JPS61231557A - 色分解フイルムを重ね合わせるための方法と装置 - Google Patents

色分解フイルムを重ね合わせるための方法と装置

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JPS61231557A
JPS61231557A JP60221737A JP22173785A JPS61231557A JP S61231557 A JPS61231557 A JP S61231557A JP 60221737 A JP60221737 A JP 60221737A JP 22173785 A JP22173785 A JP 22173785A JP S61231557 A JPS61231557 A JP S61231557A
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JP60221737A
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モンテイ・アール・ウイルソン
ヴイクター・イー・ハツチソン
ウイリアム・ジエイ・ベンデユア
フレデリツク・ダブリユー・アンダーソン
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OPUTEIIKOPII Inc
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、広くはグラフィックアートの分野の技術、と
りわけハーフトーン色分解フィルムの重ね合わせ技術に
係る。また本発明は、特に、色分解フィルムを非常に正
確に重ね合わせて高品質のカラー写真を印刷するだめの
方法と装置に係る。
(従来の技術) 品質が特に重要視される、大量頒布雑誌やその他の刊行
物に見られるような高品質のカラー写真を印刷する場合
、カラー原画は別箇に処理される幾つかの写真画像に分
解される。印刷される画像は、画像を様々の大きさのハ
ーフトーンドツトに細かく分解して連続するハーフトー
ンの色調を複製する、ハーフトーン画1象である。一般
的に用いられる4色刷りの場合、ハーフトーン色分解は
4回行なわれる。箇々の色の分解により黒白トーンの情
報が得られる。この情報は、元のカラー画像の処理カラ
ーの状態を表わしている。印刷を仕上げるには、4色の
ハーフトーン色分解フィルムを正確に重ね合わせるか整
合させて、印刷写真に忠実に原画を復元させなくてはな
らない。
今1では、カラーの重ね合わせ作業はたいてい高度に熟
練された職人により手を使って行なわれてきている。こ
の職人は印刷業界ではストリッパと呼ばれている。手を
使っての重ね合わせ作業は、分解フィルム(ネガまたは
ポジ)を一般的には透明なポリエステルフィルムのキャ
リアシートに張り付ける、すなわちストリップ作業であ
る。第1の基準カラーフィルムは、多くは4.8.16
または32頁分に相当する大きさからなる予めパンチ孔
をあけられたキャリアシートに張り付けられる。第2の
カラー画像を持つフィルムは、予めパンチ孔のおいてい
る重ねておかれた第2のキャリアシートに、第1の分解
フィルムに目で見て整合させるかまたは重ね合わせ、次
いでこの第2のキャリアシートに正確に重なった状態に
張り付けている。第3並びに第4の分解フィルムも、同
じ作業を行なって互いに重ね合わされる。キャリアシー
トに予めあけられているパンチ孔は、接触するフレーム
に設けた一対の重ね合わせ用のピンに嵌められる。
色分解フィルムを手を使って軍ね合わせる作業には多く
の欠点、とりわけ正確さに係わる問題点がある。何れの
場合にも一列に並んだハーフトーンドツトの数分の−の
範囲内で分解フィルムを重ね合わせることがストリッパ
には求められる。しかしこうした高精度は、最も熟練を
積んだ経験者のス) JJツバでもなかなか得ることが
難しい。高品質の印刷には、一般に1インチ当たり約1
50箇のハーフトーンドツトが使われ、ドツトの中心の
間の間隔は7ミル以下である。このため、どうしても人
間の誤ちが生じてしばしば品質の劣る写真111作られ
てしまう。許容できない重ね合わせミスが発行時1でに
見つけられない場合、こうした印刷ミスを直すまで刊行
物をストップさせておく必要がある。重ね合わせミスに
よる刊行物の遅れは、極めて出費が嵩む失態であり、極
力避けなければならない。
また、手を用いた重ね合わせ作業は面倒で、しかも過酷
な労働を要する時間のかかる作業である。
具体的には、非常に熟練された高い技術を持つストリッ
パが4色分解フィルムを重ね合わせるのに9分から20
分の間の時間がかかる。従って、全体に占めるコストの
かなりの部分を作業コストが占めている。重ね合わせの
具合は箇々のス) IJツバの熟練度と目利きにより大
きく影響され、またこれらはかなり個人差があるため、
画一的な信頼性が得られない。同じストリッパでも、人
それぞれに体調が変化するため仕事から次の仕事へ精度
を同一に保つことができない。ハーフトーンドツトの細
部を拡大する重ね合わせ補助器具を使用することもある
が、この種の補助器具では精度を上げるのにほとんど効
果がない。ハーフト−71m(IJの小さな部分を拡大
した場合、人間の目には画1象としては識別できず、む
しろ不規則に集合したハーフトーンドツトとして見える
。従って、画像の細部を揃えることは非常に困難なこと
が多い。この問題点は、ストリッパが拡大した画像を見
る際に、少しづつ動かすことが困難なため深刻である。
手が震えたり目が疲れていると重ね合わせることができ
ない。この傾向は拡大した場合に顕著である。このため
、拡大補助器具の使用には制限があり、手による重ね合
わせに伴う問題点を解決できないでいた。
最近では、手動による重ね合わせ作業を補助するかまた
はこの作業に取って代わる装置が開発されている。ある
形式の装置は、キャリアシートを動かすための機械アー
ムと1重ね合わせを行なう作業者の助けとなる光学拡大
ディスプレイとを備えた光学・機械装置である。画1象
のディテールを重ね合わせのための基準として用いるこ
ともでき。
また重ね合わせマークとして知られた特殊なマークを使
用することもできる。重ね合わせマークは。
例えば画像の領域の外に配置された照準用十字線である
。画像ディテールまたは重ね合わせマークの何れかを用
いるこの装置は、同じように人間の熟練度と目に頼って
いる。従って、手を使った困難な重ね合わせ作業に伴う
問題点と同じ多くの問題点に遭遇してきている。
他の2つの周知の装置では、重ね合わせを行なうのに完
全に重ね合わせマークだけを使っている。
これら装置の一方は、重ね合わせマークの中心部を検知
する電気・光センサを持つ電気・機械装置である。セン
サから得た情報を基にして、機械装置は一方のフィルム
を動かして他方のフィルムに重ね合わせ、次いでキャリ
アシートに孔をパンチするようになっている。他方の装
置は、電気・機械装置に機能が似通った実質的なストI
Jツブ作業用のロボットであるが、孔をパンチする働き
をせず予めパンチされたキャリアに分解フィルムを張シ
付けるようになっている。これら2つの装置に付随した
基本的な問題点は、重ね合わせを行なうのに重ね合わせ
マークに完全に依存していることである。従って、仮に
重ね合わせマークが不正確であれば、重ね合わせも不正
確になる。フィルムをトリム加工したりあるいはその他
の処理を加える際、重ね合わせマークを損傷してしまう
ことがよくあり、重ね合わせマークが損失するとこれら
装置は完全に用を足さなくなる。時には重ね合わせマー
クが不正確であることがあり、この場合に、  は重ね
合わせの精度が完全に狂ってしまう。
C問題点を解決するための手段) 本発明は、高精度でしかも固定した状態にハーフトーン
色分解フィルムを重ね合わせ、従来がら用いられてきた
手による重ね合わせ作業並びに装置に伴う問題点をなく
した、方法と装置に関係している。
本発明によれば、ディジタル画像データを色分解フィル
ムから得て、色分解フィルムの間で重ね合わせを行なう
位置を計算によって求め、画像の相互位置関係を調べる
のに使われる重ね合わせ孔が、分解フィルムを張り付け
るポリエステルキャリアシートにパンチ加工によってあ
けられ、そして孔の位置がコンピュータで正確に計算さ
れ、最終的な重ね合わせの際に分解フィルムは正確に一
致するようになっている。装置はコンピュータで直接制
御され、高解像度ディジタルカメラにより画1象および
/または重ね合わせマークから得たディジタル画像情報
に基づいた、アルゴリズム・ディジタルコンピュータの
計算結果に合わせてこの装置は動きが制御される。
重ね合わせ作業を行なう場合、分解フィルムのうちの1
枚が基準フィルムとして特別に選択され、パンチ孔のお
いていない透明なポリエステルキャリアシートに張り付
けられる。その他のフィルムも概ね基準フィルムに合わ
せられ、大まかな整合位置に分かれたパンチ孔のおいて
いないそれぞれのキャリアシートに張り付けられる。次
いで、装置の操作者は基準キャリアを装置のディジタル
タブレット上に配置し、ディジタルカーソルを用いて、
好ましくは重ね合わせマークまたはハーフトーンフィル
ムのディテール区域の何れかである、一対の事ね合わせ
地点を選択する。そして、基準キャリアは移動可能な締
め枠上に設置される。この締め枠は、ディジタルカメラ
の下側に2つの重ね合わせ地点を順番に移動させる。カ
メラは、重ね合わせ地点の廻りの区域のディジタル画像
を記録する。カメラから得られたデータは、高速アレー
プロセッサに転送される。このアレープロセッサは、高
速アルゴリズム計算を行なうのに特に適している。次い
で残りのフィルムを順番に締め枠に設置して、カメラに
より、カーノルで選択した位1ばにほぼ相当する位置の
ディジタル画像を記録する。ただし、フィルムは予め大
まかに重ね合わされているに過ぎないため、僅かにずれ
ている。
ディジタル画像が重ね合わせマークを備えている場合、
独特なアルゴリズムを用いて重ね合わせようとする重ね
合わせマークの中心を見つけ出すようになっている。片
方または両方の画像がハーフトーンドツトディテールを
含んでいる場合、アルゴリズムコンピュータ計算により
、画像から得たデータで重ね合わせ画像を構成する重ね
合わせ両津に基づいて、各フィルムの2つの画像を基準
フィルムの相対する画像に重ね合わせるのに必要な移動
量がコンピュータにより計算される。このデータを使っ
て、各キャリアシートの適当な位置に整合孔がパンチで
あけられ、最終の組み立て工程に際し整合ピンにフィル
ムを順次通せばフィルムのすべてを重ね合わせることが
できる。
本発明によって行なわれるフィルムの重ね合わせ技術は
、従来技術により行なわれてきた重ね合わせと比較して
、数多くの点が改良されている。
機械運動の速度に見合う高速コンピュータを使用するこ
とにより、手を使う方法よりも速く重ね合わすことがで
きる。操作者が行なうのは、未熟な作業員でも迅速且つ
簡単に行なえる予めの大まかな重ね合わせたけであるた
め、操作者には特に熟練度を必要としない。本発明の非
常に重要な他の利点は、ドツト列の4分の1の範囲内か
またはこれより精度よく固定的に正確に重ね合わすこと
ができ、手で重ね合わす際に必ず伴うぶれに晒されない
ことである。装置は正確な重ね合わせを繰り返して行な
うことができ、人間のミスや人間の行なう作業のばらつ
きにより失敗することがない。
また、本発明が重ね合わせマークに頼らなくても、正確
な重ね合わせを行なえることは特に重要である。重ね合
わせマークを使用することもできるが、重ね合わせマー
クが不正確であったりまたは完全に位置を誤っている場
合、これら重ね合わせマークは必要ではなく、画像ディ
テールを用いて装置は機能することができる。この技術
は、人間の正確さまたは正確な重ね合わせマーク、ある
いはこれら両者に頼る他の装置にとっても非常に有益で
ある。最初に大まかな重ね合わせを行なう 。
こと以外に、人間の視覚に頓らないため、人間のミスに
よって問題が生じることなく、非常に信頼性のある重ね
合わせが行なえ、重ね合わせミスによって生じていた経
費のかかる張り直し作業並びに無駄な時間をなくすこと
ができる。
(実施例) 装置の構造 図面を詳細に参照する。先ず第1図から第6図を参照す
る。参照番号10は、本発明の好ましい実施例に則って
構成したフィルム重ね合わせ装置全体を示している。装
置10は、互いに連結された複数の矩形チューブ12か
らなる剛性のあるフレームを備えている。複数のキャス
タ車輪14が下側フレーム部材12に連結され、装置を
簡単に移動させることができるようになっている。装置
のフレームから前方にブラケット16が突き出している
。このブラケット16上には水平なテーブル18が取り
付けられている。テーブル18は、全体を参照番号19
で示したディジタル器タブレット組立体を支持している
。ディジタル器タブレット20は、包囲体24の上部を
形成する透明なプレート22に載っている。前記透明な
プレート22は、包囲体の内部で且つディジタル器タブ
レット20の下側に配置された電球26により照明され
ている。ディジタル器タブレット20の上部に透明なプ
レート28が被さっている。この透明なプレート28は
、負圧チャンネル29と上向きに突き出た3つの整合ピ
ン30とを備えている。
ディジタル器タブレット20は従来と同じ装置である。
このディジタル器タブレットは、(手で持って動かすカ
ーソル(図示せず)により選択された位置を重ね合わせ
且つ記録する。カーソルがディジタル器タブレット20
上の選択された位置に合わせられ、そして作動されると
、この選択された地点のディジタル位置が重ね合わされ
る。好ましくは、カーソルは支持枠上に静止位置を備え
、カーソルが支持枠上の所定位置にあれば、負圧チャン
ネル29は作動されない。しかし、カーソルが支持枠か
ら取り外されると負圧がチャンネル29に自動的に加わ
り、以下にさらに詳しく説明するように、プレート28
に向けてフィルムのプラスチック・キャリアシートを保
持するようになっている。
ディジタルカメラ32が、装置のフレーム上の所定位置
に取り付けられている。このカメラ32は、好ましくは
ステップモータを持つライン走査COD (電荷接続装
置)ディジタルカメラである。
このカメラは、前記ステップモータにより当該カメラが
記録する画像エレメントを直線的に走査させることがで
きる。好ましくは、カメラは640×640ピクセルデ
ィジタル画像を記録し、各ピクセルは13平方ミクロン
ある。カメラ用のステップモータは、マイクロプロセッ
サにより制御される。
ディジタルカメラ32は一対のブラケット34に取り付
けられている。このブラケット34は、水平な取り付は
プレート36にボルト止めされるかまたはその他の方法
で固定されている。また取り付はプレートは、装置のフ
レームに支持されている。カメラ32はブラケット38
に載せられている。ブラケット38は鑞ぞ40につなが
っている。このほぞは、ブロック42に形成された縦方
向のほぞ溝に嵌まっている。前記ブロック42は、一対
のプレート44と46により取り付はブラケット34に
連結されている。調節ねじ48がほぞ40内にねじ込ま
れている。調節ねじ48はノブ50を持ち、当該ねじを
調節し易くしている。ねじ48とほぞ40の間のねじ係
合により、ノブ5゜を回せばほぞ溝内でほぞを上下動さ
せ、ディジタルカメラ32を昇降させることができる。
 ′移動可能な締め枠52が、位置決めテーブル組立体
に載せられている。この位置決めテーブル組立体は、“
X゛方向動きを制限された一方のテーブル54と、“Y
゛方向のみ動きを制限された他方のテーブル56とで構
成されている。X方向のテーブル54は駆動スクリュー
58により移動され、案内ベアリング6oにより直線運
動するように制限されている。駆動スクリュー58は逆
転可能な電気モータ62により回転される。この電気モ
ータは取り付はプレート64.に取り付けられ出力軸6
6を駆動する。カップリング68が出力軸66と駆動ス
クリュー58とを連結し、またベアリング70が駆動ス
クリューを回転可能に支持している。駆動スクリュー5
8はX方向のテーブル54に固定されたナツト72を通
り抜け、駆動スクリューが両方向に回転してテーブル5
4を両方向に直線的に移動させるようになっている。
Y方向のテーブル56は、X方向のテーブル54の運動
方向に直交した方向に動きを制限された状態で同じよう
に駆動される。プレート76に取り付けられた逆転可能
な電気モ〜り74は、出力軸78を備えている。出力軸
78は、ベアリング8により回転するように支持された
駆動スクリュー82に、80の位置で接続されている。
駆動スクリュー82は、Y方向のテーブル56に固定さ
れたナツト86を通り抜けている。案内ベアリング88
が、Y方向のテーブル56の動きを直線運動に制限して
いる。
移動可能な締め枠52は、3つの突き出た整合ピン92
を持つ透明なプラスチックプレート90を備えている。
前記整合ピン92は、締め枠上に配置されるキャリアシ
ートを適切に配置する働きがある。またプレー)90は
負圧チャンネル94を備え、負圧が加わった場合、キャ
リアシートを締め枠の表面に向けて保持できるようにな
っている。プレート90は一対の孔96を備えている。
これら孔96により、さらに詳しく説明する方法でキャ
リアシートをパンチ加工することができる。
DC電球98がカメラ32の真下に配置され画像を記録
している間に照明を行なうようになつ′ている。
キャリアシートのパンチ加工は、C形ブラケット100
に取り付けられたパンチ機構により行なわれる。パンチ
ブラケット10oは、カメラ取り付は具34の下側の位
置でフレームに適切に取り付けられている。パンチ機構
は空気圧シリンダ102を備えている。この空気圧シリ
ンダ102はブラケット100の下側に固定され、また
伸縮可能なロンド104を備えている。スプール106
がロンド104の上端に取り付けられ、パンチ108が
スプール106により移動可能に保持されている。パン
チ108は頭部を備えている。この頭部は、スプール1
06に形成されたスロットに嵌まり、パンチ108を所
定位置に保持することができる。
パンチ108は、ブラケット100の上側アームで支持
したブツシュ110を通り抜けている。
C形フレーム112は、ブラケット100の上方に配置
された上側アームを備え、第3図と第4図に詳しく示す
ようにパンチ作業に際し、透明なプレート90をブラケ
ット100とC形フレーム112の間に挿入することが
できる。ダイス114がC形フレーム112に支持され
、ブツシュ110の真上に整合している。従って、パン
チが第4図に示すように作動されるとパンチ108の上
端はスリーブ114に進入する。必要があれば1つ以上
のパンチを設けることもできる点に注意する必要がある
第7図は、装置の各要素に空気並びに負圧を加える操作
を制御する、空気圧システムを示している。適当な空気
供給源116が、ソレノイドバルブ118を通じてパン
チシリンダ102の押し出し側と引き込み側につながっ
ている。バルブ118が第7図で示す位置にあれば、空
気供給源116はシリンダ102の引き込み側に接続さ
れ、シリンダは第3図に示した位置まで引き込まれる。
しかし、バルブ118が移動されると、空気供給源11
6はシリンダ102の押し出し側につながり、シリンダ
は第4図の位置に押し出されてフィルムキャリアシート
の1枚をパンチ加工する。
適当な負圧源120が、ソレノイドバルブ122を通じ
てディジタル器タブレット組立体19と移動可能な締め
枠52の負圧チャンネル29と94につながっている。
バルブ122が第7図に示した位置から移動されると、
負圧が負圧チャンネルに加えられ、キャリアシートをデ
ィジタル器タブレット20かまたは移動可能な締め枠5
2の所定位置に押えるようになっている。空気供給源1
16を、ルノイドバルブ124を通じて負圧チャンネル
29と94に連結することも、できる。バルブ124は
、通常時には第7図の位置にあり、空気供給源を負圧チ
ャンネルから切り離している。しかし、バルブ124が
移動されると、加圧空気が負圧チャンネルに加えられキ
ャリアシートをディジタル器タブレットまたは移動可能
な締め枠の所定位置から外される。
第8図は装置10によって実施される重ね合わせ法を制
御するのに用いる、制御要素を単純化したブロック図で
ある。ホストコンピュータ126が、カメラ32による
記録と、この記録されたディジタル画像の一時保管とを
管理している。またホストコンピュータはディジタル画
像データを高速アレープロセッサ128に転送するのを
管理している。この高速アレープロセッサ128は、必
要な数値計算を速やかに行なう能力を持った専用コンピ
ュータである。プログラム化されたマイクロプロセッサ
は、ホストコンピュータから指令ヲ受は取り、位置決め
テーブル54と56の駆動モータ62と74を制御する
インテリジェンス・コントロー2130として働く。ま
たインテリジェンス・コントローラ130は空気並びに
負圧を制御し、またディジタル器タブレット20からカ
ーソルで選択した位置に関するデータを受は取る。
第9図は、装置の制御要素をさらに詳しく示すブロック
図である。図示のようK、ホストコンピュータ126は
ディジタルカメラ32のステップモータを制御し、また
カメラからアナログ・ディジタルエレクトロニクスブロ
ック132を通じてディジタル画像を受は取る。ホスト
コンピュータ126は、中間面1象バッファ134を備
えている。
この中間画像バッファ134は、ホストコンピュータの
Qバスの高速メモリである。プログラム制御の下で、デ
ータは中間両像バッファ134からアレープロセッサ1
28の拡張メモリ136に転送される。画1象データは
4キロバイトの記憶部に転送される。アレープロセッサ
メモリ136のリコールは、中間画像バッファ134の
リコールよりかなり速い。直接的なメモリアクセス転送
は、アレープロセッサ128のタフルバソファリンク技
術を用いて行なわれる。ダブルバッファリング技術は、
アレープロセッサの一方のバッファを処理する一方で、
ホストコンピュータにより他方のバッファにデータが加
えられる。処理はバッファの間で繰り返し循環し、結果
的にアレープロセッサ処理時間が、ホストコンピュータ
からアレープロセッサへのデータ転送時間にオーバラッ
プするようになる。これがデータの処理ルートの実態で
ある。
装置の働き 装置10は、4色のハーフトーン分解フィルムのような
カラーフィルムを重ね合わせ処理をする働きをする。前
記分解フィルムは、一般に高画室カラー写真を複製する
のに用いる4色刷りに使われる。装置の操作者は、先ず
処理カラーフィルムの1枚を任意に基準フィルムとして
選択する。そしてこの基準フィルムは、図中にて締め枠
52の所定位置に示されているシート138等のパンチ
孔のおいていない透明なポリエステルキャリアシートに
取り付けられる。他の3枚の分解フィルムも同じように
、キャリアシートのすべてを基準フィルムに対しおおま
かに重ね合わせて整合した状態に、パンチ孔のおいてい
ないポリエステルキャリアシートに張り付けられるかま
たは取り付けられる。おおまかに重ね合わせるのは、激
しい回転整合エラーをなくするためであり、フィルムの
各地点の移動整合が概ね5列のハーフトーンドツト(約
33ミル)の範囲内で分解フィルムを重ね合わせておく
必要がある。
次いで操作者は、写真の選択ステーションに配置された
ディジタルタブレット20上に基準フィルム牛ヤリアシ
ートを配置する。キャリアシートの2つの縁は、第1図
のキャリアシート138の想像線で示すように、3本の
整合ピン30に対し配置されている。次いで操作者はカ
ーノルを支持枠から外して持ち上げ、プレート28の負
圧チャンネル29を作用させて、キャリアシート138
を負圧により所定位置に保持している。
操作者はカーソルを使用して、シート138に載ったフ
ィルム上の、間隔をあけた2つの重ね合わせ地点を選択
する。重ね合わせ地点の何れか一方または両方は、重ね
合わせマークのほぼ中心に設定することができる。この
重ね合わせマークは、通常、写真の輪郭の外側に配置さ
れた十字状の細線の形態をしている。しかしながら、重
ね合わせマークがフィルム上になかったり、あるいはあ
っても不正確であることが想定される場合、ハーフトー
ンドツトディテールを含んでいる区域を片方または両方
の重ね合わせ地点として選ぶことができる。通例では、
多くのディテールを含む写真区域が選択される。第1の
重ね合わせ地点140が選択されれば、ディジタルタブ
レット20上のこの第1の重ね合わせ地点にカーソルを
置き、そして第1のカーソルボタンを押して第1の重ね
合わせ地点の位置を記録する。そしてディジタルタブレ
ット20はこの位置をホストコンピュータまで伝達する
。その後、第2の重ね合わせ地点142を選択し、この
第2の重ね合わせ地点にカーソルを合わせ、そしてカー
ソル上の第2のボタンを押すことにより、この第2の重
ね合わせ地点をホストコンピュータに記録する。
両方の重ね合わせ地点140と142を選択した後、操
作者はカーソルを支持枠まで戻し、その結果、チャンネ
ル29の負圧を解放する。次いで操作者により、基準キ
ャリアシート138はディジタルタブレットから移動可
能な締め枠52まで移動される。キャリアシート138
の2つの縁は、第1図に詳しく示すように、整合ピン9
2に対して配置されている。またフットスイッチあるい
け別のスイッチを作動して、負圧チャンネル94に負圧
を加えている。その後、負圧によってキャリアシート1
38を整合ピン92に対し所定位置に保持する。この時
点で、移動可能な締め枠52は、第1図に示した装填/
非装填位置にある。
キャリアシート138上のドアを締めるか、または別の
スイッチを作動することにより、装置は自動的に働き出
す。インテルジエンス・コントローラ130の制御の下
で、位置決めテーブル駆動モータ62と74は作動され
、第1の重ね合わせ地点140がカメラ32の真下の中
心にくるまで。
締め枠52を移動する。カメラは、重ね合わせ地点14
0を中心とするフィルム区域のディジタル画像を記録し
、記録された画像データはホストコンピュータ126に
転送され、以下に詳細に説明する高速アルゴリズムを用
いるアレープロセッサ128により解析が行なわれる。
そして再びモータ62と74を作動して、第2の重ね合
わせ地点142をディジタルカメラ32のレンズに整合
させる。ディジタルカメラは地点142を中心として画
像を記録し、画像のデータをホストコンピュータに転送
しアレープロセッサ128で解析する。締め枠52は、
右端に近い位置の孔96がパンチ108の中心にくるま
で移動される。パンチ機構はインテルジエンス・コント
ローラで作動され、シリンダ102を延ばして、基準フ
ィルムのキャリアシート138に重ね合わせ孔をあける
ようになっている。パンチが引き込iれた後に、左端に
近い位置の孔96がパンチの中心にくるまで、締め枠は
移動される。再びパンチを作動して、基準キャリアシー
ト138に第2の重ね合わせ孔をあける。パンチ作業を
終えると、移動可能な締め枠52は、第1図に示した装
填/非装填位置まで復帰される。基準キャリアシートを
操作者が取り外せるよう(または必要とあらば、自動的
に排出される)、負圧が取り除かれる。
基準フィルムが締め枠52から取り外された後、第2の
フィルムのキャリアシートが縁を整合ピン92に当てて
、締め枠上に配置される。次いで負圧チャンネル94が
作動され、装置の自動操作が開始される。締め枠52は
、地点140に対応する第2のキャリアシートがカメラ
32の下側で中心にくるまで移動される。カメラは画像
を記録し、画像データをホストコンピュータに転送し、
そしてデータは高速アレープロセッサ128によシ解析
される。次いで締め枠は、カメラ32の下側で重ね合わ
せ地点142に対応する第2の地点が当該カメラの中心
にくるよう移動される。こうして別の画像が記録され、
アレープロセッサ128により解析される。
以下に説明するアルゴリズム法を用いて、コンピュータ
は++fii 像データに基づいて、第2のキャリアシ
ートをパンチして基準フィルムに第2のフィルムを重ね
合わせる位置を計算する。こうした計算に基づき、締め
枠52はパンチ108に対して適切に位置決めされ、2
つのパンチ孔が第2のキャリアシートに設けられる。基
準キャリアシートのパンチ孔にこれらパンチ孔が整合す
れ゛ば、第2のフィルムと基準フィルムとは整合するこ
とになる。第2のキャリアシートに続けてこれら2つの
重ね合わせ孔をパンチした後、締め枠52は装填/非装
填位置まで戻され、負圧は解放され、第2のキャリアシ
ートは操作者により取り除かれるか、締め枠から排出さ
れる。
第3と第4の色分解フィルムを保持したキャリアシート
は、第2のキャリアシートと同じ方法により取り扱われ
る。重ね合わせ孔すべてがパンチ(各キャリアシート毎
に2箇)されると、4枚のキャリアシートを重ね合わせ
ピン上に積み重ねることができ、確実に4枚の分解フィ
ルムをカラー写真の最終的な複製のために重ね合わせる
ことができる。フィルムは最初にただ大まかに整合され
るため、各重ね合わせ地点にあって記録される画像リテ
ールは重なり合い関係から幾分ずれているが、この画像
をアルゴリズム法で処理して正確に重ねることができる
第10図は、重ね合わせ装置10により実施されるアル
ゴリズム法を描いたフローチャートである。箇々の画像
地点または重ね合わせ地点を選択した後、カメラ32は
選択した重ね合わせ地点を中心とする画像を記録する。
ディジタルカメラは、l:1の倍率に設定されている。
カメラにより記録される箇々のi!ii隊エレメントま
たはディジタル画1象のピクセルは正方形をしており、
−辺が13ミクロン(約、51ミル)である。カメラに
より記録される未処理データ画像は概ね640X640
ピクセルであり、最大の画像品質を得るためにカメラの
視界の中央に配置される。先ず、画像の全体走査が行な
われ、瞬間画家バッファ134にデータが加えられる。
先にも述べたように、データのアレープロセッサメモリ
136への直接メモリアクセス転送がアレープロセッサ
のダブルバッファリングにより行なわれ、できるだけ高
速が得られるようになっている。
最適限界アルゴリズム カメラ32で記録された未処理データ画像は、0(黒色
〕から255(白色)の範囲のグレー色の陰影を持って
いる。重ね合一:わせ−マークまたはハーフトーンドツ
トピクセルを背景から識別するために、最適限界が設定
されて未処理データ画像を対の画像すなわち2つのレベ
ルの画像に換算する。前記2つのレベルのうち、黒色は
トーン“1”であり、白色はトーン“θ′である。この
ように処理することによシ、重ね合わせマークの中心の
位置を決定し易くなり、また各ハーフトーンセルの内部
の黒色ピクセルを数え易くなる。最適限界を設定する技
術は、当業者には周知である(1977年、Gonza
lesとWi n t Zによる二土ZL二画ま風里迭
、第327頁を参照)0またこの技術には、先ず最大と
最小のトーンを平均することにより大まかな限界を得る
作業が含まれている。この初期限界によシ、黒色から白
色が分離される。(限界値より大きいかまたはこれに等
しい数は白色でちると考えられ、また限界値よシ小さい
数は黒色でらると考えられる。)このようにして、平均
的な黒色トーンと平均的な白色トーンとが判明する。
最適限界値は、平均的な黒色トーンと平均的な白色トー
ンとの平均値である。最終的な限界値は、こうした処置
によって決定された最適限界値より設定される。限界値
の設定は未処理データ画像の列毎に限界が設定され、最
適限界値よシ得られる画像が、換算された未処理データ
画像である。
先にも述べたように、また第10図の最適限界ブロック
図の左右に位置する実践でも示したように、各重ね合わ
せ地点は重ね合わせマークのほぼ中心に位置するか、あ
るいはハーフトーン分解フィルムのハーフトーンドツト
ディテールの内側に位置することができる。数を減らさ
れた未処理データ画像が重ね合わせマークを含んでいる
場合、先ず連係ピクセルアルゴリズムで処理される。こ
の連係ピクセルアルゴリズムは、1984年発行のAz
riel Rosenfeld  によるディジタル画
像処理技術における画像解析(第275頁)に記載され
ている。連係ピクセルアルゴリズムは、一群の1トーン
を重ね合わせマークの連係ピクセルに加え、0トーンを
背景に加えている。連係ピクセルを用いた処理により、
“ノイズ″(汚れ、引っかき傷およびその他の外的要因
)を少なくできる。
別の群の連係ピクセルとして生じるノイズは排除できる
からである。
本発明によれば、独特なアルゴリズムを用いて、一対の
十字線が形成する重ね合わせマークの中心を見つけ出す
ことができる。このアルゴリズムは、第11図と第12
図に図解説明されている。白色背景の突き出した部分の
先端が、2本の黒色の十字線が交差する箇所の外側の4
つの地点に一致しているため、前記突き出した部分の先
端の位置も十字線の外側の交差部に位置している。交差
部の外側地点の位置を平均することによシ、マークの中
心を高精度で見つけられる。このアルゴリズムを実施す
る際、黒色ピクセルから始まシそして白色ピクセルに至
シ、さらに黒色ピクセルで終了するピクセルの走行路の
うち最短のものを判別することによシ、突き出し部分の
先端の位置が見つけ出される。
先ず、第12図を参照する。方向矢印144と146で
示したように、走査は先ず水平方向に行なわれる。前述
の条件を満たす、これらの方向におけるピクセルの最短
走行路が、黒色十字線152と154の間の交差部にあ
る2つの外側地点である、地点148と150の位置を
示している。次いで、方向矢印156と158により示
されているように、垂直方向の走査が行々われる。これ
ら走査によシ、十字線152と154の間の交差部にあ
る残シの2つの外側地点の、地点160と162の位置
が分かる。地点148.150.160および162の
位置の平均値を計算して、重ね合わせマークの中心とな
る地点を高い精度で得ることができる。
マークの十字線が走査方向に平行している場合、ピクセ
ルの最短走行路を見つけることができない。
基準マークの向きに関してこうした問題点が生じるのを
避けるために、水平および垂直の走行走査によってピク
セルの最短走行路を探り出せない場合には、繰り返して
水平および垂直な走行走査に対し斜めの方向に走査し直
される。
例えば、第11図に示すように、方向矢印164と16
6で示した方向に走査が行なわれる。前記方向矢印16
4と166は、第12図の矢印144と146で示した
水平な走査に対し45度傾斜されている。走査(164
と1669によシ、水平や垂直な走査では見つけられな
い地点168と170を確認できる。最後に、方向矢印
172と174で示したように、矢印164と166に
直交した方向に走査が行なわれる。これら走査によシ地
点176と178が見つけ出され、交差部の4つの地点
の平均値をコンピュータで計算し、マークの中心を見つ
け出す。
水平と垂直並びに斜めに走査を行なうことにより、単一
形式の走査またはその他の形式の走査をもってどのよう
な場合にでも、4つの最短走行路を見つけ出すことがで
きる。従って、基準マークの向きに関するいかなる問題
点も生じない。このアルゴリズムはさらに、白色または
背景突き出し部分の先端の位置にだけ最短ピクセル走行
路が用いられ、他の画像の境界部を走査することがない
従って、重ね合わせマークの十字線の交差部が画像の外
側境界の内側に位置していても、このアルゴリズムによ
シマークの中心に関する正確な位置が得られる。
重ね合わせマークを例に採れば、各重ね合わせマークを
基準重ね合わせマークに整合させるのに必要な移動距離
は、X方向の移動量とY方向の移動量の各々を計算によ
って求めることができる。
両方の重ね合わせ地点が正確に設けられた重ね合わせマ
ークであれば、第2、第3および第4のフィルムの各々
にある2つの重ね合わせマークを基準フィルムの重ね合
わせマークに整合することによシ、重ね合わせを行なう
ことができる。
ハーフトーンドツトディテールのためのアルゴリズム 重ね合わせ地点が、ハーフトーンドツトディテールの画
像を含んでいる場合、アルゴリズム法では、換算された
未処理データ画像から取り出されるデータより、重ね合
わせ画像を構成することが行なわれる。取り出されたデ
ータを用いて、ハーフトーンスクリーン角度、平均的な
インタードツト間隔、およびハーフトーングリッドの中
央に位置した各黒色ハーフトーンドツトが占める矩形の
ハーフトーンドツトセルに対する区域面積とをコンピュ
ータにより計算する。平均的なインタードツト間隔は、
’7100インチ(0,254ミリ)から1/200イ
ンチ(0,127ミリ)の範囲に設定することができ、
また間隔は重ね合わせようとするフィルム毎に変えるこ
ともできる。しかし、構成される重ね合わせ画像は、ト
ーン中心の間で同じ間隔を備えていなければならないた
め、定形的に移動量をコンピュータ計算して重ね合わさ
れる画像では、重ね合わせ距離が一定になっている。鮮
明度により、トーン中心の間隔は用いられる最小と最大
のスクリーン罫線(インチ当たり100からインチ当た
り200)の両極端の範囲に入るように選択される。従
って、鮮明になっ六重ね合わせ画像はディジタル画像で
ある。この画像は未処理データ画像を持つ矩形をしてお
シ、1(白色〕からO(黒色]の範囲の連続するトーン
のグリッドからできている。中心に配置されたトーンは
、1/150インチ(1500線を持つスクリーン基準
画像〕にわたって離されている。そうした画像は、人間
の目を使って観察できるハーフトーン画像であるが、実
際の重ね合わせを行なう以前に別の処理(トーンの鮮明
化と調整〕を行なう必要がおる。
重ね合わせ画像のセル中心は、スクリーン角度により、
また未処理データが150の線のスクリーンでない可能
性があるため、ハーフトーンドツト中心上に位置しない
。従って、ある角度で傾斜していて、しかも1500線
のスクリーン間隔を備えていないデータパターンから、
150の線の画像を作るのに補間が必要とされる0以下
に説明するように、アルゴリズム法は基本的に、各色分
野フィルムの固有の傾斜グリッド上にトーングリッドを
構成し、トーングリッドを所望の画像に補間することが
行なわれる。
第1のアルゴリズム法では、正確な中心を持つハーフト
ーンドツトとして特定されているデータドツトの中心の
位置が見つけ出される。このデータドツトの中心を用い
て、ハーフトーンパターンスクリーン角度と平均的なイ
ンタードツト間隔とが想定される。充分な精度を得るに
は、約40のデータドツトが必要とされる。ただしこれ
らデータドツトは、白色ドツトまたは黒色ドツトの倒れ
でもよい。これにより、豊富なドツトカラーが使える。
黒色データドツトは白色データドツトと共に配置され、
選択されるデータドツトの組(黒色または白色〕は、各
組のデータドツトの相対的な数によって決定される。ア
ルゴリズム法の後の段階で、黒色ドツト中心だけが検討
される。白色ドラ)がデータドツトの場合2、白色ドツ
トのグリッド中心は、・・−フトーンセル寸法の士にわ
たって黒色ドツト中心に向けて最終的にずらされる。こ
の処置は、各白色ドツト中心が矩形の黒色ドツト中心の
中央に位置しているか、あるいはこの逆になっているた
め適切な作業である。
データドツト中心を見つけ出すのに使われるアルゴリズ
ム法では、画像中心から外でしかも上下交互に各列毎に
、換算された未処理データ画像の走査が行なわれる。中
心から外側でしかも上下交互に走査を行なう理由は、画
像のほぼ中央に配置されているデータドツトの中心を見
つけ出し、スクリーン角度と平均的なインタードツト間
隔を用いる変換公式より算出されたハーフトーンドツト
中心グリッド全体の精度を高めるためである。
第13図は、データドツト走査を概略的に図示している
。各列に清って、ドツト中心が見つけ出される。ピクセ
ルの走行路の中心は、白色ピクセルから始まシ、次いで
黒色ピクセルに至り、そして白色ピクセル(黒色ドツト
〕で終了するか、あるいは黒色ピクセルから始まり、次
いで白色ピクセルに至り、最後に黒色ピクセル(白色ド
ツト〕で終了している。予め設定された走行中心の機側
半径(2の平方根で割ったハーフトーンセル寸法として
選択されている)の範囲内で、余分な走行中心は排除さ
れるか(走行中心が短いピクセル走行路上にあれば、ド
ツト中心から遠ざけられる〕、または(走行中心が長い
走行路上にあって、ドツト中心に近接している場合〕予
め設定された走行中心を置き換えるのに使われる。
第13図では、数字180と182は白色ドツト184
を通り抜けるピクセルの連続する走行を表わしている。
走行180が先ず加えられ、白色ピクセル走行路の中心
位置に初期データドツト中心を設定する。後続の走行1
82が短い走行路であるため、この走行路の中心は白色
ドツト184の中心から遠くなり、この走行路は排除さ
れる。
黒色ドツト186がピクセル走行188によシ先ず走査
され、そして走行190によυ走査されている。第1の
走行188により設定された初期ドツト中心は、走行1
90が長い走行路からなり、しかもこの走行路の中心が
短い走行188の中心よりドツト中心に向けて近接して
配置されているため、後続の走行190と置き換えられ
る。従って、走行190により設定された初期ドツト中
心が、走行188から得た先に決められている初期ドツ
ト中心を置き換えるようになっている。
データドツト中心を補正するための弦二等分アルゴリズ
ム 走査が完了すれば、各走行中心は中心から識別半径にわ
たって上下に配置された2つの地点の位置で、均一な背
景トーンに対してチェックされる。
このテストに合格した各走行中心は、弦二等分アルゴリ
ズムにより補正される。弦二等分ルーチンは、第14図
に概略的に図示されている。参照番号192は、黒色ま
たは白色の何れでも良いドツト194の初期ドツト中心
を表わしている。この初期ドツト中心192から、対照
的な背景カラーの背景ピクセルが確かめられるまで、上
下左右に走査が加えられる。互いに直交する2つの弦1
96の長さは、箇々のそうした走査走行路に沿った背景
ピクセル間の距離として求められる。ドツト194の補
正された中心198が、弦196の直交する二等分線2
00の交点に求められる。正確な結果を得るために、補
正された中心はピクセルの区域面積をコンピュータによ
シ計算される。また補正された中心は、円形でないドツ
トでも求められることは注目される。最終の背景適合テ
スト(初期データドツト中心に行なわれたテストに類似
しているが、このテストよりもさらに厳格に行なわれる
〕が各補正されたドツト中心に行なわれる。このさらに
厳格なテストにより、10度の間隔のあいた地点で、補
正されたドツト中心の廻りの識別円上の背景トーンをチ
ェックする。テストすべてに合格した各ドツトは、正確
な中心を持つほぼ対照的なドツトであシ、その中心の位
置はメモリに記憶される。
続けて行なわれるアルゴリズム法では、データドツトを
用いてハーフトーンスクリーンアングルと平均的なイン
タードツト間隔とをコンピュータで計算するっ先ず、換
算された未処理データ画像の中心に近接して見つけ出さ
れたデータドツトを基本データドツトとして選択する。
次いで、互いに近接した2つのデータドツト間の直線角
度に基づいて、初期スクリーン角度が決定される。これ
ら2つのデータドツトの間の距離は、初期インタードツ
トの間隔として選択される。
第15図に概略的に図示しているように、初期スクリー
ン角度はできるだけ水平に近いことが望ましい。従って
、初期スクリーン角度θ0が45度よシも大きければ、
矢印で示した代用角度:θ0→θ(、−sign (θ
G)π/2によって決定される別の初期スクリーン角度
により置き換えられるうスクリーン角度は、ドツトの平
行線にだけ基準を設定する必要がある。これら平行線は
、ドツト中心の矩形グリッドパターンで引ける別の線に
直交するように選択することもできる。第15図に図示
したように、初期スクリーン角度θo1がデータからコ
ンピュータにより計算された場合、この初期スクリーン
角度は角度θo2により置き換えられる。従って、初期
スクリーン角度θ0は常に一45度と+45度の間にあ
る。
このように角度範囲を狭めることにより、コンピュータ
で非常に精度の良い計算結果を得やすくなる0 最終のスクリーン角度のコンピュータによる計算には、
最小二乗法と、第16図に図示した螺旋サーチが用いら
れる。1次座標系(X’、Y’ )は、傾斜したスクリ
ーングリッドの座標フレーム(すなわち、1次座標フレ
ームはスクリーン角度で傾斜されている〕であり、第1
6図の202で示した基本データドツトを中心としてい
る。2次座標系は、未処理データ画像のXY座標フレー
ムである。ここでXは右方向にプラスであり、Yは画像
の左手上側コーナから下に向けてプラスである。
スクリーン角度を見い出す最小二乗法は、各データドツ
ト地点毎に1次と2次の対の座標系を必要としている。
1次座標系は、1次フレームの基本データドツト202
を中心とした矩形輝線サーチを行なうことにより判明す
る。箇々の1次座標系は、データドツトを含むこともあ
りまた含まないこともある、ハーフトーンドツト中心に
位置している。データドツトが箇々のサーチ地点の1次
座標系に位置しているかどうかを確かめるために、変換
と回転を組み合わせた変換公式: %式% を用いて、箇々の1次座標系は2次フレームに変換され
る。これら公式において、θはスクリーン角度でl)、
h、には2次XYフレームの基本データドツト202の
座標位置である。
第16図に示すように、矩形螺旋サーチは基本データド
ツト202からシェル毎に外に向けて行なわれる。先ず
、最も内側のシェル204がサーチされ、1次座標フレ
ーム内に位置したポテンシャルデータドツト中心をチェ
ックして、公式(1)と(2)から得た2次フレーム位
置が既知の2次座標系のデータドツト中心から識別距離
の範囲内かどうかを判断する。識別距離の範囲内にある
ことが確認された箇々のデータドツト中心は、確認され
たデータドツトであシ、また別の対の1次および2次の
座標系はデータ地点として確認される。同じように螺旋
サーチが外側に続くシェル206と208でも行なわれ
、1次フレームのすべてのポテンシャルデータドツト地
点が2次フレームの既知のデータドツト地点に対してチ
ェックを終えるまで、このサーチは続けられる。第16
図では、データドツトは説明の便宜上円形にされている
確認され要部々のデータ地点座標対は、記憶データに加
えられる。確認されたデータ座標地点のカレントナンバ
ーNに基づいて、スクリーン角度θの最小二乗解が、θ
に対しSを最小にする解よりコンピュータにより計算さ
れる。ここで、Sは1次フレーム座標と、スクリーン角
度座標り、 kおよびデータドツト2次座標の関数とし
て変換公式として表わされる同じ1次フレーム座標との
間の合計距離である: 十((Yi−k)casθ−(Xi h )dnθ−Y
i:]”)θに対するSの表現を変えて、しかも答えを
零とみなせば、θの解は以下の如くになるニジ 平均的なインタードツト間隔dは、データドツト座標X
i、Y、;h、に;およびXin’、Yin’から以下
のようにしてコンピュータから計算される。
ここで、Xin′、Yin’ ” O1±1、±20・
は、インテグラル1次フレーム(ユニット間11i%)
データ座標地点(すなわち、分割されたインタードツト
間隔を持つ1次フレーム座標゛)である。公式(4)と
(5)によシ得られたθとdの解け、それ自体利用度の
高いものであり、最終的にはデータドツトのすべてを包
含しており、最適なスクリーン角度並びに平均的なイン
タードツト間隔が得られる。
ハーフトーンセル黒色ピクセル計数マスクの構、魚。
後続のアルゴリズム法では、黒色ピクセルの数。
nbの計数が行なわれる。前記黒色ピクセルは、黒色ハ
ーフトーンドツトを中心とした、側辺dの矩形ハーフト
ーンセルの内側に配置されている〇計数作業は、ハーフ
トーンセル黒色ピクセル計数マスクを構成し、且つベク
トル計算法を用いて、高速で行なわれる。前記ベクトル
計算法は、好ましくは高速アレープロセッサによシ行な
うことができる。計数マスクは、1の対象区域とその他
の0区域とに相当する矩形の数理アレーである。対象区
域は、側辺dを備え、第17図の210で示したように
スクリーン角度θで傾斜された矩形ハーフトーンセルで
ある。この矩形210は、マスクアレーの大きい矩形2
12の内部に収容され、且つ中心が設けられている。1
次座標系は、2次座標系に対しスクリーン角度θで傾斜
されている。
マスク212は、マスクのXY2次フレームの各マスク
地点を、矩形セルの1次フレームX’、Y’に変換する
ことにより構成され、マスク2次フレームの各ピクセル
を、1次フレーム内のハーフトーンセルの境界内に入っ
ているピクセルか否かに応じて、対の1またはOの何れ
の数に特定すべきかを決定する。Dが、計数マスクMc
と同じ寸法を持つ換算された未処理データ画像トーンの
矩形アレーでアシ、計数マスク内のセルと同じように傾
斜されたハーフトーン矩形セル内部で、黒色トーンドツ
トを中心としているなら、ハーフトーンドツトの黒色ピ
クセルの数は、マスクMcと・データアレーDの積から
得られる。
この式において、Lcはマスクの矩形寸法である(典型
的には、LCは25であり、1インチ(2,54センチ
〕当り100線はどのスクリーン罫線の入るdを含んで
いる。ハーフトーンドツト内に配置されたトーン1の黒
色ピクセルだけが、必要に応じてnbに関与する。
連続するトーン画像の構成 後続のアルゴリズムでは、ハーフトーンドツトを中心と
するトーンの1次フレーム内で、連続するトーン画像(
最も暗いトーンと最、も明かるい:トーンとの間で連続
してトーンが変化する画像)を構成している。このアル
ゴリズム法では、未処理データ画像の内側に位置する1
次フレーム内で、各黒色ドツト中心の連続するトーンを
計算する作業が行なわれる。先ず、データドツトが白色
ドツトである場合、基本データドツトをずらす必要があ
る。この操作は、基本データドラ)h、にのうち、hを
d / 2 (cosθ−5inθ)+hに、またにf
、d/2(cooθ+sinθ)+kにずらすことによ
り行なわれる。この方法によシ、基本ドツトの中心位置
は黒色ドツトの中心になる(スクリーン角度はそのまま
である)0各トーンは、計数マスクMcと、トーン中心
を基準としたマスク寸法の換算された未処理データ画像
窓Oのデータとを掛は合わせる、第1のベクトルから計
算される。
こうしてドツト中心を基準とした矩形側辺dのハーフト
ーンセルの内部の黒色ピクセルの数nbが、公式(6)
から得られる。そうしたセルを通じての光伝導率は: ここで、nfはセル内のピクセルの合計数である。
光学密度Oは: 0 =−10gs。(1) tがカットオフ、05よシ小さければ(,95最大力ツ
トオフドツト面積に相当している)、tは、05 の値
に決められ、光学密度の範囲は無限大とはならない。連
続するトーンは、以下の式により得られる。
ここで、ドツト(黒色)が詰まると光を伝達せず、トー
ンはOであるっオーブンドツト(白色)はすべての光を
伝達し、1のトーンを備えている。このトーンの鮮明度
は、光学密度の鮮明度に基づいている。前記鮮明度は印
刷業界の写真濃度計で用いられており、ハーフトーンの
光学密度表示目盛りから平均的なドツト寸法が判る。ト
ーンセルはドツト中心を基準とし、しかも写真濃度計の
場合のように当該ドツトセルに無造作に被せて設置され
ないため、こうして得られるトーンはさらに正確である
150Isスクリ一ン画像に対する補間後続のアルゴリ
ズムでは、連続するトーンの1次フレーム画像の内部で
、未処理データ画像を持つ矩形の150線スクリ一ン画
像に対する補間が行なわれる。前述のアルゴリズムで構
成された連続するトーン画像は、スクリーン角度θで傾
斜されているトーンのアレーである。このトーンのアレ
ーはトーン毎に(第16図に図示されているように)距
離dで間隔をあけられ、トーンは各ハーフトーンドツト
の中心毎に計算されている。所望の重ね合わせ画像は、
第16図に示されている画像を中心とする矩形である。
ただしこの重ね合わせ画像は、1450インチで中心間
を隔てられたトーン中心の矩形アレーからできている。
こうして第16図のデータは補間され、所望の重ね合わ
せ画像のトーン中心が得られる。
2次フレームXc、Yc の各トーン中心毎に、第16
図の1次フレームでの相対する位置が以下の座標変換公
式から得られる。
α0Xcin””((Xc h)−θ+(Yc k)s
inθ〕d″″・α])Ycin’ =l:(Y(”k
)cosθ−(Xc h)sbne ) a”行なおう
とする補間に適したユニット間隔は、dで分割すること
によシ設定される。第16図では、9×9補間データ地
点のグリッドの中心は:” jp” CYcin’ ) ここで、(q)は実数qを整数に四捨五入することを意
味している。nip  nipの中心から1次フレーム
のXcin’、YC1n′への1次フレーム内での補間
のためのオフセットは: w dkp=Ycin’ ”jp 補間幾何学法が第18図に示されている0補間公式は、
1981年発行のM、 J、 Powellによる載さ
れている、周知のパイキュービックスプライン補間法で
ある。しかしながら、この参考資料から得られる一般公
式の変形式が本発明では使われている。この変形式は、
補間データアレーの中心地点から補間オフセット量を計
算するようになっている。従って、補間公式によシデー
タの範囲を広げ、しかも精度を最大眼窩めることができ
る。
変形公式は: p d(n jp + n t n i p +m)こ
こで、Pは所望の重ね合わせ画像トーンであシ、Pdは
データトーンである。補間のための基関数I m s 
λnは、係数Cpm 、 Cpnを付帯するキュービッ
クBとスプラインBp3(予め与えられた補間オフセラ
)dhp、dk、 で計算される〕の−次結合から得ら
れる: 基関数xm、λnの加重係数Cpm、C,nは(11は
絶対値を表わしている〕: ” Cpm = oT (壬2 ) In−2−pl(
イ)cpn=4g<σ−2) I n−2−P l基間
数1m、λnの無限合計は、0とはならない定数である
。これらは境界条件の末端を除いて、Bスプラインが零
であることを利用して簡単に決定される。キュービック
スプラインは、以下の式から直接計算される。
”  Bp3(り = 24−1C<t−ep)3+−
4(g−e、+、)↓+6(a−ξP+2)+ −4(
’−ξp+3〕や+(砿−ξp+a)+〕 ここで、ξ=p=0、+1、+2・・・は不連続な多項
式スプラインの集団または接続地点でらるqは独立変数
を表わし、またスプライン公式の一部を除いたキューブ
ディファレンスは以下の如く定義される: (イ)(ε−ξ)+”(’−ξ)’  7’(だし C
−ξ〉0(ホ) (6−ξルー0 ただし (1−ξ≦
Oこの章で、重ね合わせ画像を作シ上げるアルゴリズム
の説明は完了する◇ただし、各々の重ね合わせ画像を強
調し、且つトーンの一部(基準画像以外の画像〕を削除
して、重ね合わせ処理の感度と精密をさらに高められる
。重ね合わせ処理において、隣接する整数列のドツトの
最初の重ね合わせが行なわれるう次に、段階的な補間重
ね合わせ法を用いて、体系的に緻密な重ね合わせが行な
われるうこの作業は、先ずし2列のドツトを重ね合わせ
、次にし4列のドツトを、そして最後にし8列のドツト
で(必要がちれば、精度のよいコンピュータ計算法によ
ってさらに細かく〕重ね合わせを行なうつ 縁強調アルゴリズム 基準重ね合わせ画像pref と、この基準画像に重ね
合わそうとする他の画像pmovは、事前の重ね合わせ
縁強調処理に晒される。重なシ具合を改善するために用
いられる一般的な技術では、幾つかの縁強調マスクまた
は数理アレー(ディジタルフィルタマスク〕 を用い、
回転された画像を重ね合わせている。本発明によれば、
この一般的な技術は原画に強調処理を加える修正が施さ
れている。その結果、原画の構造は保ったままで、画像
ディテールを縁ディテールで置き換えないで縁ディテー
ルを目立たせている(すなわち、特殊が処理を縁ディテ
ールに加える)。縁ディテールだけの処理では必要な信
頼性が得られず、従来からある相互関係重ね合わせ法と
同じことになってしまう。ハーフトーンディテール重ね
合わせ法では、他の重ね合わせの手法よシ高い精度が求
められることを忘れてはならない。従って、標準的な技
術は、ハーフトーンディテールを処理するのに常に適し
ているとは言えない。
縁マスクを構成する周知の技術では、画像を解析的に表
現するのにある種の演算子〔一般的には、微分演算子〕
を用いている。本発明では、新規な演算子を使い、新規
な解析的表現を用い、そして新規な方法による付加的な
強調のための計算が行なわれる。物理的な基準に照らし
て、縁付近から多くの情報を得る必要がある。前記縁は
、はぼ水平かまたは垂直な縁とは異なり、水平または垂
直方向に対し傾斜されている。完全に水平かまたは完全
に垂直な縁は、水平ま六は垂直な縁の重ね合わせ以外に
も寸法の重ね合わせに不正確さが加わるため、臨界縁と
言える。このため、斜めの縁を除いて画像区域を明かる
くし、(相対的に)傾斜された縁区域を暗くする方法で
、意図的に強調が行なわれている。暗い画像を使えば、
明かるい区域の不正確なずれの重ね合わせエラーに対す
る補償がよく判シ、従って、重ね合わせ処理の感度が高
まってエラーは最小となる。
解析的に表現するのに、再びパイキュービックスプライ
ン補間法が使われる。この方法は特定のデータを用いて
実行され、微分可能な解析的関数の2種類の連続する画
像トーンが得られるためである。勾配演算子は縁付近の
ピークを不鮮明にする傾向があるため、第2の導関数か
ら演算子は構成されている。縁は、基本的には第1の導
関数がピークをなし、第2の導関数が消滅する区域であ
る。従って縁の付近では、第2の導関数演算子は小さく
なろうとする傾向があシ、線以外の区域に対し縁の区域
を明かるくする強調処理が採られる。
あるいは、影算子を適切に選択することにより、重要な
傾斜した縁区域を他の縁区域以下の明かるさ、つまり相
対的に暗くして、重ね合わせの感度を高めることができ
る。
j、i画像位置で行なう付加強調は1−P2(j、i)
/rrIで表わされる。ここでmは、アレーP2  の
最大トーンである。Mが緑マスクを表わす場合、Mは重
ね合わせ画像Pと共に2次元で別箇に回転される92次
元のそれぞれの回転公式は: M (j nil 、 1−nil )ここでL=5は
矩形マスクMの寸法である0回転鏝例学が第19図に示
されている0点線214と216は、回転をすれば使用
することのできるでき上がった画像区域を取り囲んでい
る。
矩形マスクMは対称的であり、180度回転すれば一致
する。P2  を使用する以前に、p2 minがP2
  のマイナスの値の最小値であれば、P2  をP2
− P2 minに修正してP2 / InをP2  
に見合う0ないし1の範囲の画像に増減する。トータル
画像p(jyi)+(t−Pini)/m)  におい
て、Pのjt’  の位置は、数値を求めようとする2
次元回転区域の右側下部の地点を指している。最終的な
画像は、この回転区域の室がPの範囲内で必要とする位
置へ正確に回転できるようになっているため、Pよシも
小さい。マスクMは、公式αOに類似するPのスプライ
ン関係式によ多構成される。
マスクMは5×5でアシ、係数因子(Pbを方程式αQ
に類似の形式で増加させる〕からなっている0この係数
因子は積演算子によシ微分される。この積演算子は、水
平または垂直の縁の付近で小さく応答し、垂直方向また
は水平方向に対して傾斜されている縁の付近で大きく応
答する0演算子は:(イ)   a4 a、a。
演算子は、方程式αQに類似の補間式でBスプライン補
間オフセット独立変数Xとyに働きかけ、また0の下で
0補間オフセットが求められる。次いで、基準Mの各要
素を基準M中心値で割って、このマスクMをユニット中
心値に正規化する。
Laplacian −Gaussian 縁マスクに
よるデータを簡略化する考え方を利用して、掛は合わせ
て正規化したMを、各j、i要素要素積データ簡略化マ
スクの相対するj、i要素と掛は算する0ノ・ミング窓
関数の積から得られるj、i要素は、結局:(ハ)(,
54−,46cos (y(i+2 )] )(,54
−,46cog(号(j+2)月;i、j=Q、±1.
±2 こうして得られた最終的なMは、強調のための回転動作
に用いられる。ノ・ミング簡略形式は、Qaussia
n  簡略形式はど速度が遅くないため好ましい。こう
して、マスクの縁の位置のデータが特に強調される(デ
ータが多ければそれだけ最終的な結果に大きな影響が及
ぶ〕。式(ハ)の演算子な用いて得られる改善効果は、
傾斜させた縁区域の相対的な暗さ処理によるところが大
きく、先にも指摘したように高い重ね合わせ精度の得ら
れることが明らかでおる。ただし、他のマスク(Lap
lacian−Gauaaian  縁マスク等〕、あ
るいはその他の演算子(Laplacian演算子 a
2/ax2−)−”/a戸等)を用いても、許容できる
計算結果の得られることを理解しておく必要がある。
トーンの正規化アルゴリズム PITY とP ref  画像のトーンの正規化は、
トーンに直線的な変換処理を加えて行なわれる。平均的
−ITh)−ンは分離カーラ同志で大きく変化するため
、重ね合わせを思うように行なえないo )−ン直線的
比較法によシ、Pm0VのトーンをP refのトーン
に近似させて重ね合わせが行なわれる0この方法では、
最大、平均そして最小のトーンpmovを最大、平均そ
して最小のトーンPrefニ描き込むようになっている
0このトーンの比較作業によシ、画像のグレー色の色調
オーダが保存される。
第20図に図示されているように、トーンの比較描き込
みにはPm0Vだけの修正が必要とされ、基準画像P 
refは修正されないoトーンの比較描き込みは縁の強
調処理後に行なうようにし、縁のすべてを同じように処
理して縁の強調状態を弱めるのを避けるようにする。す
べての縁を同じ程度に強調しないで、強くする縁と弱く
する縁を用いるのが好ましい。トーンの変換式と係数は
以下の通りである: @Pmov new(j、 i) =a Pmov o
ld(j、 i )+β翰 β” Pmax ref  ” Pmax mowただ
し Pmov old (L i)≧PaVmOVただ
し Pmov old (L t )≦p av mo
voめ β=p&、ref  ” Pavmovただし
 Pmov old (L l )≦p av mov
式中にて、av、maxおよびminはそれぞれ平均、
最大および最小を表わし、movは運動を、そしてre
fは基準画像を表わしている。
合せ法 最も接近した列のドツトへ画像をディジタル的に重ね合
わせる際、−8からピクセルの範囲(おおまかな重ね合
わせができる〕の所定の整数オフセットn;cとnyに
より、PmovはPrefに対しく実際の運動のシュミ
レーションによシ)運動(平行移動)される。オフセッ
トは、Pmov  をPrefに重ね合わせるのに必要
なこのPmovの運動量を表わしている。最も接近した
列のドツトに非常に正確に重ね合わせる際、画像のずれ
の絶対値を合計する以下の数式において、エラーは最小
になる: −Pmov(J−ny* 1−1x) !ここで、iは
右芳向にプラスであり、またjは上側左手コーナのPr
efから下に向けてプラスであるO P ref とPm0V  の間の重なり区域を形成す
る開始(8)と終了(e)のピクセルは、以下の表から
得られる。
衣 1 !匣 」五上ユs   ’o   jム ユL1  ≧
0  ≧0  1+nxdp   1+n、   ap
2  ≦0  ≧0   1   dp十nx 1+n
、   ap3  ≦0  ≦0   1   dp+
nx  1   dp十ny4  ≧0  ≦0 1+
nx   ap    l   dp十ny表1では、
dpはピクセルに表わした矩形画像の大きさである。
第21図は、P refに重なるPm0Vの移動例と、
この移動によって生じた2つの画像の重なシ区域218
とを概略的に図示している。エラー基準(方程式0埠〕
はBarnea とSilverman (IEEEコ
ンピュータの取り扱い、C−2x巻、A2.1972年
2月)の5SDA基準に類似している。
ただし公式0■は、高速ベクトル計算法(重ね合わせの
試みが失敗した場合、集計を停止する算術法よりも高速
である〕により、直接計算されろう最小エラー重ね合わ
せ処置で実際に使われたエラーは、積正規化因子n1e
J を掛けた公式0埠から得られるエラーである。ここ
で、nl  は:式中のdpは、画像の基準寸法(側辺
の長さ)である。この正規化因子(32a)は、小さい
重ね合わせ区域であるがために生じる偽せの最小重ね合
わせエラーを区別することができる0小さい重ね合わせ
区域が保有するデータは少なく、最小エラーと認められ
る僅かばかシのエラーが公式oカから得られる。重ね合
わせ区域が小さくなると正規化因子(32りの分母が小
さくなシ、偽せの最小エラーになる傾向を補償している
。他方、小さい窓内に正確な最小エラーが生じれば、真
正エラーが減少するようになり、どの位置で大きな重な
シ区域ができても正規化因子(32a)が偽せの最小エ
ラーとはならない。正規化因子nl の有効性は、画像
間に既知の正確な不整合を起こさせている解析用のディ
ジタル画像を用いる、重ね合わせテストで既に証明済み
である。他方の正規化因子n2は、BarneaとSi
Lverman (IEEE  :j :/ピユータの
取り扱い、C−21巻、墓2.1972年2月〕りより
提案された因子である。すなわち:因子n2は、重ね合
わせを極力少なくする傾向がある。
1列のドツトの区域内への 間重ね合わせ1列のドツト
の区域内への補間微調整重ね合わせを行なう場合、最も
近接した列のドツト解からの最も接近した整数解答によ
り、ドツトに加える補間オフセットの区域部分が判明す
る。最小補間重ね合わせエラーの試算エラーサーチが行
なわれ、先ずnxとnyからA列のドツト内で最も好ま
しい解答を見つけることから始められる。次いで、し4
列のドツト内で最も好ましい解答が見つけ出され、そし
てい列のレベルでこの処理が繰シ返される。重ね合わせ
の各段階において、−列のドツトの区域へのトータル重
ね合わせ運動は:” X=。、、 = n、−)−d。
Ymove=ny+Sy ここでdx、dyは、重ね合わせ運動が細かく漸進的に
行なわれる一方で変化していく区域補間オフセットであ
る。重ね合わせ運動には、1/150インチ(ミルで表
現して約6.67ミル)が掛は合わされ、ミルの単位の
トータル重ね合わせ運動量が得られる。補間重ね合わせ
エラーの公式は、方程式0埠を修正した式である: tmcdx)λn(dy)Pref(j+n、i+m)
−Pmov(j−ny、 i−”x月〕 式中にてnx、nyは最も接近した列のドツト解からの
最も接近した整数への移動量である。方程式(ロ)の補
間計算式は、方程式α→に類似した81段階のパイキュ
ービックスプライン補開式である。
dxとd、は、−列のドツトの区域を表わす入力補間オ
フセットである。限界18.18、js およびjeは
、補間の室を決める際に変えられる0エラーの方程式(
ロ)に正規化因子が掛は合わされる:zm(dx)λ1
(dy)Pref(j+ny i十m)l ・この正規
化因子(34a)は、最も接近した列のドツトの正誤エ
ラーに使った因子(32b)と同じ形式の因子である。
またこの正規化因子は重なシ区域に応じて変えられ、重
ね合わせの面積を縮小しようとする傾向がある。正確な
解に近づいてしまえば、重ね合わせの面積は極力小さい
方が望ましい。
(32jL)の因子nl  は、補間された重ね合わせ
には不要である。
方程式(ロ)は、補間のエラーにのみ適用される完全な
方程式である。方程式(ロ)の計算の進め方は、先ず最
も接近した整数が最も好ましい状態に重なシ合う場合に
、Pm0Vが持つ区域重ね合わせ誤差を記録することに
よシ始められる。その結果、P refのL  iの実
際の位置に対する区域不整合を加味し、公式(ロ)の最
終的な誤差を零にして、完全な重なシが得られるように
する必要がある。公式0′4を修正するには、Pr、f
f: Pref (Y’、X’ )で置き換える必要が
ある。整数重ね合わせフレームX、 Yt−Pr、f最
終位置フレームX′、Y′に移動させる移動変換は(角
度θ1にわたる角度不整合は、同時に消去される): ” X’= (x−h ) cosθg + (y+k
 ) sinθr” Y’== (y−k) cog 
fl r−(x+h ) sin er符号x、yおよ
びX′、y′は、ここでは先に使用したものとは異なる
状況の下で使用されている。
2次フレームx、yは、第、21図に示すようにP r
efのi、jフレームに(同じ座標原点)重なる0 不整合を加味するには、P refの移動を行なう段階
が取り入れられる。このP refの移動は、P1nO
’Vを動かしてP refに重ねるのに必要な運動とは
反対向きの運動である。換言するなら、画像Pref4
’l:・Pm0Vに重なるよう区域移動オフセットh、
kにわたって運動される。ただし、Pm0VのP re
fへの運動として考えれば、必要とされる移動は反対方
向への運動−り、−にである。従って・P refの移
動は; 0′i)   π==−dx (至)  π=−dy なおx=iΔXであり、y±jΔy(ΔX=Δyがグリ
ッド間隔〕である。従って公式(ト)と(ト)は、次の
形に書き直せる: eAx’= ijx+alx @Oy・=jΔy+βΔy とれよシ区域オフセット(区域間隔ΔXとΔy〕のαと
βは: @e α=、(、、θr−1)+d−θ、+(j+dy
)sinθr(6)β=j(mθr1)+dycos%
−(i+d、0sinθr後者2つの方程式で01=O
としてみれば、α=dx となシ、またβ=dy とな
る0これら式は・P refの開始位置に対しP re
fの不整合を正確に組み込む処置によシ、正確な補間オ
フセットが行なわれることを証明している。また方程式
(ロ)は、正確に把握された距離で不整合状態に構成さ
れた、解析機能を持つディジタル画像に補間重ね合わせ
を行なうことにより、先に述べた同じ変換公式の技術を
用いて、所望の重ね合わせ運動とは反対方向の不整合を
加味することにょシ、高精度の得られることが数理的に
実証されている。
適切な位置で各フィルムをパンチするために、各フィル
ムを重ね合わせるのに必要な締め枠の運動量を計算する
必要がある。第22図は、選択した2つの画像地点P1
とPgを持つ締め枠を幾何学的に示している。両地点は
距離rQ にわたって間隔をあけて隔てられ、地点Pl
とP−を結ぶ線の、X軸線に対する角度θ、であるつP
un1とPun!で表わした地点は、2つのパンチステ
ーションである。これらステーションは、空間固定XY
フレームに対して図示された位置に間隔を設けて固定さ
れている。第22図では、締め枠は運動を始める以前に
基準位置またはホーム位置にある。
間隔をあけて隔てた2つのパンチの構成を採ることもで
きるが、これとは別にステーションpuntで単一のパ
ンチを用いることがよシ経済的でしかも能率的であるこ
とが判明した。パンチステーションPun1の位置の単
一のパンチに適切に整合してパンチ地点を配置するため
に、先ず最終的な重ね合わせ解を得て、この解を用いパ
ンチに対して必要な締め枠の運動量を計算する必要があ
る。
最終的な重ね合わせ解 アルゴリズム計算によシ、重ね合わせマークかまたは重
ね合わせ画像に基づいて必要な移動運動が求められる。
PH、Pgの位置の必要な運動は、θ ” ” Dxx
p Dy、 ■Pz : Dz2y Dア2 第1の地点に対するこれらの運動は、一定した締め枠の
運動に等しい。この締め枠の運動は、P2の位置のY回
転運動ΔY=Dy2−Dy□にょシ行なわれるI)ux
 = DXIとDuy=Dy8の運動である。
Δyを伴うΔXは、実際に生じることのある入力エラー
のために、Dx2−DX□ の信頼できる値として用い
ることができない。むしろ、ΔXは運動後の間隔r(1
を保存しておくために、正確に計算することができる。
ΔXのため解く必要のあるrQ距離の保存方程式は: (Xz+ΔX Xt)”+(yz+Δ)’  7t)”
=(Xs  Xt)”+(yz ’/s)2この2次方
程式をΔXについて解き、コンピュータで計算し易い以
下の形に解を導くことができる。
第23図は、枢軸地点1および2の位置でY。
をそのままにしておき、且っY2  をY2+ΔYへ移
動させるのに必要な運動を幾何学的に図示している。こ
れら運動(プラスΔYとして図示されている)は、締め
枠Y方向への一定したkの移動に続いて、枢軸地点1の
廻りで回転が行なわれる(図中では誇張して図示されて
いる〕。第23図に示すように、枢軸地点1で行なわれ
る運動Φ総ては、距離kにわたる下向きへの動きである
のに対し、枢軸地点2は(基準開始位置からつ距離c 
−)−kにわたって上向きに運動する。一定したXSY
の締め枠運動は、最終的に左右の枢軸を動かすために後
で行なわれる。従って、yi  は適切にYt 十DY
tへ動き、Y2はY2+ΔY+DYl=Yz+DYiへ
と 動くことが判る。これに伴い、補正量ΔY=DY2
 DYtを検算する。
sinθ3とkから算出しなければならない移動公式は
、Y座標移動公式よシ得られる。この移動公式は、k移
動と枢軸地点の廻シでの回転による、Y位置への影響を
明らかにしている。
” Y2+ 1Y=Y。cos 08+X2 sinθ
3+k(9)Y1=7、。。8,3+え、8.。、8+
に移動には、第22図の空間固定XY7レーム内で測定
されるLH8座標系を必要としている。RH8座標系は
、運動する締め枠に固定されたフレーム内の事実上の1
次フレーム座標系である。この1次フレーム座標系は、
XYフレームに対して回転され且つ移動される。便宜上
、座標系の素数を省略することができる。従って、移動
または回転が行なわれる以前で、2つのフレームが一致
する時期に、所定の地点をXYフレームに含まれる第2
2図から直接読み取ることができる。このように考えれ
ば、移動公式は、第22図の初期位置にあるRI(S座
標系の地点がいかに第22図の空間固定フレーム内にあ
る新たなLH8座標系位置に移動されるかをも説明して
いる。このことは、方法を図形で説明する上で最も基本
的なことであシ、また便利な考え方である。
公式O力と(財)からkを取り除くと、sinθ3の2
次方程式が得られる: (()’z−yt)”+(Xs−Xt)” ] sdn
”θ−2(y2+Δ3’−yt ) ’(Xz  XI
)sfi+θs+(yz+ΔV  ’3h)”  (”
It−’Itン2 = Qsinθ8を取り出し、計算
式の条件解を単純にすれば: (イ) θ、は小さく、従ってcosθ8の数値を直接水めるこ
とかできる: cosθ、=f口下アク sinθ8′とca8θ8は何れも既知であるため、第
2の移動公式をkについて解くことができる:”” k
 = yl(□−0゜80g)−Xi 5in193こ
の計算式で1− cosθ8を求める理由は、θ8がほ
ぼ零に等しくなることから、精度が著しく失われるのを
避けるためである。
第23図における距離Cはニ 一定した締め枠のYの移動を含めて、最終的な右方向へ
の枢動運動はC+ k + Dytであシ・、また最終
的な左方向への枢動運動はに+D)’tである0地点1
と2のX位置のエラーは、締め枠が剛体であるため等し
い。また最終的に締め枠が一定してXだけ運動すれば、
エラーを補償することができる。ptのエラー(実際に
配置されている地点から、配置すべき地点を引いたもの
〕でらるf31zは: c156)e 、x ” (40080g 71 Bi
n θB ) X1=−Xt (1−cosθ、)−y
t sinθ8求めようとするl −caSθ8は予め
含まれている。
P2のエラーであるe2xは: (57) 、□工= (X2 cosθ、−y2 si
nθ3〕−(工2+Δ工)””  Xz (1−cog
θs )−’lx sinθ3−Δχ式中では、求めよ
うとする1−cosθ8とΔX とは予め含まれている
。最後に、基本移動I)ux  を含めての、締め枠の
X方向への一定した総移動量は; (58)Xmov = + (eIX+ e 2X) 
+ DXI式中にて、elXとe2zとは数理的に等し
く、しかも解析的にも正確に等しくなることを簡単に確
認(計算結果の信頼性についてのチェック)することが
できる。喪だし、これら数値は方程式で平均化され、計
算式が2つの等しい運動を含んでいることを目で確認す
ることができる。
本発明の装置の変更例は、必要な左右の枢動運動と、最
終的な一定のX運動を実際に行なうことのできる、移動
可能な締め枠を備えて構成されている(枢動運動は2段
階で行なわれた。先ず、左の枢軸を固定しておいて、右
の枢軸をCにわたって動かし、次いで両方の枢軸をkと
Dy1で互いに動かして、(左、右)=(k+Dy1.
C+に+Dy1)の最終的な枢動運動を行なうことがで
きる。)Pl、 Piの位置に重ね合わせマークを備え
ている2枚のフィルムは、第2のフィルムのマークが正
確に把握されている量にわたって基準フィルムの第1の
マークに対してずれているように特別に配置されている
。この入力データは、左右の枢動運動と、先に明らかに
された方程式に従う一定のX運動を計算するために使わ
れる。。装置は第2のフィルムの運動を行なう。こうし
て、基準フィルムに対し第2のフィルムを非常に高精度
で重ね合わせられることが判明した。例えば、最終的な
重ね合わせ解は、制御されている状況の下で、経験的に
確めることもできる。
フィルムをパンチする九めの締め枠の運動フィルムを第
22図のPuntの位置にある単一のパンチステーショ
ンに適切に整合させるために、最終的な重ね合わせ解か
ら、先に述べた締め枠の全工程運動における、空間固定
フレームXYでの初期フィルム地点Pun工より最終位
置までの移動量がコンピュータで計算される。この移動
は締め枠の運動によって行なわれ、次いでフィルムがパ
ンチされる。第22図の初期フィルム地点Pun!のア
ナログ移動量が計算され、必要々Pu□の移動、Pun
tを越えてPu□を搬送する移動、さらには第1(Pu
n1)を補償する移動からなる複合化された締め枠の移
動が、仕上げパンチ加工とフィルムの除去または排出に
先立って行なわれる。
最後の重ね合わせ解で説明した移動と回転とが実際に行
なわれたのと、同じ結果になる。そうした解答の中で、
各地点は回転による最終位置まで各々が様々に移動する
。本発明で用いた好ましい単一のパンチ技術において、
1つの特定地点(パンチ地点〕が選択され、最終的な重
ね合わせ解から得られる動きに従って移動される。
第22図のフィルム地点Pun1とPun2の移動は、
先に説明した変換公式と一定な締め枠の運動公式から計
算して求められるう移動量は、第22図の空間固定XY
フレーム内で、最終位置から初期位置を引いて求められ
る。これら移動量は:(6)〕 XHI −0= d sinθ、+に+Dy。
”’  Xun*  (W−d)=−(w−d)(1コ
頂θm)+Dzx−壺<e*x+ezx)”’ Yun
*−0= (w−d ) sin &、+に+D)rs
移動公式の様々な変数による計算結果は既に説明されて
いる。最終位置の地点間の距離は:既に指摘しているよ
うに sin”θ、 + coo”θ3=1であるため
、距離は正確にW−2d に等しくなるうこの距離は移
動前のパンチ間の距離である。
入力データエラー発生の防止 最後に行なうこととして、(どうしても重ね合わせエラ
ーを避けられないため〕エラーが非常に小さい場合に限
シ、第22図の角度θ、を大きくして、データからのΔ
Yを大きくすることができる。このため、枢軸運動に予
期し得ない大きなエラーが生じることがある。この問題
点は、角度0゜が45度かまたはそれ以下の時だけ、デ
ータDY2  DYtからΔYを抜き出すことによシ除
くことができる。θ、が45度と90度の間にある場合
、ΔXはデータDXz  DXt から取り出され、r
(、距離の保存方程式(ハ)から一定して減少するΔY
が正確に計算される。コンピュータによって整理された
解は: 2つの角度区域方式を用いているため、データのエラー
が計算結果に不利な影響を及ぼすことはない0 固定されたディジタルカメラ32と固定されたパンチ1
08とを設け、重ね合わせようとするフィルムを移動な
締め枠52に取り付けることが最も経済的であることが
判明したが、カメラおよび/またはパンチを移動可能に
することもできることに注目する必要がちる。またフィ
ルムとカメラ並びにパンチの王者を移動可能にできるこ
とも注目に値する。一部の例では、重ね合わせ孔の一方
を丸いパンチであけ、他方の重ね合わせ孔をスロットパ
ンチかまたは異った直径を持つパンチであけることも望
ましい。例えば、間隔をあけて離した2つのパンチを設
けることもでき、また各フィルムが適切に配置された場
合に2つのパンチを作動して、重ね合わせ孔を同時にあ
けることもできる。
前述したことから、本発明が、自明であってしかも構造
に由来するすべての目標並びに他の利点と共に先に指摘
した目的を達成できるように、充分な配慮が払われてい
ることが明らかである。
箇々の特徴およびそれらの組み合わせが実用性がちって
、しかも他の特徴や組み合わせを引用しなくても利用で
きることが理解される。これらのことは、特許請求の範
囲から予想されることであシ、また特許請求の範囲に属
している。
本発明の範囲から逸脱しなければ、様々な実施例を採る
こともできるが、本明細書中で指摘しまた添付図面に示
されたすべての事柄は説明のための例として挙げたもの
であってこれらに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好ましい実施例に従って構成したデ
ィジタル重ね合わせ装置の平面図にして、構成要素の一
部は点線で示され、また分かシ易くするために一部を省
略しである。 第2図は、第1図の2−2mにほぼ沿って矢印の方向に
見た断面図である。 第3図は、装置に組み込まれたディジタルカメラと機械
ポンチとを拡大して示す一部断面図で多るO 第4図は、第3図の4−4線にほぼ沿って矢印の方向に
拡大して見た一部断面図である。 第5図は、装置の移動可能な締め枠が、重ね合わせ地点
にある画像を記録するために、カメラ下側の中央の位置
に当該重ね合わせ地点が来るように位置している状態を
示す縮小平面図である。 第6図は、第5図と同様の平面図でちるが、重ね合わせ
孔の1つをパンチしてあけるための位置にある締め枠を
示している。 第7図は、装置の空気圧システムの概略的な回路図でち
る。 第8図は、装置の作動を制御する制御要素の、単純化し
たブロック図である。 第9図は、装置の制御要素の、幾分詳細に示したブロッ
ク図である。 第10図は、ハーフトーン色分解フィルムを重ね合わせ
るために、装置により行なわれるアルゴリズム処理のた
めのフローチャートである。 第11図は、十字状重ね合わせマークの中心の位置を決
定するアルゴリズム処理に用いられる、斜め走査を描い
た説明図である。 第12図は、重ね合わせマークの中心の位置を決定する
アルゴリズム処理に用いられる、水平と垂直の走査を描
いた説明図である0 第13図は、最初のデータドツト中心の位置を決定する
アルゴリズム処理に用いられる、走査を描いた説明図で
ある。 第14図は、データドツトの中心位置をよシ適合したも
のに用いられる弦二等分アルゴリズムを描いた説明図で
ある。 第15図は、最初のスクリーン角度を選択する方法を描
いた説明図である0 第16図は、ポテンシャルデータドツトの中心位置を決
定するのに用いられる、正方形螺旋サーチの幾何学形状
を描いた説明図である。 第17図は、ハーフトーンセルの範囲内に含まれたブラ
ックピクセルの数を数える計数マスクの使用例を描いた
説明図である。 第18図は、重ね合わせ画像を構成するのに用いる挿入
処理の幾何学形状を描いた説明図である。 第19図は、重ね合わせ画像のうちの事前に重ね合わさ
れる縁を強調するのに用いられる回転幾何学法を図示し
た説明図である。 第20図は、事前の重ね合わせトーンを正規化するのに
用いられる直線的なトーンの比較作業を描いた説明図で
ある。 第21図は、典型的な重ね合わせ整数オフセット移動操
作と、画像の重ね合わせ区域とを表わした説明図である
。 第22図は、移動可能な締め枠と、選択された重ね合わ
せ地点とを幾何学的に表わしている説明図である。 第23図は、最終的な重ね合わせを行なうのに必要なピ
ボット運動と移動とを示す説明図である。 10・・・フィルム重ね合わせ装置 12・・・矩形チューブ   14・・・キャスタ車輪
16・・・ブラケット     18・・・テーブル1
9・・・ディジタル器タブレット組立体20・・・ディ
ジタル器タブレット 22・・・プレート      24・・・包囲体26
・・・電球       28・・・プレート29・・
・負圧チャンネル  30・・・ピン32・・・ディジ
タルカメラ 34・・・ブラケット36・・・取り付は
プレート 38・・・ブラケット40・・・はぞ   
    42・・・ブロック44.46・・・一対のプ
レート 48・・・調節ねじ     50・・・ノブ52・・
・締め枠       54,56・・・テーブル58
・・・駆動スクリュー  60・・・案内ベアリング6
2・・・電気モータ     64・・・取り付はプレ
ート66・・・出力軸      68・・・カップリ
ング70・・・ベアリング    72・・・ナツト7
4・・・電気モータ    76・・・プレート78・
・・出力軸      80・・・位置82・・・駆動
スクリュー  84・・・ベアリング86・・・ナツト
      88・・・案内ベアリング90・・・プレ
ート      92・・・整合ピン94・・・負圧チ
ャンネル  96・・・孔98・・・DC電球    
  100・−・C形ブラケット102・・・空気圧シ
リンダ 104・・・ロッド106・・・スプール  
  108・・・パンチ110・・・ブツシュ    
112・・・C形フレーム114・・・ダイス    
 116・・・空気供給源118・・・ソレノイドバル
ブ 120・・・負圧源122・・・バルブ     
 124・・・ソレノイドバルブ126・・・ホストコ
ンピュータ 128・・・高速アレープロセッサ 130・・・インテリジェンスコントローラ132・・
・アナログ・ディジタルエレクトロニクスブロック13
4・・・中間画像バッファ 136・・・拡張メモリ    138・・・キャリア
シート140・・・第1の重ね合わせ地点 144.146・・・方向矢印 148,150・・・
地点152.154・・・黒色十字線 156,158
・・・方向矢印160.162・・・外側地点 164
,166・・・方向矢印168.170・・・地点  
  172,174・・・方向矢印176.178・・
・地点 180.182・・・ピクセル走行 184・・・白色ドツト   186・・・黒色ドツト
188.190・・・ピクセル走行 192・・・初期ドツト中心 194・・・ドツト19
6・・・弦       200・・・二等分線202
・・・基本データドツト 204・・・内側のシェル2
06.208・・・外側のシェル 210.212・・・矩形   214,216・・・
点線。 (外5名°)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ハーフトーンドットディテールを備えている一組
    の色分解フィルムを重ね合わせるための方法において、
    当該方法が、 フィルムの1枚を基準フィルムとして選択する段階と、 基準フィルム上に間隔をあけて離した第1および第2の
    位置を選択する段階と、 これら第1および第2の位置のそれぞれのほぼ中央にあ
    る、基準フィルムの第1および第2の画像の部分を記録
    する段階と、 第1および第2の位置のそれぞれにほぼ一致しているが
    、これら位置からずれていてもよい他のフィルム上の位
    置の中心にある、第3および第4の画像の部分を記録す
    る段階と、 前記画像の各々を解析して、この解析より解析画像を得
    る段階と、 解析画像を用いて前記画像を相互に関連づけ、第1およ
    び第3の画像、並びに第2および第4の画像を重ね合わ
    せるのに必要な移動運動量を決定する段階とを有する色
    分解フィルムを重ね合わせるための方法。 (2)ハーフトーンドットディテールを備えている一組
    の色分解フィルムを重ね合わせるための方法において、
    当該方法が、 フィルムの1枚を基準フィルムとして選択する段階と、 基準フィルム上に間隔をあけて離した第1および第2の
    位置を選択する段階と、 これら第1および第2の位置のそれぞれのほぼ中央にあ
    る、基準フィルムの第1および第2のディジタル画像の
    部分を記録する段階と、 第1および第2の位置のそれぞれにほぼ一致しているが
    、これら位置からずれていてもよい他のフィルム上の位
    置の中心にある、第3および第4のディジタル画像の部
    分を記録する段階と、前記ディジタル画像の各々を解析
    する段階と、第1および第3のディジタル画像を重ね合
    わせるのに必要な移動運動量をコンピュータにより計算
    する段階と、 第2および第4のディジタル画像を重ね合わせるのに必
    要な移動運動量をコンピュータにより計算する段階とを
    有する色分解フィルムを重ね合わせるための方法。 (3)特許請求の範囲第2項に記載の方法において、各
    々のフィルムは1つまたは1つ以上の重ね合わせマーク
    を持ち、各重ね合わせマークが、フィルム上のハーフト
    ーンドットディテールの外側に配置された中心を備えて
    おり、 前記解析する段階と、コンピュータにより計算する段階
    とが、 (i)第1および第3のディジタル画像が重ね合わせマ
    ークを備えている場合、マークの中心を見つけ出し、そ
    して中心を重ね合わせるのに必要な移動運動量をコンピ
    ュータにより計算し、 (ii)第1および第3のディジタル画像が、重ね合わ
    せマークとは異なりハーフトーンドットディテールを備
    えている場合、ハーフトーンドットディテールからディ
    ジタル重ね合わせ画像を構成し、重ね合わせ画像を重ね
    合わせるのに必要な移動運動量をコンピュータにより計
    算し、 (iii)第2および第4のディジタル画像が重ね合わ
    せマークを備えている場合、マークの中心を見つけ出し
    、そして中心を重ね合わせるのに必要な移動運動量をコ
    ンピュータにより計算し、 (iv)第2および第4のディジタル画像が、重ね合わ
    せマークとは異なりハーフトーンドットディテールを備
    えている場合、ハーフトーンドットディテールからディ
    ジタル重ね合わせ画像を構成し、重ね合わせるのに必要
    な移動運動量をコンピュータにより計算する段階とを有
    する色分解フィルムを重ね合わせるための方法。 (4)特許請求の範囲第3項に記載の方法において、各
    重ね合わせマークは、あるディジタルトーンの2本の十
    字線を別のディジタルトーンの背景上に備えている十字
    からなり、 重ね合わせマークの中心を見つけ出す各段階が、前記4
    つの地点の各々の位置を見つけ出す段階と、4つの地点
    の平均値をコンピュータにより計算してマークの中心を
    求める段階とを有する色分解フィルムを重ね合わせるた
    めの方法。 (5)特許請求の範囲第4項に記載の方法において、前
    記4つの地点の各々の位置を見つけ出す段階が、所定の
    方向にディジタル画像を走査し、十字線のディジタルト
    ーンを持つピクセルから始まり、次いで背景のディジタ
    ルトーンを持つピクセルに至り、そして十字線のディジ
    タルトーンを持つピクセルで終了する、前記所定の方向
    のピクセルの最短走行路を見つけ出し、その結果、前記
    4つの地点のうちの2つの地点の位置を見つけ出す段階
    と、 前記所定の方向に直交した方向にディジタル画像を走査
    し、十字線のディジタルトーンを持つピクセルから始ま
    り、次いで背景のディジタルトーンを持つピクセルに至
    り、そして十字線のディジタルトーンを持つピクセルで
    終了する、前記直交する方向のピクセルの最短走行路を
    見つけ出し、その結果、他の2つの地点の位置を見つけ
    出す段階とを有する色分解フィルムを重ね合わせるため
    の方法。 (6)特許請求の範囲第5項に記載の方法において、前
    記4つの地点の各々の位置を見つけ出す段階が、前記所
    定の方向と前記直交する方向との走査の段階によってピ
    クセルの最短走行路を見つけ出せない場合、 前記所定の方向に傾斜した方向にディジタル画像を走査
    し、十字線のディジタルトーンを持つピクセルから始ま
    り、次いで背景のディジタルトーンを持つピクセルに至
    り、そして十字線のディジタルトーンを持つピクセルで
    終了する、前記傾斜方向のピクセルの最短距離を見つけ
    出し、その結果、前記4つの地点のうちの2つの地点の
    位置を見つけ出す段階と、 前記傾斜方向に直交した方向にディジタル画像を走査し
    、十字線のディジタルトーンを持つピクセルから始まり
    、次いで背景のディジタルトーンを持つピクセルに至り
    、そして十字線のディジタルトーンを持つピクセルで終
    了する、前記直交する方向のピクセルの最短距離を見つ
    け出し、その結果、他の2つの地点の位置を見つけ出す
    段階とを有する色分解フィルムを重ね合わせるための方
    法。 (7)特許請求の範囲第3項に記載の方法において、ハ
    ーフトーンドットディテールからディジタル重ね合わせ
    画像を構成する段階が、 ハーフトーンドットディテールの未処理データの最適限
    界を設定して、未処理データを換算された未処理データ
    を含む対の画像に簡素化する段階と、 各対の画像からデータを取り出す段階と、 取り出したデータを用いて重ね合わせ画像を構成する段
    階とを有する色分階フィルムを重ね合わせるための方法
    。 (8)特許請求の範囲第2項に記載の方法において、前
    記ディジタル画像の各々を解析する段階が、各ディジタ
    ル画像毎に、 ディジタル画像の未処理データ画像の最適限界を設定し
    、未処理データ画像を換算して、換算した対の未処理デ
    ータ画像にする段階と、 前記換算した未処理データ画像からデータを取り出す段
    階と、 取り出したデータを使用して、各ディジタル画像に対応
    する重ね合わせ画像を構成する段階とを有する色分解フ
    ィルムを重ね合わせるための方法。 (9)特許請求の範囲第8項に記載の方法において、前
    記コンピュータにより計算する段階が、 前記第1および第3のディジタル画像に対応する重ね合
    わせ画像を重ね合わせるのに必要な移動運動量をコンピ
    ュータにより計算する段階と、前記第2および第4のデ
    ィジタル画像に対応する重ね合わせ画像を重ね合わせる
    のに必要な移動運動量をコンピュータにより計算する段
    階とを有する色分解フィルムを重ね合わせるための方法
    。 (10)特許請求の範囲第8項に記載の方法において、
    データを取り出す前記段階が、 前記換算された未処理データ画像からハーフトーンスク
    リーン角度データを取り出す段階と、前記換算された未
    処理データ画像からハーフトーンドットディテール内の
    隣接するドットの中心間の平均的な間隔を表わすデータ
    を取り出す段階と、 前記換算された未処理データ画像からドットを含むハー
    フトーンドットセル内の各ハーフトーンドットが占める
    区域面積を表わすデータを取り出す段階とを有する色分
    解フィルムを重ね合わせるための方法。 (11)特許請求の範囲第8項に記載の方法において、
    データを取り出す前記段階が、ハーフトーンディテール
    内で複数のデータドットの中心を見つけ出す段階を有し
    、前記データドットの中心が、ハーフトーンディテール
    のハーフトーンスクリーン角度と、ハーフトーンディテ
    ール内の隣接するドット間の平均的な距離とを予想する
    のに使われる色分解フィルムを重ね合わせるための方法
    。 (12)特許請求の範囲第11項に記載の方法において
    、データドットの中心を見つけ出す段階が、換算された
    未処理データ画像を走査し、ドットのトーンに相対する
    ディジタルトーンを持つピクセルから始まり、ドットの
    ディジタルトーンを持つピクセルに至り、そして前記相
    対するディジタルトーンを持つピクセルで終了する、ピ
    クセルの走行路を見つけ出す段階と、 ピクセルの各走行路の中心をコンピュータにより計算し
    、初期ドット中心を設定する段階と、予め設定されてい
    る別のドット中心が、より長いピクセルの走行路上に見
    い出される場合、この別の初期ドット中心の所定の半径
    内に見つけ出された各初期ドット中心を排除する段階と
    、 後で設定された別の初期ドット中心が、より長いピクセ
    ルの走行路上に見い出される場合、この別の初期ドット
    中心の所定の半径内に見つけ出される各初期ドット中心
    を当該別の初期ドット中心で置き換える段階とを有する
    色分解フィルムを重ね合わせるための方法。 (13)特許請求の範囲第12項に記載の方法において
    、 特定された各初期データドット中心から相互に直交する
    2つの線に沿った両方向に走査を行ない、各データドッ
    トの相互に直交する弦に沿って位置するピクセルの走行
    路を見つけ出す段階と、各弦を二等分する段階と、 各対の弦の直交する二等分線の交点の位置をコンピュー
    タにより計算する段階とを有する色分解フィルムを重ね
    合わせるための方法。 (14)特許請求の範囲第8項に記載の方法において、
    前記換算された未処理データ画像からデータを取り出す
    段階が、 1次座標系内で、複数のデータドットの中心の座標位置
    を見つけ出す段階と、 基本データドット並びに別のデータドットを選択する段
    階と、 前記基本データドットおよび別のデータドットを結ぶ線
    の前記1次座標系内での角度に基づき、初期スクリーン
    角度を想定する段階と、 前記1次座標系から前記初期スクリーン角度にわたって
    回転してずれている2次座標系内で、前記基本データド
    ットを中心にして矩形螺旋サーチを行ない、その結果、
    前記2次座標系内のポテンシャルデータドットの中心の
    座標位置を見つけ出す段階と、 1次座標系に変換された前記2次座標系の各ポテンシャ
    ルデータドットの中心座標位置が、予め決められた距離
    の範囲内で、第1の座標系のデータドット中心の座標位
    置に一致するかどうかをチェックする段階と、 最小二乗法を用いて、第1および第2の座標系内で各対
    応する対のデータドットの中心間の最小二乗距離の合計
    を取り出す段階と、 前記合計を最小にするスクリーン角度とを有する色分解
    フィルムを重ね合わせるための方法。 (15)特許請求の範囲第14項に記載の方法において
    、前記換算された未処理データ画像からデータを取り出
    す段階が、さらに、隣接するデータドットの中心間の平
    均的な距離を計算する段階を有する色分解フィルムを重
    ね合わせるための方法。 (16)特許請求の範囲第15項に記載の方法において
    、前記換算された未処理データ画像からデータを取り出
    す段階が、さらにハーフトーンドットのディジタルトー
    ンを持つ各ハーフトーンセル内で、ピクセルの数を数え
    る段階と、 このピクセルの数えた数をセル内のピクセルの総数に比
    較して各ハーフトーンセルの光学密度を計算する段階と
    、 各セルの前記光学密度を用いて、各セルがこの光学密度
    に基づいたトーンを備えているような連続するトーン画
    像を構成する段階とを有する色分解フィルムを重ね合わ
    せるための方法。 (17)特許請求の範囲第16項に記載の方法において
    、前記連続するトーン画像を補間して、各セルがトーン
    中心を備えていて、しかも隣り合うトーン中心が予め決
    められた距離にわたって離されているような、重ね合わ
    せ画像を構成する段階を備えている色分解フィルムを重
    ね合わせるための方法。 (18)特許請求の範囲第17項に記載の方法において
    、重ね合わせ画像の縁を強調する段階を備えている色分
    解フィルムを重ね合わせるための方法。 (19)特許請求の範囲第17項に記載の方法においほ
    ぼ水平かまたはほぼ垂直な縁を備えている重ね合わせ画
    像の面を明かるくする段階と、 水平方向からまた垂直方向から傾斜した縁を備えている
    重ね合わせ画像の面を明くする段階とを備えている色分
    解フィルムを重ね合わせるための方法。 (20)特許請求の範囲第18項に記載の方法において
    、前記強調段階が、 縁強調マスクを構成する段階と、 前記マスクを重ね合わせ画像と共に回転して、重ね合わ
    せ画像の縁を強調する段階と、 マスクを回転して構成した強調部を元の重ね合わせ画像
    に加える段階とを有している色分解フィルムを重ね合わ
    せるための方法。 (21)特許請求の範囲第20項に記載の方法において
    、縁強調マスクを構成する段階が、 第2の導関数積演算子を用いて重ね合わせ画像のバイキ
    ュービックスプライン数理的代数を微分する段階と、 前記微分段階の結果を正規化して標準マスクを得る段階
    と、 標準マスクのデータを簡略化する段階とを有する色分解
    フィルムを重ね合わせるための方法。 特許請求の範囲第21項に記載の方法において、前記簡
    略化の段階が、標準マスクのデータにハミングデータ簡
    略化因子を加えることからなる色分解フィルムを重ね合
    わせるための方法。 (23)ハーフトーンドットディテールを備えている一
    組の色分解フィルムを重ね合わせるための方法において
    、当該方法が、 フィルムの1枚を基準フィルムとして選択する段階と、 基準キャリアシート上に前記基準フィルムを取り付ける
    段階と、 基準キャリアシート並びにこれとは別のキャリアシート
    を合わせる際、基準フィルムに対し大まかに重ね合わせ
    て他のキャリアシートに別のフィルムを取り付ける段階
    と、 基準フィルム上の間隔をあけて離した第1および第2の
    位置を中心として、当該基準フィルムの第1および第2
    のディジタル画像の一部を記録する段階と、 第1および第2の位置のそれぞれに一致しているが、こ
    れら位置から僅かにずれていてもよい他のフィルム上の
    位置の中心にある、第3および第4の画像の部分を記録
    する段階と、 各ディジタル画像のデータに最も適した限界を設けて、
    このデータから換算された未処理データを含む対の画像
    を構成する段階と、 各対の画像から選択されたデータを取り出す段階と、 選択されたデータを用いて、各対の画像から重ね合わせ
    画像を構成する段階と、 第1の対の孔を第2の対の孔に合わせる際、第1および
    第3のディジタル画像に相当する重ね合わせ画像が重ね
    合わされ、また第2および第4のディジタル画像に相当
    する重ね合わせ画像が重ね合わされる位置で、第1の対
    の孔が前記基準キャリアシートにパンチされ、そして第
    2の対の孔が前記別のキャリアシートにパンチされる段
    階とを有する色分解フィルムを重ね合わせるための方法
    。 (24)特許請求の範囲第23項に記載の方法において
    、各対の画像から選択されたデータを取り出す前記段階
    が、 各対の画像のハーフトーンスクリーン角度を計算する段
    階と、 ハーフトーンドットディテールにある隣接するドットの
    中心間の平均的な間隔を計算する段階と、ドットを含む
    ハーフトーンセルの内部で、各ハーフトーンドットが占
    める区域面積を計算する段階とを有する色分解フィルム
    を重ね合わせるための方法。 (25)特許請求の範囲第24項に記載の方法において
    、複数のトーンセルを備えている連続トーン画像を構成
    し、各々のセルが、当該ハーフトーンセル内部に収まっ
    ているハーフトーンドットが占める区域面積を表わすト
    ーンを呈している色分解フィルムを重ね合わせるための
    方法。 (26)特許請求の範囲第25項に記載の方法において
    、箇々の連続するトーン画像を補間して、所定の中心間
    の距離を隔てたトーンセルを持つ重ね合わせ画像を構成
    する段階を備えている色分解フィルムを重ね合わせるた
    めの方法。 (27)特許請求の範囲第26項に記載の方法において
    、ほぼ水平またはほぼ垂直な縁を備えている重ね合わせ
    画像の面を明かるくする段階と、水平方向からまた垂直
    方向から傾斜した縁を備えている重ね合わせ画像の面を
    暗くする段階とを備えている色分解フィルムを重ね合わ
    せるための方法。 (28)各々がハーフトーンドットディテールを備えて
    いる一組の色分解フィルムを重ね合わせるための方法に
    おいて、当該方法が、 第1および第2の間隔をあけて離した重ね合わせ地点を
    一方のフィルム上で選択する段階と、それぞれ第1およ
    び第2の重ね合わせ地点にある、第1および第2のディ
    ジタル画像を記録する段階と、 前記一方のフィルムに、所定の距離にわたって間隔をあ
    けて離した第1および第2の孔をあける段階と、 他方のフィルムのそれぞれの第3および第4の地点にあ
    って、前記一方のフィルムのそれぞれの第1および第2
    の重ね合わせ地点の位置にほぼ一致する、第3および第
    4のディジタル画像を記録する段階と、 前記ディジタル画像から選択されたデータを取り出す段
    階と、 それぞれ第1および第2の孔を合わせた場合、前記第1
    および第3のディジタル画像と、前記第2および第4の
    ディジタル画像とを重ね合わせることができる、第3お
    よび第4の孔の前記他方のフィルム上での位置を前記選
    択されたデータに基づいて計算する段階と、 前記他方のフィルムのそれぞれ第3および第4の孔の位
    置に、第3および第4の孔をあける段階とを有し、その
    結果、第2および第4の孔の整合操作と同時に行なわれ
    る第1および第3の孔の整合操作により、フィルムを重
    ね合わせることができる色分解フィルムを重ね合わせる
    ための方法。 (29)ディジタル画像を解析する方法において、前記
    ディジタル画像は重ね合わせマークを備えており、この
    重ね合わせマークがコントラストディジタルトーンの背
    景上の単一のディジタルトーンの2本の十字線から構成
    されており、重ね合わせマークの中心を見つけ出す方法
    が、 所定の方向および当該所定の方向に直交する方向に画像
    を走査する段階と、 前記所定の方向および前記直交する方向に、前記単一の
    ディジタルトーンを持つピクセルから始まり、次いで前
    記コントラストディジタルトーンを持つピクセルに至り
    、そして前記単一トーンを持つピクセルで終了する、ピ
    クセルの最短走行路を見つけ出し、その結果、前記十字
    線の外側の4箇所の交点を見つけ出す段階と、 前記4箇所の地点の幾何学中心を見つけ出して、重ね合
    わせマークの中心を探し出す段階とを有するディジタル
    画像を解析する方法。 (30)特許請求の範囲第29項に記載の方法において
    、前記走行路を見つけ出す段階では、ピクセルの最短走
    行路を探し出すことができない場合、前記所定の方向に
    対し斜めの方向、およびこの斜めの方向に直交する方向
    に画像を走査する段階と、 前記斜めの方向および前記直交する方向に前記単一のト
    ーンを持つピクセルから始まり、次いで前記コントラス
    トトーンを持つピクセルに至り、そして前記単一のトー
    ンを持つピクセルで終了する、ピクセルの最短走行路を
    見つけ出し、その結果、前記4箇所の地点を探し出す段
    階とを備えているディジタル画像を解析する方法。 (31)他のフィルムとの重ね合わせを行なうために、
    ハーフトーンドットディテールを備えている色分解フィ
    ルムのディジタル画像を解析する方法において、前記デ
    ィジタル画像から重ね合わせ画像を構成する方法が、 最も適した限界をディジタル画像の未処理データ画像に
    設定して、換算された未処理データを含む対の画像を構
    成する段階と、 対の画像のハーフトーンスクリーン角度を計算する段階
    と、 対の画像の隣接するドットの中心間の平均的な間隔を計
    算する段階と、 ドットを備え、しかも前記平均的な間隔に等しい長さの
    4つの側辺が境界をなすハーフトーンセル内部で、各ド
    ットが占める区域面積を計算する段階と、 各トーンセルが、このハーフトーンのセル内に収まった
    ドットが占める区域面積に基づいてあるトーンを備えて
    いるような、連続するトーン画像内のトーンセルの中心
    間で、前記スクリーン角度および前期平均的な間隔を持
    つ連続するトーン画像を構成する段階と、 前記連続するトーン画像を補間して、トーンセルに所定
    の中心間隔を設け、その結果、重ね合わせ画像を構成す
    る段階とを有するディジタル画像を解析する方法。 (32)コントラストトーンの背景上に単一トーンのハ
    ーフトーンドットを備えている色分解フィルムのディジ
    タル画像を解析する方法において、ドットの中心を見つ
    け出す方法が、 ディジタル画像を走査して、前記コントラストトーンを
    持つピクセルから始まり、次いで前記単一のトーンを持
    つピクセルに至り、そして前記コントラストトーンを持
    つピクセルで終了する、ピクセルの走行路を見つけ出す
    段階と、 ピクセルの各走行路の中心をコンピュータにより計算し
    て、初期ドット中心を設定する段階と、予め予定されて
    いる別のドット中心が、より長いピクセルの走行路上に
    見い出される場合、この別の初期ドット中心の所定の半
    径内に見つけ出された各初期ドット中心を排除する段階
    と、 後で設定された別の初期ドット中心が、より長いピクセ
    ルの走行路上に見い出される場合、この後で設定された
    初期ドット中心の所定の半径内に見つけ出される各初期
    ドット中心を当該後で設定された初期ドット中心で置き
    換える段階と、特定された各初期ドット中心から相互に
    直交する2つの線に沿って走査を行ない、各データドッ
    トの相互に交差する弦に沿って位置するピクセルの走行
    路を見つけ出す段階と、 各対の弦の直交する二等分線の間の交点を見つけ出して
    、各ドットの最終的な中心位置を特定する段階とを有す
    るディジタル画像を解析する方法。 (33)ハーフトーンドットを備えている色分解フィル
    ムを重ね合わせるのに用いる装置において、当該装置が
    、 フレームと、 一方のフィルム上で間隔をあけて離された第1および第
    2の位置を中心にして、第1および第2のディジタル画
    像を記録し、また箇々の他方のフィルム上のほぼ対応す
    る位置を中心にして、第1および第2のディジタル画像
    を記録する働きをするディジタルカメラと、 前記第1のディジタル画像の各々を解析し、前記他方の
    フィルムの第1のディジタル画像を前記一方のフィルム
    の第1のディジタル画像に重ね合わせるために、当該他
    方のフィルムの各々に必要とされる運動量を計算するた
    めの手段と、 前記第2のディジタル画像の各々を解析し、前記他方の
    フィルムの第2のディジタル画像を前記一方のフィルム
    の第1のディジタル画像に重ね合わせるために、当該他
    方のフィルムの各々に必要とされる運動量を計算するた
    めの手段とを有する色分解フィルムを重ね合わせるのに
    用いる装置。 (34)特許請求の範囲第33項に記載の装置において
    、前記第1および第2のディジタル画像を解析する各手
    段が、 各ディジタル画像のデータに最も適した限界を設定して
    、換算された未処理データを含む対の画像にデータを整
    理するための手段と、 各対の画像から選択されたデータを取り出すための手段
    と、 各対の画像より取り出された選択データから重ね合わせ
    画像を構成するための手段とを有している色分解フィル
    ムを重ね合わせるのに用いる装置。 (35)特許請求の範囲第34項に記載の装置において
    、各フィルムの第1および第2の孔を、他のすべてのフ
    ィルムの第1および第2の孔に合わせて、すべてのフィ
    ルムの重ね合わせを行なう位置に、第1および第2の孔
    を各色分解フィルムにパンチするための手段を備えてい
    る色分解フィルムを重ね合わせるのに用いる装置。 (36)特許請求の範囲第35項に記載の装置において
    、前記パンチ手段が、フレームに取り付けられた単一の
    パンチを備え、当該パンチはこのパンチに整合する位置
    で各フィルムに孔をあける働きをする色分解フィルムを
    重ね合わせるのに用いる装置。 (37)特許請求の範囲第34項に記載の装置において
    、前記選択されたデータが、ハーフトーンスクリーン角
    度データと、平均的なインタードット間隔データと、ド
    ットの区域面積データとを含んでおり、前記ドットの区
    域面積データがドットを中心とし且つ前記平均的なイン
    タードット間隔に長さの等しい側辺を持つ矩形ハーフト
    ーンドットセル内部で、各ドットが占める区域面積を表
    わしており、 前記構成段階が、前記ハーフトーンスクリーン角度で傾
    斜され、しかも前記平均的なインタードット間隔で中心
    間が隔てられているトーンセルを持つ、連続するトーン
    画像を構成する段階を有し、各セルが、それぞれのハー
    フトーンドットセルのドットの区域面積データに基づい
    たトーンを備えている色分解フィルムを重ね合わせるの
    に用いる装置。 (38)特許請求の範囲第37項に記載の装置において
    、各連続するトーン画像を補間して、これに見合う重ね
    合わせ画像を構成するための手段を備え、前記重ね合わ
    せ画像が、前記平均的なインタードット間隔とは異なる
    所定の距離で中心間を隔てられたセルを備えている色分
    解フィルムを重ね合わせるのに用いる装置。 (39)特許請求の範囲第38項に記載の装置において
    、 重ね合わせ画像の縁を強調するための手段と、前記他方
    のフィルムの重ね合わせ画像内にあるセルのトーンを、
    前記一方のフィルムの重ね合わせ画像内にあるセルのト
    ーンに比較するための手段とを備えている色分解フィル
    ムを重ね合わせるのに用いる装置。 (40)特許請求の範囲第33項に記載の装置において
    、 予め選択されたフレームの位置に取り付けられ、フィル
    ムに孔をあける際に機能するパンチと、各々の前記フィ
    ルムを受け入れ且つ保持するための移動可能な締め枠と
    、 前記締め枠をフレームに取り付けて、フィルムを搬送し
    てパンチに整合させられる範囲にわたり移動することが
    できるようになった手段と、前記締め枠を移動させて、
    各フィルム上の所定の2つの孔あけ位置をパンチに整合
    させるためのもので、前記孔あけ位置が、フィルムの相
    対する位置を合わせて各フィルムの第1および第2の画
    像を重ね合わすことができるように選択されているよう
    な手段と、 前記位置の1つがパンチに整合する度に、当該パンチを
    作動するための手段とを備えている色分解フィルムを重
    ね合わせるのに用いる装置。 (41)各々がハーフトーンドットを備えている一組の
    色分解フィルムを重ね合わせるのに用いる装置において
    、当該装置が、 フレームと、 連続してフィルムを受け入れ且つ保持するための締め枠
    と、互いに直交する2つの軸線に沿って締め枠を直線的
    に運動させることができるように、前記締め枠をフレー
    ムに取り付けるための手段と、作動時にフィルムに孔を
    あけることができるパンチ手段と、 ディジタル画像を記録する働きをする際、機能すること
    ができるディジタル画像と、 前記一方のフィルム上の第1および第2の選択された重
    ね合わせ地点が、カメラに整合する連続位置まで、一方
    のフィルムを取り付けてある前記締め枠を移動させるこ
    とのできる手段と、 前記重ね合わせ地点がカメラに整合されると、当該カメ
    ラを作動して、それぞれ第1および第2の重ね合わせ地
    点の第1および第2のディジタル画像を記録することが
    できるようになった手段と、前記一方のフィルム上の第
    1および第2のパンチ孔の位置を前記パンチ手段に整合
    するための手段と、 前記パンチ手段を作動して、それぞれ第1および第2の
    パンチ孔の位置で、前記一方のフィルムに第1および第
    2の孔をあけることのできる手段と、 他方のフィルムを取り付けてある前記締め枠を移動して
    、それぞれ第1および第2の重ね合わせ地点に概ね一致
    している前記他方のフィルムの第3および第4の地点、
    並びにこれらとカメラの間を整合させることができるよ
    うになった手段と、前記第3および第4の地点が前記カ
    メラに整合されると、当該カメラを作動して、それぞれ
    第3および第4の地点にある第3および第4のディジタ
    ル画像を記録できるようになった手段と、前記ディジタ
    ル画像から選択されたデータを取り出し、それぞれ第1
    および第2のパンチ孔を合わせた場合、前記第1および
    第3のディジタル画像の間で、また前記第2および第4
    のディジタル画像の間で重ね合わせを行なえる、前記他
    方のフィルム上での第3および第4のパンチ孔の位置を
    計算することができるようになった手段と、前記第3お
    よび第4のパンチ孔の位置を、前記パンチ手段に整合す
    るための手段と、 前記パンチ手段を作動して、前記他方のフィルム上のそ
    れぞれ第3および第4のパンチ孔の位置に、第3および
    第4の孔をパンチすることのできる手段とを有し、その
    結果、パンチ孔を合わせればフィルムを重ね合わせるこ
    とができる色分解フィルムを重ね合わせるのに用いる装
    置。 (42)特許請求の範囲第41項に記載の装置において
    、 前記パンチ手段が、作動時に伸長位置に移動し、また非
    作動時には引き込み位置まで移動する、フレーム上に取
    り付けた伸長可能且つ引き込み可能なパンチからなって
    おり、 前記パンチ手段に前記第1および第2のパンチ孔の位置
    を整合させるための前記手段が、前記一方のフィルムを
    取り付けている前記締め枠を、前記第1および第2のパ
    ンチ孔が前記パンチに整合する連続位置まで移動させる
    ことのできる手段を有しており、 前記第3および第4のパンチ孔の位置に前記パンチ手段
    を整合させるための前記手段が、前記他方のフィルムを
    取り付けている前記締め枠を、前記第3および第4のパ
    ンチ孔が前記パンチに整合する連続位置まで移動させる
    ことのできる手段を有しており、 前記作動手段が、パンチ孔の位置がパンチに整合する度
    に、前記パンチを伸長位置まで移動させるための手段を
    有している色分解フィルムを重ね合わせるのに用いる装
    置。 特許請求の範囲第41項に記載の装置において、前記伸
    長するための手段が、 各ディジタル画像のデータの最適な限界を設定して、換
    算された未処理データを含む対の画像にディジタル画像
    を簡素化するための手段と、換算された未処理データか
    ら、ハーフトーンスクリーン角度を計算するための手段
    と、 換算された未処理データから、ハーフトーンドットの中
    心間の平均的な間隔を計算するための手段と、 ドットを含み、且つ前記平均的な間隔に等しい側辺を備
    えている矩形ハーフトーンセルの内部で、各ハーフトー
    ンドットが占める区域面積を、換算された未処理データ
    からコンピュータにより計算するための、手段と、 前記スクリーン角度で傾斜していて、しかも前記平均的
    な間隔で中心間が間隔をあけて隔てられているトーンセ
    ルを持ち、各セルが、前記区域面積で決定されるトーン
    を備えているような、連続するトーン画像を構成するた
    めの手段とを有する色分解フィルムを重ね合わせるのに
    用いる装置。 (44)特許請求の範囲第43項に記載の装置において
    、各連続するトーン画像を補間して、前記平均的な間隔
    とは異なる所定の距離でトーンセルは中心間が間隔をあ
    けられているような、重ね合わせ画像を構成するための
    手段を備えている色分解フィルムを重ね合わせるのに用
    いる装置。 (45)特許請求の範囲第44項に記載の装置において
    、各重ね合わせ画像の縁を強調するための手段を備えて
    いる色分解フィルムを重ね合わせるのに用いる装置。 (46)特許請求の範囲第41項に記載の装置において
    、前記データを取り出すための手段が、 各ディジタル画像から重ね合わせ画像を構成するための
    手段と、 重ね合わせ画像を前記第1および第3のディジタル画像
    に一致して重ね合わせるのに必要な、前記他方のフィル
    ムの移動量を計算するための手段と、 重ね合わせ画像を前記第2および第4のディジタル画像
    に一致して重ね合わせるのに必要な、前記他方のフィル
    ムの移動量を計算するための手段とを有する色分解フィ
    ルムを重ね合わせるのに用いる装置。
JP60221737A 1985-04-05 1985-10-04 色分解フイルムを重ね合わせるための方法と装置 Pending JPS61231557A (ja)

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