JPS61228802A - 靴の製造方法 - Google Patents

靴の製造方法

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JPS61228802A
JPS61228802A JP60068742A JP6874285A JPS61228802A JP S61228802 A JPS61228802 A JP S61228802A JP 60068742 A JP60068742 A JP 60068742A JP 6874285 A JP6874285 A JP 6874285A JP S61228802 A JPS61228802 A JP S61228802A
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JP
Japan
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bottom mold
sole
molding material
reinforcing member
manufacturing
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JP60068742A
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半田 幸一
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は靴の製造方法に係シ、特に靴底補強部材付二層
靴底を有する靴の製造方法に関する。
(従来技術) 運動靴、特に各種のジョギングシューズにおっては、着
地時に地面からの衝撃を緩和し足を保護するために例え
ばミツドソールが装着された如く二層靴底を有するもの
が出廻シつつある。
また一方、ファツション性の面から靴底自体の各層にそ
れぞれ異なる材料を用いるとともに着色を行い、意匠的
効果を打出した靴も見受けられる。
更に最近に至シ、靴底の特に摩耗の激しい部位に補強部
材を埋込んだ靴底補強部材材の靴も出廻シつつあるが、
この場合の靴は多くの場合一層靴底に補強部材を埋込ん
だものでしかなく、着地時の地面からの衝撃の緩和は得
にくいものであった。
ところで、従来の二層靴底靴における靴底の製造方法と
しては、例えば第9図に示す如く靴底材料の射出充填に
あたってボトムモールドに特定形状を有するダミーボト
ム20を使用し、ラスト1とダミーボトム20により例
えばミツドソールに該当する空隙21を形成し、射出成
形し、その後にダミーボトム20を通常の靴底形成用の
ボトムモールド3に交換し、アウトソールを射出成形し
、製造しているものである。
したがって、例えばダミーボトム20を通常の靴底形成
用のボトムモールドに交換した段階で、靴底補強部材2
2をボトムモールート上に置き、この状態でアウトソー
ルを射出成形し、補強部材付二層靴底を成形することも
可能なものではある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながらこのような製造方法にろっては、先ず第1
に、ボトムモールド3に置いた靴底補強部材22が、ア
ウトソールの射出充填の充填圧力により容易に移動して
しまい、所望の補強部位に部材を埋込むことができにく
いといった問題点が生じ、更に変形あるいはアウトソー
ル内に埋設されてしまうおそれがあった。
更に、製造工程の面からみてもミツドソール成形のため
のダミーボトムをアウトソール成形時には交換しなけれ
ばならない煩雑さも6D、必ずしも優れた製造方法とは
いえない問題点もめった。
また、靴底補強部材22はアウトソール内に埋込まれた
ものでろりてそれぞれ異質の材料よシ構成されているた
め、両者の相溶性が悪るい場合には使用時に補強部材だ
けが欠落してしまうといった問題点もあったのである。
一方、前記の製造方法を二層靴底製造の観点から考察し
てみると、ラスト底部踏付部23とダミーボトム20に
おいて完全な密着性の確保が不十分なために、ミツドソ
ール該当空隙にミツドソール成形材を射出充填した場合
に、該充填圧力のためミツドソール該当空隙21のみの
充填にとどまらず、爪先成形空隙24にまで成形材料が
流入し、その結果必然的に重量増大となシ、かつ爪先部
までが軟いものとなシ、物理的に所望の硬度を有する靴
底が得られないといった問題が発生し、またダミーボト
ムを取シ代えるごとに射出量を定量化しなければならな
い不都合さがおった。
本発明者はかかる上述の問題点を解決すべく検討を行な
い、例えばボトムモールド表面にボトムモールド穴部を
設け、該穴部に別部材である靴底補強部材を挿入保持さ
せ、この状態で一次成形空隙に射出充填を行ないミツド
ソールを成形し、次いでボトムモールド穴部をふさぐよ
うにして靴底補強部材を二次成形空隙に突出した状態で
アウトソールを射出充填してやれば、補強部材が靴底内
に一体的に埋込まれた補強部材付二層靴底が形成される
ことに着目し、また併せて靴底の一部となるミツドソー
ル成形材料が爪先部に流入することなくミツドソール該
当空隙のみに射出充填でき、更にミツドソールの位置お
よび充填量が可変でき、軽量化が図れるとともに、ミツ
ドソールとその外側に存在し靴底のまた一部を形成する
アウトソールの境界線が確実となシ、外観上好ましい二
層靴底の成形方法を検討し、本発明を完成させたのであ
る。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明の靴の製造方法は、ラスト、サイドモー
ルドおよびボトムモールドとによ多形成される靴底成形
空隙に、順次第一次成形材料、第二次成形材料を射出・
充填してなる二層靴底を有する靴の製造方法において; 前記ボトムモールド表面の適宜任意の位置の一部または
必要部に、靴底補強部材を挿入保持するボトムモールド
穴部を設け、該ボトムモールド穴部の底部材はボトムモ
ールド内に埋設した上下駆動装置により上下動自在とさ
れており、前記ボトムモールドを第一次成形空隙位置に
設定するとともに、前記底部材を下方に可動することに
よ多形成されたボトムモールド穴部に靴底補強部材を挿
入保持し、これにより形成された第一次成形空隙に第一
次成形材料を射出・充゛填し一次射出成形底を成形し、 次いで: 前記ボトムモールドを第二次成形空隙位置まで下降させ
るとともに、ボトムモールド穴部の底部材をボトムモー
ルド表面と概略同一となるよう上限に可動し、これによ
多形成された空隙に第二次成形材料を射出・充填し二次
射出成形底を形成し、これにより靴底補強部材を靴底内
に一体的に埋込んだ、 ことを特徴とする靴底補強部材付二層靴底を有する靴の
製造方法である。
また本発明の別の実施態様の靴の製造方法にあっては、
前述の一次射出成形材料の射出・充填において、例えば
ボトムモールド表面の更に適宜任意の位置の横方向に、
一部または必要部分においてボトムモールド突設仕切部
を設け、該突設仕切部はボトムモールド内に埋設した上
下駆動装置により上下動自在とされ、これにより第−次
成形材料の射出・充填を制御することができる靴の製造
方法でもめる。
したがって、この別の実施態様における靴の製造方法に
あっては、よシ具体的には前記の靴の製造手段において
; ボトムモールドを第一次成形空隙位置に設定した段階で
;ボトムモールド穴部の底部材を下方に可動することに
よ多形成されたボトムモールド穴部に靴底補強部材を挿
入保持するとともに、ボトムモールド突設仕切部を上限
に可動しラストに密接させ、これによ多形成された第一
次成形材料を射出・充填し;次いでボトムモールドを第
二次成形空隙位置に下降した段階で;ボトムモールド穴
部の底部材をボトムモールド表面と概略同一となるよう
上限に可動するとと    ′もに、前記突設仕切部を
下限に可動し、これによ多形成された第二次成形空隙に
第二次成形材料を射出・充填する、靴底補強部材付二層
靴底を有する靴の製造方法に関するものである。
この場合、靴底補強部材を構成する材料としては、成形
される靴底に対して強度的な点を確保するのであれば、
例えば加硫ゴム、ポリウレタン、熱可塑性ゴム、ポリ塩
化ビニル等の耐摩耗性のものが挙げられ、一方、クッシ
ョン性の確保を所望するのであれば例えば加硫ゴム、ポ
リウレタン、熱可塑性ゴム、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンビニルアセテート等の比較的軟質の素材を選択する
ことができる0 要は、後述する靴底材料となる第一次成形材料ならびに
第二次成形材料と相溶性、接着性に適応するものならば
どのようなものでも良いのである。
一方、第一次成形材料と第二次成形材料としてはそれぞ
れ同一もしくは異種のおよび/または同色もしくは異色
の材料を用いることができるものでおる。すなわち、こ
れらの成形材料は相互に加熱溶融することにより相溶し
、または被接着面を接着剤など′で被覆することによっ
て接着性があれば任意に組合せ使用することができるも
のである。
このような成形材料としては通常の靴底に使用される材
料でろれは得に制限されず、例えばポリ塩化ビニル、熱
可塑性ゴム、ポリウレタン等が使用される。
また第一次成形材料と第二次成形材料とにおいて、両者
ともめるいはその一方に発泡性材料を用いることもでき
、例えば第一次成形材料に発泡性のものを使用した場合
には靴底のクツシコン性が図れ、第二次成形材料に発泡
性のものを使用した場合には靴の軽量化が図れるもので
ある。このような発泡性成形材料としては、発泡性ポリ
塩化ビニル、発泡性ポリウレタン、発泡性ゴム等が使用
される。
(作用) 本発明による靴の製造方法においては、特に従来の補強
部材を埋込んだ靴底が一層のものしか製造し得なかった
のに比較し、ボトムモールド穴部を設けたボトムモール
ドを使用し、該ボトムモールド穴部に靴底補強部材を挿
入・保持させるとともに該穴部の底部材を上下動させ、
それにより二段射出・充填を行ない、二層靴底であって
しかも補強部材が靴底内に一体的に埋込まれかつ靴底の
表面と概略同一表面となる靴底を製造し得るものである
。            )しかも、゛ダミーボトム
を用いる二段射出・充填における補強部材の埋込み方法
と比較し、補強部材がなんら充填圧力によって移動して
しまうことがなく、靴底9所望の個所に補強部材を設定
することができるものなのである。
加えて、ダミーボトムモールドをなんら使用することな
く、一つのボトムモールドで二層靴底、例えばミツドソ
ールおよびアウトソールを形成することができ、そのう
え各層における境界線も確実に確保し得るものである。
この場合において、ボトムモールド表面に設けるボトム
モールド穴部は、該ボトムモールド表面の適宜任意の位
置に設定することができ、例えば比較的爪先方向の補強
(防滑、摩耗等)を目的とする場合にはその爪先部分に
設定し、踵部の補強を目的とする場合には、ボトムモー
ルドの踵部に設定すれば良いのでアシ、更には爪先部な
らびに踵部の両者に設定する如く、複数個設けることも
可能でるる。
また、ボトムモールド穴部の大きさは、該穴部に挿入・
保持する補強部材の大きさならびに厚さにより種々変化
し得るものであシ、また製造しようとする靴の種類によ
っても種々変更し得るものでもある。更にその形状もな
んら特定形状に限定される必要はなく、意匠的観点から
その形状を決定することも可能である。
一方、本発明の別の実施態様におけるボトムモールド表
面の横方向に設ける突設仕切部にあってもボトムモール
ド穴部との関係で、該ボトムモールド表面の適宜任意の
位置に設定することができ、例えばクッション性の良い
靴を製造する場合には該突設仕切部をボトムモールドの
つま先部に設置し、第一次成形材料の射出充填空隙を大
きくすれば良い。
更に、該突設仕切部はボトムモールド表面の横方向全域
にわたって設ける必要はなく、−吹成形材料が例えばつ
ま先部にまで流入しないためにはサイドモールド側、す
なわちボトムモールド表面の両サイドのみの一部に設け
れば良いのでろる。
このように、本発明の靴の製造方法におけるボトムモー
ルド穴部ならびに突設仕切部は、所望の靴の目的に応じ
、その設定場所を種々変化し得るものなのである。
本発明においては、ボトムモールド表面の適宜任意の位
置の一部または必要部に設けられたボトムモールド穴部
の底部材は、ボトムモールド(注:本明細書においては
ボトムモールド本体およびボトムモールド支持部の両者
を含む。)内に埋設された上下駆動装置により上下動自
在とされている。更に、ボトムモールド表面の適宜任意
の位置の横方向の一部または必要部分に設けられたボト
ムモールド突設仕切部は、ボトムモールド内に埋設され
た上下駆動装置により上下動自在とされている。かかる
上下駆動装置としては、例えばエアーシリンダー、油圧
シリンダー、ンレイド等が挙げられる。
したがって、ボトムモールドを上昇させて第一次成形空
隙位置に設定された段階にあっては、ボトムモールド穴
部の底部に位置する底部材は該駆動装置により下限まで
可動され、これにより該穴部に靴底補強部材が挿入・保
持され、第一次成形材料により、靴底補強部材が一体化
された一次射出成形底が成形されるのでおる〇一方、ボ
トムモールドを下降させて第二次成形空隙位置に設定て
れた段階では、該底部材はボトムモールド表面と概略同
一となるよう上限にまで可動され、これにより靴底表面
が均一化された第二次射出成形底が成形されるのである
したがって、該底部材の上下動は靴底補強部材の厚さに
より、または−次、二次射出成形底の厚味によっても左
右されて来るものでおる。
また、本発明の別の態様における突出仕切部を更に設け
た方法にあっては、前記の底部材の上下動と対応し、ボ
トムモールドが第−次成形空腺位置に設定された段階で
前記突設仕切部は該駆動装置により上限まで可動され、
これにより突設仕切部がラストに密接することとなシ、
射出成形材料の他の空隙部へのもれが回避できるのであ
る。
一方、ボトムモールドが第二次成形空隙位置    ゛
に設定された段階では該突設仕切部は前記駆動装置によ
り下限まで可動されるので、靴底にがかる突設仕切部の
射出成形あと(無射出部分)が残らず、意匠的にも優れ
たものとなって来るのである。このための上下動は、平
均して3〜6■程度のものである。
本発明方法で製造される靴の胛被としては例えば織布、
不織布、編布、皮革、合成樹脂レザー等が挙げられ、ラ
ストに装着する胛被形態としては遡常のラスト成形方法
で使用されるカエホルニア胛被、ストリング胛被のいず
れもが適用される。したがって本発明方法で製造される
靴としては運動靴、ジョギングシューズ等である0 (実施例) 以下に本発明を図面に基づいて更に詳細に説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による靴の製造
方法を示したものである。第1図にあっては、ラスト1
に胛被2をつり込み、それぞれボトムモールド3および
サイドモールド4にて靴底成形空隙を形成させる場合に
おける、ボトムモールド3を第一次成形空隙位置に設定
し、第−次成形空lll5を形成した場合のラスト側部
からの断面図を表わしたものでおる。
すなわち本発明の靴の製造方法は、ボトムモールド3と
して、該ボトムモールドの表面6の適宜任意の位置の一
部または必要部にボトムモールド穴部7を設けたものを
使用する。この場合、ボトムモールド穴部7の底部位置
には底部材8が存在しておシ、該底部材8はボトムモー
ルド3内に埋設された上下駆動装置9により上下動自在
とされているのである。
なお、本実施例においてはボトムモールド穴部7はボト
ムモールドの表面5の爪先方向部に設けたものである。
本発明の靴の製造方法におっては、先ず第一工程として
第1図に示す如く、ボトムモールド3を第−次成形空@
5を形成する位置に設定する。そして、この段階におい
てボトムモールド穴部7の底部材8を、上下駆動装置9
により下限まで可動し、靴底補強部材が挿入・保持し得
る空隙部を形成する。次いで該空隙部に靴底補強部材1
0を挿入・保持させ、この状態において第一次成形空隙
5に、第一次成形材料を注入口11よシ射出・充填し、
−次射出成形底を成形するのである。
第2図に第1図中のI−1線に基づくラスト横断面を示
す。すなわち、底部材8はボトムモールド穴部7におい
て上下駆動装置9により下限まで可動することにより靴
底補強部材が挿入保持される空隙部を形成し、該空隙部
に挿入保持された補強部材10は、第−次成形空隙部5
内に射出・充填された第一次成形材料により一体内に成
形底内に包囲されてくることになるのである。
したがって、第9図に示すようなボトムモールド3上に
補強部材を載置する方法とは異なシ、充填圧力によ)な
んら変形・移動の認められないものが成形されるのであ
る。
次いで一次射出成形底12を成形後、第二工程として第
6図に示す如くボトムモールド3を第一次成形空隙5を
形成する位置に設定する。
そしてこの段階におりて、ボトムモールド穴部の底部材
8を上下駆動装@9によりボトムモールドの表面6と概
略同一となるよう上限に可動させるのである。したがっ
て、この状態にあっては第一次成形底12は靴底補強部
材10を一体的に埋込んでいるとともに一部が突出され
該補強部部材10と底部材8との接触角が必然的にボト
ムモールド表面と同一となって来るのである。
次いでこの状態において形成された空隙13に第二次成
形材料を注入口14より射出・充填し、二次射出成形底
の内に補強部材10の突出部を埋込むような状態で靴底
が成形されるのである。
第4図に第3図中のl −Hmに基づくラスト横断面図
を示す。
以上のようにして、靴底補強部材が靴底内に埋込まれ、
かつ一体内に成形された二層靴底を有する靴が製造され
るのである。
なお、第1図ないし第4図にbってはボトムモールド3
に設けるボトムモールド大部7は靴の爪先方向に設けら
れているが、この位置は任意に変更し得るものであって
、かつその数も一個に限定されるものではない。
次に本発明の別の実施例に基づく靴の製造方法を第5図
ないし第8図に示す。
この別の実施例にあっては、上記のボトムモールド3に
ホトみモールド穴部7を設けるのに加えて、更にボトム
モールド表面6の適宜任意の位置の横方向に、一部また
は必要部分においてボトムモールド突設仕切部を設け、
該突設仕切部はボトムモールド内に埋設した上下駆動装
置により上下動自在とされ、これにより第−次成形材料
の射出充填を制御せんとする方法であるO 第5図に示す如く、この実施例にあっては、ボトムモー
ルドの踵部にボトムモールド穴NZを設け、該穴部7の
底部に位置する底部材8はボトムモールド支持部15内
に埋設された上下駆動装置19aにより上下動自在とさ
れているのでおる。この実施例にあっては、靴底補強部
材10を穴部7に挿入・保持させ、二段射出により靴底
内に一体的に埋込みを行なう手段は、前記の実施例にお
ける手段と向く同様でろる。
本実施例におっては、それに加えてボトムモールド突設
仕切部にて第一次射出成形の充填をも制御せんとするも
のであるが、具体的にはかかる製造方法は、ボトムモー
ルド5として前記ボトムモールド穴部を設けたボトムモ
ールド3の表面6の適宜任意の位置の横方向に、更に一
部または必要部分においてボトムモールド突設仕切部1
6を設けたものを使用する。この場合突設仕切部16は
ボトムモールド3内に埋設した上下駆動装置7により上
下動自在とされている。なお、17はボトムモールド内
の空洞でろって、突設仕切部16がボトムモールド3の
両サイドにおいて連動して上下動となるよう連絡部材を
通す孔である。
この別の実施例による靴の製造方法にあっては、先ず第
一工程として第5図に示す如く、ボトムモールド3が第
−次成形空諒5を形成する位置に設定され、ボトムモー
ルド穴部7の底部材8が前述の如く上下駆動装置9aに
より下限まで可動され、それにより靴底補強部材10が
挿入・保持されると同時に、ボトムモールド突設仕切部
16を上下駆動装置9により上限まで可動し、ラスト1
に密接させる。そして、このようにして形成された空隙
5に、第一次成形材料を注入口11よシ射出充填し、−
次射出成形底を成形するのでるる。
第6図に第5図中のIV−IV線に基づくラスト横断面
図を示す。すなわち、突設仕切部1,6ij上下駆動装
置9により上限まで可動することによりラスト1に密接
し、空隙5に射出充填された第一次成形材料はとの突設
仕切部により遮断され、第5図中の爪先部18まで流入
することが阻害されるのである。
次いで一次成形底12を成形後、第二工程として第7図
に示す如くボトムモールド3を第二次成形空隙13を形
成する位置に設定するとともに、ボトムモールド突設仕
切部16を上下駆動袋gt9により下限まで可動するの
である。この場合、突設仕切部16の一部分16aは下
限可動の段階でボトムモールド30表面6とほぼ同一平
面を構成するよう第8図に示す如く段差16aを設けて
おく方が好ましい。そしてこのようにして形成された空
隙13に、第二次成形材料を注入口14よシ射出充填し
、二次射出成形底を成形するのでるる。
第8図に第7図中の■−■線に基づくラスト横断面図を
示す◇ この第二工程にあっては、前述の実施例の場合と同様に
ボトムモールド穴部7の底部材8は、ボトムモールド表
面6と概略同一となるよう上限まで可動されているため
、靴底補強部材10は第二次成形材料により靴底内に埋
設されるとともに、突設仕切部16は下限まで可動され
ているため第二次成形材料は空隙13にいきわたシ、爪
先部18まで完全に充填され、所望の二層靴底とするこ
とができるのである。
なお、この別の実施例にあっては突設仕切部は靴のほぼ
踏まず部前方に位置し、ボトムモールド穴部は踵部に設
けているが、両者とも踏まず部前方に設定することも可
能である。そしてこの場合にあっては、ボトムモールド
内に゛埋設すべき上下駆動装置9,9aが非常に近い位
置に存在することとなる丸め、一方をボトムモー・ルド
本体内に、他方をボトムモールド支持部に埋設すること
となのである。
(効果) 本発明の方法は、上述の如くダミーボトムを便いること
なく同一のボトムモールドにて、靴底補強部材を簡便に
二層靴底内に埋設することができ、その一体化も特に良
好なものであって、従来方法に比較し優れたものである
といえる。
また、−次射出充填をも制御することが可能とカシ、従
来方法にみられた爪先部への成形材更にダミーボトムを
取シ代える必要のない簡便なものであシ、靴底補強部材
がなんら充填圧力により変形もしくは移動しない、優れ
た利点を有するものでもsb、特に−次射出成形材料お
よび二次射出・成形材料にそれぞれ異色の材料を用いる
ことにより、これまでに製造されていなかった靴底デザ
イン配色を得ることができるものでらる@
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例に基づく製造方
法を図示したものであり、そのうち第2図は第1図中I
t−1線断面図、第4図は第3図中1−1線断面図であ
夛、 第5図ないし第8図は本発明の別の実施例に基づく製造
方法を図示したものであり、そのうち第6図は第5図中
N−IV線断面図、第8図は第7図中V−V線断面図で
あシ、 第9図人およびBは従来の製造方法を1図示したもので
ある。 3・・・ボトムモールド 4・・・サイドモールド7・
・・ボトムモールド穴部 8・・・底部材     10・・・靴底補強部材9・
・・上下駆動装置  5・・・第一次成形空隙13・・
・第二次成形空隙 16・・・ボトムモールド突設仕切部 特許出願人   アキレス株式会社 牙1図 才2図 才3図 才4図 牙5図 牙6図 オフ図 才8図 牙9図 手続補正書 昭和60年 5月1 日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ラスト、サイドモールドおよびボトムモールドと
    により形成される靴底成形空隙に、順次第一次成形材料
    、第二次成形材料を射出・充填してなる二層靴底を有す
    る靴の製造方法において; 前記ボトムモールド表面の適宜任意の位置の一部または
    必要部に、靴底補強部材を挿入保持するボトムモールド
    穴部を設け、該ボトムモールド穴部の底部材はボトムモ
    ールド内に埋設した上下駆動装置により上下動自在とさ
    れており、 前記ボトムモールドを第一次成形空隙位置に設定すると
    ともに、前記底部材を下方に可動することにより形成さ
    れたボトムモールド穴部に靴底補強部材を挿入保持し、
    これにより形成された第一次成形空隙に第一次成形材料
    を射出・充填し一次射出成形底を成形し、次いで: 前記ボトムモールドを第二次成形空隙位置まで下降させ
    るとともに、ボトムモールド穴部の底部材をボトムモー
    ルド表面と概略同一となるよう上限に可動し、これによ
    り形成された空隙に第二次成形材料を射出・充填し二次
    射出成形底を形成し、これにより靴底補強部材を靴底内
    に一体的に埋込んだ、 ことを特徴とする靴底補強部材付二層靴底を有する靴の
    製造方法。
  2. (2)ボトムモールド表面の更に適宜任意の位置の横方
    向に、一部または必要部分においてボトムモールド突設
    仕切部を設け、該突設仕切部はボトムモールド内に埋設
    した上下駆動装置により上下動自在とされ、これにより
    第一次成形材料の射出・充填を制御する特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。
  3. (3)ボトムモールドを第一次成形空隙位置に設定した
    段階で;ボトムモールド穴部の底部材を下方に可動する
    ことにより形成されたボトムモールド穴部に靴底補強部
    材を挿入保持するとともに、ボトムモールド突設仕切部
    を上限に可動しラストに密接させ、これにより形成され
    た第一次成形材料を射出・充填し;次いでボトムモール
    ドを第二次成形空隙位置に下降した段階で;ボトムモー
    ルド穴部の底部材をボトムモールド表面と概略同一とな
    るよう上限に可動するとともに、前記突設仕切部を下限
    に可動し、これにより形成された第二次成形空隙に第二
    次成形材料を射出・充填する、特許請求の範囲第2項の
    製造方法。(4)第一次成形材料と第二次成形材料とが
    、それぞれ同一もしくは異種のおよび/または同色もし
    くは異色の材料である特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれか一項に記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011115548A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Creative Workshop (Internatl) Co Ltd 防水靴

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JP2011115548A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Creative Workshop (Internatl) Co Ltd 防水靴

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