在しないとき次に上位となるべき上位
情報を認識して上記第１ステップおよび第２ステップを
実行するようにしたものである。

［発明の実施例］以下、この発明に係る情報認識方法を郵便物自動読取区
分機に適用した一実施例について図面を参照して説明す
る。

第２図は、この発明に係る被読取物、例えば郵便物Ｐの
一例を示すもので、その表面には複数行（この場合は２
行）の宛名情報１が横方向に記載されている。このよう
な郵便物Ｐの最上行２には、「都道府県名」、「車名」
、「区名」等の地名（品用区荏原０００２−３−５＞３
等からなる宛先が記載され、最終行（２行目）４には郵
便物Ｐの受取人の名前やビルの名前等である受取人名（
００家電販売）５が記載されている。この受取人名５は
、個人名や会社名や学校名等の情報である。そして、こ
れらの中には、ある特定される地域内に１つのみ存在し
、その受取人名により宛先を認識することのできるもの
もあり、これを特定名と言う。そして、郵便物Ｐは、図
示矢印ａ方向に搬送されるようになっている。

第１図は、郵便物自動読取区分機に用いられる、本発明
の情報認識方法の構成を概略的に示すものである。すな
わち、１１は第１走査部であり、矢印ａ方向に搬送され
る郵便物Ｐの搬送路に沿って設けられている。この第１
走査部１１は、郵便物Ｐ上のあらかじめ定められた視野
範囲６（第２図参照）を、破線矢印方向に光学的に走査
して光電変換することによりパターン信号を得るもので
ある。この第１走査部１１は、例えば郵便物Ｐ上に光を
照射する光源、およびその反射光を受けて電気信号に変
換する自己走査形のＣＯＤイメージセンサ等によって構
成される。

１３は文字行検出装置で、第１走査部１１からのパター
ン信号により、地名３が存在する最上行２、および受取
人名５が存在する最終行４の位置等を検出し、後述する
第２走査部１４の読取視野位置を設定する視野位置設定
信号を出力するものである。

この文字行検出装置１３は、例えば第１走査部１１から
供給されるパターン信号によりＸ方向への投影であるＸ
マスクを作成するＸマスク作成回路、Ｙ方向への投影で
あるＹマスクを作成するＹマスク作成回路、およびそれ
らマスク信号で抽出される各行情報と各条件情報により
、Ｘマスク内にある各行が宛先情報ブロックとしてふさ
れしいか否かを判定し、その判定したブロックの左側の
Ｘ座標値および左上端のＹ座標値を選択出力する判定回
路等によって構成されている。

１４は第２走査部で、郵便物Ｐの搬送路に沿った第１走
査部１１の搬送方向前方に設けられているもので、上記
郵便物Ｐ上の設定視野範囲７（第２図参照）を、破線矢
印方向に光学的に走査して光電変換することによりパタ
ーン信号を得るものである。この第２走査部１４は、例
えば郵便物Ｐ上に光を照射する光源、上記文字行検出装
置１３の出力によって制御される読取視野設定用の可動
ミラー、および郵便物Ｐ上からの反射光を上記可動ミラ
ーを介して受け、それを電気信号に変換する自己走査形
のＣＯＤイメージセンサ等によって構成される。

１５は文字検出切出部で、第２走査部１４からのパター
ン信号により宛名情報１から地名３のブロックと最終行
く２行目）４の受取人名５のブロック等をそれぞれ検出
切出しするものでおる。この文字検出切出部１５は、例
えば第３図（ａ）および（ｂ）に示すように、切、出し
文字に対応してマスクを作成し、そのマスクごとをブロ
ック化し、このブロックパターンから都道府県名、車名
、区名および町名等の地名を示すブロック、および受取
人名を示すブロック等を判断し、各文字パターンを一文
字づつ検出切出しするようになっている。

上記受取人名のブロックの判断は、国内の郵便物におい
ては、受取人名である例えば「ＸＸ会館」等の名称は最
終行に記載される傾向があることを利用して、最終行の
ブロックを受取人名のブロックと判断している。

１６は正規化部であり、文字検出切出部１５から供給さ
れる文字パターン、つまり検出切出された文字情報を正
規化し、サンプリングするものである。

１７は認識部で、上記文字検出切出部１５から正規化部
１６を介して供給される文字情報を、辞書１８内の数字
、漢字、カタカナに対する基準パターンとのマツチング
法等によって、数字、漢字およびカタカナ等の文字をそ
れぞれ認識するものである。

１９は宛名判定部で、これは上記認識部１７から供給さ
れるブロックごとの地名により、宛先辞書２０から続出
される特定基インデックスに対応して特定基辞書２１か
ら読出される特定基と、上記認識部１７から供給される
受取人名５とが一致するか否かを判定するものである。

上記宛先辞書２０はＲＯＭ等によって構成され、例えば
第４図（ａ）に示すように、都道府県名、車名および区
名等の地名と、各地域内における特定基が記憶されてい
る特定名辞＠２１の開始アドレス（特定基インデックス
）とによって構成されている。上記宛先辞書２０におけ
る種々の地名は、５０音順に記憶されている。例えば、
第４図に示すように、・・・、「江東区」、・・・、「
品川区」、「品用区荏原」、「品用区大崎」、・・・、
「渋谷区」、・・・等が記憶されている。

上記特定基辞書２１は、地名によって所定の地域内に１
つしか存在しない宛先名である特定基（知識情報）が記
憶されているものでおる。例えば、第４図（ｂ）に示す
ように、「品川区」の特定基としては、ｌ’−ｘｘ会館
」、「ΔΔ小学校」、・・・、また「品用区荏原」の特
定基としては［○Ｏ家電販売」、「ロロ内科」、・・・
、また「品用区大崎」の特定基としては　「Ｏ○家電販
売」、「☆☆ビル」、・・・が記憶されている。

すなわち、上記宛名判定部１９は、認識部１７から供給
される地名３の地域内の特定基インデックス（開始アド
レス）を宛先辞書２０から読出し、この読出したアドレ
スに対応する特定基辞書２１のアドレスから、順次エン
ドマークが読出されるまで特定基を読出すようになって
いる。そして、上記宛名判定部１９は、認識部１７から
の受取人名５と特定基辞書２１から順次読出される特定
基とを比較し、一致するが否かを判定するものである。

この判定の結果、受取人名と特定基とが一致する場合、
宛名情報１がＶ＆識され、認識結果を区分情報として後
段へ出力するようになっている。

また、特定基が判定できなかった場合には、認識部１７
により２番目のブロックの地名が認識され、２番目のブ
ロックの認識結果の地域内の特定基インデックスを読出
し、上記同様に特定基が判定されるようになっている。

次に、このような構成において、第５図に示すフローチ
ャートを参照しつつ動作を説明する。

例えば、今、第２図に示す郵便物Ｐが搬送路上を矢印ａ
方向に搬送され、第１走査部１１に到達する。すると、
この第１走査部１１は、その郵便物Ｐ上の視野範囲６を
光学的に走査して光電変換し、そのパターン信号を文字
行検出装置１３に出力する。

この文字行検出装置１３は、読取るべき地名３等が記載
されている最上性２、および受取人名５が記載されてい
る最終行４の位置等を検出し、それを第２走査部１４に
対する読取視野位置設定信号に変換して出力する。これ
により、第２走査部１４は、その読取視野位置用の可動
ミラーが上記視野位置設定信号により制御されることに
よって、郵便物Ｐ上に対する視野範囲７を設定する。そ
して、上記郵便物Ｐが第２走査部１４に到達したときに
、この第２走査部１４は、その郵便物Ｐ上の設定視野範
囲７を光学的に走査して光電変換し、そのパターン信号
を文字検出切出部１５に出力する。

この文字検出切出部１５は、第２走査部１４からのパタ
ーン信号により、第３図（ａ）および（ｂ）に示すよう
に、マスクが作成され、そのマスクごとをブロック化し
、各ブロックの各文字を１文字づつ検出切出しする。

こうして、検出切出しされた１文字づつの文字パターン
は、ポ規化部１６で正規化され、サンプリングされて認
識部１７に供給される。

すると、認識部１７は文字検出切出部１５から正規り化部１６を介して供給される宛５情報１の最上性２の最
初のブロック（地名）に対する１文字ごとの文字パター
ンを、例えば辞書１Ｂ内の漢字、数字およびカタカナに
対応する基準パターンとのマツチング法等によってそれ
ぞれ文字認識し、その認識結果を宛名判定部１９に出力
する。また、認識部１７は、文字検出切出部１５から正
規化部１６を介しそ供給される、宛＼情報１の最終行４
のブロック（受取人名）に対する１文字ごとの文字パタ
ーンに対する認識の結果を宛名判定部１９に出力する（
３１．３２　）。

これにより、宛名判定部１９は、上記認識部１７から供
給される最初のブロックの認識結果（品用区）の特定名
インデックス（特定基辞書２１の開始アドレス）で、地
名を宛先辞＄２０から読出しくＳ３、Ｓ４）、このアド
レスに対応する特定基辞書２１のアドレスから順次特定
名を読出す（Ｓ５　、ＳＳ　）。

そして、宛名判定部１９は、認識部１７から供給される
受取人名（００家電販売）５と、特定名辞＄２１から順
次読出される特定名とを比較し、一致するか否かを判定
する（Ｓ７）。そして、比較の結果、一致すれば宛名情
報１の認識を終えて宛名の認識結果を区分機へ出力する
。

さらに、上記ステップ＄５で、最初のブロックの認識結
果に対して特定名インデックスがない場合、ＷＩｋ識部
１７は２番目のブロックの認識を行ない（Ｓ２）、この
認識結果を宛名判定部１９に供給する。これにより、宛
名判定部１９は、最初と２番目のブロックに対する地名
（地名、品用区荏原）３に対する特定名インデックスを
宛先辞書２０から読出しくＳ３、Ｓ４）、このアドレス
に対応する特定基辞書２１のアドレスから順次特定名を
読出す（３５，３６）。そして、宛名判定部１９は、認
識部１７から供給される受取人名５と、特定基辞書２１
から順次読出される特定名とを比較し、一致するか否か
により宛名を判定する（Ｓ７）。

そして、上記ステップＳ３で、宛名判定部１９に出力さ
れるＷ＆識結果が最後のブロック（受取人名）である場
合、宛名判定部１９は、それまでに供給された認識結果
を区分情報として後段の区分機（図示せず）に出力する
。

すなわち、第２図に示すような宛名情報１として「品用
区　荏原　Ｏ○０　２−３−５　００家電販売」と記載
された郵便物Ｐが搬送された場合、まず認識部１７から
宛名判定部１９に最上性（１行目）２の最初のブロック
の「品用区」という地名３と、最終行（２行目）４のブ
ロックの「ＯＱ家電販売」という受取人名５とが供給さ
れる。すると、宛名判定部１９は、宛先辞書２０により
「品用区」に対応する特定名インデックス（開始アドレ
ス）を読出す。そして、宛名判定部１９は、認識部１７
から供給される受取人名「ＱＱ家電販売」５と、上記特
定名インデックスによって特定基辞書２１から順次続出
される特定基「××会館」、「△△小学校」、・・・等
を順次比較し、一致するものがあるか否か判定する。こ
の場合、一致する特定基がないので、宛名判定部１９は
宛名情報１の２番目のブロックの「荏原」という地名３
が供給される。すると、宛名判定部１９は、地名として
の「品用区荏原」の特定基インデックスを宛先辞書２０
より読出す。そして、宛名判定部１９は、認識部１７か
ら供給される受取人名「ｏＯ家電販売」５と、上記特定
基インデックスによって特定基辞書２１から順次読出さ
れる特定基「ｏＯ家電販売」、「ロロ内科」、・・・等
とを順次比較し、一致するものがあるか否か判定する。

この場合、特定基として「Ｏｏ家電販売」が一致する。

この結果、宛名判定部１９は、「品用区荏原　○Ｏ家電
販売」を区分情報として、後段の区分機（図示せず）に
出力する。

上記したように、郵便物上から宛名、例えば「都道府県
名」、「車名」、「区名」、「町名」および「受取人名
」等を同時に読取り、この「都道府県名」、「車名」、
「区名」および「町名」等の地名を、地域の大きな順に
特定基インデックスを参照し、特定名辞車内に記憶され
ている特定基と郵便物上から読取った受取人名との一致
チェックによって宛名情報を認識するようにしたので、
必要かつ最小娘の認識動作で宛名を判定することが可能
となる。このため、不必要な地名認識による誤処理を防
止することができると共に、高速かつ確実な宛名の！！
？！識を行なうことができる。

尚、上記実施例においては、本発明を郵便物自動読取区
分機に適用したものについてのみ説明したが、本発明は
これにとられれるものではなく、単語を判定する種々の
装置に応用することができる。また、上記実施例におい
ては、文字情報を検出して認識するものについて説明し
たが、音声を検出して情報を認識するものであってもよ
い。

また、上記実施例においては、特定基辞書を１層構造と
して説明したが、特定名辞車内に次の特定基辞書へのア
ドレスを設は階層構造として構成すれば、例えば「品用
区」の特定基として［◎◎マンション」が認識された場
合、その「◎◎マンション」の特定基として「スズキ０
ＯＯＯＪ、「サトウΔΔΔ」、「イトウロロロロ」・・
・等の個人名（知識情報）を記憶させておけば、より細
かな認識を行なうことが可能となる。

［発明の効果］以上詳述したように、この発明によれば、利用者に負担
をかけずに、高速かつ正確な認識を行なうことができる
情報認識方法を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る情報認識方法が適用される郵便
物自動読取区分機の一実施例を概略的に示すブロック図
、第２図は郵便物の一例を示す平面図、第３図は文字検
出切出部の動作を説明するために示す図、第４図は宛先
辞書（特定基インデックス）および特定基辞書との関係
を説明するために示す図、第５図は宛名判定部の動作例
を説明するためのフローチャートである。Ｐ・・・郵便物、１・・・宛名情報、３・・・地名、５
・・・受取人名、１１・・・第１走査部、１３・・・文
字行検出装置、１４・・・第２走査部、１５・・・文字
検出切出部、１６・・・正規化部、１７・・・認識部、
１８・・・辞書、１９・・・宛名判定部、２０・・・宛
先辞書（特定基インデックス）、２１・・・特定基辞書
。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦ｆｓｚ図第３ｒ３（ｂ）１！４　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）下位情報が上位情報に対応して単一にのみ存在す
るときの下位情報をその上位情報に対応づけて記憶する
記憶手段と、認識すべき情報を部分的に認識する認識手
段とを有し、認識すべき情報から上位情報と下位情報と
を認識する第１のステップと、認識された上位情報に対
応する下位情報候補を上記記憶手段から取出し、認識さ
れた下位情報と比較する第２のステップと、この第２の
ステップにおいて一致する下位情報が存在しないとき次
に上位となるべき上位情報を認識して上記第１ステップ
および第２ステップを実行するようにした情報認識方法
。
（２）上記情報は、送達物品の宛名情報であることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の情報認識方法。
（３）上記上位情報は、地名であることを特徴とする特
許請求の範囲第２項記載の情報認識方法。
（４）上記下位情報は、所定の地域内に１つのみ存在す
る特定名称であることを特徴とする特許請求の範囲第２
項記載の情報認識方法。