JPS61232963A - ステアリングギア比制御装置 - Google Patents

ステアリングギア比制御装置

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JPS61232963A
JPS61232963A JP7383985A JP7383985A JPS61232963A JP S61232963 A JPS61232963 A JP S61232963A JP 7383985 A JP7383985 A JP 7383985A JP 7383985 A JP7383985 A JP 7383985A JP S61232963 A JPS61232963 A JP S61232963A
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JP
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steering
vehicle
gear ratio
steering gear
target value
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JP7383985A
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Takeshi Ito
健 伊藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ステアリングギア比を可変制御することで
、操舵特性を自在に制御できるようにしたステアリング
ギア比制御装置に関する。
(従来の技?1f) 一般的な車両においては、ステアリングギア比には、H
=20前後に設定されており、U S −O8特性(U
Sはアンダーステア、oSはオーバーステアの略称、以
下同じ)の指標となるスタビリテイファクタムは、A 
= 0.001NO,002程度(弱アンダーステア特
性)に設定されている。このような設定がなされた車両
の車速に対する定常操舵ゲイン変化を第12図に示す。
同図中の破線ムで示す特性がN=20、A = 0.0
01のとき、同じく破11Br示す特性がN=20、A
 = 0.00217)ときである。ここで、定常操舵
ゲインは、(定常ヨーレート/操舵角)で表わされる変
数である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述のように、ステアリングギア比Nを
一定とし、弱アンダーステア特性に設定された従来の車
両にあっては、高速域(約100kV′に1以上)では
、ステアリングハンドルの操舵角に対するヨーイング運
動や並進運動の応答(以下、「操舵応答」と言う)特性
が振動的になり、急峻にハンドルを切ると車体がふらつ
き、進行方向が定まらなくなる。
また、中低速域(50〜607m/h以下)では、旋回
動作を機敏とするために、定常操舵ゲインは高い方が好
ましい。
すなわち、理想的な定常操舵ゲインの変化特性は、第1
2図中の実線Oで示すような特性(例えば、N= 10
、A=0.005 )である。
ところで1この理想特性Cを従来車両で実現しようとす
ると、種々の困難が生じる。
すなわち、先ず、ステアリングギア比Nを従来車両の半
分のN=10にすると、ステアリングハンドルの操作が
重くなる。ただし、これは、近年−膜化したパワーステ
アリング装置を用いることでステアリングハンドルの操
作が重くなることを解消することが可能である。
しかし、スタビリテイ7アクタAを0.005として車
両のUS−O8特性をアンダーステア側にチューニング
するには、以下のような手段が通常考えられるが、各々
問題を有している。
第1に、車体の前荷重を大として、タイヤの荷重依存性
(非ll形性)を利用する手段を用いることが考えられ
るが、これは限界性能の低下を招き〜好ましくない。
第2に、ステアリング剛性を低下させ、フロント等価コ
ーナリングパワーを下げることが考えられるが、これは
、ステアリングハンドルの操舵感覚が緩慢となり、やは
り好ましくない。
第8に、リア等価コーナリングパワーを上げる手段が考
えられる(代表的なものとして、リア・四−ル・アンダ
ーステア特注がある)が、これは、車両のジオメトリ−
変化を利用するので、設計の自由度が減少し、また、構
造的にも限界がある。
さらに、高速での車体の挙動が振動的となり、制、励時
や駆動時のトー変化が大となって、やはり、車体の挙動
が不安定になる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明は、第1図に示す
手段を備える〇 定常操舵ゲイン目標値設定手段101は、予め設定され
た目標とする操舵特性に従って、車速検出手段100で
検出される車速Vに対応する定常操舵ゲイン目標値Gを
設定する。
ステアリングギア比目標値演算手段102は、前記定常
操舵ゲイン目標値Gに対応するステアリングギア比の目
標値Nを、自車(本発明装置搭載車)の車両諸元を用い
た演算により求める。
ステアリングギア比可変機9103は、自車のステアリ
ングギアにおける実際のステアリングギア比を前記ステ
アリングギア比目標値Nに設定するO (作用) 定常操舵ゲイン目標値設定手段101で求められた車速
Vに対応する定常操舵ゲイン目標値Gは、例えば、第1
2図に示した理想特性のように、自車で実現させようと
する目標操舵特性上の定常操舵ゲインであり、この定常
操舵ゲイン目標値Gを実現するためのステアリングギア
比の目標値Nが求められ、実際のステアリングギア比が
可変設定される。
すなわち、自車のステアリングギア比を制御することで
、定常操舵ゲイン特性を自在に制御することができる〇 (実施例) 本発明の第1実施例の構成ご第2図に示す。
演算処理装置llは、マイクロコンピュータあるいは他
の電気回路によって構成されており、車速センサ2で検
出される車速Vを入力して所定の演算を行い、ステアリ
ングギア比目標値Nを算出して出力する。
パワーステアリングフントローラ8は、前輪6゜7の転
舵を行うパワーステアリング装置5の作動油圧を制御す
ることで、ステアリングギア比Nを可変設定するもので
、演算処理装置1から供給されるステアリングギア比目
標値Nの大小に対応して、上記作動油圧を大小変化させ
る。すなわち、ステアリングハンドル4の操舵角θ8が
同一でも1上記ステアリングギア比目標値Nが大きい程
、前輪6,7の実舵角δFが大となるように制御される
なお、パワーステアリング装置の油圧制御を行う技術の
一例としては、実開昭59−24665号に示される装
置がある。
後輪8,9については、従来車両と同様に、プ四ベラシ
ャフト10を介して伝達されるエンジン出力によって駆
動される非操舵駆動輪となっている。なお、前輪駆動車
の場合には、後輪8.9は、単なる非操舵輪である。
第8図は、上記演算処理装置1をマイクワコンピュータ
を用いて構成した場合に、この演算処理装置lで実行さ
れる処理を示すフローチャートである。
ステップ11では、前記車速センサ2で検出される車速
Vが読込まれ、次のステップ12の処理によって、前記
読込んだ車速Vに対応する定常操東ゲイン(本実施例で
は、定常ヨーレートゲインを用いる)の目標値Gが求め
られる。
このGは、以下の式(1)によって求められる。
ここで、A□ e N□ e Loは、目標とする操舵
特性を備える車両を想定した場合において、この想定し
た車両が備えるスタビリテイ7アクタム。と、ステアリ
ングギア比NO1およびホイールベースL0である。
上記目標とする操舵特性を、1E12図の理想特性Oと
すれば、ム。= 0.005、N0= I Qであり、
Loとして例えば2.6が設定される。これらの値は、
予めメモリ内に記憶されており、上記ステップ12の処
理を実行する際に読み出される。
なお、上記定常ヨーレートゲイン目標値Gが式(1)で
表わされる理自を次に述べる。
一般に、定常ヨーレー) 9) 0On13tは、ステ
アリングハンドルの操舵角θ8に比例して変化し、の関
係がある。ここで、A工はスタビリテイ7アクタ、)1
1はステアリングギア比、Lxはホイールベースである
従って、右辺の08を変数とした場合の係数が定常ヨー
レートゲインであり1、前記(1)式が求められる。
次に、ステップ13の処理では、上記定常ヨーレートゲ
インGF自車(本実施例搭載車)で実現するための自車
におけるステアリングギア比の目標値Nを求める演算が
行われる0この演算は次の式(3)によって求められる
x ここで、 X= (i+ABA3EV  ) N LKs であり、さらに である。また、ここで用いる自車車両諸元は、KF:自
車の前輪コーナリングパワー KR:自車の後輪コーナリングパワー L :自車のホイールベース LF:自車の前軸と重心間の距離 LR,を自車の後軸と重心間の距離 M :自車の車体質量 ξ :自車のトレール(キャスターニューマチツクンに
8:自車のステアリング剛性 である@ なお、上記式(8)は、次のようにして導かれる。
車両のスタビリテイファクタAは、フロント等価コーナ
リングパワーをeKFとすると、2L”   eKy−
Kl 、で表わされる。
ここで、 であるから、(5)式を(4)式に代入して、が得られ
、右辺の第1項がABムsEであるOところで、前記(
2)式から定常ヨーレートゲイン(これをrGJとする
)は、 G = θ8 ここで、自車についての関係に書替えると1、となり、
さらに、自車で上記定常目−レートゲイを代入して変形
すると、 となる。この式(9)の両辺にN3を掛け、さらに、前
記式(6)を代入すると、 G・L すなわち1 XI  −YN+Z=0       ・(11)と表
わせる。
従って、式(11)からNを求めると、Ax となり、N〉0であるから x ガ得られる0この(12)式で求められるステアリング
ギア比Nが、上記定常ヨーレートゲイン目標値Gを自車
で実現するための自車のステアリングギア比である。
こうして求められたステアリングギア比目標値iは、ス
テップ14の処理によって、パワーステアリングコント
ローラ8へ出力される。これにより、パワーステアリン
グ装f5の作動油圧が可変制御されて、自車の実際のス
テアリングギア比Nが上記ステアリングギア比目標値N
に等しくなるように制御される。
このように、本実施例は、所定周期で上記第8図に示す
処理を実行し、その都度、その時点の車速v ニオit
 6定常ヨーレートゲイン目標値Gを実現するように自
車のステアリングギア比Nを制御することで、自車は恰
も、第12図の理想特性Cを有する車両のような操舵応
答性能を呈することになる。
なお、上記理想特性Oは、自由に設定することができ、
車種によって必要とされる特性を想定することか可能で
ある。この場合には、上記式(,1)で用いる想定車両
のスタビリテイファクタA0、ステアリングギア比N□
 、ホイールベースL0を理想特性に対応して変更すれ
ば良い。ム。を変えることで、定常ヨーレートゲインの
車速依存性を変化させることができ、またNoを変える
ことで全域に亘る定常ヨーレートゲインを変えることが
できる。
次に、本発明の第2実施例の構成を第4図に示すO 本実施例における演算処理装置21は、前記第1実、施
例における演算処理装置1で行われる処理に加えて、実
際の自車の運動変数、をフィードバックして自車車両諸
元を補正することにより、路面状態変化やタイヤの消耗
等による運動特性変化を補償するための処理を行う。
本実施例装置は、第2図に示した第1実施例の構成に加
えて、ステアリングハンドル4の操舵角θ8を検出する
ハンドル操舵角センサ11と、車体重心に配置されて自
車のヨーレートψを検出するヨーレートセンサ12と、
前輪車軸中央部に取付4すられて自車の前輪横加速αF
を検出する加速度センサ13と、後輪車軸中央部に取付
けられて自車の後輪横加速度αRを検出する加速度セン
サ14とを備えている。
第5図1第7図〜第11図は、上記演算処理装置21で
実行される処理を示すフローチャートであり、以下、こ
れらのフローチャートの説明とともに、本実施例の動作
を説明する。
第5図に示す操舵状態判別処理は、ハンドル操舵角θ8
を所定周期Δを毎に読込んで、このθ8の変化によって
車両が直進中であるか、旋回動作が開始されたか、旋回
動作開始から定常旋回運動に入るまでの過渡連動中であ
るかを判別する。そして、直進中であれば直進フラグF
0をセットし、旋回動作開始であれば直進終了フラグF
、をセットし、過渡運動中であれば過渡フラグF、をセ
ットする。
例えば、ハンドル操舵角θ8が第6図に示すように変化
した場合、初期状態では、各フラグ20〜F8が全てリ
セットされているものとすると、Δを毎に08が読込ま
れ、ステップ208の処理によって1θ81が直進走行
範囲θ、にあるか否かを判・別しく1θ81が中立位置
(θ8=0)の前後で微変動している場合には、操舵が
なされていないことになり、車両は直進走行状態にある
)、1θ lくθ、の判定がm回行なわれたときに、直
進走行中であると判定して直進7ラグF工をセットする
(ステップ209)。第6図中では時点t において2
0のセットがなされる。
その後、ステアリングハンドルの操舵がなされ1101
が01を越えると、ステップ206の判定゛がYKSと
なって、直進終了フラグF、のセットがなされる(ステ
ップ207)。これにより、操舵が開始されたことが記
憶される。86図中では時点t、においてF、のセット
が行われる。
そして、時間Δを間のθ の変化量Δθ8の絶対値15
1Δθ81の値が所定値θ、よりも大であるか否かを判
別しくステップ202)、IΔθsI>θ、であれば、
過渡運動中であると判定して過渡フラグF8をセットす
る(ステップ208)。第6図中では時点t。
においてF8がセットされる。
第7図に示す定常旋回運動判舅処理は、2つの加速度セ
ンサ6.7で検出される前輪横加速度αFと後輪横加速
度αRと、ヨーレートセンサ8で検出されるヨーレート
÷と、車速センサδで検出される車速に基づいて、車両
20が定常旋回運動中であるか否かを判別する(ステッ
プ211,212)。
そして、定常旋回運動中であると判別したときには、定
常フラグF、をセットしくステップ218入その旨を記
憶する。また、定常旋回運動中でないと判定した場合に
は定常フラグF、をリセットする(ステップ214)。
第8図に示す連動状態量実際値検出処理は、自車におけ
るヨーレートの実際値ψ。と、同じく自車におけるヨー
角加速度の実際値°Jm  を求める処理である。
過渡フラグF、がセットされているときは、ヨー角加速
度実際値ψmをαF、α、から求める(ステップ228
)。この蔓。は次式によって算出される0、  αF−
αR 9m0□             ・・・(18)! 、ここで、lは、車両のトレールである。
ヨー角加速度は、過渡運動時に主として変化し、かつ、
上記のように前輪横加速度αFと後輪横加速度αRを検
出して、簡単な演算を行うことで、殆んど誤差なく求め
ることができるので、求められたヨー角加速度実際値¥
。は・極めて実際のヨー角加速度に近い値となる。
また、定常フラグF4がセットされているときには、ヨ
ーレートセンサ8で検出されるヨーレートψをそのまま
、ヨーレート実際値−6とする(ステップ225 )。
第9図に示す運動状態推定処理は、ハンドル操舵角θ6
と車速Vとに対応する運動状態量を予め設定された車両
モデルに関する演算から求める。
車両モデルは、自車(本実施例装置搭載車)の車両諸元
と運動方程式によって設定されたシミュレーシ旨ンモデ
ルであり、変数としてハンドル操舵角θ と車速Vを与
えることにより、これらθ8とVに対応する運動状態量
が推定できる。
上記運動状態量の推定値には、ヨーレートの推定値÷と
ヨー角加速度の推定値Vとが含まれている(ステップ2
88)a また、運動状態量の推定値の精度を向上させるために、
後述する比較・補正処理で補正された前輪コーナリング
パワーKFと後輪コーナリングバフ −KRオよび後述
するステアリングギア比制御処理で求められたステアリ
ングギア比目標値Nを車両モデルの車両諸元として用い
る(ステップ2B2)。
第10図(4)、a3)に示す比較・補正処理は、定常
フラグF と過渡フラグF、の何れがセットされている
かによって、ステップ241〜248の処理とステップ
251〜258の処理の何れか一方を実行する。
例えば、車両が過渡運動中であれば、前記操舵状態判別
処理(第5図に示した処理)において過渡フラグF8が
セットされている(定常フラグ?。
はリセットされている)ため1.ステップ251〜25
8の処理が、1度の過渡運動状態に付き1回の割合で実
行される@ 車両が直進走行状態から旋回運動に移ると1旋回開始直
後には、前輪にのみコーナリングフォースが発生し、こ
れがヨー角加速度を生じさせる。
そして、前輪コーナリングフォースが大きい程、同一操
舵角θ8におけるヨー角加速度の発生が大となる特徴が
ある〇 そこで、ヨー角加速度実際値“φ□とヨー角加速度推定
値ゲとの比較を行って、この比較結果に基づいて車両モ
デルの過渡特性を補正する。
すなわち、l”il>I″7′I11であれば車両モデ
ルの前輪コーナリングパワーに!を減じ(ステップ25
7)、逆に1°? I<l;!n1であればKy f増
加させる(ステップ258)。このとき、後輪コーナリ
ングパワーKRもKFと同様に増減させることによって
、車両モデルの定常US−O8特性には影響を及ぼさず
に過渡特性のみを補正できる。
ここでl”USJはアンダーステア、rQSJはオーバ
ステアを意味する。
なお、ステップ258.2515.256の処理、は、
判断の確実性を高めるための処理であり、ステップ25
8は、°ケとψの偏差が所定値i嬰以上であるか否かに
よって補正を必要とするか否かを判断する処理であり、
ステップ255およびステップ256は、ステップ25
4の判定が連続してn回YESあるいはNOとなること
を判別して、補正の必要性を判断する。
他方、車両が定常旋回運動中であれば、前記定常旋回運
動判別処理(第5図に示す処理)において定常フラグF
、がセットされている(過渡フラグF8はリセットされ
ている)ため、ステップ241〜248の処理が実行さ
れる。
定常旋回連動時に問題となるのは、定常US−O8特性
であり、ヨーレート実際値ψ。とヨーレーτ ト推定値ψの比較を行って、この結果に基づいて定常u
s−os特性を補正する。
+tp+<+φ。1のときは、旋回時、車両モデルでは
前輪が外側に滑っていると判断している為前輪コーナリ
ングパワーKFを増加させ、後輪フーナリングパワーK
Rを減少させる(ステップ248)。
・これにより、車両モデルの定常trs−os特性はオ
ーバーステア方向に補正される。
また、Ijl>Iv  lのときには、旋回時、車両モ
デルでは後輪が外側に滑っていると判断している為前輪
コーナリングパワーに、を減少させ、後輪コーナリング
フォースーを増加させる(ステップ247)。これによ
り、車両モデルの定常US−O8特性はアンダーステア
方向に補正される。
これは、スタビリテイファクタAが、 のように定−され、このスタビリテイ7アクタAが正に
大なほどアンダーステア傾向が強くなる。
従って、上記(14)式の分子(LyKy −LRKR
)を変えることで定常US−O8特性が変えられること
が判る。
ここで、M 、 L 、 I7− L’Bは、前述した
ように、M:車両の質量 L:ホイールベース LF:前軸と重心間の距離 LRz後軸と重心間の距離 である〇 なお、ステップ243,245,246の処理は、前記
ステップ258.ff155,258と同様に判断の確
実性を高めるための処理である。
そして、第11図に示すステアリングギア比制御処理は
、前記第1実施例において行われる処理(@8図に示し
た処理)と同様に、その時点での車速Vから定常ヨーレ
ートゲイン目標値Gを算出して、この定常ヨーレートゲ
イン目標値Gを自車で実現するためのステアリングギア
比目標値Nを演算する。なお、第11図中において、第
8図中の処理と同一処理を行うステップには同一符号を
付しである。
ここで、本実施例では、前記第1実施例とは異なり、ス
テアリングギア比目標値Nを算出する際に用いる自車車
両諸元のうち、前、後輪コーナリングパワーに、 、 
KRとして、前記比較・補正処理によって補正された後
のKF 、 KRを用いる(ステップ260)。
これにより1求められるステアリングギア比目標値Nは
、路面状態変化等による自車の運動特性変化を補償した
ものとなり、目標とする操舵特性の実現精度が常に安定
して得られることになる。
なお、上記各実施例において行われる演算処理のうち、
定常ヨーレート目標値Gあるいはステアリングギア比目
標値■の演算は、その都度式(1)。
(8)の演算を行う方式の他に、予め、石の場合は車速
Vに対して、Nの場合はGに対して、求めておいた値を
データテーブルとして設定しておき、テ1−プル・ルッ
クアップ処理によって適正な値を求めるようにしても良
い。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、予め設定された
目標とする操舵特性を、ステアリングギ■5ア比を制御
することで自車で実現することが可能になる。
これにより、例えば従来車両では不可能な操舵特性をも
自車で保持Tることかでき、車両の運動性能を自在に制
御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図1 第2図は本発明のta1実施例の構成図1第8図は第2
図中の演算処理装置で実行される処理を示すフルーチャ
ート、 第4図は本発明の第2実施例の構成図1第5図は第2実
施例における演算処理装置で実行される処理の一部を示
すフローチャート、−第6図は第5図に示す処理中の新
刊動作をステアリングハンドルの操舵角変化に関連させ
て示すタイミングチャート、 第7図〜第11図は第2実施例における演算処理装置で
実行される処理の一部を示すフローチャート、 第12図は従来車両の操舵特性と理想の操舵特性とを比
較して示す特性図である。 100・・・車速検出手段 101・・・定常操舵ゲイン目標値設定手段102・・
・ステアリングギア比目標値演算手段103・・・ステ
アリングギア比’5T変tlA構1.21・・・演算処
理装置  2・・・車速センサ8・・・パワーステアリ
ングコントローラ(ステアリングギア比可変機構) 4・・・ステアリングハンドル 5・・・パマーステアリング装置 6.7・・・前輪      8,9・・・後輪v・・
・車速 G・・、定常ヨーレートゲイン目標値(定常操舵ゲイン
目標値) ・ N・・・ステアリングギア比目標値 第1図 第4図 第5図 第6図 第8図 第1O図 (A) 第w図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車速を検出する車速検出手段と、 予め設定された目標とする操舵特性に従つて前記車速に
    対応する定常操舵ゲインの目標値を設定する定常操舵ゲ
    イン目標値設定手段と、 前記定常操舵ゲイン目標値に対応するステアリングギア
    比の目標値を自車の車両諸元を用いた演算により求める
    ステアリングギア比目標値演算手段と、 自車の実際のステアリングギア比を前記演算により求め
    られたステアリングギア比目標値に設定するステアリン
    グギア比可変機構とを具備することを特徴とするステア
    リングギア比制御装置。 2、前記ステアリングギア比目標値演算手段で用いられ
    る自車の車両諸元には、ステアリングギア比変化に伴つ
    て変化する自車のフロント等価コーナリングパワーを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のステ
    アリングギア比制御装置。
JP7383985A 1985-04-08 1985-04-08 ステアリングギア比制御装置 Pending JPS61232963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7577504B2 (en) 2004-03-09 2009-08-18 Denso Corporation Vehicle stability control system
JP2009280045A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Honda Motor Co Ltd 操舵装置

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