JPS61233532A - 装飾品用複合素材 - Google Patents
装飾品用複合素材Info
- Publication number
- JPS61233532A JPS61233532A JP7489285A JP7489285A JPS61233532A JP S61233532 A JPS61233532 A JP S61233532A JP 7489285 A JP7489285 A JP 7489285A JP 7489285 A JP7489285 A JP 7489285A JP S61233532 A JPS61233532 A JP S61233532A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- brazing
- clad
- composite material
- atmosphere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、眼鏡フレーム、時計側、時計バンド、ネック
レスなど用の複合素材の改良に係り、詳しくは複合素材
のクラッド接合強度が強く、且つろう付特性に優れた装
飾品用複合素材に関する。
レスなど用の複合素材の改良に係り、詳しくは複合素材
のクラッド接合強度が強く、且つろう付特性に優れた装
飾品用複合素材に関する。
（従来技術とその問題点）
近時、各種装飾品に於いて、活動性を高める意味から軽
量の装飾品が要望されている。
量の装飾品が要望されている。
このような要望に応えようとする装飾品用素材として、
最近Ｔｉ又はＴｉ合金が使用されている。
最近Ｔｉ又はＴｉ合金が使用されている。
しかしＴｉ又はＴｉ合金はろう付性が悪く、強い強度を
持たせる為には、高真空中或いは特殊な雰囲気の下でろ
う付を行う必要があり、この点での改善が望まれていた
。
持たせる為には、高真空中或いは特殊な雰囲気の下でろ
う付を行う必要があり、この点での改善が望まれていた
。
その１つの手段として、第３図に示す如（Ｔｉ又はＴｉ
合金を芯材１とし、これの外側に耐食性が良く且つろう
付性に優れた材料２、例えばＮｉ合金、金合金、白金族
合金、ステンレス鋼などのいずれかをクラッドする方法
が採られている。
合金を芯材１とし、これの外側に耐食性が良く且つろう
付性に優れた材料２、例えばＮｉ合金、金合金、白金族
合金、ステンレス鋼などのいずれかをクラッドする方法
が採られている。
しかしこの方法に依ると、Ｔｉ又はＴｉ合金の芯材１の
酸化或いは窒化が防げ、大気中で簡便にろう付が行える
という長所があるものの、この装飾品用複合素材３を圧
延して、板材４を作り、この板材４を第４図に示す如＜
Ａｇろう、Ａｕろう等のろう材５を用いて６００〜９０
０℃大気中でろう付すると、芯材１と外側の材料２との
界面に非常に脆い金属間化合物６が生成されるので、ろ
う付後この金属間化合物６の層から剥離するという致命
的な欠点があった。
酸化或いは窒化が防げ、大気中で簡便にろう付が行える
という長所があるものの、この装飾品用複合素材３を圧
延して、板材４を作り、この板材４を第４図に示す如＜
Ａｇろう、Ａｕろう等のろう材５を用いて６００〜９０
０℃大気中でろう付すると、芯材１と外側の材料２との
界面に非常に脆い金属間化合物６が生成されるので、ろ
う付後この金属間化合物６の層から剥離するという致命
的な欠点があった。
（発明の目的）
本発明は斯かる欠点を解消すべくなされたちので、大気
中でろう付が可能で、しかもろう付強度が著しく高くそ
の上外側の材料とが剥離する事のない装飾品用複合素材
を提供せんとするものである。
中でろう付が可能で、しかもろう付強度が著しく高くそ
の上外側の材料とが剥離する事のない装飾品用複合素材
を提供せんとするものである。
（発明の構成）
本発明の装飾品用複合素材は、第１図に示す如（Ｓｎめ
っきの施されたＴｉ又はＴｉ合金１に、これの外側にＣ
ｕ −Ｎ ｉ合金が中間層７としてクラッドされ、この
中間層７の外側に耐食性が良く且つろう付性に優れた材
料２、例えばＮｉ合金、白金族合金、金合金、ステンレ
ス鋼などのいずれかがクラッドされて成るものである。
っきの施されたＴｉ又はＴｉ合金１に、これの外側にＣ
ｕ −Ｎ ｉ合金が中間層７としてクラッドされ、この
中間層７の外側に耐食性が良く且つろう付性に優れた材
料２、例えばＮｉ合金、白金族合金、金合金、ステンレ
ス鋼などのいずれかがクラッドされて成るものである。
（作用）
斯かる構成の装飾品用複合素材３′を圧延して板材４′
を作り、この板材４′を第２図に示す如＜Ａｇろう、Ａ
ｕろう等のろう材５を用いて６００〜９００℃大気中で
ろう付けすると、芯材ｌと中間層７の固溶体８が形成さ
れるので、脆性を示さず、むしろ強化される。またＴｉ
またはＴｉ合金には予めＳｎめっきが施されているので
、複合素材の製造工程中におけるＴｉの酸化が ない。
を作り、この板材４′を第２図に示す如＜Ａｇろう、Ａ
ｕろう等のろう材５を用いて６００〜９００℃大気中で
ろう付けすると、芯材ｌと中間層７の固溶体８が形成さ
れるので、脆性を示さず、むしろ強化される。またＴｉ
またはＴｉ合金には予めＳｎめっきが施されているので
、複合素材の製造工程中におけるＴｉの酸化が ない。
従って、ろう付後の剥離が無く、ろう付強度の高い良好
なろう付が得られる。
なろう付が得られる。
次に本発明の装飾品用複合素材の効果を明瞭にする為に
具体的な実施例と従来例について説明する。
具体的な実施例と従来例について説明する。
（実施例１）
直径４８ｍｍのＴｉの棒材にＳｎめっきを５μ施し、こ
れにＣｕ−Ｎｉ３０％合金を被せ、その上に、内周面に
Ｎｉめっきを５μ施したＮｉ−ＣｒｌＯ％合金パイプを
被せ、押出し、引抜加工等により、第１図に示す如く、
Ｔｉを直径２．６ｍｍの芯材１とし、これの外側に厚さ
０．００２ ｍｍのＣｕ−Ｎｉ合金を中間層７としてク
ラッドし、この中間層７の外側に厚さ０．１７ｍｍのＮ
ｉ−Ｃｒ合金２をクラッドして装飾品用複合素材３′と
成し、これを圧延して０ 、７５ｍｍ厚の板材４′を作
り、この板材４′を第２図に示す如＜Ａｇ−Ｃｕ２３％
のろう材５を用いて８３０℃大気中でろう付してテスト
ピースを得た。
れにＣｕ−Ｎｉ３０％合金を被せ、その上に、内周面に
Ｎｉめっきを５μ施したＮｉ−ＣｒｌＯ％合金パイプを
被せ、押出し、引抜加工等により、第１図に示す如く、
Ｔｉを直径２．６ｍｍの芯材１とし、これの外側に厚さ
０．００２ ｍｍのＣｕ−Ｎｉ合金を中間層７としてク
ラッドし、この中間層７の外側に厚さ０．１７ｍｍのＮ
ｉ−Ｃｒ合金２をクラッドして装飾品用複合素材３′と
成し、これを圧延して０ 、７５ｍｍ厚の板材４′を作
り、この板材４′を第２図に示す如＜Ａｇ−Ｃｕ２３％
のろう材５を用いて８３０℃大気中でろう付してテスト
ピースを得た。
（実施例２）
直径４８ｍｍ（７）Ｔ ｉ −Ａ １３％−Ｖ２％合金
棒材にスパッタリングにてＳｎめっきを５μ施し、これ
にＣｕ−Ｎｉ２Ｏ％合金を被せ、その上に、Ａｕ−Ａ
ｇ １２．５％−ｃ ｕ １２．５％合金を被せ、押出
し、引抜加工等により、第１図に示す如く、Ｔｉ合金を
直径２．６ｍｍの芯材１とし、これの外側に厚さ０．０
０２ｍｍのＣｕ−Ｎｉ合金材料を中間層７としてクラッ
ドし、この中間層７の外側に厚さ０．１７ｍｍの金合金
２をクラッドして装飾品用複合素材３′と成し、 これを圧延して０．７５ｍｍ厚の板材４′を作り、この
板材４′を第２図に示す如＜Ａｇ−Ｃｕ２８％のろう材
５を用いて８３０℃大気中でろう付してテストピースを
得た。
棒材にスパッタリングにてＳｎめっきを５μ施し、これ
にＣｕ−Ｎｉ２Ｏ％合金を被せ、その上に、Ａｕ−Ａ
ｇ １２．５％−ｃ ｕ １２．５％合金を被せ、押出
し、引抜加工等により、第１図に示す如く、Ｔｉ合金を
直径２．６ｍｍの芯材１とし、これの外側に厚さ０．０
０２ｍｍのＣｕ−Ｎｉ合金材料を中間層７としてクラッ
ドし、この中間層７の外側に厚さ０．１７ｍｍの金合金
２をクラッドして装飾品用複合素材３′と成し、 これを圧延して０．７５ｍｍ厚の板材４′を作り、この
板材４′を第２図に示す如＜Ａｇ−Ｃｕ２８％のろう材
５を用いて８３０℃大気中でろう付してテストピースを
得た。
（従来例）
直径４９１１ＩＩＩＩのＴｒｉ棒材にＮｉ−ＣｒｌＯ％
合金を被せ、押出し、引抜加工等により、第３図に示す
如く、Ｔｉを直径２．６ｍｍの芯材１とし、これの外側
に厚さ０．１７５ｍのＮｉ−Ｃｒ合金２をクラッドして
装飾品用複合素材３と成し、これを圧延して０ 、７５
ｍｍ厚の板材４を作り、この板材４を第４図に示す如＜
Ａｇ−Ｃｕ２８％のろう材５を用いて８３０℃大気中で
ろう付してテストピースを得た。
合金を被せ、押出し、引抜加工等により、第３図に示す
如く、Ｔｉを直径２．６ｍｍの芯材１とし、これの外側
に厚さ０．１７５ｍのＮｉ−Ｃｒ合金２をクラッドして
装飾品用複合素材３と成し、これを圧延して０ 、７５
ｍｍ厚の板材４を作り、この板材４を第４図に示す如＜
Ａｇ−Ｃｕ２８％のろう材５を用いて８３０℃大気中で
ろう付してテストピースを得た。
然して実施例１．２及び従来例のテストピースを引っ張
り試験した処、下表に示すような結果を得た。
り試験した処、下表に示すような結果を得た。
（以下余白）
＊試験個数 ： ５個
上表で明らかなように実施例１．２のテストピースは従
来のテストピースに比し、破断強度が著しく高く、接合
強度が高いことが判る。また従来例のテストピースは芯
材ｌと外側の材料２との接合面が破断面であったのに対
し実施例のテストピースは母材が破断面で、芯材１と外
側の材料２との接合強度が高いことが判る。
来のテストピースに比し、破断強度が著しく高く、接合
強度が高いことが判る。また従来例のテストピースは芯
材ｌと外側の材料２との接合面が破断面であったのに対
し実施例のテストピースは母材が破断面で、芯材１と外
側の材料２との接合強度が高いことが判る。
（発明の効果）
以上詳記した通り本発明の装飾品用複合素材は、大気中
でろう付が可能でろう付作業性に優れ、しかもろう付は
強度が著しく高く、その上ＴｉまたはＴｉ合金と外側の
耐食性材料とが剥離することが無いので、耐久性、機能
性に優れ、軽量装飾品用複合素材としては画期的なもの
と云える。
でろう付が可能でろう付作業性に優れ、しかもろう付は
強度が著しく高く、その上ＴｉまたはＴｉ合金と外側の
耐食性材料とが剥離することが無いので、耐久性、機能
性に優れ、軽量装飾品用複合素材としては画期的なもの
と云える。
第１図は本発明の装飾品用複合素材の断面図、第２図は
その複合素材を圧延して得た板材をろう付して得たテス
トピースの断面図、第３図は従来の装飾品用複合素材の
断面図、第４図はその複合素材を圧延して得た板材をろ
う付して得たテストピースの断面図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第１図 第３図 第２図 第４図
その複合素材を圧延して得た板材をろう付して得たテス
トピースの断面図、第３図は従来の装飾品用複合素材の
断面図、第４図はその複合素材を圧延して得た板材をろ
う付して得たテストピースの断面図である。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第１図 第３図 第２図 第４図
Claims (1)
- Ｓｎめっきの施されたＴｉ又はＴｉ合金に、Ｃｕ−Ｎｉ
合金が中間層としてクラッドされ、外側に耐食性材料が
クラッドされていることを特徴とする装飾品用複合素材
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7489285A JPS61233532A (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 装飾品用複合素材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7489285A JPS61233532A (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 装飾品用複合素材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61233532A true JPS61233532A (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=13560483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7489285A Pending JPS61233532A (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 装飾品用複合素材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61233532A (ja) |
-
1985
- 1985-04-09 JP JP7489285A patent/JPS61233532A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3303594B2 (ja) | 耐熱銀被覆複合体とその製造方法 | |
| JPS61233532A (ja) | 装飾品用複合素材 | |
| JPS61233533A (ja) | 装飾品用複合素材 | |
| JPS61228946A (ja) | 装飾品用複合素材 | |
| JPS61228947A (ja) | 装飾品用複合素材 | |
| JPS61202786A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPS6239231A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPS61273947A (ja) | 装飾品用複合素材 | |
| JPS61202784A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPS6135419A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS61185440A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPS6225725A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS6239230A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPS60125658A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS61202785A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPH0515170B2 (ja) | ||
| JPS61186137A (ja) | 装飾品用複合素材及びその製造方法 | |
| JPS60131978A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS5952643A (ja) | 複合材料 | |
| JPH0442985B2 (ja) | ||
| JPS6135418A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS6328977B2 (ja) | ||
| JPS61109018A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS61169817A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 | |
| JPS61109021A (ja) | 眼鏡フレ−ム用複合素材 |