JPS61231279A - 立毛布帛のインクジエツト染色方法 - Google Patents

立毛布帛のインクジエツト染色方法

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JPS61231279A
JPS61231279A JP60071195A JP7119585A JPS61231279A JP S61231279 A JPS61231279 A JP S61231279A JP 60071195 A JP60071195 A JP 60071195A JP 7119585 A JP7119585 A JP 7119585A JP S61231279 A JPS61231279 A JP S61231279A
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raised
dyeing
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豊 増田
半田 信義
中村 暉夫
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は立毛布帛のインクジェット染色方法。
さらに詳しくは、立毛布帛の立毛繊維を複数色に異色染
色し高級外観を付与する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、天然毛皮、高級獣毛布帛などの立毛布帛に対して
これと近い色相を付与するため9合成繊維などで立毛布
帛の根元と先端を異色に染色する方法についてはいくつ
かの方法が提案されており。
たとえば立毛の先端部にのみ色糊を付与したりしである
程度の色効果は得られるものの十分なものとは言えなか
った。
一方、極細繊維よシなる立毛シートについては特開昭5
6−49087号公報で10〜2000μの班点状に着
色された立毛シートが公知であるが、これに開示された
方法では制御された微小ドツトとして多色に染め分ける
ことは困難である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは立毛繊維および立毛繊維の束を長さ方向に
ドツト状に異色に染め分ける方法を検討した結果1本発
明に到った。さらに本発明者らはドツトの大きさがある
範囲であれば肉眼的に深みのある高級色彩効果がさらに
増すことを見い出したものであり、従来の方法にくらべ
、より制御された着色液を非接触で付与できるため品位
面、風合面で格段にすぐれた立毛布帛を得ることができ
る。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は。
「立毛布帛をインクジェット法により染色するにあたり
立毛方向に対しほぼ垂直方向から4ドツト/mm以上の
高解像度で複数色の染色液を付与せしめ立毛繊維の繊維
軸方向に500μ以下の微小単位で異色に染色すること
を特徴とする立毛繊維を多色に染色する方法」である。
本発明において、立毛布帛というのは表面部に立毛を有
する繊維構造物であって特に限定されるものではないが
具体的には、起毛織物、起毛編物。
起毛不織布、パイル織物、パイル編物、タフティング、
電気植毛品などがあげられる。素材としては特に限定さ
れず、各種の天然繊維1合成繊維からなる繊維構造物が
適用される。繊維の太さについても特に限定されるもの
ではないが一般的には0.01〜40デニールのものが
用いられる。
本発明者らは立毛の長さ方向において同一色部分の長さ
が500μ以下すなわち500μ以下の長さで異色とな
っている立毛は肉眼的には別個の色として見えず配合さ
れた色のように見え独特の高級感が得られることを見い
出した。よシ好ましくは同一色部の長さは50〜300
μである。
色の配列については限定されるものではなく。
3原色や、濃淡、近似色相、補色など任意の組合せが可
能であるが本発明の効果を得るには未染着部は少ないの
が望ましい。本発明の立毛布帛はすべての立毛に対して
500μ以下の微小ドツト配合とする必要はなく9通常
の捺染品と同様に500μ以上の部分や均〒着色立毛部
分を含むことができる。
本発明において、立毛布帛は好ましくはあらかじめ滲み
を防止するための前処理を施し、立毛方向に対してはお
おむね垂直な方向から4本/mm以上の高解像度で多色
インクジェットすることにより500μ以下の微小ドツ
ト染色を得ることができる。
本発明者らの検討によれば、従来のスクリーンなどを用
いる捺染法では本発明の500μ以下の微小ドツト着色
を立毛布帛全面に付与することはきわめて困難であり、
またインクジェット法においてもポリエステルなどの疎
水性繊維は滲み防止前処理を行なわない場合には通常5
00μ以下の微小ドツトとすることは困難である。親水
性繊維についても滲み防止前処理をするのが好ましいが
前処理をしなくても500μ以下とすることは可能であ
る。解像度についても原理的には2本/mm以上の解像
度で500μ以下となるが、実際上は同一立毛に連続し
てドツトが付与されるとは限らず、4本/−以上の解像
度が必要であることが認められた。
付与方法についての例を第1図に示した。第1図(a)
は立毛を倒伏させた場合であシ9通常布帛と同様に布帛
進行方向に対してほぼ垂直な方向から付与する例であり
、第1図(b)においてはパイル織物などのように立毛
が布に対し垂直である場合であり、エツジ部で立毛を開
繊しインクジェットする方法を示したものである。
滲みを防止する方法については特に限定されるものでは
ないが、たとえば水溶性物質、水吸収性物質を前処理す
る方法、前処理剤として金属塩あるいはカチオン性物質
を付与しインク成分に前処理物質により凝固するアニオ
ン性物質を添加する方法などをとることができる。
従来9紙や通常の布に対してインクジェットで多色着色
するのは公知であり、数百μ以下のドツトマトリックス
で階調や中間色を表現することも知られているが9本発
明者らはこのような平面的な表現ではなく立毛に微小な
異色ドツトを付与した場合、立体的な表現によって深み
のある高級な色の表現ができることを見い出したもので
ある。
以下実施例にて本発明を例示する。
〔実施例〕
実施例1 0.1デニールの極細ポリエステル系繊維よシなる立毛
人工皮革(束し“エクセーヌ″)を塩化カルシウム20
g/I!の液で前処理した(絞り率110%、乾燥80
℃)。
一方9分散染料の4原色インクを下記の組成で調製した
黄・赤・青  黒 分散染料8           10部   18部
プロピレングリコール        30   3o
水分散性ポリエステル液”jsol)   1o   
  1゜イオン交換水           50  
 42*イ工ロー色  C6工 Disperse Y
ellowマゼンタ色           Re47
77色             Blue黒   色
  Terasil B’1ack X−R(Liq)
(チバガイギー) このインクおよび前処理立毛布帛を用いて第1図(a)
の方向から次の条件でインクジェット染色を行なった。
方  式:オンデマンド ノズル径ニア0μ 印加電圧:50■ 解像度二8本/− ノズルと布帛の間隔:1皿 図  柄:第6図のマトリックス 印捺した立毛布帛を120℃の高圧スチーム下で20分
発色処理を行ない常法で還元洗浄した。
得られた染色布はスェード調とは異なった高級獣毛調の
外観であり、立毛束の同−染色部の長さは150〜25
0μ間隔で異色に染色されておシ。
顕微鏡下ではドットマ) +Jラックス原色が観察され
るが肉眼系には赤味のブラウン系の色彩となっている。
実施例2 常圧可染型ポリエステルスパン織物(2デニール、目付
150 g/m” )を起毛処理し表両立毛を有する織
物を得た。前処理剤として実施例1と同様の処理(絞り
率60%)を行ない、軽くカレンダ処理をして立毛を倒
伏させた。実施例1と同様の条件で別のドツトパターン
でインクジェット染色をし発色、還元洗浄を行なった。
立毛部は150〜600μ間隔で異色に染色されておシ
、先染ミックスによって得られるのと近似した深みのあ
る色彩が得られた。一方、比較として起毛を施さない実
質的に立毛のない織物について同様にインクジェット染
色した。シャープな図柄は得られるが、ドツトやイラツ
キ状となって見えるため本発明の立毛品の方が色彩的に
高級感を有していた。
〔発明の効果〕
本発明は立毛布帛に対し従来のプリント法では得られな
かった微小単位の異色を立毛繊維に染色でき、先染ミッ
クスの高級織物や、高級天然毛成獣毛調の深みのある微
妙な色彩を容易に得ることができ、その工業的価値は非
常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェット方法を例示したもので
あって、1はインクジェットノズル、2は立毛布帛であ
る。 第2図は8ドツト/filllにおける多色ドツトマト
リックスの例を示したものであり9図中BLは黒。 Rは赤(マゼンタ+イエロー)、Bはブルー(シアン+
マゼンタ)、Yはイエロー、Mはマゼンタ。 Gは緑(シアン+イエロー)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 立毛布帛をインクジェット法により染色するにあたり立
    毛方向に対しほぼ垂直方向から4ドット/mm以上の高
    解像度で複数色の染色液を付与せしめ立毛繊維の繊維軸
    方向に500μ以下の微小単位で異色に染色することを
    特徴とする立毛布帛をインクジェット染色方法。
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