JPS61233177A - 二重殻タンクの屋根浮上工法 - Google Patents

二重殻タンクの屋根浮上工法

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JPS61233177A
JPS61233177A JP7234785A JP7234785A JPS61233177A JP S61233177 A JPS61233177 A JP S61233177A JP 7234785 A JP7234785 A JP 7234785A JP 7234785 A JP7234785 A JP 7234785A JP S61233177 A JPS61233177 A JP S61233177A
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JP
Japan
Prior art keywords
roof
tank
outer tank
side plate
constructed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7234785A
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English (en)
Inventor
桜井 英世
野村 光男
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は二重殻タンクの内外槽の屋根を浮上させて構
築する工法の改良に関し、内槽屋根と外槽屋根とを連結
する支持材の本数を減少し、撤去を容易としたものであ
る。
〔従来の技術〕
液化石油ガス(LPG)や液化天然ガス(LNG)等の
低温液の貯蔵には、内部の低温液が気化するのをできる
だけ防止するよう二重殻構造でその空間内に断熱保冷材
が入れられた二重殻タンクが使用されることが多い。
このような二重殻構造の大型タンクを構築する工法のひ
とつとして屋根浮上工法が知られている。
この屋根浮上工法は、第3図に示すように、基礎1上に
外槽2の底板2aを構築したのち、外槽2の側板2bを
構築すると同時に底板2a上に内M3の屋根3Gを構造
する。そして、この内槽3の屋根3C上にほぼ等間に多
数の連結支持材4を立てて溶接し、この連結支持材4上
に外槽2の屋根2Cを構築し、内槽3の屋根3Cと外槽
2の屋根2Cを連結状態としておく。
こののち、外槽2の屋根2Cの外周部と外槽2の側板2
bとの間に摺動可能なシール材5を取付け、外槽2の側
板2bの下端部から加圧空気を送給する。
このため加圧力が外槽2の屋根2Cの内面に作用し、内
外槽の屋根2G、3cが浮上され、外槽2の側板2bの
上端縁部の頂部アングル2dに当った状態で屋根2Cと
側板2bとを溶接固定する。
こののち、外槽2の内部に内槽3の側板3bを構築して
内槽3の屋根3Cと溶接固定する。そして、内外槽の屋
根2c、3cを連結していた連結支持材4を撤去すると
ともに内外槽2,3間に断熱保冷材等を充填して二重殻
タンクが完成する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来工法では、外槽2の屋根2Cに内槽3の
屋根3Cを吊り下げるとき、外槽2の屋根2Cに不均一
な荷重がかからないよう非常に多くの連結支持材4で連
結するようにしており、内槽3の完成後、これら連結支
持材4を撤去するのが非常に煩雑で、しかも時間がかか
る。
また、このような連結支持材4で内槽3の屋根3Cを連
結する場合には、内槽3の側板3bの上端縁部と干渉し
ないよう完成後の固定位置より上方に吊り上げておき、
連結支持材4に介装した伸縮機構で降下させて屋根3C
と側板3bとを溶接固定するようにしており、降下機構
を具えた連結支持材4を多量に使用するので構築コスト
が高くなっている。
この発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、外槽
の屋根に荷重を集中させることなく連結支持材を大幅に
減少でき、撤去が容易で構築コストの低減がはかれる二
重殻タンクの屋根浮上工法の提供を目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するこの発明は、二重殻タンクの内外
槽の屋根を浮上させて構築するに際し、基礎上のタンク
底部に内槽屋根を構築するとともに外槽側板を構築し、
この内槽屋根の外周上部に連結支持材を複数配置して外
槽屋根を構築し、この外槽屋根の内側外縁部に内面に加
わる荷重による変形を防止する環状補強材を取付けると
ともに外M屋根と外槽側板とをシールし、次いで内外槽
屋根を加圧空気で浮上させて外槽屋根を外槽側板に固定
し、内槽側板を構築したのち内槽屋根を固定して前記連
結支持材を撤去するようにしたことを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
外槽屋根と内槽屋根との連結を外周縁部に設けた連結支
持材で行なうようにしてその本数を大幅に減少し、外槽
屋根に加わる荷重による変形を防止するよう外槽屋根の
内側外縁部に環状補強材を取付けるようにしているので
ある。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を口面に基づき詳細に説明する
第1図はこの発明の二重殻タンクの屋根浮上工法の工程
図である。
地上タンクとして二重殻タンクを構築する場合には、ま
ず、地表にコンクリート等の基礎10を敷設し、この基
礎10上に外槽11の底板11aを構築する。
こののち、外槽11の側板11bを構築するのと並行し
て底板11a上に架台12等を配置し、内槽13の屋根
13Gを構築する。
内槽13の屋根13Cの組立完成後、屋根13Gの上部
外周にほぼ一定間隔で伸縮機構を具えた連結支持材14
をボルトや溶接等で取付けるとともに、屋根13Gの中
心部にも架台12を配置しておく。
次いで、第2図に一部分を切欠いて示すように、外周の
連結支持材14と中心部の架台12とを利用して外槽1
1の屋根11Gを構成する屋根骨11dを配設し、連結
支持材14と溶接等で連結するとともに、この屋根骨1
1d上に屋根板11eを溶接固定して屋根11cを構築
して行く。
この外槽11の屋根11cが完成した状態では、外周の
連結支持材14だけで自立可能であることから、中′心
部に配置した架台12は完成後、取り外しても良い。
また、外槽11の屋根11Cの外周に配置された連結支
持材14だけで内槽13の屋根13Cを吊り下げると、
外槽11の屋根11cの外周が窄まり中心部が突き出す
よう変形する・ そこで、外周が窄まらないようにするため外槽11の屋
根11Cの内側外縁部に断面り字状の環状補強材15が
屋根骨11dや屋根板11eと溶接しである。
こうして外槽11の側板11b内の底部11a上で内外
槽の屋根11c、13cが連結支持材14で連結された
状態で構築が完成したら、浮上のため外I!11の屋根
110と側板11bとの間に摺動可能にシールするシー
ル材16を配置しミ屋根11Cの外周縁部に取付ける。
こののち、外槽11の側板11bの下端部から加圧空気
を送給し、外槽11の屋根11Cの内側に加わる圧力に
よって内外槽の屋根11C913Cを浮上させ、側板1
1bの上端縁部の頂部アングル11fに当てた状態とし
て屋根11cと側板11bとを仮止めし、溶接固定する
この浮上の際、内槽13の屋根13Cには、上下から同
一圧力の加圧空気が作用するρで変形等のおそれはない
が、外槽11の屋根11Cには、内側から200amA
q程度の圧力が作用し、変形しようとするが、環状補強
材15が設けであるので、変形が防止される。
この環状補強材−15による変形防止に必要とされる強
度は、二重殻タンクとして低温液を貯蔵した状態では1
200a*AQ程度の大きな圧力が作用するのに対し、
200sIIAQ程度の小さな圧力であり、小断面積の
アングル材で十分である。
こののち、外槽11内に底部に断熱保冷材17を介装し
て内槽13の底板13aを構築し、さらに側板13bを
構築する。そして、連結支持材14の伸縮機構により、
内槽13の屋根13Gを降下させて側板13bと溶接固
定する。
こうして内外槽の屋根11G、13Cが側板11b、1
3bに固定されたのち、連結支持材14を撤去し、内槽
13内に低温液を入れた場合の熱収縮の影響が外W11
1にまで及ばないようにする。
ざらに、必要に応じ、環状補強材15も撤去するが、屋
根11cの構造材としてそのまま取付けた状態としても
良い。
こののち、内外槽11.13の空間に所定の断熱構造を
施工して二重殻タンクが完成する。
なお、上記実施例では、地上タンクに適用する場合につ
いて説明したが、地上タンク等二重殻タンクに広く適用
することができる。
〔発明の効果〕 以上実施例とともに、具体的に説明したように、この発
明によれば、外槽の屋根と内槽の屋根とを外周に配置し
た連結支持材で連結支持するようにし、浮上時の荷重に
よる外槽の屋根の変形を外周縁部の環状補強材で防止す
るようにしたので、連結支持材の本数を大幅に減少する
ことが可能となり、撤去が短時間で行なえる。
また、連結支持材の削減と工期の短縮により、二重殻タ
ンクの構築コストの低減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の二重殻タンクの屋根浮
上工法の一実施例にかかり、第1図は工程図、第2図は
内外槽の屋根の一部分を切欠いて示す斜視図、第3図は
従来工法の工程図である。 10・・・基礎、11・・・外槽、12・・・架台、1
3・・・内槽、11a、13a−・・底板、11b、1
3b・・・側板、11c、13c・・・屋根、14・・
・連結支持材、15・・・環状補強材、16・・・シー
ル材、17・・・断熱保冷材。 (番よか   1  1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 二重殻タンクの内外槽の屋根を浮上させて構築するに際
    し、基礎上のタンク底部に内槽屋根を構築するとともに
    外槽側板を構築し、この内槽屋根の外周上部に連結支持
    材を複数配置して外槽屋根を構築し、この外槽屋根の内
    側外縁部に内面に加わる荷重による変形を防止する環状
    補強材を取付けるとともに外槽屋根と外槽側板とをシー
    ルし、次いで内外槽屋根を加圧空気で浮上させて外槽屋
    根を外槽側板に固定し、内槽側板を構築したのち内槽屋
    根を固定して前記連結支持材を撤去するようにしたこと
    を特徴とする二重殻タンクの屋根浮上工法。
JP7234785A 1985-04-04 1985-04-04 二重殻タンクの屋根浮上工法 Pending JPS61233177A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014073239A1 (ja) * 2012-11-06 2014-05-15 株式会社Ihi 円筒型タンクの構築方法

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