JPS61229484A - 電極チツプ成形カツタ−

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】この発明は、電極の加圧下で回転させて、チップ先端を
切削成形するカッターに関し、特に先端をほぼ溶接径の
凸状とするビンペル形に成形するカッターに関する。

在来ビンペル形は上下のチップを正確に合せにくいので
使用されるのが少なかった。

本発明は電極にチップをセットした状態で、上下のチッ
プを同時に切削し、確実に上下の合った状態とするため
、カッターの中央部にほぼ溶接径に等しい非切削部を有
する切歯な上下両面に配するものである。

以下図面にしたがって本発明の特徴を具体的に説明する
。

リード角の大きなチーンジナノト（１１と噛合うカッタ
ー（４）はバネ（７）により保持されている。

カッター（４）の表面中央には、ほぼ溶接径の凹部（１
０）を有するヤスリ目状切刃（６）が配しである。

これを電極間に入れ加圧すれば、カッター（４）は軸方
向に動きながら回転して、切刃（６）に強圧されたチッ
プ表面は、四部底面に接するまで切削される。

この切削仕事は、回転するカッターの中央に付されたほ
ぼ溶接径の凹部のため、チップ先端を残して若干円柱状
の通称ビンベル形に切削される。

溶接により損傷する先端を残した状態に切削するのは、
−見成形目的に達しないようであるが、これは、チップ
先端をつぶれ易い形にして、きのこ形にめくれ出させ、
自然に先端の新陳代謝をさせるもので、成形は、めくれ
だした部分と、ピンペルの周囲を切削するのみでよい。

上下のチップは、電極にセットした状態で切削されるた
め、形成されるピンペルは上下が確実に合った状態とな
る。又先端面を削らないので被溶接物との接触なじみも
確実に維持される。

（被溶接物の材質や表面状態によっては先端面を補足的
に削るよう凹部α〔底面にも切刃を付してもよい。又、
一方が平面なチップの場合は、切刃を片面のみとするこ
とはいうまでもない。）本説明では、チェンジナツトに
よりカッターに回転力を付しているが、加圧した後側に
回転力を付す形式の装置でも同様である。

この場合、カッターの両面に切刃を付した１体構造とし
てもよいが、上下カッターの間を絶縁して通電破損を防
ぐとよい。

中央の四部を貫通穴としてもよい。

以上のように本発明によれば、在来あまり使用されなか
った種々の特徴を有するピンペル形電極が使用され易く
なるばかりでなく、成形時の切削量も又その力も小さく
てよいため、チップの寿命を伸しドレッサーの構造を簡
略なものとすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はドレッサーの縦断面図。（１）　　チェンジナツト　　（４）　　カッター（６
）切　刃　　　　　　（力　皿バネ翰凹部

【特許請求の範囲】

（１）電極間に挿入加圧し、回転力を付してチップ先端
を切削成形するカッターであって、その切削面に付され
る切刃を、カッター中央部では、ほぼ溶接径に対応する
分だけ除いて配した、電極チップ成形カッター
（２）上下両面に切刃を配し、同一加圧下で上下のチッ
プ共に切削するごとくした第１項記載の電極成形カッタ
ー。