JPS61229459A - 複合鋳造ロ−ルの製造方法 - Google Patents
複合鋳造ロ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPS61229459A JPS61229459A JP6922885A JP6922885A JPS61229459A JP S61229459 A JPS61229459 A JP S61229459A JP 6922885 A JP6922885 A JP 6922885A JP 6922885 A JP6922885 A JP 6922885A JP S61229459 A JPS61229459 A JP S61229459A
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- Japan
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロールの製造方法に関し、特に機械加工性及
び耐摩耗性に優れ、かつ製造コストの安価な耐摩耗ロー
ルの製造方法に関するものである。
び耐摩耗性に優れ、かつ製造コストの安価な耐摩耗ロー
ルの製造方法に関するものである。
(従来の技術)
優れた耐摩耗性が要求されるロールを、創造方法によっ
て大別すると一体型鋳造ロール、二層遠心鋳造ロール及
び溶接肉感ロールの3′s類がある。それぞれの概要を
以下に示す。
て大別すると一体型鋳造ロール、二層遠心鋳造ロール及
び溶接肉感ロールの3′s類がある。それぞれの概要を
以下に示す。
(1) 一体型鋳造ロール
砂型や金型に、二ノ1−ド鋳鉄や高クロム鋳鉄を製造し
、ロール全体をこの耐摩耗材によって製造する。
、ロール全体をこの耐摩耗材によって製造する。
(2)二層遠心鋳造ロール
遠心鋳造法によって外層に耐摩耗材を鋳込み、ついで内
層に鋳鉄を鋳込んで製造される二層ロールであシ、内層
に被剛性が優れた鋳鉄を配しているので、内面の機械加
工が一体型鋳造ロールに比較して容易である。
層に鋳鉄を鋳込んで製造される二層ロールであシ、内層
に被剛性が優れた鋳鉄を配しているので、内面の機械加
工が一体型鋳造ロールに比較して容易である。
(3) 溶接肉盛ロール
鋼層ロール芯部の外表面に耐摩耗性が優れた高炭素高ク
ロム系鋳鉄溶接棒(化学成分の例C: 5.61%、
Si : 0.65%、 Mn : 115% 、
Or : 2 1.2 % 、 Nb :
5.3 % 、 Mo : 4.6%)によ
って肉盛して製造されるロールである。
ロム系鋳鉄溶接棒(化学成分の例C: 5.61%、
Si : 0.65%、 Mn : 115% 、
Or : 2 1.2 % 、 Nb :
5.3 % 、 Mo : 4.6%)によ
って肉盛して製造されるロールである。
しかし、それぞれのロールには次のような欠点がある。
(11一体型鋳造ロール
通常、ロール内表面は軸とすシ合せされるので機械加工
が必要であるが、内面まで高硬度の耐摩耗材によって製
造されているので。
が必要であるが、内面まで高硬度の耐摩耗材によって製
造されているので。
機械加工に長時間を要し、ロールのコストアップをもた
らしている。
らしている。
(2)二層遠心鋳造ロール
外層と内層の鋳付きを良くするために、外層と内層の鋳
込み間隔及びそれぞれの鋳造温度を厳格に制御しなけれ
ばならないので、高度な鋳造技術が必要である。
込み間隔及びそれぞれの鋳造温度を厳格に制御しなけれ
ばならないので、高度な鋳造技術が必要である。
(3) 溶接肉盛ロール
溶接棒は、その直径が3〜4頭と比較的小さく、しかも
運棒速度(溶接速度)が遅いので、溶接時間に長時間を
要し、ロールのコストアップをもたらしている。
運棒速度(溶接速度)が遅いので、溶接時間に長時間を
要し、ロールのコストアップをもたらしている。
これらの欠点を解消するため出願人等は先瓜特願昭58
−126088において、外層及び内層となるべき両者
の境界部に分離板を設け、分離板の内外面に異種金属を
同時に注湯する方法を提案した。この方法では、鋳物肉
厚の2%以下の分離板を設けることにより、分離板が溶
融した状態で内外層を一体化させることができた。しか
し、この方法では、内層材質が鋳鋼の場合、分離板の溶
融が不十分な鋳物肉厚2%以上の分離板では、特に内層
側に酸化スケール膜を生じ、分離板と内層材とが一体化
しない。また、分離板が2%以下のものも、分離板が溶
融して、内外層が混合した相も現われるため分離板付近
の耐摩耗性は、本来の外1材と比較して耐摩耗性が低下
する欠点があった。
−126088において、外層及び内層となるべき両者
の境界部に分離板を設け、分離板の内外面に異種金属を
同時に注湯する方法を提案した。この方法では、鋳物肉
厚の2%以下の分離板を設けることにより、分離板が溶
融した状態で内外層を一体化させることができた。しか
し、この方法では、内層材質が鋳鋼の場合、分離板の溶
融が不十分な鋳物肉厚2%以上の分離板では、特に内層
側に酸化スケール膜を生じ、分離板と内層材とが一体化
しない。また、分離板が2%以下のものも、分離板が溶
融して、内外層が混合した相も現われるため分離板付近
の耐摩耗性は、本来の外1材と比較して耐摩耗性が低下
する欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、従来技術及び上記提案技術の欠点を解消し、
機械加工が容易で、耐摩耗性が優れ、しかも安価なロー
ルの創造方法を提供する本のである。
機械加工が容易で、耐摩耗性が優れ、しかも安価なロー
ルの創造方法を提供する本のである。
すなわち本発明は、中心部に中空部を有する円筒状のロ
ールの外層及び内層となるべき両者の境界部に両者を分
離する板を、上記中空部となる円柱状中子と外型との間
にこれらと同心円状に配置した後、外型と前記分離板と
の間に外層となる耐摩耗鋳鉄、前記分離板との中子との
間に内層となる鋳鉄又は鋳鋼を鋳込み、前記外層材と分
離板及び内層材とを一体に溶着させる方法において、前
記分離板の両面あるいは、片面に、予じめ、B 、 S
i 、 Or 、 Fe 、Cの内1穫または2種以上
を含有する訂 基の金属皮膜を施こすことt−特徴とす
る複合鋳造ロールの製造方法に関するものである。
ールの外層及び内層となるべき両者の境界部に両者を分
離する板を、上記中空部となる円柱状中子と外型との間
にこれらと同心円状に配置した後、外型と前記分離板と
の間に外層となる耐摩耗鋳鉄、前記分離板との中子との
間に内層となる鋳鉄又は鋳鋼を鋳込み、前記外層材と分
離板及び内層材とを一体に溶着させる方法において、前
記分離板の両面あるいは、片面に、予じめ、B 、 S
i 、 Or 、 Fe 、Cの内1穫または2種以上
を含有する訂 基の金属皮膜を施こすことt−特徴とす
る複合鋳造ロールの製造方法に関するものである。
本発明の新しい点は、次の通シである。
耐摩耗性を必要とする外層と機械加工が必要な内層との
境界部にn 、 Si 、 Or # Fe 、Cの内
1種または2種以上を含有するNi 基の金属皮膜を
施こした分離板を設置して外層材と内層材とを同時に鋳
込み、外層材と分離板及び内層材とを互いに溶着させ三
者を一体とすることである。
境界部にn 、 Si 、 Or # Fe 、Cの内
1種または2種以上を含有するNi 基の金属皮膜を
施こした分離板を設置して外層材と内層材とを同時に鋳
込み、外層材と分離板及び内層材とを互いに溶着させ三
者を一体とすることである。
本発明方法は1石炭、原鉱石などを粉砕するミル用ロー
ル等に適用できる。
ル等に適用できる。
以下、添付図面を参照して本発明方法を詳細に説明する
。
。
第1図及び第2図は、本発明方法の一実施態様例を説明
するための図である。
するための図である。
第1,2図において、1は外型、2は下型、5は中子、
5は上型であシ、これらはC02型やフラン鋳型で製作
されている。1は金型を利用してもよい。4は、下型2
に中子3を固定する幅木である(なお、幅木とは通常は
中子を支持するために中子の端を延ばして外型に装入す
る部分をいうが、本発明の第1図では、分離板6を固定
、支持するために、下型2に装入した部分をいう)。
5は上型であシ、これらはC02型やフラン鋳型で製作
されている。1は金型を利用してもよい。4は、下型2
に中子3を固定する幅木である(なお、幅木とは通常は
中子を支持するために中子の端を延ばして外型に装入す
る部分をいうが、本発明の第1図では、分離板6を固定
、支持するために、下型2に装入した部分をいう)。
6aは、外層を鋳造する部分と内層を鋳造する部分を分
離する円筒板であフ、例えば炭素鋳鋼板(8841)で
作られている。なお、この分離円筒板61は8541に
限定されるものではなく、他の鋼板や鋳鉄を使用するこ
ともできる。7は1分離円筒板6aを下型2に固定する
幅木である。6bは1分離板6aの表面に被覆した皮膜
層である。6aの表面に予じめ、Bj5H、Or 、F
s 、Cの内1種又は2′Wi以上を含有するNi 基
の金14を溶射あるいはメッキ等の方法によシ被橿した
ものである。
離する円筒板であフ、例えば炭素鋳鋼板(8841)で
作られている。なお、この分離円筒板61は8541に
限定されるものではなく、他の鋼板や鋳鉄を使用するこ
ともできる。7は1分離円筒板6aを下型2に固定する
幅木である。6bは1分離板6aの表面に被覆した皮膜
層である。6aの表面に予じめ、Bj5H、Or 、F
s 、Cの内1種又は2′Wi以上を含有するNi 基
の金14を溶射あるいはメッキ等の方法によシ被橿した
ものである。
8は、外層となる例えば高炭素高クロム鋳鉄溶湯9を鋳
造する取鍋である。10は該溶湯9が分離円筒板6と外
型1の間隙に注湯され九溶湯であシ、11は該溶湯10
の#固層である。
造する取鍋である。10は該溶湯9が分離円筒板6と外
型1の間隙に注湯され九溶湯であシ、11は該溶湯10
の#固層である。
一方、12は内層となる例えばねずみ鋳鉄13i鋳造す
る取鍋である。14は#溶$13が分離円筒板6と中子
50間隙に注湯された溶湯てあシ、15は該溶湯14の
凝固層である。
る取鍋である。14は#溶$13が分離円筒板6と中子
50間隙に注湯された溶湯てあシ、15は該溶湯14の
凝固層である。
内層は前記ねずみ鋳鉄の他に球状黒鉛鋳鉄も適している
し、また炭素鋼、低合金鋼、高合金鋼(ステンレス鋼)
尋、各種鋳鋼も使用できる。
し、また炭素鋼、低合金鋼、高合金鋼(ステンレス鋼)
尋、各種鋳鋼も使用できる。
次に、第1図及び第2図に基づいて具体例をあげて本発
明方法を説明する。
明方法を説明する。
ロールの外形を決定する外型1、ロールの底部を決定す
る下型2、ロールの内径を決定する中子3及びロールの
上部形状を決定する上型5を7ラン鋳型によって製作し
た。
る下型2、ロールの内径を決定する中子3及びロールの
上部形状を決定する上型5を7ラン鋳型によって製作し
た。
上記各鍔部1.2.3及び5と位別に外層と内層を分離
する分離円筒板6aを8841によって製作した。
する分離円筒板6aを8841によって製作した。
本発明では前記分離板6aの表面K B 、 +91゜
Or 、Fs 、Oの内1種またFi21[以上を含有
するNi 基の金属破榎6bを維こす。分離円筒板6
aが直接空気にさらされていると、4IK上部側では溶
湯と接触する前に、酸化スケールの生成あるいは、スラ
グが付着し一体化しにくい。これらの点線、Ni を
溶射あるいはメッキ等の手法によ〕改善できる。しかし
、■ 単独では、分離円筒板6&の厚さがロール肉厚の
2%以下の場合、すなわち、分離円筒板6aが溶融して
一体化する場合紘問題表いが、本発明の目的である分離
円筒板6aを溶融させずに一体化させようとする場合に
は、被a面6bと内層15の界面から外れる可能性、す
々わち密着しない可能性が高い。本発明のB 、 Si
は、Ni基金属の酸化防止、脱酸、溶湯との濡れ性向上
を意図したものである。本発明でのNi 基金属への
含有量は、好ましくは、次のとおシである。Bは。
Or 、Fs 、Oの内1種またFi21[以上を含有
するNi 基の金属破榎6bを維こす。分離円筒板6
aが直接空気にさらされていると、4IK上部側では溶
湯と接触する前に、酸化スケールの生成あるいは、スラ
グが付着し一体化しにくい。これらの点線、Ni を
溶射あるいはメッキ等の手法によ〕改善できる。しかし
、■ 単独では、分離円筒板6&の厚さがロール肉厚の
2%以下の場合、すなわち、分離円筒板6aが溶融して
一体化する場合紘問題表いが、本発明の目的である分離
円筒板6aを溶融させずに一体化させようとする場合に
は、被a面6bと内層15の界面から外れる可能性、す
々わち密着しない可能性が高い。本発明のB 、 Si
は、Ni基金属の酸化防止、脱酸、溶湯との濡れ性向上
を意図したものである。本発明でのNi 基金属への
含有量は、好ましくは、次のとおシである。Bは。
0.5〜5%、 Si 0.5〜5%。Bが0.5%以
下では、特に溶湯との濡れ性向上に顕著な効果が見られ
ず、5%では逆にスラグ管発生して好1しくない。また
、 8i が0.5%以下では、特に脱酸の効果が
不十分で、界面の@素を十分に除去できない。また、5
%以上では、被膜6bの強度が低下する。
下では、特に溶湯との濡れ性向上に顕著な効果が見られ
ず、5%では逆にスラグ管発生して好1しくない。また
、 8i が0.5%以下では、特に脱酸の効果が
不十分で、界面の@素を十分に除去できない。また、5
%以上では、被膜6bの強度が低下する。
Or は、5〜20%が望ましい。5%以下では、皮膜
面が保存あるhは注湯時に酸化してスケールを生じる可
能性があシ、製品に介在物欠陥が発生する可能性が出て
くる。また、20%以上では、皮膜面が硬くなる傾向が
8シ裏造後に1円筒板と内層とが分離しやすくなる。
面が保存あるhは注湯時に酸化してスケールを生じる可
能性があシ、製品に介在物欠陥が発生する可能性が出て
くる。また、20%以上では、皮膜面が硬くなる傾向が
8シ裏造後に1円筒板と内層とが分離しやすくなる。
CはQ、05〜2%が望ましい。0.05%以下では、
注湯後、皮膜へ内層材からの浸炭が起こるため、その近
ぼうの組織が不均一となる。また、2%以上では、逆に
炭化物を生成して脆くなるため、創造後、円筒板と内層
とが分離する恐れがでてくる。
注湯後、皮膜へ内層材からの浸炭が起こるため、その近
ぼうの組織が不均一となる。また、2%以上では、逆に
炭化物を生成して脆くなるため、創造後、円筒板と内層
とが分離する恐れがでてくる。
F・ は、0.5〜5%が望ましい。O,S%以下では
、Ni 基合金への他元素の固溶を促進できないし、
5%以上では、スケール発生の可能性が高くなる。
、Ni 基合金への他元素の固溶を促進できないし、
5%以上では、スケール発生の可能性が高くなる。
Ni は、ベース金属である。但し、単一では、Ni
Oの緻密な酸化物層を表面に持っておシ、融着しにくい
。そこで、他の金属と合金化する。
Oの緻密な酸化物層を表面に持っておシ、融着しにくい
。そこで、他の金属と合金化する。
上記8 、81以外に、Or f 5〜20%、02%
以下、Fe 5%以下會配合したNi基金属は、融点が
約1000Cであり本発明の金属皮膜6bとして特Kf
Ffましい。前記効果以外に、溶湯熱によシ溶融して、
溶湯中に拡散して強固な結合形式金権る。
以下、Fe 5%以下會配合したNi基金属は、融点が
約1000Cであり本発明の金属皮膜6bとして特Kf
Ffましい。前記効果以外に、溶湯熱によシ溶融して、
溶湯中に拡散して強固な結合形式金権る。
(実施例)
下型2にまず外型1を載置し、つづいてCr;10%、
B i 2.5%、Fe ; 2.5%、si ; 2
.5%、C; 0.15%、Ni; 82.5%の金属
皮膜6bt−施した分離円筒板6aを下型2に幅木部7
を埋めて固定した。
B i 2.5%、Fe ; 2.5%、si ; 2
.5%、C; 0.15%、Ni; 82.5%の金属
皮膜6bt−施した分離円筒板6aを下型2に幅木部7
を埋めて固定した。
次に、中子3を幅木4によって下型2に固定した後、上
型5を外型1の上に載置し、中子3、分離円筒板6の上
端を固定した。
型5を外型1の上に載置し、中子3、分離円筒板6の上
端を固定した。
しかる後、別途溶解された高炭素高クロム鋳鉄溶湯9(
例えば、C: 5.2%、 81: 0.9%、Mn
: 0.89%、Or : 22.0%、Nb: 4.
2%、Mo: 4.2%)を取M8によって分離円筒板
6と外ff1lとの間隙に注湯された溶湯10は、外型
1及び分離円筒板60間で凝固して凝固層11を形成す
る。
例えば、C: 5.2%、 81: 0.9%、Mn
: 0.89%、Or : 22.0%、Nb: 4.
2%、Mo: 4.2%)を取M8によって分離円筒板
6と外ff1lとの間隙に注湯された溶湯10は、外型
1及び分離円筒板60間で凝固して凝固層11を形成す
る。
上記の外層となる高炭素高クロム鋳鉄溶湯9を鋳込むと
同時に、内層となるねずみ鋳鉄13を取鍋12によって
分離円筒板6と中子5との間隙に注湯した。注湯された
溶湯14Fi、中子3及び分離円筒板6との間隙で凝固
して凝固層15を形成する。
同時に、内層となるねずみ鋳鉄13を取鍋12によって
分離円筒板6と中子5との間隙に注湯した。注湯された
溶湯14Fi、中子3及び分離円筒板6との間隙で凝固
して凝固層15を形成する。
凝固層11はロールの外層に、凝固層15はロールの内
層になる。
層になる。
凝固層11及び15の温度が室温まで低下した後、型ば
らしを行なり、その上端を整形し、ロールを完成させた
。
らしを行なり、その上端を整形し、ロールを完成させた
。
完成したロールは第2図に示す通シである。
また、得られたロールの内層と分離板及び分離板と外層
との鋳付き状況を調べた結果、それぞれの鋳付きは極め
て良好でろう九。
との鋳付き状況を調べた結果、それぞれの鋳付きは極め
て良好でろう九。
なお、内層・分離板及び外層の3層が完全に一体化した
良好な鋳付きを示すには、分離板の厚さ及び、金属皮膜
の厚さを次の範囲に制限することが好ましい。
良好な鋳付きを示すには、分離板の厚さ及び、金属皮膜
の厚さを次の範囲に制限することが好ましい。
内層を鋳鋼、外層を耐摩鋳鉄とする場合、分離板の厚さ
は、ロール肉薄の2〜7%が適している。分離板の厚さ
が、2%以下では、分離板が溶融し、内外Q混合層を生
じるため、特に、境界面の外層は所(の性状が得られな
い、また、厚さが、7%以上では1分離板によシ冷却さ
れ溶湯が急速に凝固して空隙を生じるため、一体化しな
い。
は、ロール肉薄の2〜7%が適している。分離板の厚さ
が、2%以下では、分離板が溶融し、内外Q混合層を生
じるため、特に、境界面の外層は所(の性状が得られな
い、また、厚さが、7%以上では1分離板によシ冷却さ
れ溶湯が急速に凝固して空隙を生じるため、一体化しな
い。
金属皮膜の厚・さけ1分離板の肉厚との間係が強いため
、範囲を特定しk〈い。肉厚が厚−場合には、薄くしな
ければ、溶湯に拡散しfkい部分が、硬い皮膜として残
るため使用中に外れる恐れがある。その範囲t−あえて
指定すると10〜500 Alnが望ましい。10 /
jtu以下では、皮II!を分離板に強固に接着させる
ことが困難で且つ、溶湯中に初期に拡散してしまうため
強固な一体品が得られない。また、300μm以上では
、拡散しない部分が前記のように硬い皮膜として残)や
すいからである。
、範囲を特定しk〈い。肉厚が厚−場合には、薄くしな
ければ、溶湯に拡散しfkい部分が、硬い皮膜として残
るため使用中に外れる恐れがある。その範囲t−あえて
指定すると10〜500 Alnが望ましい。10 /
jtu以下では、皮II!を分離板に強固に接着させる
ことが困難で且つ、溶湯中に初期に拡散してしまうため
強固な一体品が得られない。また、300μm以上では
、拡散しない部分が前記のように硬い皮膜として残)や
すいからである。
以上詳述した本発明方法による効果をまとめれば、次の
通〕である。
通〕である。
(II 外層と内層との間は分離円筒板にょシ完全に
隔離され、且つ、金属皮膜膚が溶湯中に拡散して接合す
るため強固な一体型ロールが得られる。
隔離され、且つ、金属皮膜膚が溶湯中に拡散して接合す
るため強固な一体型ロールが得られる。
(2) 外層の硬化層(高炭素高クロム鋳鉄)を鋳造
によって創作するので、溶接肉盛に比較して、短時間に
、しかも安価に製造できる。
によって創作するので、溶接肉盛に比較して、短時間に
、しかも安価に製造できる。
第1図及び第2図は本発明方法の一実施態様例を示す図
である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 中心部に中空部を有する円筒状のロールの外層及び内層
となるべき両者の境界部に両者を分離する板を、上記中
空部となる円柱状中子と外型との間にこれらと同心円状
に配置した後、外型と前記分離板との間に外層となる耐
摩耗鋳鉄、前記分離板と中子との間に内層となる鋳鉄又
は鋳鋼を鋳込み、前記外層材と分離板及び内層材とを一
体に溶着させる方法において、前記分離板の両面あるい
は、片面に、予じめ、B、Si、Cr、Fe、Cの内1
種または2種以上を含有するNi基の金属皮膜を施こす
ことを特徴とする複合鋳造ロールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6922885A JPS61229459A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 複合鋳造ロ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6922885A JPS61229459A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 複合鋳造ロ−ルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61229459A true JPS61229459A (ja) | 1986-10-13 |
Family
ID=13396655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6922885A Pending JPS61229459A (ja) | 1985-04-03 | 1985-04-03 | 複合鋳造ロ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61229459A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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BE1004340A5 (fr) * | 1990-08-24 | 1992-11-03 | Mannesmann Ag | Rouleau a refroidissement interne pour une installation de coulee continue et procede en vue de sa fabrication. |
CN103357470A (zh) * | 2013-06-17 | 2013-10-23 | 内蒙古五二特种材料工程技术研究中心 | 一种锤式破碎机的耐磨锤头及其制备方法 |
CN104308123A (zh) * | 2014-09-28 | 2015-01-28 | 贵州安吉航空精密铸造有限责任公司 | 铜钢双金属铸造应用技术 |
CN106392023A (zh) * | 2016-09-28 | 2017-02-15 | 广州凯耀资产管理有限公司 | 金属复合材料成型装置及工艺 |
WO2023120079A1 (ja) | 2021-12-20 | 2023-06-29 | 三菱重工業株式会社 | 粉砕ローラ及び固体燃料粉砕装置並びに粉砕ローラの製造方法 |
-
1985
- 1985-04-03 JP JP6922885A patent/JPS61229459A/ja active Pending
Cited By (6)
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