JPS61233425A - 可視磁気カ−ド - Google Patents

可視磁気カ−ド

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JPS61233425A
JPS61233425A JP60073997A JP7399785A JPS61233425A JP S61233425 A JPS61233425 A JP S61233425A JP 60073997 A JP60073997 A JP 60073997A JP 7399785 A JP7399785 A JP 7399785A JP S61233425 A JPS61233425 A JP S61233425A
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Japan
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magnetic
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JP60073997A
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Yasuzo Murata
村田 保三
Takeo Yokoyama
武夫 横山
Hiroyuki Wada
博行 和田
Masaaki Sakurai
正明 桜井
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Nippon Signal Co Ltd
Pilot Corp
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野 〕 本発明は、逐次書き換えられる磁気記録情報を可視画像
として表示する表示手段を備えた磁気カードに関する。
〔技術的前景 〕
磁気カードは記録・再生システムを構成する部品が比較
的安価で信頼性に冨み、記録容量が比較的大で、記録・
再生・消去が即時にでき、繰り返し使用が可能であり、
携帯、取り扱いが便利で安価などの特徴が生かされ、省
力化機器などへの情報の入出力媒体として、例えば、キ
ャッシュカード、クレジットカード、磁気乗車券などに
利用されている。
しかしながら、磁気カードの磁気記録情報はそのままで
は目視不可能であるため、少なくともその情報のうち、
目視確認したいものを、文字化もしくは数字化して磁気
記録し、その磁気情報を可視画像として表示できる磁気
カードの開発が望まれてきた。
〔従来の技術 〕
そこで本出願人らは、先に、磁気記録シートと透明なシ
ートとを対向してこの二枚のシート間に表示セルを形成
し、この表示セルに磁性粉、ないし磁性粉を含浸させた
液体を封入した可視磁気カードを提案した(特公昭56
−852号)。
このように形成された可視磁気カードは、表示セルに対
応した磁気記録シート部分に、マルチトラック(例えば
、7トラツク)の磁気ヘッドで、磁気潜像として着磁し
た画線部を形成すると、表示セルに封入された磁性粉が
上記画線部に吸引され、着磁されなかった非画線部との
間にコントラストを生じて可視化が行え、一旦、消磁し
てのち再度、磁気潜像の書き込みを行うことにより可視
画像の書き換えを行うことができる。
〔発明が解決しようとする問題点 〕
このような磁気カードとして要求される特性は、可視画
像を高速に、かつ鮮明に表示することであるが、たんに
磁性粉や磁性粉を含浸させた液体を封入しただけでは、
このような要求に充分応えられないことが判った。すな
わち、磁性粉のみを封入した場合には可視画像の形成に
係わらない磁性粉が表示セル器壁、具体的には磁気記録
シートや透明シートに付着して鮮明な表示が得られ難い
こと、また磁性粉を含浸させた液体を封入した場合には
磁性記録シート上の磁気潜像は磁気吸引力が弱いため、
非画線部上の磁性粉を充分に吸引することができず、表
示速度に欠け、また画線部に吸引されずに残った非画線
部上の磁性粉が表示の鮮明性を損なうことが判った。
本発明者等は、表示時における表示速度の向上と表示の
鮮明性を得るため、可視磁気カードの表示方式および表
示セルに封入する表示材料につき研究を重ねた結果、表
示方式として磁性粒子が磁気潜像として着磁された画線
部へ配向することによって表示のコントラストを得るこ
とが高速表示に適すること、また表示材料として分散媒
に分散された板状の光反射性磁性粒子を用いることが表
示速度の向上と表示の鮮明性に好ましい結果を与えるこ
とを見出し、本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段 〕
本発明の磁気カードは、磁気記録シートと少なくとも表
示部が透明な表示シートとを対向してこの二枚のシート
間に表示セルを形成し、この表示セルに板状の光反射性
磁性粒子を分散媒に分散した分散液を封入してなること
を特徴とするものである。
本発明によれば、板状の磁性粒子が分散媒中に分散され
ており、表示は画線部への磁性粒子の配向(回転)によ
って表示が行われる。すなわち、本発明の可視磁気カー
ドは、表示セルに対応した磁気記録シート部分に磁気潜
像として着磁した画線部を形成すると、表示セル中の上
記画線部に対応する板状磁性粒子のみが、着磁した画線
部の磁界に沿って分散媒中で容易に、しかも直ちに配向
し、着磁されなかった非画線部との間にコントラストを
生じて表示が行われるのである。このため、磁性粒子が
画線部へ吸引(移動)して表示が行われる場合に較べ、
表示に要するエネルギーが少なくてすみ、比較的弱い磁
気潜像からなる画線部へも速やかに配向するため高速の
表示が得られる。また、本発明は磁性粒子として、特に
板状の光反射性磁性粒子を使用するので、画線部の磁気
潜像から生ずる磁界に沿って配向し易く、画線部にて表
示面に対して垂直方向に配列して高いコントラストを生
ずる。このとき偏平な粒子はど垂直方向と水平方向の光
反射率が異なるため、コントラストが一層良くなり、鮮
明な表示が得られるので好ましい。
以上の如く本発明は、従来にない高速で鮮明な可視画像
を表示できる可視磁気カードを提供するものであるが、
特に分散媒の粘度を30cps  (20℃)以上に高
めると、更に好ましい結果が得られることが判った。本
発明で使用する分散媒の粘度は、Qcpsから数千cp
sまでの範囲で実用上、使用し得るが、特に分散媒の粘
度を30cps以上にしておくと、磁気記録シートに磁
気潜像としての着磁を行う際、磁気ヘッドが表示セルを
こすりながら走査するので、分散液に流動が生じ、この
流動が走査方向に平行な層流(表示面に平行)となるの
で、非画線部の磁性粒子は層流に沿って表示面に平行に
なり易く、画線部部分の磁性粒子のみが表示面に垂直に
配向するので非常にコントラストが向上するのである。
分散媒の粘度がこれより低くなればなるほど磁気ヘッド
にこすられたときの外力により乱流が起こりやすくなり
、非画線部の磁性粒子が表示面に均一に平行になりにく
くなるために徐々にコントラストの低下が起こりやす(
なる。
以下、図面を参照しながら本発明をさらに詳しく説明す
る。
第1図に示したように、分散液を封入する可視磁気カー
ド1は、磁気記録シート2と表示シート3と表示セル4
からなる。
磁気記録シート2は祇またはプラスチックのベースシー
ト6表面の一部または全面に磁性層5をコーティング、
印刷、転写あるいは貼着して形成されている。磁性層は
磁気記録材料として用いられているr−Fe、03 、
Co被着r−Fe、03 、B a 0・6Fe、O,
などの磁性粉とバインダおよび各種の添加剤からなり、
可視磁気カードの記録システムに適合する保磁力(Ha
)と飽和磁化(σS)を有するように調製されている。
磁気記録シート2と表示シート3は対向され、この両者
はその間にあるプラスチックシートのスペーサ7を挟持
して反応型接着剤、ホットメルト型接着材あるいは各々
の材質同志の熱接合により一体に結合されている。スペ
ーサ7には貫通した矩形孔が設けられていて、この孔が
表示セル4を形成し、表示セル4に対する表示シート3
の対応部分が表示部8となっている。磁気カード1の表
示セル4の大きさや位置は適宜に変えてよく、また表示
セル4の厚みは使用目的に応じて適当に変え得るが、3
0ないし200ミクロンの範囲が好適である。また、上
記ベースシート6と表示シート3のいずれか一方、また
は双方を柔軟に構成すると、前述した分散液の層流化に
好都合である。
次に、本発明の可視磁気カードに使用する分散液につい
て説明する。
分散液に用いる磁性粒子は、鉄、ニッケル、ステンレス
スチール、パーマロイなどの金属ないし合金系磁性体の
箔粉などの平面が光反射性の板状粒子が望ましい。上記
磁性粒子の寸法は最大径が50ミクロンを超えないこと
が高記録密度の画像表示には好ましい。
次に、分散液に用いる分散媒としては、溶剤、可塑剤、
液状界面活性剤のいずれも使用でき、このうち低揮発性
の炭化水素系、エステル系、エーテル系、多価アルコー
ル系などの溶剤が好ましい。これらが低粘度である場合
は高分子物質などの増粘剤を溶解して増粘した分散媒を
用いてもよい。また分散媒は光透過性の高いものほど好
ましい。このように光透過性分散媒を調製するが、パラ
フィン系溶剤等の高電気抵抗溶剤を用いる場合には、油
溶性界面活性剤や油溶性金属石けんを添加することが、
磁性粒子に摩擦帯電の影響を与えず好ましい。
前述の分散液の層流化は、分散媒の粘度が30ないし3
000センチポイズ(20°C)以下の範囲内であれば
得られるが、分散媒の粘度が3000センチポイズを超
える場合には、数秒以内の高速表示を与えることができ
なくなる。
分散液中の磁性粒子の使用量は磁性粒子の種類等によっ
て多少異なるが、大体分散媒10重量部に対して3ない
し10重量部の範囲内が好適である。
このように形成された可視磁気カードに磁気情報を書き
込むには、第3図に示す情報コード書き込みトラック9
に対しては通常の磁気ヘッドが用いられる。画像情報書
き込みトラック10に対してマルチトラック(例えば7
トラツク)の磁気ヘッドが用いられる。書き込みの際、
マルチトラックの磁気ヘッドには画像情報を文字化した
場合の文字パターンを構成するような電流が流され、こ
うしてトラック10に文字パターンを構成する画線部が
生じ、この画線部が磁性粒子を配向し、第2図に示すよ
うな画像情報に対応した磁性粒子の可視画像を作る。次
に、異なる情報の書き込みを同様に行えば、容易に書き
換えができることは自明である。
〔実施例 〕
次に、本発明の実施例を示す。(部は重量部)実施例 
1 50ミクロンの比較的柔らかいポリエステルフィルムに
13ミクロンのγ−Fe、O,系磁性層を設けた磁気記
録シートと、中央部に8mmX40詐角の打ち抜き部を
有する厚さ50ミクロンのポリエステルフィルムで作っ
たスペーサとを用意し、このスペーサにホットメルト接
着剤層を設けて、磁気記録シートのフィルム側に貼り合
わせた。
次に、 (磁性粒子) ・ニッケルフレーク(厚さ0.37   4.  s部
ミクロン、光反射率52%、 平均径10ミクロン) (分;;シ媒) ・ポリブテンHV−35(日本   7  部石油社製
、ポリブテン) ・アイソパーM(エクソン社製、  3  部イソパラ
フィン溶剤) ・レオドールAO−15(花王   1  部石鹸社製
、ノニオン界面活 性剤) 275センチポイズ(20℃)を有する上記分散媒に上
記磁性粒子を分散した分散液を作り、この分散液約0.
016m1を前記スペーサの打ち抜き部に充填した。次
にホットメルト接着剤層を設けた比較的柔らかい表示シ
ート(188ミクロンのポリエステルフィルム)でスペ
ーサの打ち抜き部を被覆し完全に分散液を密封して可視
磁気カードを得た。
得られた磁気カードを7トラツクの磁気ヘッドを有する
エンコーダにて文字状記録をおこなったところ、高速に
して鮮明な可視画像の表示が得られた。また上記エンコ
ーダを操作して書き換えた場合も、高速にして鮮明な可
視画像の表示が行えた。
実施例 2 (磁性粒子) ・ニッケルフレーク (厚さ0.37   4.5部ミ
クロン、光反射率52%、 平均径10ミクロン) (分散媒) ・ポリブテンHV−355部 ・アイソパーM         5  部・レオドー
ルAO−151部 の分散媒粘度60センチポイズ(20℃)からなる分散
液を使用した以外は、実施例1と同様にして可視磁気カ
ードを作った。
得られた磁気カードを実施例1と同様にして文字状記録
を行ったところ、高速にして鮮明な可視画像の表示が得
られた。
実施例 3 (磁性粒子) ・ニッケルフレーク(厚さ0.37   4. 5部ミ
クロン、光反射率52%、 平均径10ンクロン) (分散媒) ・ポリ°/  /HV−353部 ・ア・fツバ−M         7  部・レオド
ールAO−151部 の分散媒粘度25センチポイズ(20’C)からなる分
散液を使用した以外は、実施例1と同様にして可視磁気
カードを作った。
得られた磁気カードを実施例1と同様にして文字状記録
を行ったところ、画像の高速表示が得られたが、実施例
1および2の磁気カードに比べ、やや鮮明性に劣ること
が観察された。
実施例 4 (磁性粒子) ・ニッケルフレーク(厚さ0.37   3   部ミ
クロン、光反射率52%、 平均径10ミクロン) (分散媒) 一ニューボーア1/LB−30003部(三洋化成社製
、ポリオキシ プロピレングリコールモノ エーテル) の分散媒粘度1900センチポイズ(20’c)からな
る分散液を使用した以外は、実施例1と同様にして可視
磁気カードを作った。
得られた磁気カードを実施例1と同様にして文字状記録
を行ったところ、鮮明な可視画像の表示が得られた。高
速性については実施例1および2の磁気カードに比べ、
やや劣ることが観察されたが、はぼ満足のゆくものであ
った。
実施例 5 (磁性粒子) ・ステンレスフレーク(厚さ0.88  3   部ミ
クロン、光反射率53.9%、 平均径25ミクロン) (分散媒) ・レオドールAO−157部 の分散媒粘度1860センチポイズ(20℃)からなる
分散液を使用した以外は、実施例1と同様にして可視磁
気カードを作った。
得られた磁気カードを実施例1と同様にして文字状記録
を行ったところ、鮮明な可視画像の表示が得られた。高
速性については実施例1および2に比べ、やや高速性に
劣ることが観察されたが、はぼ満足のゆ(ものであった
〔発明の効果 〕
本発明によれば、以上の結果からも明らかなように、板
状の光反射性磁性粒子を分散媒に分散した分散液を使用
したものであるから、高速かつ鮮明な表示を行うことが
できた。すなわち、前述のとおり、たんに吸引形磁性粉
を封入したり、吸引形磁性粉を含浸させた液体を封入さ
せただけでは付着が生じたり、表示速度に欠けたり、表
示が不鮮明であるところ、本発明によれば表示速度や表
示の鮮明性に優れた可視磁気カードが得られる。
このため磁気乗車券、テレホンカード、キャッシュカー
ド、クレジットカードなど、金額、回数、個数、その他
の情報の可視ストアードカード用およびその他種々な用
途への利用が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可視磁気カードの中央部分を省略した
拡大縦断面図、第2図は同可視磁気カードの正面図、第
3図は同可視磁気カードの背面図である。 1は可視磁気カード、2は磁気記録シート、3はシート
、4は表示セル、5は磁気層、6はペースシート、7は
スペーサ、8は表示部、9、lOは磁気トラックである
。 特許出願人 パイロット萬年筆株式会社同     日
本信号株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気記録シートと少なくとも表示部が透明な表示
    シートとを対向してこの二枚のシート間に表示セルを形
    成し、この表示セルに板状の光反射性磁性粒子を分散媒
    に分散した分散液を封入してなる可視磁気カード。
  2. (2)分散媒の粘度が、30センチポイズ以上である特
    許請求の範囲第1項記載の可視磁気カード。
JP60073997A 1985-04-08 1985-04-08 可視磁気カ−ド Expired - Lifetime JPH0754579B2 (ja)

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JP60073997A JPH0754579B2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08 可視磁気カ−ド

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JP60073997A JPH0754579B2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08 可視磁気カ−ド

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JPS61233425A true JPS61233425A (ja) 1986-10-17
JPH0754579B2 JPH0754579B2 (ja) 1995-06-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435576U (ja) * 1987-08-25 1989-03-03
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JPH0754579B2 (ja) 1995-06-07

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